2018年09月07日 (金)
【ライヴレポート】<ユナイト全国ツアー『強くてNEW GAME』FINAL>9月2日(日)恵比寿LIQUIDROOM◆“これまで”と“これから”を示した『強くてNEW GAME』の本質
REPORT - 18:11:39バンドとして心が折れそうになった時期を乗り越え、6月に3年ぶりとなるフルアルバム『NEW CLASSIC』をリリース。
これまでの作風とは一線を画し、彼らの新機軸となった今作で新たな一歩を踏み出したユナイト。
彼らが決して過去を否定しているわけではないことを示すワンマンツアー『強くてNEW GAME』のツアーファイナルが、9月2日(日)、東京・恵比寿LIQUIDROOMで行われた。
まだ沖縄での裏ファイナルが残ってはいるものの、全国18箇所に及ぶツアーで『NEW CLASSIC』の楽曲がどのように成長したのか、そしてユナイトのこれまでとこれからをどう提示したのかをここに記したいと思う。
ほぼ定刻、暗転し幕が開くとメンバーは板付きで登場し「リーベリ」からライヴはスタート。
結(Vo)の伸びやかな歌声が会場を包み、ギターソロでは椎名未緒(Gt)とLiN(Gt)が息の合ったユニゾンを見せた。
つづく「無限ピクセル」では会場を色とりどりのフラッシュリングやルミカが彩る中、“ここで終われるはずがないよ”と歌い、はやくもユナイトとしての決意を示してくれた。
「さぁリキッド!U’s(ユナイトファンの総称)の想いを届けてよ!!」と結が叫び、それに応えるようにU’sが声をあげるとライヴは「universe」でスピードアップ。
「瞼に残光、」では勢いをそのままに自らの選択で今この場所にいることを歌い、「アンハッピータイムリーパー」の冒頭では結が「過去に戻ってもこの道を選択するよ!」と胸を張ったのが印象的だった。
さらに会場のミラーボールがまわった「Romantic☆Trampoline」ではフロアがダンスフロアと化し、「絶望クリエイター」では一転、結の雄々しいシャウトを合図にヘッドバンギングの嵐が巻き起こった。
ここからはユナイトの強みでもあるメロディの美しさが際立つしっとりとした曲を、と「五月已」「good night」を届け、「栞」ではメロディの美しさもさることながら楽器陣の巧緻なアンサンブルが耳を引いた。
そしてライヴは後半戦、口火を切った「ubique」ではハク(Ba)がクールな面持ちで軽快にスラップを決め、「small world order」では莎奈(Dr)が軽やかで歌うように表情豊かなドラムを叩いた。
そして業界初の縦型MVという意味でも、これまでのユナイトにはなかったという意味でも話題を呼んだポップな中華風EDMナンバー「隕石系スタジオパンダ」では、結が「この曲はツアーで育ったよね!」と言ったように、ツアーを通してファンと共に曲そのものを育てた様を感じられる一曲だった。
「僕らの始まりの曲」という紹介で始まった「レヴ」は言葉の通り、ユナイトが現在の五人になって最初の曲であり、いまこのタイミングであえて始まりの曲を演奏するということに意味を感じずにはいられなかった。
当時から4年が経ち、様々な困難があったがユナイトの革命の火種はまだ消えていないことを示すワンシーンだった。
ライヴは終盤戦に差し掛かる。ユナイト随一のハードさを誇る「ice」では、「今日一番U’sの狂ってる姿を見せてよ!」と煽ると、それに応えるようにどんどんと乱れていくフロア。さらには昂ぶるフロアに触発され結がハクの顔を引き寄せ口づけたシーンには悲鳴があがった。
そして「今の僕らを届けます」と披露されたパーティーファンクチューン「–ハロミュジック–」では、未緒とLiNのエッジィなカッティングを軸に、メリハリの効いたハクのベース、莎奈のダイナミクスのあるドラムと、ユナイトの「今」がこれでもかと詰まっていた。
「ここまで生きてくるなかで、辛い事、楽しい事、嬉しい事、悲しい事、色々な事があったと思うけど、それがあって今僕らはこうして一緒に音楽を楽しむ空間を作ることが出来ている。
だから僕はそのすべてに感謝して、最後この曲をみんなに贈ろうと思います」と本編最後に演奏されたのは『NEW CLASSIC』の中で最も高さと広さを持つ「ホワイトスイマ→」だった。
その高さ、広さはまるでこれまでのすべてを許して、包んでくれるような大きさがあった。
曲中に「出会ってくれてありがとう」とフロアに結が投げかけると、フロアからはお返しと言わんばかりに大合唱が起こり、心地よい余韻を残してライヴは幕を閉じた。
ユナイトは必ずアンコールに応えるバンドではない。ただ、この日の鳴り止まないアンコールに彼らは応えてくれた。
アンコールに用意されたのは「アイ-‘ation-」。このツアーを通じて感じたU’sへの感謝を込めて歌われたこの歌で、結はU’sに向けてだけではなく、メンバーの事もひとりひとり指差して歌っていたのが印象的だった。
こうしてユナイトの新たな一歩となるツアー、『強くてNEW GAME』はひとまず幕を閉じた。
彼らが決して過去を否定して変化したわけでないことは、間違いなく会場に駆けつけたオーディエンス全員に伝わったことだろう。
これは「リセット」ではなく、過去を引き継いだ「ニューゲーム」なのだ。
彼らはしっかりとこれまでのすべてを連れてゲームのコンティニューボタンを押し、さらに新しいステージへ連れて行ってくれるはずだ。
まずは残された沖縄でのボーナスステージともいえる裏ファイナルと、9/23に予定されているLINE LIVEで発表される今後に関するお知らせ(明るい)を楽しみにしていてほしい。
写真◎MASANORI FUJIKAWA、さいちょー
文◎オザキケイト
====================
<UNiTE. ONEMAN TOUR 2018 「強くてNEW GAME」>
2018.09.02(日) @恵比寿LIQUIDROOM セットリスト
01.リーベリ
02.無限ピクセル
03.universe
04,瞼に残光、
05.アンハッピータイムリーパー
06.Romantic☆Trampoline
07.絶望クリエイター
08.五月已
09.good night
10.栞
11.ナユタの秘密
12.ubique
13.small world order
14.隕石系スタジオパンダ
15.レヴ
16.ice
17.-ハロミュジック–
18.ホワイトスイマ→
ENCORE
19.アイ-‘ation-
====================
<オフィシャルLINE LIVE>
9月23日(日)ユナイトオフィシャルLINE LIVEにて20:00より発表あり!
