NEWS

2019年04月19日 (金)

【ライヴレポート】< 2019年4月17日 D 16th Anniversary Special Premium Live 2019 東名阪ワンマン「狂王」ファイナル@SHIBUYA TSUTAYA O-EAST>◆運命に逆らい闘う、その熱闘の先には…D、衝撃の問題作「組曲『狂王』」 熱狂のドラマを描いたワンマン公演。

REPORT - 21:49:14

ヴァンパイアストーリーをテーマとした最新作にして最高傑作『組曲「狂王」』を手に、Dが行った東名阪ツアー「D 16th Anniversary Special Premium Live 2019 東名阪ワンマン「狂王」」。ファイナル公演となった4/17 SHIBUYA TSUTAYA O-EAST公演の模様をここにレポート!!

 

  ライブは、雄々しき姿のもと玉座に鎮座する王がその権威を示すように歌う『Der König der Dunkelheit』から幕を開けた。彼の勇ましき声に導かれ、フロアからも王へ忠誠を尽くす雄々しき叫びと無数の拳が突き上がる。演奏が進むごと勇壮さを増す歌声と演奏に触発され、心に火照る想いがとめどなく沸き続けてゆく。

 

身体をつんざくRuizaの攻撃的なギター音と、HIROKIの猛々しいドラムビートを合図に繰り出されたのが『太陽を葬る日』。王へ仕える四騎士である演奏陣が前へ前へと踊り出て観客たちを煽れば、ASAGIが野太い声を荒らげ、観客たちの気持ちへ燃え盛る熱情を注ぎ込み、『Vampire Missa』で音の牙を身に受けた観客たちは感情を剥き出しにしていく。その身へ消えない刻印を刻むように、Dは荒々しい音の刃を振りかざし『メテオ~夢寐の刻~』を突きつけた。会場の民(ファン)は濃厚なヴァンパイアの世界へ身を預け、陶酔の世界で甘美の杯を浴び続ける。ASAGIの歌声は陶酔への呼び水のようにも響いていた。

 

  「お前たちの声と心は我等の宝となろう。新しい世界の幕開けとDの16周年を祝おうか」。天に輝く月へ想いを届けるように『月の杯』を演奏。ASAGIの歌声は祈りを捧げるようにも聞こえていた。いつしか演奏は月の輝きへ導かれ、高揚した旋律を描き重ねだす。

 

フロアでは誰もが両手を大きく捧げ、舞台からあふれ出る想いをつかもうとしていた。月へ悲しみの言葉を捧げるように歌うASAGI。その心の嘆きを、演奏陣が熱く掻き立てるように奏でては、王の気持ちを力強く押し上げていた。

 

黒き盾であるドライツェンの激情を描いた『Schwarzschild』をぶつけ観客たちの理性を吹き飛ばし熱狂の世界へ連れ出す。

 

玉座に座りながら観客たちを煽り、宴に溺れる狂人へとASAGIは塗り変えてゆく。王が示すその道へ、拳を振り上げ、揺れる手をはためかせ、共に行進しようじゃないか。その熱狂の先に見える陶酔の世界を信じて…。

 

 心の奥底から止め処なく沸き上がる嘆く想いを、ASAGIは痛む心模様のままに『Blood Moon』へ映し出す。揺れ動く気持ちを語るように、何より、自分自身へ問いかけるようにASAGIは言葉を吐き出し続ける。王の嘆く心を投影するように、哀切なギターの調べを奏でるRuizaとHIDE-ZOU。その感情はどんどん熱を帯びてゆく。

 

  HIROKIの勇壮な音を叩きつけるドラムソロナンバー『ザハブを継ぐ者』へ興奮の声を上げ、熱狂という筆で理性を消し去る観客たち。HIROKIの荒ぶる演奏へ導かれるようにステージへ駆けだしたTsunehito、HIDE-ZOU、Ruiza。『Stray children』がフロア中に轟き渡り観客たちを野獣に変えてゆく4人。

 

そして…。

巨大なフラッグを手にしたASAGIが、舞台へふたたび姿を現した。飛びだしたのが『Night-ship”D”』だ。巨大なフラッグを熱風巻き起こすようにはためかせASAGIが歌えば、フロア中の人たちも両手にフラッグを掲げ、熱い魂の声を捧げる。さあ荒れ狂う波にその身を預け、熱狂の海原を、興奮した気持ちの帆を掲げ、Dと共に突き進め。

 

「Dはやりたいことを実現していくバンドです。幸せな明日は誰にも約束されていません。明日目覚めたら当たり前の毎日が訪れるとは限らない。だからこそ、日々を全力で生きています。Dの生きた証を残せるのは音楽であり、このステージだからこそ、また来年も一緒に春を過ごせることを願います。お前たちがいたから、ここまで来れた…」(ASAGI)

 

  ASAGIの想いを受け継ぐよう雅な調べを抱きながら麗らかに『春の宴』を歌い奏で出した。誰もが甘美な調べに酔いしれて温かな宴の中へ優しく身を預け、心を祝福する歌に触れ、心を薄紅色に染めていた。

  

  大地を揺さぶり躍動する雄々しき演奏に身を預け、絶叫と共に拳を振り上げる観客たち。オリエンタルな音色が鳴る『千夜一夜のダラブッカ』ではフロア中の人たちを旅路へ導き、宴はふたたび熱を帯びてゆく。

 

そして飛びだしたのが『微熱~雨の幻想曲(ファンタジア)~』だ。身体は熱情に侵されながら、心は温かな心情を記した調べに陶酔を覚えていた。拳と咲き誇る手の花が乱れ舞う光景も瞼に焼きつくほどに鮮やかだ。

 

シリアスな様相を秘めた『Ghost in the mirror』に触れながら感じていたのは、今にも壊れそうな破裂寸前な感情の揺れ。哀切さを抱いた演奏の中から熱情が見え隠れするたびに、心が騒ぎ立っていた。

 

  荒ぶる感情を頭上から振り下ろすように『Gemini~片羽の報復~』を叩きつけた。牙を剥きだした演奏へ、全力で身体を折り畳み、熱した気持ちを返す観客たち。大きく身体を揺さぶり雄々しく歌うASAGIの姿に触発され、共に羽根を広げ暴れずにいれなかった。

 

  それまでの熱狂をすべて全身で抱きしめ、秘めた想いを囁くように『月夜の恋歌』をたっぷりに歌いだした。手にした薔薇の花弁を千切りながら歌うASAGI。自身の中の想いを少しでも昇華したいと願うように、沸き上がる気持ちのままに王は歌を届けてきた。花弁を千切るたびに零れ落ちる熱い感情。フロア中の人たちが両手を掲げ、その想いを受け止めていた。

 

  客席へ薔薇の花束を投げると同時に、演奏は狂気と高揚を抱いた『繭月の棺』へ。痛む心情を映し出した言葉のひと言ひと言を、捧げるように歌うASAGI。秘めた心の痛みを、4人の従者たちが荒ぶる表情に転化しては煽りたててゆく。

 

ここからふたたび高ぶる意志を掲げ、戦いの地へ突き進む。沸き上がる熱情を振りかざし、ASAGIが先陣を切って戦場へ駆けだした。その強い意志へ、会場中の人たちも力強く拳を突き上げついてゆく。『黒薔薇の騎士』が新たな戦いの地へと染め上げれば、その歌を旗印に、四騎士(メンバー)が、騎士(観客)たちが、未来へ向け高らかに声を上げ行進を始めた。何度も繰り返される声と拳の応酬。高まる気持ちが止めどなく沸き続ける。誰もが我を忘れ、時を消し去り、目の前に広がった戦場で熱いシュプレヒコールを上げていた。先頭に立つ王へ導かれるままに、熱狂描く戦いの地へ勇ましく行進を続けてゆく。

 

「我が心を救えるものなど、もう何処にもいはしない」。

 

