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2022年04月25日 (月)

【ライヴレポート】<圭ワンマンライブ『MOONPHORIA -帰還の満月-』>2022年4月17日東京・SHIBUYA STREAM Hall◆──圭、歌い始めて1年。すべてを昇華してここからようやく次に進める。

REPORT - 21:00:42

圭(BAROQUE)が417日、東京・SHIBUYA STREAM Hallにてワンマンライブ『MOONPHORIA –帰還の満月』を開催した。ソールドアウトで迎えたこの日の公演のレポートをお届けする。

 

 

新月の夜、舞台の中央にマイクスタンドを立てて、自分が過去に作った曲に背中を押されるようにギタリストだった圭は歌いだした。あれから1年ーー。歳月とともに、いろんなものを受け入れることで月は満ち、満月になった。ギタリストだろうがボーカリストだろうが、いつ作った曲だろうが誰と一緒に演ろうが、自分は自分の音楽を表現していくだけ。この日の圭は、これを清々しい顔で体現。人々を幸せにするような笑顔で終始フロアを照らし、これまでになかったような人間らしい温かみを観ているものに宿すハッピーな一夜を、ボーカルライブで作ってみせたのだ。そんな圭を祝福するように、昨晩から夜空には美しいピンクムーンの満月が姿を表していた。

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ジョン・レノンをBGMにメンバーが静かにオンステージ。

この日は結生(Gt/メリー)、山口大吾(Dr/People In The Box)、hicokey&Mani)といういつものサポートメンバーに、かつて圭とkannivalismを一緒にやっていたYUCHIBa/sukekiyo)が新しく加わった。hicoの白い鍵盤にスポットがあたり、静かに「wailing wall.」の美麗なフレーズを響かせる。いつもの花道の代わりに、舞台中央には圭ソロでは初となるお立ち台がお目見え。

そこに立った圭は、ハンドマイクで自身のマインドにこの世に生まれた理由を問いかける。問いかけながらも、答えを確信している迷いのない歌だった。

そこから“此処では無い世界求めた”と歌う「17.」へと展開すると、静寂に包まれた場内に、エネルギーが解き放たれていく。

多弦ベースから繰り出すYUCHIの強力なグルーヴ、アクティブなパフォーマンスがさっそく圭のギターを始め、バンドを刺激。その音の高まりが高揚感を誘い、客席からは自然とハンドクラップが巻き起こり、「pitiful emotional picture.」では、ギターを背中に回した圭が、ハンドマイクで歌いながらフロントを軽快に動き出す。

オープニングをつとめる曲たちは1年前とほぼ同じ顔ぶれ。緊張感が続くなか、新しい姿を「理解」しようとお互いが気張っていた1年前とは違い、今日はステージと客席、ともに「楽しもう」とい気持ちを共有しているように見えた。「今日、俺は楽しみだったんだけど、顔を見てるとみんなもそうなんだというを実感した」と、オープニングからすでに圭もその変化を感じている様子。

「この1年、やってきたことすべてに意味があって、作ってきた曲すべてに意味があると分かった」と語りかけたあと、驚きだったのは、このあと圭がバンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHIの大桃子サンライズに提供した「青空に吹かす夜、晴れ渡る日」を歌い出したこと。

意外にもこの疾走感溢れるバキバキの歌ものの表現が、圭のいまのモードにフィットしていて、聴いていて清々しい気分になった。ブルーライトに包まれ、変拍子のなかで歌とインストをクロスオーバーさせていく世界観をもった「the blueroom.」、そこから山口のシャープなドラミングの上をベースがファンキーに飛び跳ね、体をバウンスさせていったインスト曲「longing star.」。

歌ものからギターインストへと見事に流れていくセットリストを、1本のライブのなかに違和感なく組み込めるようになったのも、いまの圭ならではだ。

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続いて、この日はYUCHIがエレクトリック・アップライトベースを構えると、kannivalism時代によくプレイしていたROUAGEのバラード曲「Home sick」をカヴァー。

大人仕様にアレンジした音に包まれ、圭の優しい歌声が場内を癒していく。歌い終えたあと「カニちゃんで演ってた曲を時間が経って、また(YUCHIと)一緒に演奏できるのは感慨深いです」と感想を述べたあと「今日はピンクムーンなのでセクシーな演奏でお届けしましょう」といって曲は「moon dreams.」へ。繊細な表現からダイナミックに変化していくバンド演奏で、スケール感たっぷりに月を描いていく。

