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2019年05月29日 (水)

【ライブレポート】2019年5月26日(日)新宿MARZ<URGE OF K BIRTHDAY>◆誕生日当日に大暴れ!演奏トラブル!?かと思いきや、サプライズでバースデーケーキも登場!

REPORT - 12:34:13

               

誕生日当日となる5月26日(日)、Kは新宿MARZを舞台に『URGE OF K BIRTHDAY』と題したワンマン公演を行った。サポートしたのが、タイゾ(G:ex.Kra)/祐弥(G:DuelJewel,ユウヤヤバセ)/seiya(B:ギガマウス,GTB)/匠(Dr:ex.Unsraw)という気心知れた仲間たち。

 

ラウドなSEに導かれメンバーらがステージへ。最後に登場したKは、ギターを…手にすることなく、スタンドマイクをガッと握りしめ、舞台上からあふれだした轟音を全身で感じながら歌いだした。ライブの冒頭を飾ったのは、『fame』だ。重く激しく低音を唸らせる演奏の上、まるで先導者のような出で立ちと歌声で、彼はフロアの人たちの理性のスイッチをこともなく破壊した。拳を振り上げ、絶叫を上げる観客たち。マイクを両手で握り、沸きだす感情をぶつけるK。その攻めた凛々しい姿に触発され、理性が消し飛んでしまうのも納得だ。

 

お立ち台に右足を乗せ、Kは前のめりの姿勢で煽りだした。激しく唸る『Raging pain』が、沸き立つ気持ちへさらに熱を加えだす。時に頭を振り乱し、挑む姿勢で歌をぶつけるK。途中、マイクスタンドを頭上高く突き上げれば、間奏ではフロアにヘドバンの嵐を巻き起こす風景も。止まるどころか、どんどん激しさと速度を増す演奏に触発され、拳を掲げずにいれない!!

 

「今日という日を最後まで楽しんでください」の言葉に続き、Kが突きつけたのがシンガロングなスタイルも魅力な爆裂パンキッシュナンバーの『Screaming for~』。凄まじい速度で暴走する演奏に触発された観客たちは、その場を駆けるような勢いで小刻みに跳ね続ける。なんて攻撃的な演奏だ。会場には、序盤から互いの感情をぶつけあう凄まじいバトルの光景が生まれていた。

 

seiyaのベースが激しく唸りを上げると同時に、演奏は勢いをさらに加速させるように『Higher』へ。フロアには、笑顔で身体をぶつけあう無数のモッシュピットも誕生。Kもお立ち台の上に立ち、観客たちを「もっともっと狂っちまえ」と言わんばかりの勢いで先導。序盤から、凄まじい熱気だ。演奏陣も、互いに音をぶつけあい激しいグルーヴを生み出すことへ興奮を覚えながら、今宵のライブを存分に楽しんでいた。

 

ギターを手にしたKは、『HARMFUL』に乗せドライブした音を突きつけた。トリプルギターという編成も刺激的だが、K自身は熱したグルーヴの上で歌を弾ませることへ心地好さを覚えていた。激しい中へ胸をつかむキャッチーな歌を挿入することで、ライブの中へ緩急した気持ちの揺れをKは描き出していった。

 

チューニングを終えたメンバーたちがおもむろにセッション演奏を始めた。穏やかな、でも、透明感と伸びのある旋律を幾つも重ねながら、その場へ静かな衝動というべき景色を作りあげてゆく。その音色を受け、Kが届けたのが『Lily』。廻るミラーボールの光を身に受けながら、彼は溜め込んだ感情を吐き出すように歌いだした。サビを通して優しく解き放った歌声が、触れた人たちの心を温かく包みこむ。とても愛おしさと温もりを覚える楽曲だ。人肌のような温かさを覚えるKの歌声に、今は心地好く抱きしめられていたい。

 