玉座に座ったASAGIがそう語ると共に、組曲『狂王』が幕開けた。厳かに流れる弦楽の調べに乗せ、嘆く想いを語るようにASAGIが言葉を歌い紡ぎだす。

 

「第一番~灯火(とうか)の雄馬~」を通し、狂王ドライツェン(ASAGI)は在りし日に想い馳せながら、無慈悲な物語へ嘆く想いをぶつけていた。そう、何度夢から覚めても、そこへ刻む物語に光は射さないと嘆くように。

 

物語はふたたび熱と怒りを持って動きだす。荘厳で重厚な演奏を身にまとった狂王は、「第二番~死の影を運ぶ鳥~」へ。己から逃げることなく、ふたたび動き出す物語を、みずからの血で染め記してゆく。雄々しく歌うその声に嘆く想いも塗り重なっていた。

 

 そして物語は大きく動き出した。狂気の牙を剥き出しに襲いかかる「第三番~美醜なる不死の獣~」が、ふたたびこの地を鮮血飛び交う戦いの地へ染め上げる。勇壮な演奏に鼓舞した気持ちのまま、歌の剣を掲げ、狂王ASAGIは声の刃を突きつけてきた。

 

  悲壮背負った狂王ASAGIだが、それでも仲間たちへ魂振り絞り叫ぶ声を求めてゆく。「第四番~黒羊は忠誠の夢を見る~」の演奏に触発された観客たちが、力強く拳を掲げ、頭を激しく振りながら、全力で想いを捧げていた。その行く末が何であろうと、今は熱した魂を共に分かち合おう。

 

  心壊れそうな気持ちへ優しく寄りそうように流れた「第五番~落陽に哭(な)く蝙蝠~」が、狂王の運命を、歌声を通し観客たちへと伝えてゆく。死が互いを分かち合うことのない身だからこそ、闇の中で生き長らえ、いつかこの世界を塗り替えようと誓いあうように…。

 

  Dが描き上げたヴァンパイアストーリー、狂王の物語。彼らが描く物語はこれからも連綿と続いてゆく。

永久の命を宿した彼らの生き様を嘆くように…。

 

 

PHOTO : TAKUYA ORITA

TEXT : 長澤智典

 

====================

 

-SE-

Der König der Dunkelheit

太陽を葬る日

Vampire Missa

メテオ ~夢寐の刻~

ーMCー

月の杯

Schwarzschild

Blood Moon

ザハブを継ぐ者(ドラムソロ)

Stray children

Night-ship”D”

ーMCー

春の宴

ーSMCー

千夜一夜のダラブッカ

微熱 ~雨の幻想曲(ファンタジア)~

Ghost in the mirror

Gemini ~片羽の報復~

月夜の恋歌

繭月の棺

黒薔薇の騎士

ーSMCー

組曲「狂王」

第一番 ~灯火(とうか)の雄馬~

第二番 ~死の影を運ぶ鳥~

第三番 ~美醜なる不死の獣~

第四番 ~黒羊は忠誠の夢を見る~

第五番 ~落陽に哭(な)く蝙蝠~

 

★バンド結成16周年を記念した『D 16th Anniversary Special Premium Live 2019 東名阪ワンマン「狂王」』を熱狂のうちに終えたばかりのD、夏ツアー決定!

 

次作はダークなサーカスをテーマに展開する事を発表、7/17 (水)の新横浜公演を皮切りに全国を周り、ツアーファイナルはVo.ASAGIの誕生日当日である8/29 (木) 赤羽ReNY alphaにて行われるということで、思い出に残る一夜になることは間違いないだろう。

 

そしてGOD CHILD RECORDSによる自社スタジオ「Studio Rosarium」にて、Dr.HIROKI、Vo.ASAGIのバースデーパーティーの開催も決定!「Studio Rosarium」はヨーロッパの古城や薔薇園をイメージし、世界観を重視した撮影スタジオ、イベントスペース、レンタルスペースとなっており、2daysずつ開催、二部制となっているのでぜひ参加して頂きたい。

 

さらに7/13 (土)にはFC限定でファン投票制の二部制ライブ開催も決定!昼の部は静かな曲を中心に「しろろの森」、夜の部は暴れられる曲を中心に「くろろの森」として、セットリストを組み展開する。見逃せない日になるはずだ。

 

4/29~5/5にかけては、D結成16周年を記念してゴールデンウィーク7Daysワンマンを開催するのだが、「Vampire story “7 Days force”」と名付けられたこの7日間連続ワンマンでは音源のリリースも決定!

 

D “VAMPIRE STORY” Character Concept Albumと名付けられ、Dが描くヴァンパイアストーリーのキャラクター5名をコンセプトとした5枚の音源をリリースする。既存曲にプラスしてそれぞれの未発表曲を収録、さらにボーナストラックとして楽器隊メンバーが既存曲を歌うトラックも収録とのことで要注目だ。ライブは各日のタイトル通り、ヴァンパイアストーリーの登場人物がそれぞれの日の主人公となる。この7Daysワンマンをもってヴァンパイアストーリーのテーマ展開はしばしお休みなので、この機会を逃さずに必ず足を運んで頂きたい。

 

そして現在、D TOUR 2108 「Deadly sin」TOUR FINAL、豊洲PIT公演LIVE DVDの予約受付中!

昨年の冬ツアーファイナルであり結成15周年 メジャー10周年のGrand Finalである公演を納め、シングル「Revive~荒廃都市~」「Deadly sin」の楽曲を中心に展開しつつ、ヴォーカルASAGIはヴァンパイアの息子・ジャスティス、そして父親であるヴァンパイアの王・ドライツェンの二役に扮しており、D史上初の組曲「狂王」も初披露している。ライブならではの臨場感と深く重厚な物語を納めたこの映像作品から、Dの揺るぎない信念を感じ取ってもらえるはずだ。

 

ヴァンパイアストーリーの最新作であり、染み渡るような繊細な歌唱から突き刺さるような激しい歌唱も自在に操り、様々な感情や思いを込めたASAGIの歌声と歌詞が深く物語へと誘う、組曲「狂王」。全てが美しく完成された最高傑作と呼べるこちらの作品は通販受付中なので、ぜひ手に入れてほしい。楽曲を通して、ドライツェンの壮絶な様相が強烈に伝わるだろう。情景をイメージした楽器隊の織りなす音像やフレーズも、聴きごたえ抜群の仕上がりとなっている。

 

Dは先日、V系ロックバンド初となるDMM.comでのオンラインサロンを開設しスタート、様々なコンテンツでファンと密な関係を築くことが出来る月額会員制のオンラインサロンはクローズドなコミニュティで、まさに新時代を捉えた画期的なサービスなので要注目だ。

 

オンラインサロン名は「Sub Rosa」=秘密、と名付けられており、限定コンテンツがフルで用意されている「“VIP” Sub Rosa ~Royal castle~」(D FC会員のみ入会可能)、コンテンツの一部が楽しめる「“GA” Sub Rosa ~Secret garden~」(一般の方も入会可能)と、2つのコースがある。ここでしか見る事が出来ない動画や写真、ブログ等はもちろん豊富な内容である上に、オンライン上でメンバーとのやり取りも楽しめる。開設を記念して会員様限定無料キックオフイベント開催も決定しているので、詳細をチェックしてぜひ「Sub Rosa」に参加して頂きたい。

 

そして和をコンセプトにソロとしての活動も展開しているVo.ASAGIが、”浅葱”単独公演「妖狐の嫁入り~京都炎上編~」の開催を発表!9/22(日)に京都MUSEで開催されるとの事で、妖狐に扮した浅葱がどのような物語を繰り広げるか、燃え上がるようなライブを期待していてほしい。

 

2006年にオール・ギターインストゥルメンタルの音源をリリースしコンスタントにソロとしての活動を行ってきた、ギタリストRuiza。ニューミニアルバム「refrain」泣きのギターフレーズやワウを駆使したソロ、メタリックで重厚なサウンドなどが聴きごたえ抜群の仕上がりだ。こちらも通販受付中なので要チェック。

 

2019年もDの挑戦と活動、そしてメンバーソロの動きを見逃すな!

