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2015年12月07日 (月)

【イベントレポート】★第二回ニコびじゅマーケット〜イケチョク(池袋直売所)〜★Airish/inc.RIBON/Lig/LOG/the LOTUS/Purple Stone/ソニックデスモンキー/ジン★

REPORT - 15:00:38

「生産者に会える!!買える!!」をテーマに、アーティストたちの新譜/旧譜のCDやDVDはもちろん、初出しのアイテムや、このイベントでしか手に入らない限定レアグッズのアーティストによる直売イベントが、11月23日(月・祝)に池袋P’PARCOニコニコ本社B2イベントスペースで開催になったのが「第二回ニコびじゅマーケット〜イケチョク(池袋直売所)〜」。
いわゆる、「V系版コミックマーケット」と言えようか。
7月に第一回目を開催したところ「またやって欲しい」声が多様寄せられたことから、今回の開催が決定。

  このマーケットは「即売会」のみならず、参加しているアーティストたちによるニコニコ生放送を通した「トークイベント」も会場内で実施。
この日のイベントに参加したのは、Airish/inc.RIBON/Lig/LOG/the LOTUS/Purple Stone/ソニックデスモンキー/ジンの8バンド。
お馴染み星野卓也MCのもと、軽妙なトークを繰り広げてくれた。そ
の模様を、以下にお伝えしよう。

 場内には数多くのファンたちがすし詰め状態になりながら、イベントの開演を待ちわびていた。
目の前の大きなスクリーンには、次々と若手ビジュアル系バンドたちのMVが流れ続けてゆく。
しばしの待ち時間さえも、次々流れる映像を観ているうちあっと言う間に過ぎていった。

 イベントは、2バンド1組での対バントークと直売会のイケチョクの2つのパートに分けて開催。
最初のゲストとして登場したのが、Airishとinc.RIBON。
まずは、それぞれのバンドの魅力の紹介や近況報告から。
Airishは、「歌物を中心に活動。綺麗から激しめな曲調まで幅広く対応。でも一番メロディーを魅力にしている」(レン)バンド。inc.RIBONは、「ライブに来ればわかる」(彪)そうだ。
 inc.RIBONは、1月20日に2ndシングル『ヒトリ遊び』をリリース。
物販で商品を購入した人には3月のライブで2ショットを撮れるチケットをプレゼント。
来年1月でバンドは結成2周年を迎えることや、連続2マンライブを東高円寺二万電圧と池袋BlackHoleで行うことも報告してくれた。
inc.RIBONの、この日のイベントのための”初出しアイテム”は「サイン入りポスターとLIVE DVD」。
ポスターに関しては、購入した方の目の前でサインを実施。
物販で2500円以上買った方にはメイキングDVDも先着順でプレゼント。

 Airishの”限定アイテム”は、「シングル『涙のヴォージニア』購入者に希望するメッセージを記入」。
新ドラマーTomoki加入後の正式初ライブを12月2日にTSUTAYA O-WESTで実施することも告知してくれた。

  続いて、公開放送ならではのコーナーイベントとして「対バンこ~~な~~~!!」を実施。
勝ったバンドはさらに告知タイムを獲得でき、負けたバンドはメンバーのKISS顔写メを「ニコびじゅ公式twitter」(https://twitter.com/nico_visual )にてTweetされるという罰ゲームが。
1組目のお題は、「高速あっちむいてホイ」 。
 この対決、4人対4人で実施。先頭の人からゲームを次々と開始。
負けた人は、負けた方向を向いたまま自分の座席に座る罰ゲームも加わっていた。
  バトルの結果は、2人勝ち残りでAirishの勝利。高速と言いつつ、だいぶゆっくりとした対決ではあったが…。
負けたinc.RIBONの中から、対決に参加していなかったCoco Rosbergが罰ゲーム用の写真を撮られていた。
どんな表情が撮影されたのかは、「ニコびじゅ公式twitter」を見て欲しい。
もしかしたらこのゲーム、罰ゲームになったほうが美味しいかも…。

