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2018年01月11日 (木)

【ライヴレポート】<CLØWD 3rd ANNIVERSARY LIVE「REVENGE」>2018年1月8日(月・祝) TSUTAYA O-WEST◆2018年も、とことん楽しいことを一緒に。

REPORT - 17:34:20

まさにCLØWDの結成記念日である1月8日に、3周年を記念するワンマンライヴをTSUTAYA O-WESTにて開催した。
この日のライヴのタイトルは、「REVENGE」。
この所以は、TSUTAYA O-WEST をバンドとして“越えなければいけない壁”として据えていたからである。
1周年で挑んだ、エンターテインメントを交えたボリューミーな内容であった1回目。フリーライヴという形で間口を広げて行った2回目。
そして3度目の挑戦となった今回、彼らはやってのけた――! 結果、会場は超満員。
聞けば、ワンマンライヴ過去最多動員を記録したという。
2017年の後半から、バンドが追求すべき“音楽”という本質を改めて見据えて高め続けてきた「CLØWDらしさ」を確固たる武器として挑んだ戦果としては、至極納得である。

ストレート勝負な楽曲が並ぶラインナップの中で、幕開けを飾ったのはまさしく彼らの初作品でもあった『WAKE UP』。
Vo.KØUの「目覚めようか!」という叫びとともに、徐々に高まっていく目覚めを共有するようなオープニングはとても感慨深い。
メンバーの声も重なってバンド感を帯びた『Worry?』『ANTITHESE』、力強くも壮大な『バタフライ・エフェクト』と立て続けに攻めていき、「本能のままに暴れて行けよ!」と突入した『ケミカルZOO』では、一層派手に踊るような形で躍動感を増していく。

そして、本編中盤に据えたセクションこそ今のCLØWDの真骨頂を表していた。静寂に包まれる暗転をKØUの歌で口火を切った『紅い意図』。
バンドの音楽的な変革を意識した上で生まれた楽曲だけに、エモーショナルさとバンドサウンドの厚さがダイレクトに響き、他の楽曲と一線を画していたのは言うまでもない。さらに、この日から会場限定販売という形でリリースされた『21g』を披露。
緻密な楽曲の作りとは裏腹、メンバーの感情的なプレイによって伝わる“会えて良かった”という最大のメッセージが、ヘヴィな雰囲気の中で際立つようにして心に沁みる。こうして再び『狼煙』で奮起させる、とてもドラマチックな一幕だった。

「今日、僕らを選んでくれてありがとう。“REVENGE”というタイトルでこのライヴを打ったんですけど、
そんなのもう関係なしに今日はさ、いいんだよ。とことん一緒に楽しもうよ、いいか!? 好きに楽しんで今日は帰ってください――なんてね、そんな甘っちょろいことはいわねぇぞテメぇら! とことん攻めるぞ! やれんのか!?」(Vo.KØU)

ここからノンストップにアッパーチューンが並んだラストスパート。
“言葉の重み”をテーマにつくられた『Phantom pain』のスタンダード・ロックなアプローチを魅せ、『Tomorrowland』では5人の足並み揃えながら会場との一体感をも感じさせる。
ひた走り、あっという間に迎えたラストを飾ったのはすっかりライヴのキラーチューンと化した『我武者羅』だ。
KØUは客席の柵に体を乗り出し、メンバーも笑顔を浮かべながら高速ナンバーの演奏に打ち込むスパークぶりで潔く本編を締めくくった。

アンコールではGroovy Boyz(Dr.樹&Ba.猟平)のリズムセッションからスタートし、全3曲を披露。
『傷声』の前のMC中、「2018年もとことん楽しいことを一緒に」という言葉を添えながらたくさんの嬉しいニュースが届けられた。
夏に2年振りとなるフルアルバムのリリースと、それに伴うツアー。この日の模様を収めた初のLIVE DVDのリリース。
FCサイトの設立と、今年も止まらない姿勢を宣言するかのよう。
さらに、晴れやかな幕締めを飾ることとなった『キミトボクラ』の前には、8月25日に渋谷CLUB QUATTOROでのワンマンライヴを行うことも発表! 
バンドの進化があるからこそ、絶え間なく次を見据えて勝負し続けることができる。
間違いなく攻めの年になる、そんな期待を抱くライヴであった。

 

文◎平井綾子(Cure編集部)

写真◎西槇太一、Seka

 

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CLØWD 3rd ANNIVERSARY LIVE「REVENGE」
2018/1/8(月・祝) TSUTAYA O-WEST SETLIST

01 WAKE UP
02 Worry?
03 ANTITHESE
04 バタフライ・エフェクト
05 レッドホット・ディスコ
06 ケミカルZOO
07 紅い意図
08 21g
09 狼煙
10 Phantom pain
11 Tomorrowland
12 NEVER ENDING STORY
13 Marburg
14 RUDENESS RESORT
15 我武者羅

