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2015年12月29日 (火)

【ライブレポート】★BATTLE ARENA in BUDOKAN★2015年12月27日(日)日本武道館★「うちのMAVERICKグループは、たくさんの皆さんに愛されてるな、と。」(マオ)「同じ事務所じゃないと、こんなライヴできなくない?」(逹瑯)

REPORT - 01:14:21

12月27日(日)、日本武道館にて、MUCC、シドらが所属する音楽事務所MAVERICK DC主催のイベント「BATTLE ARENA in BUDOKAN」が開催された。
第一試合、第二試合、メインイベント、と2バンドごとの対戦方式で展開するユニークなスタイルのイベント。
ボクシングのリングに見立てたステージ、向かって右手は赤、左手は青に彩られ、タイトルマッチの様相を呈していた。

第一試合のゴングが鳴らされたのは午後3時。バンド紹介映像に続き、新世代ヴィジュアル系を牽引するユナイトとカメレオが、リングサイドに控えるボクサーのごとく、対決相手への闘志を漲らせる映像が映し出される。
Takashi(G/カメレオ)の捨て身のギャグに冷ややかな反応を見せるユナイトの面々が映し出されると、「勝者=ユナイト」と、試合前から判定が出て、会場には笑いが起きた。
「どちらがお客さんを笑顔にできるか」(HIKARU./カメレオ・Vo)対決は既に始まっていたのである。
まずは、赤コーナーでカメレオのステージが開幕。メンバーは羽織袴で、カメレオンの頭部が描かれたパネルをお面として装着。
キラキラとしたポップナンバー「パリピポ」で、彼らの持ち味である陽性のバイブスで武道館を満たして行く。
「楽しんだもん勝ち!」とのHIKARU.の言葉通り、続く「デビルくん」は、中盤からンバー全員が一列に並んで振り付きで歌い踊る、というバンドの概念すら覆す自由過ぎるステージを展開し、度肝を抜いた。

そんなお祭りムードから一変、青コーナーにはユナイトが登場。結(Vo)の独唱から「美空結び」がスタート。
続く「君は知らない」も含め、哀愁を帯びた美しいメロディーで切なさを全開に放出し、会場の空気をしっとりと塗り替えて行く。
すると、再び赤コーナーが照らされ、「武道館全員で折り畳んで行こうぜ!」(HIKARU.)の掛け声でライヴの定番曲「ニート姫」へ。
メンバーはカラフルな法被を纏い、ピンクのワンピース姿の女性ダンサーと宅配ピザの配達員に扮した男性ダンサーによる寸劇(?)を盛り込み、賑やかに盛り上げる。
通常はポテトチップスを客席に投げるのがこの曲の定例なのだが、この日は特別に、曲間で大抽選会を実施。
メンバー全員で7時間かけて作ったという抽選の札から1枚を抜き取り、ディズニーランドのペアチケットをプレゼント。
歓喜する当選者が映し出されると会場からも拍手が贈られた。扇子を小道具に華々しく盛り上げた「ダメ男」、全員でヴォーカルを執りダンサーも交えて歌い踊りながらリスナーへの感謝の気持ちを率直に歌った「万歳\(・∀・)/Music!」と、どこまでも楽しく、エンターテイナー精神を発揮してトップバッターとしての務めを果たしたカメレオだった。

対するユナイトは、結の「それでは、武道館にお集りの皆さん、いただきます」に始まり「ごちそうさまでした」で優雅に終わるアッパー・ダークナンバー「ice」で、会場にヘッドバンギングの嵐を巻き起こした。美しくうっとりとするようなメロディーラインと、激しく緻密な演奏で、バンドの実力を見せつける。
歌詞に合わせた“ホームラン”のジェスチャーや“おやすみ”でステージに寝そべるメンバーのアクションも交えた「WONDER f∞l PEOPLE」では、明るく愉快に。
「ここにいる皆さんが笑顔になるのを見たくて」との言葉から、メロディアスなサビが抜群の起爆力を誇る「small world order」を放ち、フィニッシュ。

先攻のカメレオ(骨折したかのように、腕を押さえて登場)を“戦友”と結は紹介して招き入れた。敵味方の区別なく一列に混じりあって並び、観客に挨拶。
それぞれのやり方で観客を笑顔にした、60分一本勝負だった。

 転換を待つ間、赤と青の両コーナーからドラムのサウンド・チェック音が打ち鳴らされ、開始前から高まるバトル感に浸っていると、スクリーンには第二試合の2組、ギルガメッシュとDIVのメンバーの映像が流れ始めた。
「(ヴィジュアル系は)自由なシーンだと思うので。」(左迅/ギルガメッシュ・Vo)といった真剣な語りでは歓声を巻き起こし、「ヴォーカルの子(CHISA)、超かわいい」(Яyo/ギルガメッシュ・Dr)といったコメントには笑いが起きて、同じ事務所同士のバトルならではの“何でもアリ”なムードが会場を大いに湧かせていた。

