2016年06月07日 (火)
ライブレポート!【defspiral】5月28日 東京キネマ倶楽部「10人のdefspiral」で6周年記念ライブ。夏からは全国ツアーも!
REPORT - 00:45:26
毎年恒例となっているdefspiralの結成記念ライブ「6th Anniversary Live-Dear Freaks-」が今年も5月28日、東京キネマ倶楽部で行われた。昨年に引き続き”defspiralオーケストラ”と呼ばれる豪華ゲスト陣(kiyo(Key. / Janne Da Arc)、結生(Gt. / MERRY)、RookieFiddler(Violin)、Jumpei(Violin)、斎藤孝太郎(Cello))が記念すべきお祝いの日に花を添えた。
年始より、椎間板ヘルニアの手術により活動を休止していたMASAKI(Dr.)の復活が期待されていた公演であったが、前々日に出演見合わせが発表。ファンからはMASAKIを気遣うコメントが多く寄せられるなど、長く活動をしている中で積み重ねられたファンとメンバーとの絆を強く感じることが出来る。会場にはMASAKI不在に対する悲壮感は無く、会場の何処かにいるであろうMASAKIと共にdefspiralの6周年をお祝いしよう、という温かい空気に包まれていた。そんな中始まった6周年記念ライブは一曲目から豪華ゲスト陣との「FAR AWAY」からスタート。しっとり柔らかなピアノの調べに、繊細で美しいストリングスが重なりTAKA(Vo.)の伸びやかなヴォーカルを彩る。転じて激しく重厚なロックサウンドが繰り出され、続く「NEW DAYLIGHT」ではまるで会場に一筋の光がさし込むかのように、この記念すべきお祝いの日の幕があがる。
ゲストの結生(Gt.)とMASATO(Gt.)のツインギターが情緒的に絡み合う「Arcoromancer」に続いては「MASQUERADE」。TAKAの「今夜も俺達と共に踊ってくれるか!裸のお前らを見せてくれ!」との掛け声にFreaks(:defspiralファンの呼称)らが応え、曲に合わせて激しいジャンプを繰り広げる。続く「IN FLAMES」は意表をつき結生のギターからスタート。ヘビーなオルタナとダンスのハイブリットサウンドが、会場に響き渡る。
「花とリピドー」に続いては「カナリア」。ゲストの斎藤孝太郎(Cello)のチェロが響き渡り、RYO(Ba.)のアップライトベースが妖艶な空間を作り上げる。厳かなパイプオルガンの後にエッジの効いた2人のギターソロと2人のヴァイオリンの掛け合いによる耽美な世界から放たれたのは「NIGHTMARE」。漆黒のマントを身に纏うTAKAのその姿は、まるで中世ヨーロッパの古城に住む吸血鬼の様。豪華ゲスト陣らと荘厳なサウンドに包まれたステージから一転、ゲストのkiyo(Key.)とTAKAのみの編成による「MELODY」を披露。静寂の中に響き渡る二人だけの音に会場中が酔いしれる。
5人のゲストと、サポートメンバーのTERO(Dr.)含むdefspiral4人の計9名でのステージが繰り広げられた前半戦だが、「今日は9人編成のdefspiralですけど、正しくは10人編成。(MASAKI含め)10人でステージやってます。」(TAKA)とのMCに会場は大きな拍手に包まれる。「いろいろなトラブルもありまして、挫けそうになった時も実際ありましたけど、なんとか活動を続けてこうという、モードに切り替えることが出来ました。いろいろな人の助けがあってやっと6周年を迎えることが出来ました。」と、RYOの言葉にはMASAKIの活動が休止されてからの苦労と、それを支えてくれたすべての人に感謝をする気持ちが溢れていた。この正直な気持ちこそが、彼らが長くファンに愛され、前身のバンド含め長く活動を続けていられる所以ではないだろうか。
