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2021年11月25日 (木)

【ライヴレポート】<PENICILLIN「Knocking on Utopia」>2021年11月3日(水・祝)新宿ReNY◆PENICILLINが描いた理想郷。そこには熱狂と興奮が渦巻いていた。 「曲がみんなの手元に届いてライブで披露して、初めて「Utopia」が完成すると思ってる」

REPORT - 18:00:16

  2021年度、PENICILLINのパンフレットCD第一弾作品として販売した「Utopia」。

同作品へ収録した楽曲、さらに収録曲たちを盛り立てるに相応しい曲たちを揃える形で行われたのが、113日(水・祝)に新宿ReNYで催した「Knocking on Utopia」公演。

当日の模様を、ここへ紹介したい。

 

 

 O-JIROの叩くタイトかつハードな高速8ビートのリズムの上に千聖のギターが刻むスラッシュメタルリフビートが重なり、HAKUEIが叫び声を上げるのと同時に、ライブはスタート。

攻めた表情を示す豪快なスラッシュナンバー「Mr.Freez」に乗せ、冒頭から観客たちをけしかけるメンバーたち。

それまで座っていた観客たちも瞬時に立ち上がり、その場で拳を振り上げだす。

破壊力抜群の衝撃。

熱狂という理想郷へ観客たちを導いてゆくに相応しいライブ姿をPENICILLINは冒頭から示しだす。

 

 

  「この世界の果てへ」と荒らげた声で観客たちを煽るHAKUEI。沸き立つ気持ちへ熱狂を注ぐように突きつけた「SAMURAI BOY」に乗せ、フロア中の人たちが、頭上高く広げた両手をはためかせ、快楽の世界へ向かって彼らと一緒に勢いよく突き進んでいく。

続く「Rosetta」でも、荒ぶる演奏と歌声に触れ、魂が熱くたぎりだす。

HAKUEIの熱情した歌声に気持ちが煽られる。

突き刺すような千聖のギターの音が身体を刺激し、興奮を引き起こす。もっともっと高揚した世界へ溺れ、もっともっと心燃やしながら、現実をすべて吹き飛ばしてしまいたい!!

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 この日のMCで、今回も無事に開催できたことを喜ぶメンバーたち。

今もメンバーたちは、最高のライブを作り上げるための日々を送り続けている。

だからこそライブを通し、溜まった感情をすべて吐き出してゆく。そのライブが熱くなるのも当然だ。

 

 

  千聖のギターリフが唸る。生きるか死ぬか、その覚悟を背負って攻めるように、PENICILLINはダークでワイルドな「DEAD or ALIVE」を突きつけた。

終始攻め続ける千聖のギター。声を張り上げ、「もっと激しく」と感情的に歌うHAKUEI。抑揚した気持ちが、激しく恍惚した想いへどんどん塗り変わってゆく。

このままイクところまでイッてしまえ。そう気持ちを掻き立てるところがPENICILLINらしいじゃない。

 

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  HAKUEIは「もっとスピード上げて」と歌っていた。

ポップなロックナンバー「NO CONTROL」に乗せ、限界を超えた先に広がる快楽という世界へPENICILLINは観客たちを連れだしてゆく。

HAKUEIの高陽した歌声へ導かれるように、フロア中の人たちも両手を高く広げ、時空を超えた先に広がる未来へ夢中になって飛びこんでいた。   

 

 

  あと数ミリ手を伸ばせば、求めた熱狂の中へ飛び込んでいける。そんな気持ちにさせたのが「border line」だ。

「限界という境界線を飛び越え、快楽へと繋がる理想郷へ足を踏み入れてきなよ」と誘いかけるように、彼らは指先まで痺れさせる熱狂を注ぎ込んでいった。

 

 

  MCでは、O-JIROと千聖のトークが展開。

「曲がみんなの手元に届いてライブで披露して、初めて「Utopia」が完成すると思ってる」と語るO-JIROと千聖。

この日のメンバー衣装は「Utopia」仕様。ここではジャケット撮影や衣装についての裏話も登場した。

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  次に披露したのが、パンフレットCDUtopia」の一曲目を飾った、「パライゾ」だ。

