2024年01月12日 (金)
【ライヴレポート】<Petit Brabancon EXPLODE -02- 暴獣>2023年1月7日(日)大阪・なんばHatch◆ROTTENGRAFFTYとの狂宴“暴獣”を経て、さらに獰猛な“獣”へと進化──。
NEWS - 20:00:21
Petit Brabanconが2024年1月に東京と大阪で合計4公演から成る<Petit Brabancon EXPLODE-02->を行なった。
公演ごとのサブタイトルも付けられ、それぞれ異なる内容でオーディエンスで激しく揺らした。
そんなライヴの3公演目となったのが、1月7日(日)の大阪・なんばHatch。シリーズライヴ<EXPLODE>を通して、唯一の対バン形式のライヴとなり、これはPetit Brabanconにとっての初の対バンライヴでもある。付けたタイトルも<Petit Brabancon EXPLODE -02- 暴獣>。
そして対バン相手はROTTENGRAFFTYである。組み合わせからして、血の気の荒さしか感じない、まさに暴れる獣たちの狂宴となるに違いない。
「ナニワ、大阪! 型にハマったルールは無用! ROTTENGRAFFTY!!」
18時ジャスト、SE「610行進曲」と共にステージに現れたROTTENGRAFFTY。
N∀OKIが矢継ぎ早に次から次へと煽り文句を決め、直後、「ブッ跳べ!!」と叫び「PLAYBACK」へ。
ライトで真っ赤に染まったステージからROTTENGRAFFTYが放つのは、しなやかで力強くグルーヴするバンドサウンド。
NOBUYAもオーディエンスを指差しながら「好きなようにやってくれ!」と煽りを喰らわせる。
その勢いのまま「秋桜」が続くと、人の上で人が転がるクラウドサーフも。
2024年の初泳ぎを嬉々としながら楽しみまくるオーディエンスが続出である。さすが、数々のフェスでもメインステージを任されるROTTENGRAFFTYだ。
彼らのサウンド、曲、言霊は、オーディエンスの心もカラダも激しく突き動かす。
“KYOTO 610”と描かれたTシャツ姿のロットン・ファン、そしてプチブラ・ファン。両者が混じり合いながら激しい波をフロアに作り出していった。
「まいど、あけおめ! 対バン、俺らだけやろ? しかも“暴獣”って書いてるやろ? 読んで字のごとく! 大阪、ナニワ、なんぼのもんじゃい!」
N∀OKIの威勢のいい啖呵と共に「ハレルヤ」、さらにダンサブルな「D.A.N.C.E.」など、キラーチューンをたたみ掛けていくROTTENGRAFFTY。
「THIS WORLD」では、NOBUYAとN∀OKIはフロアに降り、オーディエンスの上に立ち上がって歌う。
結成から25年のキャリアに裏打ちされた抜群のバンドアンサンブルやフォーメーション、えげつないほどの底力が頼もしい。
長らくサポートを務めてきたギターのMASAHIKOも、去年12月から正式メンバーとなり、バンドのボルテージも高まり続けている現在でもある。
初めてROTTENGRAFFTYを観るオーディエンスも少なくなかったが、誰もが大暴れしながら楽しみ、良質のエネルギーが会場に渦巻く。
そして「ハロー、ハロー」からはROTTENGRAFFTYに魅了されていった。
決して順風満帆ではなかった25年間でもあり、紆余曲折を経験してきたROTTENGRAFFTY。
だが全てが血となり肉となり力にもなっている。そんな自分たち自身のストーリーも描きながら、歌心を持って響かせていく侑威地、HIROSHI、MASAHIKO。
感情の向こうに、常に説得力もある歌で震わせてくれるNOBUYAとN∀OKI。想いの溢れる音と歌に感動も広がっていった。
しかし、その雰囲気のままエンディングに向かわないのがROTTENGRAFFTYでもある。
彼ら流の祭りばやし「響く都」では、“Petit Brabancon”や“響け大阪”などコール&レスポンスも巻き起こす。