 2番手に登場したのが、the LOTUSとPurple Stone。最初に各バンドの紹介から。
the LOTUSが「the LOTUSは立っているだけで格好いいバンド」(レイ)と伝えれば、Purple Stoneは「曲を大事にして、いい曲作っている制作集団」(keiya)と自己アピール。
 続いては、最新ニュースと”限定 or 初出しアイテム”を紹介。
Purple Stoneは「新しいデザインのタオル」をライブ会場よりも先行初出し販売。
the LOTUSは「私服チェキ」を今日だけ限定販売。

 Purple Stoneの最新ニュースは、12月9日にシングル『回転木馬』をリリース。12月11日には2ndワンマンライブを新宿RUIDO k4で実施。
the LOTUSは、12月23日に1stシングル『Wish』をリリースすることを告知してくれた。

  「対バンこ~~な~~~!!」では、「お絵描き対決」を実施。絵のお題は「クリスマス」。
メンバー全員で一つの絵を描く形で実施。しかも一人に与えられたのは5秒。
つまり、25秒でクリスマスの絵を描きあげる内容。
  対決後に、完成した絵をカメラと客席に披露。
the LOTUSの絵に会場中が爆笑。Purple Stoneの絵に対しては「可愛い」の声が。
判定は、ニコニコ動画のアンケート機能によって決定。勝利したのは、Purple Stoneでした。
 the LOTUSから罰ゲームを受けたのは、ベースの翼。どういう表情を写したのかは「ニコびじゅ公式twitter」をご覧になってください。

  3組目は、Ligとジン。まずは、各バンドの魅力から紹介。
Ligは「ヴォーカルのメロディーを一番大切にしていること。
夏にリリースしたシングルのテーマが和、ジンさんとバチバチでいく」(大志)と語れば、ジンは「ジャパニース哀愁ポップ、メロディアスな曲と激しいライブとのギャップを楽しんで欲しい」(Riku)と自己アピール。

  ジンの”限定アイテム”は「始動から現在まで、いろんなライブ映像を中心とした秘蔵映像を詰め込んだDVD」。メンバーとしては見て欲しくない映像もあえて組み込んでいるそうだ。
Ligは、本日限定のみの販売となる「LigロゴマークとEvoLvコラボステッカーのセット」を用意。

  近況報告では、Ligが2016年1月8日に無料ワンマンライブを池袋EDGEで実施。
さらに、12月21日3ヶ月連続主催ライブを池袋BlackHoleで行うことも告知。
ジンは、11月28日に大阪RUIDOでワンマンライブを行うことを。さらに、発売したばかりのシングル『この好きはどういう好きなのかもはやわからないけど好きなのです。』の魅力とオリコンインディーズチャートで8位を獲得したことを報告。
加えて、慶が「7月26日が誕生日」と勝手にアピールしていた。

  「対バンこ~~な~~~!!」では、「キメゼリフ大喜利」を実施。出されたお題に対して「格好いいセリフ」を返答。格好いい答えを返した人が勝利という内容。
  「仕事の入り時間に遅れてしまったときの格好いいひと言」に対して、ジンの慶が「朝からご飯3杯食べてたら遅れました」と。Ligからは、大志が「猫が車に轢かれそうなのを助けてきたんです」と返答。
  「ステージ衣装で移動中、職務質問されたときの格好いいひと言」については、Ligのさくが、「これからちょっとヤッちゃうんです」と。ジンからは大蛇が「これが僕の一生を賭けてやりたかったことなんです」と返答。思わず場内から拍手が。アンケートで勝者を決めたその結果は、ジンの勝利。
罰ゲームは、Ligからさくが登場してくれた。こちらもぜひ「ニコびじゅ公式twitter」をご覧になってください。

 4組目の登場となったのが、LOGとソニックデスモンキー。
まずは、”限定アイテム”を紹介。LOGは「ニコニコ本社内で撮ったオフショット写真」、当たりチェキを当てた人はニコニコテレビちゃんのプリクラで撮ったプリクラをプレゼント。
ソニックデスモンキーは「Three wise monkeys Tシャツ2種類」を用意。さりげなくフリップで「拍手」をアピール。
何時しか紹介のトークは、ソニックデスモンキーの聖也とLOGのヴァンビによる、ジャパネット高田風に紹介するバトルになっていたのもお愛嬌。