ここではhicoのジャジーなピアノソロにシンクロして、圭のギターが艶めきだし、そこにバネ感たっぷりベースがからんで、肉感的にもセクシーさを表現。バンドの体温がうねりだしたところで、「the salvation.」でロックモードが急激に目覚める。そこから早口な歌でパッキッシュに突っ込んでいく「4letter word.」でテンションを上げていったところで、幻想的なギターのリフレインから始まる「autophobia.」で観客をいっきにクールダウン。そこから夜空へ連れていった「cry symphony.」は、これまで観たどのライブよりも歌とサウンドが美しくエモーショナルに見事に溶け合い、夢と現実の間を泳いでいるような余韻に包まれるパフォーマンスに陶酔。

 

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「この1年、歌うことになっていろいろチャレンジして挫折もあった。バンドが急に止まって、心の整理がつかないままソロを始めて。その頃は過去に書いた曲もまだ昇華しきれてないのに、どうにか昇華して歌って、前に向かおうとしてたけど、もうそういう気持ちはない。いままで書いた曲は宝物。やっと自分のなかで昇華できたよ。これからは歌も演奏もいままでとは違う。ようやく次に進めると思います」

 

 

いまだからこそ語れる気持ちをファンに吐露した圭は、このあと1年前と同じようにBAROQUEのナンバー「BIRTH OF VICTORY」、「I LUCIFER」を続けてアクト。感傷的な気持ちを表に出さないように必死にアクトした1年前、悲痛な叫びだった歌は、前を向き、生き生きとした歌に変貌。客席を輝かせるほど眩い生命力に満ち溢れていた。

そして、ここに到達できたからこそ、圭はこのあと1年前にはなかったBAROQUEの「MEMENTO」をセットリストに加えたのだろう。緩急の激しい歌とサウンドで、人々を根こそぎその生命力の渦のまっただなかへと引き込んでいくクライマックスで、観客各々の心を活力で満たし、本編は終了していった。

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アンコールは、本編でYUCHIが昔、カラオケで尾崎豊の「15の夜」を好んで歌っていたことをバラした圭が、他のメンバーとも尾崎話で大盛り上がり。そんなハッピーなムードのまま、BAROQUEの「STAY」、1年前からずっとライブの最後を締めくくってきた「ring clef.」をピアノの弾き語りで客席を見ながら届けていった圭。

パフォーマンスを終えたのち「みんなの目が綺麗でキラキラしてて。生きてる人たちの目をここ(ステージ)から見てびっくりした」と驚きつつ「いいことばかりじゃない世界。いろんなことを考えてしまったときは、みんなが生まれてきた意味を思い出して下さい」という言葉を最後に添え、圭はお立ち台の上に立ち、弾き語りで新曲(未発表)をプレゼントしてステージを後にした。

 

 

なにもかも吹っ切れたようなとびっきりの笑顔、変な気負いがなくなったことで、場内の空気まで開放的になり、歌、音、その存在までもが生き生きときらめきだした圭。

 

 

次に進む先を早く見てみたい。

 

 

 

ライブレポート◉東條祥恵 

写真◉加藤千絵(CAPS)

 

kei_MOONPHORIA_セトリ画像 

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RELEASE INFO.

 

NEW ALBUM

utopia.

NOW ON SALE

 

収録曲 // COMPLETE 12 TUNES

scene1____spirit in heaven.

scene2____longing star.

scene3____helix.

scene4____mobius.

scene5____sanctuary.

scene6____cell structure.

scene7____monolith.

scene8____the sin.

scene9____eve.

scene10____in the light.

scene11____embrace.

scene12____utopia.

 

All Music & Produced :

Guitar & All Instruments :

Recording & Mixing, Mastering Engineer :

 

<通常盤>PGSK-038 (CD) 3,500

Manufactured & Distributed by sun-krad Co., Ltd.

 

<会場・通販 限定盤>【数量限定】 PGSK-037(CD) 6,500

※特殊パッケージ LPサイズジャケット仕様

 

詳細▷http://pigmy.jp/news/1133/

 

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サブスク配信中

■圭

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2022年04月22日 (金)

【ライヴレポート】<XANVALA 2nd ANNIVERSARY ONEMAN TOUR「月と太陽」振替公演「ケ・セラ・セラ」>2022年4月21日(木)渋谷club asia◆「俺たちがバンドを始めたときに夢を見せてくれたヴィジュアル系のように。俺たちもみんなに夢を与えていきたい。」──Vo.巽

REPORT - 22:52:03

 本当なら131日と21日に行うはすだったXANVALA 2nd ANNIVERSARY ONEMAN TOUR「月と太陽」ツアーファイナル。21日の振替公演になったのが、421()に渋谷club asiaで行った『XANVALA 2nd ANNIVERSARY ONEMAN TOUR「月と太陽」振替公演「ケ・セラ・セラ」』になる。

 

 巨大なスクリーンに映し出された青い月。その球体は、次第に闇に覆われ赤く浸食されていく。ギターの旋律が流れだすのに合わせ、赤い月に映し出された「ケセラセラ」の文字。。。XANVALA 2nd ANNIVERSARY ONEMAN TOUR「月と太陽」ツアーファイナル公演が、幕を開けた。