いななくような千聖のギターの音を合図に、PENICILLINは見ている人たちを奈落の底へ広がる理想郷に連れだした。

楽園や理想郷が天上にあるなんて誰が決めた。痛い恍惚に導かれ、闇夜の中で身悶え狂う場へ溺れることも理想郷だ。

言葉のひと言ひと言を噛みしめるように歌うHAKUEI。その想いへ寄り添いながらも、千聖のギターは悲痛という音のKISSを観客たちへ投げかけていた。

落ちてゆく感覚が、今はとても心地好い。

 

 

  身体を熱く揺さぶる衝撃と同時に、心の内側から燃え盛る刺激も与えていった「若きウェルテルの悩み」。

それまでの気持ちの内側を揺さぶる歌たちから色を塗り替えるよう、沸き立つ熱情のままに歌声や演奏をぶつけた「ファイブ」。

サビ歌でフロア中の人たちが花咲けば、間奏では、千聖の攻めに徹したギターソロが激しく火を吹いた。

熱く感情奮い立つ楽曲に興奮のスイッチを押された観客たちが、フロアの中で荒ぶりだす。

彼らは、観客たちが胸の内に抱えていたストレスを「ファイブ」を通してすべて吐き出させていった。

 

  この日のHAKUEIは、観客たちが声を出せないのをわかったうえで、あえて、言葉漏れそうになる問いかけを次々としていた。

HAKUEIいわく「みんなの顔の上に吹き出しがみえるようになってきた」の言葉が、素敵じゃない。

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  「暴れたいよな、いくぞー!!」。終盤のブロックを彩ったのが、タフ&ワイルドなロックンロールナンバーの「Dead Coaster」。

情熱掻き立てる演奏に乗せ、観客たちへ歌声のKISSを求めるHAKUEI。舞台の最前まで身を乗り出し、観客たちを煽る千聖。

フロア中の人たちも「天国へ堕ちて行こう」「果てしないロマンスへと狂い避け」の声に煽られ、掲げた手を躍るように揺らしていた。

もっともっと深く熱狂と熱情の中で愛し合おうと叩きつけたダークでパンキッシュな「REALXXX」でも、HAKUEIは「もっと強く もっと深く」と観客たちの心の奥へ奥ヘと熱い衝撃をぶち込むように歌っていた。

もっともっと深いところで心一つに熱狂の中でまみれようと熱く誘い続けていた。

 

 

 最後にPENICILLINは、「イナズマ」という衝撃を走らせた。フロア中でたくさんの火花が瞬く(手の花が大きく揺れる)光景が、胸を熱くさせる。

その姿に刺激を受け、さらに感情を振り乱し、挑発する演奏を刺し続けたメンバーたち。

この空間に遠慮なんかはいらない。気持ちが熱く沸き立ったら、それを思いきりぶつければいい。

たとえ声は出さずとも、伸ばした2本の腕は、いくらでもスパークした動きで声を上げられる。

終盤、激しく畳みかけるイナズマのような演奏に煽られ、火照った気持ちがおさまらない!!!!

 

 

 アンコールへ。千聖の溜めを効かせたギターが激しくいなないた。

力強くペダルを漕ぎ全力疾走するように、PENICILLINは「Utopia」収録ナンバーの「black buddy」を突きつけた。

荒ぶる感情を剥き出しに観客たちを激熱した世界へ巻き込んでゆくメンバーたち。

感情を荒々しく剥き出した演奏に刺激を受け、フロア中に数多くの手が揺れていた。

最後に、PENICILLINは「WARP」を演奏。ふたたび、この会場へ灼熱の景色を作りあげ、共に熱へまみれるように彼らは歌い演奏していった。

フロア中でたくさん咲き誇った手の花が、演奏という熱風を受け揺れ動く様が、とても美しく華やかだ。

さぁ、もっと自由に心を開放しよう。その笑顔の先に見えているのは、今宵あなたが求めたかった理想郷だ。

Chiyuを含めた癖の強い4人の天使たちが作り上げた快楽の世界に、誰もが嬉しく溺れていた。

だからこそ演奏を終えても、熱い拍手が止まなかった。                                           

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  ここからは、会場に足を運んだ人たちのためだけに演奏。この日選んだのが「Blood Red Snow White」。

