2016年05月07日 (土)
<ライブレポ>【HERO】5月6日(金)恵比寿LIQUIDROOM!New Single『LOVE LETTER』8月24日(水)リリース!9月から全国ワンマンツアー「ONEMAN TOUR 2016「LOVE LETTER」」を開催決定!
REPORT - 22:32:03
「生き(活動し)続けることを宣言した」最新アルバム『ALIVE』を手に、HEROは2月からワンマンツアー「ONEMAN TOUR 2016「ALIVE」」を行い続けてきた。その”セミファイナル公演”として、5月6日(金)恵比寿LIQUIDROOMを舞台に、HEROはワンマンライブを行った。
この日は、ヴォーカルJINの誕生日当日。毎年恒例の行事とはいえ、何より本人が一番楽しみにしていたように、舞台上で何度も「俺が高橋尽だ!!」と叫び続けていたように、5月6日のJINは何時も以上に輝いていた。
ある程度の流れを決めるとはいえ、その瞬間の気分で楽曲を決めてゆくスタイルでHEROは何時も演奏している。でもこの日は、事前にHEROIN(ファン)たちへ「どの曲を聴きたい??」と幾つか楽曲を提示、ほぼファンたちの求める声の強かった曲を歌う形で進行していた。
中には、「正直に言うと、俺はこの曲を歌いたい」と先に自分の歌いたい楽曲をリクエスト。その上で自分のリクエスト曲(『テーマソング』)を選択させ歌う場面もあれば、「誕生日だからみんな言うことを素直に聴いてくれるだろう」という目論見のもと、『アルコ&ピッツィカート』『極超過激愛歌~Hyper Ultra Lovesong~』』『「to you…」』3曲を並べたうえで、「出来れば『極超過激愛歌~Hyper Ultra Lovesong~』は避けたい」と事前にHEROINへ申請。みごとに『極超過激愛歌~Hyper Ultra Lovesong~』が選ばれる場面も。「歌いたくないけど、一生懸命に歌うぜ」と宣言した後に熱唱してゆく様も、JINらしさ。場内には、「大きな声で」「出てこいや」のやり取りや、騒ぎ狂うHEROINたちによる宴の景色が産まれていた。
『めっちゃ好き』では、歌詞を「めっちゃめっちゃJINが好き!!」と変え、HEROINたちと一緒に歌を掛け合ってゆく。これも、JINのバースデーというスペシャルな日だからこそ産まれた場面。
本編最後に「俺のフェイバリットソング」と告げ、祭り上がった空間へ『「Life」』を突きつけるが、ギターのチューニングが狂っていたことから演奏を中断。調音した後に再開した場面もJINらしさ。もちろんその後も、場内に無邪気な熱狂の笑顔咲く光景を作りあげていた。
アンコールでは、パートチェンジで演奏。JIN(Dr)/SARSHI(B)/YU-TA(G)/yusuke (Vo)の編成で『Paradox』を。JIN(B)/SARSHI(Vo)/YU-TA(G)/yusuke (Dr)のスタイルで『超過激愛歌~Super Ultra Lovesong~』を演奏。最初は張り切っていたSARSHIが、途中からカラオケマイク状態で歌っていたのもご愛嬌。
マーチングナンバー『カントリーロード』では会場中の人たちが腕を組み、「ハイハイ」と声を張り上げ無邪気に跳ね続ければ。『「ソプラノ」』では、JINとHEROINたちとによる「また明日会えないかな??」「ごめん明日は予定あるの」と、愛情たっぷりのやり取りも登場。サビでは会場中の誰もが、JINと一緒に「世界で1番君に出会って良かった」と大声張り上げ歌っていた。
この日のJINも幸せ者だったが、ここに集ったHEROINたちも、間違いなくこの場にいることが世界で一番幸せなひとときだったのは間違いない!!。