 ギターを置いたKは、ミディアムメロウな『色彩』に身を、心を預け、沸きだす想いを零すように歌いかけてきた。触れた人たちの心の奥へ想いを届けようと、優しく歌うK。その大らかな歌声は、胸の中へカラフルな色を滲ませていった。

 

この空間へ晴れ渡る景色を描くようにKは『STORY』を届けてきた。爽やかさを抱きながら、でも、演奏が増すごとに激しさと熱をKは曲の中へ加えてゆく。何時しかKはギターを手に、「あふれる想いにSTORY」と胸の内側から沸きだす想いをこの空間へ次々解き放っていた。身体は熱を覚えながらも、心は、彼の歌へ導かれるまま心地好く大空を駆けめぐる。「解き放つようにSTORY」、そう、この歌は触れた人たちの気持ちを無邪気に開放してゆく素敵なマジックナンバーだ。

 

 サポートメンバーたちによる熱いセッション演奏を挟み、ライブは後半戦へ。マイクを手にしたKは、轟音ロックナンバーを背に、呪詛を叶えるよう『雀羅』を歌唱。サビでは荒ぶる感情を、雄々しい歌声に乗せKはぶち噛ましてゆく。Kと観客たちによる熱い声のぶつけあい。狂ったように頭を振り乱す観客たち。その熱をさらに掻き混ぜるように、Kは『deeply』を突きつけた。荒ぶる演奏に煽られ、大きく身体を折り畳む観客たち。サビでは、Kの声を先導に右へ左へと大きくモッシュしてゆく光景も。挑発するKの歌声と煽りに触発され、何時しかフロア中の人たちが熱狂の祭り人へと変貌していた。

 

「まだまだイケるよな、今日はいい日だからさ」、Kの言葉に続いて飛び出したのが、重く激しく疾走するブラストナンバーの『The beautiful hate』だ。凄まじい音の衝撃に負けまいと、全力で立ち向かう観客たち。その様を観て、お立ち台の上から「もっと騒ぎ狂えよ」と言わんばかりに挑発し続けるK。凄まじいヘドバンの嵐吹き荒れる様を観ては、ニヒルな笑みを浮かべながら、「もっともっと」とKは煽り続ける。彼の中に潜むサディスティックな感情も露呈しながら、Kは朗々と歌いあげていった。

 

ライブも終盤戦だ。『PP』に合わせ、観客たちが右へ左へと駆けだせば、その場で激しく頭を振り乱し、身体を折り畳む。熱狂の中へ堕ちていけと言わんばかりに、Kはお立ち台の上で観客たちを煽り続けてゆく。逆ダイし続ける観客たちの姿を、時折舌も突き出し挑発するK。何時しか祐弥やタイゾ、seiyaも前へ出てきては、観客たちを挑発。終わりを知らぬように、延々と逆ダイしてゆく光景をKと仲間たちが作りだしていった。

 

 それまでの熱狂を、同じく熱を抱いた大きなうねりで包み込もうと、最後にKは『Mirror』をプレゼント。ふたたびギターを手にしたKは、高揚した歌声で、沸きだす想いをしっかり届けてきた。演奏を終え、最後にギターへ接吻したKの姿も艶かしくも美しく見えていた。

 

 アンコールは、本編に生まれた熱の続きを描くように、ハードにドライブしたロックンロールナンバー『4/4Party』からスタート。ザクザクとした音の上で、挑発するように歌うK。フロアでは、身体を嬉しく揺さぶる演奏へ飛び乗り、観客たちが手にしたタオルを振りながら大騒ぎ。さぁ、ふたたび熱狂のパーティをここに作りあげようか。空を見上げながら、心の内側から沸き上がる気持ちのままに、Kは『深愛』を熱唱。激しく、でも解放感を持って疾走する演奏。Kも、込み上げる気持ちのまま感情的に歌声をぶつけていた。

 

