2019年04月06日 (土)
【ライヴレポート】<mitsu PRESENTS「みつどもえ」>2019年4月5日(金)TSUTAYA O-WEST◆mitsu、SHIN(ex.ViViD)、ダウト◆「あらゆる垣根を越えて、アーティスト同士が近い距離で面白いものを生み出していけたら」
REPORT - 21:00:51今年7月20日に、ソロ活動4周年を記念して恵比寿LIQUIDROOM公演を行うmitsuが、個性豊かなソロアーティスト・バンドとの3マンライブ『みつどもえ』を開催。
好評を博した前回の開催から7ヵ月ぶりとなる今回の三番勝負。
初日の4月5日には、長年、共にヴィジュアル系シーンを牽引してきたSHIN(ex.ViViD)とダウトが登場し、熱い競演を繰り広げた。
2015年にソロ活動をスタートして以降、ヴォーカリストmitsuは、自分1人でどこまでできるのか?を試すように、より強い信念を持って音楽と向き合ってきた。
その姿は、端から見れば完璧な優等生のように映っていたかもしれない。
しかし、その内側は常に不安や焦りとの闘いで、時折弱さに飲まれそうになりながらも、なんとかここまで歩み続けてきた。
道に迷った時、彼を希望へと導いたのは、ヴォーカリストを志した時から変わらぬ歌への情熱と、彼のまっすぐな想いに寄り添う仲間達の存在――。
それはもちろん、この日会場に足を運んだ観客1人1人も然り。
そんなかけがえのない同志に自身の進化の片鱗を見せるべく、O.Aに登場したmitsuは、泰斗(Key)、柴由佳子(Vn)というお馴染みのメンバーと『エトリア』をアコースティックバージョンで届けた。
O.Aを挟み、トップバッターを務めたのは、こちらも2016年からソロ活動をスタートさせたSHIN。
ハンドクラップで観客を煽りながら弾けるようにステージに飛び出すと、エモーショナルに『paradox』をぶちまけ、フロアを揺らした。
そして、バンドが解散してもなお、音楽を続けていたからこそ実現したこの日の競演を噛みしめながら、カヴァー曲『GLAMOROUS SKY』など、全7曲を披露。
ラストは笑顔を輝かせながら『just going true side』を届けると、嵐のようにステージを去っていった。
2番手は、この日、唯一バンド形式で登場したダウト。
幕が開くと、ステージには煌びやかな衣装を身に纏ったメンバーがスタンバイし、ゴージャスな最新曲『金魚蜂』で一気に加速していった。
幸樹の豪快な煽りに応えるよう、『感電18号』では早くもお祭りモードに。
卒業ソング『SAKURAリフレイン』で会場を春色に染める場面もありつつ、後半は遊び心のある暴れ曲で、限界まで高まっていたライブ欲を思う存分に発散!
