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2016年05月30日 (月)

【ライブレポート】Raphael最後の全国ツアーがスタート。★Raphael Live Tour 2016「癒し小屋」★5月23日(月)横浜ベイホール。「華月のギターは聞こえてるかい、目に映るものだけが真実じゃないよ。俺たちは5人で演奏しているよ」

REPORT - 22:35:25

 過去の作品を再録したアルバム『Never-1997040719990429-』を提げて始まった、最後の全国ツアーRaphael Live Tour 2016「癒し小屋」。この日のライブで正式に示されたように、Raphaelは、バンドにとって大切な日である10月31日/11月1日にZepp Tokyoで行う「悠久の檜舞台~第壱夜 白中夢/第弐夜 黒中夢」を持って解散する。悲しみに暮れる人たちも多いだろう。でも、まだ彼らと出会う機会は残されている。その最後の機会となるのが、今回の全国ツアー「癒し小屋」だ。
 Raphaelは、過去にも同タイトルの全国ツアーを行っている。今回選ばれた会場のほとんどが当時と同じ地域であり、会場だ。初日を迎えた横浜ベイホールは、華月を失ってすぐに行ったときのツアーの初日に当たる場所。ライブでは、黒と白2つの表情を持ったRaphaelの姿を提示したように、今回のツアーはいろんな想いを詰め込みながら行われている。

 
  ツアー初日となった、5月23日(月)横浜ベイホール。チケットはSOLD OUT!!を記録。それだけ、この日の彼らの歌に、言葉に、行動に、注目している人達が多いという事だ。
 『シナゴーグ前奏曲イ短調 ~第一楽章~』のSEが流れたとたんに上がった歓声。この空間だけ、時代は逆行してゆく。舞台へ姿を現しては、次々と一輪の薔薇を客席へ投げ込むメンバーたち。そして…。
  「かかってこいよー!!」。美しくも爪を研ぎ澄ました姿を持って『Sweet Romance』が飛び出した。凛々しいながらも麗しさを持った楽曲が、場内へ熱を持った波を描き出してゆく。「楽しもうぜ、お前ら!!」。YUKIの煽りへ想いを返すように、サビでは大きな大きな合唱が会場を包み込んでいた。現実逃避…でも、こんな逃避なら、いくらでも夢の中で熱狂にまみれたい。

 
 この日のステージ前半戦は、感情を剥きだしに挑む黒いRaphaelの姿を中心に構成。「記憶の中の私」を互いに確かめ合うよう、共に感情を露にぶつけあった『人間不信』。「約束の夢叶えたくて」、その想いが強く胸に響いた『promise』。熱に浮かされた感覚の中、緩いまどろみの中へ嬉しく溺れた『症状3.XXX症』。「華月のギターは聞こえてるかい、目に映るものだけが真実じゃないよ。俺たちは今5人で演奏しているよ!!」と叫ぶYUKIの想いへ呼応するように、場内中から突き上がった無数の拳。その想いを力強く鼓舞するように流れた『エルフの憂鬱』。誰もが紡ぎだされる物語の中へ飛び込み、嬉しく恍惚のまどろみを覚えていた。間奏では、華月のギターの旋律も登場。この日の舞台上には、確かに4人のRaphaelがいた。サポートの咲人も加えた5人の魂を心揺らす歌と旋律に変え、一緒に熱狂の世界へ堕ちようぜと言わんばかりに…。「俺たちがRaphaelだ!!」と証明するように…。
 

  後半では、アコースティックなスタイルを軸に据えた白いRaphaelとして演奏。YUKIの奏でる切々としたピアノの演奏へ寄り添いながら哀愁な物語を描いた『秋風の狂詩曲』。深く、深く、まどろみの世界へ堕ちてゆくようにYUKIのピアノが手招いた『症状2 分裂症』では、YUKIの心の慟哭にも似た歌声がグサグサと胸に染みるように刺さってきた。その言葉を、歌声を、その弱さを真正面から受け止めてあげることが、ここにいる人たちにとっての優しさでもあるかのように。途中から演奏が加わると同時に、楽曲は切ない、でも放したくないドラマを描きだした。何時しか泣きながらピアノを奏でるYUKI。嗚咽を噛みしめながら、少しでも想いを空へ届けるように…。