 

====================

 

◆D “VAMPIRE STORY” Character Concept Album 2019.4.29 Release 決定!!

 「Dahlie」

■D「Dahlie」

GOD CHILD RECORDS/GCR-181/¥1,500/CD 1DISC/2019.4.29 Release

<収録曲>

1. 開眼 (未発表曲)

2. 隷獣~開闢の炎~

3. My unborn baby

4. 赤き羊による晩餐会

5. 開眼 (Instrumental)(未発表曲)

 「Kircheis」

■D「Kircheis」

GOD CHILD RECORDS/GCR-182/¥2,500/CD 1DISC/2019.4.29 Release

<収録曲>

1. Misty (Instrumental)(未発表曲)

2. コールドスリープ

3. Glacial melt

4. Kの氷奏曲

5. 月と海の誓約

6. 氷の墓標

7. Gemini ~片羽の報復~

8. 氷獄の魔獣

9. Crystal Crown

10. 血に濡れた一角

11. SECRET HANGAR

12. STAR SAPPHIRE

Bonus track

13. コールドスリープ(Kircheis(Ruiza) Vocal ver.)

 「Rafaga」

■D「Rafaga」

GOD CHILD RECORDS/GCR-183/¥2,100/CD 1DISC/2019.4.29 Release

<収録曲>

1. Determination~風の決意~ (Instrumental)(未発表曲)

2. 翠緑の翼

3. Memento~風のレイピア~

4. 風に嫁いだバイラオーラ

5. Solitude~最後の手紙~

6. Little Adventurers

7. Ghost in the mirror

Bonus track

8. 翠緑の翼 (Rafaga(HIDE-ZOU)Vocal ver.)

 「Carbuncle」

■D「Carbuncle」

GOD CHILD RECORDS/GCR-184/¥2,300/CD 1DISC/2019.4.29 Release

<収録曲>

1. 凄艶 (Instrumental)(未発表曲)

2. クヴァンデルの肖像

3. ひび割れた柘榴石

4. Luminous flame

5. 愛は棺の中に

6. 紅の蝋涙

7. Dragon Princess

8. 微熱~雨の幻想曲(ファンタジア)~

9. The Secret Rose Garden

Bonus track

10. クヴァンデルの肖像 (Carbuncle(Tsunehito) Vocal ver.)

「Wilderness」

■D「Wilderness」

GOD CHILD RECORDS/GCR-185/¥2,100/CD 1DISC/2019.4.29 Release

<収録曲>

1. Vorreiter (Instrumental)(未発表曲)

2. Desert Warrior

3. 太古の牙 (Instrumental)

4. 砂上のバラドゥン

5.  アネクメネ (Instrumental)

6. 猿王の腰掛け

7. ザハブを継ぐ者 (Instrumental)

8. 千夜一夜のダラブッカ

Bonus track

9. Desert Warrior(Wilderness(HIROKI) Vocal ver.)

 

====================

 

◆D Official Fan Club Ultimate lover限定「Ultimate lover ~第三十五夜~」ファン投票制LIVE開催決定!!

7/13 (土) 渋谷RUIDO K2

しろろの森 : 昼の部(静かな曲中心セットリスト)

くろろの森 : 夜の部(暴れ曲中心セットリスト)

※詳細近日発表

 ウェブフライヤー画像

◆D 夏ツアー2019決定!!

7/17 (水) 新横浜NEW SIDE BEACH!!

7/19 (金) 高崎 club FLEEZ

7/25 (木) 広島SECOND CRUTCH

7/26 (金) 福岡DRUM SON

7/29 (月) 神戸VARIT.

8/02 (金) HEAVEN’S ROCKさいたま新都心VJ-3

8/04 (日) 仙台 CLUB JUNK BOX

8/07 (水) 札幌cube garden

8/08 (木) 札幌cube garden

8/11 (日) 新潟GOLDEN PIGS RED STAGE

8/12 (月・祝) 金沢AZ

8/17 (土) HEAVEN’S ROCK宇都宮 VJ-2

8/22 (木) 名古屋ell. FITS ALL

8/23 (金) OSAKA MUSE

TOUR FINAL

8/29 (木) 赤羽ReNY alpha

※詳細近日発表

 

◆D Official Fan Club Ultimate lover限定 HIROKI BIRTHDAY PARTY in Studio Rosaruim 開催決定!!

7/20 (土) Studio Rosaruim (一部:12:00~ 二部:18:00~)

7/21 (日) Studio Rosaruim (一部:12:00~ 二部:18:00~)

※詳細近日発表

※全日程、全メンバーが参加いたします。

 

◆D Official Fan Club Ultimate lover限定 ASAGI BIRTHDAY PARTY in Studio Rosaruim 開催決定!!

8/30 (金) Studio Rosaruim (一部:12:00~ 二部:18:00~)

8/31 (土) Studio Rosaruim (一部:12:00~ 二部:18:00~)

※詳細近日発表

※全日程、全メンバーが参加いたします。

 

◆2019年春「Studio Rosarium」OPEN!

ヨーロッパの古城や薔薇園をイメージし、世界観を重視した撮影スタジオ、イベントスペース、レンタルスペース。

コンセプトごとに2F(シュバルツバルトの獣)、3F(ヴァイスヴァルトの花嫁)の2フロアで展開。

「Studio Rosarium」HP

http://www.god-child-records.com/rosarium/

 

◆LIVE DVD『D TOUR 2018 「Deadly sin」Grand Final 2018.12.21 at 豊洲PIT』通販予約受付開始!!

2018.12.21豊洲PITにて行われた、D TOUR 2108 「Deadly sin」TOUR FINAL & D結成15周年 メジャー10周年Year Grand Final公演をDVD化!

GOD CHILD RECORDS / GCR-180 / ¥5,800(tax in) / 2DISCS / ブックレット付き

全22曲収録・会場・通販限定販売

詳細・ご予約はこちら→Rosen Kranz http://www.rosen-kranz.jp/shop/

 

【収録曲】

■DISC1

ーOPENING SEー

In the name of justice

弾丸

メテオ ~夢寐の刻~

Revive ~荒廃都市~

Next Generation

エトワール ~白き異端者~

Lapis lazuli ~君を思うほど僕は欲しくなる~

STAR SAPPHIRE

Crystal Crown

The Secret Rose Garden

微熱~雨の幻想曲(ファンタジア)~

Another Kingdom

千夜一夜のダラブッカ

Quartet ~真夜中の四重奏~

Ghost in the mirror

花惑

 

■DISC2

鬨の声

Deadly sin

ザハブを継ぐ者(Dr.solo)

Blood war

Stray children

組曲「狂王」

第一番 ~灯火(とうか)の雄馬~

第二番 ~死の影を運ぶ鳥~

第三番 ~美醜なる不死の獣~

第夢番 ~旅鼠(レミング)の行進~

第幻番 ~死出虫の舞踏会~

第四番 ~黒羊は忠誠の夢を見る~

第五番 ~落陽に哭(な)く蝙蝠~

 

 

【 D 16周年記念 ゴールデンウィーク7Daysワンマン開催!!! 】

D 16th Anniversary Special Premium Live 

「Vampire story “7 Days force”」

4/29(月・祝) 「Dahlie」

4/30(火・祝)「Wilderness」

5/1(水・祝)「Carbuncle」

5/2(木・祝)「Justice」

5/3(金・祝)「Rafaga」

5/4(土・祝)「Kircheis」

5/5(日・祝)「Dreizehn」

 

【会場】高田馬場AREA

【Open / Start】16:30 / 17:00

【チケット料金】前売¥4,500 / 当日¥5,000 (税込・オールスタンディング ※D代別)

一般チケット発売中!

 

◆D official online salon 「Sub Rosa」 OPEN!入会受付中!