「今日からまたリスタートだ!!俺たちが歩き続ける限り、隣で一緒に歩き続けてくれ」。JINの語ったその言葉が、ジンと胸に染みていた。
最後に、HEROから届いたニュースを二つお伝えしよう。一つ目が、2016年第1弾シングル『LOVE LETTER』を8月24日(水)に発売のニュース。今回はジャケットもすべて異なる全部で5-Typeの作品を発売。『LOVE LETTER』と、JINの心の中で孵化し始めている『新曲』を共通音源に。3曲目には、異なる5曲のライブ音源を発売する。手元のデータには「通常盤」「JIN ver.」「SARSHI ver.」「YU-TA ver.」「yusuke ver.」と記されているように、メンバー推しで手にしていただくのも、バンド内人気競争の闘争心を掻き立ててゆくうえで面白そうだから、ぜひそうして欲しい(一応、全種類を購入したうえでとは記しておこう)。
二つ目が、シングル『LOVE LETTER』を手にした全国ワンマンツアー「ONEMAN TOUR 2016「LOVE LETTER」」を、9月からスタートさせること。最新作を手に彼らが、どんな彩りを持ったライブを描いてゆくのか!?。一つ言えるのは、何時も通りに「楽しくはしゃぎ狂えるライブ」になること。そこは、勝手に保証しておこう。チケットは、5月7日(土)の12時より先行予約がスタート(http://w.pia.jp/t/hero-love-letter/)。売り切れ予想警報も発動していることから、「急いで予約しろ!!」と、一応書いておく。
PHOTO: 菅沼剛弘
TEXT:長澤智典
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<セットリスト>
01.「ALIVE」
02.Ring a Ding Song
03.テーマソング
04.Days.
MC
05.極超過激愛歌~Hyper Ultra Lovesong~
06.Listen to me
07.「終わり」の歌
MC
08.「PURE SONG」
09.めっちゃ好き
10.罪と罰
11.セツナウタ。
MC
12.歌詞が出来ねぇ2014
13.「古今集」春 113
14.「Life」
-EN-
01.Paradox
02.超過激愛歌~Super Ultra Lovesong~
03.カントリーロード
04.「ソプラノ」
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★<< RELEASE >>★
2016年第1弾、最新シングルのリリースが決定!
今回は、新曲2曲に加え、カップリングM3違いのライブ音源を収録し、ジャケ写も5パターンの全5形態で発売いたします!!
2016.8.24(水)
NEW SINGLE RELEASE!
「LOVE LETTER」
¥1,080(税込)
・全5形態
・各3曲
M-1「LOVE LETTER」
M-2 新曲
M-3 ライブ音源・タイプ別に5パターン)
POCS-1458:通常盤
POCS-1459:JIN ver.
POCS-1460:SARSHI ver.
POCS-1461:YU-TA ver.
POCS-1462:yusuke ver.
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★<< LIVE >>★
ONEMAN TOUR 2016
「LOVE LETTER」公演決定!
★5/7(土)お昼12:00より先行予約
○受付方式:先着販売(全公演購入可能)
○受付期間:5/7(土)お昼12:00~5/30(月)23:59
○受付URL:http://w.pia.jp/t/hero-love-letter/
★6/25(土)午前10:00より一般発売!