最後は力強い三々七拍子で締めくくった。
そして、満を持してmitsuがステージへ歩み出す。
1曲目を飾るのは、O.Aでも披露した『エトリア』。
夢時(Gt)、KOUICHI(Gt)、Sato(Ba)、Aki(Dr)、泰斗(Key)、柴由佳子(Vn)によるスペシャルバンドに背中を預けて、軽やかに歌い始めれば、観客の心の中には、青く澄み切った海、夜空に咲く打ち上げ花火、甘酸っぱい恋愛のワンシーンがパッと広がっていく。
と同時に、笑顔を振りまきながらも、力強く拳を突き上げるmitsuの姿はじつに頼もしい。
そのまま繋いだ『It’s So Easy』には、豪華メンバー達のソロパートもあり、観客達は、緻密に練られたエンターテインメントショーにあっという間に飲み込まれていった。
雄弁なMCで笑いを誘うと、ピアノの音がキンモクセイの甘い香りを連れて舞い込み、切なくも前向きな言葉を綴ったラブソング『キンモクセイは君と』へ。
mitsuの綴る歌詞はノスタルジックな世界観のものも多いが、ライブでは、観客との一体感を楽しみながらパワフルに歌い上げる。
それは、夏と共に儚く散りゆく恋を描いた『蛍』でも変わらず。
生バンドの演奏に合わせて観客がジャンプを繰り返すたびに、フロアは凄まじい熱気を帯びていくのだった。
中盤には、嬉しいサプライズも用意されていた。
「次の曲、初めてやる新曲となります!」と言い添え、ダンサーを呼び込むと、新曲『じゃないか』をダンスパフォーマンスを交えて披露したのだ。
事前にSNSを通して予告していたものの、目の前でキュートに踊り出すmitsuにフロアからは思わず歓声が挙がる。
自分でも「30歳にして初めてダンスに挑戦しました。10年前の俺だったら絶対やめろって止めてた(笑)」と語っていた通り、ダンスは今の彼にしか見えなかった可能性だが、これもまた、ソロアーティスト・mitsuが目指す次のステージには欠かせない挑戦。
眩しい笑顔の奥に闘争心や強い覚悟を秘めながら、全力で歌い踊ると、後半戦はアグレッシブなロックチューンで畳みかけた。
「いけるかい⁉」
熱く煽りながら突入したのは、“折り畳み”など、ヴィジュアル系特有のノリが逆に新鮮な『Crazy Crazy』。
『into DEEP』では、観客も腹の底から声を張り上げ、“楽しい”を見せつけるようにタオルを振り回す。
そう、『みつどもえ』は対バンとの競演だけでなく、mitsu・バンド・ファンの本気のぶつかり合いでもあるのだ。
油断していたら振り落とされる――。
そんな危機感さえ与える勢いで駆け抜けると、最後は、「ソロなんでいろいろ障害もあるんですけど、1個1個、自分の目で確かめて挑戦していこうと思って書いた曲です」と『ラストヒーロー』を熱唱。
鳴りやまない“アンコール”に後ろ髪を引かれながら、『みつどもえ』初日は閉幕した。
「バンドもスタッフも含め、こうやって1つのチームになってライブをやったのは今回が初めてだったんですけど、人が集まってくれるのって楽しいですね!
僕は完全に自主で活動していることもあって、あらゆる垣根を越えて、アーティスト同士が近い距離で面白いものを生み出していけたらと常々思っていたんです。
今回の『みつどもえ』は、そういう想いにゲストアーティストも賛同してくれて、バチバチにぶつかり合いながら一緒に高め合っていけているのを感じました」
終演後、興奮冷めやらぬ様子で現れたmitsuは、初日の手応えをそう語った。
なお、次回の『みつどもえ』2日目は、4月26日、TSUTAYA-O-WEST。
GOTCHAROCKAとユナイトを相手に、どんな熱いパフォーマンスを繰り広げるのか?
そして、恵比寿LIQUIDROOM公演へ向けてどんな進化を遂げるのか?
今後もmitsuから目が離せない。
文◎斉藤碧
写真◎ayak
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<ライヴ>
■mitsu PRESENTS「みつどもえ」
…………………………………………
4/26(金)TSUTAYA O-WEST
ACT:mitsu
Guest:GOTCHAROCKA/ユナイト(50音順)
…………………………………………
5/17(金)TSUTAYA O-WEST
ACT:mitsu
Guest:Develop One’s Faculties/Blu-BiLLioN(50音順)
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<Release>
★mitsu 1st EP「OVER」絶賛販売中!