 

 お馴染みのSEsatellite rondo』に乗せ、新衣装を身にまとったメンバーらが次々と舞台へ姿を現した。白い衣装姿の演奏陣、対して、巽は真っ赤な衣装姿だ。XANVALAのライブは,最新アルバム『月と太陽』の1曲目を飾った『デスパレート』から幕を開けた。冒頭からがなり声を上げ、Λ(ファン)たちを煽る巽。演奏陣は冷静な出で立ちで。でも、身体を直撃する轟音を叩きつけてゆく。巽の後ろで声を張り上げる70.。フロアの熱が高まるのに合わせ、メンバーらも派手に動きだし、この空間へ次々と赤い衝撃を注ぎだした。

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  一度上がった拳が下りることはない。熱を抱いたフロアへさらに狂気と狂喜を注入するように、XANVALAは『Bamby』を演奏。フロア中の人たちが髪の毛をザンバラに振り乱し、熱狂へ身を捧げだす。気持ちを一つにヘドバンするΛたちの光景や拳振り上げ騒ぐ姿が、ヤバいくらいにイカれてる。それこそがXANVALAのライブのスタンダード。猛り狂うほどに高揚した感情の熱をどれだけ大きく膨らませるかが、この日もライブの出来を評価する鍵になる。

 

 この日の彼らは、甘い表情なんて全部楽器ケースの中へしまい込んで舞台に上がっていた。「一緒に堕ちていこう」「お前らと堕ちていけるなら、俺は幸せです」。高らかに歌いあげる巽。その声へ同調するように、跳ねた演奏が轟きだす。XANVALAは『左耳の悪魔』をΛたちの意識を壊す最高の武器に変え、フロア中の人たちを騒ぎ狂う獣に変えていった。満員のΛたちが一斉に飛び跳ねたときの床を揺らす衝撃も久しぶりだ。我を忘れ理性をかなぐり捨て、本能のままに暴れ騒ぐ。これこそがライブ。これこそが、XANVALAのライブでいつも感じている熱狂と興奮、恍惚だ。

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 悪魔と化したΛたちの意識をさらに歪め、狂わせるように、XANVALAは新曲の『ケ・セラ・セラ』をぶち込んできた。背景にはMVも投影。Yuhmaの手によるこの曲は、表現者としての感覚の螺子が特異なYuhmaらしい。DJENTMUSICを多用した、次々と転調してゆく変態高陽ロックチューン。サビ歌が胸躍らせるキャッチーさを持っている面も魅力だ。フロア中のΛたちが大きく頭を振り、熱狂したい意識を楽曲とシンクロさせながら狂い咲いていた。なるがまま、己の感情が導くまま、自由に騒げばいい。それがこの曲の、XANVALAのライブでのあるべき姿だ。

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 XANVALAの運命を大きく塗り替えた『ジャノメ』の登場だ。この日のようなぐずついた天気の夜には、ジメジメした感情を暴走した音の空気で吹き飛ばす『ジャノメ』こそが、最高に気持ちを荒らげるに相応しい楽曲だ。傘のように広がった無数の手が、フロア中で大きく揺れ動いていた。間奏では、Λたちが気持ちを一つにヘドバンすることで、フロア中に大きな黒髪の波がザンバラ揺れる景色も生まれていた。ヤバいよな、この熱気。でも、当然だよな、この興奮は

 

 『雨声に帰す』でも、XANVALAの攻撃の手がギュッと緩むどころか、ますます轟音の牙を剥きだしに襲いかかる。重心低い姿勢で攻めた音を繰り出す演奏陣に刺激を受け、フロア中のΛたちも腰をグッとかがめ、全力でヘドバンに興じていた。狂え、狂え、本能へ導かれるまま、現実を忘れて暴れ狂ってしまえ。それ以外、この場に必要なものなど何もない!!!!!

  

  表情を少しだけ塗り替えるように、XANVALAはミドルヘヴィな轟音狂奏曲『クチナシ』を差し込んだ。重く、激しく揺れる音の上で、朗々と歌いあげる巽。これまで以上に抑揚した、いや、巽自身の揺れ動く感情の変化を強く感じれる楽曲だ。Λたちも、『クチナシ』では身体を小刻みに揺らしながらも、歌い叫び、むせび狂う巽の歌声を全身でしっかりと受け止め、その言葉や感情を自身の心でギュッと抱きしめていた。

 

  「必死に今日まで生きてきて、こういう景色が目の前にあると、この日に意味を持たせてくれるのは君たちだなと改めて強く思いました。俺たちはずっと格好いいバンドでいるので、君たちも格好いいファンのままでいてください。三年目よろしく」と巽が語る。「2年間の逆境の中で一緒に培った心の声をぶつけてこい!!」と煽る巽の叫び声と、Λたちの掲げる拳。そして