このまま、Kの世界へどっぷり飛び込んでいけ。ギターを手にしたKは、最後に『MY WORLD』を披露。心地好く走る演奏へ身を預け、気持ち弾ませる歌をKは届けてゆく。途中、マイクがスタンドから外れ、seiyaが直すというハプニングも登場。そんなトラブルさえ笑顔で飲み込んだほど、メンバーも、観客たちも、心を一つに、この空間の中ではしゃぎあうことを楽しんでいた。メンバーが、ファンたちが、何よりK自身が、このパーティを心底楽しんでいた。音楽とは、理屈も理性も常識もすべて吹き飛ばし、その人の心を開放してゆく魔法。その楽しさをダイレクトに感じあえるライブという空間の中、みんなで心を一つに笑顔で「楽しい」をむさぼり喰らえるのが最高だ。

 

止まない熱狂の声を受け、メンバーらがステージへ。ギターを手にしたKは、『Rebirth』をプレゼント。Kのギターが激しい音を掻き鳴らす…と思った瞬間に、音が堕ちるというハプニングが。そこへ登場したのが、バースデーケーキを手にしたDEZARTのSORA。みんなでKの誕生日を祝いながら、ふたたび演奏は『Rebirth』へ。Kとタイゾのギターが交互にリフを刻むと同時に、楽曲は激しい唸りを持って疾走。Kは、一緒に熱狂の彼方まで意識を飛ばして騒ごうぜと誘いをかけてきた。Kの始まりを告げた『Rebirth』を、Kの生まれた日のライブの最後に、この歌を持ってくる演出が心憎いじゃない。間奏では、Kのギターソロも炸裂。会場中の人たちの誰もが、童心に返った笑顔のまま、熱狂渦巻く轟音パーティに楽しく溺れていた。いや、拳を振り上げ、飛び跳ねながら、この熱狂に身を焦がし続けていた。

 

 本当なら、ここでライブは終了の予定だった。だが、気持ちが完全にバーニングしたKはふたたび『deeply 』を演奏。お立ち台に上がり、観客たちを煽りだす。その挑発を受け、観客たちも右へ左へと飛び跳ね、騒ぎ続ける。Kが、メンバーが、観客たちが理性を消し去り、野生の牙を剥き出しに、熱狂の中、体力果てる勢いで騒ぎ狂っていた。『Higher』を通し、またもフロア中にモッシュピットが誕生。誰もが喧騒と熱狂の中へ嬉しく堕ちていった。フロアの中、あちこち笑顔で身体をぶつけはしゃぐ観客たちの姿がとても眩しく見えていた。あの楽しさを間近でみたら、Kがもっともっと暴れたくなるのも納得だ。その熱狂した観客たちの姿こそ、Kには一番嬉しい誕生日プレゼントだった。

 

 去り際、Kは「こうやって助けてくれる仲間を大切にしながら、みんなと一緒に音楽で騒いでこれからも生きていけたらなと思ってます」と語っていた。この続きは、Kの始まりの日となった8月19日の青山RizM公演、『 EVER DEEPLY 』で。

 

           

PHOTO:NORI

TEXT:長澤智典

 

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K Web

http://k-kingdom.net/

K mobile

http://www.pscompany.co.jp/k/data/

K twitter

https://twitter.com/_BORN_K

 

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★インフォメーション★

 

PS COMPANY PRESENTS K 3rd Anniversary ONEMAN LIVE

『 EVER DEEPLY 』

■出演:K

■公演日:2019年8月19日(月)

■会場:青山RizM

■時間 開場17:30 / 開演 18:00

■料金:スタンディング 前売 ¥4,200(税込・1Drink代別)

■問い合わせ:会場:03-6804-5925

 

<PS mobile受付>

■受付期間:05月27日(月)14:00~06月10日(月)18:00

■入金期間:06月14日(金)14:00~06月18日(火)23:59

■確定枚数:06月19日(水)

■受付URL:http://m.pscompany.co.jp/r/k_everdeeply_ticket/

[一般発売:e+]