ヘヴィでノイジックな千聖のギターリフ、そこへ絡むO-JIROChiyuによるラウドでタフなビート。

PENICILLIN流の豪圧ラウドロックナンバーへすべての感情を乗せ、HAKUEIが荒ぶる気持ちを剥きだしたままにぶつけてゆく。

HAKUEIの煽り叫ぶ歌声に、千聖が激しく掛け合う様がとても刺激的だ。

2人の熱い歌声のバトルへ触発され、フロア中の人たちもひと際激しく手を揺らしていた。

最後の最後にPENICILLINは破壊的な楽曲をぶつけてきた。

メンバーたちの「Oi!」と煽る声へ応えるように、高く拳を突き上げる観客たち。

モニターに足を乗せ、前のめりに挑む姿勢で声を荒らげるHAKUEI

その歌声を背中からガツガツと押してゆく、荒ぶる千聖の掛け声。

最高のコンビネーションだ。O-JIROも、いつも以上に手数多く荒々しいビートを叩き出していた。

猛り狂う演奏を通し、PENICILLINは最後の最後に観客たちを熱狂という一番欲しい理想郷へと連れてイッた。

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PHOTO: 折田琢矢

TEXT:長澤智典

 

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<セットリスト>

 

Rosetta Garden(SE)

Mr.Freez

SAMURAI BOY

Rosetta

DEAD or ALIVE

NO CONTROL

border line

「パライゾ」

「若きウェルテルの悩み」

「ファイブ」

Dead Coaster

REALXXX

「イナズマ」

-ENCORE 1-

black buddy

WARP

-ENCORE 2,

Blood Red Snow White

 

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<ライブ情報>

 

■新譜Euphoriaリリース記念ライブ

Arise to Euphoria

@新宿ReNY

 

配信チケット販売中 販売期間 ~1129() 21時まで

アーカイブ視聴1129() 2359分まで

 

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■HAKUEI BIRTHDAY LIVESUPER HEART CORE’21

1216日(木)@TSUTAYA O-EAST

 

開場/開演 1715/1800

全席指定

オフィシャル先行~1125日(木)2359

一般発売(先着)124AM10時~

 

【全ての情報はこちら】

 

★PENICILLIN Web★

https://www.penicillin.jp/

★PENICILLIN twitter★

https://twitter.com/PENICILLIN_info

★ファンクラブ入会案内はこちら★

https://www.penicillin.jp/fanclub/enrollment









2021年11月24日 (水)

【ライヴレポート】Waive 20周年記念ライブハウスツアー完結!年明け1月には、結成20周年記念のクライマックスとして再び渋谷公会堂の舞台へ!

REPORT - 17:19:23

 Waive結成20周年を記念したライブハウスツアーのファイナル公演が、11/23(火祝)渋谷O-EASTにて開催された。

 

結成間もない2000年にデモテープとして無料配布された初期の代表曲「TRUE×××」でライブの幕を開けると、続けて東京進出後の2002年リリースされた1stアルバム「INDIES」のリードトラック「バニラ」を披露。

冒頭から2曲目を終わった段階で、既にVo田澤孝介の衣装が破損するなどツアーを経てきたゆえのトラブルもありつつも、活動初期を彷彿させるようなテンション全開の体当たりのパフォーマンスで、フロアのボルテージを一気に上昇させた。

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ライブ中盤では「そっと」「Be kind」などWaiveの真骨頂でもあるバラード曲や、「Just Like Me」「unforgettablememories.」などWaiveのディープな側面も見せることでフロアは固唾を呑んで聴き入り、その光景をしっかりと目に焼き付けていた。