  「こんなにもあったかい目で想いを届けてくれる人たちが、こんなにもこの時代にいたことが嬉しくて。ほんと、みんなありがとう」。YUKIの言葉。そして、「忘れないで…忘れないで…この詩を残すから 「僕」でいる 僕の意味 きっとあるから」の言葉が、胸に優しさと痛みを持って響いた『lost graduation』。本編最後を飾った、Raphaelの始まりの歌となった『eternal wish〜届かぬ君へ〜』が、この日は、彼らに抱かれて眠る子守歌のようにも響いていた。
 

  この日は、ベースのYUKITOの誕生日当日。先に全員で彼のバースデーを祝いながら。「悲しい記憶を塗り替えることは出来ないけど、楽しかったものをここに残したかった」とつぶやいたYUKIの言葉を合図に、アンコールの最初に奏でたのが、季節外れのクリスマスソング『White Love Story』。誰もが軽快に弾む演奏に身を委ね、無邪気にはしゃいでいた。季節外れ!?。そんなの関係ない。気持ちが嬉しく弾めば、それが正解だ。

  あの頃の青春のひとときを思い起こすように、Raphaelと過ごした日々が甦るように、誰もが満面の笑顔で『Evergreen』を受け止めていた。色褪せない永久の思い出は、ずっとずっと消えない青春のエンブレム。この歌が、その気持ちを導いてくれた。最後は、誰もが無邪気なキッズに戻り、『夢より素敵な』に合わせ、身体揺らし、跳ね続けていた。このひとときを永遠に笑顔と一緒に心のシャッターで記憶するように。満面の笑顔のもと、場内に数多く揺れるたくさんの手の花たちが、彼らと約束を交わしていた。「そう 何より素敵な場所は ここだから また逢えるよね 誰より素敵な君に」と。

   舞台から去ったあと、降りてきたスクリーンに映し出された文字を通して改めて伝えられた「解散」の言葉。でも、まだ終わりはしない。最後の物語は、まだ始まったばかり。そう、始まったばかりなんだよ。「華月が悔しがるくらい最高の1年にしていこうよ。一緒に駆け抜けてください。ツアーがんばってきます」(YUKI)。自分たちの記憶を辿りたくて始めた今回のツアー。その意味を噛みしめながら、これからのツアーを味わってくれ。
 

                                                             TEXT:長澤智典

 

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―セットリスト―
『Sweet Romance』
『人間不信』
『症状1.潔癖症』
MC
『imitation white』
『Sacrifice』
『promise』
『花咲く命ある限り』
『Gebet〜祈り~』
『症状3.XXX症』
『エルフの憂鬱』
SE
『秋風の狂詩曲』
『症状2.分裂症』
『lost graduation』
『eternal wish〜届かぬ君へ~』
SE
-ENCORE-
『White Love Story』
『タッチ』
『Evergreen』
『夢より素敵な』
SE
MOVIE
『49』
 

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Raphael Web
http://raphael.jp/
 

 

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★LIVE情報★
 
ライブ情報
 
Raphael Live 2016 「悠久の檜舞台」
 
【公演日時】
第壱夜 白中夢 2016年10月31日(月) 17:30OPEN /18:30START
第弐夜 黒中夢 2016年11月01日(火) 17:30OPEN /18:30START
 
【会場】
Zepp Tokyo
【チケット料金】
1Fスタンディング 前売:\6,500 (税込・オールスタンディング・入場整理番号付/入場時にドリンク代別途必要)
2F指定 前売:\7,500(税込/入場時にドリンク代別途必要)※プレミアム会員先行のみ
 