 

・D official online salon “VIP” Sub Rosa ~Royal castle

https://lounge.dmm.com/detail/1644/

 1、オンラインサロンVIP画像

※Very Important Person(FC会員のみ入会可能)

※2月20日時点でD official fan club「Ultimate lover」に入会されている方対象(当日消印有効)

・D official online salon “GA” Sub Rosa ~Secret garden~

https://lounge.dmm.com/detail/1645/

2、オンラインサロンGA画像 

※General Admission(一般の方も入会可能)

ーDMMにてD official online salon、OPENー

Sub Rosa=秘密

オンラインサロンとは月額会員制のクローズド・コミニュティ。

Dとファンを繋ぐ秘密の花園への扉はまもなく開かれる。

鍵を手にした者だけに与えられる新たな世界は、これまでの常識を覆すことでしょう。

夢は現実に変わり、再び新たな夢が動き出す。

この春、我らは森の奥にある古城の中で円卓を囲み、Dという一輪の薔薇の下、永遠を誓い合うのです。

 

・DMMオンラインサロン「Sub Rosa」開設記念 会員様限定無料キックオフイベント開催決定!

日程:2019年5月6日 (月・祝)

時間:OPEN 13:30/START 14:00

内容:トーク&2ショットチェキ撮影&握手&ゲストパスサイン会

参加費:無料

場所:DMM.com本社 最寄駅:南北線・六本木一丁目駅(西改札直通)または、日比谷線・六本木駅より徒歩10分

参加方法・詳細はこちらhttp://www.d-gcr.com/news/

 

組曲「狂王」通常盤 通販受付中!!!

Print

組曲「狂王」通常盤(会場、通販限定販売)

GOD CHILD RECORDS / GCR-175 / ¥2,500(税込み) / CD 1DISC

http://www.rosen-kranz.jp/shop/

【収録内容】

1.組曲「狂王」第一番 ~灯火(とうか)の雄馬~

2.組曲「狂王」第二番 ~死の影を運ぶ鳥~

3.組曲「狂王」第三番 ~美醜なる不死の獣~

4.組曲「狂王」第四番 ~黒羊は忠誠の夢を見る~

5.組曲「狂王」第五番 ~落陽に哭(な)く蝙蝠~

★組曲「狂王」通常盤 全曲試聴ページ

URL : http://www.d-gcr.com/discography/discography.html

※こちらは試聴版として音声データを圧縮しております。

製品版はさらにハイクオリティーな音質にてご試聴いただけます。

 

◆2018.12.19(Sat.) Release「Vampire Chronicle ~V-Best Selection Vol.2~」

限定盤ジャケ写 

<初回生産限定盤 2CD+2DVD+豪華写真集28P+12inch LPサイズ特殊仕様BOXパッケージ>

「Vampire Chronicle ~V-Best Selection Vol.2~」+ LIVE DVD 2018.4.22「Narrow Escape」Final Live at SHINAGAWA INTERCITY HALL

品番:YICQ-10408~9/B~C 

POS:454211410409/1

価格:¥10,000(本体価格)+税

 通常盤ジャケ写

<通常盤>

「Vampire Chronicle ~V-Best Selection Vol.2~」

品番:YICQ-10414~5 

POS:454211410414/5

価格:¥3,000(本体価格)+税

 

「Vampire Chronicle ~V-Best Selection Vol.2~」収録曲・内容詳細、収録未発表曲 試聴ページはこちら

URL : http://www.d-gcr.com/discography/discography2.html

※こちらは試聴版として音声データを圧縮しております。製品版はさらにハイクオリティーな音質にてご視聴いただけます。

「Vampire Chronicle ~V-Best Selection Vol.2~」収録未発表曲 試聴動画

URL : https://youtu.be/yhcCsvw0Z1k

※こちらは試聴版として音声データを圧縮しております。製品版はさらにハイクオリティーな音質にてご視聴いただけます。

 

◆2018.11.14(Wed.) Release D New Single「Deadly sin」

「Deadly sin」収録曲・内容詳細、全曲試聴ページはこちら

URL : http://www.d-gcr.com/discography/discography.html

※こちらは試聴版として音声データを圧縮しております。製品版はさらにハイクオリティーな音質にてご視聴いただけます。

「Deadly sin」MV SPOT公開

URL : https://youtu.be/S3_NxPzhCfM

※こちらは試聴版としてデータを圧縮しております。製品版はさらにハイクオリティーな画質・音質にてご視聴いただけます。

「Deadly sin」全曲試聴動画

URL : https://youtu.be/EKYqjF87Swk

※こちらは試聴版として音声データを圧縮しております。製品版はさらにハイクオリティーな音質にてご視聴いただけます。

「Deadly sin」特設サイト

URL : http://d-gcr.com/deadly-sin/

 

◆VAMPIRE STORY 年表・相関図・キャラクター紹介文(2014年度版)公開

URL : http://www.d-gcr.com/news/

◆D結成15周年 メジャー10周年記念アイテム、D Tour 2018「Deadly sin」グッズ通販受付中

詳細・ご購入はこちら→http://www.rosen-kranz.jp/shop/

 

◆”浅葱”単独公演「妖狐の嫁入り~京都炎上編~」開催決定!!

9/22(日)京都MUSE

※詳細近日発表

 

◆“浅葱” 未発表音源「もののあはれ」・新春特別企画 二部制単独公演」グッズ通販受付中!

二千十九年一月十三日発売

「もののあはれ」(会場、通販限定販売)

GOD CHILD RECORDS / GCR-176 / 1Song CD / ¥700

【もののあはれ】GUEST MUSICIANS

Gt : HIRO (La’cryma Christi / Creature Creature)

Gt : you (Janne Da Arc)

Ba : 人時 (黒夢 / Creature Creature)

Dr : Sakura-櫻澤泰徳 (gibkiy gibkiy gibkiy / Rayflower / THE MADCAP LAUGHS / ZIGZO)

琴 : 菊富士 純子

 

◆2019.2.17 (日) Release!!!

Ruiza NEW MINI ALBUM「refrain」(会場、通販限定販売)

Ruiza「refrain」ジャケ写

GOD CHILD RECORDS / GCR-177 / CD 1DISC / ¥2,100(税込)

[収録曲]

1. Nexus

2. dye

3. Connect

4. refrain

「refrain」全曲試聴開始

URL : http://www.d-gcr.com/profile/solo_ruiza.html

※こちらは試聴版として音声データを圧縮しております。

製品版はさらにハイクオリティーな音質にてご試聴いただけます。

各音源詳細・グッズ詳細等、ご購入はこちら→Rosen Kranz http://www.rosen-kranz.jp/shop/

 

◆D official website http://www.d-gcr.com

◆GOD CHILD RECORDS website http://www.god-child-records.com

◆ASAGI solo works  website http://www.god-child-records.com/asagi/

◆Ruiza solo works  website http://www.d-gcr.com/profile/solo_ruiza.html








2019年04月15日 (月)

【ライヴレポート】千聖とMSTRが対バン!?「Strawberry Under World」と「Crack6」が熱いバトルを展開!◆2019年3月30日、31日渋谷REX<Crazy Monsters ~春の緊急企画 2019~Crack6 VS SUW>

REPORT - 23:43:17

  330日と31日の2日間、渋谷REXを舞台にPENICILLINの千聖率いるCrack6が主催イベント「Crazy Monsters ~春の緊急企画 2019Crack6 VS SUW」を行った。

何時もの「Crazy Monsters」は、Crack6を中心に多種多彩なバンドたちがイベントを彩っている。

だが、今回は「VS」と名付けたように2マンスタイル。

しかも、Crack6の対バン相手は、千聖がプロデュースを担い、みずからもメンバーとして参加しているStrawberry Under World

千聖は、あえて「VS」という形を取ることで、この2つのバンドの持つポテンシャルの高さを提示。

同時に、SUWCrack6のメンバーたちの挑む意識を何時も以上に引き出していた。

総合司会に矢田耕平(Brand x)を迎えて行われたこの日の模様を、以下にお伝えしよう。

 

