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2023年04月07日 (金)

【ライブレポート】ユナイト、新体制始動!総勢13名で魅せた12周年アニバーサリーライブ。「ユナイトは、これからも終わらない物語を歩んでいきます」

REPORT - 21:00:35

ユナイトが、「U&U’s -hope-」と題した12周年のアニバーサリーワンマンライブを41日、EX THEATER ROPPONGIにて行った。

 

 31日に新ボーカル・希(ノゾミ)の加入が発表され、まさに【新体制ユナイト】が始動する日でもあった。見事SOLD OUTを記録したことからも、期待を寄せられていることを感じられる。しかし、ただ新体制のお披露目といったシンプルなものではなく、メンバーが4人となり「ユナイトを続けていく」と決断した以降、バンドをサポートしたゲストボーカルたちと繰り広げたドラマをしっかりと反映したライブとなった。

 

 

 前半戦は、この日集まった8名のボーカリストが歌い繋げていく【ゲストボーカルセクション】。それぞれのボーカルのカラーに合わせ、椎名未緒(Gt)が曲をチョイスしたスペシャルなセットリストだ。ミケ(我が為)、ハロ(ベル)に続いて、この日初めてユナイトをサポートする千吊と高橋尽(HERO)が歌い繋いだのち、昨年行ったユナイト 2022 Oneman Live TourCONTiNUE?」から長期に渡りサポートしてきた翔梧(アンフィル)、mitsuCHISAACME)、夕霧(DaizyStripper)へバトンを渡していく。

 

 

 

ユナイトが大切にしてきた楽曲を守ってきた8人のボーカリストたちの想いは、新進気鋭の新ボーカル・希へと託された。

 希のメンバーカラーであるイエローを基調とした新衣装に身を包み、新曲「花晨」からスタート。これは426日にリリースされるTriple A Side 14th Single 「花晨 / sheeple cirQus / iScream」に収録されており、このシングルから「sheeple cirQus」「iScream」もこの日初披露となった。新体制セクションでは全8曲を披露し、その中でもラストに演奏された「アイ-hope-」は、希を基準として既存の楽曲をリアレンジしたバージョン。新ボーカルとの出会いによって、ユナイトがまだまだ進化していく予感を感じさせるに十分なアプローチだった。

 

 

「ユナイトは、これからも終わらない物語を歩んでいきます」――希

 

 

 ラストは、ゲストボーカルから再出発の祝福を受けながら、「ふわり」を出演者全員で届けた。これまでをつないできた者たちと、これからを作っていく者たちの共存によって繰り広げられた、実にドラマチックなライブだった。

 

 

 この日、新たに発表となったUNiTE. 2023 ONEMAN LIVE TOUR 「天国に一番近い男達 2」開催のニュース。併せて、「sheeple cirQus」のダーク・ゴシックな世界観に合わせたアーティスト写真とMVが公開された。直近では、この日出演したボーカリストたちがそれぞれのバンドを率いて集うユナイト主催の「ZEAL LiNkun TOUR 2023」も行われる。希望として新ボーカルの名を受けた希を迎えて本格的に動き出した、新体制ユナイトに期待が高まる。

 

 

文:平井綾子

写真:MASANORI FUJIKAWA / TomiKe

 


 

2023.04.01Sat.) EX THEATER ROPPONGI

UNiTE. 12th Anniversary oneman live [U&U’s -hope-]

 

*UNiTE*

/ 椎名未緒 / LiN / ハク / 莎奈

*guest vocals*

翔梧(アンフィル)/ 高橋尽(HERO/ CHISAACME/ 千吊

ハロ(ベル)/ ミケ(我が為)/ mitsu / 夕霧(DaizyStripper

 

*SET LIST*

[ゲストボーカル セクション]

SE.Whopper

1.ビリブオアノ(Vo.ミケ)

2.A Little PictureVo.ミケ)

3.ミドルノート(Vo.ハロ)