【CD収録曲】
1.蜃気楼
2.鼓動
3.リバーシブル
4.じゃないか
【YouTube】
https://www.youtube.com/channel/UCQgQJOIix1jlYHxJOiAz8Aw
★mitsu OFFICIAL SITE★
http://www.mitsu-official.com/home/
2019年04月03日 (水)
【ライヴレポート】<UNiTE. 8th Anniversary oneman live [-U&U’s oneworld-]>2019年3月30日(土)日テレらんらんホール◆10年、20年と一緒に笑っていられますように──。
REPORT - 16:24:56
ユナイトが誕生して早いもので8年が経った。移り変わりの早いヴィジュアルシーンの中で“終わらないバンド”という命題を掲げ活動してきた彼らにとって、この8年間は決して楽な道のりを歩んできたわけではない。常に笑顔をたやさない5人ではあるが、壁を乗り越えるたびにメンバー間でぶつかったことも一度や二度では済まない。それでも、ここまで長く続けることができたのは、U’s(ユナイトファンの呼称)がいたから。中には、ライブには行ったことがないけれどずっと応援してきたという人もいるだろうし、最近ユナイトの楽曲を聴いて興味を持ったという人もいるはずだ。どちらも、彼らにとって立派な支えになっていることは間違いない。好きになるのに年月は関係ないし、彼らの曲はどこからでも入りやすい。とはいえ、さすがに8周年記念のライブともなれば、メンバーからしたらこれまで作ってきたすべての曲を披露したい気持ちになるところだが、彼らは違った。この日は、華美な演出を一切加えずにバンドスタイルのみでライブを展開するというシンプルな構成で、U’sを大いに楽しませてくれたのだった。
「8周年始めるよ!」いつもどおりの伸びやかな声で結(Vo)がライブの始まりを告げると、メンバーカラーの光で埋め尽くされた場内はU’sの笑顔と共に輝きを増していく。最新曲「ビリブオアノ」をオープニングに持ってくるあたり、今の自分たちが1番かっこいいと思うんだけどどうかなという自信が伺える。ふと、ステージ後ろに目をやると、莎奈(Dr)が使用しているバスドラムのフロントヘッドが「ビリブオアノ」のジャケット写真と同じとなっているではないか。本日のライブ会場である日テレらんらんホールはよみうりランド内にあるだけに、遊園地には欠かすことのできないメリーゴーランドの絵柄が会場の雰囲気にとてもよく合っていた。ポップな歌声に乗って客席からも合唱が沸き起こる。穏やかな空気が流れる中、ライブは次へと進んでいった。「無限ピクセル」では椎名未緒(Gt)がカラフルなツインテールを揺らしながら演奏すると、「U-s m e h-」はサビ始まりの曲ということもあって、突き抜けるような爽やかさにU’sは終始楽しそうな表情を浮かべながらメンバーを見つめていく。その後、「時間は長いですけど最初からガンガン飛ばしていきましょう!」と煽りを入れると、「ナユタの秘密」ではU’sが一斉にジャンプをして曲を盛り上げる。ここでは、サビ部分に入る前にハク(Ba)がベースをリズミカルに奏でることによって、みんなの気持ちを音で引っ張ってくれていたのが印象的だった。
「たくさんのアトラクションのように、色々な僕らを見せたいと思ってます」その言葉を引き金に「good night」と「栞」が演奏されたのだが、その前にチャイナ風のメロディがクセになる「隕石系スタジオパンダ」を披露したのが良かった。先に挙げた2曲は歌を聴かせることに徹底的にこだわっているだけに、歌詞が意味不明で楽しいと話題を呼んだ「隕石系スタジオパンダ」とは楽曲ジャンルが異なっているのは明らかだ。そうやって、同じバンドが作ったとは思えないぐらいのギャップを1つのライブで見せてくれるのがユナイトの良いところ。だが、楽曲のタイプが違うとはいっても、瞬時にして場の雰囲気を切り替えるのはなかなか難しい。それでも「色々な僕らを見せたいと思っている」と言っただけあって、この後の見せ方には感心してしまった。「栞」から「Kud’」へと場面は変わり、演奏が終わるとすぐに楽器隊はステージの袖へとはけたのだが、ステージに1人残った結が客席すべての視線を集める中で、「イオ-PiANO COSMiC-」を歌い上げたのだった。その堂々としたたたずまいから、8年という歳月をかけてユナイトのフロントを守ってきたのが彼で良かったと思わせてくれた。歌い終わりにお辞儀をして袖に一端はけると、入れ替わるようにして楽器隊がステージに戻ってきた。4人だけで演奏された「ユニコーン」は、この周年ライブのために作られたというインスト曲。みんなからの反響が良ければ今後音源化することがあるかもしれない、とこの後のMCで言っていたのだが、ライブでのU’sの反応を観るかぎり、音源化される日も遠くはないはずだ。