さらにラストの「金色グラフティー」はオーディエンスの大合唱と共に突入。
NOBUYAの「攻撃的にやり上げてくれ!」を合図に、ダイブもクラウドサーフもサークルモッシュも巻き起こるフロア。
ライヴハウス最強のバンド=ROTTENGRAFFTYの本領を発揮したステージとなった。
◆ ◆ ◆
最高のカオスの余韻が続く中、会場に流れ始めたのはトライバルなムードも漂うopening「mind-blow」。
それに合わせてライトで青白く光るPetit Brabanconのバックドロップ。光を帯びたステージにシルエット状に浮かび上がるように登場したyukihiro、高松浩史、antz、ミヤ。
openingをかき消すほどの大歓声も響いた。そして最後にゆっくりと姿を現わすのは京。両腕をグイッと挙げ、身振りで煽りをまず喰らわせる。
それを合図に呪術的なフレーズとラウドなバンドサウンドがとどろいた。
「Common destiny」から始まったPetit Brabanconのステージ。犬のプチブラバンソンはかわいらしいが、目の前のPetit Brabanconは獰猛な牙を持つ。
ズルズルと引きずるようなヘヴィネスを繰り出したと思えば、シーケンスを凌駕するマシーナリーなバンドサウンドを決めたり、次の瞬間には鋭い音で噛みついてくる。
初見ではないオーディエンスがほとんどだろう。だが何度、体感してもヒリヒリするようなスリリングさと、不気味なほどの恐怖感とヘヴィさ、そして常軌を狂わせる世界をPetit Brabanconは作り上げる。全てを捧げるようにバンドと一体化するオーディエンスの姿がフロアに広がっていく。
しかし今日は単独ライヴではなく対バン。相手のROTTENGRAFFTYは騒ぎを起こしまくった。そして会場はスタンディングのでかいライヴハウス。
そうした要素は、無意識のうちにPetit Brabanconに何らかの作用を及ぼしたのかもしれない。遠慮なく振り切る5人がステージにいる。
重心の低いドラムサウンドにパーカッシヴなフレージングも絡ませ、フロントに立つ4人を煽るようにドラミングを決め続けるyukihiro。
ストイックに演奏するイメージの強かった高松浩史も前に出て豪快にベースフレーズを弾き倒す。
激しく立ち位置も入れ替わりながら、オーディエンスを挑発するように弾くのはantzとミヤ。狂ったようにツーステップを踏んだり、鋭い眼光や形相で煽るミヤでもある。
そして感情を激しく起伏させながら、グロウル、スクリーム、シャウト、ファルセットなど、次々に決めるのは京。
しかも曲中や曲間では「オマエら、おとなしいな」とか「噛みついてこい!」など、完全に狂犬と化している。
ライヴ序盤ではラウドな音に陶酔していたオーディエンスも、4曲目「Don’t forget」に差し掛かったときには、ステージの5人によってすっかり覚醒されていた。
腕を振り上げながらモッシュを繰り返し、クラウドサーフも起こし続ける。それでもなお火に油を注ぐように音でも言葉でも煽り続ける5人。
猛烈なやり取りは曲を重ねるごとに激化していくばかり。「a humble border」ではフロントの4人全員がステージ最前にベタ付きになり、気合いの凄さで全身を震わせながらリフを刻んだり、強烈に頭を振りながら歌い吠える。荒々しいエネルギーを炸裂させ続けるPetit Brabanconである。
絶え間なく続く激しさ。だが、「非人間、独白に在らず」では壁のように音を敷き詰め、人間のツラの皮の向こうに隠された憎悪や絶望感を露わにした歌が響く。
それを浴びてオーディエンスは圧倒されながら恐怖感も味わい続けた。
かと思えば「無秩序は無口と謳う」では全身をうねらせるグルーヴでオーディエンスを快楽へ引きずり込むことも。
そして「Loser」の直後のこと。京が上半身ハダカになって威嚇する。
「狂っちまえ、大阪!」
そこから続いたラストナンバーの「疑音」は、まさに狂った躍動感と衝動ばかりが会場をゆるがす。