  LOGの近況は、12月27日に池袋CYBERでクリスマスワンマンライブを、さらに1月に東名阪2マンツアーを実施。ソニックデスモンキーは、MCの星野卓也さんの似顔絵を紹介…というネタを持ってきた後に、1月22日にTSUTAYA O-WESTでワンマンライブを行うことを告知。12月7日には聖也のバースデー主催ライブも行われるそうだ。

  続いては「対バンこ~~な~~~!!」へ。LOGとソニックデスモンキーが行ったのは「しゃもじリレー」。各メンバーが手にしたしゃもじを使ってピンポン玉をリレー。
そのしゃもじを見て「これ、ご飯がつかないやつですね」と聖也がつっこんでゆくところは、さすが芸人魂!?
  ゲームは、狭い舞台上でリレーを実施。ピンポン玉を落したらやり直しというルール。
一回目の結果は、スススッとピンホン玉を進めたLOGが、2回目はソニックデスモンキーが勝利。
決勝戦となった3回目では、LOGが勝利。結果、2対1でLOGが勝ちをおさめていた。
ソニックデスモンキーの罰ゲームは、ドラムの聖也が撮影。その表情は、「ニコびじゅ公式twitter」でご覧になってください。

  トークイベントはここで終了。続いては、会場を舞台に、8バンドの即売会へと移っていった。

 会場には、動きまわるのも大変なほど多くの人たちが来場。入口へと繋がる階段には、入場待ちの人たちがズラッと並んでいた。
  場内左右に並んだ各バンドの出展ブース。
訪れたファンたちは、次々とお目当てのブースへ足を運び、いち早くこのイベント限定・初だしのアイテムを購入し、メンバーとあれこれ会話を繰り広げていた。
中には,次々とブースをまわる人も。
むしろ、ほとんどの人たちが各バンドのブースを覗き込んでは、メンバーらと気さくに会話を楽しんでいた。

イベントは入場無料ということもあって気軽に足を運びメンバーらと気楽に触れ合っていけるのも、ファンにとっては何よりも嬉しかったこと。
今回も大盛況だったように、「ニコびじゅマーケット」の第3回目も期待したい。

■ニコ生「第二回 ニコびじゅマーケット〜イケチョク〜」タイムシフト視聴はこちら
http://live.nicovideo.jp/watch/lv239277135

PHOTO : 住倉博之
TEXT : 長澤智典

 







2015年12月04日 (金)

【イベントレポート】千歌繚乱 vol.1★2015年11月18日、渋谷REX★umbrella / TRA TRA TRA / 叙情四重奏「カノン」/ NEiK

REPORT - 16:31:42

2015年11月18日、渋谷REXにて行われた「千歌繚乱 vol.1」。
このイベントは、多くの著名アーティストのモバイルサイト運営を手がけるグローバル・プラスが行った、これからの活躍が期待される新進気鋭の若手バンドにフィーチャーしたヴィジュアル系ライヴイベント。
曲、パフォーマンス、演奏力など、それぞれに見どころのある魅力あふれるバンドのみをブッキングして開催される。
そんな「千歌繚乱vol.1」に出演したのは、「umbrella(あんぶれら)」、「叙情四重奏カノン(じょじょうしじゅうそうかのん)」、「TRA TRA TRA(とらとら)」「NEiK(ねいく)」の4バンド。
熱いステージを見せてくれた、各バンドのライヴの模様をレポート。

まず最初に登場したのは「NEiK」。
NEiKは2015年6月から始動したばかり。
華やかなヴィジュアルと、若手ならではの勢いで、これからの活躍に期待が寄せられているバンドだ。
一曲目は「cry for pried」、そして続く「セツナガタリ」。ともにPOPな外見とはいい意味で期待を裏切ってくれる、EDM感のある今っぽい楽曲だ。
三曲目の「JESTER」のメンバーソロ&メンバーコールでフロアが盛り上がったところで、NEiKらしさが全開の「Immediate」の演奏に。モッシュやタオルを振るサビなど、振付もわかりやすく、“楽しいライヴ”を印象付けてステージが終了となった。
上手く電子要素を用いた多彩なイメージの演奏を聴かせてくれ、若手バンドでありながらも楽曲へのこだわりを感じさせてくれたNEiK。だんだんとフロアをNEiK色に染めていき、ファンと一緒にライヴ空間を作り上げていく姿が魅力的だった。
振付動画も動画サイトにて公開されているので、覚えてライヴに臨めばより一層楽しめそうだ。