https://live.line.me/channels/48883
====================
<LIVE情報>
——————————-
■ユナイト 2018 ハロウィン ワンマンライヴ「May the Force be with you!」
10月31日(水) 下北沢GARDEN OPEN 18:15 / START 19:00
【チケット料金】 前売¥4,300 当日¥4,800(税込・ドリンク代別) ※未就学児童入場不可
【チケット一般発売】 9月8日(土)
イープラス https://bit.ly/2CtoeiM
——————————-
■椎名未緒フィーチャーイベント「レムリア」
11月24日(土) 渋谷REX OPEN 17:00 / START 17:30
【チケット料金】 前売¥4,000 当日¥4,500(税込・ドリンク代別) ※未就学児童入場不可
【チケット一般発売】 9月8日(土)
イープラス https://bit.ly/2wQEunU
——————————-
■ユナイト&キズ 2マンツアー 「水と油」
11月28日(水) 名古屋E.L.L OPEN 18:00 / START 18:30
11月29日(木) OSAKA MUSE OPEN 18:00 / START 18:30
12月03日(月) 渋谷TSUTAYA O-WEST OPEN 18:00 / START 18:30
【チケット料金】 前売¥4,200 当日¥4,700(税込・ドリンク代別) ※未就学児童入場不可
【チケット先行期間】10月12日(金)18:00~10月17日(水)16:00
【チケット一般発売】11月3日(土)
キズ オフィシャルサイト http://ki-zu.com/
——————————-
■UNiTE. ONEMAN TOUR 2018 「強くてNEW GAME」
9月8日(土) 沖縄 桜坂セントラル <TOUR 裏FINAL> OPEN 16:00 / START 16:30
9月9日(日) 沖縄 桜坂セントラル <TOUR 裏FINAL> OPEN 16:00 / START 16:30
【チケット料金】 当日¥4,800(税込・ドリンク代別) ※未就学児童入場不可
====================
ユナイト オフィシャルサイト http://www.unite-jp.com/
2018年09月03日 (月)
【ライヴレポート・1】<Soanプロジェクト with 手鞠>『真夏の夜の夢vol.2 』~菓子女装ブリオッシュ・ド・ロリィタ~◆2018年8月21日 (火)SHIBUYA-REX
REPORT - 18:00:109月19日(水)に3rdミニアルバム『静廉鳴る共奏、静脈に宛がう。』の発売を控えているSoanプロジェクト with 手鞠。
彼らは、昨夏に『真夏の夜の夢』と題し、ロリータファッションへ身を包んだ姿のもと、アコースティックなスタイルで一夜の夢物語を届けてくれた。
そのときのライブがとても好評だったことから、今年もSoanプロジェクト with 手鞠は、同じ趣向でライブを企画。
今年は「『真夏の夜の夢vol.2 』~菓子女装ブリオッシュ・ド・ロリィタ~」と題し、8月21日(火)に昨年と同じく渋谷REXを舞台に行った。
メンバーは、Soan/手鞠/健希(from Bräymen)/祐弥/Sachi(from 黒色すみれ)の5人。
今宵は、ロリータファッションへ身を包んだ女性たちも数多く来場。
真夏の夜に開かれた華麗なる宴の模様を、ここへ記そうか。
なんて優雅な調べだろう。ここは鹿鳴館の晩餐会?舞台の上には華やかで美しいロリータ服(衣裳提供: )に身を包んだメンバーたちの姿が。今宵の社交場を舞台にした宴はとても華やか?それとも…。
「だいぶ遅めのティータイムを始めましょうか」。手鞠の声を合図に、演奏は優雅さを抱きつつ、心の鼓動をせかすよう少し性急な調べとなり流れだした。彩色きらびやかな音色を放ちながら軽快に駆ける演奏の上で、手鞠は気持ちに少し早鐘を打つように『吐情、舌上、熱帯夜』を歌いだす。なんて華やかな宴の始まりだ。このティータイム、ゆったりとした宴で終わりそうな気配がしない。むしろ、正装したドレスさえ振り乱し、今宵は少し乱れた自分になれそうだ。
力強いアコギの音色が心を震えさす。スリリングさも加えた演奏の上で、手鞠が少しだけ雄々しさを翳し『sign…-resonance-』を歌いだした。それまでの晴れた風景の中へ、黒い闇の色を彼らは少しずつ描き加えてゆく。哀愁や切なさという影を演奏に差し込みながら。その歌声と調べは、不安を煽りながらも、触れた人たちを哀愁という滲んだ色の中へ引き寄せてゆく。さもそれが、心を惑わし、魅了するお菓子だとでも言うように…。