赤コーナーのDIVは「イケナイKISS」で幕開け、電子音とメタル的なギター・カッティングの融合したサウンドで先攻。
「最上級のリスペクトを込めて、ギルガメッシュを全力でぶっつぶしていくぞ!」(CHISA)と、勢いに乗るニューカマーらしく宣戦布告。
エレクトリック・ビートがしなる「LOVE IS DEAD」で会場を掻き混ぜると、続くクリスマス・バラード「STORY」ではしっとりと、ロマンティックに。
「俺たちDIVとして初めてできた曲」(CHISA)との紹介から、武道館の舞台で彼らの“はじまりの曲”「ANSWER」を放ち、
のけぞるようにしてスクリームする荒々しいCHISAの歌声で圧倒、ロックバンドとしての底力を示した。
 
余韻に浸る隙もなく、赤いライトが明滅し始めた青コーナーのステージでは、ギルガメッシュは「Go ahead」を奏で始めた。
ファルセットとスクリームを自在に行き来する左迅の歌声に、瞬時に惹き込まれる。
「patchwork」では呪術的なスクリームで圧倒、観客もこぶりを突き上げて会場全体が滾っていたが、ブレイクの静寂で「もう皆、ケンカはやめようよ!」とЯyoがマイクなしで叫ぶ一幕には、笑いが。
左迅はMCで、8年前に初めて武道館のステージに立った際の緊張や、MUCCの逹瑯に高いステージから何度も突き落とされそうになったこと、入場したらマイクがなかったことなど、珍事件を振り返って笑わせながら、「ライヴハウスでやっているように、いつも通り」という心持ちを語り、「ライヴハウス武道館!」とのスクリームから、「Drain」へ。重いビート感、身体にズシズシと迫り来る音圧がすさまじい。
会場中で鳴らされるハンド・クラップと共に軽やかに披露した「INCOMPLETE」を終えると、再び赤コーナーに移り、「武道館を夏一色に染め上げようぜ!」(CHISA)とDIVが「夏の行方」を投下。
キャッチーな歌メロは、観客のタオル回しする光景と相まって、会場を明るく照らして行った。第二試合を締め括るのは、ギルガメッシュ。
「バンド結成して11年目なんですけど、つらいことも苦しいこともたくさん経験して……今日のこの景色を見られたから、また来年(2016年)命がけで頑張って行こうと思えました、ありがとう!」(左迅)と力強く語り、ライヴを盛り上げるテッパン曲「evolution」を放ち、会場に「Oi,oi!」コールを巻き起こした。
興奮のあまりか、客席とステージを隔てる手すりに飛び乗る驚きの行動に出た愁(Ba)も、弐(G)も、最後はЯyoの周りに集まって呼吸を合わせて音を鳴らし、「ギルガメッシュとDIVでした!」(左迅)との挨拶で試合終了。
キャリアは異なるが、共に、生のバンドサウンドとデジタルを融合させた2組の、それぞれの“今”が詰め込まれた対決だった。

ゴングが何度も鳴り響き、いよいよ始まったメインイベント。幕が振り落とされると、ステージの床は青と赤にパッカリと左右に分けられて、リングアナがメインイベントの開催宣言。
まずは赤コーナーからシドが入場、「エール」で明るく幕開ける。マオ(Vo)は、先ほどまでの対決では赤コーナーのステージとなっていたエリアを花道として歩み出て、早速ファンとのコミュニケーションを図っていた。

続いて、青コーナーにMUCCが入場。メンバー名を叫ぶコールも一瞬止んだ静寂の中、美しい空の映像をバックに「睡蓮」を披露、一気にディープな世界へと引き込む。
音が止んだ直後、赤コーナーのシドの攻めが再開し、「漂流」を披露。この青・赤コーナーの切り替えはあまりに鮮やかで、感嘆せずにはいられなかった。

「運命の人」、そして「V.I.P」と、シドらしい洗練されたロック・サウンドで、どこまでも軽やかに、爽やかな風を武道館に吹き込んで行く。
「うちのMAVERICKグループは、たくさんの皆さんに愛されてるな、と。MAVERICKのファンの子はかわいいね、ここ(胸元を指す)がね。ここ(顔)はグチャグチャじゃん?」とマオは冗談めかせて語り、メイクが崩れて眉毛がない状態で帰るぐらいに、「最終的にはグッズで眉毛を売れるようになるまで頑張ってください(笑)」とのMCで笑わせてから、「hug」を披露し、聴き入らせた。最後に自身をハグするように両腕を回すと、続く「ハナビラ」ではイントロのオルガン音だけで大歓声が起き、花弁が舞い散るイメージ映像も相乗効果を奏しながら、美しく織り成されたバンド・アンサンブルで観客を陶酔させる。