そんなストレートにファン、関係者への感謝の気持ちを述べ始まった後半戦では「Dream of you」、「GLARE」を力強く、貫禄さえも感じさせる大人のプレイで披露。「俺達の想いと、みんなの想い、ぶつけ合ていこうぜ!」と勢いよく放たれたのは5月14日より読売テレビ「ワケあり! レッドゾーン」エンディングテーマにもなっている「SILVER ARROW」。メンバーの強い想いがひたすら真っすぐに胸に突き刺さる。「SALVAGE」では激しく頭を振りながらプレイするMASATOとRYO。defspiralが攻撃的なパフォーマンスで襲い掛かり、ファンたちも拳を突き上げ、攻めの姿勢を突き通す。続けざまに「BREAK THE SILENCE」、「LOTUS」、「BRILIANT」と一気に畳み掛け会場のボルテージは最高潮に。この日のラストソングを飾るのは「CARNAVAL」。最後の曲でありながら、「始まり」を意味するこの曲は、1年後の7周年、その先の10周年、いや、Freaksの支えがある限り、どこまでも共に歩もうというdefspiralからのメッセージではないだろうか。
大団円を迎えた本編の後もファンらがdefspiralを求める声は止まない。アンコールとしてそれに応える様に贈られたのは「ESTRELLA」。どこまでも広がる星空を彷彿とさせるこの曲は、オーケストラを交えたアレンジによりさらにその壮大さを増す。そのラストを飾るに相応しい楽曲に、オーディエンスは身動きを忘れ、聴き惚れていた。
「時が過ぎても 変わらないものを ひとつづつ重ねよう」アンコールで披露された「ESTRELLA」の歌詞にある様にdefspiralは今までも、そしてこれからも、ファンと共に在ろうという気持ちが感謝の気持ちとしてファンに届けられる、そんな6周年記念ライブであった。
そんなdefspiralは、明日への一歩を踏み出す。8月2日の東京公演を皮切りに、全国7箇所のツアーが発表された。今回は残念ながらステージに立つことができなかったMASAKIの復帰も期待される。「1曲目はドラムソロから始めてもらおう!」などメンバーも久々のMASAKIとのステージを楽しみにしている。
Photo : HIROYUKI UENO(nonfix creative)
——————————-
●defspiral 6th Anniversary Live -Dear Freaks-
セットリスト
M01.FAR AWAY
M02.NEW DAYLIGHT
M03.Arcoromancer
M04.MASQUERADE
M05.IN FLAMES
M06.花とリビドー
M07.カナリア
M08.NIGHTMARE
M09.SERENADE
M10.月とヴィーナス
M11.MELODY
M12.Dream of you
M13.GLARE
M14.SILVER ARROW
M15.SALVAGE
M16.BREAK THE SILENCE
M17.LOTUS
M18.BRILLIANT
M19.CARNAVAL
–アンコール–
M1.ESTRELLA
——————————-
「defspiral Tour 2016」
8/02(火)高田馬場CLUB PHASE (OPEN 18:30/START 19:00)
8/06(土)横浜BAYSIS (OPEN 17:30/START 18:00)
8/20(土)姫路Beta (OPEN 17:30/START 18:00)
8/21(日)心斎橋VARON (OPEN 17:30/START 18:00)
8/28(日)西川口LIVE HOUSE Hearts (OPEN 17:30/START 18:00)
9/04(日)名古屋ell.FITSALL (OPEN 17:30/START 18:00)
9/22(木・祝)初台DOORS (OPEN 17:30/START 18:00)
スタンディング:4,320円(税込/D別)
※3歳以上チケット必要
一般発売日:6月25日(土)取扱プレガイドは後日案内
問:サイレン・エンタープライズ 03-3447-8822
▼オフィシャル先行
—————————————————————
エントリー期間:5/29(日)12:00~6/12(日)18:00
受付URL:http://eplus.jp/defspiral_2016/
当落確認+入金期間:6/14(火)~6/20(月)21:00
制限枚数:各公演4枚
—————————————————————
※e+会員登録[無料]が必要です
defspiralの情報は、official website (http://defspiral.com) まで。
2016年06月04日 (土)
【ライブレポート】Soanのソロプロジェクト、手鞠(ex:amber gris)と芥(Chanty)を従え、ついに始動!