美しい姿なのに、MCでは何時もの男らしい声での会話が飛び交う、そのアンバランスさも今宵の魅力。メンバーたちへ向け、フロアー中から「可愛い」という声が上がっていたが、ついSoanが「あー恥ずかしい」と叫んでしまうくらいに照れた仕種を覚える様は、滅多に見れない貴重な機会だ。
祐弥の手にした二胡が、魂を郷愁覚える異世界へ連れ出した。その音色の上にアコギとピアノが切ない色を重ねれば、ヴァイオリンは厳かな色を描き加えていた。「誰にも心許さずに生きる術があるなら~」…『黄昏色に融解する視界と屈折した類推(アナロジー)』が、触れた人たちの意識を、此処ではない古の異世界へ導いてゆく。それは、心の中へひっそりと築いていた安らぎの隠れ家?!。幽玄で麗美な音色へ寄り添い、想いを馳せるように、でも雄々しさも抱きながら歌う手鞠。そこは、生きとし者が入ってはいけない麗しい世界。その調べは、僕らを彼岸の地へ誘ってゆく!?。その音色に導かれ、僕らは心をゆったり寄り添わせていた。
Soanの奏でるピアノとSachiの導くヴァイオリンの調べが交わる中に生まれた幽雅な音色。その演奏に誘われ、みずからの身体をゆっくりと調べの中へ落とすように、手鞠が哀切さを湛えながら『それは呪いと同義語の魂の鎖 永遠に続く祝福と云う名のカルマ』を場内へ響かせてゆく。慟哭した感情を泣き叫ぶように、果ての世界で搖れ動く魂へ楔を打ち込むよう、祈りにも似た歌声を会場中の人たちの心へ、手鞠は「永遠に続く祝福という名のカルマ」とその歌声を捧げていた。
厳かな空気の中へ、僅かな光を注ぐように流れるSoanのピアノの音色。ゆったり呼吸をするように、低音の効いた歌声を優しく響かせ歌う手鞠。一つ一つの調べが折り重なり、次第に熱を帯びるに連れ、手鞠の歌声にもジワジワと熱が膨らんでゆく。「幸せとか不幸の定義ならばその手の中」、手鞠が歌う『相対する質量の交錯する熱量』が優しく心へ熱を注いでゆく。その熱が少しずつ浸透するたびに、僕らもその熱を逃すまいと舞台上へじっと視線を注いでいた。「上の空の相槌とか 困ったとき逸らす目とか 嬉しいときそう見せぬようにうつむく仕種とか」、一つ一つの仕種へ愛おしさを覚えずにいれない。手にしたぬいぐるみへ向かって歌いかける手鞠。なんて心を嬉しく掻き乱す歌と演奏だ。優雅で、危険で、温かく、切ない調べに、溺れるほど微睡まずにいれない。最後に、お茶目な仕種でぬいぐるみをいじる手鞠の姿が、どこかコミカルでいじらしかった。
「ティーカップに注がれていた紅茶はもう冷めていた。続きを聞かせて、夜の帳のその先で…」。
今にも涙の滴が落ちそうなほど、なんて心を嬉しく揺さぶる音色だろう。「夕凪ぎを割いて家路を急く」…『夕闇に鳴動する衝動と幸福の在処』が、小さかった頃、夕暮れの時間に無性に切なさを覚えたあの頃の気持ちを甦らせる。哀愁へ、ゆったり心が飲み込まれてゆくようだ。でも、その優しい痛みがとても心地好い。目の前を橙色に染め上げる風景へ郷愁を覚えずにいれない。夕暮れに染まった景色の中、何時しか僕らは、小さかったあの頃の僕や私となり、そこへたたずんでいた。そんな心の郷愁に浸る気持ちへ、彼らは優しく歌の手を伸ばしてくれた。哀愁味あふれる歌声に導かれ嬉し涙を流しながら、僕らもまた、その手を握っていた。
調律…そして、紅茶を優雅に口に運ぶ手鞠。「アコースティックという環境上、少なからずある先入観を取り払ってもらう為の一環として昨年開催したところ、みなさんからの反響がありまして、今年もは調子にのってやってみたわけです。大人の音楽の楽しさ、何をやってもいいというヴィジュアル系の定義を、みなさん柔軟に楽しんでいただけたらなと思います」(手鞠)。「振り切れた我々の姿も観ていただいて、意外とはまってんなと思ってくれれば」(Soan)。無理して高い声でしゃべろうとして、声を外すSoanなど、MCを含め、何時もとは違う様へ舌鼓を打てた今宵。
ライブも後半戦へ。「さらに深みと痛みを増していきます。その心を蝕むのを恐れないなら、どうぞ、この手の届くところまで」。健希と祐弥の荒々しいギターの音が絡み合う。中でも祐弥は、ギターのボディや弦さえも叩き、情熱を導きだしてゆく。Sachiの優雅さの中へ狂気を抱いたヴァイオリンの音色をクッションに、演奏は情熱をほとばしらせるよう一気にスパニッシュな音を激しく爪弾きだした。躍動する演奏の上で、昂る気持ちを吐き出し、捧げるように歌う手鞠。ほとばしる熱を投影した手鞠の歌声に導かれ、『感情を媒介として具象化する感傷の逝く宛』が流れだす。「誰かを憎んでみたけれど、誰のせいにも出来ないでいるの」。みずからの心へ鋭いナイフを突き付け、その痛みへ恍惚を覚えるが如く、心が、身体が燃え盛る熱を求めてゆく。もっともっと情熱を、もっともっと高揚をこの身へ注いでくれ!!!!!
