2018年09月19日 (水)
【ライヴレポート】<Chanty 5th Anniversary oneman 『Chantyの世界へようこそ』>2018年9月16日(日)TSUTAYA O-WEST◆「疑ってもいいし、信じてなくてもいい。ずっとずっと、僕たちのこの関係性が続きますように。」
REPORT - 19:00:33Chanty 5th Anniversary oneman
『Chantyの世界へようこそ』
2018年9月16日(日)TSUTAYA O-WEST
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そろそろ“毎年恒例”と言ってもいいだろうか、今回で5回目を迎えたChantyの周年ライヴ。毎年同じ9月16日、場所はTSUTAYA O-WEST。
今回いつもと違ったのは、5年目にして初めてソールドアウト達成となったこと。
メンバーはもちろん、集まった会場いっぱいのファンもいつも以上に晴れやかな気持ちと期待を胸にこの日を待ち侘びていたのではないだろうか。
会場時刻を迎え、その時を今かいまかと待っていたフロアからは照明が落とされるとともに歓声が上がった。ピアノの音がゆっくりと流れ出し、真っ白な新衣装を見に纏ったメンバーが一人また一人と登場。最後に現れたVo.芥は真っ赤な頭巾を被ったままゆっくりとギターを手に、そのまま力強く歌い出した。冒頭、芥の奏でるアコースティックギターと、その声だけが響く空間に思わず息をのんだ『綺麗事』。
そして「さあ、はじめようか」の一声で始まった『m.o.b.』は、これまでの叩きつけるような印象とはまた少し違った、幕を切って落とすような疾走感に溢れていた。
続けて披露したのは『ミスアンバランス』『ソラヨミ』と、活動開始当初からライヴではお馴染みの楽曲たちだが、以前よりもずっとメンバー各々の奏でる音が混じり気なく、また徐々に温度を上げる会場の熱気と相まって一層生音らしさを体感することができたのが嬉しい。
芥「まず、本当に本当にありがとうございます。やっと5年目にしてソールドアウトできました!-中略-あれよあれよと5年間やり続けてこれました。本当にこれは皆さんのおかげです。ありがとう。いつかのWESTの公演でも言ったけど、WESTをソールドアウトするような人たちは、悩み事なんてねえんだろうなと思ってましたが、悩み事めっちゃくちゃあります(笑)。-中略-だから、お前たちも毎日何か目標が叶っても悩み事まだまだあるななんて思うかもしれないけど、一緒に僕たちと進んでいければと思います。よろしく!」
ソールドアウトを達成してもなお、悩みは毎日尽きないと正直にステージの上で話す様子もまたChantyらしさだし、そんな毎日だからこそ彼らの楽曲たちがよりファンに寄り添ってくれるように出来ているのかもしれない。
そして日頃のフラストレーションを発散しに、『無限ループ』へ。芥の放った「かかってこいや!」の声を大きく割るように客席からも力強く「おい!おい!」と声援が飛び、思いがけず圧倒される場面も。日常のアクの部分を清々しく歌い上げ、元気のいいフロアに負けじと千歳も音数を増やして対抗していく。『魔が差した』では、自身の一瞬の気の迷いを責められているような緊張感が走り、『ダイアリー』へと続くと、“消えたい今日も消えたい”とそんな負のフレーズから今日も生かされてることを妙に実感させられた。
新曲『優しいあなたへ』は、芥がアンプに腰かけマイクスタンドを自ら立てポツリポツリと歌い始める。その後も耳なじみの良いロックサウンドの中で膝間づいて訴えかけるように一言ずつ歌い上げる芥の姿がとても印象的な1曲となった。そして『謳う心臓』『-yureru-』と、胸をギュッとつかまれるような感情的な楽曲を送ると、暗に包まれた会場にふわりと日が差すように始まったのは『奏色』。Chantyがずっと大事に歌い続けてきたこの曲は、ファンにとってもここに居場所があると再認識させてくれる曲なのではないだろうか。
そして「まだ踊ろうかWEST、両手を上げろ!」と野中の軽快なスラップで『インピーダンス』へと続き、『冤罪ブルース』ではお馴染み「冤罪!冤罪!」の掛け声にモッシュにジャンプにと遊びつくしていくフロア。
千歳の不安定なギターから始まる『不機嫌』では、Dr.成人の機材が“不機嫌”になってしまうトラブルがありながらも、仕切り直しをかけた芥が「ティッシュみたいなのついてるよ」と成人の新衣装に触れ、会場を和ませる様子も見られた。再び演奏を開始すると、一度止められたエネルギーを開放するかのように、「オイオイ!」という芥の問いかけには先ほどの何倍もの声が上がり思わず胸が熱くなった。
「新曲やるけど今日一番の盛り上がりを期待してます」と芥が告げ始まった『まっさかさまにおちていく』。フロアは芥の声に合わせ必死に食らいついていき、また音に合わせ上にジャンプするセクションも気付けば逆ダイの光景となっていくほどの熱狂ぶり。千歳も上手、下手のマイクを陣取ってどんどん煽りをかけていき、野中は布団のようになった最前列のお客さんの上に身を預けて寝転がる。ステージ上のテンションもますます上がり、間違いなく芥の期待通りにこの日1番の盛り上がりを見せつけた。