ここからライブは中盤戦。インスト曲を間に挟んだことによって、ダレることなく「silence dreamer」へとつながった。「この会場をダンスホールにしようよ!」という合図で始まった「Romantic☆Trampoline」は「隕石系パンダ」同様、歌詞の面白さが特徴的だ。「Romantic☆Trampoline」の作詞・作曲を手掛けたのはLiN(Gt)なのだが、ユナイト結成当初から飛び道具的な楽曲を作るのが得意な彼にとって、こうした摩訶不思議系の楽曲は朝飯前と言っていいだろう。よく、アイドルへの褒め言葉として、あの子はアイドルになるために生まれてきたと言う人がいるが、LiNの場合はヴィジュアル系をやるために生まれてきたんじゃないかと思うことがある。それだけ、楽曲を通して自分のプロデュースの仕方がうまい。だが、ユナイトが全員LiNのようだったら、それはそれでつまらない。それぞれがちゃんと個性を持って曲を表現しているからこそ、1つの集合体として成り立っているのだ。「その調子で、この後のライブもみんなで作っていこう!」と、「ubique」の後に結が客席に声をかけると、そこから雰囲気は一転、激しいモードへと突入した。
「離見」をきっかけに、未緒とLiNが同時にギターを回す姿が華やかだった「FCW」、結が楽しそうに「声出してみようか、もっと!もっと!」と煽りを入れて「失望エミュレイター」へと続くと、この会場がホールだということを忘れてしまったのではないかというぐらいの暴れ方で曲の世界観に入っていくU’s。そこに、「イタダキマス」の台詞が人気のハードナンバー「ice」が投下されたものだから、火に油を注ぐような勢いで盛り上がりが加速していった。「楽しい時間は早いもので、もう18曲、あっという間だね。もうちょっとやってほしい? もっと声出せんじゃないの? ラストスパート飛ばしていこうか!」ライブが後半へと進む頃にはみんなバテてしまうだろうと思っていたのだが、ステージも客席も疲れを知らない。むしろ、1曲ごとにますます元気になっているようだ。「ジュピタ」を始め、ユナイトの新境地を切り開いたといっても過言ではない「-ハロミュジック-」と、演奏を重ねるにつれてみんなの笑顔が増えていくのがわかる。
「僕らを支えてくれてありがとう!」そう伝えると、8年間の最後の曲として「starting over」が演奏された。カラーテープが舞う中でU’sは隣の席同士で手をつなぎステージを見守る。幸せな気分のまま曲が終わると、「8年間長かったけど、みんなと出会えたからユナイトをやってて良かったと思います。見つけてくれて、好きになってくれて、ありがとう!」その真っ直ぐな言葉に客席からは温かな拍手が贈られたのだった。この後には、結からU’sに向けて改めて感謝の気持ちが述べられた。意外だったのは、8年間の思いを1人ずつ振り返るという感傷的な場面がなかったこと。それは、彼らがこの先を見ているから。周年ライブとはいえユナイトはここで終わりではない。その証拠に、夏には新作をリリースするし、ワンマンツアーも行うことが発表された。秋のワンマンツアーも既に決まっているという。そうやって、彼らは未来を見据えて行動している。本編ラスト、活動9年目最初の曲として演奏された「ホワイトスイマー」の後で「願わくは、10年、20年と一緒に笑っていられますように!」と結は言っていた。それが実現するよう、いつまでもユナイトには“終わらないバンド”でいてほしい。
取材・文◎水谷エリ
写真◎MASANORI FUJIKAWA/nishinaga “saicho” isao
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UNiTE. 8th Anniversary oneman live [-U&U’s oneworld-]