発売日:2019年06月29日(土)10:00~

URL:https://eplus.jp/sf/detail/2970640001-P0030001

 

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◆日付:2019年06月13日(木)

・会場:西永福JAM

K × ユウヤヤバセ PRESENTS

『Rock Acostic Show』

CAST

Vo,ba. K

Vo,gt.祐弥(ユウヤヤバセ)

サポートメンバー

Gt. タイゾ(ex Kra)/ Dr.SOY(BreathingBooost)

 

■開場18:00 / 開演 18:30

■スタンディング 前売 ¥4,000(税込・1Drink代別)

■一般発売

2019年04月27日(土)10:00~

■URL一般(パソコン/スマートフォン/携帯共通)

https://eplus.jp/sf/detail/2926970001-P0030001

INFO:西永福JAM;TEL03-6304-7012

 

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―セットリスト―

 

1.『fame』

2.『Raging pain』

3.『Screaming for~』

4.『Higher』

5.『HARMFUL』

6.『Lily』

7.『色彩』

8.『STORY』

9.『雀羅』

10.『deeply』

11.『The beautiful hate』

12.『PP』

13.『Mirror』

-ENCORE.1-

14.『4/4Party』

15.『深愛』

16.『MY WORLD』

-ENCORE 2-

17.『Rebirth』

18.『deeply』

19.『Higher』











2019年05月28日 (火)

【ライヴレポート】LM.C<TOUR 2019 NEW SENSATION> 2019年5月26日(日)白金高輪SELENE b2◆アルバム「FUTURE SENSATION」ツアー完遂!今秋のツアー開催も決定!「あれもやりたい、これもやりたいって思える現実が13年前から続いていることが本当に幸せ」

NEWS - 19:25:31

ヴォーカリストmayaとギタリストAijiによるロックユニット【LM.C(エルエムシー)】。

ミクスチャー、デジロックなど、簡単にカテゴライズできない POP でキャッチーなサウンドを展開し、その存在感はヴィジュアル系という枠に留まらない。

活動地域は日本にとどまらず、アジア・ヨーロッパ・中南米でワールドツアーを行うほど。

特にヨーロッパ圏のJ-ROCK ファンから「最も注目される J-ROCK Band」と評され、ワールドワイドに高い評価を得ている。

 

昨年88日にニューアルバム「FUTURE SENSATION」をリリースした彼ら。

アルバムを引っさげてのレコ発第二弾となる全国ツアー「NEW SENSATION」を3月から敢行してきたが、ついに526日、白金高輪SELENE b2にてツアーファイナルを迎えた。

レポートでその模様をお届けする。

 

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TOUR 2019 NEW SENSATION

2019年526日(日)白金高輪SELENE b2

 

 眩しいほどに鮮やかで、どこまでも純粋な音たちが、今宵その空間にはとめどなく鳴り響いていたのだった。

 

 先だって、5月25日~26日にわたり白金高輪SELENE b2での2デイズ公演をもってしめくくられたのはLM.Cによる【TOUR 2019 NEW SENSATION】である。

3月末から始まっていたこのツアーは、彼らが昨夏に発表した最新アルバム『FUTURE SENSATION』にともなうふたまわり目のツアーで、彼ら自身にとってはもちろんのこと、参加するオーディエンス側にとっても、より深いかたちで『FUTURE SENSATION』の世界へ没入していくことが出来る場、となっていったと言えるはず。

 

 ちなみに、あまりの盛り上がりぶりから急遽フロントマン・mayaの独断により予定外の3曲までもが追加演奏されることになったという、前日公演の興奮がまだまださめやらぬ中で行われたこの本当のツアー最終日は、LM.Cがここ1年ほどをかけて追求してきた次なる未来のかたちが、いよいよ具現化されたライヴとなっていたように思えてならない。

 