そんな熱をゆっくりと落ち着けるように『冷たいてのひら』へと続くと、彼らが本編の最後に持ってきたのは、5年前すべてが始まった曲『終わりの始まり』。確かな意思がしっかりと感じられる力強い楽曲ながら、奏でられるどの音もきっとこの一瞬しか感じられないのだろうなと思わせるような、どこかどうしようもない儚さを感じる演奏だった。
メンバーが退場し、割れんばかりのアンコールの中現れたスクリーンには“Chantyからのお知らせ”の文字。10月のリリース情報と、新曲のMVが解禁され、その後のワンマンライブのお知らせでは大きな歓声が上がった。告知の最後、「それではアンコールの続きをどうぞ」という彼らの遊び心ある一文に、フロアには笑い交じりのアンコールが再び巻き起こった。(告知の詳細はChantyオフィシャルHP、または公式Twitterへ)
アンコールに応え、5周年の記念Tシャツに着替えたメンバーが登場。1番に口を開いた千歳は、「やっと5周年迎えましたね。この素敵な景色作ったのは、俺たちとそしてここに来てくれたみんなのおかげです。本当に本当に感謝してます。」とまず来てくれたファンへの感謝を述べた。
そしてこの日より発売となった新グッズの話題では、発注したマフラータオルの素材が思わぬものだったことを嘆き謝罪する野中に、千歳が「でも気持ちはこもってるからさ。その辺は組んでくれよ(笑)。」と会場の笑いを誘う場面も。
そして芥は、先ほど発表されたワンマンライヴについて「ワンマンツアーをやろう考えていたんですよ。ワンマンツアー大好きだし。でもワンマンツアーって悪く言えば1会場通り過ぎてしまう、通過してしまうのが寂しい感じがしてるんです。だから今回思考を凝らして、普段自分たちがツアーを回っていたら手が出せないような地方のライブハウスに挑戦してみようかなって気になりました。-中略‐だからここはひとつ、1本に絞って色んなものを作れたらいいなと思ってる。」と、年明けのワンマンライヴへの想いを語った。
そしてその後も各々のワンマンライヴをやってみたい場所、やってみたい企画などについて好き勝手言い合ういつものChantyらしい緩いトークを展開。
終始、笑顔の絶えないにこやかな雰囲気に包まれる様子が、とても微笑ましかった。
アンコール1曲目を飾ったのは『赤い糸』。どちらかと言えば、心が幸せで温かくなるような楽曲と思っていたが、芥のまっすぐにフロア一人ひとりを見つめるように歌う姿に、この日は背中を押して勇気をくれるような力強さに色を変えていた。
そして『【3.017】』と疾走感のある1曲を放り込むと、「最高の景色を作りましょう」と晴れやかな笑顔を見せ『最低』へ。日常にあること全部“仕方ない”と前に進ませてくれるこの曲。それは決して諦めなどではなく、そんなどうしようもない日常を消化しながら生きていくことに言葉では言い表せない美しさを見つけられるような晴れ晴れしい気持ちにさせてくれる。
「本当に楽しい時間をありがとう。弱音ばっか言ってる俺たちが5年間こうして奏で続けることができました。そしてこれからもこの音色は絶やさず奏でていけると信じています。」と口を開いた芥。「久しぶりに1曲送ります!」と始まったのは『C』。
何のレスポンスを求めずとも開場全体が高く挙げたその手に、「今鳥肌たってる!」と芥が思わず言葉にする場面も。千歳と2人背中合わせになり遠くこれからを見つめるような仕草をしたり、ドラム台に集まり顔を見合わせながら演奏するメンバーの晴れやかな笑顔がとても印象的だった。
そしてラストの『フライト』。曲が始まれば声をかけずしても割れんばかりの声援で答える観客たちに、芥も嬉しさやら感動やらが入り混じったありのままの表情を見せた。ハッピーエンドに終わった映画のエンディングのような、クリアで爽快なサウンドにフロアも最後まで笑顔と声を絶やすことなく、最後は「5周年、本当に本当にどうもありがとう。」と芥の素直な言葉で締めくくられアンコールに幕を下ろした。
演奏が終了すると、ステージ前方に集まったメンバー。芥が、ステージを降りたメイクオフの状態、俺たちってバンドマンオーラ0じゃない?と会場の笑いを誘いながら自虐的に話し始めた。「でもそんなChantyがこうやってこういう景色を作り上げることができて、また新しい道に進めるってすごい素敵なことだと思いませんか?」という問いには客席からも拍手が湧き上がる。「引っ張ってってあげるとか、背中を押してあげられるようなバンドじゃないかもしれないけど、1番近くでずっとずっといたいと思います。これからもChantyをよろしくお願いします。」となんの飾り気もない言葉を送ってくれた。