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HERO
ONEMAN TOUR 2016
「LOVE LETTER」
・9/04(日)
埼玉県:西川口Hearts
開場17:00/開演17:30
前売券¥3,800(D別)/当日券¥4,300(D別)
(問)西川口Hearts/TEL:048-254-3345
・9/10(土)
大阪府:大阪MUSE
開場17:00/開演17:30
前売券¥3,800(D別)/当日券¥4,300(D別)
(問)大阪MUSE/TEL:06-6245-5389
・9/17(土)
神奈川県:横浜BAYSIS
開場17:00/開演17:30
前売券¥3,800(D別)/当日券¥4,300(D別)
(問)横浜BAYSIS/TEL:045-227-5528
・9/24(土)
愛知県:名古屋ell.FITS ALL
開場17:00/開演17:30
前売券¥3,800(D別)/当日券¥4,300(D別)
(問)名古屋ell.FITS ALL/TEL:052-211-3123
・10/01(土)
石川県:金沢AZ
開場17:00/開演17:30
前売券¥3,800(D別)/当日券¥4,300(D別)
(問)金沢AZ/TEL:076-264-2008
・10/10(月・祝)
京都府:京都MUSE
開場17:00/開演17:30
前売券¥3,800(D別)/当日券¥4,300(D別)
(問)京都MUSE/TEL:075-223-0389
・10/16(日)
岡山県:岡山IMAGE
開場17:00/開演17:30
前売券¥3,800(D別)/当日券¥4,300(D別)
(問)岡山IMAGE/TEL:086-236-0032
・10/23(日)
宮城県:仙台MACANA
開場17:00/開演17:30
前売券¥3,800(D別)/当日券¥4,300(D別)
(問)仙台MACANA/TEL:022-262-5454
・10/29(土)
東京都:TSUTAYA O-WEST
~ハロウィン企画~
開場17:00/開演17:30
前売券¥3,800(D別)/当日券¥4,300(D別)
(問)TSUTAYA O-WEST/TEL:03-5784-7088
・11/05(土)
北海道:札幌CRAZY MONKEY
開場17:00/開演17:30
前売券¥3,800(D別)/当日券¥4,300(D別)
(問)札幌CRAZY MONKEY/TEL:011-211-4480
・11/06(日)
北海道:札幌CRAZY MONKEY
「トーク&泥酔会 第1部」
開場14:30/開演15:00
前売券¥2,000(D別)/当日券¥2,500(D別)
2部
「トーク&泥酔会 第2部」
開場16:30/開演17:00
前売券¥2,000(D別)/当日券¥2,500(D別)
(問)札幌CRAZY MONKEY/TEL:011-211-4480
・11/12(土)
福岡県:福岡graf
開場17:00/開演17:30
前売券¥3,800(D別)/当日券¥4,300(D別)
(問)福岡graf/TEL:092-733-1199
・11/13(日)
福岡県:福岡graf
「トーク&泥酔会 第1部」
開場14:30/開演15:00
前売券¥2,000(D別)/当日券¥2,500(D別)
「トーク&泥酔会 第2部」
開場16:30/開演17:00
前売券¥2,000(D別)/当日券¥2,500(D別)
(問)福岡graf/TEL:092-733-1199
・11/19(土)
静岡県:静岡Sunash
開場17:00/開演17:30
前売券¥3,800(D別)/当日券¥4,300(D別)
(問)静岡Sunash/TEL:054-288-0880
・11/26(土)
福島県:郡山#9
開場17:00/開演17:30
前売券¥3,800(D別)/当日券¥4,300(D別)
(問)郡山#9/TEL:024-934-1980
HERO Web
http://hero-izm.com/
http://www.facebook.com/hero.izm
2016年05月06日 (金)
【ぷちれぽ♪】HAKUEI(PENICILLIN)が『ニコニコ超会議』のヴィジュアル系ステージにスペシャルゲストとして登場!!