力強くアコギを掻き鳴らす祐弥の音へ導かれるように、感情を高ぶらせた手鞠が立ち上がり、気持ちの奥底から沸き上がる情熱を声に託し歌いだす。美しさの中へ凛々しさと狂気を携えた演奏が連れ出したのが『正否の相違、或いは利害の不一致』。「人が口にする理解痛という言葉~」。なんて心を熱く震わせる演奏だ。アコースティックにも関わらずという言葉はすべて捨て去り、今はただ、熱を抱いた高揚のドラマへ身を預けたい。たとえ演奏の業火に身が朽ちようと、刺激的な興奮と痛みを与えるその熱を思いきり感じ続けたい。
きらびやかな音の光が、疾走する演奏に振り落とされキラキラ飛び散ってゆく。その輝きに刺激を受けた観客たちが、大きく身体を揺らし、時に拳さえも振り上げ、みずから発する熱を場内へ溜め込みだした。『醜悪なる獣穿つ矢、致死を以て野卑を屠る』が、このまま壊れようと、僕らを熱狂の楽園へ連れ出した。駆ける演奏に振り落とされるどころか、同じ速度で感情を滾らせた観客たちが大きく身体を揺さぶり続けていく。狂気と狂喜が交錯する宴が、理性を影の中へ同化させてゆく。この身を焼き尽くすほどの情熱でもっともっと僕らを抱きしめてくれ。その業火のシンフォニーで…。
最後に、Soanプロジェクト with 手鞠は『落下の挙動、加速、暗転、反射 そして調和する僕と君と。』を届けてくれた。荘厳さと熱情を交錯させながら、その音楽は魂を痛く揺さぶり続けていた。わだかまったすべての感情を一緒に解き放ち、共に恍惚の炎の中へ身を落とし、すべてを美しく昇華してしまおうと言わんばかりに、彼らも、僕らも、心を熱したまま果ての世界へ心地好く堕ちていった。
アンコールでは、メンバーそれぞれが可愛らしいポーズを決めながら登場。「みなさんで素敵な景色を見せてくれたら嬉しいです」。Soanプロジェクト with 手鞠が最後に届けたのが、優雅な宴のフィナーレを飾るに相応しい『それを僕は普遍と呼び、君はそれを不変と詠んだ』。心へ希望に満ちた優しい光を射し込むように、その歌は、触れた人たちを無垢な姿に様変えてゆく。身体を揺らす演奏と手鞠の歌声に導かれ、何時しか会場中の人たちが大きく右手を振り、無邪気な乙女や少年に戻り、その優雅な宴に熱い眼差しを向けていた。心に情熱を湛えてゆく夜の幻が映し出した優雅なティータイムに、誰もが優しく心地好く身を預け、無邪気な笑みを浮かべながら、その宴を心ゆくまで味わっていた。
さぁ、この続きは、新たなワンマンツアーや、手鞠のバースデーライブで味わおうか。また一緒に、旅路の先々で素敵な宴を楽しもうじゃないか。
PHOTO:遠藤真樹
TEXT:長澤智典
====================
―セットリスト―
『吐情、舌上、熱帯夜』
『sign…-resonance-』
『黄昏色に融解する視界と屈折した類推(アナロジー)』
『それは呪いと同義語の魂の鎖 永遠に続く祝福と云う名のカルマ』
『相対する質量の交錯する熱量』
『夕闇に鳴動する衝動と幸福の在処』
『感情を媒介として具象化する感傷の逝く宛』
『正否の相違、或いは利害の不一致』
『醜悪なる獣穿つ矢、致死を以て野卑を屠る』
『落下の挙動、加速、暗転、反射 そして調和する僕と君と。』
-ENCORE-
『それを僕は普遍と呼び、君はそれを不変と詠んだ』
End SE.『紫陽花がまた咲く頃に』
====================
<RELEASE>
★Soanプロジェクト 3rd Mini Album
『静廉鳴る共奏、静脈に宛がう。動猛成る狂想、動脈に射つ。』
…………………………………………
2018.9.5(wed)Release
Soanプロジェクトwith芥 3rd Mini Album
『動猛成る狂想、動脈に射つ。』
全7曲収録 / ¥2,600(tax out) / S.D.R-337
【Recording Musician】
Produce・Music・Drums:Soan
Lyric・Vocal:芥(from Chanty)
Guitar・Voice:K
Guitar・Voice:Shun
Bass:Ivy
【収録曲】
All Music:Soan All Lyric:芥
1.『heart』
2.『濁った瞳』
3.『meteo trive』
4.『朽ち木の行方』
5.『月欺けば傀儡が笑う』
6.『frowery count』
7.『紫陽花がまた咲く頃に』
…………………………………………
2018.9.19(wed)Release
Soanプロジェクトwith手鞠 3rd Mini Album
『静廉鳴る共奏、静脈に宛がう。』
全6曲収録 / ¥2,600(tax out) / S.D.R-338
【Recording Musician】
Produce・Music・Drums・Piano:Soan
Lyric・Vocal:手鞠
Acoustic Guitar:タイゾ(from Kra)
二胡・Chorus:祐弥
Violin・Viola:Sachi(from 黒色すみれ)
【収録曲】
All Music:Soan All Lyric:手鞠
1.『落下の挙動、加速、暗転、反射 そして調和する僕と君と。』
2.『春色の音色、記憶回廊』
3.『黄昏色に融解する視界と屈折した類推(アナロジー)』
4.『醜悪なる獣穿つ矢、致死を以て野卑を屠る』
5.『吐情、舌上、熱帯夜』
6.『紫陽花がまた咲く頃に』
====================
■Soanプロジェクト 3rd Mini Album
『静廉鳴る共奏、静脈に宛がう。動猛成る狂想、動脈に射つ。』Release Oneman Tour
…………………………………………
2018.9.30(sun)新横浜NEW SIDE BEACH!!(神奈川県)
open 17:00 / start 17:30
adv¥4,500 / day¥5,000
Soanプロジェクトwith手鞠 / Soanプロジェクトwith芥
——————————-
■Soanプロジェクトwith芥 3rd Mini Album
『動猛成る狂想、動脈に射つ。』Release Oneman Tour決定!!
…………………………………………
2018.11.10(sat)札幌Crazy Monkey(北海道)
open 18:00 / start 18:30
adv¥4,500 / day¥5,000
…………………………………………
2018.11.10(sun)札幌Crazy Monkey(北海道)
open 16:30 / start 17:00
adv¥4,500 / day¥5,000
…………………………………………
2018.11.24(sat)大阪北堀江club vijon(大阪府)
open 18:00 / start 18:30
adv¥4,500 / day¥5,000
…………………………………………
2018.11.25(sun)名古屋今池3Star(愛知県)
open 17:00 / start 17:30
adv¥4,500 day¥5,000
——————————-
■Soanプロジェクトwith手鞠 3rd Mini Album
『静廉鳴る共奏、静脈に宛がう。』Release Oneman Tour決定!!