曲と音に煽られ続け、ついにはオーディエンスがウォール・オブ・デスまで起こすという凄まじい光景も広がった。
それを目にして不敵な笑みも浮かべながらライヴを続ける5人。自らだけでなく、オーディエンス全員を暴獣へと豹変させるPetit Brabanconである。
終わったとき、オーディエンスを賞賛するように手を叩き、満足そうにうなずく京の姿がステージにいた。
ROTTENGRAFFTY との狂宴“暴獣”を経て、Petit Brabanconはさらに獰猛な“獣”へと進化した。
Petit Brabanconは9月からの全国のライヴハウスツアー<Petit Brabancon Tour 2024 「BURST CITY」>の開催を発表しており、さらに鋭く研ぎ澄まされた牙で全国の都市を“爆裂”させるだろう。
PHOTO:Petit Brabancon:青木カズロー/ 河本悠貴、ROTTENGRAFFTY:toya
TEXT:長谷川幸信
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<LIVE SCHEDULE>
Petit Brabancon Tour 2024 「BURST CITY」>
告知動画:https://youtu.be/mD0DENLxjb8
2024年9月5日(木)東京・Spotify O-EAST open18:00 / start19:00 (問)HOT STUFF PROMOTION 050-5211-6077
2024年9月6日(金)東京・Spotify O-EAST open18:00 / start19:00 (問)HOT STUFF PROMOTION 050-5211-6077
2024年9月12日(木)広島・HIROSHIMA CLUB QUATTRO open18:00 / start19:00 (問)CANDY PROMOTION 082-249-8334
2024年9月13日(金)福岡・FUKUOKA BEAT STATION open18:00 / start19:00 (問)キョードー西日本 0570-09-2424
2024年9月15日(日)大阪・GORILLA HALL OSAKA open17:00 / start18:00 (問)SOUND CREATOR 06-6357-4400
2024年9月20日(金)神奈川・CLUB CITTA’ open18:00 / start19:00 (問)HOT STUFF PROMOTION 050-5211-6077
2024年9月21日(土)愛知・DIAMOND HALL open17:00 / start18:00 (問)サンデーフォークプロモーション 052-320-9100
【チケット料金】スタンディング : ¥6,500(税込・整理番号付・ドリンク代別)
【オフィシャル最速先行受付】 イープラス:https://eplus.jp/pb/
受付期間:2024年1月8日(祝)20:00~1月21日(日)23:59
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<RELEAE>
■Petit Brabancon 2nd EP
2024年夏リリース
■最新楽曲「a humble border」配信中
【配信リンク一覧】 https://orcd.co/dcca1123
【ティザー映像】 https://youtu.be/MySSX1nRNcg
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Official Web: https://www.petitbrabancon.jp/
X(旧Twitter): https://twitter.com/PetitBra_staff
YouTube: https://www.youtube.com/c/PetitBrabancon_official