そしてこれまたワンマンライヴ恒例のカーテンコールへ。“カーテンコーラー千歳”も登場し、最後はこれからのChantyの発展を祈ってと景気よく「Chanty 5!5!」の掛け声で締めくくった・・・はずだった。メンバーが退場するも再び鳴りやまないアンコール。その割れんばかりの声に、メンバーも再登場し急遽Wアンコールへとなだれ込んだのも記念すべきライヴのご愛嬌といったところだろうか。
「お前ら最高だ!まだ足らねえよなあ!」と勢いよく登場した千歳。Wアンコールは本編中、トラブルがあり心残りだったという新曲の『まっさかさまにおちていく』を選曲。
「決まりはないので自由に好きなように楽しんじゃってください。自立!」という芥の言葉を受け、先ほどの本編よりもっと自由に暴れまわる光景を見せつけるフロア。心残りをやり遂げたのも束の間、「今日で俺たちの夏が終わりだと思います。だから、今日ですべてを吐き出していけるか!目に焼き付けて帰るからもっとちょうだい!」と芥がさらに欲張り『やんなっちゃう』へ。後半さらにスピードを上げて一気に駆け抜ける祭囃子に、会場の熱気もますます上がっていった。
そして最後は「疑ってもいいし、信じてなくてもいい。ずっとずっと、僕たちのこの関係性が続きますように。」そんな芥の言葉で始まった『おとなりさん』。フロアは一変の悔いも残らないよう思いっきり腕を上げて飛び跳ね、声をあげて歌い会場とメンバー4人の想いが重なったところで間違いなくChantyの5周年公演が幕を閉じた。
「このままで終わったら後悔するかもしれないっていう気持ちを助けてもらったかもしれない。また、僕たちにチャンスをください。ありがとうございました。5周年これにて終了ですが、俺たちChantyまだまだ終わらねえから!」と最後に告げた芥。
“まだまだ終わらない”そうはっきりと言い切ったその言葉が、何より嬉しかったのは自分だけじゃないはず。
公演を終えての1番の感想は、“去年より良いライヴだった”ということだ。
新体制で初となった昨年の4周年ライヴでは、1つの踏ん切りがついたようなどこか吹っ切れた人間味が滲み出ていて良い意味で泥臭いライヴだと感じられたし、もちろん今より何が劣っていたとかそんなことではない。
ただ、あれから1年経ったこの日のワンマンライヴはなんだか生きていることそのものみたいなライヴだったな、という印象なのだ。Chantyらしいなんて簡単な言葉より、芥、千歳、野中、成人が余計なものをすべて取っ払い残った魂だけで演奏をして歌っているような、そんな“生”が感じられる瞬間がいくつもあった。
あっという間に5周年という節目を迎えたChanty。決して早い月日ではなかったかもしれないが、ここまでくれば6年も7年も8年、9年も変わらないんじゃないだろうか。これからも“Chantyらしく”一歩一歩をファンとともに確実に歩みながら、いつかの10周年へ向けさらに躍進してくれることを願うばかりだ。
文◎糸永緒菓子
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<2019年名古屋ワンマン決定!!>
■どくせんよく~名古屋編~
2019年01月05日(土) 名古屋Electric Lady Land
OPEN 17:00 / START 17:30
前売り 4,000円 / 当日4,500円(D代別)
★チケット:
イープラスプレオーダー 受付期間:2018年9月17日12:00~2018年10月1日18:00
結果確認期間:2018年10月3日13:00~10月5日18:00
入金期間:10月3日13:00~10月6日21:00
・イープラス一般
2018年10月17日10:00~
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<杪秋の秘め事(仮)開催決定!>
■杪秋の秘め事(仮)
2018年11月20日(火) 高田馬場CLUB PHASE
※10月17日発売予定の「壊創するシンポジウム」初回限定版をご購入の方対象の招待制ワンマンになります。
詳細後日発表致します。
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2018年10月17日発売
「壊創するシンポジウム」
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【初回版】豪華なMカード付き / 定価 ¥2,700+税
収録曲 1.綺麗事 2.赤いスカーフ 3.ねえ。 4.まっさかさまにおちていく 5.優しいあなたへ 6.雨傘 7.piano♯4
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【通常版】定価 ¥2,200+税
収録曲 1.赤いスカーフ 2.ねえ。 3.雨傘 4.ポリシー 5.まっさかさまにおちていく 6.綺麗事
2018年09月18日 (火)