【プレミアム会員先行】
  http://raphael.jp
【受付】5/24(火) 18:00〜6/13(月)23:00
 
【オフィシャルHP先行】
http://eplus.jp/raphael_tour
【受付】6/17(金)18:00〜6/27(月)23:00 
 
【プレオーダー(PG最速)】
http://eplus.jp/raphael/

【受付】7/1(金)18:00〜7/11(月)23:59

 
【一般発売日】 8/13(土) AM10:00〜
キョードー東京 0570-550-799
チケットぴあ 0570-02-9999 [Pコード:298-982]
ローソンチケット 0570-084-003 [Lコード:71403]
CNプレイガイド 0570-08-9999
e+(イープラス)  http://eplus.jp
【お問い合わせ】
キョードー東京 0570-550-799

 

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Raphael Live Tour 2016「癒し小屋」
5月23日(月)横浜・BAY HALL
6月02日(木)名古屋・DIAMOND HALL
6月03日(金)名古屋・DIAMOND HALL
6月12日(日)札幌・PENNY LANE24
6月21日(火)大阪・BIG CAT
6月22日(水)大阪・BIG CAT
7月02日(土)仙台・CLUB JUNK BOX
7月03日(日)仙台・CLUB JUNK BOX
7月11日(月)赤坂BLITZ
7月12日(火)赤坂BLITZ
7月16日(土)広島・SECOND CRUCH
7月17日(日)広島・SECOND CRUCH
7月24日(日)福岡・DRUM LOGOS





2016年05月26日 (木)

ライブレポート&最新情報!【MeteoroiD】5月22日 渋谷REX★MeteoroiD ワンマンツアー<平成の“ヤミ”をお掃除しましょう。>ツアーファイナル!

REPORT - 20:00:47

 

 

2016年5月22日、渋谷REXにてMeteoroiD ワンマンツアー≪平成の“ヤミ”をお掃除しましょう。≫のツアーファイナルが行われた。

同ツアーではツアータイトルにもなっているシングル、『平成の“ヤミ”をお掃除しましょう。』を引っ提げて、東名阪をまわった。

ツアーを振り返って開演前に幻鬼(Vo)は
「今回のツアーはお客さんに、ライヴを“ヤミ”、つまり日頃の鬱憤とか憤りとかを吐き出す場所にしてほしいと思ってやっています。

みんなにMeteoroiDを居場所にしてほしい。

自分をさらけ出して自然体でステージに立てていますね。

体感満足度の高い、熱気のあるライヴになっています。」

と語ってくれた。

1年前にメンバー交代に伴い、新体制へと移行したMeteoroiD。

ヴィジュアルイメージを一新して、より激しいバンドサウンドを追求しはじめてからの彼らは、ワンマンライヴではシアトリカルなステージを展開することが多かった。

のれる曲でヘドバンやジャンプを煽るというよりは、演奏技術や曲の世界観で魅せていくタイプのワンマンライヴ。

それが今回は、フロアをのせて共にライヴを作り上げていくような、体感満足度の高める要素が増えていたのは印象的な変化である。

そしてその変化はライヴを劇的に良くする方向に作用していた。

体感満足度を高めるというのは、熱いライヴを作るために重要であり、同時に危険なことでもある。

一歩間違うとライヴがただの運動会になってしまって、「よくよく振り返ってみると、何の感動や音楽体験のない時間だった」なんてことにもなりかねないからだ。
一つのライヴでドラマを見せ、視覚でも聴覚でも楽しんでもらい、なおかつ気持ちよく音に合わせて体を動かしてもらうというのは、ヴィジュアル系バンドなら誰しもが目指すことながら、意外と本当に難しい。
MeteoroiDは今回そこに真っ正面から挑み、なおかつ成功させてくれた。