2019.3.30(土)日テレらんらんホール
- ビリブオアノ
- 無限ピクセル
- U -s m e h-
- ナユタの秘密
- ユキノシタ
- 隕石系スタジオパンダ
- good night
- 栞
- Kud’
- イオ -PiANO COSMiC-
- ユニコーン ※instrumental
- silence dreamer
- Romantic☆Trampoline
- ubique
- 離見
- FCW
- 失望エミュレイター
- ice
- ジュピタ
- small world order
- –ハロミュジック-
- starting over
- ホワイトスイマー
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<LIVE情報>
■ユナイト 2019 SUMMER ONEMAN TOUR 「みんなのおと」
7月14日(日) 名古屋ell.FITS ALL
7月15日(月・祝) 金沢AZ
7月18日(木) HEAVEN’S ROCK さいたま新都心VJ-3
7月19日(金) 水戸LIGHT HOUSE
7月26日(金) 仙台MACANA
7月28日(日) 盛岡 the five morioka
7月31日(水) 札幌COLONY
8月 1日(木) 札幌COLONY
8月 4日(日) 新潟GOLDEN PIGS BLACK STAGE
8月 5日(月) 高崎club FLEEZ
8月 9日(金) 神戸VARIT.
8月11日(日) 広島SECOND CRUTCH
8月13日(火) 福岡DRUM SON
8月14日(水) 福岡DRUM SON
8月16日(金) OSAKA MUSE
8月23日(金) 渋谷WWW X
【チケット料金】 前売¥4,300 (税込・スタンディング・ドリンク代別途)
※未就学児童入場不可※営利目的の転売禁止・転売チケットの入場不可
【チケット抽選先行】
<mobile FC [elite U’s]>(※整理番号A)
[受付期間] 3月30日(土)20:00 ~ 4月8日(月)16:00
https://sp.unite-mobile.com/pc/index.html
<ユナイトofficial web site>(※整理番号B)
[受付期間] 3月30日(土)20:00 ~ 4月8日(月)16:00
【一般発売日】6月1日(土) 10:00
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■ユナイト2019 AUTUMN ONEMAN TOUR 「アンコール」
10月 5日(土) 高田馬場AREA
10月11日(金) 名古屋ell.FITS ALL
10月13日(日) 広島SECOND CRUTCH
10月16日(水) 福岡DRUM SON
10月20日(日) ESAKA MUSE
10月25日(金) 仙台MACANA
10月28日(月) 札幌COLONY
11月 4日(月・祝) 渋谷ストリームホール
【チケット料金】前売¥4,300(税込・スタンディング・ドリンク代別途)
※未就学児童入場不可※営利目的の転売禁止・転売チケットの入場不可
【一般発売日】9月1日(日) 10:00~
【チケット抽選1次先行受付】
<mobile FC [elite U’s] >
[受付期間] 6月8日(土) 0:00~6月17日(月) 16:00
<ユナイトofficial web site>
[受付期間] 6月8日(土) 0:00~6月17日(月) 16:00
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■リリース情報
ニューシングル 2019年夏発売予定
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■インストアイベント
6月29日(土) 渋谷ZEALLINK(2部制)
6月30日(日) 自主盤倶楽部 / littleHEARTS.新宿店
7月 6日(土) Brand X(2部制)
7月13日(土) fiveStars
7月27日(土) littleHEARTS.仙台店
7月30日(火) 音楽処
8月 2日(金) 音楽処
8月 8日(木) littleHEARTS.大阪店
