2015年10月05日 (月)
【ライブレポート】<ALSDEAD>9月19日(土)渋谷REX〜ALSDEAD presents ONEMAN【Born To Be Dead:ch.2】
REPORT - 11:53:29活動休止を宣言したALSDEADが、新たな始まりのために企画したシリーズワンマン【Born To Be Dead】。
第三夜は、ファンたちからのリクエスト曲を中心に構成。
レア曲飛び出すファン熱狂の一夜!!
いよいよ今週金曜、10月9日に高田馬場AREAで行うワンマンライヴを持って、
7年間に及ぶ活動を一度停止し、眠りにつくALSDEAD。
彼らは現在、新たなる始まりに向け「Born To Be Dead:PROLOGUE/ch1/ch2/CODA」と、
それぞれに タイトルを付けた4本のシリーズワンマンを展開中だ。
「9月12日に新宿LOFT BAR LOUNGEにて行われた【Born To Be Dead:PROLOGUE】は、
全曲アコースティックによる公演。
2本目に当たる9月18日に東高円寺二万電圧にて開催した【Born To Be Dead:ch1】は、全編激しい曲のみで構成。
3本目、9月19日に渋谷REXにて行われた【Born To Be Dead:ch2】はファンからアンケートを取り、
人気上位の曲のみでセットリストを組むリクエストライヴ」になっていた。
残る10月9日高田馬場AREAでの【Born To Be Dead:CODA】の詳細は、間もなくメンバーらの口より告げられるだろう。
レポートも3本目。9月19日(土)に渋谷REXを舞台に、ファンたちのリクエストを元に構築したライヴ
ALSDEAD presents ONEMAN【Born To Be Dead:ch.2】が行われた。
この日は特定の年代に偏ることなく、その時代ごとにライヴを支えてきた曲たちや、
バンドを熱烈に支え続けてきたファンだからこそ知っているレアな歌の数々が並んでいた。
そのメニューを通し、ALSDEADがライヴを通して支持を重ねてきたバンドであることを再認識。
今宵のライヴは、リクエストランキング3位の支持を得た『IDEA』からスタート。
激しくもスケールあふれた演奏の上で、抑揚を持ったMAKIの歌声が軽やかに舞い踊りだした。
続く『Behind The Pride』を通し、場内へ無数の 拳を突き上げさせたように、
早くもALSDEADらしい舞台空間がそこには広がっていた。
「初のリクエストワンマン。けっこうマニアックな曲と何時もの曲が入り混じっててセットリストを組むのが大変だったね。
中には、ライヴでやるのが2回目の曲もあったり。どう楽しむかはリクエストしたみなさん次第なんで」(MAKI)
エキセントリックな沁のギターに重なるよう『Faceless Biliever』がドライブし始めた。
MAKIも抑揚を持ったメロディーを、駆ける旋律の上へ巧みに重ねてゆく。
観客たちを猛々しい熱狂の中へダイブさせた『Into The Void』やリクエスト2位を記録した『ENSLAVED』。
どちらもえぐるような衝撃を身体に与えるにも関わらず、その歌にとても惹かれてゆく。
奈落へ引きずり込み狂ったように身悶えさせた、ライヴでは定番の『LOS』が、
リクエストライヴでも上位にくるところが、ALSDEADのファンの熱さを物語っている。
激しいからこそ、その中から浮かび上がる高揚した歌にも強く魅入ってしまう。
間奏では、VOIVOIと絶叫のやり取りも登場。
今にも壊れそうな感情のもと、激しく唸るミッドグルーヴの上で朗々と歌い上げた『F99』。
一転、ふたたび轟音の撃鉄撃ち放った激情高揚歌『INAZUMA』。
マグナム弾で身体中を撃たれたような重い衝撃を全身に感じながら、誰もが禁断の熱狂に溺れ続けていた。
「今回のリクエストの1位が『Sugar』、圧倒的に多かったんですよ」(MAKI)の言葉に続いて演奏したのが、
これまでライヴで数回しか披露したことのないレア曲の『Sugar』。
触れた人の感情を熱く掻き立ててゆく歌と演奏に合わせ、会場中の人たちが手を振り熱狂の宴に溺れ出した。
その熱気へ拍車をかけるよう、誰もがタオルや頭を振り乱しながら
『Dirty Evil』や『EVO㈽』が作りあげた 激烈な音の渦に溺れ続けていた。
ライヴも終盤戦へ。熱狂し火照った身体を優しく抱くよう、哀切な感情たっぷりに『秘密』を歌い奏でてゆく。