【INORAN】<TOUR 2018 “Override 66”>初日、新宿BLAZEよりスタート!──「とにかく皆のハートを掴みたい」
REPORT - 14:00:55Photo by:ヤマダマサヒロ
ライブという表現に拘り抜いた新作『Override』をリリースした、INORAN。彼の全国ツアー『TOUR 2018 “Override 66”』が、9月14日の新宿BLAZEからスタートした。
ライブ当日の新宿は、今年の記録的な猛暑が嘘のように、もう秋の気配を感じる涼しさだったが、会場のBLAZEには満員のオーディエンスが集結し、開演前から強い熱気を帯びていた。
開演時刻、ダンサブルなエレクトロニカのBGMが流れる中、聴衆の大きな歓声を受け、INORAN、Yukio Murata(g)、u:zo(b)、Ryo Yamagata(ds)がステージに登場。EP作『Somewhere』収録の疾走感溢れるロックナンバー、「REDISCOVER ON ANOTHER」でライブはスタートした。
昨年のツアー『SOLO 20TH ANNIVERSARY TOUR-INTENSE/MELLOW』は、メロウな世界観のインスト曲「Come Away With Me」でスタートしたが、今回のオープニング「REDISCOVER ON ANOTHER」のロックらしい力強いグルーヴは、前回とは全く違った世界観を見事に描き出し、今回のセットリストの印象をガラリと変える劇的な効果をもたらしていた。
このイントロの出音で確信したが、今のバンドのエネルギッシュさは本当に凄い。INORAN、Murata、u:zo、Ryoによる現在のバンド編成は6年以上続いてきたもので、作品をリリースしてツアーをする度に、驚くべき成長を遂げてきた。
筆者は、そんな彼らの目覚ましい進化の過程を見てきたが、今、この会場に轟く躍動感溢れ、生命力に満ちたバンド・サウンドは、もう「凄まじい」の一言でしか表現できない。INORANとMurataのスリリングかつ表現力豊かなギターワーク、u:zoとRyoの野生的でダイナミックなリズム、どの音もクールでとにかくカッコ良いのだ。
その後、「Awaking in myself」「grace and glory」という、近年ライブ前半の鉄板となる4曲が披露された。これらは、どれもINORANのピュアで、ストレートなロックさを証明するナンバーである。MCで、INORANが「ヘイヘイ東京、約1年振りにこのバンドで帰ってきました。4曲目だけど満足しちゃったよ。いや、んなワケないか(笑)」と、ジョークを交えて心境を語っていたが、そのコメントも納得なほど、開始4曲の説得力と演奏は圧倒的なものだった。やはりこの感覚は、ライブでしか味わえない、最高に至福な瞬間である。
INORANは、MCで「1年振りのツアーでさ、今こんなことを言うと不謹慎に思われるかもしれないけど、俺はこのツアーで嵐になろうと思っているんだ。音のね」と話していたが、この「ロックな音の嵐」というワードが、今回のツアーの鍵になることは間違いない。
新作『Override』(通常盤)は、映像盤とCD2枚組で構成されており、INORANの“ライブに対する情熱”がたっぷりと詰まっている。本作に収録された、新曲の「I’m Here for you」と「Turn It Around」は、INORANがこのツアーにおいて、オーディエンスと共に歌いたいという、強い想いを込めて作ったナンバーだ。
『Override』について、INORANは「ライブという行為の中で皆の声がもっと欲しくて、そういう想いから生まれたもの。彼らの声を受けて、導かれるように“その先”が続いていくと思う」と語った。
その言葉通り、「I’m Here for you」と「Turn It Around」は、どちらもライブでオーディエンスの声を求める曲だ。リラックスしたムードの「Turn It Around」は、激しい初期衝動を宿した前半パートから、オーディエンスの声がさらに求められる中盤部分でプレイされ、スピーディで疾走感溢れる「I’m Here for you」は、終盤のライブ恒例となる「Get Laid」のオーディエンスとのシンガロングの後で披露され、会場のボルテージをさらに盛り上げる役割を果たしていた。
実際、MCでINORANが「他のバンドのライブも観に行くんだけどさ、ファンも凄かったぜ。ウチらの場合はまぁこんな感じなんだけど(笑)。でもさ、お前達に歌ってほしいから、新曲は絶対に一緒に歌ってくれよな」と語っていたが、この2曲のシンガロングは今後のツアーにおける、大きなハイライトとなるだろう。
その後、INORANは「ライブって良いね。昨日は早く寝すぎちゃったよ(笑)。でさ、そこからライブ、MC、ツアーのことを色々と考えたけど、全部吹き飛んだよ。そんなことを考えるよりも、とにかく皆のハートを掴みたいから」と、語りかける。そんな気持ちが込められた彼らの演奏に、会場のオーディエンス達も全力のレスポンスを返し続ける。