4.ubiqueVo.ハロ)

5.マーブル(Vo.千吊)

6.Love_Duck_Core_NothingVo.千吊)

7.無限ピクセル(Vo.高橋尽)

8.small world orderVo.高橋尽)

MC

9.美空結び(Vo.翔梧)

10.ジュピタ(Vo.翔梧)

11.ナユタの秘密(Vo.mitsu

12.-ハロミュジックVo.mitsu

13.ANOMiE?(Vo.CHISA

14.ノゾキアナ?(Vo.CHISA

15.ディシバダルツ(Vo.夕霧)

16.シトラス(Vo.夕霧)

MC

[新体制ユナイト セクション]

SE.C55H70MgN4O6

17.花晨

18.iScream

19.Cocky-discuS

MC

20.sheeple cirQus

21.ice

22.イオ

23.starting over

MC

24.アイ -hope-

MC

25.ふわり(出演者全員)

 

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ライブ情報〉

 

ZEAL LiNkun TOUR 2023

5/06(土) 福岡DRUM SON

[出演] ユナイト / mitsu / アンフィル / ACME / O.A.寿司かも新米

5/07(日) 福岡DRUM SON

[出演]ユナイト / mitsu / アンフィル / 我が為/ O.A.寿司かも新米

5/14(日) 金沢AZ

[出演]ユナイト / mitsu / アンフィル / 我が為 / THE MADNA / O.A.寿司かも新米

5/19(金)仙台darwin

[出演] ユナイト / mitsu / アンフィル / 我が為 / THE MADNA / O.A.寿司かも新米

5/25(木) 名古屋E.L.L.SOLD OUT!

[出演] ユナイト / mitsu / アンフィル / 我が為 / THE MADNA / i.D.A / カメレオ/ O.A.寿司かも新米

6/11(日) ESAKA MUSE

[出演] ユナイト / mitsu / アンフィル / DaizyStripper / ACME / 游彩/ O.A.寿司かも新米

6/17(土) 札幌PLANT

[出演] ユナイト / mitsu / アンフィル /DaizyStripper / ACME / 我が為/ O.A.寿司かも新米

6/18(日) 札幌PLANT

[出演] ユナイト / mitsu / アンフィル /DaizyStripper / ACME / 我が為/ O.A.寿司かも新米

6/30(金) 新宿BLAZE

[出演] ユナイト / mitsu / アンフィル /DaizyStripper / ACME / 我が為/ ν[NEU] / O.A.寿司かも新米

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【チケット】 前売¥5,000(税込)

一般チケット(※整理番号B)発売中

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注意事項
【チケットをご購入される前に】
やむを得ない事情により「出演者」「公演時間」等が変更となる可能性がございます。
上記理由による公演内容変更に伴うチケットの払い戻しは行いませんので予めご了承ください。

 


 

UNiTE. 2023 ONEMAN LIVE TOUR 「天国に一番近い男達 2

9/02() 下北沢シャングリラ

9/03() 下北沢シャングリラ

9/16() 名古屋ell. FITS ALL

9/17() 名古屋ell. FITS ALL

9/23() 水戸LIGHT HOUSE

9/24() 水戸LIGHT HOUSE

9/30() 静岡UMBER

10/01() 静岡UMBER

10/08() HEAVEN’S ROCK さいたま新都心VJ-3

10/09(月・祝) HEAVEN’S ROCK さいたま新都心VJ-3

10/14() 広島SECOND CRUTCH

10/15() 広島SECOND CRUTCH

10/21() 仙台MACANA

10/22() 仙台MACANA

10/28() 前橋DYVER

10/29() 前橋DYVER

11/04() ESAKA MUSE

11/05() ESAKA MUSE

11/11() 札幌PLANT

11/12() 札幌PLANT

11/23(木・祝) 新横浜 NEW SIDE BEACH

11/24() 新横浜 NEW SIDE BEACH

12/02() 金沢AZ

12/03() 金沢AZ

12/09() 福岡DRUM SON

12/10() 福岡DRUM SON

12/16() 赤羽ReNY alpha

12/17() 赤羽ReNY alpha

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【チケット】 ※ドリンク代別

・先行早割チケット ¥4,500(税込)