触れたら壊れそうな脆さを持った表情なのに、その中からは、気持ちを掻き立てる熱い芯となる想いも伝わってきた。
沸き上がる感情のままに手拍子を始めた観客たち。駆けだした躍動的な演奏に乗せ、嘆き高揚のドラマを描き出した『Fragile』。
緩急様々な表情を持ったドラマは、身体折り畳み猛り狂わせた『404』と『In Bloom』を通し、熱狂と
絶頂を身に抱かせ、幕を閉じていった。
たとえ心情掻き立てる激烈な歌だろうと、どの曲も感情的でメロディアスな歌が胸に強烈に突き刺さっていた。
その芳醇な音楽の魔力に、誰もが身も心も奪われていたのは間違いない。
アンコールでも拳振り上げ、頭を想いきり揺さぶる空間作りあげた『乖離』や『FLASH BACK』と、
全身全霊で暴れるに相応しい楽曲を連発。
気力と体力の限界まで共に挑み愛い恍惚と絶頂を迎えフィニッシュしてゆくライヴを、今宵もALSDEADは見せてくれた。
新たなる幕開けに向け、9月に3本行われた【Born To Be Dead:PROLOGUE/ch1/ch2】。
1本毎に明確なテーマを掲げたことにより、ALSDEADというバンドが持つ本質を改めて強く感じてゆく機会にも、
このシリーズライヴはなっていた。
終わりに向かって集大成してゆくのではない、次なるステージへ向け、
ファンとメンバーらで一緒に7年間の歩みの中へ描き出した”あるべき姿”を再確認し続けたこのシリーズ。
その最後を飾るのが、いよいよ今週10月9日(金)に高田馬場AREAを舞台に行われる
ALSDEAD presents ONEMAN【Born To Be Dead:CODA】になる。
この日は、LIVE DVD用の収録も行われることも決定。何に向けて終止符を打つのか?!。
その答えは高田馬場AREAで行われるワンマンライヴの日に、一緒に受け取めようではないか。
そして、何時もの熱狂の物語を永遠に消えない映像の中へ熱く記録するためにも、
封印前、最後の大暴れをしてやろうじゃないか!!
TEXT:長澤智典
PHOTO:玲人
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9/19(土)【Born To Be Dead:ch.2】
渋谷REX
1.IDEA
2.Behind The Pridemc
3.Faceless Biliever
4.Into The Void
5.ENSLAVED
6.LOS
7.F99
8.INAZUMA
9.Sugar
10.Dirty Evil
11.EVO㈽
12.秘密
13.Fragile
14.404
15.In Bloom
en
乖離
FLASH BACK
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★LIVE情報
■9月12日(土) 新宿LOFT BAR LOUNGE
ALSDEAD presents ACOUSTIC ONEMAN 【Born To Be Dead : PROLOGUE】
THANK YOU SOLD OUT!
■9月18日(金) 東高円寺二万電圧
ALSDEAD presents ONEMAN 【Born To Be Dead : ch.1】
THANK YOU SOLD OUT!
■9月19日(土) 渋谷REX
ALSDEAD presents ONEMAN 【Born To Be Dead : ch.2】
THANK YOU SOLD OUT!
■10月9日(金) 高田馬場AREA
ALSDEAD presents ONEMAN 【Born To Be Dead : CODA】
開場 18:30 開演 19:00
前売 ¥4,000/ 当日 ¥4,500 ※税込/ドリンク代別
チケット発売中(残りわずか!)
イープラスhttp://goo.gl/Xq8Dsp (パソコン/スマートフォン/携帯共通)
(問)高田馬場AREA 03-3361-1069
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ALSDEAD Web http://alsdead.com/
2015年10月05日 (月)
【ライブレポート】PENICILLINライブにクマムシ飛び入り参加!一夜限りの“KUMACILLIN(クマシリン)”結成!!大ヒット曲「ロマンス」のコラボも実現!