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そしてライブは後半に突入し、また一気に熱気溢れるパフォーマンスへと舵を切ると、リーダーのGt杉本善徳も、その鋭い眼光で客席を煽り倒し、未だ声を出すことが許されていないオーディエンスの心と身体を揺らしていった。

Gt貮方孝司、Ba高井淳も負けじとアグレッシブなパフォーマンスを展開し、その熱をさらに肥大させていく。

「いつか」で本編が終わった瞬間、全てを出し切ったように憔悴しきったメンバーの表情が、このライブの激しさを物語っていた。

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アンコールでは、この日43回目の誕生日を迎えた田澤と、3日後に公称800歳の誕生日を迎える杉本をバースデイケーキで祝福。

いままでありそうでなかったその光景にファンからの祝福も重なって、会場中が温かい空気に包まれた。

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杉本は「コロナ禍みたいなこともある中で、こうしてまたステージ立てることは奇跡的なことであって、今日この時間を共有出来たこと、1月にまた渋公で会えるということが決まっているだけでも奇跡だと感じているので、残りあと1曲ですが、その思いを噛みしめながら、最後までこの時間を大事に過ごせたらと思います。」と語り、田澤は「43歳の誕生日をWaiveに捧げさせていただきました。本当にこの先の未来のことはわかりませんが、年明け1月に渋公の約束があって、それがまだ救いだと思っています。もし来れる可能性がまだ1%でも残っているならば、是非会いに来てほしい。」と告げ、再演後に発表されたメッセージソング「Days.」でツアーファイナルの幕を閉じた。

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解散中というスタンスで、再集結後も何度か再演を果たしてきたWaive

結成20周年イヤーのクライマックスとなる渋谷公会堂のステージでは、どんな未来を見せてくれるのか?

はたまた、再び長き眠りについてしまうのか?

来年129日のWaiveに要注目である。

尚、このツアーファイナルの模様は、11/26(金)までアーカイブで配信中!

アーカイブ視聴ページ:https://web.liveheaven.net/rd/waive20211123/

年明け1/29渋公のチケットは、各プレイガイドにて11/28(日)まで最終先行受付中!

受付詳細ページ:https://www.waivewaive.com/2021/11/?p=6542

 

 

写真:加藤千絵

 

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11/23 渋谷TSUTAYA O-EAST

1. TRUE×××

2. バニラ

3. キミノヒトミニ恋シテル

4. PEACE?

5. わがままロミオ

6. will

7. そっと

8. Be kind

9. Just like me

10. ASIANnoirGENERATION

11. unforgettable memories.

12. ペーパードレスレディ

13. FAKE

14. あの花が咲く頃に

15. ネガポジ -Negative & Positive-

16. assorted lovephobia

17. Sad.

18. ガーリッシュマインド

19. いつか

EN

1. Days.

 

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<ライブ配信情報>

 

Waive 2Øth Anniversary Again #2
TOURNEED…?FINAL

11/23 渋谷TSUTAYA O-EAST

 

アーカイブ配信中:11/26(金)23:59まで

視聴チケット:¥5,500(税込+別途配信手数料)

アーカイブ視聴ページ:https://web.liveheaven.net/rd/waive20211123/

 

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<最新LIVE情報>

 

■Waive 2Øth Anniversary GIG FINAL
& AGAIN

2022129日(土)

LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)

 

開場16:00 / 開演17:00 

最大で20:00までに終演予定

各プレイガイド最終先行受付中:11/28(日)23:59まで

受付詳細ページ:https://www.waivewaive.com/2021/11/?p=6542

チケット一般発売:124()1000
指定席:¥7,800(税込)
(問合せ)DISK GARAGE 050-5533-0888 (平日12:0015:00)

Waive Official HPhttp://www.waivewaive.com

 

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<最新リリース情報>

 

★LIVE Blu-ray Waive 20th Anniversary Special GIG

「ライブハウス渋谷公会堂へようこそ。」

2021223日(火・祝)
LINE CUBE SHIBUYA

 

価格:8800円(税込)

Waiveオフィシャルショップにて発売中!