==================== 

●Strawberry Under World

====================

190331_suw_129

  先行を担ったのは、神谷玲のソロプロジェクトとして誕生したStrawberry Under World(以下SUW)。神谷玲(Vo)/千聖(G:PENICILLIN/Crack6)/(G)/ZERO(B:THE MICRO HEAD 4N’S)/yusuke(Dr:HERO)と強者共が揃ったバンドだ。さらにこの日は、ゲストプレイヤーとしてkiyo(Key:ex:Janne Da Arc)も参加。

 

  ライブは、疾走感満載なビートロックチューン『Silent』からスタート。フロア中から突き上がる無数の拳。駆ける演奏とシンクロしながら抑揚を持った声を魅力に歌を突き刺してゆく神谷玲。沸き上がる気持ちを真っ直ぐにぶつける歌唱スタイルも、彼の持ち味だ。

 

  熱し始めた場内の空気をさらに熱く攪拌するように突きつけた『ネオン』。歌ものビートロックという普遍的な魅力を持つスタイルを、SUWは表現。初見だろうと、触れた人たちの気持ちを瞬時に沸き立たせたのも、SUWがつかみを持った親しみやすくも熱いスタイルを魅力にしているからだ。

190331_suw_156

  歪んだ千聖のギターサウンドとkiyoの奏でる軽やかなエレピの音が融合、激しさと跳ねる旋律が絡み合う演奏を背に、神谷玲が観客たちを挑発するように歌った『MOBSCENE』。スリリングな演奏の中へ甘い誘惑をミックス。クレイジーな子猫たちに変貌したフロア中の人たちが、神谷玲と一緒にはしゃいだ『Black cat』。哀愁な香りと秘めた狂気を重ね合わせた『茜空のシルエット』では、気持ちが崩れそうなほど感情的にサビを熱唱する神谷玲の歌声に、心がグッと惹かれていた。

190331_suw_29

190331_suw_162

 

190331_suw_109

  親しみやすい、いや、砕けたトークもSUWの魅力。その緩い雰囲気を塗り替えるように届けた、哀愁と浪漫漂う、春の季節にぴったりなミディアムナンバーの『ハルジオン』。とても切ないドラマを胸に描き出す楽曲だ。歌声はサビへ向かい哀切さと情感を増してゆく。

190331_suw_54

  Sugarless』を解き放ったとたん、会場中から突き上がった無数の拳。先に見える輝きをつかむように、SUWはふたたび開放的で疾走性満載なビートロックチューンをブースト。気持ちに光射し込む楽曲が心へ自由に羽ばたく翼を与えてゆく。もっともっと騒ぎたい。その気持ちへ応えるように、最期にSUWは『Rock you!!』を突きつけた。挑みかかる勢いと荒ぶる声を張り上げ、観客たちを煽る神谷玲。サビでは、神谷玲と観客たちがタオルを振りまわし、ロックなパーティへ激しく身を委ねていた。SUW、つかみを持った歌を魅力に据えた、意外とクレイジーなビートロックバンドじゃないか。

190331_suw_5

====================

●Crack6

====================

190331_crack6_44

  SUWのライブを受け登場したのが、MSTR(Vo:千聖 from PENICILLIN)/SHIGE ROCKS(G)/TENZIXX(B:長野 典二 from everset)/JIRO 6(Dr:O-JIRO from PENICILLIN)という布陣で活動中のCrack6

 

  ライブは、暖かな歌声を響かせる『Cry For Truth』に導かれ幕が開いた。ドラマチックな演出と、胸がキュッと疼く歌に心惹かれる観客たち。力強く想いを解き放つサビ歌に気持ち高まった観客たちが、舞台上へ手を差し伸べる。とても美しい衝動を抱かせる物語の始まりだ。

 

  激しさを抱いた『Cry For Truth』のアウトロの勢いを加速させるように、Crack6は胸をくすぐるキャッチーな歌を魅力に据えた『VENES”XX ver.”』を、疾走感満載に演奏。感情を熱く揺さぶる楽曲に合わせ、振りかざした手と共に想いを捧げる観客たち。気持ちが高ぶる、もっともっと熱を感じたい。そんな欲求を満たすように、Crack6は『Change the World』を披露。胸をくすぐるギターの旋律、心を、全身を弾ませる躍動したダイナミックなロックサウンドに刺激を受け、身体中の血が騒ぎだす。早くも場内には一体化した空気が生まれていた。

190331_crack6_68

  沸きだす気持ちをザクザクとしたワイルドな演奏と歌声に乗せ、感情的に届けた『Carry on』。ゲストに巧を迎えて披露したのが、情熱的な巧のギターの旋律も印象的。秘めた想いを語るように歌う、甘い高揚ナンバーの『Baby I love you』。込み上がる気持ちのままに歌うMSTRの声に、心が酔いしれていた。

 

  場内に広がった甘い空気をぶち壊すよう、ギターを置いたMSTRはマイクを手に、観客たちを煽るように『DETARA-MEN』を熱唱。もっともっと騒ぎ立てろと言わんばかりにMSTRは観客たちをけしかける。Crack6の中へ潜むロックな魂を一気に解き放ったステージングに、感情が嬉しく奮い立っていた。

190331_crack6_164

  親父ギャグも交えたMSTRの冴えた?MCも挟み、ライブは終盤戦へ。春を通り越し、灼熱の夏の風を会場中へ吹き込むようにCrack6は『マリーゴールド』をぶち込んだ。とても爽やかで開放的な楽曲だ。会場中の人たちがMSTRと一緒に手にしたタオルを振りまわし、フロアの中へ熱気を攪拌。心に輝きを射す歌に触れ、気持ちも嬉しくはしゃぎだす。

 

  ふたたびギターを手にしたMSTRは、ザクザクとした音を轟かせるギターの旋律に乗せ、触れた人たちの感情を野生に戻すクレイジーナンバー『Crazy Poker Face』をブースト。ステージ上とフロアとの間に生まれた熱した声を掛け合うバトル。さぁ、このままイクところまでイッちまおうじゃないか。最期にCrack6は、魂を熱く揺らす情熱滾る高揚ソング『ジキルの空』を通し、満員の観客たちの心へ歓喜の想いを注ぎ込み、ライブの幕を閉じていった。

190331_crack6_7

====================

●Crazy Monsters Session

====================

 

  最期は、Crack6SUWのメンバー全員がステージに集結。MSTRの、観客たちの笑いを誘うとても長いMCも、お馴染みの光景。最期に「Crazy Monsters」のイベントではお馴染みのテーマ曲『Crazy Monsters』を全員でセッション演奏。メンバーも、観客たちも、大きく拳を突き上げながら「Crazy Monsters」と叫び、手にしたタオルを振りまわし、クレイジーでワイルドなロックンロールナンバーに合わせ大騒ぎ。神谷玲とMSTRのツインヴォーカルという姿も新鮮だ。神谷玲をサポートしながらも、しっかり自分の強烈な色を突きつけるMSTRの歌やステージングも流石だ。「Crazy Monsters」の最期は、やはりこの弾け飛んだセッションがあってこそ。この楽しさを、また次の「Crazy Monsters」シリーズで味わいたい。

 

PHOTO:堅田ひとみ

TEXT:長澤智典

 

====================

 

★インフォメーション★

——————————-

 

Crack6

 

●2019619()

Mini Album『カナリア』2タイプ同時発売

各ショップへのお問合せはご遠慮ください

 

「カナリア」RELEASE TOUR

2019615日(土)【東 京】 SHIBUYA REX (CLUB NEO FC限定ライブ)

2019622日(土)【埼 玉】 西川口 Hearts

2019629日(土)【名古屋】 ell.SIZE

2019630日(日)【大 阪】 OSAKA RUIDO <セミファイナル>

2019706日(土)【東 京】 TSUTAYA O-WEST <ファイナル>

 

crack6.jp

 

——————————-

 

Strawberry Under World

SUW ワンマンStrawberry Under Party~神谷玲生誕祭2019

20191028() 【東 京】都内某所

近日発表!!

strawberryunderworljp

 

====================

 

<セットリスト>

                                             

Strawberry Under World

Silent

『ネオン』

MOBSCENE

Black cat

『茜空のシルエット』

『ハルジオン』

Sugarless

Rock you!!