REPORT - 16:08:064月29日と30日の2日間、幕張メッセにて「niconico」の超巨大イベント『ニコニコ超会議2016』が開催され、30日の「超ニコびじゅLIVE」のスペシャルゲストとしてPENICILLINのHAKUEIが登場した。
ヴィジュアル系バンド11組のライヴを行った「超ニコびじゅLIVE」。
HAKUEIは、アンティック–珈琲店–の輝喜(Dr)、Anli Pollicinoの琢磨(G),Yo-1(G),将寿(B)を従えスペシャルバンドを結成し、彼の別プロジェクト、ライチ☆光クラブの「メルヘン☆ジャック」をライヴ初披露。
激しくダークな表情でヴィジュアル系スタイルの神髄を見せてくれた。
さらに、アンティック–珈琲店–のみくとAnli PollicinoのShindyを招き入れ、3人でPENICILLINの「ロマンス -20thver.-」を熱唱。
同曲は1998年にリリースされた「ロマンス」の20周年記念バージョンであり、TBS系アニメ「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」OPテーマ曲でもある。
当時オリコン4位、累計は自己最大90万枚の大ヒット作だ。
かつての大ヒットアニメテーマ曲ということもあり、HAKUEIが「ロマンス -20th ver.-」を歌いだした途端、幕張メッセに訪れていた多くの漫画・アニメファンが一斉にステージに注目。
一目見ようと「超ニコびじゅ」ブースに駆け寄る場面も見られた。
大サビはマイクを回して3人で合唱。この日だけのスペシャルな組み合わせのライヴにファンたちも大興奮だった。
この日、ニコニコ動画のマスコットキャラである「ニコニコテレビちゃん」のアンテナの付いたカチューシャを付けて登場したHAKUEIだが、今年はソロデビュー20周年でもあることから様々な企画を準備中とのこと。
その内容が明かされる日を楽しみにしていてほしい。
【PENICILLIN オフィシャルweb】
【ニコニコ生放送概要】
■超ニコびじゅLIVE@ニコニコ超会議2016[DAY2]
http://live.nicovideo.jp/watch/lv258913752
■ニコ生V系音楽番組「ニコびじゅ」
毎週火曜 16:00~
2016年05月06日 (金)
【ライブレポート】ベル 初東名阪ワンマンツアー「THE平成歌謡ワンマンショー」★グランドファイナル★2016年5月5日(木)東京キネマ倶楽部!
REPORT - 14:03:14
2月に発売した1stアルバム『歌謡サスペンス劇場』を手に行われたベル初東名阪ワンマンツアー「THE平成歌謡ワンマンショー」、同ツアーのグランドファイナル公演が5月5日(木)に東京キネマ倶楽部で行われた。タイトルへ「THE平成歌謡ワンマンショー 東京編〜ハロ生誕記念〜」と名付けたように、この日はハロ(Vo)の誕生日のお祝いも兼ねて実施。
いなたい昭和の時代へ時間の針を巻き戻す『歌謡サスペンス劇場』(SE)に乗せ、メンバーが次々と二階にある小舞台から姿を現した、沸き上がる歓声。劇場公演は、哀切な歌が胸をキュッと疼かせた『シャボン玉』から幕を開けた。大きく手の花咲かせ、駆ける演奏へ軽快に身を寄せていく観客たち。わくわくとした気持ちが次々とシャボン玉のように飛んでゆく気分だ。
夢人のスリリングなギターの旋律を合図に、観客たちの感情へ一気に熱い興奮が注がれた。『家出少女』が導いた、はしゃぎたい嬉しい衝動。絶叫が、ずっと会場中へこだまし続けていた。
「生きてるかい!!」。ハロの声を合図に飛び出した『ノンフィクション』。妖艶な歌と演奏に合わせ横揺れすれば、サビではハロの動きに合わせ大きく手を振り、誰もが妖しい熱に溺れていった。
『ゼンマイピエロ』は、ベル流のGSナンバー。妖しく、華麗に歌いかけるハロ。軽快に駆ける演奏が、嬉しい興奮のビートを身体へ刻み込んでゆく。間奏で夢人が奏でたギターソロが、なんて泣き続けていたことか。
「1stアルバムとまったく同じ舞台セットにしました。このシャンデリアも、今回のライブのために購入しました」(ハロ)。その、徹底したこだわりこそがベルらしさ。