Instagram: https://www.instagram.com/petitbrabancon.official/
Facebook: https://www.facebook.com/petitbrabancon.officia
2024年01月12日 (金)
【ライヴレポート】<Shimekukul DASEIN 2023「DAI-DAN-EN」-ようこそドラゴン さよならバニー->2023年12月31日(日)初台DOORS◆優れた音楽性や高度な演奏力、華やかなステージングで何度も観たくなる病みつき感。 9ヵ月に及ぶブランクを全く感じさせることなく、ハイクオリティなライブで2023年を締め括った。
REPORT - 18:00:38毎年年末に1年を締め括るライブを開催しているDASEINが’23年12月31日に<Shimekukul DASEIN 2023「DAI-DAN-EN」-ようこそドラゴン さよならバニー->と銘打った公演を、初台DOORSで行った。
DASEINの恒例行事として根づいている公演だが、’23年はワンマン・ライブを控えたいというRicky(vo)の意向があったため、DASEINが単独公演を行うのは3月以来。さらに、今回はDASEINの初期にサポート・ベーシストを務めていたジェロニモがゲストで参加することになり、“スペシャル”という言葉が似つかわしいライブとなった。
また、今年は30日にBlack DASEIN(DASEINの音楽と黒をこよなく愛し、DASEINの曲だけをコピーしているDASEIN公認のちょい悪コピーバンドという設定?のバンド)のライブも開催。つまり実質的な2デイズ公演だったわけだが、両日ともに会場はオーディエンスで埋まり、多くのリスナーが年末のライブを心待ちにしていたことがうかがえる。<Shimekukul DASEIN 2023「DAI-DAN-EN」-ようこそドラゴン さよならバニー->は、華やいだ空気に包まれた公演となった。
暗転した場内に透明感を湛えたオープニングSEが流れ、JOE(ds)とRickyがステージに登場。客席から大歓声と熱い拍手が起こる中、澄んだギターの音色が響き、ライブはスタイリッシュなミディアム・チューンの「歩」から始まった。シックなロングコートにサングラスといういで立ちで弾力感のある歌声を聴かせるRickyとドラムセットの後ろから強い存在感を発しながら、しなやかなリズムを刻んでいくJOE。大人の色気を感じさせる2人の姿とアーバンなサウンドがひとつになって、ライブが始まると同時に初台DOORSの場内はDASEINの世界へと染まった。
その後は「今年、最後のライブです。皆さん、最高に盛り上がっていこうぜ!」というRickyの言葉を挟みつつラグジュアリィな雰囲気の「英雄ピエロ」とパワフルな歌中とダンス・ミュージックが香るサビを活かした「修羅」を続けてプレイ。抒情味と力強さを併せ持ったRickyの上質なボーカルと2バスやスピーディなフィルなどを織り交ぜたJOEのテクニカルなドラムのコンビネーションは絶妙で、DASEINのサウンドは心地よさに溢れている。翳りを帯びた幕開けから徐々に熱気を高めていく流れも奏功して、ライブが進むに連れてオーディエンスの気持ちがどんどん高まっていくことが如実に感じられた。
3曲聴かせたところで、「こんばんは、DASEINです」とRickyが挨拶。「皆さんこの忙しい年末に、そして大晦日に集まってくれて、ありがとうございます。今日は大晦日なんですね。いいライブをしてさ、みんなで最高の形で1年を締め括りましょう。声出して、動き回って、みんなでちょっと痩せて(笑)、いい年迎えようぜ!」という言葉で客席を沸かせた後、流麗なメロディーやJOEの華やかなドラム・ソロからエモーショナルなギター・ソロへと移行する間奏などが印象的な「夢つれづれ」、キレのよさを湛えた疾走感とロマンチックな味わいを巧みに融合させた「キ・ミ・ダ・ケ」などが届けられた。DASEINの楽曲はキャッチーなメロディーに加えて、1曲の中でのダイナミクスのつけ方も光る。メリハリを効かせたアレンジと幅広い曲調が相まって、エモーショナルかつドラマチックな味わいに仕上がっている彼らのライブは本当に魅力的だ。