…………………………………………
2018.12.8(sat)大阪北堀江club vijon(大阪府)
open 18:00 / start 18:30
adv¥4,500 / day¥5,000
…………………………………………
2018.12.9(sun)名古屋ell.SIZE(愛知県)
open 17:00 / start 17:30
adv¥4,500 day¥5,000
…………………………………………
2018.12.15(sat)博多DRUM Legend(福岡県)
open 18:00 / start 18:30
adv¥4,500 / day¥5,000
…………………………………………
2018.12.16(sun)博多DRUM Legend(福岡県)
open 17:00 / start 17:30
adv¥4,500 day¥5,000
====================
♪Soanプロジェクトwith芥 3rd Mini Album『動猛成る狂想、動脈に射つ。』購入者対象インストアイベント
※参加メンバー:Soan・芥・Shun(Guest)
2018.9.23(sun)13:00- / Like an Edison東京店:トーク+サイン会+握手会+撮影会(4shot)
2018.9.23(sun)16:00- / 新宿自主盤倶楽部:トーク+サイン会+握手会+撮影会(4shot)
2018.9.23(sun)19:00- / 池袋Brand X:トーク+サイン会+握手会+撮影会(4shot)
2018.9.24(mon)12:00- / 高田馬場ZEAL LINK:トーク+サイン会+握手会+撮影会(4shot)
2018.9.24(mon)15:00- / litlle HEARTS.新宿店:トーク+サイン会+握手会+撮影会(4shot)
2018.9.24(mon)18:00- / 渋谷ZEAL LINK:トーク+サイン会+握手会+撮影会(4shot)
…………………………………………
♪Soanプロジェクトwith手鞠 3rd Mini Album『静廉鳴る共奏、静脈に宛がう。』購入者対象インストアイベント決定!!
※参加メンバー:Soan・手鞠・祐弥(Guest)
2018.10.7(sun)13:00- / little HEARTS.新宿店:トーク+サイン会+握手会+撮影会(3shot)
2018.10.7(sun)16:00- / 高田馬場ZEAL LINK:トーク+サイン会+握手会+撮影会(3shot)
2018.10.7(sun)19:00- / 池袋Brand X:トーク+サイン会+握手会+撮影会(3shot)
2018.10.8(mon)12:00- / Like an Edison東京店:トーク+サイン会+握手会+撮影会(3shot)
2018.10.8(mon)15:00- / 新宿自主盤倶楽部:トーク+サイン会+握手会+撮影会(3shot)
2018.10.8(mon)18:00- / 渋谷ZEAL LINK:トーク+サイン会+握手会+撮影会(3shot)
…………………………………………
♪Soanプロジェクトwith芥 3rd Mini Album『動猛成る狂想、動脈に射つ。』Release Oneman Tourアウトストアイベント
※参加メンバー:Soan・芥・Shun(Guest)
2018.11.10(sat)札幌Crazy Monkey 終演後:(対象店舗)札幌ミュージックショップ音楽処:撮影会(4shot)
2018.11.11(sun)札幌Crazy Monkey 終演後:(対象店舗)札幌ミュージックショップ音楽処:撮影会(4shot)
2018.11.24(sat)大阪北堀江club vijon 終演後:(対象店舗)little HEARTS.大阪店:撮影会(4shot)
2018.11.25(sun)名古屋今池3Star 終演後:(対象店舗)名古屋fiveSTARS:撮影会(4shot)
Soanプロジェクトwith手鞠 3rd Mini Album『静廉鳴る共奏、静脈に宛がう。』Release Oneman Tourアウトストアイベント
※参加メンバー:Soan・手鞠・祐弥(Guest)
2018.12.8(sat)大阪北堀江club vijon 終演後:(対象店舗)Like an Edison大阪店:サイン会+握手会
2018.12.9(sun)名古屋ell.SIZE 終演後:(対象店舗)名古屋ZEAL LINK:サイン会+握手会
2018.12.15(sat)博多DRUM Legend 終演後:(対象店舗)博多SKULL ROSE:サイン会+握手会
2018.12.16(sun)博多DRUM Legend 終演後:(対象店舗)博多SKULL ROSE:サイン会+握手会
====================
【Twitter:Soan official Twitter】
https://twitter.com/soan_official
【Blog:Soan official Blog】
【YouTube:Soanプロジェクトオフィシャルチャンネル】
https://www.youtube.com/channel/UC8JGmDxTeC7TIkUHCNHP6Cg
【SoundCloud:Soanプロジェクトオフィシャルアカウント】
https://soundcloud.com/soan_project
2018年09月03日 (月)
【ライヴレポート・2】<Soanプロジェクト with 芥>『真夏の夜の夢vol.2 』~下駄と帯紐と私、愛する貴女のため・収穫祭~◆2018年8月22日(水)SHIBUYA-REX