正人と明弥の導いた跳ねた演奏の上、夢人のむせび泣くギターの音色に導かれたのが、哀愁浪漫と妖艶な香りを携えた歌謡メロウな『さようなら僕だけの人』。まるで昭和の場末のキャバレーで箱バンの演奏を聴いている感覚さえ彼らは与えてくれた。
いなたい香りを携えたまま流れた『ビードロ』。その歌は、ひび割れた悲しい想いを呼び起こしてゆく。忘れたい恋の傷を痛い涙のナイフでえぐるように…。
バックビートの上で、ゆったり気持ちまどろむように奏でた『もう一度』。ねぇ、なんでこんなに泣かせようとしていくの?!。痛い想いや思い出に浸りたいなら。ほんの少しだけ光に触れたければ、ベルの歌に触れればいいってこと??。痛い心の擦り傷を、さらに広げるように流れた『あなたまぼろし』。哀切さをたっぷり湛えながらハロは歌いかけてきた、心に抱えた愛しき想いはまぼろしだったと…。
二階の小舞台に登場した怪すぎる司会者。正体は、MVに毎回登場している黒ちゃん。これは、歌謡ショーの幕開け?!。MV撮影の中、明弥のお尻を触って「良かった」と興奮した想いを黒ちゃんは語っていた。明弥と黒ちゃんは抱き合った仲?!。詳細は、彼らのMVで確認していただきたい。ちょっと下世話過ぎるので、これ以上文字にすることは遠慮しておこう。
加えて、ハロがメンバーへ誕生日の祝いを強要するシーンも。さらに、『厚化粧の女』でハロのバースデーを祝う予定をネタばらされてしまうハプニングまで。次々飛び出す、ハロの事故(自己)中過ぎる発言。メンバーは巧みにハロの振りを逸らしつつ、場内に笑いを取っていた。
弾け飛ぶスリリングな衝動与える『RED』が放たれた。前のめりな姿で客席を煽るハロに刺激を受け、演奏陣が突き付けたザクザクと疾走したビートに感情を煽られ、会場中の人たちが一斉に跳ねだした。場内を揺らす熱狂。ふたたび熱がこの空間を支配し始めた…。
「ワオッ!!」…ハロ、明弥、夢人、ハロと続いた観客たちとの声のやり取り。「バカになってください」、ハロの声を合図に炸裂した『音見世ディスコ』。妖しく艶やかな、でも騒がずにいれない熱い衝動を与えてゆく激しい演奏だ。何時しか誰もがタオル振りまわせば、頭振り乱し祭の中へ溺れていた。
「まだ殺れるよな!!」、哀切で情熱的なギターの旋律を合図に飛び出したのが、『バイバイ』。ハロは二階の小舞台に駆け上がり、観客たちを煽っていた。メンバーの凛々しく熱い演奏に刺激された場内中の誰もが、大きくバイバイしながら踊り騒ぎ立てる。ヤバいくらいに急上昇し出した場内の熱。
『やってない』で会場中に咲き誇った大きな手の花の光景。跳ねずにいれない。咲かずにこの宴へまみれてなんかいられない。何時しか夢人や明弥も、小舞台の上で演奏。それくらい煽り騒がずにいれない楽しさが、ここには満ちていた。
最後は、雅な音色響かせた『華』を心に響かせながら、彼らは今宵の熱狂劇を優しく抱きしめてくれた。最後に泣かせる歌を持ってくるなんて、ずるくないか?!
アンコール前には、ビジュアル系の煽りパターン話から、即興でデスボ煽りナンバー『死ね、やっぱり、生きろ』という新曲も制作し、演奏。音源化されることはないだろうが、何処かのライブで披露してくれる可能性はありそうだ。
アンコールの一曲目を飾る『アモーレ』、その煽りから歌へ…と思った瞬間、ここでハロのバースデーを祝うサプライズが。ハロはメンバー全員に、ケーキに載っていた苺を頬張らせてもらう場面も。事前に『厚化粧の女』で祝うと公言していたところを、さらっと嬉しい裏切りを見せてゆく様はさすがだ。
アンコールは、歌謡ラテンムード抱いた『アモーレ』からスタート。サビでは♪アモーレ♪のやり取りも登場。ふたたび熱が産まれだした場内。フリーキーなギターの音色とシェイクするビートが炸裂、『涙傘』を通し、会場中の人たちが跳ね続けた開放的な風景。左右にモッシュ。感情を熱く熱く掻き立ててゆく『厚化粧の女』に飛び乗り、騒ぎ狂うファンたち。間奏ではくるくる廻る様も。もはや興奮と昂揚のドラマは「壊れる」というクライマックスを迎えるのみ!!