ライブ中盤では、「皆さん、こんばんは。“ライブ”という言葉は“生きる”という意味でもあるんですよね。ここにいる皆様方は人生の中にDASEINというものを刻み込んでいただいたわけで、共に時間を過ごしてくれているわけで。こんなにあり難いことは、誠にございません。感謝しても、し切れない。なので、僕らはどうやって返したらいいのか。演奏と、喋りと、あと僕のちょっとした細かな暴走範囲でみんなが少しでも元気になってくれれば嬉しいです」というJOEの言葉と共に心に響くスロー・チューンの「走馬灯」を披露。続けて、どこかネイティブな雰囲気が香る導入からテクニカル&パワフルなプレイに移行するJOEのドラム・ソロとサポート・メンバー(ここからジェロニモが参加)とJOEによるインストゥルメンタルの「旅愁」が演奏された。
楽器陣にスポットをあてた楽曲はもとより、DASEINのライブはプレイ面の観どころが多いことも魅力といえる。幅広いスタイルに対応するフレキシビリティと安定感を備えたSCOTTIEのギターと長野典ニ/ジェロニモのベース。多彩な音色で楽曲を彩る巧のマニュピレーション。そして、秀でた歌唱力や表現力を誇るRickyのボーカルと高度なテクニックと歌心を兼ね備えたJOEのドラム。特に、楽曲の流れに合わせて絶妙な強弱をつけるJOEのアプローチはさすがの一言で、ライブ全編を通して楽曲の世界観を一層深める良質なドラミングで楽しませてくれた。
「後半、盛り上がっていこうぜ!」というRickyの熱い言葉からライブは後半に入り、キャッチー&アッパーな「アイアイサ」やRickyが“Rickyダンス”を披露した「冷静になれ」、突進力を放つ「金輪際」などが相次いでプレイされた。アーバンな世界観でオーディエンスを深く惹き込む前~中盤を経て華やかにハジケる後半に至る構成も決まって、場内のボルテージはさらに高まる。サポート陣も含めたメンバー全員が織りなすフィジカルなパフォーマンスと爽快感を湛えたサウンドの応酬にオーディエンスは熱さと一体感を伴ったリアクションを見せ、本編のラストを飾った「ケリをつけろ」は熱狂的な盛り上がりとなった。
9ヵ月に及ぶブランクを全く感じさせることなく、ハイクオリティなライブで2023年を締め括ってみせたDASEIN。生々しいバンド・サウンドと洗練されたループやシーケンスなどを融合させて、力強さと澄んだ味わいを併せ持たせた彼らの音楽は唯一無二の魅力に溢れている。そして、優れた音楽性や高度な演奏力、華やかなステージングなどが折り重なったDASEINのライブは何度も観たくなる病みつき感があることを、あらためて感じさせられた。そんな彼らだけに、’24年はより密度の濃い活動を行ってくれることを強く期待したい。
文章:村上孝之
写真:川崎篤彦 / Lestat C&M Project
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Shimekukul Black DASEIN 2023
「黒士無双」
~兎にも辰にも黒しか勝たん❤︎~
2023年12月30日(土)
東京・初台DOORS
<SET LIST>
01_黒細胞
02_悲しいkissに消えないで
03_アイアイサ
ーMCー
04_歩
05_待宵影
ーMCー
06_激情
07_Dr.Solo
08_葬れ
09_貴方しかいないじゃない
10_泡沫なる夢幻
ーMCー
11_BREAK OFF!!
12_ほどほどにしろよ
13_黒胡椒
ーECー
14_絶望の花
15_唯、黒で在る事が愛しくて
ーMCー
16_我ここに在り
17_NO BLACK NO LIFE!!!!!