 

Crack6

Cry For Truth

VENES”XX ver.”

Change the World

Carry on

Baby I love you

DETARA-MEN

『マリーゴールド』

Crazy Poker Face

『ジキルの空』

 

-ENCORE-

Crazy Monsters


2019年04月12日 (金)

【ライヴレポート】K主催イベント<The Kingdom Fes,vol.V>2019年4月9日(火)TSUTAYA O-WEST ◆仲間たちと熱い友情を分かち合った、一夜の狂宴。

REPORT - 11:00:12

Kが定期主催、通算5回目となる「The Kingdom Fes,vol.V」が4月9日(火)にTSUTAYA O-WESTで行われた。K自身が大切にしている仲間たちを集め行われた今回のイベントの模様を、ここにお伝えしよう。

 

====================

 

●KHRYST

 全景  名称未設定 (7 - 63)

 

Kとは、かつて先輩バンドだったSCREWのBYOとJINがメンバーでもあるKHRYST+が、イベントのトップを飾って登場。

 

 厳かに鳴り響く鐘の音、重なりだす荘厳で重厚な音へ導かれKHRYST+のメンバーらが姿を現した。「KHRYST+と遊ぼうぜ!!」、BYOの叫び声を合図に、KHRYST+はフロアの中へ『ボクトアソボウヨ…』を通し、黒い衝撃を叩きつけた。

ビシビシと身体を鞭打つ強靱なビートの上で、歌い、絶叫するBYO。

KHRYST+は、いきなりカオスな空間へ観客たちを連れ出した。

冒頭から生まれた、感情と感情とのぶつけあい。

「もっと遊ぼうよ!!」の言葉通り、KHRYST+は最初から感情がブチ切れるくらいに熱く遊べる空間を、その場へ作り出していった。

Vo  名称未設定 (46 - 63)

Gt    名称未設定 (60 - 63)

轟音と共に、一気に速度を上げて駆けだした演奏。舞台上から観客たちへ挑みかかる勢いでKHRYST+は『FREAKING OUT』をぶつけてきた。牙を剥き出しに襲いかかる野獣のような姿で、BYOは観客たちをけしかける。その気迫に負けまいと挑みかかる観客たち。これぞ、KHRYST+がこの空間に求めていた理想の遊び場だ。

「今日は、「-The Kingdom Fes,-」をぶっ壊しにきました」と語るBYOのMCが、らしいじゃない。

続く「今日は、台風になろうかと思います」の言葉を示すように、KHRYST+は、5月に発売する最新シングルより、先行で『SACRED』を披露。

華やかな同期の音を用いつつも、KHRYST+の本質である剥き出しな演奏を魅力に、彼らは観客たちを攻めたてる。

つかみを持ったサビ歌を通し、観客たちのハートを捉えつつも、重厚な音で攻め続ける姿勢を忘れることがないのもKHRYST+らしさ。

Ba    名称未設定 (39 - 63)

Dr   名称未設定 (50 - 63)

激しく唸る演奏を介し、心に抱えた葛藤を吐き捨てるように歌った『螺旋階段』。猛り狂った表情の中、サビ歌へメロウな要素も投影。

何時しか楽曲の持つ深みへ、心も身体もグイグイ飲み込まれていた。

BYOのギターと歌からスタート。

これまでの熱狂を包み込むように、最後にミッドグルーヴナンバー『DON’T BE SILLY』を歌い奏で、KHRYST+は観客たちを黒いウネリの中へ巻き込み、心酔させていった。

 全景  名称未設定 (13 - 63)

 

====================

 

●Soanプロジェクトwith 

 全景  名称未設定 (59 - 66)

Kもメンバーとして参加、Soan(ex:Moran)が立ち上げた2つのプロジェクトバンド。

その中でも、”動”の音楽性を投影したのがSoanプロジェクトwith芥になる。

メンバーは、Soan/芥(from Chanty)/K/Shun(from DuelJewel)/Ivy(from マクラカ壊死)の5名。

 

Soanプロジェクト with 芥のライブは、重く激しい唸りを持った演奏と共に幕を開けた。

大きく揺れる感情をダイナミックに投影、抑揚を持った歌声で『濁った瞳』を歌う芥の歌声がいきなり胸を貫いた。

激しさと穏やかさ、二つの表情を振幅の大きな演奏を介しSoanプロジェクト with 芥は描き出す。

その演奏や歌声に捉われたが最後、熱を持った楽曲へ身を預け、誰もが音の渦の中へ素直に溺れていた。

Vo    名称未設定 (49 - 66)

G1       名称未設定 (30 - 66)

ヒステリックでサイコティックな同期の音と、剥きだした感情的な演奏をミックス。

Soanの「飛べ!飛べ!!飛べ!!!飛べ!!!!」の煽りへ触発され、フロア中の人たちが『薄紅は舞い散り寂光に消える』に合わせ、背中に得た翼をはためかせ、笑顔で飛び跳ねていた。

演奏が進むごとに熱が膨らみ続ける。

もっと暴発しなよと言わんばかりにSoanプロジェクト with 芥は観客たちをけしかけてゆく。

 

G2   未設定 (57 - 66)

Ba    名称未設定 (13 - 66)

Dr    名称未設定 (36 - 66)

 「吐き出せー!!」と叫ぶ芥。

「気合い入れてけ、気合い!!」とかなりたてたKの言葉を合図に、 Soanプロジェクト with 芥は『arrive』を演奏。

華やかさと激しさと強靱なビートを重ね合わせ、メンバーたちが、何より芥が、観客たちを熱く熱く煽り出す。

胸をグッとつかむキャッチーな歌に心踊らせながらも、背中に映えた翼を羽ばたかせ、何時しか誰もが跳ねる祭り人と化していた。

 

 

激しく躍動した演奏を武器に観客たちの理性をぶち壊そうと、Soanプロジェクト with 芥はクレイジーなダンスロックナンバー『hysteria show time』を叩きつけた。

絶叫混じりで激しく煽り続ける芥とSoan。

彼らの勢いに負けないどころか、もっと煽り立てろやと言わんばかりの熱した感情を観客たちは身体中から発していた。

すでにフロアは狂乱したダンスフロアに変貌。ヤバいよ、この空気は。

完全に感情のストッパーか壊れ、制御不可能だ。

 

 

 

最後もSoan プロジェクトは、熱狂に熱狂を幾つも重ねるように、触れた人たちの理性をぶち壊す『frowery count』を演奏。

つかみを持ったサビ歌も心地好いが、それ以上に、観客たちが言葉にならない雄叫びを上げ続けていた。

そんな騒ぎ狂う観客たちを見て、Kもしっかり煽り声を上げていた。

なんて絶叫耐えない熱いライブだ。

短い時間の中へ、Soanプロジェクト with 芥はバンドの持つ本質をしっかりと刻みつけていった。

最後の最後にIvyがKの頬にKISSしていたこともお伝えしておこう。

 

 

====================

 

●ラッコ

 

全景  名称未設定 (76 - 88) 

 

 「ついてこれるかー!!」、平一洋(てんてん)の叫び声を合図に飛び出したのが、観客たちを闇が支配する迷宮へと誘う、ダウナーでヒステリック、かつサイコティックな楽曲の『液体』だ。

その歌声と演奏は、触れた人たちの意識をどんどん螺子曲げてゆく。

まるで軽い眩暈を起こしたときのような酩酊した感覚を、ラッコの演奏は導き出す。

終盤には観客たちの感情の螺子を壊し、騒ぎ立てる様を彼らは描き出していた。

でも、それこそがラッコの本質だ。

Vo      名称未設定 (43 - 88)

G1     名称未設定 (16 - 88)