このツアーで彼らは自分たちのライヴのスタイルを本当の意味で確立し、一つ上の段階に進むバンドの姿を見せてくれたのだ。

 

定刻ちょうど、SEに合わせたファンのハンズクラップに迎えられ、マチ(Gt)・帝(Gt)・raL(Ba)・朋夜(Dr)が登場。

ステージ中央で小道具を持ち、決めポーズでファンを煽る姿は『平成の“ヤミ”をお掃除しましょう』のミュージックビデオさながらだ。

「お前らのすべてを吐き出す準備はできてるか! 死んでください!!」

最後に登場した幻鬼が大歓声の中で絶叫し、1曲目に放たれたのは『racrimosa』だ。

スラッシュメタルとラテン調が融合したハードチューンで、MeteoroiDらしい爆音のなかに叩き込まれる。
ライヴ序盤はそのまま『BALLERINA』『Mr.famous』と新旧問わないアッパーチューンの猛攻が続き、フロアの熱は一気に沸騰。

ファンの全力のモッシュやジャンプで会場が揺れ、最後方に設置された物販スペースが吹っ飛んでいかないかハラハラするほどだった。

 

「“ヤミ”を、すべてを、吐きだせ!!」(幻鬼)

 

『STARGAZER』のイントロが響くと、ファンが歓声をあげた。カタルシスに誘うようなきらめく音像。

日々の悲しいことや、辛いこと、すべて塗り替えるような幻鬼の歌声が会場を突き抜ける。

続いては最新シングルから扇子を使った振り付けが楽しい『オトギリソウ』、そして『彼女はサイコパス』。

同曲では幻鬼がグロウル、抜けのいいクリーン、ファルセット行き来する熱唱で魅せた。

ファンはバンドの熱にコールで応え、会場最後方のプレス席まで熱気が立ち込める。

 

「君を……、眠りの森へ。」(幻鬼)

 

カンテラをもった幻鬼の曲振りから放たれた『いばら姫』から、ライヴは短編映画のように一曲一曲を魅せるシアトリカルなセクションへと。
『背徳者に敬礼を』ではメガホンを持った幻鬼がプロパガンダを訴えるようなポエトリーリーディングを披露し、弦楽器隊が敬礼したまま片手で弾くパフォーマンスで湧かせた。
そして時計の秒針のSEをきっかけに、本のページをめくるように『脈時計』へと続く。

妖艶なルックスと漢らしいレスポールサウンドのギャップがたまらないマチと、テクニカルにフライングVを操る正当派ギターヒーロー帝。

真反対の個性のユニゾンギターが会場を魅了した。

 

「東京! お前らのでかい声きかせろ!」(幻鬼)

 

新体制移行後、バンドが前へと進む決意の歌ともなった『鳥籠ノ沙羅双樹ハ死華ノ華』では、ファンのコールが割れんばかりに響き、流れるように『タランチュラ』へ。

オリエンタルなフレーズと土石流のような重低音のヘヴィチューンで、MeteoroiDのバンドサウンドの背骨の太さを見せつけた。
そして音数の多さと一打一打の重さで圧倒するような朋夜のドラムソロパートをはさみ、ライヴ本編はクライマックスへと疾走する。
結成当時からの人気曲『DIVER』が放たれるとファンから大歓声が上がった。背中を蹴り飛ばしてでも前に進ませてくれるような希望の歌。

レーザーがきらめくなかを、ファンのシンガロングとバンドサウンドが突き抜けていく。
ファンがタオルを振り回すアッパーチューン『chocolate』でとことん会場を湧かせたあと、本編ラストは『anticlockwiseの心臓』。

MeteoroiDが歩き続け、歌われる度に輝きを増していくメッセージナンバーだ。

“寄り添うだけの歌は今の僕には刺さらない”という歌詞に、困難を乗り越えてそれでも進んでいくバンドの姿を見た気がした。

 