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<麺刃亞>
Drums:上
Vocal:力
Guitar:少
Bass:流 (ヘルプ)
Bass:典 (体験モニター)
Shimekukul DASEIN 2023
「DAI-DAN-EN」
~ようこそドラゴン さよならバニー~
2023年12月31日(日)
東京・初台DOORS
<SET LIST>
01_歩
02_英雄ピエロ
03_修羅
ーMCー
04_夢つれづれ
05_Yの黙示録
06_キ・ミ・ダ・ケ
ーMCー
07_走馬灯
08_Drum Solo
09_旅愁-インスト-
10_闇
ーMCー
11_アイアイサ
12_冷静になれ
13_金輪際
14_ケリをつけろ
ーECー
15_流離人
16_五月雨
ーMCー
17_神様も信じない不実で罰当たりな誠実
18_COGITO ERGO SUM
ーMCー
19_我ここに在り
20_君の街に降れるオリオン Ba→ツイン
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<MEMBER>
Drums:JOE
Vocal:Ricky
Guitar:朝井’SCOTTIE’泰生
Bass:長野典ニ
Manipulator:山田巧
ーGUESTー
Bass:ジェロニモ
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DASEIN オフィシャルサイト
DASEIN twitter
https://twitter.com/dasein_555
JOE BLOG
https://ameblo.jp/joe-doramusuko/
Ricky オフィシャルサイト
http://hyperneosoloist.com/ricky/
Ricky BLOG
https://ameblo.jp/ricky-soloist
Ricky twitter
https://ameblo.jp/Ricky_A_Prmkv
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<Black DASEIN>
Kuroninal Black DASEIN 単独GIG 2024
「薔恋多隠」
~義理チョコでいつも生きていたいから~
2024年2月25日(日)
東京・目黒LIVE STATION
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開場16:00
開演16:30
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前売券 6,900円(D代別)
※チケット詳細近日発表!
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目黒LIVE STATION
〒141-0021
東京都品川区上大崎2-13-35 ニューフジビルB1F
TEL:03-3444-3464
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<DASEIN>
JOE BIRTHDAY LIVE EVENT
「WELCOME TO THE FACE 2024」
~誕JOE日で気分は上々だジョー⤴︎~
2024年3月16日 (土) 東京・渋谷REX
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開場17:30
開演18:00
…………………………………………
前売券 7,500円(D代別)
当日券 8,500円(D代別)
…………………………………………
■チケット先行受付
【受付期間】
1月20日(土)12:00~2月1日(木)23:59
【入金期間】
2月3日(土)13:00~2月5日(月)21:00
【一般発売日】
2月17日(土)10:00~
■先行、一般購入ページURL
https://eplus.jp/sf/detail/4027690001-P0030001
…………………………………………
渋谷REX
〒150-0043
東京都渋谷区道玄坂1-18-3プレミア道玄坂ビルB1
TEL:03-5728-4911
<Ricky>
ソロデビュー15周年記念ワンマンLIVE 2024
「 THE☆ANNIVERSARI☆CKY」
ー春めぐり ソロもそぞろに 十五年ー
2024年3月31日(日)
東京・渋谷REX
…………………………………………
開場16:0
開演16:30
…………………………………………
モバイル会員 前売券 7,000円(D代別)
一般 前売券 7,500円(D代別)
当日券 8,500円(D代別)
※チケット詳細近日発表!