Waive Official Shophttp://waive.shop/

 

 

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★Waive OFFICIAL SITE★

https://www.waivewaive.com/

★Waive OFFICIAL Twitter★

https://twitter.com/Waive_info







2021年11月20日 (土)

【ライヴレポート】<HOWL「絶景FLAGS」発売記念ワンマン「RAISE A FLAG」>2021年11月19日(金)新宿HEIST◆「俺が思う“絶景”は画像検索で出てくる綺麗な景色じゃなくて、そこまで誰かと一緒に歩いた過程があるからこそ素敵だと感じられるもの」── 真宵(Vo)

REPORT - 19:10:08

1124日に初のシングル「絶景FLAGS」を発売するHOWL

通常販売に先駆け、いち早く購入することが出来る<「絶景FLAGS」発売記念ワンマン「RAISE A FLAG」>を、新宿の新しい会場・新宿HEIST1119日に行った。

 

絶景FLAGSのアーティスト写真で纏っている衣装は10月1日に行われたWWW公演で披露されていたが、ワンマンで披露するのは初。

写真とは違うアレンジをした真宵(Vo)、よっぴ(Gt)、ゆうと(Ba)yuki(Dr)が絶景を見せるべく、幸せな空間を作り出した。

 

定刻を少し過ぎたころ、ライブの幕があいた。

会場はキラキラしたはうるんるん(HOWLファンの総称)でいっぱいだった。

1曲目はもちろん、この日から発売となった「絶景FLAGS」!

会場は曲のタイトルにもあるフラッグを持ったはうるんるんも多く、初っ端から会場を盛り上げていく。

 1

続く「ふぁぼって人生。」では、変わったステージの形を武器に変え、所狭しと動き回るメンバー。

4人全員がボーカルを取る「生きてるだけで褒められたい。」と会場が1つになる曲が続き、会場のテンションも上がっていく。

 

さらに「honeydrunker」を畳み掛けるとはうるんるんも揃ったフリで会場を盛り上げ、サビではタオルを回し、メンバーの熱量に応えていく。

メンバーコールも繰り広げられ、推しのメンバーに向けジャンプで思いをぶつける。

 2

「今日しかできない思い出を一緒に作っていこう!」と、新しい会場での公演を喜んでいた真宵。

続けて「次の曲を披露できなかったら、後悔しちゃうなって昨晩思ったんだよ」としたり顔で話すと、この日フルで演奏するのは初となる「ぐーたらこーぽれーしょん」。

まだ3回目の披露のため、多少の照れはあるものの、サビではタオルを回すはうるんるん、予習はバッチリ!

 

「お前らが好きな曲ぶちかますぞ!」という真宵の掛け声で始まった「UNVENUS」。

ぐーたらした可愛い雰囲気だった会場を一変させ、カッコ良いHOWLを魅せた。

 

次は大人な雰囲気を見せるべく、「メルティナイト」を披露。

この楽曲の振り幅で雰囲気を自在に変えながら、フロアを魅了していくのがHOWLの魅力だろう。

 

ライブ当日の昼に「無防備フライデー」の振り付けがYouTubeにアップされていたのだが、見る事が出来ていない人もいるのでは、ということでゆうと大先生(Ba)が振り付けを解説。

HOWLイチ難しい振り付けをゆうとなりに解説し、会場を笑いでいっぱいにした。

  3

「アゲアゲにしちゃって良いですか!?」の真宵の掛け声で「無防備フライデー」へ。

DARLIN’!!」「極楽浄土」とHOWLらしい、皆を笑顔にさせる楽曲が続いた。

さらに「先天性君症候群」で会場の一体感は最高潮に。

可愛らしいフリがある楽曲に、はうるんるんも一緒に会場を盛り上げる。

 