 

  「ここが俺たちの理想郷だ」()。さぁ、ギラギラとしたグリッターな輝きの中、もっと意識を混濁させてしまいな。XANVALAという名前を国内中どころか、広く世界中へ浸透させたダンスロックナンバー『XANADU』の登場だ。フロア中のΛたちが、突きあげた拳を振りかざし、踊り、騒ぎだす。跳ね続ける身体の動きを止められない。荒ぶる演奏が止まない限り、限界など頭から消し去り、本能が導くまま踊り続けていたい。極彩色の熱狂渦巻く光景の、なんて派手で華やかだったことか。まさにこれぞ、共に作りあげた理想郷だ。

 

 70.の激烈なベース演奏とシンクロするように、エレクトロでラウドなダンスビートがふたたび身体を揺らしだす。XANVALAは『ヒトリ舞台』を通し、この空間を華やかなダンスフロアに塗り変えた。重く跳ねた演奏に刺激を受け、フロア中のΛたちが、その場で大きく跳ね上がる。胸を熱く騒がせるサビ歌を誰もが心の中で歌いながら、高く掲げた手で、天にある熱狂の魂をつかむように全力で跳ね続けていた。メンバーらの高ぶる感情と飛び跳ねる勢いがシンクロ。息が止まるほどの興奮がたまらない!!!!!

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  艶かしい巽の歌声を合図に響かせたのが、『終幕』だ。XANVALAは熱狂の舵を、次第に感情の内側へと切り出した。体感的な興奮を覚えながらも、美メロな歌や演奏が、心の中を浸食。感情の内側で、マグマのように熱く渦巻きだす。興奮を覚え跳ね続ける身体とは裏腹に、心の中へ熱い衝動がどんどん体積してゆく感覚も覚えていた。

 

  「行かないで」と嘆くように歌う巽。この日、唯一のメロウなバラードナンバー『Dearest』だ。いや、切ないしっとりとした表情と、激烈し荒れ狂う感情が交錯しあう楽曲だ。愛しさのあまり乱れ狂う心模様を、XANVALAは歌声や演奏を通して具現化してゆく。とても切なくも浪漫にあふれた歌だ。酔いしれたい感情を、沸騰した演奏が沸かせてゆく。心は歌に微睡みながらも、身体はその熱へ、火傷しそうなくらいに侵されていた。

 

  「目の前にはさ、Λしかいない。最高に素敵な景色じゃない。集まった人全員が同じ夢を見てくれるって凄いことじゃない。俺たちがバンドを始めたときに夢を見せてくれたヴィジュアル系のように。俺たちもみんなに夢を与えていきたい。その夢を欲張って喰らい尽くしてくれませんか。欲張れ!! ()

 

 もっと狂いたいんだろう。本能を剥きだしに暴れ狂いながら、本当の自分をさらけ出したいんだろう。本性の自分をもっと人前で顕示したいんだろう。そんな風に煽るように、XANVALAは重轟音暴走曲『CREEPER』を叩きつける。ハンマーで思いきり身体を殴られたような、重く激しい衝撃だ。その衝撃を喰らい、さらに理性の筋がブチブチと切れ、感情が暴走してゆく。フロア中でΛたちがザンパラと大きく髪の毛を振り乱せば、高く高く跳ね続ける。メンバーらの煽りに喰らいつく勢いで感情をぶつけるΛたち。その熱気こそが、最高の興奮と恍惚だ。

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  「君の真ん中に今日という傷をつけてもいいですか」「傷つけあいませんか!!()。その声を合図にXANVALAは、さらに暴走した演奏を『悪辣が君を襲う』に乗せて突きつけた。今、この空間を支配しているのは本能が導くままに暴れ狂う最高に恍惚を覚える感情だ。気持ちが絶頂に達するまで暴れ狂えばいい。それを許してくれるのが、ライブという場。あるべき自分に戻してくれるのが、XANVALAのライブなんだよ。

 

 この日も、XANVALAΛたちの戦いが、そこには繰り広げられていた。本編最後にXANVALAは『聖戰』を撃ち放った。メンバーらも、Λたちも、燃え盛る感情を身体中から烈火のように吹き上げながら暴れ狂っていた。その中で誰もが感じていたはずだ、「生きている実感」を。生きる意味は人それぞれだ。もちろん、その意味を見いだせない人がいることも否定はしない。でも、ここに集えばきっと見つかるはず。自分が本気で感情を露にしながら生きることを。その肌は今、火照るほどの熱を感じているはずだ。身体中でフツフツと沸き立つ血の高ぶりを覚えているはずだ。それこそが、今、ここで生きている証だ。