8月10日(土) マジカルスクエア
8月14日(水) SKULL ROSE福岡店
8月17日(土) 大阪ZEALLINK (2部制)
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ユナイト オフィシャルサイト http://www.unite-jp.com/
ユナイト オフィシャルTwitter @official_unite
2019年04月02日 (火)
【ムック】2019年4月1日(月)Zepp Tokyo<壊れたピアノとリビングデッド>◆「令和!」のコール&レスポンスも起こした5人の死霊たち。“壊れたピアノとリビングデッドはまだまだ終わらない”
REPORT - 20:46:29コンセプト・アルバム『壊れたピアノとリビングデッド』の発表に合わせて、2月からスタンディング会場を廻るツアー<壊れたピアノとリビングデッド>をスタートさせたMUCC。
そのファイナル公演が4月1日にZepp Tokyoで行なわれた。
SE「壊れたピアノ」に合わせて、ステージを覆っていた赤いオペラ幕が開くと、目に込んできたのは『壊れたピアノとリビングデッド』のジャケット柄の巨大バックドロップ。
そんなシアトリカルなムードを放つステージに、期間限定メンバーの吉田トオル(Key.)がまず現れた。
SEに生のピアノ・フレーズを重ね、次に登場したSATOちがリズムを絡ませる。
さらにYUKKEはアップライト・ベース、ミヤはキーボード。最後に出てきた逹瑯はブルースハープを吹いて一礼。
ステージに揃ったホラー的なメイクをした5人、まさに生き返った死霊のような雰囲気すら漂っている。
そのまま「サイコ」へ突入。5人の死霊から放たれるのは、覚醒させる音と歌だった。
ライトを浴びてバックドロップに浮かび上がるメンバーの影が、アルバムの世界観をも演出。
吉田トオルが加わったことで、過去のナンバーのアレンジも変えるなど、馴染み深い曲なのに刺激もたっぷり。
MUCCのメンバーも、この編成でしか成しえないバンド・アンサンブルを思いっきり楽しみ、それが高いテンションにもつながっていた。また新元号の「令和」が発表されたこの日。
当たり前のようにネタにするのは逹瑯で、「令和! 令和!」とコール&レスポンスまで起こした。
そしてライヴ中盤、悲しみのバラード「レクイエム」に続いたのは「In the shadows」。
真っ赤なライトを浴びながらストロングなバンド・サウンドでファンを圧倒。
かと思えば、それに続く「積想」では、ミヤがグランドピアノを弾き、逹瑯が情感豊かな歌で引き込んでいく。
そこから今度は「百合と翼」で、疾走するキャッチーなメロディとともに突き抜けていく。
バンドとしてすでに結成から20年以上、培った実力をそれぞれが発揮しながら各楽曲に命を吹き込み、緊張感も感動も解放感も作っていくMUCCだった。
そうしたリビングデッドな瞬間を何度も見せつけながら、本編ラスト「Living Dead」まで合計19曲を披露。
そしてアンコールではメロディック・デスなMUCCで攻め立て、フロアではウォール・オブ・デスやクラウドサーフまで巻き起こった。
アンコール4曲目「大嫌い」のエンディング、メンバーが一人ずつステージから去っていくなかで、ステージ後方の黒幕が開いてスクリーンに。
そこに映ったのは“壊れたピアノとリビングデッドはまだまだ終わらない”という文字。
続けて発表されたのが、令和元年初日の5月1日から始まるホール・ツアー<壊れたピアノとリビングデッド feat.殺シノ調ベ>、7月から各地域ごとに行なう<MUCC 2019 Lock on snipe tour>の開催決定、さらに40代に突入する各メンバーの誕生日に合わせた<MUCC BIRTHDAY CIRCUIT 2019「40」>の開催。
アンコールのラスト「TONIGHT」は、次々に決まったライヴの喜びとともに、興奮と熱気ばかりが渦巻くステージに。
高揚で表情も上気させる死霊5人がステージにいた。
写真◎西槇太一
文◎長谷川幸信
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<2019年4月1日 「壊れたピアノとリビングデッド」@ZeppTokyo SETLIST>
1.サイコ
2.アイリス
3.オルゴォル
4.ヴァンパイア
5.G.G.