REPORT - 18:00:089月5日(水) 3rd Mini Album『動猛成る狂想、動脈に射つ。』の発売に先駆け、Soanプロジェクト with 芥は、8月22日(水)に渋谷REXを舞台に、「『真夏の夜の夢vol.2 』~下駄と帯紐と私、愛する貴女のため・収穫祭~」と題したワンマン公演を行った。同名タイトルのライブは昨年も実施。夏に相応しく、メンバー全員和装姿でライブを行ったところ、ファンたちからも大好評ということで、今年の夏も行われた形だ。メンバーも、Soan/芥(from Chanty)/K/Shun/Ivyとお馴染みの面々。今宵は、ファンたちも色とりどりの鮮やかな浴衣姿で来場。そんな華やかで艶やかな一夜の夏の夢物語を、ここへ再現しようじゃないか。
雅で幻想的な音色が鳴り響く。舞台へ姿を現したのは、艶めいた和装姿のメンバーたち。今宵は艶やかな宴と化すのか、それとも…。
「右手を上げていこうぜー、折り畳め!!」。Soanの言葉を合図に流れたのが『月欺けば傀儡が笑う』。とても雅で、妖艶さを抱いた楽曲だ。その中へ彼らは低音効いた音の刺激を差し込み、騒ぎたい観客たちの身体を冒頭から激しく折り畳ませた。こんなにも妖艶でたおやかな楽曲でさえ、狂気導く宴の調べに変えてゆくとは、なんて気の違った連中だ。むしろ、最初から本能を剥き出しに観客たちへ挑みかかったというべきか。何時しかフロアー中が、暴れ騒ぐ祭り人たちの狂騒に冒されていた。
「さぁまだまだ飛ばしていけるよな、派手にいこうか!!」。煽り続けるSoanの声に導かれたのが、『薄紅は舞い散り寂光に消える』。身体を直撃する重厚な音が気持ちを熱く掻き立てる。その音に刺激され観客たちの誰もが、頭を振り乱し騒ぎ狂う。サビで響き渡る、胸を熱く昂らす妖艶な歌。攻めの表情と高揚した気持ちを交錯させながら楽曲は、会場は、どんどん熱を孕んでいった。
荒々しい音を掻き鳴らすShunのギター、そこへ重なる重厚なリズム隊が生み出す激しい音の唸り。その刺激に触発されたフロアー中の人たちが、舞台上へ絶叫を返してゆく。雄々しい歌声を魅力に『隔つ虚構紡ぐ真実と憧憬』を歌いあげる芥。彼の歌はつねにドラマを描き出す。その感情的な物語へ、今宵の演奏陣は何時も以上の衝動を重ね、観客たちを猛暑以上の熱気渦巻く世界へ引きずり込んでいた。整えていた着物を乱してさえも、今は熱狂へ溺れたい。
何時も以上に煽り声を上げ荒ぶるSoan。彼の気持ちへ導かれるように、舞台上のメンバーたちが、何より観客たち自身が、最初から理性の留め金を外し熱狂を求めていた。
熱を孕んだ空気の中へ、彼らは一気に重苦しい鉛のような音を沈めだした。堕ちるほどにゆっくりと広がる重厚な音。芥の叫びを合図に、演奏は、地の底から沸き上がるような重い衝動を響かせる『透過幕』へ姿を変えてゆく。深い深い奈落の底で嘆くように、己の存在を光から遠ざけながらも、黒く濁った闇の中へその姿を浮き立たせるよう「ここいるよ」と言わんばかりに芥は歌い叫んでいた。
嘆くように、痛む心へ切なさを刺すように、Soanプロジェクト with 芥は重い音の楔を打ちつけた。狂気をまとった『濁った瞳』が、理性と破壊の狭間の中でゆれ動く。壊れそうな、でも破裂寸前の感情を、沸き上がる気持ちへ委ねるままに歌う芥。 荒れ狂う音の中で嘆く彼の歌声の、なんて胸を搔きむしることか。濁った瞳は何を映し出すのだろうか。いや、僕らはそこへ幻を投影していたのだろうか…。濁った音が、理性をどんどん掻き乱してゆく。
幕間…。そして、、、、、、流れだしたのは、黒い泥を身体中へ塗りたくるように響き出した『undelete』。高揚と落下する意識を絶えず繰り返しながら、その楽曲は、観客たちの理性の留め金を外し、荒れ狂う音の渦の中へぐいぐい巻き込んでゆく。重く激しく唸る演奏が、嵐の中へ誘い込む男版ローレライと化した芥の歌声が、黒い渦の中へ会場中の人たちを落としていった。
「誰にも断ち切れない証を残しましょう」。その演奏と歌声は心に優しく腕を伸ばし、チクチクとした痛みを伴いながら身体の内側へ印を刻んでゆく。『sign…』、激しさの中にも寄り添う優しさを醸しながら、その歌は、棘のついた両腕で僕らの身体をきつく抱きしめてゆく。その痛みさえ恍惚へ導くサインだとでも言うように。
「全員派手にいこうぜ」。『朽ち木の行方』が流れだすと同時に、会場中の人たちが頭上高く手を掲げ手拍子しながら跳ねだした。重く激しい唸りを上げた演奏が、観客たちの身体を思いきり折り畳んでゆく。とても重厚なダンスビートだ。鋼の如く弾む音たちに刺激を受け、身体が揺れ続ける。もっともっと与えてくれ、感覚をすべて吹き飛ばすくらいの衝動を。。。
これまでの重厚な演奏から、一変。Soanプロジェクト with 芥が届けたのが、JITTARIN JINNの『夏祭り』。原曲以上に重厚で強靱なビートの上で、高揚抱いた歌を届ける芥。サビでは観客たちが手にしたタオルを大きく振りまわし、みずからが打ち上げ花火になった勢いで、フロアー中へカラフルなタオルの花を咲かせていた。
「もっとデカい花火打ち上げようぜ!!」「揺らせー」。横ノリなグルーヴを抱いたダンスビートナンバー『arrive』へ飛び乗り、会場中の人たちが身体を大きく横に揺らしたり、飛び跳ねたりと、演奏に合わせ跳ね人と化していた。芥の煽りに絶叫を返す観客たち。求めれば求めるほど失うどころか、熱はどんどん膨れ上がる。さぁ、飛べ、飛べ、飛び跳ねまくれ。
「まだまだ踊れるかー、夏祭りしようぜ」。芥の声を合図に飛び出した『hysteria show time』に合わせ、観客たちが右へ左へ一気にモッシュ。猛々しい音を背負い爆走する演奏に合わせ頭を振りまわせば、荒れ狂う演奏へ戦いを挑まん勢いのもと、その両足でフロアーを思いきり踏みしだいてゆく。暴れろ、荒れ狂え、ヒステリックなその身こそ、宴を彩る最高の戦闘服だ。
「踊り子、踊り子」と狂ったように叫ぶSoan。サイコティックで過激なラウドグルーヴナンバー『躁狂の踊り子~山紫水明の宴~』の登場だ。フロアー中の人たちが手にしたタオルを振りまわし、右へ左へ跳ね続けていた。「踊れ、唄え、狂え」、その歌声通り、誰もが激しく唸る演奏へ身を預け、恍惚に溺れる跳ね人と化してゆく。思いきり身体を揺らし続ければいい、浴衣の裾さえ跳ね上げ、踊り続けろ。それが快楽へ溺れる証だからこそ。