Shinji(G)のガットギターのソロも、1音1音から想いが零れて来るようだ。長く声を伸ばして歌い終えたマオが「どうもありがとう」と述べると、間髪入れず青コーナーではMUCCが「THE END OF THE WORLD」を鳴らし始め、大きなどよめきが起きた。
都会の雑踏を映しだすモノクロの映像を背後に、メッセージ性の強い歌をヘヴィなサウンドに絡めて届けた。
「騒いじまってもいいかい? かかって来いや!」(逹瑯)の声を合図に「ENDER ENDER」へ突入。
文字が倒して配された「断絶」など、歌詞を抜き出した言葉が意味ありげに映しだされる中、言葉の意味からは離れて本能を解放するかのようにメンバーも観客も荒れ狂い、「G.G」へと繋げた。
逹瑯は「同じ事務所じゃないとでこんなライヴできなくない? 普通の対バンとも、イベントとも全然違う」「今日しかないから」とこのイベントの意義に想いを馳せる。
MUCCを「おっかない、もっと怖いバンドだと思ってた」(逹瑯)ような初見のお客さんに向けた聴きやすい選曲を心掛けたそうで、「聴きやすい曲の代表曲」として放ったのは、「NIRVANA」。続けて、クリスマスイブにファンへの感謝を込めてサプライズで期間限定配信されている(※1/5まで)「ブリリアントワールド」を披露。
友との突然の別れをテーマに綴られた歌詞を、雪が舞い散る映像をバックに、情感のこもった歌唱で逹瑯はつぶさに表現して行く。

 ここで、シドのメンバーを呼び込んで8人勢揃いでのMCコーナーがスタート。
逹瑯とゆうや(Dr)が進行を務め、事前アンケートでお互いの“嫌いなとこを”を一人一人につき記入し、それについてトークするという内容。
明希(Ba/シド)がミヤ(G/MUCC)の家に行くと必ずエアコンが壊れること、飲み会で酔ったYUKKEがシドの「御手紙」を「マオくんより上手に歌える」と言ったら真顔で否定された(と思い込んだ)のがトラウマになっていること、逹瑯は、ラーメンに詳しいShinjiが「おいしいラーメン屋さんを教えてくれない」と不満に思っていることなど、メンバーの素顔が垣間見えるネタが続出。SATOち(Dr/MUCC)の嫌いなところは「かわいいところ。憎い」、逹瑯は「本当は優しい。シドを事務所に入れてくれたのも逹瑯さん」などの褒め殺し戦法に出たマオを、逹瑯は「ズルい! こういう方式で来た」となじりながらも、2バンド合同で演出を作り上げて来た時間の蓄積を感じさせる笑いの絶えないコーナーとなり、予定時間を大幅に超過して盛り上がった。 

後半のシドは「循環」で幕開け、代表曲「妄想日記」と2曲続けてスカのリズムで会場を湧き立たせていき、「結婚しよう」(マオ)の殺し文句から「プロポーズ」を放った。
続けてMUCCは「オルゴォル」をひりつくようなダークに、ピアノの旋律が美しい「流星」では全身全霊の歌声を響かせ、「娼婦」では再び暗黒面を叩きつける。続いて、ボクサーが至近距離で打ち合うようなスピード感で、シドは「one way」、続けてMUCCは「FUZZ」を披露。

それでも未だ決着がつかない、とでも言うように、シドが「眩暈」を畳み掛け、パンチを繰り出すようなアクションをマオが実際に見せると、返す刀でMUCCが「蘭鋳」を放つ。
「今日はいい機会だ」「今まで“マオにゃん、マオにゃん!”言ってたシドファンが、違う男にいいようにされとる。
“これは取り返さなあかん!”と思うと、シドは次、もっといいライヴをします。バンドマン嫉妬作戦(笑)」と曲間で逹瑯は語り、全員を座らせた後にSATOちのカウントに合わせてジャンプする、「蘭鋳」恒例の場面を熱く盛り上げた。

最後、MUCC側のコーナーカラー・青とシド側の赤が混ざり合い、融和してこの上なく美しい朝焼けのような空がスクリーンに映し出される中、全員合同でMUCCの「TONIGHT」、シドの「Dear Tokyo」を歌い奏でた。
バンドの垣根を越えてコーラスで声を揃えたり、互いに向き合って演奏したりと、和やかな空気感に包まれる中、銀テープが噴出。
明希がSATOちにベースを託す場面も見られ、微笑ましかった。「よいお年を!」(逹瑯)、「思った100倍以上楽しめた。今日はありがとう!」(マオ)とメンバーは笑顔でステージを去り、1年を締め括る宴は終幕した。
対決方式というユニークな演出に基づき繰り広げられた本イベント。火花を散らし合いながらも互いへのリスペクトもひしひしと感じられ、同じ事務所に所属してシーンを盛り上げるべく共に戦おう、という熱意が伝わってくる、濃密な5時間30分だった。

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2015年12月27日(日) 日本武道館
MAVERICK DC presents BATTLE ARENA in BUDOKAN
<SET LIST>

 

第1試合
ユナイト vs カメレオ

M1. パリピポ / カメレオ
M2. デビルくん / カメレオ
M3. 美空結び / ユナイト
M4. 君は知らない / ユナイト
M5. ニート姫 / カメレオ
M6. ダメ男 / カメレオ
M7. 万歳\(・∀・)/Music! / カメレオ
M8. ice / ユナイト
M9. WONDER f∞l PEOPLE / ユナイト
M10. small world order / ユナイト