・前売一般チケット ¥5,000(税込)

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先行販売

mobile FC [elite U’s]抽選先行〉 https://sp.unite-mobile.com/

チケデリ抽選先行〉 https://ticket.deli-a.jp/

9月公演 [受付期間]4/1()21:004/9()23:59

10月公演 [受付期間]5/1()21:005/8()23:59

11月公演 [受付期間]6/1()21:006/8()23:59

12月公演 [受付期間]7/1()21:007/9()23:59

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一般発売

8/1()12:00

注意事項
・未就学児童入場不可

・営利目的の転売禁止 / 転売チケットの入場不可
・新型コロナウイルス感染や感染拡大の状況により、急遽公演中止や開場/開演時刻が変更となる可能性がございます。予めご了承ください。

・公演中止以外の理由でのチケットの払い戻しは行いません。購入の際には充分考慮して購入をお願いします。

 

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リリース情報〉

 

Triple A Side 14th Single 「花晨 / sheeple cirQus / iScream

2023426() CDリリース / 2,750(税込)

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【収録曲】

01. C55H70MgN4O6 / 02. 花晨 / 03. sheeple cirQus / 04. iScream

05. 花晨 (off vo.) / 06. sheeple cirQus (off vo.) / 07. iScream (off vo.)

https://citycity.theshop.jp/

各配信サイトでは202353()~配信開始

 

sheeple cirQusMusicVideohttps://youtu.be/Ys6vEQRfXNk

 

「花晨」 MusicVideohttps://youtu.be/TaV2MATryCU

 

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[ユナイト オフィシャルサイト]

http://www.unite-jp.com/

[ユナイト オフィシャルTwitter

https://twitter.com/official_unite


2023年04月06日 (木)

【ライヴレポート】<INORAN Billboard Live Tour「IN MY OASIS Billboard Session 2023」>開幕!飽くなきチャレンジ精神と探求心を見せたツアー初日

NEWS - 19:00:26

LUNA SEAのギタリストとしてだけでなく、ソロアーティストとしても精力的な活動を展開しているINORANが、東横阪ビルボードライヴツアー『IN MY OASIS Billboard Session 2023』を4月1日の大阪公演からスタートさせた。

 

そもそも『IN MY OASIS Billboard Session』シリーズは、INORANが2019年からBillboard Liveでアコースティック・ライヴを定期的に行ってきたことが発端。チェロとヴァイオリン、ピアノという特別な編成でソロの代表曲を中心に届けてきたアコースティック・ライヴの世界観をより多くの人に伝えるべく、Billboard Live YOKOHAMAでライヴ・レコーディングを実施し、昨年6月に自身のソロ活動25周年を記念したスペシャル・アルバムとして「IN MY OASIS Billboard Session」をリリース。7月から8月にかけて東横阪で発売記念ツアーを開催し、年末にはアルバムのライヴ・レコーディングを映像化したBlu-ray「IN MY OASIS Billboard Session」を発表した経緯があり、今回の東横阪『IN MY OASIS Billboard Session 2023』はこの一連の流れを締めくくるツアーになっている。

 

その『IN MY OASIS Billboard Session 2023』の初日となった4月1日のBillboard Live OSAKAでの1stステージの模様をお届けするが、今回のツアーは、「新しいことに挑戦する、新しいことを出す、新しい景色を見る。同じことでも新鮮に感じることが大事だと思ってやっています」とMCで語っていたように、キャリアに甘んじることのない彼のチャレンジ精神や音楽への飽くなき探求心などが垣間見られる内容になっていた。

 