REPORT - 11:27:48お笑い芸人のクマムシが10月3日に恵比寿 LIQUIDROOMで行われたPENICILLINの「千聖 BIRTHDAY LIVE “ROCK×ROCK11(イイ)ライブ”」に飛び入り参加をした。
クマムシが「もしヴィジュアル系バンドだったら」という設定で作られた新曲「Could you tell me…」のミュージックビデオにPENICILLINのギタリストの千聖とドラムのO-JIROが出演し、このミュージックビデオ限定でPENICILLINとクマムシの合体バンド“KUMACILLIN”という架空のバンドが誕生したこともあり、“KUMACILLIN”のバンドメンバーでもある千聖の誕生日を祝うべく駆け付けた。
クマムシの2人はライブのアンコールから登場したが、その出で立ちは、千聖がプロデュースしたヴィジュアル系メーク&衣装。
パンチのあるその見た目に満員のPENICILLINのファンから笑いが巻き起こった。
「何が面白いんですか。。」とクマムシ長谷川扮する“KUMACILLIN”のボーカル、鬼切丸司(おにぎりまるつかさ)は、あくまでクールなカリスマボーカリストのキャラクターを崩さない。
一方、クマムシ佐藤扮するベース、鬼切丸さと子は場内から「かわいい!」という声が多数上がるほど、女装が板についている。
ドラムのO-JIROに何度もスカートの中を見せ、セクシー?に挑発する。
「Could you tell me…」を披露すると、「Could you tell me the way to the library ?」と図書館までの道を延々と訪ね続ける、不思議な歌詞と、芸人離れした長谷川の歌唱力に会場は盛り上がる。
もちろん佐藤は弾けもしないベースを持ちながら、会場をさらに盛り上げる。
長谷川は千聖のためにつくってきた、“あったかいんだからぁ♪”バースデーバージョンも披露し、会場のファンとともに千聖に“おめでたいんだからぁ♪”とメッセージを捧げた。
長谷川に煽られたHAKUEIも“あったかいんだからぁ♪”を披露し会場が和やかなムードになる一幕も。
この日のサプライズはそれだけでなく、長谷川とHAKUEIのダブルボーカルで、大ヒット曲「ロマンス」が演奏された。
「ロマンス」はクマムシ長谷川のカラオケ十八番ということもあり、PENICILLINファンにも受け入れられるパフォーマンスとなった。
ステージ前は2人にとってアウェイとなる環境に多少、不安を感じていたクマムシの2人だったが、PENICILLINのメンバーやファンに“あったか”く迎えられ、特別な一夜となった。
PHOTO 小林 裕和
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ライブ情報
PENICILLIN HAKUEI BIRTHDAY LIVE「SUPER HEART CORE ’15」
12/13(日) 新宿 BLAZE
クマムシ「Could you tell me…」ミュージックビデオはこちら
「Could you tell me…」好評配信中。
ダウンロードはこちら
iTunes http://po.st/couldyoutellmeitms
レコチョク http://po.st/couldyoutellmereco
PENICILLIN New Single 「Stranger」
2015.10.14 Release
Type-A、Type-B 2種同時リリース。
詳細はこちら http://www.penicillin.jp/
クマムシさん、まさにあったかく迎えられて良かったですね(^-^)
2015年10月01日 (木)
【ライブレポート】ALSDEAD、活動停止へ向けたワンマンシリーズ「「Born To Be Dead」の2回目を開催。9月18日高円寺二万電圧。
REPORT - 21:06:1710月9日に高田馬場AREAで行うワンマンライヴを持って、7年間に及ぶ活動を一度停止し、眠りにつくALSDEAD。
「音楽を愛して、ALSDEADを愛して導いた結果を…その先に何があるかをみんなと一緒に導いていきたい。
信じる力が強ければまた出会えるし、未来を作っていけると思う。
ぜひ、未来をポジティブに考えていて欲しいです」(MAKI)と、
メンバー自身もステージ上で前向きな言葉を発し続けているように名言を避けてるとはいえ、解散ではなく、
新たなる始まりへ向けて一度眠りに就くと今回の行動については捉えて欲しい。
ALSDEADは、活動休止に向け「Born To Be Dead:PROLOGUE/ch1/ch2/CODA」と
それぞれにタイトルを付けた、明確なコンセプトを掲げた4本のシリーズワンマンを展開。
メンバーの言葉を借りるなら、「9月12日に新宿LOFT BAR LOUNGEにて行われた【Born To Be Dead:PROLOGUE】は、
全曲アコースティックによる公演。
2本目に当たる9月18日東高円寺二万電圧にて開催した【Born To Be Dead:ch1】は、全編激しい曲のみで構成。
3本目、9月19日渋谷REXでの【Born To Be Dead:ch2】は、ファンからアンケートを取り、
人気上位の曲のみでセットリストを組んだリクエストライヴとなった。
今回は2本目となる9月18日東高円寺二万電圧を舞台に開催した
ALSDEAD presents ONEMAN【Born To Be Dead:ch1】をお届けしたい。