REPORT - 12:14:56
Moranの解散から8ヶ月強、バンドの中核を担っていたドラマーのSoanがついに動き出した。先にネット上を駆け巡ったニュースでもご存じのように、彼はバンドではなく、ソロ・プロジェクトとしてその姿を表に現した。しかも、2つのムーブメントを掲げながら…。それが、ex.amber grisの手鞠をヴォーカリストに起用、ピアノを中心にヴァイオリンとアコースティックギターによる生音を主軸に据えた構成による【Soanプロジェクトwith手鞠】。Chantyの芥を歌い手に起用した、Soan流のヴィジュアル系スタイルをバンド編成で届ける【Soanプロジェクトwith芥】だった。
Soanの誕生日当日になる6月1日(水)、彼のホームグラウンドでもある高田馬場AREAを舞台に「オトノタカラバコ~Soan Birthday Special Live~」と題したSoanのソロ・プロジェクト始動ライブが行われた。当日は、【Soanプロジェクトwith手鞠】と【Soanプロジェクトwith芥】による二部構成で実施。Soanの描いた音像を具現化すべく、当日はShun(ex.DuelJewel)/タイゾ(Kra)/Ivy(ex.Moran)/Sachi(黒色すみれ)がゲストミュージシャンとして参加。チケットはSold Outを記録。満員の観客たちの前で繰り広げられた夢幻な歌の物語を、以下にお届けしよう。
先に登場したのが、Soan(Piano&Dr)/手鞠(Vo)/タイゾ(AG)/Sachi(Vi)という編成を組んだ【Soanプロジェクトwith手鞠】。「幾つもの物語が終わりを告げ、それは夢か幻であったかのように、眩い光の果てに、深い闇の底に消えた…ただいま」。Soanの奏でる切々としたピアノの旋律の上で、手鞠がゆっくりと言葉を語り紡いでゆく。物語へ寄り添うように響き出したアコギとヴォイオリンの調べ。たおやかな音色が場内へ波紋のように広がってゆく。やがて旋律は『夕闇に鳴動する衝動と幸福の在処』へ。詰め込んだ想いの欠片一つ一つを、旋律の波紋を通して広げるように手鞠が歌いかけてゆく。今にも壊れそうな、とても脆く。でも、美しい静謐さを湛えた楽曲だ。物語の始まりは、そんな優しく寄り添う歌が相応しいのかも知れない。
蒼く広がった世界。「現実に迎合すれば真実からは遠のく…口当たりのいいものだけをその醜い下腹に取り込んでいるんだね」。黒い響きを放つ言葉。でも、呪詛のような言葉に優しさを覚えてゆくのは、歌声のせい?!。『それは呪いと同義語の魂の鎖 永遠に続く祝福と云う名のカルマ』が連れ出したのは、暗い悠久な世界。そこは天国?!、それとも地獄なのか?!。サビでは切ない慟哭にも似た感情も描きながら、みずからの魂へ問いかけるように手鞠は歌いかけてゆく。その演奏は、異国の夜の闇の静寂を漂う感覚にも似ていた。自分自身の心の答えを探し出す見えない旅を続けるかのように…。
「優しい記憶とは、時に、その胸を冒す毒へと変わる。肉を腐らせ、肺を蝕み、やがて呼吸することすらままならなくなる。そこから逃れる術を、君も、僕も、まだ知らない…」。彷徨い続ける魂を優しく包むように。いや,その演奏は、答えを知らない想いに捧げる鎮魂歌なのかも知れない。手鞠の揺れる歌声に生きた表情を寄り添わせるように、哀切な調べが、嘆いた旋律を次々と放ってゆく。『投影された在りし日の肖像と云う名の亡霊』、なんて心をチクチクと嬉しく蝕んでゆく歌なんだ。舞台上では、まるでジプジー楽団のような4人が、人の心の刹那を暴き、曝しながら、嘆きの物語を綴れ織っていた。