ツアー初日、さらには1stステージということもあり、開演前はフードや本公演のオリジナル・ドリンク“Glorious Sky”などを味わいながら、ワクワクとした賑やかな雰囲気に包まれていた場内。定刻になると照明が暗転し、SEが流れる中、拍手に迎えられてアコースティック・ライヴではおなじみのメンバー、葉山拓亮(ピアノ)、Yui(ヴァイオリン)、島津由美(チェロ)が登場。そして、最後にひときわ大きな拍手が起こる中、ダブルのジャケットにワイドパンツというスタイリッシュな装いのINORANがステージに現れ、この日のライヴがスタートした。1曲目はアルバムと同じく「raize」から。原曲を知っている人にとっては大幅なアレンジが大きな驚きをもたらすこの楽曲。イントロからバッハの「無伴奏チェロ組曲 第1番:プレリュード」の旋律がチェロで奏でられ、その重厚感ある音色が会場に広がっていく。そこにそのストリングスの音色と溶け合うようなINORANの柔らかな歌声が合わさり、瞬く間に心地よい空間を作り上げていた。続く「Daylight」では、時に優しく、時に力強く歌いかけ、またオフマイクで歌うなど、会場に集まった人たちに歌詞に綴った想いを届けるようにエモーショナルなヴォーカルを響かせ、グッとその世界観に引き込んでいく。「ゆっくり音のシャワーを楽しんでいって欲しい」との言葉どおり、誰もがじっくりと聴き入り、序盤からその良質な音楽に魅了されていた。

 

中盤ではこのシリーズ公演を行う上で欠かせないメンバーとして、アルバムにも参加しているR&Bシンガー・傳田真央を呼び込み、まずは「Wherever I go」を披露。2人で息を合わせるように顔を見合わせながら、寄り添うように歌声を響かせ、シンディ・ローパーの代表曲をカヴァーした「Time After Time」では、傳田のソウルフルで伸びやかな歌声に呼応するように、リズムに乗りながら、強弱まで息ぴったりのハーモニーで楽しませてくれた。そんな中でこの日一番、というよりも、このツアーで一番の驚きになるであろう光景が。

曲が終わり、後ろを向いてニヤリとした笑みを浮かべながらINORANが楽器を準備していたのだが、手にしたのはお馴染みのアコースティック・ギターではなく、なんとテナー・サックス!

 「新しいことを楽しめたらなと思って」と、歌と共にテナー・サックスを披露したのだ。本人曰く、「昔、少しやったのを思い出して。運指は分からないからまず吹いてみるっていう自己流です」とのことだったが、しっかりと吹き切り、拍手喝采。これにはサポートメンバーの葉山も、「サックスってめちゃくちゃ難しいんですよ。小さい頃、挑戦したことがあったんですけど、全然音出ないし、音程取れないし……リハーサル1回ですよ? もう1回拍手頂いてもいいんじゃないでしょうか」と、感心しきりだった。

 

 

そんなサプライズもあったこのブロック。「ギタリストの自分が歌を歌うようになって、『なんで歌っているんだろう?』って思いながら歌ったりする時もあるんだけど、一緒にハーモニーを奏でるとやっぱり歌って本当に素晴らしいものなんだなって実感する。情熱がさらに増すようにバンドメンバーとツアーを回りたいと思います」と話したように、傳田と共に歌うことで、歌うこと、ハーモニーを紡ぐことを楽しんでいる様子が見て取れただけに、今後のツアーでもさらに進化した魅力的な歌声、グルーヴを聴かせてくれるだろう。

 

再びINORANと楽器メンバーで贈った終盤では、「みなさん、見ているだけじゃなくて参加型で、ハンドクラップで参加してもらってもよろしいでしょうか?」と、「Rise Again」の曲前に、ハンドクラップのリズムをレクチャー。声出し解禁公演ではないため、一緒にシンガロングすることはできなかったが、一体となってリズムを奏で、会場全体で音楽を楽しんでいた。そしてラストは、サポートメンバーの各ソロも堪能できた「Thank You」で締め括り。「素晴らしい1stライヴになったと思っています」と、ツアー初日の1stステージを終えたのだった。