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 先程までの熱狂をふたたび繋げるように、アンコールでXANVALAは、高陽導く歌系ナンバー『ジセイ』を突きつけた。少しクールダウンした?そんなの、音が鳴り響いた瞬間に忘れちまったよ。身体が、筋肉痛になるほどの熱をふたたび求めだす。それ以上に、心を揺らす巽の歌に刺激を受け、高ぶる気持ちを吐き出さないことには意識が壊れそうだ。フロア中で大きく揺れ動き咲き乱れる手の花の景色が、最高に鮮やかだ。こんなにも放熱した景色は久々だ。途中、巽の煽りに合わせ、Λたちも心の中で「ランランララン ラーララララ」と歌っていた。いや、張り上げたい生声をグッと喉仏で抑えながら歌っていた。もっともっと乱れ狂わせてくれ。XANVALAよ、熱狂の中で最高の花を咲き誇らせてくれ。

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 「世の中は上手くいかなことばっかりだけどさ、俺たちは君たちの前を少しだけ先に歩いて、でけぇ階段を登ろうと思ってる。これからも、ついてきてくれるか!!」。巽の声を合図にXANVALAは『SCALA』を突きつけた。いや、『SCALA』の演奏に合わせ、メンバーらと一緒に、この空間に足を運んだ全員が、目の前に生まれた大きな階段へ、頭振り乱しながら力強く踏み出していた。それが、XANVALAと一緒に見たい景色への新たなる一歩目でもいい。自分が信じている夢に向かって踏み出した最初の一歩でもいい。理由は何であれ、気持ちを前へと踏み出す一歩をXANVALAのライブは与えてゆく。たとえ無目的の人だとしても、きっと踏み出した一歩によって、何かが変わるかも知れない。まぁ、最後はすべて自分次第だが

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 生き続けろ、とにかく俺たちが,お前らの気持ちをグイグイと引っ張って前へと引き上げてゆくからさ。そんな言葉を投げかけるように、XANVALAは熱情した思いを胸に『ΛLIVE』を歌っていた。タイトルがAではなくΛなのもXANVALAらしい。そこに込めた思い、もうわかってくれてるよな。彼らはけっして独りよがりで前へ進もうとはしていない。ともに傷や痛みも嘗めあい、分かち合い、擦り傷だらけの身体を互いに晒しながら、一緒に夢という言葉の意味をつかもうとしている。夢という言葉の正体を、その両眼で見ようとしている。その二つの眼の一つは、もちろん、XANVALAを支持するΛたちだ。

 

  最後は、やはりこの歌だ。XANVALAΛたちで共に幸福をつかむための約束を交わすように、5人は『誰が為の幸福論』をぶつけてきた。理屈も屁理屈も必要ない。ただ、互いに信じ合う心で絆深く結びあえてさえいれば、それでいい。未来へ向けた理想も、もちろん掲げるさ。でも、この瞬間だけは、この場で燃え尽きるくらいの熱情した気持ちをぶつけあっていたい。今、この瞬間に覚える幸福を、身体や心へ深く刻みたい。その傷が消えない限りは、また、その嬉しい痛みを求めたくて、互いに心の手を伸ばしあえる関係でいれるのだから。

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  次の舞台は、全国だ。この熱気と熱狂を各地の人たちに知らしめ、その絆を沢山繋ごうじゃないか。

 

 

セットリスト

『デスパレート』

Bamby

『左耳の悪魔』

『ケ・セラ・セラ』

『ジャノメ』

『雨声に帰す』

『クチナシ』

XANADU

『ヒトリ舞台』

『終幕』

Dearest

CREEPER

『悪辣が君を襲う』

『聖戰』

-ENCORE-

『ジセイ』

SCALA

ΛLIVE

『誰が為の幸福論』

 

 

PHOTO:a.kwsk

Twitter https://twitter.com/a_kwsk_1985

TEXT:長澤智典

 

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★インフォメーション★

 

XANVALA – ケ・セラ・セラ MV

https://www.youtube.com/watch?v=Y5uIjAyef9o

 

 

XANVALA FREE ONEMAN LIVE

SHANGRI-LA

527()

下北沢シャングリラ

OPEN 18:00 / START 18:30

[チケット]

プレミアム 完売 / 無料チケット \0

D代別

無料チケット予約受付中

https://xanvala.com/live/717c9f1d-f9db-4835-a8c2-b833283a93b8

 