次に登場したのが「TRA TRA TRA」。
こちらも始動1年未満のバンドだが、メンバー全員過去にバンド経験があり、その実力は折り紙つき。攻撃的な演奏と、クリアなボーカル&ラップで、ヴィジュアル系という枠を飛び越える、ミクスチャーな雰囲気が魅力だ。
Gt.オミの華麗なギターソロから、Vo.リョウのクリアな高音が冴える一曲目の「B.N.G」へ。二曲目は激しいヘドバン、折りたたみが続く攻撃的な楽曲「猟奇的ボクサーカス」。この2曲だけでも、TRA TRA TRAの曲の多面性が伺える。
明るいイメージで、ラップが冴える「Que sera! sera!」でタオルを振りまわして会場を盛り上げたと思えば、「所詮、女宿り」で歌と演奏をしっかり聴かせ、いったんブレイク。そして11/30に発売される新曲「昨日泣いて今日を足掻き、明日に唄えば」へと続く。
最後に演奏されたのはTRA TRA TRAらしい、激しさとミクスチャー感が上手く融合された、ライヴでも定番の「UNNEVER END」。観客は、激しいが安定感のあるリズムに拳で乗りつつ、Vo.リョウの歌い上げる綺麗なメロディーに酔いしれていた。
TRA TRA TRAはその多彩な楽曲で、センスあるライヴステージを演出してくれた。

三番目に登場するのが「umbrella」。彼らは「心に傘を」というコンセプトを掲げた、実力派歌ものバンド。拠点は関西で、マーヴェリックDCグループ+ソニー・ミュージックが2014年を通して開催した新人バトルイベントJ-ROCK EXPLOSION 2014 “BATTLE OF THE BRAVE”関西地方優勝バンドでもある。
その実力通り、一曲目の「非『情』階段」からVo.の唯のハイトーンボイスで会場全体がumbrellaの世界観に塗り替えられる。二曲目の「Witch?」で実力派ならではの複雑な演奏をこなし、「軽薄ナヒト」では流れるようなメロディラインで叙情的な歌詞を伝えてくれる。その雰囲気をそのまま引き継ぐかのように始まった「レクイエム」で、会場全体にしっとりと潤いが染み渡るような感覚さえ覚えさせた。
ことさらに悲しさが強調されたメロディというわけではないのに、どこか切なさを感じさせてくれるのがumbrellaの楽曲の醍醐味。
ここまでの雰囲気を変えるように始まる、少し激しめな楽曲「造花」。そして雨があがったかのような軽快なリズムの「スカイフィッシュ」と続き、最後は来年2月に発売されるシングルの表題曲「アラン」。
徐々にフロアを巻き込んでボルテージを上げていくような構成で、7曲を通して1つのドラマを見せられているような感覚になるライヴを魅せてくれた。

トリを務めた「叙情四重奏カノン」も、umbrellaと同じくJ-ROCK EXPLOSION 2014 “BATTLE OF THE BRAVE”の優勝バンド。バンド結成からわずか半年で優勝を掴み取っただけあり、彼らの紡ぎだす独特な哀愁感が漂う楽曲は聴きごたえがある。
叙情四重奏カノンの定番曲にもなっている「雨の終列車」からライヴがスタート。しっかり叙情四重奏カノンの魅力を聴かせたあとは、「群青」で観客の拳ヘドバンに合わせてメンバーがフロアを煽る。
定番曲と、鉄板で盛り上がる曲を冒頭に持ってきた後は、ライヴで演奏されることの少ない「春の灯」を。叙情四重奏カノンを初めてみる人、いつもライヴに来てくれるファン、その両方に嬉しい演出だ。
好きなメンバーにハートを飛ばしたりして楽しめる「少女Aの愛情表現」が四曲目。そして最後の曲が激しいヘドバンではじまる「鞭と嫉妬と赤い絲」。この二曲では、折り畳み、回転、モッシュが繰り広げられ、フロアが最高潮に盛り上がった。
観客の一体感も抜群で、エモーショナルな楽曲だけれども頭を振ったりバンギャルならではの楽しみ方ができることも叙情四重奏カノンのライヴの魅力。その魅力が存分に発揮されたステージとなった。