…………………………………………
渋谷REX
〒150-0043
東京都渋谷区道玄坂1-18-3プレミア道玄坂ビルB1
TEL:03-5728-4911
2024年01月10日 (水)
【Crack6】ベスト盤『EVER BLESSING』の発売(1月10日)を年明けに控えたCrack6が “イブイブ”に繰り広げた[冬会2023]
REPORT - 12:00:43聖人生誕を祝福するクリスマス時期ならではの華やいだ雰囲気に染まる渋谷の街で、このたびCrack6が12月23日という“イブイブ”の夜を彩るべく開催したのは[Crack6 冬会2023 EVER BLESSING 前夜祭 ~新しいCrack6のサンタさん~@渋谷REX公演]と題された、もはや恒例の年末ライヴだ。
ちなみに、Crack6とはPENICILLINのギタリスト・千聖がバンドとは一線を画するかたちで“MSTR(ミスター)”と名のり、ここまで20年にわたり牽引して来ているソロプロジェクトで、年明けの1月10日には20th Anniversary Best Album『EVER BLESSING』が発表されることが決まっている。また、それにともなって1月13日からは西川口Hearts公演を皮切りにして[2024 BEST ALBUM TOUR]が行われることも決まっていて、今回の[Crack6 冬会2023 EVER BLESSING 前夜祭 ~新しいCrack6のサンタさん~@渋谷REX公演]はそのタイトルどおり、来年早々のベスト盤リリースとツアーに向けた前哨戦としての場であったとも言えるだろう。
「Crack6です、お待たせしました!今日は2023年最後のライヴということで、忘年会というイメージもありつつ、普段のCrack6とは違うイレギュラーな服装となっております(笑)。でも、ハートはいつものように熱い!みんな、存分に楽しんでいってね!そして、今日はまだベスト盤『EVER BLESSING』の発売前ということで、ベスト盤に入っている以外の曲もいろいろやっていこうかなと思ってる。けっこうどれもカロリーの高い曲が揃ってるんでね。今日は俺たちとみんなで、濃厚なライヴを楽しんでいきましょう。よろしくお願いします!!」(MSTR)
MSTRがこう述べたとおり、なんと今宵のCrack6は“セーラー服に腕章”という某新しい**のリーダーズを思わせるいでたちで登壇していたのだが、これはそもそも10月にMSTRがオーガナイザーとなって開催した[Crazy Monsters Halloween Party 2023]のDAY2で、Crack6がみせた仮装となる。なんでも、今回の冬会に向けてはMSTRがX(旧twitter)で「どんな衣装でやって欲しいか」とのアンケートをとったそうで、その際に圧倒的勝利となったのが“この衣装”であったのだそう。
また、今回のライヴはセットリストの面でもファンニーズに手厚く応えていたところが特徴的で、そもそも20th Anniversary Best Album『EVER BLESSING』自体がファンからのリクエスト投票結果をもとに構成されている作品ではあるものの、当然のようにその背景には“惜しくもベスト盤には入らなかったランキング上位の楽曲”というのも多々あるわけだ。よって、今回のライヴ冒頭に投下された「シンセカイ」をはじめとして、この場ではMSTRのワイルドなギタープレイがハジけた「破壊不能」や、クールな感覚とエモい熱さが絶妙に混在する「FIGHT BACK!!」など、言わばベスト盤『EVER BLESSING』に対するスピンオフ的なセットリストが提示されていくことになったものと思われる。
そして、冬会につきもののファクターとしては1996年に千聖のソロ名義楽曲としてシングルリリースされたウィンターラブソング「falling over you」が聴けたのもひとつのポイントで、切なさと温かさを感じさせる普遍的な魅力を持ったこの名曲は、この場に集ったオーディエンスの心の内にしんしんと降り積もっていったのではなかろうか。
かと思うと、アッパーな勢いとキャッチーさをかねそなえた「SPEED FREAKER」以降はライヴだからこそのダイナミズムを堪能出来る楽曲たちが連打されていくことになり、場内の熱気は外の寒さとは反比例的に高まっていくことになったのである。
「いやー、今夜はパーティ感が満載(笑)。せっかくの年末だ、忘年会っていうくらいなんで、全てを忘れてもっと無礼講で楽しんでいこう!」(MSTR)
その後、「ZEROから始めよう」で本編をしめくくったあとにはアンコールで20th Anniversary Best Album『EVER BLESSING』に収録されている、書き下ろしの新曲「EVER BLESSING」をライヴで初披露したCrack6。賛美歌のごとき美しいコーラスや、シャンシャンという鈴の音が入っているあたりからしてそこはかとないクリスマス感も漂うこの曲は、MSTRのモノトーン仕様サンタクロース姿ともあいまって、カタチこそないとしてもファンにとっての素敵なプレゼントとなったに違いない。
「来月1月10日にはベスト盤『EVER BLESSING』が発売、13日からはツアーが始まるからね。今日のライヴも凄い良かったんだけど、次のツアーはさらにもっともっと行けると思う。みんなで盛り上がって20周年の大団円を迎えよう!!」(MSTR)
先だって、MSTRにインタビュー取材をした際は「今回のベストは20年続けてきたCrack6に対しての祝福というより、応援してくれてるファンの人たちに対して永遠の祝福あれ!という意味を込めたアルバムタイトルなんだ。みんなにとってこのベスト盤が祝福となっていってくれたら良いな、っていう気持ちを込めてある」との言葉が印象に残ったのだが、それにくわえて彼は「年末の[冬会2023]が大忘年会だとしたら、今度の[2024 BEST ALBUM TOUR]は大新年会っていう感じになるんじゃないかな(笑)」とも言っていた。
ここはぜひとも、クリスマスに引き続いての盛大なるニューイヤーパーティをCrack6とともに楽しみたいものだ。
祝福よ永遠なれ!