第2試合
ギルガメッシュ vs DIV

M1. イケナイKISS / DIV
M2. LOVE IS DEAD / DIV
M3. STORY / DIV
M4. ANSWER / DIV
M5. Go ahead / ギルガメッシュ
M6. patchwork / ギルガメッシュ
M7. Drain / ギルガメッシュ
M8. INCOMPLETE / ギルガメッシュ
M9. 夏の行方 / DIV
M10. evolution / ギルガメッシュ

メインイベント MDC世界V級タイトルマッチ
MUCC vs シド

M1. エール / シド
M2. 睡蓮 / MUCC
M3. 漂流 / シド
M4. 運命の人 / シド
M5. V.I.P / シド
M6. hug / シド
M7. ハナビラ / シド
M8. THE END OF THE WORLD / MUCC
M9. ENDER ENDER / MUCC
M10. G.G. / MUCC
M11. ニルヴァーナ / MUCC
M12. ブリリアント ワールド / MUCC
M13. 循環 / シド
M14. 妄想日記 / シド
M15. プロポーズ / シド
M16. オルゴォル / MUCC
M17. 流星 / MUCC
M18. 娼婦 /MUCC
M19. one way / シド
M20. ファズ / MUCC
M21. 眩暈 / シド
M22. 蘭鋳 / MUCC
M23. TONIGHT / MUCC & シド
M24. Dear Tokyo / シド & MUCC

BATTLE AREANA オフィシャルサイト
http://www.maverick-dci.com/battlearena/ 

MUCC http://www.55-69.com/ 
シド  http://sid-web.info/
ギルガメッシュ http://www.girugamesh.jp/ 
ユナイト http://www.unite-jp.com/  
カメレオ http://www.kameleo.jp/ 
DIV  http://www.div-official.com/

 

PHOTO:今元秀明、西槙太一
TEXT:大前多恵

 









2015年12月29日 (火)

【ライヴレポート】★Chanty★『コタツとミカンと君と僕ワンマンツアー』12月23日(水・祝)新宿BLAZE★1年を総括する聖夜のツアーファイナル公演で、新たな始まりを提示。

REPORT - 01:00:40

 この日、新宿はしとしととした雨が降っていた。前回のワンマンツアー『あら雨かしら?相合傘の中へようこそ』のタイトルにもあるように、Chantyが引き寄せているのか、雨が惹かれているのか、どうにもChantyと雨は相性が良いみたいだ。

 

12月23日(水・祝)、Chantyが『コタツとミカンと君と僕ワンマンツアー』のツアーファイナルを新宿BLAZEにて開催した。
東名阪と3ヶ所に凝縮して行ったツアーの締めくくりとなる本公演は、Chantyが2015年の活動で得た“終わり”そして翌年への“始まり”を提示。さらには“シャンタクロース”からのプレゼントが届くなど、この日が2015年最後のライヴとなったChantyの1年の総括に相応しい一夜となった。

 

 開演時刻を5分程過ぎた頃、BGMと客電が突然落ちると、ステージ上を深海の底を思わせるような深い青が彩る中メンバーが登場すると、その瞬間、眩い日の光のような照明が、まるで水面で乱反射するように差し込み、煌びやかな光景を作り出した。
そうして、逆光を背負い立ちすくむ彼らの姿に見惚れているうちに、いつしか“Chantyの世界”へと誘い込まれていく。

 

ライヴは伸びやかな芥(Vo)の歌声に、力強いアンサンブルを奏でるバンドサウンドが重なり合う「交差点」から幕を開けると、「会いたかったぞBLAZE!」と芥の歓喜が高らかに鳴り響いた「流星群」、捲し立てるような鬼気迫る芥の歌声に合わせてモッシュが起こった「いっせーの」へと続き、煽りの勢いのままに迎えた「やんなっちゃう」では、モッシュでもみくちゃになる観客の目前で、拓(Ba)と千歳(Gu)がステージを駆け回り、shia.(Gu)はクールな笑みを浮かべながらギターをかき鳴らす。成人(Dr)が笑顔を振りまきながら激しいリズムを響かせる賑やかな光景があった。
観客だけでなく、メンバー自身もこの日を楽しみにしていたと言わんばかりのステージングに、初っ端から大きな一体感が生まれていた。

 