アンコールはダブルアンコールまでたっぷり5曲用意して、アッパーチューンからミディアムナンバーまでバラエティ豊かに聴かせてくれた。
アレンジを変えながら、ずっとライヴで演奏されつづけてきた『この愛を手放せば自由だろう』で一気に会場のテンションを引き上げると、ファンを全員座らせてヘドバンさせるハードチューン『慟哭の間』へ。

ファン人気の高い疾走感溢れるまっすぐなラブソング、『ice world』ではファンの笑顔が印象的だった。

 

「今日は皆さん来てくれて、本当にありがとうございます。

皆さん、そして今日来れなかった人たちも……、あなた達のおかげで僕たちはバンドを続けていられます。

このツアー正直全箇所半分もお客さん入ってなくて……。

そこそこの広さの会場に、なんとか形になるレベルのお客さんが来てくれる。そんな状態で何年か活動を続けています。

このままではだめだと思うんです。高みを目指していきたい。

9月1日の高田馬場AREAでのワンマンのタイトルは《居場所の啓示》。

僕らの居場所は君たちで、君たちの居場所は僕たちです。9月1日、俺たちは過去最高動員を目指します!

みんな着いてきてください!」

 

MCではシビアな本音をぶちまけ、切々と語った幻鬼。

彼の言葉から、ツアータイトルの『平成の“ヤミ”をお掃除しましょう。』になだれ込む流れには胸を打つものがあった。

「お掃除しましょう!」と絶叫するファンのコール、シンガロング。“居場所がほしい 生きる意味がほしい”と渾身のパフォーマンスで歌い上げる幻鬼。

会場を包み込むように明るく疾走するバンドサウンド。MeteoroiDの新たなアンセムが生まれた瞬間を見たような気がした。

そして最後はライヴのテッパン曲『呪殺』。

帝の超絶タッピングからマチがフレーズを引き継ぎ、朋夜が怒濤のタム回しで応えるのに合わせて、raLのベースが勢いよく並走しはじめ、幻鬼の絶唱へ。

メンバーがステージギリギリまで身を乗り出してフロアを煽ったハードチューンに、ファンもこの日一番の盛り上がりで応えた。

「どうかライヴハウスが居場所であってほしい。

ライヴ悲しいことを吐き出して、明日を少しだけ楽しく生きるための力になればいい。」

そんな純度の願いを切々と感じるような約2時間。

ファンの“ヤミ”を“お掃除”する、MeteoroiDの勢いと成長はまだまだとどまるところを知らなそうだ。
彼らの最新情報は以下よりチェック!

 

(取材・文:髙﨑光)

 

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~セットリスト~

1:racrimosa
2:BALLERINA
3:Mr.famous
4:STARGAZER
5:オトギリソウ
6:彼女はサイコパス
7:いばら姫
8:背徳者に敬礼を
9:脈時計
10:鳥籠ノ沙羅双樹ハ死華ノ華
11:タランチュラ
12:DIVER
13:chocolate
14:anticlockwiseの心臓

 

EN1:この愛を手放せば自由だろう
EN2:慟哭の間
EN3:ice world

 

W EN1:平成の“ヤミ”をお掃除しましょう。
W EN2:呪殺

 

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【リリース】

★夏をコンセプトとした会場、通販限定音源「夏の83三角形」発売!
2016年08月03日(水)

M-1.世界は私を嫌ってる
M-2.めんへら輪舞曲
M-3.黄泉の風

METE-0001/¥830(税込)/ 全3曲収録

 

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【ライブ】

2016年08月03日(水)渋谷REX
■MeteoroiD「夏の83三角形」音源発売記念
ミニワンマンライブ「83祭り」

※「夏の83三角形」購入者対象、夏のドキドキアウトストアイベントあり

【出演】MeteoroiD

【開場/開演】17:30/18:00
【前売/当日】¥830/¥1,000(D代別)