心地好く身体を弾ませる軽快なビートに乗せ、ラッコが届けたのが『エマージェンシー』。つねに歪な音楽を描き出すラッコだもの、ストレートに観客たちを刺激するわけがない。

平一洋の歌声へ心は惹かれつつも、ひねくれたトリッキーな表情や展開も交えた演奏が観客たちの理性をどんどん螺子曲げ、踊り騒ぐ祭り人へ染めあげてゆく。

 

「今日は少しだけトガッていこうと思ってるんで」と平一洋はMCで語っていたが、存在自体が予測不能な人だけに、少しばかりトガる程度で済むわけがない。

続く『借り物』は、変拍子を活かしつつ演奏が進むごと微妙に表情を変化、意識を心地好く歪ませるラッコらしい楽曲だ。

平一洋も感情的に歌いかければ、間奏では、観客たちが貝殻変わりに持参したカスタネットを叩き、楽曲に想いを寄り添えていた。

Vo     名称未設定 (15 - 88)

G2     名称未設定 (25 - 88)

Dr    名称未設定 (19 - 88)

「こっからイキますよ、巻き込んでいくぞ」の言葉と『溝鼠讃歌』の演奏を合図に、フロアに互いの身体をぶつけあうウォール・オブ・デスが発生。

平一洋も客席へ飛び込み、フロアの中へ熱狂渦巻くグチャグチャとしたカオスな空間を作りだしていった。

会場中の人たちを、理性を忘れ去る空間へ巻き込む様こそラッコのライブだ。

 

最後もラッコは、スリリングな演奏と挑みかかる様を魅力に『切断』を突きつけ、会場中に暴れ騒ぐ光景を作りあげていった。

その表情が歌ものだろうと、トリッキーな楽曲だろうが、激烈な表情であろうとも、ラッコが舞台上から感情的な演奏をぶち蒔けたが最後、そこは理性を壊し、フロア中の人たちをグチャグチャに巻き込む空間に塗り替わってゆく。

そんなラッコの本質は、この日のライブにもしっかり反映されていた。

 全景  名称未設定 (80 - 88)

 

====================

 

●平成マッスルボーイズ

 1全景  名称未設定 (72 - 88)

 

尋(Vo:NOCTURNAL BLOODLUST)/GAKU(G:FEST VAINQUEUR)/祐弥(G:DuelJewel,ユウヤヤバセ)/K(B)/Allen(Dr:Serenity In Murder)という面々が集結したセッションバンドが平成マッスルボーイズ。

ここにはKがベースで参加。

若干1名以外は細マッチョ中心とはいえ、マッスルボーイの名前に相応しいメンツなのも特徴だ。

2全景  名称未設定 (64 - 88)

尋  名称未設定 (19 - 88)

平成マッスルボーイズは、カバー曲を演奏。冒頭を飾ったのが、マキシマムザホルモンの『F』、激しく攻めるハードコアでスクリーモな表情の中へ、ポップでトリッキーな曲調へ転調してゆく様を組み込んだ曲展開も刺激的だ。

でも、何が刺激的って、ギターの祐弥がマキシマムザホルモンのマキシマムザ亮君のコスプレ姿で登場していたこともこのバンドの面白さ。

祐弥  名称未設定 (30 - 88)

 この日は、頭から4曲目までをすべてマキシマムザホルモンの楽曲で平成マッスルボーイズは構成&攻勢 。

続く『What’s up people』ても、ガシガシ攻める激しくも重厚な楽曲を通し、観客たちを喧騒の中へ巻き込んでいった。

Allen   名称未設定 (34 - 88)

GAKU   名称未設定 (7 - 88)

息継ぎ出来ない楽曲という理由からか、2曲終えた時点で尋はすでにヘロヘロ状態に。

MCでも、砕けたトークが炸裂。

その緩さと、演奏での激しさを交錯してゆくところが、平成マッスルボーイズのライブの面白さ?!

絡み  名称未設定 (84 - 88)

続く『シミ』では、重厚なラウドロックと疾走するハードコアな要素をミックス。

祐弥の歌声の微妙さも、むしろ、彼らしい味となって見えていた。

もちろん演奏はこのメンツだもの、壮絶な迫力で押し迫れば、観客たちも無邪気に暴れながら4人のセッションを楽しんでいた。

フロント陣が暴れる中、一人Kだけが、意外と冷静にベースを弾いていたこともお伝えしておこう。

K      名称未設定 (59 - 88)

続く『メガラバ』では、会場中をパーティロックな空気に平成マッスルボーイズは塗り上げていった。

激しさの中へ、解放感満載に明るく弾けた要素を混ぜ合わせた楽曲のように、観客たちも曲の表情に合わせヘドバンや飛び跳ねてと無邪気にはしゃいでいた。

その対応力は、さすがフロアのプロたちだ。

 

ギターを手にした尋の演奏と歌に乗せて飛び出したのがL’Arc-en-Cielの『HONEY』。

これまでの爆裂した表情の片鱗も残しつつ、胸を熱く昂らす楽曲を、とても男臭さ満載で平成マッスルボーイズは最期に届けてくれた。

 

今後は、令和マッスルボーイズとして活動を行うとも語っていた彼ら。

また楽しめる機会があったら、大人の学園祭なノリを彼らと一緒に楽しんでくれ。

3全景  名称未設定 (65 - 88) 

 

====================

 

●REIGN 

全景 名称未設定 (48 - 77) 

 

トリ前を飾ったのが、REIGN。

これまでに会場へ作りあげていたのとは明らかに異なる、スリリングでラウド、ダークでエスノサイコティックな世界観がこの空間を支配し出した。

REIGNは『ゆらり』を奏で、奇しくも魅惑的な物語の中へ、瞬時に観客たちを導いてゆく。

唸りを上げるTANOのギター。

龍史のベースと和春のドラムが生み出すタイトなビートの上で、郁磨の感情的な歌声が、妖しくも心地好く胸を刺していった。

Gt   名称未設定 (12 - 77)

Ba   名称未設定 (17 - 77)

Dr  名称未設定 (4 - 77)

観客たちを重厚かつ幻惑とした暗黒の世界へ連れだすように、REIGNは『Deat fatE』を演奏。

郁磨と観客たちによる、互いの感情を剥き出しに交わした絶叫のやり取りも刺激的だ。

激しく躍動するビートに触発され、気持ちがどんどん野性味を帯びてゆく。

このまま理性をぶっ壊し、REIGNと一緒に喧騒の中へ溺れ続けていたい。

 

演奏はさらに重厚さと深みを増していく。

『Death bluT』が、観客たちを奈落の奥底へグイグイ引き込みだす。

ここは、理性を黒く染めた人たちが集う宴の場。

原始のビートを刻む雄々しき演奏に触発され、誰もが理性の皮を次々と剥きながら、あるべき裸の自分に戻ってゆく。

何より、REIGNの演奏に触発され騒ぎ狂っていたかった。

Vo  名称未設定 (18 - 77)

意識を強く揺らすTANOのギターが突き刺さる。激しく疾走する『S.K.V.K』に合わせ、誰もがヘドバンしながら騒ぎ続けていた。

狂え狂え狂え、声を張り上げ、身体を折り畳み騒ぎまくれ。

それが、この場に一番相応しい表情だ。

 

どんどん速さを増す演奏。

その勢いをイクところまでイカせようと、REIGNは『ROCK KNOCK』を演奏。

いろんな感情を豪快な演奏ですべて飲み込みながら、REIGNはフロア中の人たちを、あるべき姿に変えていった。

本性を剥き出しに暴れ騒ぐ、すっ裸の心を持った人たちにすっかり様変えていた。

 

====================

 

●K

 全景1 名称未設定 (22 - 115)

 

フロアから飛び交う凄まじい声・声・声。

熱い声の数々に呼ばれるようにKが舞台へ姿を現した。

タイゾ(G)/千歳(G) /Ivy (b)/ばる(Dr)というメンバーのもとトリを飾ったKのライブは、ソロ活動の始まりを告げた表情の一つ『Rebirth』から幕を開けた。