 MCでは、前回の新宿ReNY公演の際に、幕張で伝説級のフェスが行われており、今日もまさかのお台場であの方たちがライヴを行っていることに触れ、「信じられない……神々のバンドはChantyを潰しにかかっている……」とジョークを交えながらも、この日Chantyのライヴを選んでくれたことに感謝を述べた芥。
そこから「ひどいかお」「ソラヨミ」「誰」と続けざまに放ち、フロアのテンションをヒートアップさせていく。そこから一瞬の静寂を置いて、芥の澄んだ歌声、千歳の儚げなギターサウンドから紡がれたのは「ダイアリー」。柔らかに鳴り響く旋律、このまま嫋やかな空間に身を預けられるのかと思えば、一転して攻撃的なサウンドとなり客席へ襲い掛かる。変則的かつ急激な緩急、そしてこの衝動こそChantyの魅力の一つだ。
さらに、「monorium」「とある星空の下」「フライト」では、どこかノスタルジーな情景を描きながらも、そこに秘められた強いメッセージを投影していた。とくに「フライト」の曲中では激しく拳を突き立てる観客に触発されたのか、芥がつけまつげをむしり取り投げ捨てる場面も。
なりふり構わない我武者羅な姿に、この一瞬一瞬に懸ける彼らの強い思いが感じられる。

 

ここでステージから芥が退場すると、入れ違いでサックスを抱えたサンタが登場すると、マライア・キャリーの往年の名曲「ALL I WANT FOR CHRISTMAS IS YOU」のセッションを披露。バンドサウンドとサックスの音色が華やかに混ざり合うと、場内は一気にクリスマスムードに変わった。
このセッションを企画した千歳本人が、「俺が一番楽しんじゃった」とはにかんだ笑顔で告白した。

 

 「ここまで色々なChantyの流れの曲が聴けたと思うんですけど、ここからは皆さんに動いていただきます」という芥のMCからより激しさをみせるセクションへ突入。
「絶対存在証明証」「真相」「ミスアンバランス」「衝動的少女」「m.o.b」とChantyのライヴ・アンセムでヘドバン、折りたたみ、拳と怒涛のステージングで場内はこの日一番の盛り上がりを見せた。

 

一瞬の静寂の後、芥がゆっくりと語りだす。「濃厚な1年でした。不安がりな俺たちは、よくこのスケジュールや目標を一つ一つ歩んで来れたなって思ったり、色んな辛い事が起こる度に何か分かっていたような気がするんだけど、結局いつも分かっていなかったりして。このワンマンツアーの3日という行程で繋ぎとめていた点が一つになって、何かまた答えを見つけられた気がします。無謀な事をやっては、なんとか形になってたとか毎回思ってたんだけど、それが良くなくて。きっとなんとか形にしたのは僕らじゃなくて、きっとお前たちが居たお陰なんだと本当に思いました。だから、今年この最後のライヴを終えて、来年Chantyはもっともっとたくさんの旅に出ます。そして、今年お前たちにもらった全てを頭の中で繰り返して、ぐるぐる回ったものを初心に戻してまた歩いていきたいと思います。俺たちはもっと届けたいものがある、そんな俺たちの思いを受け取ってくれますか?」
 そんなMCから紡がれた「終わりの始まり」には、重圧や迷いを抱えていた自分たちに訣別し、ここまでで得た大事なものを握りしめ、また次なる場所を目指す。そんな思いが込められているようだった。
本編ラストを飾った「冷たいてのひら」まで、まるで一つの物語を綴っていたかのようだった。

 

 メンバーがステージから降りると、場内にはMV撮影のオフショットやワンマンツアーのオフショット映像がスクリーンに映し出される。すると突然、映像にノイズが入り画面が新宿の街並みに切り替わる。サンタやクリスマスツリー、トナカイに扮したメンバーが“シャンタクロース”となって会場外からの生中継映像に。「今から我々“シャンタクロース”がお前たちにクリスマスプレゼントをお届けする!」と宣言すると、告知映像が映しだされる。
1つ目の発表は、恋愛ゲーム『貴方日記~ユーフォリア~』(PCゲーム版)とのタイアップが決定。
これは、ゲームのテーマソングをChantyが書き下ろし、その楽曲を収録したアイテムが会場と通販限定で発売されるとのことだ。

2つ目の発表は、メンバー生誕祭の会場が明らかとなった。
そして3つ目の発表は、2016年3月より『桜舞い散る木の下でキミが待ってるワンマンツアー』の開催が決定したことが告げられた。2016年3月11日の池袋EDGE公演を皮切りに、全国15都市全17公演におよぶChanty史上最大のワンマンツアーとなる。ツアーファイナルとなる4月29日(金・祝)のTOKYO FMホール公演は、これまで公表していなかった芥の生誕祭となることが発表されると、場内からは悲鳴にも近い歓声が上がる。
嬉しい発表の数々にボルテージの上がった会場後方から、突然メンバーが登場し、最新フライヤー片手に観客一人一人にプレゼント。思わぬサプライズにフロアは一時騒然となった。
ステージに戻ったメンバーはそれぞれのコスチュームのこだわりを解説。なかでも、サンタの袋になった千歳は「袋はそのままだとただの袋なんですよ。サンタ(芥)が背中に持ってくれないと皆のプレゼントになれないんだよ」と発言し会場を大いに沸かせた。

 

「来年もまた無茶しますけど、お付き合いできるところまで、俺らがお付き合いしたくなるようなバンドになれるように頑張るので来年もよろしくお願いします」と芥が告げると、シャンタクロースからの贈り物と称して最新シングルでありChanty流のクリスマスソング「ヤサシイコエ」が披露された。
「次の曲で最後だと思ったけれどもう1曲はさみませんか?」という芥の提案で急遽「君と罰」が演奏され、ラストの「C」では、メンバーの満足そうな表情が印象的だった。