本編ラストとなるのは「アーティスト」。

最後まで会場をひとつにし続けた彼ら、6月から毎月ワンマンを開催してきたバンドの成長ぶりを、手に取るように感じる事が出来た。

会場からの大きな拍手で本編は幕を閉じた。

 4

アンコールでは先行発売となったシングルの裏話なども繰り広げ、毎度お馴染みの長いMCを披露

「俺たちの愛情を受け取ってくれますか?」との真宵のメッセージから、「愛情絶対値」をプレイ。

HOWLからのはうるんるんへの愛情は、間違いなく伝わっていたことだろう。

先行発売となったシングルに収録されている「ボクラノシンフォニー」で、愛でいっぱいの会場をさらに幸せで埋め尽くしていく。

MCでのゆるさが嘘のようだ。

 

続けて「#prologue」。アンコールでも会場はどんどんひとつになっていく。

真宵が思わず「楽しいな!」と口に出してしまうくらいである。

アンコールの最後は2度目の「絶景FLAGS」。

 

「俺が思う絶景は、画像検索で出てくる綺麗な景色じゃなくて・・・そこまで誰かと一緒に歩いた過程があるからこそ素敵だと感じられるもの。

声は出せなくてもこの曲で通じ合って、そんな1秒を集めて、共鳴できると思ってる」

と真宵の熱い気持ちが伝えられ、ラストの楽曲は始まった。

最初に聞いた楽曲のはずなのに、なんだか違う曲のように聞こえるから不思議である。

 

「ゼッケイヲミニイコウ」

 

HOWLと一緒だったら、きっとこの先も素敵な絶景を見に行けるのだろう。

 

 

HOWLの年内のワンマンは、残念なことにこの日でラストだった。

12月に予定されていたクリスマスライブはHOWLの体調不良により、「メタナイト」が代わりに出演することになっている。)

 

だが、2022年も止まることを知らないHOWL

1月の<共鳴ル初メ。>を皮切りに、4月の最大キャパワンマン<メルヘンオーディション『  /150』>までワンマン公演が発表となっている。

特典付きのチケットに加え、無料チケットも用意されているので、チェックしていただきたい。

 

 

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<SET LIST>

 

SE

1.絶景FLAGS

2.ふぁぼって人生。

3.生きてるだけで褒められたい。

4.honeydrunker~メンバーコール~

MC

5.ぐーたらこーぽれーしょん

6.UNVENUS

7.メルティナイト

MC

8.無防備フライデー

9.DARLIN’!!

10.極楽浄土

11.先天性君症候群

12.アーティスト

アンコール

1.愛情絶対値

2.ボクラノシンフォニー

3.#prologue

4.絶景FLAGS

 

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OFFICIAL WEBSITE

https://howl-official.com/

 

公式 @HOWL_staff

Vo.真宵:@myi_howl

Gt.よっぴ:@yoppy_howl

Ba.ゆうと:@yuto_howl

Dr.yuki@yuki_howl

 

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ONE MAN LIVE

 

<2021>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

メタナイト Premium Christmas Live 2021

20211224()渋谷Starlounge

HOWLの出演はありません。

 

<2022>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

新春初詣ワンマン「共鳴ル初メ。」

2022112日(水)池袋EDGE

ゆうとBDワンマン「ROCK!!HERO!!

2022212日(土) 新宿clubSCIENCE

真宵BDワンマン「一蓮托生」

2022215日(火)渋谷Starlounge

よっぴBDワンマン「よぴバサウルスTOKYO2022

202231日(火) ZircoTokyo

最大キャパワンマン「メルヘンオーディション『  /150』」

202148日(金)渋谷club asia

 

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RELEASE 

 

★1st single「絶景FLAGS

20211124() RELEASE

Music Video https://youtu.be/ml3DU9ep_Kg

 

1124日から東京にてインストアイベント決定!!

https://howl-official.com/2281/

 

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ONLINE EVENT

 

絶景FLAGS発売記念!HOWLオンライントークイベント

1128() 時間:17:00~25:00

https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02ihe3wprvx11.html