“オーディエンスと共にライブを全力で楽しむ”というテーマを掲げて、ライブで新たな試みが行われたのが、中盤に披露された新曲「adore」だ。ツアーに向けて書かれた未発表のこの新曲を、INORANはこのライブで敢えてデモのイメージのまま演奏するというチャレンジをした。そして、ツアー各会場のオーディエンスの反応を感じた後に、そこから得たイメージをまとめて曲を完成させるという。
また、この曲ではu:zoがドラム、Ryoがギター、Murataがベースと、INORAN以外のメンバー全員が、メイン以外の楽器に持ち替える演奏上のサプライズがあり、その大胆な発想に会場のファンも大いに湧いた。
INORANは、MCで「ツアーのために4曲くらい書いたけど、この曲はデモ段階で演奏したイメージを基に、皆の反応を感じて形にしていきたいんだ。だから、ライブでバンドのパートを変えたら、もっとおもしろいものになる」と話していた。もしかすると、ラフスケッチのようなデモのイメージに、バンド・サウンドを近づける狙いがあったのかもしれないが、そんな従来と異なったアンサンブルの中で、INORANは雄弁にギターを弾いてバンドをリードし、エモーショナルにメロディを歌いながら、オーディエンス達の反応を確認し、何かしらの手応えを掴もうとしていた。
ライブを通し、バンドとオーディエンスがひとつになる喜びを追求した「adore」が、今回の『TOUR 2018 “Override 66”』を経て、どのような形に仕上がるか楽しみだ。
「adore」を終え、いよいよライブは終盤に向かう。ここでは、壮大なスケール感を持つロック曲「raize」から始まり、今やライブの定番となる名曲「Beautiful Now」、シンガロングで盛り上がる新曲「I’m Here for you」など、起承転結のメリハリが効いたナンバーが並ぶ。
その中で、今回筆者が心を強く揺さぶられのが、『INTENSE/MELLOW』でリアレンジされて生まれ変わった「raize」だ。「躊躇せず飛ばしてゆこう、諦めず信じて走ろう〜」という、サビのポジティブなメッセージが実に彼らしく、強く胸に響く。ライブの序盤にプレイされ、同じく『INTENSE/MELLOW』で新たなイメージで蘇った「Daylight」もそうだが、ストレートな日本語の歌詞だと、INORANならではの独自なワードチョイスの魅力が、より明確に伝わってくる。
ラストナンバーは、近年のライブで定番となっている「All We Are」。MCで、INORANは「最近思うんだけど、良いことも悪いことも辛いこともあるけど、今日1日をピークだと思ってみな。そうすると必ず乗り越えられるし、その先のピークも迎えられるようになるから」と語り、また「このツアーで、旅でドキドキしたい。でも旅をしていると、行った場所から家や自分の居場所に戻ることこそが、本当の旅だと思うようになった。最後の曲になるけど、この曲を歌って帰りましょう。気を付けて帰れよ」と、自身の気持ちをファンに語りかける。そんな彼の想いに応えるように、「All We Are」では会場のオーディエンスから、一際大きなシンガロングが巻き起こった。バンドとファンを結ぶ強い絆が現れたこの感動的な光景を見たINORANは、ライブ終了後に「また必ずこの4人で会いにくるからな!」と次の再開を約束し、笑顔でステージを後にした。
これからINORANは、『TOUR 2018 “Override 66”』で、9月17日(月)に梅田CLUB QUATTRO、21日(金)に仙台darwin、24日(月)に名古屋ElectricLadyLandを回り、自身の誕生日となる29日(土)、品川Stellar Ballでツアー・ファイナルのファンクラブ限定公演、『-Tour Final-NO NAME? MEMBERS’ LIMITED LIVE-INORAN PREMIUM B-DAY-』を行う。
常にストイックな深化を続けるINORAN。そんな彼を象徴する言葉が、新作『Override』のドキュメンタリー映像の中にある。「ミュージシャンである前に、音楽ファンだと自分は思っているんですよ。朝起きたりとか、夜寝る前とか、なんかリラックスする時に音楽を聞くんだけど、昨日より今日の方が音楽を好きって思っちゃうよね」
この彼らしい情熱に溢れる言葉に、筆者はINORANの強い音楽愛を感じている。
ライブという表現に拘り抜いたこの『TOUR 2018 “Override 66”』を経て、彼が一体どんな音楽の“その先”を見つけるか、今からとても楽しみだ。
Text by 細江高広
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LIVE
■INORAN TOUR 2018 “Override 66”
9月14日(金)新宿BLAZE [OPEN/START] 18:30/19:00 THANK YOU SOLD OUT!!