その空間に言葉はいらない。必要なのは、感じる心…。「闇は徐々に深まり、夜はすそ野を広げてゆく。かがり火は少しずつ、確かな強さを増してゆく」。闇に蠢く世界からの脱却?!。野生の感情を身につけた手鞠が、タイゾの情熱的なアコギとSachiのたおやかなヴァイオリンの旋律に導かれ、狂気をまといだした。 とてもメランコリックな、そして何よりも情熱的なスパニッシュな演奏の上で、感情を痛く露呈した手鞠が『感情を媒介として具象化する感傷の逝く宛』を朗々と歌いだした。Soanのドラムのリズムの上で跳ねるように歌うその姿は、白い斑模様描いた黒い翼を羽ばたかせた悪魔のよう。静かなる、でもメラメラとした燃える情熱を放つ演奏だ。心が踊る、優雅に、でも狂おしく…。
そして物語は、闇から光へと道を照らしだした。「君のトランクにそっと忍ばせた希望という光。君の願いが叶うとき、僕の願いがきっと叶うのだろう。この音を持っていくといい。君が帰る場所に迷ったら、ここが帰る場所であることを、僕たちは願っています」。光を携え、穏やかな白い浪漫を旋律に這わせながら、彼らは『そして君は希望の光の中に消えた』を紡ぎだした。そこにあるのは、優しく光る陽の光。でも、闇と光の狭間の中で揺れ動く感情のままに、彼らは希望を投げかけてゆく。その希望を、僕らは素直に手に取り飲み込んでも良いのだろうか??。闇から光へと導かれた物語。だけど、その光は黒い影をくっきりと心に映し出していた。なんてSoanらしい、闇んだ希望なんだろう。
【Soanプロジェクトwith手鞠】が描き出したのは、闇と光の物語。Soanの中に潜む希望を求めた悲しみや慟哭を描いた、迷いの物語。その揺れる感情は、次の物語で熱く躍動してゆく…。
インターバルを開け、舞台上へ姿を表したのが、Soan(Dr)/芥(Vo)/Shun(G/Vo)/Ivy(B)による【Soanプロジェクトwith芥】だった。黒い交狂曲響き渡る空間が、そこには渦巻いていた。白い衣装を身にまとったメンバーたち。光にしては痛すぎる。【Soanプロジェクトwith芥】が導き出したのは…。
「さぁ、逝こうか」、芥の言葉に導かれたのは激しく、重く、何よりもどす黒く鈍い光を放った豪圧な音の塊だった。大きく揺れ動く演奏。重いうねりの上で、美しく、次第に雄々しい歌声をはべらせてゆく芥。『不確かな箱庭』が連れ出したのは、闇のカーニバル?!。もっともっと狂気を身にまとえとけしかけてゆく演奏。もっと堕ちて逝け、もっと理性を捨て、闇の箱庭の中で狂って逝けとばかりに…。
満員の観客たちを煽る芥。ザクザクとしたShunのギターのリフが、滾る感情を身体の奥底から引きずり出した。重く、でも疾走してゆく躍動的な演奏が観客たちに狂喜を与えてゆく。『隔つ虚構紡ぐ真実と憧憬』を通した雄々しい感情の咆哮、絶叫の交わし愛(あい)。演奏は熱かろうと、歌詞に綴られた主人公の心は闇を彷徨い続けている。でも、それがSoanの痛い心の素顔なのだろう。
「吐き出せー!!」、野生の感情剥き出しに煽るSoan。徹底してけしかけてゆく、狂気を身にまとったSoan。その激烈な感情を煽るように流れたのが…。
「その涙を失うのが怖かった。その微笑みを失うのが怖かった…。だから、不条理な朝が来る前に、その首筋をずっとずっと…」。芥の言葉に導かれたのが、闇の交響曲。雄々しく、荒ぶる感情と共に躍動してゆく演奏。轟くSoanのドラムが、触れた人たちの心を激しく踊らせてゆく。激動な物語を描きながら、壮大な黒い叙情詩を『透過幕』が作り出していた。
「俺たち全員でこの箱庭をぶち破っていこうぜ!!」。軽やかに弾み出した演奏に身を預け、大勢の観客たちが跳ねだした。挑発的な姿勢を持って、昂揚した感情を剥き出しの牙に変え、舞台上のメンバーたちが、観客たちが、『arrive』に身を任せ騒ぎだした。「飛べ、飛べ」と何度も煽る芥。狂ったカルナバルの炎は、クライマックスへ向けた熱い宴を描き出してゆく。高まる絶叫と火照った空気を背負いながら。そして…。