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XANVALA ONEMAN TOUR 2022ASK

05.03(火・祝)【東京】池袋EDGE

05.11()【熊本】熊本NAVARO

05.12()【福岡】福岡graf

05.14()【広島】広島SECOND CRUTCH

05.16()【香川】高松TOONICE

05.17()【岡山】岡山CRAZYMAMA 2nd Room

06.10()【東京】池袋BlackHole

06.18()【石川】金沢gateBlack

06.19()【新潟】新潟CLUB RIVERST

06.25()【宮城】仙台spaceZero

06.26()【福島】郡山PEAK ACTION

07.01() 【東京】池袋BlackHole

07.05 ()【北海道】札幌Crazy Monkey

07.06 ()【北海道】札幌Crazy Monkey

07.22()【静岡】浜松FORCE

07.23()【大阪】心斎橋soma

07.25()【愛知】HOLIDAY NEXT NAGOYA

07.26()【長野】長野LIVE HOUSE J

08.01 ()【栃木】宇都宮HELLO DOLLY

08.04 ()【群馬】前橋DYVER

08.07 ()【埼玉】浦和Narciss

08.13()【千葉】柏Thumb up

08.20()【神奈川】川崎Serbian Night

TOUR FINAL

08.27()【東京】新宿BLAZE

 

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ツアー特設サイト

https://linksta.ge/JR3gXcDH

SNS

Official Site

http://www.xanvala.com

Twitter

XANVALA @XANVALA

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Vo. @XNVL_Tatsumi

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Gt.Yuhma @XNVL_Yuhma

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Gt.宗馬 @XNVL_Souma

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Ba.70. @XNVL_70

https://twitter.com/XNVL_70

Dr.知哉 @XNVL_Tomoya

https://twitter.com/XNVL_Tomoya

https://www.youtube.com/channel/UCq1DiSYb5VybCRkwcebXJvQ

https://music.apple.com/jp/artist/xanvala/1513125420

https://open.spotify.com/artist/1VnbFyFhty5DjQ8vOU8J5j?si=atiCmfT0RLaol1wTZkzJJQ&nd=1


2022年04月13日 (水)

【ライヴレポート】<XANVALA 2nd ANNIVERSARY ONEMAN TOUR「月と太陽」振替公演「ΛLIVE」>2022年4月12日(火)渋谷clubasia◆「一緒に同じ夢を見ていこう、今日という日を生きていこう」

REPORT - 22:33:38

 本当なら131日と21日に行うはすだったXANVALA 2nd ANNIVERSARY ONEMAN TOUR「月と太陽」ツアーファイナル。131日の振替公演になったのが、412()に渋谷clubasiaで行ったXANVALA 2nd ANNIVERSARY ONEMAN TOUR「月と太陽」振替公演「ΛLIVE」になる。この日は、アルバム「月と太陽」の再現公演を本編に。アンコールでは、ファン投票で選ばれたXANVALAナンバー人気曲を5位から1位までを順番通りに演奏した。当日の模様を、以下にお伝えする。

 

真っ赤な太陽の映像を背景に、幻想浪漫/アンビエンスな音色が流れだす。次第に姿を現す月の影。黒い月が太陽のフレアを囲み美しいリングへ変わる。月の上に記されたのが「ΛLIVE」の文字

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  satellite rondo』に乗せ舞台の上に姿を現したメンバーたちは、この場で生きる意味を示すように『デスパレート』を突きつけ、この日の戦いの幕を開けた。「かかってこい!!」、巽の勇壮な声に刺激を受けたΛ(ファン)たちが、最初から感情のストッパーを外し、拳を高く突き上げ暴れ出す。今にもフロアへ飛び下りんばかりの姿勢で挑むように歌う巽。演奏陣が叩き出す荒ぶる轟音に刺激を受け、フロア中のΛたちが激しく身体を折り畳む。いつものXANVALAのライブの光景だ。でも、最初から熱狂を標準にしたうえで、その日ごとのドラマを描き出すのもXANVALAのライブ。今宵は、どんな理性を消し去るライブを見せてゆくのか楽しみだ。

 

  XANVALAは、さらに激しい音を突きつけ、Λたちの頭から理性や現実という言葉を消し去ってゆく。『Bamby』に触れ、じっとなどしてられない。フロア中のΛたちが拳を振り上げ、ヘドバンし、巽の煽りに合わせ高く跳ね続ける。熱狂と狂気、この言葉がとても似合う景色がそこには広がっていた。

 

 激しく荒ぶる『悪辣が君を襲う』に刺激を受けたΛたちが、一心不乱に頭を振り乱す。挑みかかるように歌を突きつける巽。他のメンバーらも、身体を前のめりに演奏。巽は叫んでいた、「今しか付けられない傷を付けてやる」と。その言葉を聞き、「もっともっと傷をつけてくれ」と乞うように、フロア中のΛたちが巽の煽りに合わせ、心の中で声を張り上げ、暴れ狂っていた。

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  ひと際高い声で「かかってこい!!」と煽る巽。テンション爆上げな巽の感情とシンクロするように、鋭い牙を剥きだした『ジャノメ』の演奏が襲いかかる。XANVALAが躍進する大きなきっかけとなった楽曲だけあって、フロア中の人たちが、この曲に合わせ嬉しそうに狂い咲いていた。この曲のサビ歌へ触れるたび、気持ちが高ぶる。このまま熱狂の先まで飛んでいき、身も心も焼き尽くされてしまいたい。