9月17日(月・祝)梅田CLUB QUATTRO [OPEN/START] 17:15/18:00
9月21日(金)仙台darwin [OPEN/START] 18:30/19:00
9月24日(月・祝)名古屋ElectricLadyLand [OPEN/START] 17:15/18:00
[料金] 立見¥5,800(税込)/DRINK代別
※3歳以上チケット必要 ※当日学生証提示で¥1,000キャッシュバック
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9.29 品川Stellar Ball公演、追加チケット販売決定!
ステージプラン決定、機材エリア開放につき、NO NAME?会員限定INORAN BIRTHDAY LIVEの追加チケット販売が決定!
追加チケットお申込みは、9月17日(月・祝)正午より受付開始!!
新規ご入会の方も、会員登録後すぐにお申込みいただけますので、この機会をお見逃しなく!!!
INORAN TOUR 2018 “Override 66”
– Tour Final –
NO NAME? MEMBERS’ LIMITED LIVE
– INORAN PREMIUM B-DAY –
9月29日(土) 品川Stellar Ball
[OPEN/START] 17:00/18:00
[料金] オールスタンディング¥5,800(税込)/DRINK代別
※3歳以上有料
[追加チケット受付期間]
9月17日(月・祝)12:00~9月23日(日)23:59
★現在会員でない方も、NO NAME?ご入会手続(入金)完了後、すぐにお申込みいただけます。
(ただし、締切間際を避け、なるべく余裕をもってお手続をお願いいたします)
ご入会はコチラ >> http://inoran.org/no-name/
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■INORAN TOUR 2018 “Override 66”トレーラー映像
■INORAN LIVEトレーラー
RELEASE
「Override」2018年8月22日(水)発売
【DVD版】KIZB-281/¥6,000+税/DVD+CD
[DVD]
■SOLO 20TH ANNIVERSARY TOUR 2017 -INTENSE / MELLOW-<B-DAY LIVE CODE929/2017>
at SHINKIBA STUDIO COAST ライブ映像
■INORAN 20th DOCUMENTARY(約53分収録)
[CD]M1.I’m Here for you M2.Turn It Around
INORAN「I’m Here for you」Music Video>>https://youtu.be/KNADB2eJWfk
商品情報詳細>>http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=33839
NO NAME?限定Blu-ray版販売に関する詳細>>http://inoran.org/14304
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■INORAN「Override」【DVD版】発売記念イベント「DVDジャケットサイン会」
9月25日(火)18:30 ~愛知・HMV栄
詳細>>http://www.kingrecords.co.jp/cs/t/t11199/
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INORAN OFFICIAL FAN CLUB「NO NAME?」>>http://inoran.org/no-name/
INORANオフィシャルサイト>>http://inoran.org/
Photo by:ヤマダマサヒロ
2018年09月13日 (木)
【ライヴレポート】<コドモドラゴン 全国ワンマンツアー「だから僕は二度刺す。」ファイナル>2018年9月12日(水)EX THEATER ROPPONGI◆
REPORT - 13:37:20最新シングル「棘」を手にした全国ワンマンツアー<だから僕は二度刺す。>を通し、各地のファンたちに毒々しい刺激を刺してきたコドモドラゴン。同ツアーのファイナル公演を、9月12日(水)にEX THEATER ROPPONGIで開催した。
場内へ広がったカラフルなリングライトの波。メンバーの登場に合わせ沸き起こる、怒号にも似た声援。その声を受け、ハヤト(Vo)がこう叫んだ。
「おっぱじめようか、東京!」
冒頭に突き付けたのは最新シングルの「棘」、ノイズにも似た轟音を撒き散らす。
客席へスタンドごとマイクを突き付け、煽るmeN-meN(B)。場内から押し寄せる気迫を轟音で打ち返すように「WOLFMAN」を演奏。終始、拳を突き上げ身体を激しく折り畳む観客たち。フロアにはすでに熱が体積し始めている。