EN01 Groovy Boyz(Dr.&Ba.セッション)
EN02 Eeny, Meeny, Honey, More
EN03 傷声
EN04 キミトボクラ

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<CLØWD INFORMATION>

■DANGER CRUE Presents CLØWD TOUR「百戦錬磨」

3/30(金) 池袋BlackHole [ONEMAN]  OPEN 18:30 / START 19:00
4/8(日) 浦和ナルシス [SECRET]   OPEN 17:00 / START 17:30
4/21(土) 池袋EDGE [w/ WING WORKS] OPEN 17:00 / START 17:30
4/28(土) 川崎セルビアンナイト [ONEMAN]  OPEN 17:30 / START 18:00
5/5(土) 池袋BlackHole [SECRET]    OPEN 17:00 / START 17:30
5/20(日) 西川口Hearts [w/ ユナイト] OPEN 17:00 / START 17:30
5/27(日) 浦和ナルシス [ONEMAN] OPEN 17:30 / START 18:00
6/8(金) 横浜BAYSIS [w/ アクメ] OPEN 17:30 / START 18:00
6/17(日) 池袋EDGE [w/ ベル]  OPEN 17:00 / START 17:30
6/30(土) 柏ThumbUp [ONEMAN]  OPEN 17:30 / START 18:00
7/7(土) 池袋EDGE [w/ GRIMOIRE、POIDOL] OPEN 17:00 / START 17:30
7/20(金) 浦和ナルシス [SECRET]  OPEN 17:30 / START 18:00
7/27(金) 池袋EDGE [ONEMAN]  OPEN 18:30 / START 19:00

■CLØWD ONEMAN SHOW「誘惑」
8/25(土)渋谷CLUB QUATTRO  OPEN 17:15 / START 18:00

【チケット】
 3/30、4/28、5/27、6/30、7/27、8/25の[ONEMAN]公演チケット
  前売¥3,500 当日¥4,000(税込・オールスタンディング・ドリンク代別)
 4/8、4/21、5/5、5/20、6/8、6/17、7/7、7/20の[EVENT]公演チケット
  前売¥4,000 当日¥4,500(税込・オールスタンディング・ドリンク代別)
※未就学児入場不可・営利目的の転売禁止

【オフィシャルサイト先行】
 [受付期間] 1/8(月)22:00~1/22(月)23:59
 [結果確認] 1/24(水)13:00~1/25(木)18:00
 [入金締切] 1/26(金)21:00
 お申込みはコチラ http://eplus.jp/clowd18-hp/ 
 ※制限枚数:お1人様4枚まで。抽選受付となります。

【一般発売】 2/24(土)~
(問)HOT STUFF PROMOTION 03-5720-9999

 

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■2018年夏 2nd Full Album発売決定!!

■LIVE DVD発売決定!!
 CLØWD 3rd Anniversary LIVE「REVENGE」TSUTAYA O-WESTを収録したLIVE DVD発売決定。
 ※詳細は後日発表。

■オフィシャルファンクラブサイト「ガチじゃん」開設!
 詳細 http://clowd.tokyo/fanclub 

■1/8(月・祝)RELEASE 3rd Anniversary Limited Single「21g」
【会場限定シングル】CDのみ 
品番:DCCA-1022 価格:1,000円(税込)
収録曲 1. 21g 2. Phantom pain
「21g」MV 

http://www.youtube.com/watch?v=GoFaIwzK6XQ

 
CLØWDオフィシャルサイトRENEWAL! http://clowd.tokyo/










2018年01月08日 (月)

【ライブレポート】<己龍単独巡業「陰陽朧華」千秋楽>2017年12月27日〜28日 Zepp Tokyo◆最新シングル『春時雨』の発売と単独巡業を発表。千秋楽公演は再び中野サンプラザの地へ──。

REPORT - 01:03:45

▲LIVE写真◎12/27:KEIKO TANABETAMARUYA Co.,Ltd CEO

 

 

20171227-28日、Zepp Tokyoを舞台に二日間に渡り行った己龍単独巡業「陰陽朧華」の千秋楽公演。初日を「~千秋楽~朧月夜」、二日目を「千秋楽~情ノ華」と題し、最新シングル『情ノ華/朧月夜』に描いた世界観を二つの面から表現。

 

  「朧月夜」公演では、『愛怨忌焔』『朱花艶閃』『十三夜』『鬼祭』『鎮具破具』『心中歌』『朧月夜』など己龍が持つ「陰=激しく暗鬱」な表情を持った楽曲を中心に。「情ノ華」公演では, 『月下美人』『彩』『花魁譚』『天照』『情ノ華』など「陽=明るく開放的な歌物」曲たちを軸に構成。衣装も含め、あえて己龍の持つ音楽性を両極へ際立たせる形で提示した。