 

 来年も怒涛の勢いで駆け抜けるChanty。この一夜に提示された、新たな思いがどのように投影されていくのか、是非ともその目で見届けてほしい。

 

TEXT:河内香奈子

 

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◆セットリスト
01.交差点
02.流星群
03.いっせーの
04.やんなっちゃう
05.ひどいかお
06.ソラヨミ
07.誰
08.ダイアリー
09.monorium
10.とある星空の下
11.フライト
〜サックスセッション〜
12.ひどいかお2
13.絶対存在証明証
14.真相
15.ミスアンバランス
16.衝動的少女
17.m.o.b.
18.終わりの始まり
19.冷たいてのひら
EN
En1.ヤサシイコエ
En2.君と罰
En3.「C」

 

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◆『桜舞い散る木の下でキミが待ってるワンマンツアー』
2016.3.11 (金) 池袋EDGE
2016.3.18 (金) 岡山IMAGE
2016.3.20 (日) 福岡queblick
2016.3.21 (月祝) 熊本Be9V-2
2016.3.23 (水) 広島CAVE-BE
2016.3.26 (土) 仙台MACANA ~成人生誕祭~
2016.3.27 (日) 宇都宮KENT
2016.4.01 (金) 新潟GOLDEN PIGS BLACKSTAGE
2016.4.03 (日) 長野LIVEHOUSEJ
2016.4.09 (土) 札幌COLONY
2016.4.10 (日) 札幌COLONY
2016.4.15 (金) 横浜BAYSIS
2016.4.16 (土) 西川口HEARTS
2016.4.20 (水) 稲毛K’SDREAM ~千歳生誕祭~
2016.4.22 (金) 名古屋ell.FITSALL
2016.4.23 (土) 大阪RUIDO
2016.4.29 (金祝) TFMホール ~芥生誕祭~

 

[チケット]
前売3,800円 / 当日4,300円 (D代別)
※2016.4.29 (金祝) TFMホールのみ
前売4,000円 / 当日4,500円 (D代別)

 

★チケット:

[最速先行受付中!]
Chantyモバイルサイト会員限定にて最速先行抽選受付中!
※スマートフォンにて、http://chanty.jp/ (Chanty Official Smartphone Site)にアクセス下さい。
※お申込みには、Chanty Official Smartphone Siteの有料会員登録が必要です。
※チケット申込数が先行予定枚数を上回る場合は抽選となります。予めご了承ください。

 

[受付期間]
モバイルファンクラブ会員限定先行 (A1~)
2015年12月23日22:00~2016年1月4日23:59

 

[プレイガイド先行]
プレイガイド先行 (B1~)
2016年1月16日10:00~2016年1月31日23:59
イープラス:http://eplus.jp/

 

[一般発売]
一般発売 (C1〜)
2016年2月6日

[入場順]
A1→B1→C1

 

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◆2016年メンバー生誕祭
2016.5.17 (火) 松坂M’AXA ~野中拓生誕祭~
2016.8.29 (月) 広島セカンドクラッチ ~shia.生誕祭~
※詳細は後日発表

 

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◆2マンイベント「人見知らない」
「人見知らない #1」 ~ChantyとDEZERTの場合~
2016.1.09 (土) 池袋EDGE

 

「人見知らない #2」 ~ChantyとKraの場合~
2016.1.28 (木) 池袋EDGE

 

「人見知らない #3」 〜ChantyとNeverlandの場合〜
2016.2.22 (日) 池袋EDGE

 

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◆恋愛ゲーム「貴方日記~ユーフォリア~」(PCソフトゲーム版)とのタイアップ決定!
2016年3月11日よりライヴ会場と通販限定で販売予定
※詳細は後日発表

 

※「貴方日記~ユーフォリア~」(PCソフトゲーム版)とは?
「運命の男と相思相愛にならないと気が狂って死ぬ」という謎の病に冒された主人公が、あらゆる方向性から追い詰められ偏執的な考えに支配されていく物語。ストーカー偏愛がテーマの耽美系シナリオゲームです。
http://pro-page.jp/fpp/uuudiary/index

 

◆Chantyオフィシャルサイト
http://chanty.jp/

 








2015年12月28日 (月)

【ライブレポート】★HERO★「また明日会えないかな?」“ALIVE”し続けることを宣言。<ONEMAN LIVE 2015 FINAL「ALIVE」>2016年12月23日(水)品川インターシティホール。

REPORT - 15:07:39

2015年はインディーズへと立ち返り、『「Not Title」/ タオルの神様』『「たった一つの花」/「風の中で…」』『「僕の作り方」/ 光る指輪 大明神』と3枚の両A面シングルをリリース。