「踊ろうかー!!」、昂る演奏に合わせ観客たちが左右に走り出した。疾走するビートの上で、雄々しく、挑発しながら歌う芥。Shunが、Ivyが、轟く黒い衝動を叩きつけ、観客たちを煽ってゆく。『hysteria show time』が場内を彩ったのは、狂喜と昂揚のカルナバル。誰もが感情を剥き出しに暴れていた。それが、ここで自分らしくいれる姿と証明するように。
【Soanプロジェクトwith芥】が場内を染め上げた熱狂のドラマ。Soanの中に巣くう野生を、野獣の様を具現化したライブには、まさに狂気と狂喜が満ち満ちていた。
やまぬ熱狂の声。舞台上に姿を表したのが、Sachiを除くこの日出演したメンバーたち。最後に叩きつけたのが、Moranの『L’oiseau blue』。嬉しい意外性を持った楽曲か飛び出した。しかもヴォーカリトにはHotomiを迎えての登場だ。その演奏に、会場中の人たちが熱狂と歓喜のエールを贈っていた。ありし日の姿を記憶の彼方から引きずり出しながら、誰もが、在りし日の幻影に嬉しく酔いしれていた。最後の最後に、こんな素敵なプレゼントを届けてくれるとは、みずからの誕生日に、何よりもファンたちが喜ぶサプライズなアンコールだった。
ライブ後には、トークイベントを実施。こちらではSoanをホストに、Ivyを司会にスタート。舞台へ登壇したのがこの日の出演者全員。プロジェクトを行なうきっかけについて、「このシーンを盛り上げていきたい人たちと一緒にやりたかった。しかも、最初にオファーしたみんなが素直に応じてくれたのが嬉しかったこと。歌詞も、気持ちいいくらい後ろを向いてるんだけど、それも何時かは公開したい」とSoanが発言。【Soanプロジェクトwith手鞠】話では、「緊張感や静かな面を狙いたいのが、このプロジェクト」と説明。【Soanプロジェクトwith芥】の話では、「本気の大人の遊びをしよう」と、このメンバーが出揃ったことをトーク。みずから前に出てプロジェクトを行なっているのも「自分が責任を持って本気でぶつかりあうため」。Hitomoを迎えての話では、「お互いの企画に出演したこと」を話していた。他にもいろいろ語っていたが、司会のIvyの振りが雑すぎて書けない話ばかりだったと、最後にお伝えしておこう。
今後、二つのプロジェクトがどんな動きを示してゆくのか、ぜひ注目していただきたい。
———————☆
Soan コメント
自分の中にある静と動2つの表情を描き出せました。もともと二つの心模様は自分の中へ巣くっているもの。静かな耽美さと激しい狂気を上手く出せたステージになりました。これからは【Soanプロジェクトwith手鞠】【Soanプロジェクトwith芥】二つの表情をよりしっかりと差別化し、煮詰めながら…。手鞠と芥という、歌心のあるエモーショナルな歌い手に俺も魅せられて一緒に活動をしているように、一歩ずつ大切に、しっかりと魅せることを心がけつつ、音楽を届けていこうと思っています。
手鞠 コメント
自分の今までやってきた音楽性にも繋がるように得意分野というか、むしろ、見てる側に沈黙があるくらい圧倒的なものがあったほうがいいなというのが自分のテーマとしてあったこと。盛り上げるのとはまた逆なスタイルを示せたように、いい空間が作れたなと思っています。
芥 コメント
すごい緊張はしたんですが、Soanさんの世界を肌で感じながら、表現の心地好さを知れた気がしています。何時もやっているバンドと違う表現がたくさんあったんですけど。すべてに自分の音楽人生に活かせる経験が出来たなと思っています。
———————☆
PHOTO:遠藤真樹
TEXT:長澤智典
——————————-
Soan BLOG
Soan twitter
https://twitter.com/soan_official
——————————-