 

  初日の「朧月夜」公演では、暴れるに相応しい激しい表情を立て続けに演奏。終始、場内に騒ぎ祭る光景を描き出していた。二日目の「情ノ華」公演では、華やか/艶やかな楽曲を軸に据えながらも、そこには己龍らしい気持ちを激しく揺さぶる楽曲も多く織りまぜ、初日と同じよう熱狂に酔う内容を作りあげていった。己龍にとっての「陰と陽」二つの表情は、あくまでも表層的な違いを示す手段でしかない。何故なら、彼らはつねに同じ想いを曲調や言葉の表現を変えて示しているのだから。

 

  二日目のアンコールで己龍は、『空蝉』『暁歌水月』『アナザーサイド』『叫声』を立て続けに演奏。この4曲に共通しているのは、「自分がここにいるべき意味」。つねに己龍は、触れた人たちに「生きる意味」を問いかけてゆく。いや、彼らはこのひと言を伝えたくて活動を続けている。それが「生きろ」ということ。

 

  己龍は10年間伝え続けてきた「生きろ」という想いを、10周年を締め括る最期の公演となった二日間を通し、二つの視点に分けながら改めて伝えてきた。激しく騒ぎ狂うのも、歌に心を踊らせるのも、己龍のライブに足を運び火照った笑顔で岐路に着くのも、すべては明日(未来)へ繋がるため。心に悩みを抱え、音楽にすがる人たちのために、何時だって己龍は「生きてれば、また一緒にこの楽しいひとときを味わえるんだから」と誘いをかけてくる。そんなファンたちとの強い絆を、改めて感じさせられた二日間だった。

 

  この日の公演で、己龍は新しい報告を二つ届けてくれた。一つが、37()18枚目となるシングル『春時雨』を4-TYPEリリースすること。あえて「陰陽」で語るなら、今回は「陽」な面を強く押し出している。とはいえ、タイトルから想像するに、どこか切なさを抱いた歌になりそうな予感もしている。そこは、完成を待つとしよう。

 

  二つ目が、己龍単独巡業「磑風舂雨」(がいふうしょうう)公演の開催。3月にイベントツアー「均整を乱す抗うは四拍子」へ参加することから単独公演の本数は抑え目になっているが、イベントツアーから単独巡業へと繋がってゆく流れの中、どんな風に新曲たちが成長していくのかへ視線を注いでいただきたい。

 

  今回の単独巡業の千秋楽公演を、428()に中野サンプラザで行うことも発表。昨年夏の日本武道館以来のホールライブとなるように、どんな演出を持って内容が形作られてゆくかも楽しみだ。

 

  他にも、己龍単独巡業「磑風舂雨」公演の中、408()に名古屋DIAMOND HALLで行われるライブは、己龍にとって通算500回目の単独公演となる。スペシャルな夜に、どんな演目で届けてくれるのかも期待したい。

 

  これからも己龍は、自分たちの命続く限り止まることなく活動を続けてゆく。だからこそ君たちも、己龍と一緒にこれからも「生きて」くれ。

 

 

文◎長澤智典

 

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CD情報★

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18thマキシシングル

「春時雨」

(読み方:はるしぐれ)

201837()4タイプ同時発売

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Atype【初回限定盤】CD+DVD

1,800(税別)/BPRVD-278

CD2曲+DVD「春時雨」PV・メイキング

1.春時雨

2.タイトル未定A

[封入]全タイプ購入特典応募券「A」+応募ハガキ

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Btype【初回限定盤】CD+DVD

1,800(税別)/BPRVD-279

CD2曲+DVD「春時雨」マルチアングルPV

1.春時雨

2.タイトル未定A

[封入]全タイプ購入特典応募券「B

…………………………………………

Ctype【通常盤】

1,500(税別)/BPRVD-280

CD2曲+ボーナストラック+インスト3

1.春時雨

2.タイトル未定A

3.タイトル未定B

4.春時雨(inst)

5.タイトル未定A(inst)

6.タイトル未定B(inst)

[封入]全タイプ購入特典応募券「C

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Dtype【通常盤】

1,500(税別)/BPRVD-281

CD2曲+ボーナストラック+インスト3

1.春時雨

2.タイトル未定A

3.タイトル未定C

4.春時雨(inst)

5.タイトル未定A(inst)

6.タイトル未定C(inst)

[封入]全タイプ購入特典応募券「D

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★全タイプ共通封入特典:トレカ2枚(全10種)