冬からほぼ1年間かけ、HEROは大規模な全国ワンマンツアーを行い続けてきた。

ワンマンライブと平行し数多くのイベントライブにも出演。今年は、HERO史上最も多いライブ本数を重ねた年にもなった。

これも、自分たちですべての活動をハンドリングしてゆく術を取った成果。

12月23日(水)に品川インターシティホールを舞台に行われた「ONEMAN LIVE 2015 FINAL「ALIVE」」は、HEROが今年演り続けてきたワンマンツアーの最後を締め括るライブになった。

同会場は、メンバーみずから探し出して決めた場所。さらにツアータイトルも、当初は「JUDGMENT」~Dead or Alive~だったが、2016年も引き続き精力的に活動を行う決意を固めたことから「ALIVE」と変更。

その意識を背負ったうえで4人は、この日のライブに臨んでいた。

約1年間の歩みの集大成としつつも、同時に「これからもHEROはALIVEし続ける」という宣言も兼ねていたように、この日はHEROの歩みを改めて確認してゆく内容としても構成。

HEROのライブの軸を担い続けている『「相対性理論」』から幕を開けたステージは、『「to you…」』や『STEP BY STEP』など、今年のワンマンライブを彩り続けた楽曲を次々と叩きつけながら進行。
HEROのライブの特色は、どんな楽曲であろうとつねに両隣にいる人たちの肩や腰に両手をまわし、一緒に数珠繋ぎになりながらヘドバンをしたり飛び跳ねたりと、ともに一体化した熱狂を作ってゆくところにある。

住んでいる地域も、生活する環境も、年齢さえも異なる人たちが、HEROのライブの時間だけは気持ちを一つに繋ぎ合わせ、一緒に「楽しく弾ける」想いを共有していく。

別の捉え方をするなら、HEROの音楽やライブは、すべての心の境界線を叩き壊し、「好き」という気持ちで繋がりあい、一緒に熱狂を笑顔で分かち合う楽しさを教えてくれる場だ。

「今日は暴れ納めなんで、全力で楽しんでくれ!」

 

JINの言葉を受けて流れた、祭りビートが炸裂した『光る指輪 大明神』では、会場中の人たちが手にしたリングライトを輝かせ、演奏に合わせて光を大きく上下左右に揺らしていた。

 

「大きな声で」「出てこいや!」

 

お馴染みの掛け合いに合わせて流れた『極過激愛歌~Hyper Ultra Lovesong~』。

この歌に描いた、左右の人たちの腰に手をまわし思いきりヘドバンしてゆく姿のなんと壮観なことか。

胸をドキドキ高鳴らせた『セツナウタ。』でも、ウキウキとワクワクな衝動はけっして止まることはなかった。

この日は本編途中とアンコール演奏前に、訪れた人のみ限定で秘蔵映像を後悔…ならぬ、公開。映し出されたのは、ヒロイン(HEROのファン)との旅行でベースのYU-TAが泥酔し壊れた姿!「俺の手を握ってくれ」とヴォーカルのJINに懇願したまま、ホテルの廊下の床へ倒れ込む姿や、「バンドマンと付き合えるかも知れない」と爆弾発言してゆく様。失態を謝ろうと土下座をするが、そのまま寝てしまう「土下寝」や、ドラムのyusukeのことを「あいつはへたれやから」と言ったとたん、温泉上がりのyusukeに遭遇し、謝りながらも絡む姿など、世の中には映し出せない映像の数々をその場にいた人たちのみに披露。これも、ファイナル公演ならではの楽しさと言えようか。

 

「暴れてゆくお前らがめっちゃ好きやで!」

 

『めっちゃ好き』では、誰もが両手でハートマークを作り「めっちゃ×3」「好き!!」の熱くハートフルな掛け合いも描けば、HEROのライブに於ける定番ナンバー『人間定義』に合わせ、あらん限りの力を振り絞り、ガンガンに頭と拳を振りまわし熱狂をぶつけてゆく姿勢も提示。

この曲の終盤では、大仏ポーズを取るJINを満員の観客たちが座って拝めば、そのままヘドバンしてゆく様まで登場。

魂を熱く狂わせる衝動もまた、HEROのライブらしい風景だ。
本編最後を飾った『「テノヒラ」』に描いた、無邪気に手の花を咲かせ、飛び跳ね、モッシュしながら、「楽しい」を満面の笑顔で放熱し続けたファンの風景。

「大きな声で」「出てこいや!!」

 

アンコールで演奏した『超過激愛歌~Super Ultra Lovesong~』を通して生み出した、無邪気に暴れ続けた熱狂劇。

HEROの音楽を介して顔も名前も知らない人たちが熱い想いを舞台上の4人にぶつけながら、一緒に腰に手を伸ばし頭を触り合えば、ともに跳ね続けてゆく。そこには、「楽しい」の絆が確かに生まれていた。

 

「この日のタイトルをALIVEにして良かった。つらいことをその場だけは忘れさせてやるから、これからも側にいてください。」(JIN)