★LIVE情報★
【Soanプロジェクトwith芥】
日付:2016.7.5(tue)
会場:新横浜NEW SIDE BEACH!!
公演名:激情版「聖☆Ivyさん」~Ivyさん誕生の秘密だニャン!~
【Soanプロジェクトwith手鞠】
日付:2016.8.31(wed)
会場:Takadanobaba AREA
公演名:お疲れサマー2016
——————————-
★DATA★
公演名:オトノタカラバコ~Soan Birthday Special Live~
会場:高田馬場AREA
出演者:Soan
Special Musician:手鞠(ex.amber gris) / 芥(Chanty) / Shun(ex.DuelJewel) / タイゾ(Kra) / Ivy(ex.Moran) / Sachi(黒色すみれ)
―セットリスト―
【Soanプロジェクトwith手鞠】
Lyric:手鞠 Music:Soan
『夕闇に鳴動する衝動と幸福の在処』
『それは呪いと同義語の魂の鎖 永遠に続く祝福と云う名のカルマ』
『投影された在りし日の肖像と云う名の亡霊』
『感情を媒介として具象化する感傷の逝く宛』
『そして君は希望の光の中に消えた』
Piano & Drums:Soan
Vocal:手鞠
Acoustic Guitar:タイゾ(from Kra)
Violin:Sachi(from黒色すみれ)
【Soanプロジェクトwith芥】
Lyric:芥 Music:Soan
『不確かな箱庭』
『隔つ虚構紡ぐ真実と憧憬』
『透過幕』
『arrive』
『hysteria show time』
Drums:Soan
Vocal:芥(from Chanty)
Guitar,Voice:Shun
Bass:Ivy
―アンコール―
『L’oiseau blue』(Moranカバー)
——————————-
PROFILE
Soan プロジェクト
“トータルアート”をコンセプトに唯一無二の世界を創り上げ、7 年半に及ぶ活動に終止 符を打った Moran。バンドのまとめ役として音楽面・運営面共に牽引し数々の名曲を生み 出してきた Soan が、2016 年 3 月 14 日、新たに【Soan プロジェクト】の始動を発表した。 ドラマーとしてだけではないマルチプレイヤー的な側面を見せるこのプロジェクトは、バ ンド形態という制約を超えてより濃い世界を構築するために 2 つの表現の場を設けている。 【Soan プロジェクト with 手鞠】はピアノを中心に、ヴァイオリンとアコースティックギ ターを加えた特殊な編成で手鞠の歌声を全面的にフューチャー。【Soan プロジェクト with 芥】はドラムを中心に、これまで Soan が歩んできたヴィジュアルロックシーンの“Live” を意識したバンド編成。どちらに関しても“歌心を大切にする”という自身の楽曲制作スタ ンスはそのままに、1 本 1 本のライヴにより重きを置いた活動を展開する。ファーストアク ションとなる 2016 年 6 月 1 日公演のチケットは、プレオーダー時点で驚異的な申し込み数 を記録し即日 SOLD OUT。注目度と期待度の高さを証明してみせた。これまでのバンドで も表現してきた“幻想”“退廃”といった Soan の感性から生まれる世界を、圧倒的な歌唱 力とストイックな精神を持つ 2 人のヴォーカリストと共により深く追求し、音楽の無限の 可能性を切り拓いてゆく。
Text:富岡 美都(Squeeze Spirits/One’s COSMOS)
2016年06月02日 (木)
<UNiTE. 2016 ONEMAN LIVE TOUR 「天国に一番近い男達」>ユナイト、ワンマンツアー開幕。5年間の歴史を集約した東京3DAYSで新曲も披露!