★全タイプ購入応募特典有

 

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LIVE情報★

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己龍単独巡業「磑風舂雨」(読み:がいふうしょうう)

2018309()【宮城】仙台Rensa

2018406()【大阪】大阪BIGCAT

2018408()【愛知】名古屋DIAMOND HALL~単独公演五〇〇回記念~

2018410()【岡山】岡山CRAZYMAMA KINGDOM

2018412()【広島】広島CLUB QUATTRO

2018415()【福岡】福岡DRUM LOGOS

2018417()【香川】高松MONSTER

2018419()【石川】金沢 AZ

2018421()【新潟】NIIGATA LOTS

 

~千秋楽~

2018428()【東京】中野サンプラザ

 

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他、ライブ情報

己龍単独公演「遠海准司生誕祭」111()【神奈川】川崎CLUB CITTA’

己龍単独公演「酒井参輝生誕祭」

224() 【愛知】名古屋 DIAMOND HALL

 

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己龍 Web http://www.kiryu-web.net/

己龍  twitter https://twitter.com/kiryu_official

 

 

▼LIVE写真◎12/28:Kyoka UemizoTAMARUYA Co.,Ltd CEO




2018年01月07日 (日)

【Angelo】2018年1月5日、6日 マイナビBLITZ赤坂<REVERSAL OF HETERODOXY>追加公演◆狂騒の光景が広がったツアーファイナル、盛況のうちに終了!

REPORT - 20:54:58

Angeloが1月5、6日にマイナビBLITZ赤坂で2018年の初ライヴを行なった。

これは去年11月からスタートしたツアー「REVERSAL OF HETERODOXY」の追加公演であり、2デイズの2日目となった1月6日は、ツアーのファイナル公演にもなった。

 

 このツアーは、去年9月に発表したアルバム『HETERODOX』を軸にしたもので、ツアー序盤からアルバムの世界をリアルに映し出すように、アルバムの収録曲順どおりに全曲を披露してきたAngelo

1月6日のライヴでも、その成果もツアーでの進化も詰め込みながら、アルバムの曲順どおりに突き進む。

とてつもなく高いバンド感と共に放つバンド・サウンドは、タイトに引き締まりながらも、強靭なラウドさも兼ね備えている。

それと同時に、遠慮なく刺激的なフレーズや音を入れ込むKaryu、ギル、KOHTATAKEOの楽器陣。

そのアンサンブルはアルバムの再現という範疇を超えたもの。熱量の高さも凄まじい。

そのサウンドを全身で浴びながら歌うキリトは、トランス状態と思わせるほどの入り込みっぷり。

狂人のような表情を見せることもあれば、優しい歌声で包み込むこともある。

こうしてアルバムの各曲をより高みへと導いていった。

 

 中盤過ぎからは、『HETERODOX』以前に発表してきた楽曲の数々を叩きつけていく。

ファイナル公演というのもあってか、いつにも増して激しい。

それに喰らいつき、表情を輝かせていくばかりのファン。

それを目にして、さらにエネルギーを放出するステージ上の5人。

2018年の幕開けからAngeloらしい狂騒の光景を作り出していった。

 

「今日はツアー・ファイナルというより、新しい始まりという感覚でやっていました」

 

 アンコールのラスト・ナンバー「Script error」を歌い終えて、そう語ったのはキリト。

 

Angeloにとって次なるライヴは、キリトの誕生日でもある2月24TOKYO DOME CITY HALLでの「THE CYCLE OF REBIRTH」。

新たな幕開けの次なる展開に期待は高まるばかりだ。

 

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2018.1.6 Angelo Tour「REVERSAL OF HETERODOXY」追加公演

 

  • SINGULAR
  • STRING
  • HETERODOX
  • ORIGIN OF SPECIES「ALPHA」
  • evil
  • Scheme
  • 胎動
  • Resolve
  • 際限ない渇き
  • RESISTANT BACTERIA
  • PANDEMIC
  • White fury
  • DAY OF THE END
  • RETINA
  • THE CROCK OF ULTIMATE
  • PERFECT PLAN
  • 狂人
  • FIELD OF GOD

Encore

  • Voice of the cradle
  • 嗤う月
  • RESULT
  • Daybreakers
  • PLOSIVE
  • Script error

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Angelo LIVE at TOKYO DOME CITY HALL「THE CYCLE OF REBIRTH」

2018.02.24(土)TOKYO DOME CITY HALL 

OPEN/START:17:45/18:30

Info:ディスクガレージ 050-5533-0888

SOLD OUT‼︎

 

KIRITO Acoustic live 18′DEEP PERCEPTION

2018.01.28() ディファ有明 

OPEN/START:17:00/18:00

 

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Info http://angeloweb.jp