演奏が始まったとたん、満員の観客たちがサークルモッシュをスタート。

「また明日会えないかな?」「ごめん明日は予定あるの」

最後は、場内中の人たちが一緒に歌いながら暴れ祭った『「ソプラノ」』だ。会場をぶっ壊すくらいの勢いのもと、くしゃくしゃの笑顔で騒ぎ続けるファンたち。サビで生まれた場内中にこだました合唱も含め、誰もが気持ちを解き放ち、メンバーらと一緒に騒ぎ続けていた。笑顔の花咲く無邪気な熱狂、この瞬間瞬間がたまらないくらいにHAPPYだからこそ、この日の光景が生まれたと言えようか。

 

最後に、最新作『ALIVE』のMVを上映。同楽曲は、2016年2月10日にアルバムとしてのリリースが決定。

さらに、5月6日のJINの誕生日に恵比寿リキッドルームでワンマンを行うことも発表。

来年のHEROの展開も楽しみにしていて欲しい。

PHOTO:菅沼剛弘
TEXT:長澤智典

 

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★CD情報★
NEW ALBUM
2016年2月10日(水)発売!
「ALIVE」

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★LIVE情報★
ONEMAN TOUR 2016「ALIVE」
[チケット]
恵比寿LIQUIDROOM
チケット最速先行 受付決定!
[販売期間]
12/23(水・祝)22:00~12/31(木)23:59
受付URL: http://w.pia.jp/t/hero-sf/
※PC・モバイル共通
※先着受付になります。
※予定枚数に達し次第、販売終了になります。予めご了承ください。

★タワーレコード店頭直販先行決定!
タワーレコードチケットぴあ店舗にて、
限定枚数にてチケット先行販売決定!
[販売期間]
1/03(日)(※)~1/11(月・祝)20:00
[販売公演]
・2/14(日)渋谷TSUTAYA O-WEST
・2/20(土)西川口Hearts
・2/28(日)千葉LOOK
・3/26(土)HEAVEN’S ROCK宇都宮VJ-2
・5/06(金)恵比寿LIQUIDROOM
[販売店舗]
・タワーレコード渋谷店
・タワーレコードTOWER mini 汐留店
・タワーレコード秋葉原店
・タワーレコード浦和店
※販売開始時間は店舗によって異なりますので、ご注意ください。
渋谷店、TOWER mini 汐留店:朝10:00~
秋葉原店、浦和店:朝11:00~
※先着受付になります。
※予定枚数に達し次第、販売終了になります。予めご了承ください。

★1/16(土)10:00より全国一般発売

 

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<スケジュール>

●2016.02.14(日)
渋谷TSUTAYA O-WEST
(問)TSUTAYA O-WEST/TEL:03-5784-7088

●2016.02.20(土)
西川口Hearts
(問)西川口Hearts/TEL:048-254-3345

●2016.02.28(日)
千葉LOOK
(問)千葉LOOK/TEL:043-225-8828

●2016.03.04(金)
神戸VARIT.
※入場時にSARSHIお出迎え!
(問)神戸VARIT./TEL:078-392-6655

●2016.03.06(日)
静岡Sunash
(問)静岡Sunash/TEL:054-288-0880

●2016.03.12(土)
長野JUNK BOX
(問)長野JUNK BOX/TEL:026-267-9120

●2016.03.13(日)
金沢AZ
(問)金沢AZ/TEL:076-264-2008

●2016.03.26(土)
HR宇都宮VJ-2
(問)HR宇都宮VJ-2/TEL:028-639-0111

●2016.03.27(日)
郡山#9
(問)郡山#9/TEL:024-934-1980

●2016.04.02(土)
大阪RUIDO
(問)大阪RUIDO/TEL:06-6252-8301

●2016.04.03(日)
名古屋ell.FITS ALL
(問)名古屋ell.FITS ALL/TEL:052-211-3123

●2016.04.09(土)
岡山IMAGE
(問)岡山IMAGE/TEL:086-236-0032

●2016.04.16(土)
福岡graf
(問)福岡graf/TEL:092-733-1199

●2016.04.17(日)
福岡graf
「トーク&泥酔会 第1部」
(問)福岡graf/TEL:092-733-1199

●2016.04.17(日)
福岡graf
「トーク&泥酔会 第2部」
(問)福岡graf/TEL:092-733-1199

●2016.04.23(土)
札幌CRAZY MONKEY
(問)札幌CRAZY MONKEY/TEL:011-211-4480

●2016.04.24(日)
札幌CRAZY MONKEY
「トーク&泥酔会 第1部」
(問)札幌CRAZY MONKEY/TEL:011-211-4480

●2016.04.24(日)
札幌CRAZY MONKEY
「トーク&泥酔会 第2部」
(問)札幌CRAZY MONKEY/TEL:011-211-4480

●ONEMAN TOUR 2016
セミファイナル
2016.05.06(金)
恵比寿LIQUIDROOM

 

 

HERO Web
http://hero-izm.com

 

毒舌に笑い、みんなで歌い叫び騒いで笑い、隣のヒロイン同士で笑い。

みなさんのその笑顔は、どこよりも輝いてるのです(^▽^)☆

また来年も、HEROと一緒にたくさん笑って下さいねー!