ヴィジュアルシーンでも多数のジャンルや傾向があるが、今回出演してくれたバンドはどれも毛色が異なるバンドだった。
それが上手く化学反応を起こし、それぞれのバンドがそれぞれの良さを存分に発揮したライヴイベントとなった。
今後もこのライヴイベント「千歌繚乱」は、活躍が期待されるバンドを続々迎える予定。
次回開催は2月2日(火)渋谷REXにて。出演バンドなど、今後の動向を見逃さないよう、イベントオフィシャルサイトをチェックしておいて欲しい。

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「千歌繚乱」オフィシャルサイト
https://v-live.futureartist.net/

 

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NEiKオフィシャルサイト  http://neik-official.net
TRA TRA TRAオフィシャルサイト  http://tratratra.jp
umbrellaオフィシャルサイト  http://xxumbrellaxx.com
叙情四重奏「カノン」オフィシャルサイト  http://kanon.futureartist.net

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【NEiK】
1. cry for pried
2. セツナガタリ
3. JESTER
4. Immediate

【TRA TRA TRA】
1.B.N.G
2.猟奇的ボクサーカス
3.Que sera! Sera!
4.「所詮、女宿り」
5.「昨日泣いて今日を足掻き、明日に唄えば」
6.UNNEVER END

【umbrella】
1.非『情』階段
2.Witch?
3.軽薄ナヒト
4.レクイエム
5.造花
6.スカイフィッシュ
7.アラン

【叙情四重奏カノン】
1. 雨の終列車
2. 群青
3. 春の灯
4. 少女Aの愛情表現
5. 鞭と嫉妬と赤い絲

 









2015年12月01日 (火)

【ギルガメッシュ】2015年11月29日「2015→2016”鵺”」新宿BLAZEで絶叫!熱狂!そして最新情報投下!!

REPORT - 23:14:37

2015年11月29日 18:00

 

定刻の開演時間と共に場内のBGM、照明は落とされ真っ赤なステージとともに聞き覚えの無い新しいSEが場内に響き渡った。
どこか気持ちを不安にさせるような、おどろおどろしい重低音のリズムにのせ各メンバーが入場。

そして一曲目から新曲の「wither mind」を叩き付けてきた。
この日のLIVE TITLEは、「2015→2016”鵺”」、何か新しい発表があるのだろうとは思っていたが、1曲目から新曲を披露するというサプライズと度胸に新作への自信が伺える。
そこから「ULTIMATE 4」「斬鉄拳」と一気にファンを引き込み、「Drain」「CRAZY-FLAG」と昨今のギルガメッシュ節を余す所無く放出した。

ライヴ中盤では、Voの左迅が、ここ最近では珍しくマイクスタンドを使用して「nobody」「Resolution」と聴かせる曲も披露し、バンドとしての幅の広さを見せつける。
「driving time」のイントロが流れると、Baの愁がセンターのお立ち台に上がり、タイトなサウンドでスラップベースを弾き倒し、オーディエンスを魅了し、技術の高さも披露し、ライヴ中盤で一向に会場の熱は冷めることは無かった。

「絶頂BANG!!」では曲を始める前に予定に無いタイミングで弐が突如MCを始め、他メンバーを困惑させるという珍場面も。「俺らは誰も言わないから、みんなだけで絶頂BANG!!って言ってくれ!」の言葉に呼応するかのように、ファンが一丸となって叫んだ「絶頂BANG!!」が会場に響き渡った。

MCの中で来年の新音源の発売、それに伴うツアーを発表し,「レコーディングが間もなく終了し、めちゃくちゃかっこいい作品になったので、発売まで楽しみにしていて下さい」とバンドのメインコンポーザーЯyoが言うと、惜しみない拍手が送られた。

終盤に差し掛かると、「evolution」「gravitation」と鉄板のリード曲を叩き込み、休む間もなく「Go ahead」「Never ending story」「Another way」を演奏し、フロアはサークルピットとモッシュがひしめき合うカオスな状況と化していた。

「ラストー!」の左迅の声とともに披露されたのは「お前に捧げる醜い声」。
この日一番のヘッドバンキングの嵐が起こり、メンバーも全てを出し切りファンの期待の100%に応えステージを後にした。