 

 

 

MCで、「ライヴはキャッチボールなんですけど、僕がこうやって熱くやればやるほど、みなさんが引いていってしまうという現象が昔からINORANっていうミュージシャンにはありまして(苦笑)。それが嫌だなと思う時期もあったんですけど、今回はちょっと振り切ってやってみようかなと。世界にどっぷり入って、どこまでいけるのかっていうのをテーマに掲げて今回はやっていくので、みなさんそういう中で楽しんでいって頂けるとこれ幸いです」とも語っていたINORAN。とはいえ、「楽しんでもらえるようなライヴを考える、ということは変わらないですね」とライヴ後に話してくれた通り、同じ楽曲であっても前回とは違うアレンジで届けたり、さらにはサックスを披露するなど、新しいものを提供し続けてくれるだけに、何度足を運んでも楽しく、新しい発見が待つライヴになっている。特にアレンジに関しては、「今回はもっともっと僕が知らないような世界、アレンジをやりませんかとリハーサル前に葉山くんに無茶ぶりをして。(急だったので)僕がアレンジをオーダーした中で完成したのは、3分の1くらい」とも明かしていたので、この後に続く横浜、東京公演ではさらにアレンジされた楽曲たちが待っているはずだ。

 

 

「前回よりバージョンアップしていますし、サックス含め、ぜひ見てもらいたいですね。サックスはいつ辞めるかわからないので、早めに見てもらえたら(笑)。前回よりも強い思いで臨んでいますし、アコースティック独特の雰囲気や、魂が震えるというところを感じてもらいたいですね」(INORAN)。
彼がサポートメンバーと共に作りだす豊かで心地よいオアシスで、日常の喧騒をひと時でも忘れさせてくれる極上の癒しの音楽にどっぷりと浸りながら、公演ごとに進化する様を見てもらいたい。

 

 

Text by Yu-ki Kaneko

 

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■LIVE INFORMATION

INORAN Billboard Live Tour
「IN MY OASIS Billboard Session 2023」

2023年4月8日(土) Billboard Live YOKOHAMA
2023年4月9日(日) Billboard Live YOKOHAMA
◆1st Stage open 14:30/start 15:30
◆2nd Stage open 17:30/start 18:30

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2023年4月29日(土) Billboard Live TOKYO
2023年4月30日(日) Billboard Live TOKYO
◆1st Stage open 14:30/start 15:30
◆2nd Stage open 17:30/start 18:30

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【出演】
Vocal&Guitar:INORAN
Violin:Yui
Cello:島津 由美
Piano:葉山 拓亮
Additional Vocal:傳田 真央

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▼公演詳細はこちら
http://inoran.org/show/25957/

 

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■RELEASE INFORMATION

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NOW ON SALE
Blu-ray「IN MY OASIS Billboard Session」
価格:¥8,580 (税抜価格:¥7,800) 品番: KIXM-515

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【収録内容】
01. 千年花
02. Beautiful Now
03. I Swear
04. raize
05. Daylight
06. Starlight
07. Fading Memory (feat. Mao Denda)
08. Time After Time (feat. Mao Denda)
09. Glorious Sky (feat. Mao Denda) * Origin version
10. Long Time Comin
11. Rise Again
12. Thank you
Dcumentary:The Story of IN MY OASIS

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▼商品情報はこちら
https://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=33839


2023年04月06日 (木)

【ライヴレポート】<SID 20th Anniversary TOUR 2023 「海辺」>2023年4月1日(土)KT Zeep Yokohama◆3年ぶりに声出しが解禁。愛が満ちたその空間に、シドが最強になって帰ってきた──。