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  表情を塗り替えるように『IBADAH』が流れだす。背景のスクリーンには『聖戰』の文字が。ふたたびXANVALAは、感情の牙を激しく剥きだし、観客たちへ挑みかかる。サビで、巽の歌に合わせ拳振り上げ心を一つにしてゆく景色も見せるが、基本は、互いに感情を剥きだしてこその景色を描き出していた。Yuhmaのギターソロのときに、宗馬と70.が背中合わせで演奏する姿も印象的に見えていた。言葉を、感情を突きつけるように歌い叫ぶ巽。高ぶる感情を引き連れたまま、彼は、次の物語の扉を開けた。

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  激しさと雄大さを轟く音の中で交錯しあった『ゆらゆら』でも、XANVALAは緩急巧みに表情を入れ換えながら、Λたちを轟音の坩堝の中へと引き込んでゆく。落ちてくような感覚が、とても心地よい。小さな傷をたくさん身体に付けながら、その痛みにどんどん痺れてゆくようだ。

 

  幻想麗美な演奏の上で嘆くように、巽が震える声を響かせる。やがてメンバーらが轟音の洗礼を浴びせると同時に『Dearest』へ。この曲で巽は、痛みにむせぶ感情を、嘆く気持ちへ導かれるように歌っていた。感情的な巽の歌声に寄り添うのではなく、煽りたてる演奏なのがXANVALAらしい面。巽の歌声に心を吸いよせられながらも、身体は荒ぶる痛い音に刺激を受け騒がずにいれない。XANVALAナンバーの中ではとくに、多くの手の花が咲き誇る楽曲なのも嬉しい。

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  「まるで真夏のようなクソ熱い日にしたいんだ。今だけは、君のための8月だ」。巽の声を合図に飛びだしたのが、『キネマ』。巽が、フロア中のΛたちが、手にした扇子を舞うように振りながら踊り子と化してゆく。『キネマ』の演奏を祭り囃子に変え、会場中のΛたちが、XANVALAが突きつけたダンスロックに乗せ激しく舞い躍る。フロア中のΛたちが、サビで手にした扇子を左右に振り、飛び跳ねる光景の、なんて熱く鮮やかだったことか。

 

 この曲も、XANVALAの支持をグッと押し上げた楽曲だ。巽の煽り声に合わせ、Λたちが拳を振り上げ、飛び跳ねだす。「ここが俺たちの理想郷だ!!」。巽の声を合図に、フロア中のΛたちを、XANVALAは『XANADU』を通し、熱狂と熱情が支配する楽園へと連れだした。ギラギラした感情をぶつけながら、Λたちを踊り狂う祭り人にメンバーらは変えてゆく。『XANADU』が、本能のままに暴れ騒ぐことがここにあるべき姿たろうと煽り立てる。その煽りに負けじと熱狂に身を委ねるΛたちの姿が、そこにはあった。

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  「この曲はできれば一緒に歌いたかった。でも、まだ声を出せないからさ、心の声で一緒に歌ってほしいんだ。一緒に同じ夢を見ていこう、今日という日を生きていこう」

 

  ΛLIVE』の演奏に合わせ、Λたちも心の中で「オーオーオー」と心の絶えを上げ、メンバーらと一緒に、これからも一心同体で歩み続ける気持ちを分かち合っていた。メンバーらの上げる声に合わせ、大きく手を振りながら、心の声をメンバーたちに届けていた。その声は、きっと5人の心に届いていたはずだ。たとえ声は出せずとも、本当に気持ちが一つに結ばれあったとき、脳裏には大合唱する声や風景が色鮮やかに映しだされてゆく。

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  「これからも一緒にでっけぇ階段を登ってくれるかい。同じ夢を見にいこう」。最後にXANVALAは『SCALA』を通し、Λたちの心を解き放つように歌い奏でていた。魂を高陽させる演奏に合わせ一心不乱に頭を振り乱しながら、メンバーとΛたちは熱狂の中で共に手を取り合っていた。

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 アンコールからは、ファン投票で選んだXANVALAの人気曲トップ55位からカウントダウンする形で披露。先に候補曲の映像をダイジェストで披露。そのうえでアンコール公演がスタート。

 

  5位を獲得したのが、『CREEPER』。攻めに徹したXANVALAの本領を発揮した楽曲のように、重く過激に爆走する楽曲に触発されたΛたちが、ふたたび理性を消し去り、熱狂の中へ狂喜しながら溺れていた。

 

4位は、『左耳の悪魔』。巽の高陽した歌声に煽られたΛたちが、この曲でも高く手を上げ熱狂にまみれていた。体感的な衝動を覚えながらも、歌に気持ちが歓喜し恍惚を覚える。熱狂に身悶え溺れる感覚が最高に心地よい。