終演後幕が閉ざされ、映像が流れ左迅のMCで解禁された情報の詳細が流された。映像の終了と同時に幕が開き、とどめの一発と言わんばかりに「Break Down」を叩き込み、来年への期待感を残しつつ本公演を締めくくった。

2016年、新音源の発売、久々となる単独公演での全国ツアーを控え、ギルガメッシュにとってもさらに飛躍を感じさせる1年になることは間違いないだろう。

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11/29新宿BLAZE
SET LIST

01. wither mind
02. ULTIMATE 4
03. 斬鉄拳
04. Drain
05. CRAZY-FLAG
06. crime-罪-
07. Vision
08. VOLTAGE
09. nobody
10. Resolution
11. DIRTY STORY
12. driving time
13. 絶頂BANG!!
14. evolution
15. gravitation
16. Go ahead
17. Never ending story
18. Another way
19. お前に捧げる醜い声
EN1. Break Down

 

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2016年1月20日(水)発売

Mini ALBUM「鵺-chimera-」

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■A盤【CD6曲+Bonus track+DVD(LIVE盤)】
DCCA-65~66 / ¥2,500(本体)+税

[CD]
01. Introduction
02. slip out
03. 鵺-chimera-
04. wither mind
05. Horizon
06. END
Bonus track. Big Bear Remix from gravitation

[DVD(LIVE盤)収録内容]
「girugamesh 2014-2015 tour “gravitation” FINAL ONEMAN」2015.3.14新木場STUDIO COAST
01. gravitation
02. Go ahead
03. driving time
04. Not Found
05. 睡蓮
06. crime-罪-
07. Drain
08. VOLTAGE
09. お前に捧げる醜い声
10. 絶頂BANG!!
11. arrow

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■B盤【CD6曲+Bonus track+DVD(Document盤)】

 

DCCL-190~191 / ¥2,500(本体)+税
[CD]
01. Introduction
02. slip out
03. 鵺-chimera-
04. wither mind
05. Horizon
06. END
Bonus track. Big Bear Remix from gravitation

[DVD(Document盤)収録内容]
ギルガメッシュ2015年ドキュメント映像総集編

 

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≪LIVE INFORMATION≫

■girugamesh ONEMAN TOUR 2016 “鵺-chimera-“

1月24日(日)TSUTAYA O-nest ※GMFC会員限定(オリジナルデザイン仕様)
2月05日(金)広島SECOND CRUTCH
2月06日(土)福岡DRUM SON
2月13日(土)名古屋CLUB QUATTRO
2月20日(土)高松MONSTER
3月05日(土)Club Lizard YOKOHAMA
3月12日(土)長野LIVE HOUSE J
3月13日(日)柏ThumbUp
3月20日(日)HEAVEN’S ROCKさいたま新都心VJ-3
3月21日(月・祝)仙台MACANA
3月26日(土)大阪STUDIO PARTITA
4月02日(土)金沢vanvan V4
4月03日(日)静岡UMBER
4月09日(土)札幌CrazyMonkey
4月10日(日)札幌CrazyMonkey
4月16日(土)神戸太陽と虎

【チケット料金】前売¥4,000 当日¥4,500(税込・全立見・ドリンク代別)※未就学児入場不可
【チケット一般発売】2015年12月26日(土)
MOBILE FAN CLUB GMFCチケット先行受付
[受付締切]12月4日(金)16:00まで
[抽選結果確認・お支払期間]12月8日(火)12:00 ~ 12月11日(金)23:59(銀行15:00)
[制限枚数]各公演お1人様4枚まで(1/24 GMFC会員限定LIVEのみ、お1人様1枚まで)
お申込みはこちら
ギルガメッシュ MOBILE FAN CLUB GMFC
スマートフォン版 http://sp.gmfc.jp/
フィーチャーフォン版 http://www.a-deli.com/girugamesh/
※チケットは抽選受付となります。

 

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■girugamesh ONEMAN TOUR 2016 “鵺-period-“
2016年7月10日(日) Zepp DiverCity(Tokyo)
詳細は近日発表!

 

 

ギルガメッシュオフィシャルサイト http://www.girugamesh.jp/

 

 

 ひゃー!!写真見るだけでもカッコイイッス!!!!

来年の夏はゼップダイバーで暴れまくり、という事で♪

Mini Albumを楽しみにしていましょう!