ゆめ(Gt)のフリーキーなギターのフレーズが、頭の螺子を一気に緩ませた。疾走する「Can’t stop MAD teens.」の演奏へ、激しく身体を揺らし沸き立つ感情をぶつける観客たち。サビではディスティックな表情に変貌。縦に横に、止まることなく観客たちの身体を、コドモドラゴンは揺さぶり続けていた。
「夏の最後の締めくくり、バシッといこうぜ!」
「薄味の思い出じゃ記憶に残んねぇぞ!」
ハヤトの言葉と心臓が飛び出そうな音玉の破裂音を合図に、楽曲は「アリア」へ。低音の効いたビートを響かせ身体を揺さぶれば、サビでは気持ちを高揚させる歌を届けてゆく。空へ突き上げた拳は降ろすことを知らない。
心の奥底から炎が燃え盛るように、感情を熱く搔きむしる「自絞首」をブースト。サヒではメンバーと観客たちが共に叫べば、激しく身体を折り畳む光景が広がりだす。歪んだ音を響かせたゆめのギターリフから、楽曲は「つまり最愛です」へ。躍動する重厚な演奏に身体が打ち震える。今にも客席へ跳び込まんばかりの姿勢で観客たちを煽るハヤト。メンバーたちも、身体を大きく揺らし演奏を突き付ける。猛々しいチャム(Dr)のドラムビートを合図に、野生の魂を呼び起こすように流れた「堕落」。荒々しい演奏の上で、毒の効いた歌を絡ませるハヤト。激しくも刺々しい、このヤバい刺激がコドモドラゴンらしいスタイルだ。そして演奏は、フリーキーでサイコティックな「ドロップチューン」へ転化していった。
「思い出作りには仲間が多いほうがいいだろう。せっかく集まったんだ、記憶に残していけ!」
飛び出したのは、コドモドラゴンを活動初期から支えてきた「平成マキシマナンバー」。フリーキーでファンクなコドモドラゴン流毒舌パンクナンバーに合わせ、会場中の人たちがタオル振りまわし踊り狂う。場内に渦巻く熱気をさらに高みへ導こうと、ゆめがギターを掻き鳴らす。演奏は「ISOLATION」へ。
これまで以上に低音の効いた演奏だ。感情を奈落へたたき落とすように「アーメン」をブースト。奈落に蠢く感情を、吹き上がる炎に乗せ一気に沸き立たせた「BONEHEAD」。“マイノリティは何処ですか”と叫ぶ観客たち。彼らと一緒に暴れ騒ぐことか、僕らにとってのポジティブに生きる宣言。彼らに、そう教えられた気がする。
「お前らの感情、すべて吐き出してこい!」
「狂ってこい!」
凄まじい轟音と共に叩きつけたのが「この世界は終わりだ。」。“この世界は終わりだ”と歌い演奏しながら、沸き立つ感情をダイレクトに叩きつける4人。猛り狂った音は確かに理性を持っていた。その理性は火照ったアドレナリンと化し、身体中の血管を駆け巡り、その場にいる人たちの感情を開放していった。
暴走した演奏は止まることを知らない。勢いをさらに加速させるように突き付けた「御乖離」。切っ先鋭い鋭利な歌や演奏が身体のあちこちを貫く。シニカルで毒々しい言葉が熱狂の中、生きる意味を教えてゆく。
「お前らが感じる苦しみも、幸せも、何もかもこの曲と一緒に沈めてやる。」
感情を剥き出した演奏を武器にコドモドラゴンが突き付けたのが「水槽」だ。
「お前らのいるべき場所は、この空間で間違ってないかい。俺たちが、お前たちの居場所にちゃんとなれてるか。それを一緒に証明しよう。」
最後に突き付けた「HEMLOCK」に合わせ、絶叫張り上げ飛び跳ねる観客たち。
「ずっと僕らは居場所を探していた。」
生きる意味を探し続けてゆくメンバーらが、彼らの生き方に共鳴する観客たちが、ここが僕らの、私たちの居場所なんだと宣言するように「HEMLUCK」を共に歌いながら熱狂に身を委ねていた。
「俺たちの夏をまだ終わらせるわけにはいかねぇよな!最高の夏の終わりを作ってやろうじゃねぇか!」
「無脳bot」から幕を開けたアンコールでも、コドモドラゴンは激熱な演奏を叩きつけ観客たちを右へ左へ揺らせば、大きな折り畳みの風景を描きだす。そう、轟音の中で暴れ倒すことが最高の快楽だ。何度も繰り返す煽りの光景、「ゼロアイデンティティー」を通し興奮をさらに高みへ導けば、最後はコドモドラゴンの歩みへ熱狂を刻み続けてきた「RIGHT EVIL」だ。「とどめ刺しちゃっていいですか!」の叫び通り、会場中の誰もがエナジーをすべて出し切る勢いで暴れながら、熱狂という手を伸ばし抱き抱えていった。
「したかったライブが目の前にあって楽しかったです。次に伝えたい想いを一つずつみんなに伝えていきたいと思うので、次のツアーも全力でついてきてください」(ハヤト)
そして、これからのコドモドラゴンは…。
コドモドラゴンはこの日の公演中、11月7日(水)に15thシングル「想葬」を4-TYPE発売することを発表。森や洋館を舞台に撮影した幻想的なMVの完成も楽しみだ。
さらに彼らは、この「想葬」を手に11月10日より<コドモドラゴン 14th Oneman Tour「没」>をスタートさせる。11月16日の大阪BIG CAT公演は8周年記念ということで、“ジャージ姿”というコドモドラゴンらしいドレスコードも設定。その日だからこそのスペシャルなライブも楽しめそうだ。
年内に17カ所廻ったあとに、コドモドラゴンはツアーファイナルを2019年1月9日(水)にマイナビBLITZ赤坂で行う。彼らにとって思い出深い場所での久しぶりの公演。どんな暴れっぷりを見せてくれるかにも期待したい。
PHOTO: Keiko Tanabe