身体をズシッと貫く演奏に触発され、フロア中から熱い手拍子が沸き起こる。

K自身は、重い演奏を背に雄々しく、揺れる感情のままに歌声をはべらせていた。

開放的なサビ歌に触発され騒ぐフロア中の人たち。

Kの煽りに合わせ声を上げれば、間奏では冴えたギターソロも披露。

これもKの性格なのか、けっして前のめりにではなく、会場中に生まれた熱気を抱き締めるよう雄々しくも暖かな声色で彼は歌いかけてゆく。

K 1     名称未設定 (26 - 115)

 

千歳 名称未設定 (8 - 115)

タイゾ 名称未設定 (44 - 115)

Ivy   名称未設定 (23 - 115)

ばる 名称未設定 (80 - 115)

そんな姿も、Kがギターを置いてマイクを手にしたとたんに豹変。

『雀羅』の演奏に合わせ身体を激しく折り畳めば、お立ち台に足を乗せ、今にも観客たちへ挑みかからんばかりの姿勢でフロア中の人たちを挑発。

演奏陣のデスボイスも背に、Kは毒々しい笑い声も混じえ、激動した演奏の上でけしかけるように歌を突きつけていった。

この姿こそ、じつはヴォーカリストKとしての本質?!

K 2   名称未設定 (30 - 115)

楽曲は荒々しく駆けだした。

パンキッシュな『Higher』へ飛び乗ったKは、マイクを高く突き上げ、雄々しき声を吐きつけるように観客たちへぶつけていった。

演奏が荒ぶるごとに、Kの感情も熱を持っていく。

何時しかフロアには、天高く飛び跳ね、暴れ騒ぐ人たちの熱気が渦巻いていた。

 

「4月9日、心を込めて贈ります」。

その言葉に続いて流れたのが、とても美しくハートフルなミッドメロウ曲の『-&-』。

4月9日はBORNの結成日。

まさかの楽曲の登場に嬉しい悲鳴を上げていた。

 

ここでKは、観客たちへ『PP』を突き刺した。

豪快な音を突きつけ、観客たちを暴れ騒ぐ祭りの中へ連れ出すK。

止まることを知らない煽りに触発され、フロアには止むことのない絶叫と逆ダイの光景が広がっていた。

K自身も、今にもお立ち台から飛び下りんばかりの前屈な姿勢で、観客たちを煽り続けてゆく。

 

最後に、ふたたびギターを手にしたKは、会場中に充満した熱狂を優しく包み込むように『STORY』をプレゼント。

K自身が前へ進むうえで胸の中に抱いたいろんな感情を詰め込んだ楽曲を、これが今の、そして、これからも変わらない自分の気持ちだと伝えるように、彼は思い入れたっぷりに歌い奏でてゆく。

BORNの結成日というKにとっては忘れられない大切な日に、改めて自分自身が未来へ向かって描きだす想いを。

これからもKと共に歩む物語は途切れることなく続いてゆくと示すように、最後に彼はファンたちの胸へ『STORY』を注ぎ込んでいった。

 

 止まないアンコールの声を受け、披露したのが『Screaming for〜』。

激情した演奏の上で、Kはマイクを手に頭を振り乱し、観客たちをけしかけるように歌をぶつけてきた。

サビでの開放的な歌に触れたとたん、心へ翼が映えた気分になり、誰もが思いきりその場で飛び跳ね、その翼を羽ばたかせていた。

荒ぶる演奏を背に、観客たちを煽るよう身体を前のめりに歌うKのその姿が、とても眩しかった。

K 3    名称未設定 (97 - 115)

「俺の世界でまた逢おう」、最後にKは、優しさを抱いた『MY WORLD』を、ギターを手に歌唱。会場に作りあげた熱気を、仲間たちと一緒に分かち合うように。

またふたたび、ライブという場で熱を抱いた想いを交わすことを約束するよう、彼は思い入れたっぷりに歌を届けてくれた。

終盤には祐弥と尋が乱入。

そんな熱い友情を分かち合う場面があったこともお伝えしておこう。

 絡み   名称未設定 (10 - 115)

絡み1 名称未設定 (15 - 115)

 今年のKは、積極的なライブ活動を行うように、これからのKの動きにも熱い視線を注ぎたい。

 全景2 名称未設定 (5 - 115)

 

 

PHOTO: 五十嵐あい

TEXT:長澤智典

 

====================

 

 

★K / 4タイトル全楽曲配信決定‼

・Rebirth

・Raging pain

・STORY

・未発表音源集2018.05.24渋谷 WWW

詳細⇒(link: http://k-kingdom.net/)

 

====================

 

 

K Web★http://k-kingdom.net

K twitter★https://twitter.com/_BORN_K

K BLOG★https://ameblo.jp/k-guitar-0526/

 

KHRYST+★https://khryst.jp/

Soanプロジェクト★https://twitter.com/soan_official

ラッコ★https://lack-co.com

REIGN★http://reign-official.com/top.htm

 

====================

 

 

<インフォメーション>

…………………………………………

 

日付:2019年05月25日(土)

・会場:青山RizM

PS COMPANY PRESENTS

『URGE OF EVE 』

 

CAST●K●ユウヤヤバセ●GTB●Breathing Booost

 

■開場16:30 / 開演 17:00

■スタンディング 前売 ¥4,200(税込・1Drink代別)

■URLプレオーダー・一般共通(パソコン/スマートフォン/携帯共通)

https://eplus.jp/sf/detail/2875460001-P0030001

INFO:青山RizM ;TEL03-6804-5925

…………………………………………

 

◆日付:2019年05月26日(日)

・会場:新宿MARZ

PS COMPANY PRESENTS K ONEMAN LIVE

「URGE OF K BIRTHDAY 」

■開場17:30 / 開演 18:00

■スタンディング 前売 ¥4,500 / 当日\5,000(税込・1Drink代別)

■URL(パソコン/スマートフォン/携帯共通)

https://eplus.jp/sf/detail/2875630001?P6=001

INFO:新宿MARZ ;TEL03-3202-8248

…………………………………………

 

◆日付:2019年06月13日(木)

・会場:西永福JAM

K × ユウヤヤバセ PRESENTS

『Rock Acostic Show』

CAST ●K ●ユウヤヤバセ

■開場18:00 / 開演 18:30

■シッティング 前売 ¥4,000(税込・1Drink代別)

※整理番号順入場:全席自由席

■プレオーダー

【受付期間】04月10日(水)12:00~04月14日(日)18:00

【入金期間】04月16日(火)13:00~04月18日(木)21:00

■一般発売

2019年04月27日(土)10:00~

■URLプレオーダー・一般共通(パソコン/スマートフォン/携帯共通)

https://eplus.jp/sf/detail/2926970001-P0030001

INFO:西永福JAM;TEL03-6304-7012

 

====================

 

 

―セットリスト―

 

 

●KHRYST+

『ボクトアソボウヨ…』

『FREAKING OUT』

-MC-

『SACRED』

『螺旋階段』

『DON’T BE SILLY』

 

 

●Soanプロジェクトwith芥

『濁った瞳』

『薄紅は舞い散り寂光に消える』

『arrive』

『hysteria show time』

『frowery count』

 

 

●ラッコ

『液体』

『エマージェンシー』

『借り物』

『溝鼠讃歌』

『切断』

 

 

●平成マッスルボーイズ

『F』(マキシマムザホルモン)

『What’s up people』(マキシマムザホルモン)

-『シミ』(マキシマムザホルモン)

『メガラバ』(マキシマムザホルモン)

『Honey』(ラルクアンシエル)

 

 

●REIGN

『ゆらり』

『Deat fatE』

『Death bluT』

『S.K.V.K』

『ROCK KNOCK』

 

 

●K

『Rebirth』

『雀羅』

『Higher』

『-&-』

『PP』

『STORY』

 

-ENCORE-

『Screaming for〜』

『MY WORLD』