最後に突き付けた『スローエモーション』でも、身体を思いきりシェイクさせ、サヒではタオル振りまわし、「歌謡サスペンスな激情」をベルは東京キネマ倶楽部に作りあげて逝った。
「ちょうど一年前、池袋サイバーでワンマンをやりました。それから一年後にこんなに大勢の人たちに包まれた景色を作ることができました。俺らはこの風景を忘れないし、これからも作っていくから」。ハロの言葉が、これからの未来へ向かうベルの意志を示していた。
「この4人ならずっと続けていける気がします」(夢人)
「この4人で活動出来ることが奇跡。この奇跡を続けていきます」(明弥)
「成長していく僕らをずっと側で観ていて欲しいなと思います」(正人)
そして…。「この4人で歩みを止めずにこのシーンを盛り上げていきます。つねに俺たちはもっともっと上を目指したいし、君らのことを考えているから。僕のことは嫌いになってもベルのことは嫌いにならないでください」(ベル)
最後に最新情報を。「7月13日(水)に4thシングルのリリース」が決定。「ベル夢人誕生日ワンマン公演」を、9月22日(祝・木)に四日市club CHAOSを舞台に「第二回 四日市市民大作戦」と題して開催。新宿ReNYを舞台に「2nd Anniversary〜冬の五大都市ワンマンツアーに向けてメンバー一同頑張っていきます。」と題し、10月18日(火)に「ベル 結成2周年記念ワンマン公演」を実施。そして、「ベル冬の五大都市ワンマンツアー『歌の大事件』」を行う。ベルにとっては初の五大都市ワンマンツアー、ファイナルは1月8日(日)TSUTAYA O-WESTだ。彼らの動向から目を離さずにいてくれ!!
TEXT:長澤智典
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―セットリスト―
『歌謡サスペンス劇場』(SE)
『シャボン玉』
『家出少女』
『ノンフィクション』
『ゼンマイピエロ』
『さようなら僕だけの人』
『ビードロ』
『もう一度』
『あなたまぼろし』
『RED』
『音見世ディスコ』
『バイバイ』
『やってない』
『華』
-ENCORE-
『アモーレ』
『涙傘』
『厚化粧の女』
『スローエモーション』
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★トピック.1★
7/13(水)4th シングルリリース決定!
★トピック.2★
9/22(祝・木)ベル夢人誕生日ワンマン公演
「第二回 四日市市民大作戦」
会場:四日市club CHAOS
★トピック.3★
10/18(火)・新宿ReNY
ベル 結成2周年記念ワンマン公演
「2nd Anniversary〜冬の五大都市ワンマンツアーに向けてメンバー一同頑張っていきます。」
★トピック.4★
ベル冬の五大都市ワンマンツアー
『歌の大事件』
日時:2016年11月26日(土)
会場:HOLIDAY NEXT NAGOYA
タイトル:ベル冬の五大都市ワンマンツアー『歌の大事件 ~名古屋編~』
日時:2016年11月27日(日)
会場:心斎橋VARON
タイトル:ベル冬の五大都市ワンマンツアー『歌の大事件 ~大阪編~』
日時:2016年12月2日(金)
会場:福岡Drum SON
タイトル:ベル冬の五大都市ワンマンツアー
『歌の大事件 ~筑豊魂2016~』
日時:2016年12月18日(日)
会場:仙台HOOK
タイトル:ベル冬の五大都市ワンマンツアー『歌の大事件 ~仙台編~』
日時:2017年1月8日(日)
会場:TSUTAYA O-WEST
タイトル:ベル冬の五大都市ワンマンツアー ファイナル『歌の大事件 ~東京編~ 』
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ベル Web