REPORT - 16:25:23
ユナイトのワンマンツアー「UNiTE. 2016 ONEMAN LIVE TOUR 「天国に一番近い男達」」が
5月29日〜5月31日に新宿Zirco Tokyoにて3DAYSをSOLDOUTでスタートした。
ツアーの始まりが東京3日間ということで、初日は2011年〜2012年、2日目は2013年〜2014年、
3日目を2015年〜2016年の頃の楽曲を中心に繰り広げ、衣装も毎日変えながら
3日間で結成5周年を迎えたユナイトの歴史が分かるようなライヴとなった。
続く各地でのツアーも新旧織り交ぜたセットリストでライヴを繰り広げていくもようである。
また、“ツアーのテーマ曲になればいいな”という思いから作られた新曲「無限ピクセル」も
初日から披露され会場を盛り上げた。 (リリース詳細などは未定)
このツアータイトルの「天国に一番近い男達」とはユナイトにとって
“ライヴがみんなにとってまるで天国のようなハッピーな空間と思ってくれればいいな”
という解釈により付けられたものであり、ライヴだけでなく、開演前のメンバーによる影アナや、
和気あいあいと繰り広げられるMCのコーナーや終演後にメンバーとの2ショットチェキ撮影など、
まさに“天国”のような1日が待っている。
ユナイトにとって最大の18箇所23公演のワンマンツアーが
ついに始まり、8月のファイナル、裏ファイナル公演まで駆け抜ける!
——————————-
■ライヴ情報
UNiTE. 2016 ONEMAN LIVE TOUR 「天国に一番近い男達」
・5/29(日) 新宿Zirco Tokyo 《SOLD OUT!!》
・5/30(月) 新宿Zirco Tokyo 《SOLD OUT!!》
・5/31(火) 新宿Zirco Tokyo 《SOLD OUT!!》
・6/03(金) 名古屋Electric Lady Land
・6/10(金) HEAVEN’S ROCK 宇都宮VJ-2
・6/17(金) 長野CLUB JUNK BOX
・6/19(日) 福井CHOP
・6/24(金) 渋谷TSUTAYA 0-WEST 《残りわずか!》
・7/08(金) 柏PALOOZA
・7/10(日) 新潟GOLDEN PIGS RED STAGE
・7/16(土) 水戸ライトハウス
・7/17(日) 郡山CLUB #9
・7/19(月) 仙台MACANA
・7/22(金) 札幌DUCE
・7/23(土) 札幌DUCE
・7/28(木) 高崎club FLEEZ
・7/29(金) HEAVEN’S ROCK さいたま新都心VJ-3
・8/03(水) 福岡DRUM Be-1
・8/05(金) 広島SECOND CRUTCH
・8/06(土) 岡山IMAGE
・8/08(月) 大阪 阿倍野ROCKTOWN《残りわずか!》
・8/16(火) 新宿ReNY<ファイナル>
・8/27(土) 沖縄桜坂セントラル<裏ファイナル>《残りわずか!》
【チケット発売中】 http://www.unite-jp.com/news/160421_ticket
——————————-
■リリース情報
8th Single 「ジュピタ」 発売中
——————————-
■ユナイト オフィシャルサイト
——————————-
■UNiTE. 2016 ONEMAN LIVE TOUR 「天国に一番近い男達」
東京3DAYS SETLIST
<2016.05.29(日) 新宿Zirco Tokyo>
SE. melt into UNiTE. (「UNiTE.」収録曲)