PHOTO:折田琢矢
TEXT :杉江由紀
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【SET LIST】
2023年 12月23日(土)
東京・渋谷REX
冬会2023 EVER BLESSING前夜祭
~新しいCrack6のサンタさん~
SE シンセカイ-Fly Up!!-
1 シンセカイ
2 電撃ミサイル2006
3 破壊不可能
4 FIGHT BACK !!
5 Baby I love you
6 1996
7 デラシネ
8 Carry on
9 falling over you
10 SPEED FREAKER
11 Free Your mind
12 MSTR A2Z
13 HB is 5416
14 Crazy Poker Face
15 ZEROから始めよう
16 Violet Eyes
En1
1 EVER BLESSING
2 Zion
3 CRY FOR TRUTH
En2
1 NEO
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★インフォメーション★
全ての情報はコチラ
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【Crack6 Official Site】
ファンクラブ入会案内はこちら
↓↓
【CLUB NEO】
https://sp6.crack6mobile.jp/regist/regist.php
【Crack6 Official Twitter】
https://twitter.com/Crack6_info
【Crack6 Official Youtube Channel】
https://www.youtube.com/@DDJincMusicVideo
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<リリース>
★ベストアルバム発売
2024年1月10日(水)発売
Crack6 20周年記念ベストアルバム
「-EVER BLESSING-」
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<インストアイベント>
20th Anniversary Best Album
「-EVER BLESSING-」
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対象インストアイベント
●1月20日(土)
fiveStars 名古屋
12時スタート
内容:トーク&サイン会
参加メンバー:MSTR(千聖のみ)
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●1月21日(日)
littleHEARTS.大阪店
12時スタート
内容:トーク&サイン会
参加メンバー:MSTR(千聖のみ)
…………………………………………
●1月28日(日)
littleHEARTS.新宿店
16時スタート
内容:トーク&サイン会
参加メンバー:Crack6 all members
…………………………………………
●1月28日(日)
HMV池袋店
18時30分スタート
内容:トーク&サイン会
参加メンバー:Crack6 all members
MC:星野卓也
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●1月28日(日)
リミスタ(配信イベント)
内容:トーク&サイン入り特典プレゼント
21時~YouTubeにて無料配信
21時30分~限定配信スタート
参加メンバー:Crack6 all members
MC:星野卓也
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●2月16日(金)
タワーレコード新宿店
19時30分スタート
内容:アコースティックライブ
参加メンバー:Crack6 all members
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<LIVE>
■20周年ツアー
20th Anniversary Best Album EVER BLESSING TOUR
1月13日(土) 西川口Hearts
1月14日(日) 柏Thumb Up
1月20日(土) 名古屋ell.SIZE
1月21日(日) OSAKA RUIDO
1月27日(土) 新宿ReNY
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オールスタンディング:8,500円(税込/D別)
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<全公演共通>
開場17:00開演17:30
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[総合問]サイレンエンタープライズ 03-3447-8822
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=TICKET=
【一般発売(先着)】
12月9日(土) より発売中!
イープラス:https://eplus.jp/