2017年02月12日 (日)
【PENICILLIN】結成25周年!「続けることの意味や大切さを噛みしめて・・・」2月11日(土)<25th Anniversary LIVE ~HAPPY BIRTHDAY & VALENTINE’S DAY LIVE~>初日:新宿ReNY
REPORT - 01:39:37
今年2月で結成25周年を迎えたPENICILLINが、記念公演「25th Anniversary LIVE ~HAPPY BIRTHDAY & VALENTINE’S DAY LIVE~」の初日を新宿ReNYにて行った。
25周年=四半世紀ということから「Quarter Doll」が1曲目を飾り、勢いよく幕を開けた今宵のステージは、
「幻想カタルシス」「戦慄迷宮」といった近年の楽曲から、96年に発表したメジャーデビュー曲「Blue Moon」、
代表曲の一つ「99番目の夜」、さらに久々の披露となったアルバム収録曲など、
PENICILLINの25年間を彩ってきた新旧様々な楽曲が繰り広げられ、終始温かな祝福ムードに包まれたライブとなった。
MCでは結成当初の思い出話で和む場面もありながら、HAKUEI(Vo)は
「20周年から25周年の5年間は、それまでよりも自分の中で1年1年が重かった。
続けることの意味、大切さを以前よりも考えて過ごしてきたのかな。
ただ活動するだけじゃ意味がなくて、中身の濃い活動を、素晴らしい成長をしていけるように頑張りたい」
と、現在の思いを語った。
なお、この記念公演は、明日2月12日(日)新宿ReNY、そして18日(土)&19日(日)大阪 Shangri-laと続く。
さらに、5月に控えている東名阪ツアーは25周年ならではの内容になるとのこと。
2017年もPENICILLINから目が離せそうもない。
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■25th Anniversary LIVE ~HAPPY BIRTHDAY & VALENTINE’S DAY LIVE~
2/12(日) 新宿ReNY
OPEN 16:15 / START 17:00
2/18(土) 大阪 Shangri-la
OPEN 17:30 / START 18:00
2/19(日) 大阪 Shangri-la
OPEN 16:30 / START 17:00
■25th Anniversary 東名阪 TOUR 2017.May
17.5/3(水・祝) 名古屋 BOTTOM LINE
17.5/7(日) 新宿 ReNY
17.5/13(土) 梅田 AKASO
★PENICILLIN★
2017年02月09日 (木)
─櫻井有紀と田澤孝介の“声が奏でる響き”に胸が震える。─Karma『Beat―2017-』イベント・ルポ:2017年2月5日@初台ドアーズ
NEWS - 16:57:00V系のなかでも歌唱力の高さで屈指の定評がある、櫻井有紀と田澤孝介。
このふたりが同じひとつのステージに立って、たぐいまれなふたつの声のハーモニーを直球勝負で聴かせてくれるのがKarmaというユニットだ。
イベント『Beat―2017-』の初日に当たる2月5日、東京・初台ドアーズのステージに立ったのは、櫻井ソロ、田澤ソロ、そしてふたりによるKarmaの3組。
青いライトで彩られたオープンのステージには、上手にギターのommyこと城石真臣、下手にはピアノの山本裕太の姿がある。
この手練れのふたりによるアコースティック伴奏のほかには、あとはもう歌だけというミニマムなセッティングだ。
フロアを埋めた観客から手拍子が鳴り始めるなか、それぞれダークカラーのスーツに身を包んだ櫻井と田澤が登場。
白っぽい金髪をきれいに巻いて整え、胸元には紅いネクタイを覗かせた櫻井と、軽くセットした黒髪に、ネクタイも黒を合わせたスレンダーな田澤。
ふたりの歌の個性を象徴するように、たがいのルックスも好対照だ。
冒頭、演奏されたのは、ファンキーな彩りを帯びたKarmaの『Beautiful Days~翼をください~』。
この一曲をアントレに、まず櫻井のソロパートに突入する。
櫻井は自身のバンドriceのナンバーから、ときに洒落た、ときにメロウなラヴソングを選び、溢れんばかりの愛の想いを豊かな声でたっぷりと聴かせた。
対して田澤はMCでみせるフランクな印象から一変、テーマ性の勝ったソロ曲を奔流のようなハイトーンヴォーカルに乗せ、残像の残る鮮烈なアクトも交えてドラマティックな世界を築いてみせた。
そして、Karma。
それぞれ持ち寄った楽曲に加えて、Karmaとしてふたりで紡いだ曲を、櫻井はよりドラマティックに、田澤はよりリラックスして観客に向き合い奏でる。
「何年か前に歌の対バンみたいなイベントがあって、共演したのが有紀本人との出会いだったんです。
で、なにかの折に酒を飲んで、ふたりの声を合わせると気持ちいいね、一緒になにかやりたいね、って話になって」
とは、彼らが組むことになったいきさつを語ってくれた田澤の談。
当人同士が「気持ちいい」というのもよくわかる。櫻井の澄んで豊かなウイスパーヴォイスと、田澤のすこし掠れた甘さの宿るハイトーンヴォーカル。
このふたつの声が追い追われ、重なり合って生まれるハーモニーの絶妙さといったら!