後ろまで人の波押し寄せたぎゅうぎゅう状態の中、ライブは『Behind The Pride』からスタート。
ALSDEADは、満員の観客たちへ、ド頭から鋭い 牙剥き出しに挑みだした。
客席で一心不乱に頭を振りまわす観客たちも、同じよう牙を剥き出しにメンバーへ挑みかかってゆく。
早くもライブは、真っ向から戦いを挑む戦(いくさ) の場へと変貌していた。
激しく唸りを上げた演奏。『D.9.N』に合わせ針山のよう無数の拳が突き上がり、場内へ高ぶる熱を蓄えだした。
身体を貫くNIKKYのブラストビートが、否が応でも感情を沸き上がらせてゆく。
猛々しいハードコアな演奏が爆発。野獣と化し、暴れ続ける観客たちと音と歌のバトルを繰り広げた『Adrenaline』。
序盤から場内の熱気は、ヤバいくらいに沸騰状態だ。
「メチャクチャ熱くなって大暴れしましょう。思いきり音でぶつかっていこうか!!」(MAKI)
全身を刺すラウドな衝撃に、身体中のアドレナリンが沸騰した激情高揚歌『VOR』。
猛々しい音の衝動は、続く『Puzzle』を通し、さらに熱と加速度を上げて襲いかかってきた。
ヤバい、高揚した気持ちを放熱しないと、この身が壊れそうだ。
凄まじい音の稲妻が全身を一気に貫いた。感情を高揚させる『INAZUMA』に全身が嬉しく武者震い続けていた。
絶叫と絶叫のやり取りも炸裂。会場中を猛り狂うヘドバン空間に塗り上げた『Hacktvism』。
暴走した演奏は、止まるどころかどんどん激しさと速度を上げてゆく。
激しい演奏の中にも開放的な匂いをかぐわせた『Worlds End』では、タオル振りながら飛び跳ねる観客たちも登場。
すべてのフラストレーションを解き放つように、ヘドバンする観客たちの髪の揺れが、場内中に熱気を攪拌していった『EVO㈽』。
ヤバいくらいの狂い咲きっぷりだ。拳を降ろすことなく満面の笑顔で跳ね続けた『STARLESS』。
重轟音なマシンビートが炸裂。熱い絶叫のやり取りも生まれた『Dirty Evil』。
中盤のブロックへは、激しい中にも高揚感与える歌物楽曲をALSDEADは並べていった。
激しくドライブした演奏に触れ、暴れずにいれるわけがない。
緩急な表情を巧みに描きながら、高揚してゆくエナジーを身体中に注ぎ込んだ『乖離』。
「熱いか!!お前ら激しいのが好きなんだろっ、違うかっ!!」。VOIVOIとした絶叫のやり取りも登場。
高揚した歌を導線に,鋼の轟音にまみれ、頭カラッポに踊り狂った『Life Of Sorrow』。
全力で左右に駆けながら暴れ祭っ た『Pandemic』。最後に叩きつけた『Cynical』では、
誰もが気力の限界まで声を振り絞り、全力で身体を揺さぶり、咲き乱れながら、
熱狂の限界の壁を超えた恍惚を味わい続けていた。
ヤバいくらいに火照った身体は、もう静まらない!!
「最高に熱いねっ!!メンバーの音も、みんなの熱狂も至近距離でぶつかってくるんで、
今日はとてもパワフルなライヴです」(MAKI)。
アンコールでぶつけた『FLASH BACK』の頃には、誰もが理性を消し去り、
高 揚爆裂した歌と演奏へ全力でぶつかりながら、嬉しく絶頂に酔いしれていた。
この日のライブ中、「10月7日に高田馬場AREAで行うライブの模様をシューティングする」ことをメンバーが発表。
活動休止前最後の熱狂のバトル劇を映像作品として残すように、ファンたちにとっても嬉しい報告の場になっていた。
TEXT:長澤智典
PHOTO:玲人
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9/18 【Born To Be Dead:ch1】
高円寺二万電圧-セットリスト-
1.Behind The Pride
2.D.9.N
3.Adrenaline
4.VOR
5.Puzzle
6.INAZUMA
7.Hacktvism
8.Worlds End
9.EVO㈽
10.STARLESS
11.Dirty Evil
12.乖離
13.Life Of Sorrow
14.Pandemic
15.Cynical
en
FLASH BACK
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★LIVE情報
■9月12日(土) 新宿LOFT BAR LOUNGE
ALSDEAD presents ACOUSTIC ONEMAN 【Born To Be Dead : PROLOGUE】
THANK YOU SOLD OUT!
■9月18日(金) 東高円寺二万電圧
ALSDEAD presents ONEMAN 【Born To Be Dead : ch.1】
THANK YOU SOLD OUT!
■9月19日(土) 渋谷REX
ALSDEAD presents ONEMAN 【Born To Be Dead : ch.2】
THANK YOU SOLD OUT!
■10月9日(金) 高田馬場AREA
ALSDEAD presents ONEMAN 【Born To Be Dead : CODA】
開場 18:30 開演 19:00
前売 ¥4,000/ 当日 ¥4,500 ※税込/ドリンク代別
<一般発売> 9月19日 (土) 10:00〜
イープラスhttp://goo.gl/Xq8Dsp (パソコン/スマートフォン/携帯共通)
(問)高田馬場AREA 03-3361-1069
ALSDEAD Web http://alsdead.com/