TEXT:長澤智典
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全国ワンマンツアー<だから僕は二度刺す。>FINAL
2018年9月12日(水)EX THEATER ROPPONGI
―セッリトスト―
『棘』
『WOLFMAN』
『Can’t stop MAD teens.』
『アリア』
『自絞首』
『つまり最愛です』
『堕落』
『ドロップチューン』
『平成マキシマナンバー』
『ISOLATION』
『アーメン』
『BONEHEAD』
『この世界は終わりだ。』
『御乖離』
『水槽』
『HEMLOCK』
-ENCORE-
『無脳bot』
『ゼロ・アイデンティティー』
『RIGHT EVIL』
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<音源情報>
コドモドラゴン
15th maxi single「想葬」
2018年11月7日(水) 4type同時発売
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Atype【初回限定盤】CD+DVD
¥1,800(税別)/BPRVD-314
CD2曲+DVD「想葬」PV・メイキング
[封入]全タイプ購入特典応募券「A」+応募ハガキ
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Btype【初回限定盤】CD+DVD
¥1,800(税別)/BPRVD-315
CD2曲+DVD「想葬」マルチアングルPV
[封入]全タイプ購入特典応募券「B」
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Ctype【通常盤】
¥1,500(税別)/BPRVD-316
CD2曲+ボーナストラック+インスト3曲
[封入]全タイプ購入特典応募券「C」
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Dtype【通常盤】
¥1,500(税別)/BPRVD-317
CD2曲+ボーナストラック+インスト3曲
[封入]全タイプ購入特典応募券「D」
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・全タイプ共通封入特典:トレカ2枚(全8種)
・全タイプ購入応募特典有
「想葬」Atypeに封入されているハガキに「想葬」A~Dtypeの帯についている応募券を全て貼って送ると、応募者全員に14th Oneman Tour「没」パンフレットプレゼント!
※詳細はAtype封入の応募ハガキをご覧ください。
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<LIVE情報>
■コドモドラゴン 14th Oneman Tour 「没」
●チケット代
前売り¥4,000 / ¥4,500
Final¥4,800 / ¥5,300
★チケット:
FC先行受付:9月13日(木)~9月24日(月)
一般発売:10月13日(土)
●OPEN/START
名阪 17:15/18:00
北海道2日目 17:00/17:30
Final 17:30/18:30
その他 17:30/18:00
●OA(BabyKingdom)有り箇所
(千葉/埼玉/愛知/広島/福岡/京都/石川/新潟/宮城/)
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●日程
11月10日(土)【千葉】柏 PALOOZA
11月11日(日)【埼玉】HEAVEN’S ROCK さいたま新都心 VJ-3
11月14日(水)【愛知】名古屋E.L.L.
11月16日(金)【大阪】大阪 BIGCAT -8周年記念日-
11月19日(月)【岡山】岡山 CRAZYMAMA KINGDOM
11月21日(水)【広島】広島セカンド・クラッチ
11月23日(金・祝)【福岡】福岡DRUM Be-1
11月25日(日)【京都】KYOTO MUSE
11月28日(水)【金沢】金沢 AZ
11月30日(金)【新潟】新潟 GOLDENPIGS RED STAGE
12月02日(日)【宮城】SENDAI CLUB JUNK BOX
12月05日(水)【青森】青森 Quarter
12月08日(土)【北海道】札幌 DUCE
12月09日(日)【北海道】札幌 DUCE
12月12日(水)【岩手】盛岡 CLUB CHANGE WAVE
12月14日(金)【福島】郡山 CLUB#9
12月16日(日)【栃木】HEAVEN’S ROCK 宇都宮 VJ-2
-Tour Final-
2019年1月9日(水)【東京】マイナビBLITZ赤坂
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★コドモドラゴン Web★http://codomo-dragon.net/
★コドモドラゴン twitter★https://twitter.com/codomo_official