REPORT - 12:00:04

今年1月に開催したオフィシャルメンバーズクラブ“ID-S”会員限定公演<ID-S限定 SID LIVE 2023 Re:Dreamer~>で1年半ぶりにライブ活動を再開したシドが、20223月にリリースしたアルバム『海辺』を引っ提げた全国ツアーSID 20th Anniversary TOUR 2023 「海辺」>を、41日に神奈川・KT Zepp Yokohamaよりスタートさせた。

3年ぶりに声出しが解禁された本公演は、ゆっくりと潮が満ちていくように、愛が満ちていった空間だった。

 

──と、こんなふうにライブレポートというミッションをいただいて会場に入る時には、“しっかりレポートしなければ”という“仕事モード”という服を着て、至って冷静に客観的に観ることが常なのだが、この日集まった観客の大歓声やメンバーの名前を呼ぶ声を聴くにつけ、その大歓声を浴びて嬉しそうな表情を浮かべるメンバーを観るにつけ、結成20周年というキャリアをもちながらも随所で笑顔のアイコンタクトを取り合うメンバーを観るにつけ、“仕事モード”はどこへやら、気がつけば一緒に笑ったり一緒に泣いたりと、ただ無防備に感情をだだ漏れさせている我が身があった。

 

3年ぶりの声出し解禁に始まりはどこか遠慮がちだった歓声も、ライブが進むにつれてどんどん大きくなっていく。

それに対して、「久しぶりに“マオ”って呼ばれたな。気持ちいいね」(マオ)、「みんなと声を出して、そして俺たちの音で思いが伝わって最高の1日になってくれたら嬉しいです」(明希)、「みんなお帰りー!!」(Shinji)、「気持ちいい!これだよね!」(ゆうや)と、喜びを隠しきれないメンバー。

演奏中もコロナ以前のような手応えをつかむと、水を得た魚のようにパフォーマンスにも熱がこもり、その相乗効果で会場のボルテージは徐々に高まっていった。

 

リリースから約1年を経て、“令和歌謡”と謳ったアルバム『海辺』の世界観を具現化することになった彼らは、歌詞の物語をより深めるようなステージ演出と、それに寄り添う歌とアンサンブルで一曲一曲を丁寧に紡いでいく。

たとえば「軽蔑」では変拍子でありながらメロディアスなサウンドとシリアスなヴォーカルが、ゆらりと立ち上る愛憎を感じさせたし、イントロのサックスの音色が印象的な「13月」では、一粒一粒の音の間合いにまでも切なさが感じ取れた。

ツアーが始まったばかりなので詳細は避けるが、スクリーンによるステージ演出の中で、曲終わりに会場が思わずざわついた楽曲も。

アルバム『海辺』のラストナンバーであり、“ID-S”会員限定公演の一曲目を飾った「海辺」は、マオにとって特別思い入れのある曲で、「みんなのことをずっと思っていました。そんな気持ちがたくさん詰まった曲です」と紹介。スケール感のあるこの曲をじっくりと歌い上げた後、「渋公(“ID-S”会員限定公演)では恐怖と戦いながらこの「海辺」を歌いましたが、今日は恐怖心が一つもなく歌えました」と語っていた。

 

「俺たちの20年、最高の年にするのでみんなついてきてください!」(明希)

 

 

「シドって最高だな!お前らも最高だぞ!いいツアーの始まりになりました、ありがとう」(Shinji

 

 

「俺たちのライブってこれよ!改めて再認識させてもらえたからもういいよね。乗り越えて俺らは強くなった!」(ゆうや)

 

 

明希、Shinji、ゆうやがツアーに向けたそれぞれの思いを語ってステージを降りた後、一人残ったマオは「みんなに一つ言いたかったことがあって。今日はみんなに“ただいま”を伝えたくて」と声を詰まらせた。

3年間声出しができなかったりとか、コロナの影響もあったんだけど、個人的にはめちゃくちゃ長かったんですよね。トンネルが長くて。

渋公でスパッとカッコよくそのトンネルを抜けるつもりだったんですけど全然まだダメで、今日のライブもすごく怖かったんですけど、積み上げてきた努力は絶対俺を裏切らないと思っていたので、それだけは信じて頑張ってきたので、みなさんのおかげで最高のライブができました。