本編最後に、Soanプロジェクト with 芥はふたたび『月欺けば傀儡が笑う』を。しかも、ここでは~煽りループver.~として演奏。激しさと妖艶な色を交錯させた演奏へ意識を溶け込ませた観客たちは、浴衣の乱れを気にしつつ、少しの上品さも匂わせながら、それでも荒ぶる声を張り上げていた。何度も繰り返される煽り。ループを繰り返すほどに乱れる理性と浴衣。途中、Kが「お前ら何年バンギャルやってんだよ、もっと前へ来いよ」とマイクを持って煽る場面も。乱れるなら、とことん乱れればいい。ここまで来たら、理性に留め金なんてふたたび噛ませやしないんだもの。演奏を終えたときのKとShunは、だいぶ着物の前がはだけていましたからね。
アンコールでは、メンバー一人一人がポースを決めながら舞台へ登場。「また来年もこういう機会をもてたらなと思います」。Soanプロジェクト with 芥が最後に届けたのが、美しく、切なくも、愛おしさに満ちたメロウナンバー『刹那を駆ける命の一行に』。ジワジワと胸に染み渡る温かい歌声へ優しく抱かれるように、誰もが微笑ましい笑みを浮かべ、スケールあふれた『刹那を駆ける命の一行に』へ身を寄り添えていた。すべての嘆きや興奮を空へ解き放つように流れた歌に僕らは吸い寄せられていた。共に空へ駆け上がり、きらめく星の一つ一つとして夜空へ溶け込む気持ちのまま、Soanプロジェクト with 芥の描いた宴のフィナーレを笑みを浮かべ見つめていた。
この熱狂の続きは、秋に行われるSoanプロジェクト with 芥のワンマン公演へと繋げようか。そしてまた、共に熱狂の渦の中で心一つに溶け合おうじゃない。
PHOTO:遠藤真樹
TEXT:長澤智典
―セットリスト―
『月欺けば傀儡が笑う』
『薄紅は舞い散り寂光に消える』
『隔つ虚構紡ぐ真実と憧憬』
『透過幕』
『濁った瞳』
-中間SE-
『undelete』
『sign…』
『朽ち木の行方』
『夏祭り』(Cover)
『arrive』
『hysteria show time』
『躁狂の踊り子~山紫水明の宴~』
『月欺けば傀儡が笑う』~煽りループver.~
-ENCORE-
『刹那を駆ける命の一行に』
-End SE-
『紫陽花がまた咲く頃に』
====================
―セットリスト―
『吐情、舌上、熱帯夜』
『sign…-resonance-』
『黄昏色に融解する視界と屈折した類推(アナロジー)』
『それは呪いと同義語の魂の鎖 永遠に続く祝福と云う名のカルマ』
『相対する質量の交錯する熱量』
『夕闇に鳴動する衝動と幸福の在処』
『感情を媒介として具象化する感傷の逝く宛』
『正否の相違、或いは利害の不一致』
『醜悪なる獣穿つ矢、致死を以て野卑を屠る』
『落下の挙動、加速、暗転、反射 そして調和する僕と君と。』
-ENCORE-
『それを僕は普遍と呼び、君はそれを不変と詠んだ』
End SE.『紫陽花がまた咲く頃に』
====================
<RELEASE>
★Soanプロジェクト 3rd Mini Album
『静廉鳴る共奏、静脈に宛がう。動猛成る狂想、動脈に射つ。』
…………………………………………
2018.9.5(wed)Release
Soanプロジェクトwith芥 3rd Mini Album
『動猛成る狂想、動脈に射つ。』
全7曲収録 / ¥2,600(tax out) / S.D.R-337
【Recording Musician】
Produce・Music・Drums:Soan
Lyric・Vocal:芥(from Chanty)
Guitar・Voice:K
Guitar・Voice:Shun
Bass:Ivy
【収録曲】
All Music:Soan All Lyric:芥
1.『heart』
2.『濁った瞳』
3.『meteo trive』
4.『朽ち木の行方』
5.『月欺けば傀儡が笑う』
6.『frowery count』
7.『紫陽花がまた咲く頃に』
…………………………………………
2018.9.19(wed)Release
Soanプロジェクトwith手鞠 3rd Mini Album
『静廉鳴る共奏、静脈に宛がう。』
全6曲収録 / ¥2,600(tax out) / S.D.R-338
【Recording Musician】
Produce・Music・Drums・Piano:Soan
Lyric・Vocal:手鞠
Acoustic Guitar:タイゾ(from Kra)
二胡・Chorus:祐弥
Violin・Viola:Sachi(from 黒色すみれ)
【収録曲】
All Music:Soan All Lyric:手鞠
1.『落下の挙動、加速、暗転、反射 そして調和する僕と君と。』
2.『春色の音色、記憶回廊』
3.『黄昏色に融解する視界と屈折した類推(アナロジー)』
4.『醜悪なる獣穿つ矢、致死を以て野卑を屠る』
5.『吐情、舌上、熱帯夜』
6.『紫陽花がまた咲く頃に』
====================
■Soanプロジェクト 3rd Mini Album
『静廉鳴る共奏、静脈に宛がう。動猛成る狂想、動脈に射つ。』Release Oneman Tour
…………………………………………
2018.9.30(sun)新横浜NEW SIDE BEACH!!(神奈川県)
open 17:00 / start 17:30
adv¥4,500 / day¥5,000
Soanプロジェクトwith手鞠 / Soanプロジェクトwith芥
——————————-
■Soanプロジェクトwith芥 3rd Mini Album
『動猛成る狂想、動脈に射つ。』Release Oneman Tour決定!!