 

  MCでは、70.が「無事23ヶ月活動することができました。全員が引っ張っていけるバンドです。その感謝の気持ちを音源に乗せて、みんなに届けたいと思います。本編は、アルバムのまんま曲をやって成立するバンドなんだよというのを証明しました。これから3年目、最初に描いてた景色とはちょっと違ったけど、これからも、どんな壁があっても、この5人と、みんなとでぶち壊して、高い階段の上を目指していきます」と語ってくれた。

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  ここからは、再びファン投票のランキングへ。3位に選ばれたのが『眠る秒針』。ジャジーな演奏も印象的。心地よく跳ねた演奏の上で、巽が語るように言葉を紡いでゆく。暴れ曲の多いXANVALAの中、『眠る秒針』のような胸に温かく響かせる楽曲が3位にランクインしたのは嬉しい意外性だ。実はΛたちも、XANVALAに胸に染みる歌を求めてるということだろう。

 

  2位を獲得したのが、XANVALAの始まりを告げた『鮮やかな猛毒』。歌が始まったとたん、フロア中から大きく拳が突き上がれば、楽曲が激しく荒ぶるのに合わせ、Λたちも頭振り乱し狂いだす。楽曲や歌の表情の変化に合わせ巧みにノリを変えてゆくのも、Λたちには手慣れたもの。ふたたび会場には熱が脹らみだしていた。

 

 「この曲はXANVALAΛのための幸福論だ」。第1位を手にしたのが、『誰が為の幸福論』。体感的な一体感だけではない、歌やメッセージを通し、心でも深く深く繋がり、一緒に熱狂や興奮、高陽という世界へ突き進んでいける最高のXANVALAΛたちにとってのアンセムだ。この曲が1位というのも納得だ。会場中が、この日一番の一体化した景色を描きだしていた姿を見ていても、まさに納得の結果だ。

 

メンバーが去った舞台上の巨大なスクリーンに映し出されたのが、変拍子と転調満載な新曲のMV。そこには、今まで目にしたことのないメンバーらの姿が映し出されていた。流れ終わり、最後に記された『ケ・セラ・セラ』の文字。その言葉は

 

 次は421()、渋谷clubasiaを舞台にした【振替公演】XANVALA 2nd ANNIVERSARY ONEMAN TOUR 「月と太陽」振替公演「ケ・セラ・セラ」。そのタイトルと、先程の映像は……

 

 

 

PHOTO:a.kwsk

https://twitter.com/a_kwsk_1985

TEXT:長澤智典

 

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★インフォメーション★

 

XANVALA – ケ・セラ・セラ MV

https://www.youtube.com/watch?v=Y5uIjAyef9o

 

 

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XANVALA 2nd ANNIVERSARY ONEMAN TOUR「月と太陽」振替公演

「ケ・セラ・セラ」

421()

渋谷clubasia

 

OPEN 17:30 / START 18:00

[チケット]

前売¥4,000 / 当日¥4,500

D代別

2/1()のチケット使用可能

発売中

https://eplus.jp/sf/detail/3572730001

 

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XANVALA FREE ONEMAN LIVE

SHANGRI-LA

527()

下北沢シャングリラ

 

OPEN 18:00 / START 18:30

[チケット]

プレミアム 完売 / 無料チケット ¥0

D代別

無料チケット予約受付中

https://xanvala.com/live/717c9f1d-f9db-4835-a8c2-b833283a93b8

 

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■XANVALA ONEMAN TOUR 2022ASK

05.03(火・祝)【東京】池袋EDGE

05.11()【熊本】熊本NAVARO

05.12()【福岡】福岡graf

05.14()【広島】広島SECOND CRUTCH

05.16()【香川】高松TOONICE

05.17()【岡山】岡山CRAZYMAMA 2nd Room

06.10()【東京】池袋BlackHole

06.18()【石川】金沢gateBlack

06.19()【新潟】新潟CLUB RIVERST

06.25()【宮城】仙台spaceZero

06.26()【福島】郡山PEAK ACTION

07.01() 【東京】池袋BlackHole

07.05 ()【北海道】札幌Crazy Monkey

07.06 ()【北海道】札幌Crazy Monkey

07.22()【静岡】浜松FORCE

07.23()【大阪】心斎橋soma

07.25()【愛知】HOLIDAY NEXT NAGOYA

07.26()【長野】長野LIVE HOUSE J

08.01 ()【栃木】宇都宮HELLO DOLLY

08.04 ()【群馬】前橋DYVER

08.07 ()【埼玉】浦和Narciss

08.13()【千葉】柏Thumb up

08.20()【神奈川】川崎Serbian Night

 

TOUR FINAL

08.27()【東京】新宿BLAZE

 

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