ライヴ中のMCでは、5月にKarmaとしてのツアーが決まっていることも公表された。
ただひとの声が奏でる響きに、伝えられてくる想いに胸が震え、肌が泡立つ快感を、ぜひいちど生で体験してほしい。
文●深沢梨絵
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■「Beat-2017-」ツアーは今後、2月19日仙台HooK SENDAIから3月26日東京GARRET udagawaまで全10本が予定されている。
■Karma単体としての Karma Tour 2017 【ein groβ Nacht Musik -fünf-】が5月27日、28日南青山MANDARAにて開催される。
チケットはプレオーダーが3月28日〜4月11日、一般発売は4月22日となっている。
詳細:http://rice.jp/ http://www.takayuki-tazawa.com/
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★「Beat-2017-」告知映像公開中!★
2月5日初台DOORSで行われた「Beat-2017-」初日公演のダイジェスト版が「Beat-2017-」告知映像として公開されています。櫻井有紀、田澤孝介、Karmaが登場。
2017年02月09日 (木)
【ライヴレポート】<CLØWD>2nd Anniversary & 1st ONEMAN TOUR「Happy Birthday 2 You」2017年2月4日(土)、5日(日)新宿Zirco Tokyo!
NEWS - 00:43:42
2015年1月8日の始動以降、良質な楽曲と華やかなライヴを提示し続けて、着実にファンを増やしているCLØWD。
いち早くシーンの中で頭角を現すべく話題作りに腐心したり、背伸びをしたりするバンドも多い中、
地に足を着けて一歩一歩前進していることはCLØWDの特色であると同時に、大きな魅力といえる。
彼らの2周年を祝してZirco Tokyoで2日間に亘って行われた今回の公演も、
満員のライヴハウスでしか味わうことのできない熱気に満ちたライヴとなった。
2日目のライヴは、暗転した場内に「Child’s Dream」のイントロが鳴り響き、ステージ前面に降ろされたスクリーンが左右に開くと
バックライトに照らされたメンバーのシルエットが浮かび上がるというドラマチックな演出で始まった。
鮮やかなライティングに彩られたステージに力強く立って、煌びやかなサウンドを紡いでいくメンバー達と、
笑顔を浮かべてステージに見入るオーディエンス。ライヴが始まると同時に炸裂するパターンとは異なり、
世界観を構築して惹き込む幕開けが決まって、Zirco Tokyoの場内は瞬く間にCLØWDの世界へと染まった。
その後は、ファットなドライヴ感と流麗なメロディーを活かした「それでも、愛している」や、
パワフル&ソリッドな「BXXXes」などを続けてプレイ。
ライヴが進むに連れて激しさを増していく流れは心地好さに溢れていて、気持ちを引き上げられずにいられない。
場内を埋めたオーディエンスのボルテージも高まり、Zirco Tokyoのフロアはライヴ前半からヘッドバンギングの嵐と化した。
「ツアー・ファイナル、Zirco Tokyoへようこそ。昨日以上の……いや、明日が見える1日にしようぜ!」というKØUのMCを挟んだ後は、
R&Bテイストを活かしたキャッチー・チューンの「Tomorrowland」や、アッパーな「ワットインテンション」、
ヘヴィなミディアム・テンポから高速で疾走する後半へと移行する「エイジレス」などが演奏された。
強いオーラを発しつつ情熱的な歌声を聴かせるKØU、クールな表情でエモーショナルなギター・ソロを奏でる冬真、
華やかなステージングとタイトなギター・ワークのマッチングが光る庵、
爽やかな笑顔を浮かべてフレキシブルなベース・プレイを展開する猟平、パワフル&テクニカルなドラミングを余裕の表情で決めていく樹。
CLØWDの楽曲は難易度が高くて、確かなテクニックを要求されるものが多いにも拘わらず、
メンバー全員が客席に目を向けて演奏し、フィジカルなステージングを織りなす辺りはさすがといえる。
ライヴ中盤では胸に染みるスロー・チューンの「プラスチック・ハート」や、爽やかな味わいの「GIFT」、
ハイエナジーな「ANTITHESE」などをプレイ。バンドとしての表現力が高いCLØWDにふさわしく、
1曲ごとに空気を変えながらも散漫になることはなく、ライヴの深度を増していくのは実に見事。
様々なエピソードが散りばめられた物語を思わせる、ストーリー性に溢れた構成が光る中盤だった。
幅広い楽曲でオーディエンスの感情を突く手法が奏功して、
KØUの「狂う準備はできてるか! こんな腐った時代によ、本性のままで混じり合おうぜ!」という言葉と共に
中盤の最後に演奏された「ケミカルZOO」で、場内はホットな盛り上がりを見せた。
それでも物足りないKØUは、「こんなモンじゃ終われないんだよ! 2日目がこれで良いのかよ! オマエら、やれんのか?