★チケット:
■A:MeteoroiD Mobile Fanclub「蚕-kaiko-」先行
受付開始:5月28日(土)〜6月5日(日)
http://meteoroid-kaiko.com/
■B:イープラス 6月11日(土)より販売開始
http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002192604P0030001

【入場】A→B→当日

【問】SHIBUYA-REX(03-5728-4911)
【会場】東京都渋谷区道玄坂1-18-3 プレミア道玄坂ビルB1

 

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2016年09月01日(木)高田馬場AREA
MeteoroiD ONEMAN LIVE
マチBirthday「居場所の啓示」

※重大発表あり
※Aチケット来場者限定特典
「平成“ヤミ”JUMP」オリジナルCD「手紙」プレゼント

【出演】MeteoroiD

【開場/開演】17:30/18:00
【前売/当日】¥3,500/¥4,000(D代別)

★チケット:
■A:一次先行イープラス 6月4日(土)〜6月26日(日)販売開始
http://eplus.jp/sys/main.jsp
■B:一般発売イープラス 7月2日(土)より販売開始

【入場】A→B→当日

【問】高田馬場AREA(03-3361-1069)
【会場】東京都新宿区高田馬場3-3-8-B1

 

★MeteoroiD★

http://meteoroid-web.com/

 







2016年05月10日 (火)

【ライヴレポート】CLØWD★5月7日(土)新宿ReNY★ONEMAN LIVE 2016「RUDENESS RESORT ReNY★

REPORT - 16:17:51

 

  3rdシングル「RUDENESS RESORT」の発売を受け、5月7日(土)新宿ReNYを舞台に行った

「CLØWD ONEMAN LIVE 2016「RUDENESS RESORT ReNY」」。その日の模様をレポート。

 
 扉を開け場内へ足を踏み入れたとたん、耳に届いたのが小鳥たちの囀る声。場内に入るや目に入った蔦や木々生い茂る風景。
ここは、CLØWDが仲間たちを招き入れた宴の場。心踊らせる、胸を高ぶらせる熱い(暑い)楽園の地。
5人の戦士たちは、穏やかさ漂うこの空間へこれからどんな勇壮な物語を描くのか、想像するだけで武者震いを覚えていた。

 
 幕が上がると同時に姿を現した5人。KØU(Vo)の歌声を合図に、身体を揺さぶるアグレッシブなビートが炸裂。
エレクトロで躍動的な最新ナンバー「RUDENESS RESORT」だ。観客たちへ挑むように歌いかけるKØU。
ここは、武者震いするヤバい香り漂う楽園。彼らの挑発に煽られ、観客たちも一斉に跳ねだした。
  腹の底へズンと響く樹(Dr)のジャングルビートを合図に、勇壮な音の塊が身体へガンガン突き刺さってきた。
気持ちへ滾る炎を燃やした「独裁Rhapsody」。続く「CHECK MATE」が、「理性なんか捨てちまえよ」と感情のストッパーを一気にぶち壊した。
荒ぶる演奏に合わせ、場内に産まれたモッシュや逆ダイの風景。
序盤の時点で5人に理性をチェックメイトされたせいか、場内へはクライマックス並の熱狂が生み出されていた。
 

  「俺たちが最高を作り出すリゾートへようこそ。君のたちの目に、耳に、心に、最高を刻んでやるよ。この島に狼煙を上げろ!!」(KØU)
 

  KØUが巨大なフラッグを掲げながら歌った「狼煙」では、狼煙を上げる変わりに、誰もが拳を突き上げていた。
「この楽園で踊り狂おうぜ」(KØU)。庵(G)の冴え渡るカッティングギターと樹のヘヴィなシャッフルビートが絡み合う中、
冬真(G)のギターが心地好く唸りを上げた。熱くたきったディスコロックナンバー「レッドホット・ディスコ」へ導かれ、
会場中の誰もがタオル振りまわしてゆく。「Drive for Dream」でも心を開放し、無邪気にはしゃぎ続けていた。
 