6.絶望楽園
7.TIMER
8.自己嫌悪
9.マゼンタ
10.鎮痛剤
11.レクイエム
12.In the shadows
13.積想
14.百合と翼
15.遥か
16.夕紅
17.フライト
18.カウントダウン
19.Living Dead
EN1.Mr.Liar
EN2.MAD YACK
EN3.蘭鋳
EN4.大嫌い
EN5.TONIGHT
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≪MUCC Information≫
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<Live>
■壊れたピアノとリビングデッド feat. 殺シノ調べ
5月1日(水) 中野サンプラザ OPEN 17:00 / START 18:00 (問)DISK GARAGE 050-5533-0888
5月2日(木) 中野サンプラザ OPEN 17:00 / START 18:00 (問)DISK GARAGE 050-5533-0888
5月19日(日) 名古屋特殊陶業市民会館ビレッジホール OPEN 17:00 / START 18:00 (問)ジェイルハウス 052-936-6041
6月9日(日) グランキューブ大阪 OPEN 17:00 / START 18:00 (問)キョードーインフォメーション 0570-200-888
【チケット料金】前売:全席指定 \6,900(tax in)
【チケット一般発売中】
イープラス http://urx2.nu/Q2yV
ローソンチケット http://urx2.nu/Zok2
チケットぴあ http://urx2.nu/RpSj
※未就学児入場不可 / 営利目的の転売禁止
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■『MUCC BIRTHDAY CIRCUIT 2019「40」』 詳細→https://55-69.com/news/167999
<ミヤ day>~COMMUNE Feat.EN Miya40TH SPECIAL~
7月26日(金) 東京 新木場STUDIO COAST OPEN 15:30 / START 16:30
【出演】MUCC/X-SUGINAMI/ROTTENGRAFFTY/メトロノーム/lynch.
<SATOち day>~じゃっくいんざぼっくす–さとちのおたんじょうかい–~
8月12日(月/祝) 東京 豊洲PIT OPEN 16:00 / START 17:00
<逹瑯 day>~Happy Birthday to 逹瑯 –君とムックとあの人とあの人とあの人–~
8月21日(水) 大阪 なんばHatch OPEN 18:00 / START 19:00
<YUKKE day>
『MUCC BIRTHDAY CIRCUIT 2019 Grand Final「40」』
~YUKKE限定 LASTGIGS –孤独の40歳児、今日だけは許して下さい–~
11月5日(火) 東京 TSUTAYA O-EAST OPEN 18:00 / START 19:00
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■MUCC 2019 Lock on snipe tour #4『東北型壊れたピアノとリビングデッド収監6days』
7月1日(月)青森 Quarter
7月3日(水)秋田 Club SWINDLE
7月5日(金)盛岡 club Change WAVE
7月6日(土)山形 ミュージック昭和Session
7月8日(月)仙台 Rensa
7月9日(火)郡山 CLUB #9
詳細はコチラ→ https://55-69.com/news/167996
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■MUCC 2019 Lock on snipe tour #5『中国型壊れたピアノとリビングデッド収監5days』
7月15日(月/祝) 岡山 CRAZYMAMA KINGDOM
7月17日(水) 広島 CLUB QUATTRO
7月18日(木) 周南 RISING HALL
7月20日(土) 松江 AZTiC canova
7月21日(日) 米子 AZTiC laughs
詳細はコチラ→ https://55-69.com/news/167997
■MUCC 2019 Lock on snipe tour #6『中部型壊れたピアノとリビングデッド収監6days』
8月27日(火) 長野 CLUB JUNK BOX