バカになれんのか?」とアジテーション。冬真も加わって客席を煽った後、ライヴは後半に入り、
「Worry?」と「RUDENESS RESORT」がホットに演奏された。
暴力的にいきあげるのではなく、線の太いグルーブとキャッチーなメロディーをフィーチュアしたナンバーでボルテージを上げるアプローチは、爽快感に溢れている。バンドとオーディエンスの双方が発するエネルギーが混ざり合い、場内が一つになったことを感じさせる中、
本編のラストソングとして「Film of Life」をプレイ。客席からは自然と大合唱が湧き起こり、
アニバーサリー・ライヴにふさわしい盛大な盛り上がりとなった。
アニバーサリー・ライヴで、ここまでの2年間で得たものを余すことなく披露してみせたCLØWD。
今回の彼らのライヴを観て最も印象に残ったのは、彼らが洗練感を備えた楽曲とロックな姿勢を融合させた独自のスタイルを
創りあげていることだった。相反するテイストを巧みにバランスさせて、他では味わえない魅力を生み出したのはさすがの一言。
そして、CLØWDのファンはそんな彼らの個性を理解し、深く愛していることも感じることができた。
今回のライヴに足を運んだオーディエンスは、暴れる曲では徹底的に暴れつつ聴く曲はじっくり聴くという
理想的なリアクションを見せていたからだ。
2年間の集大成を見せると同時に、アンコールで披露した新曲の「バタフライ・エフェクト」で新機軸のドラマチックな味わいを提示したことや、
あらゆる面で大きな会場がフィットするバンドになっていることを実感させたこともあり、
3年目を迎えたCLØWDがさらなるスケールアップを果たすことは間違いない。
ライヴ中にKØUが放った、「叶わない夢など無いことを、俺達CLØWDが証明してやるよ!」という言葉が実現することを
強く予感させるステージだった。
文◎村上孝之
写真◎西槇太一
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CLØWD オフィシャルサイト http://clowd.tokyo/
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<CLØWD INFORMAMTION>
■RELEASE 情報
5th SINGLE 「バタフライ・エフェクト」
4月12日(水) 3-TYPE同時発売
【初回仕様】 3タイプ購入連動企画あり
【初回生産限定盤A】CD+DVD(DCCL-216~217)
<CD> 1. バタフライ・エフェクト 2. NEVER ENDING STORY
<DVD> 1.RUDENESS RESORT(LIVE at 日本武道館「JACK IN THE BOX 2016」)
2.CLØWD 1st ONEMAN TOUR 「Happy Birthday 2 You」FINAL at Zirco Tokyo密着ドキュメント
【初回生産限定盤B】CD+DVD(DCCL-218~219)
<CD> 1. バタフライ・エフェクト 2. 息吹
<DVD> 1.CLØWD Theater
【通常盤】CDのみ(DCCL-220)
<CD>1. バタフライ・エフェクト 2. エルゴ領域 3. バタフライ・エフェクト(KØULess Ver.)
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■CLØWD FREE LIVE TOUR「バタフライ・エフェクト-残響-」
5月2日(火) 【大阪】大阪VARON
5月4日(木・祝) 【愛知】名古屋HOLIDAY NEXT
6月16日(金) 【東京】TSUTAYA O-WEST
詳細後日発表!
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■CLØWD ONEMAN TOUR 2017「バタフライ・エフェクト-不死蝶-」
8月5日(土) 【東京】池袋EDGE & 猟平Birthday
8月12日(土) 【福岡】福岡DRUM SON
8月13日(日) 【広島】広島BACKBEAT
8月19日(土) 【千葉】柏Thumb up
8月30日(水) 【新潟】新潟GOLDEN PIGS BLACK STAGE
9月2日(土) 【北海道】札幌Spiritual Lounge
9月3日(日) 【北海道】札幌Spiritual Lounge
9月6日(水) 【宮城】仙台LIVE HOUSE enn 3rd
9月9日(土) 【愛知】名古屋HeartLand
9月10日(日) 【大阪】心斎橋CLAPPER
9月17日(日) 【東京】代官山UNIT & 庵Birthday
詳細後日発表!
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■リリース記念インストアイベント
4月12日(水) little HEARTS.新宿店
4月16日(日) ライカエジソン東京店
4月23日(日) 自主盤倶楽部
5月3日(水・祝) little HEARTS.大阪店
5月4日(木・祝) 名古屋ZEAL LINK
5月21日(日) BrandX
6月10日(土) 渋谷ZEAL LINK
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■CDショップ オリジナル特典 詳細
http://clowd.tokyo/news_detail/news_319.html
CLØWD オフィシャルサイト http://clowd.tokyo/