  「見ろよ、このステージ。受話器越しのパーク(ジュラシックパーク)に来ました!!。今日のワンマンのテーマは、どうですか??」(KØU)
「ワンマンのテーマはジャングルでなくてリゾードだから。受話器越しのパークって何や??」(猟平/B)のやり取りも。
「リゾートと言ったら離れ島じゃないですか」と語るKØUに対し、客席からは「離島」という突っ込みも入っていた。
 

  中盤では、客席中央に設置したセンターステージ(離島)へ移動。それぞれが生楽器へ持ち替えた。
最初に響かせたのが、2本のアコギのストロークと旋律が優しく絡みあう「プラスチック・ハート」。
竿隊が舞台に腰掛け演奏、KØUも包みこむ歌声を魅力に、訪れた人たち一人一人を抱きしめるように歌いかけた。
  ライヴでは何時も激しく演奏している楽曲を、この日はカントリーミュージック風にアレンジ。
心地好く弾む演奏の上で、軽やかに歌った「Take_53 (unplugged ver.)」。
「これからも変わらずこの5人で君たちと一緒に歩いていけたらいいなと思います」(KØU)の言葉を合図に、
優しく温かく響かせた「四人五脚 (unplugged ver.)」。
 

  「こっからさらに上げてくぞ!!」。気持ちを嬉しく高ぶらせたアグレッシブナンバー「Liar’s Game」を投影。
駆け上がる演奏を合図に、客席には大きなサークルモッシュも生まれれば、
メンバーらの煽る演奏に刺激され、ヘドバンや満開の花咲く光景も描きだされていた。
  轟き狂う「Marburg」に刺激を受け、頭振りまわし、大きく咲き続けてゆく観客たち。
メンバーらも徹底した挑発モードで挑み続けていた。
エレクトロでハード&ダンサブルな「セブンスセンス」が、熱さ抱えた気持ちをどんどん開放してゆく。
 

  「一緒に暴れてゆくライヴが、俺にとっては生きがいなんだよ。しっかりついて来れるか。この島で、世界で一番の馬鹿になろうかー!!」(KØU)
  絶叫呼び起こした「Worry?」。「傷声」ではメンバーらに煽られ、逆ダイし続ける観客たち。止むことのない煽りの風景。
庵や冬真に至っては、舞台上からファンたちを引き寄せていた。
暴れ狂え、叫びまくれ。それが、この空間に許されたルール。むしろ、それ以外に何が必要だ?!
  「俺のすべての想いをこの曲に、歌詞に詰め込んだ」。「GIFT」が、光をまといながら羽ばたいた。
照れ屋で真面目なKØUらしい告白を身に受けながら。
それ以上に、演奏の作り上げた気持ち開放してゆく風を全身に浴びていくことが、とても嬉しい快楽だった。
  本編最後を飾ったのが「#夏の微熱」。KØUの歌声が響き渡った瞬間から、魂へ注ぎ込む血が一気に沸騰し始めた。
身体中を火照らす熱を舞台上へ全力でぶつけきらないと、熱したこのドラマに最高のエンディングなんて描けない。
いや、最高のエンディングが近づいているのを誰もが実感していたからこそ、
舞台上も客席も全力の笑顔で熱く熱くはしゃぎ続けていた。