01.AIVIE(「MEANiNG」収録曲)
02.Chronus (「U -s m e h-」収録曲)
03.可塑性MAGIE(「MEANiNG」収録曲)
04.Ms.Fabbit(「U -s m e h-」収録曲)
05.ハイスピードフェイスレスネス(「AIVIE」収録曲)
06.ディストリー(「ミドルノート」収録曲)
07.Kud’(「STARTiNG OVER’S」収録曲)
08.ユキノシタ(「STARTiNG OVER’S」収録曲)
09.無限ピクセル 《※新曲》
10.ミドルノート(「STARTiNG OVER’S」収録曲)
11.Cocky-discuS (「MEANiNG」収録曲)
12.イオ(「MEANiNG」収録曲)
13.鳥籠好餌責務 -TORIKAGO like obligation-(「AIVIE」収録曲)
14.Love_Duck_Core_Nothing(「約束」収録曲)
15.world wide wish(「STARTiNG OVER’S」収録曲)
16.U -s m e h-(「STARTiNG OVER’S」収録曲)
17.ジュピタ(「ジュピタ」収録曲)
18.starting over(「STARTiNG OVER’S」収録曲)
<2016.05.30(月)新宿Zirco Tokyo>
SE.iNCUBATiON2.0(「UNiVERSE」収録曲)
01.レヴ(「UNiVERSE」収録曲)
02.わすれもの(ライヴ来場特典曲)
03.プログルーミー(「Ai」収録曲)
04.flower of reunion(「Ai」収録曲)
05.May_A_Fly_i(「Ai」収録曲)
06.draws, (「イオ」収録曲)
07.美空結び(「美空結び」収録曲)
08.アンテリナム(「Ai」収録曲)
09.無限ピクセル (※新曲)
10.原典:パープルレシオ(期間限定デジタルリリース曲)
11.At traction S(「Ai」収録曲)
12.small world order(「Ai」収録曲)
13.色即是空 -イロスナワチコレソラナリ-(「Ai」収録曲)
14.FCW(「Ai」収録曲)
15.粛清とチョコレート(「Ai」収録曲)
16.ice(「UNiVERSE」収録曲)
17.ジュピタ(「ジュピタ」収録曲)
18.アイ -‘ation-(「Ai」収録曲)
<2016.05.31(火) 新宿Zirco Tokyo>
01.無限ピクセル(※新曲)
02.スキ≒キライ(「ジュピタ」収録曲)
03.チキンリドル(「UNiVERSE」収録曲)
04.ステアーズ ステアーズ(「マーブル」収録曲)
05.マイ アイ ロニ カル(「UNiVERSE」収録曲)
06.マーブル(「UNiVERSE」収録曲)
07.星屑と形(「ジュピタ」収録曲)
08.「ヨル」と「ヒカリ」(「ジュピタ」収録曲)
09.アンハッピータイムリーパー(「ジュピタ」収録曲)
10.回想(「UNiVERSE」収録曲)
11.timeSICKness(「UNiVERSE」収録曲)
12.HELIOS(「UNiVERSE」収録曲)
13.高級娼婦とカミキリムシ(「ジュピタ」収録曲)
14.汚染(「マーブル」収録曲)
15.—キリトリセン—(「UNiVERSE」収録曲)
16.WONDER f∞l PEOPLE(「マーブル」収録曲)
17.universe(「UNiVERSE」収録曲)
18.ジュピタ(「ジュピタ」収録曲)
PHOTO:西槙太一 / 永田拓也