8月29日(木) 名古屋 Electric Lady Land
8月30日(金) 名古屋 Electric Lady Land
9月1日(日) 四日市 CLUB ROOTS
9月6日(金) 浜松 窓枠
9月8日(日) 岐阜 club-G
詳細はコチラ→ https://55-69.com/news/169100
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■MUCC 2019 Lock on snipe tour #7『九州型壊れたピアノとリビングデッド収監9days』
9月14日(土) 沖縄 桜坂セントラル
9月15日(日) 沖縄 桜坂セントラル
9月18日(水) 宮崎 WEATHR KING
9月19日(木) 鹿児島 SR HALL
9月21日(土) 長崎 DRUM Be-7
9月23日(月/祝) 福岡 DRUM LOGOS
9月25日(水) 佐賀 GEILS
9月27日(金) 熊本 B.9 V1
9月28日(土) 大分 DRUM Be-0
詳細はコチラ→ https://55-69.com/news/169119
■MUCC 2019 Lock on snipe tour #8『関西型壊れたピアノとリビングデッド収監7days』
11月10日(日) 和歌山 CLUB GATE
11月12日(火) 滋賀 U☆STONE
11月14日(木) 神戸 太陽と虎
11月15日(金) 神戸 太陽と虎
11月17日(日) 奈良 NEVERLAND
11月19日(火) 大阪 味園ユニバース
11月30日(土) 京都 KBSホール
詳細はコチラ→ https://55-69.com/news/169124
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■「ウッサン!ウムサン!ウィールキサン!MUCCと行く日帰り収監バスツアー in沖縄」
開催日:9月16日(月/祝)
※詳細は後日発表いたします。
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<Release>
■『壊れたピアノとリビングデッド』NOW ON SALE
【通常盤】(CD ONLY) MSHN-057 ¥3,000+tax
※CD収録曲は朱ゥノ吐VIP会員限定受注生産盤と通常盤共通となります。
<In Store Events>
■『壊れたピアノとリビングデッド』“通常盤”購入者対象インストアイベント
「『壊れたピアノとリビングデッド』通常盤購入者の為の即席現像写真機での魂抜き取り会」
【イベント内容】
即席現像写真機を使用したメンバーとの2ショット撮影。日付・イベント名・会場名を印刷した記念台紙付き。
詳細はコチラ→ https://55-69.com/news/146208
【開催日時 / 開催地】
4月6日(土) 15:00 START ヴィレッジヴァンガード池袋サンシャインシティアルタ店 参加メンバー:SATOち
4月13日(土) 15:00 START タワーレコード新宿店 参加メンバー:YUKKE
4月27日(土) 13:00 START タワーレコード渋谷店 参加メンバー:ミヤ
5月18日(土) 16:00 START 名古屋fiveStars 参加メンバー:逹瑯
6月8日(土) 18:00 START タワーレコード梅田NU茶屋町店 参加メンバー:SATOち
※インストアイベントは『壊れたピアノとリビングデッド』“通常盤”の購入者を対象に行います。
“朱ゥノ吐VIP会員限定受注生産盤(FC限定盤)”を購入しましても参加の対象外となりますので、
予めご了承ください。
■『壊れたピアノとリビングデッド』“FC限定盤”購入者対象インストアイベント
「『壊れたピアノとリビングデッド』FC限定盤購入者の為の肉筆署名入特典お渡し会 feat. 呪いの握手」
【イベント内容】 メンバーの肉筆署名入特典お渡し+握手。
詳細はコチラ→ https://55-69.com/news/128678
【開催地】 東京某所 / 大阪某所
※詳細は後日発表。
※インストアイベントは『壊れたピアノとリビングデッド』“朱ゥノ吐VIP会員限定受注生産盤(FC限定盤)”の
購入者を対象に行います。“通常盤”を購入しましても参加の対象外となりますので、予めご了承ください。
※“朱ゥノ吐VIP会員限定受注生産盤(FC限定盤)”にイベント参加券が同封されます。
イベント当日、参加券をお持ちでない方はイベントに参加できませんのでご注意ください。
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