本当にありがとう」と感謝を伝えると、「俺ここからまだまだいくから。こんなもんじゃないから。

新しい自分として生まれ変わってどんどんかっこいい俺になってシドを引っ張っていくので、これからもよろしく!」と力強い笑顔を見せた。

 

 

様々な困難を乗り越えて結成20周年を迎えたシドは、より強靭になっていた。ライブ活動の休止を発表する前、最後の公演となった202110月のZepp Fukuoka公演でマオは約束したのだ。「必ず最強のヴォーカリストとしてまた帰ってくる」と。

その約束どおり最強になって帰ってきたシドが、ファンの歓声というカンフルを再び手に入れたシドが、このツアーを経てどこまでパワーアップしていくのか、その進化の果てを楽しみにしている。

 

 

写真◎今元 秀明
文◎大窪 由香

 

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SID 20th Anniversary Special Site   https://www.sid20th.jp/ 

 

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LIVE

 

SID 20th Anniversary TOUR 2023 「海辺」

202341日(土) KT Zepp Yokohama

202349日(日) Zepp Fukuoka

2023414日(金) Zepp Nagoya

2023416日(日) Zepp Osaka Bayside

202354日(木・祝) Zepp Sapporo

202356日(土) SENDAI GIGS

2023513日(土) Zepp DiverCity TOKYO

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【チケット料金】

1Fスタンディング ¥7,500(税込/ドリンク代別)

2F全席指定 ¥7,500(税込/ドリンク代別)

4才以上有料

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チケット一般発売中 https://sid.tix.to/dgYqfs 

詳細はコチラ https://sid-web.info/event/347116 

 

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SID EVENT TOUR 2023  ※詳細は後日発表

2023723日(日) Zepp DiverCity TOKYO

2023730日(日) Zepp Nagoya

2023812日(土) Zepp Fukuoka

2023813日(日) Zepp Osaka Bayside

2023826日(土) Zepp HanedaTOKYO

202392日(土) SENDAI GIGS

2023918日(月・祝) Zepp Sapporo

 

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RELEASE

 

20周年アニバーサリーBOX

2023.3.29 Release

SID 20th Anniversary BOX

【完全生産限定盤(CD15枚組+Blu-ray+グッズ)】

KSCL 342036 ¥33,000(税込)

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CD 収録内容> 全15枚組

[Disc 1] 憐哀レンアイ

[Disc 2] 星の都

[Disc 3] play

[Disc 4] センチメンタルマキアート

[Disc 5] hikari

[Disc 6] dead stock

[Disc 7] M&W

[Disc 8] OUTSIDER

[Disc 9] NOMAD

[Disc 10] いちばん好きな場所

[Disc 11] 承認欲求

[Disc 12] 海辺

[Disc 13] Side A complete collection

[Disc 14] Side B complete collection e.B 4

[Disc 15] Side B complete collection e.B 5

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Blu-ray 収録内容>

Music Video Collection 全40曲を収録

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<付属物>

・アニバーサリーケーキBOX仕様

SID 歌詞大全集(184P

20thアニバーサリーアクリル写真ホルダー

・メンバーソロ生写真(4名分同梱)

20thアニバーサリースカーフ

 

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20周年アニバーサリーBOX 予約詳細

 

20周年アニバーサリーBOX 予約まとめ https://kmu.lnk.to/fqi7cq

 

▼購入者特典【対象店舗/特典内容】

Amazon.co.jp トートバック

■楽天ブックス アクリルキーホルダー

■セブンネットショッピング アクリルカラビナ

※特典は数量限定・予約優先での先着順配布となり、なくなり次第終了となります。

ご予約ご購入の際は、特典の有無を必ずECサイトでご確認ください

 

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