…………………………………………
2018.11.10(sat)札幌Crazy Monkey(北海道)
open 18:00 / start 18:30
adv¥4,500 / day¥5,000
…………………………………………
2018.11.10(sun)札幌Crazy Monkey(北海道)
open 16:30 / start 17:00
adv¥4,500 / day¥5,000
…………………………………………
2018.11.24(sat)大阪北堀江club vijon(大阪府)
open 18:00 / start 18:30
adv¥4,500 / day¥5,000
…………………………………………
2018.11.25(sun)名古屋今池3Star(愛知県)
open 17:00 / start 17:30
adv¥4,500 day¥5,000
——————————-
■Soanプロジェクトwith手鞠 3rd Mini Album
『静廉鳴る共奏、静脈に宛がう。』Release Oneman Tour決定!!
…………………………………………
2018.12.8(sat)大阪北堀江club vijon(大阪府)
open 18:00 / start 18:30
adv¥4,500 / day¥5,000
…………………………………………
2018.12.9(sun)名古屋ell.SIZE(愛知県)
open 17:00 / start 17:30
adv¥4,500 day¥5,000
…………………………………………
2018.12.15(sat)博多DRUM Legend(福岡県)
open 18:00 / start 18:30
adv¥4,500 / day¥5,000
…………………………………………
2018.12.16(sun)博多DRUM Legend(福岡県)
open 17:00 / start 17:30
adv¥4,500 day¥5,000
====================
♪Soanプロジェクトwith芥 3rd Mini Album『動猛成る狂想、動脈に射つ。』購入者対象インストアイベント
※参加メンバー:Soan・芥・Shun(Guest)
2018.9.23(sun)13:00- / Like an Edison東京店:トーク+サイン会+握手会+撮影会(4shot)
2018.9.23(sun)16:00- / 新宿自主盤倶楽部:トーク+サイン会+握手会+撮影会(4shot)
2018.9.23(sun)19:00- / 池袋Brand X:トーク+サイン会+握手会+撮影会(4shot)
2018.9.24(mon)12:00- / 高田馬場ZEAL LINK:トーク+サイン会+握手会+撮影会(4shot)
2018.9.24(mon)15:00- / litlle HEARTS.新宿店:トーク+サイン会+握手会+撮影会(4shot)
2018.9.24(mon)18:00- / 渋谷ZEAL LINK:トーク+サイン会+握手会+撮影会(4shot)
…………………………………………
♪Soanプロジェクトwith手鞠 3rd Mini Album『静廉鳴る共奏、静脈に宛がう。』購入者対象インストアイベント決定!!
※参加メンバー:Soan・手鞠・祐弥(Guest)
2018.10.7(sun)13:00- / little HEARTS.新宿店:トーク+サイン会+握手会+撮影会(3shot)
2018.10.7(sun)16:00- / 高田馬場ZEAL LINK:トーク+サイン会+握手会+撮影会(3shot)
2018.10.7(sun)19:00- / 池袋Brand X:トーク+サイン会+握手会+撮影会(3shot)
2018.10.8(mon)12:00- / Like an Edison東京店:トーク+サイン会+握手会+撮影会(3shot)
2018.10.8(mon)15:00- / 新宿自主盤倶楽部:トーク+サイン会+握手会+撮影会(3shot)
2018.10.8(mon)18:00- / 渋谷ZEAL LINK:トーク+サイン会+握手会+撮影会(3shot)
…………………………………………
♪Soanプロジェクトwith芥 3rd Mini Album『動猛成る狂想、動脈に射つ。』Release Oneman Tourアウトストアイベント
※参加メンバー:Soan・芥・Shun(Guest)
2018.11.10(sat)札幌Crazy Monkey 終演後:(対象店舗)札幌ミュージックショップ音楽処:撮影会(4shot)
2018.11.11(sun)札幌Crazy Monkey 終演後:(対象店舗)札幌ミュージックショップ音楽処:撮影会(4shot)
2018.11.24(sat)大阪北堀江club vijon 終演後:(対象店舗)little HEARTS.大阪店:撮影会(4shot)
2018.11.25(sun)名古屋今池3Star 終演後:(対象店舗)名古屋fiveSTARS:撮影会(4shot)
Soanプロジェクトwith手鞠 3rd Mini Album『静廉鳴る共奏、静脈に宛がう。』Release Oneman Tourアウトストアイベント
※参加メンバー:Soan・手鞠・祐弥(Guest)
2018.12.8(sat)大阪北堀江club vijon 終演後:(対象店舗)Like an Edison大阪店:サイン会+握手会
2018.12.9(sun)名古屋ell.SIZE 終演後:(対象店舗)名古屋ZEAL LINK:サイン会+握手会
2018.12.15(sat)博多DRUM Legend 終演後:(対象店舗)博多SKULL ROSE:サイン会+握手会
2018.12.16(sun)博多DRUM Legend 終演後:(対象店舗)博多SKULL ROSE:サイン会+握手会
====================
【Twitter:Soan official Twitter】
https://twitter.com/soan_official
【Blog:Soan official Blog】
【YouTube:Soanプロジェクトオフィシャルチャンネル】
https://www.youtube.com/channel/UC8JGmDxTeC7TIkUHCNHP6Cg
【SoundCloud:Soanプロジェクトオフィシャルアカウント】
https://soundcloud.com/soan_project