 
  「俺たちの始まりの曲いこうか」(KØU)。
激しいジャングルビートが炸裂、アンコールの最初に演奏したのが、CLØWDの活動の幕開けを飾った「WAKE UP」。
鼓動と熱くシンクロするビートに合わせ、ファンたちも上へ上へと跳ね続けてゆく。
「目覚めたこのときから」、サビに描いた雄大で凛々しい歌の表情。この雄々しい姿が、今宵は余計に逞しく見えていた。
  「叶わない夢などないことを俺たちCLØWDが証明してやるよ」。
最後に、夢描くことの素晴らしさを記した「キミトボクラ」をプレゼント。
気持ちを笑顔で弾ませる演奏に合わせ、誰もが無邪気にはしゃいでいた。
まぶしい表情でモッシュしてゆく様、両隣の人たちと手を繋ぎ揺れ続けた姿。
すべてを開放して楽しむことで、誰もが最高の笑顔になっていた。
 この楽園は、熱いだけじゃない、まぶしい笑顔の魅力を与えてくれる宴の場。
このリゾートへ、たくさんの人たちを連れてきてまた一緒に遊びたい。ここ、人気のリゾート地になりそうだ。

 

 

PHOTO:西槙太一

TEXT:長澤智典

 

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■2016.5.7 SHINJUKU ReNY CLØWD SETLIST
 
1.「RUDENESS RESORT」
2.「独裁Rhapsody」
3.「CHECK MATE」
4.「狼煙」
5.「レッドホット・ディスコ」
6.「Drive for Dream」
7.「プラスチック・ハート」
8.「Take_53 (unplugged ver.)」
9.「四人五脚 (unplugged ver.)」
10.「Liar’s Game」
11. Ba&Drセッション
12.「Marburg」
13.「セブンスセンス」
14.「Worry?」
15.「傷声」
16.「GIFT」
17.「#夏の微熱」
-ENCORE-
1.「WAKE UP」
2.「キミトボクラ」
 

 

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<INFORMATION>
■2016年8月17日 CLØWD 1st Album 2Type Release決定 
<初回生産限定盤><通常盤>2タイプリリース
※詳細後日発表

 

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■CLØWD 1st Full Album Release Tour「関東無礼区行脚-KANTO BREAK TOUR-」
9月4日(日) 柏Thumb UP 「KØUプロデュースDAY」 CLØWD×レイヴ
9月9日(金) 高田馬場club Phase 「冬真プロデュースDAY」CLØWD×ベル
9月14日(水) 池袋EDGE 「庵プロデュースDAY+庵生誕」 CLØWD×ぞんび
9月17日(土) 浦和ナルシス 「猟平プロデュースDAY」 CLØWD×Neverland
9月25日(日) 横浜BAYSIS 「樹プロデュースDAY」CLØWD×Develop One’s Faculties
9月30日(金) 高田馬場AREA TOUR FINAL CLØWD ONEMAN LIVE 「東京最終無礼区」
※詳細後日発表。

 

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■Member Birthday Live「FIVE THE BIRTHDAY!!」開催決定!
8月5日(金)池袋EDGE 〜猟平Day〜
9月14日(水)池袋EDGE 〜庵Day〜  (「関東無礼区行脚-KANTO BREAK TOUR-」と同公演です。)
11月21日(月)池袋EDGE 〜冬真Day〜
12月5日(月)池袋EDGE 〜樹Day〜
12月30日(金)池袋EDGE 〜KØUDay〜
※詳細後日発表。

 

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<RELEASE INFROMATION>
■CLØWD 3rd SINGLE 「RUDENESS RESORT」発売中
初回生産限定盤A DCCL-200~201 ¥1,800+税
[CD] 01. RUDENESS RESORT 02. Marburg
[DVD] 01. RUDENESS RESORT MUSIC VIDEO 02. RUDENESS RESORT MUSIC VIDEO BTS

 
初回生産限定盤B DCCL-202~203 ¥1,800+税
[CD] 01. RUDENESS RESORT 02. プラスチック・ハート
[DVD] 2016.1.7「名も無き明日はない」at TSUTAYA O-WEST LIVE映像

 
通常盤 DCCL-204 ¥1,200+税
01. RUDENESS RESORT 02. GIFT 03. RUDENESS RESORT(KØULESS ver.)
 

「RUDENESS RESORT」インストアイベント情報 http://clowd.tokyo/event.html 
 
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