 なにしろ、アーティストとしての限りなくリアルタイムな意思が詰め込まれている「In Future,New Sensation」でmayaがポエトリーリーディングを展開しながらこの夜のライヴを幕開けさせたあと、LM.Cがその次の一手として持ってきたのはなんとミッドテンポの中で人と人との出会いと別れが交錯するさまを描いた「Intersection」だったのだ。

 

 いわゆる定石からいけば、ライヴの冒頭セクションではアッパーなタイプの曲たちで景気付けをすることも多いLM.Cが、敢えて『FUTURE SENSATION』の中でも聴かせる系の楽曲をいきなり持ってきたという事実は、彼らが今ツアーを経ていかにライヴバンドとしてのさらなる自信と説得力を獲得してきたのか、ということを意味していたように感じる。

 

Tokyo、今日は2日目でツアーファイナルです。

楽しむ準備は出来てますか!

俺たちを楽しませてくれる準備も出来てる?

最高の瞬間を重ねていきましょう。

共に〈最高の冒険体験〉をしに行きましょう!」

 

 と、歌詞の一部を組み込んでの曲紹介を受けて始まったのは、ギタリスト・Aijiが牽引するかたちでLM.Cとしてのヘヴィネスサウンドを新たに開拓した「Virtual Quest」で、本来であれば相反しそうないなたさ疾走感を絶妙に同居させながら聴かせるこの曲もまた、今現在のLM.Cだからこそ体現できるものであったと筆者としては確信する。

 

 また、今ツアーについては曲によりBGVが効果的に駆使されていた点も演出面での新機軸といえ、聴覚のみならず視覚の面からも『FUTURE SENSATION』が内包する熱量をダイレクトに感じられた点は、受け手側にとってよりライヴに対しての没入感が増していた印象が強い。

 

 さらに、今回のツアーではライヴ中盤にて2010年にシングル曲として発表された「GHOST†HEARTと、最新作『FUTURE SENSATION』に収録されている「Hollow Hotel」という、LM.C流の新旧ファンタジックゴシックホラーチューンが連打された一幕も実に興味深く、ここでは彼らがここまでに変わってきたところと、良い意味での相変わらずな部分の両方をそれぞれに楽しむことが出来た。

 

 かと思えば、胸に迫るようなメランコリズムが切々と炸裂する「Nothing」や、スケール感と深さのある音像で描かれる秀逸なバラード「Twinkle Star」では表現者・LM.Cとしての本領がいよいよ発揮されることとなり、ただ騒いでハシャげればOKというラフな次元とは全く別の、心ゆくまでLM.Cの世界に耽溺することの出来る完全空間がそこには拡がってくことに。

 

 ただし、LM.Cのライヴといえば居合わせる全ての人々が最終的にはハッピーでポジティヴな気持ちになれる場であることも間違いない事実で、「We are LM.C!!The Anthem of Strong Pop~ 」を皮切りとした後半戦での畳みかけ方にも尋常ならざるパワー感が音にもパフォーマンスにも目一杯漲っていたと言っていい。

FUTURE SENSATION』の中におけるリードソング「ChainDreamers」しかり、近年のライヴを通して無敵の鉄板曲へと成長した「The BUDDHA」しかり、極彩色ダンスナンバー「Chameleon Dance」しかり。

LM.C の呈示する音には、臨する者の心身を解放するような魔法が宿っているのかも

 

「楽しいなぁ!これだから、LM.Cがどんどん大好きになっちゃう()

今夜はもう1曲ここでやらせてもらいたいんですが、この曲を世に放ってから10年が経ちました。

このあいだ、打ち合せがあったんですけどね。

そこではここから15周年の節目にかけてやりたいことを、全部言ったんですよ。

ちょっと気が早いかな?でも、そうやってあれもやりたい、これもやりたいって思える現実が10年前、あるいはLM.Cが始まった当初の13年前から続いていることが本当に幸せだなと思います。

というわけで、そろそろ15周年というものが見えてきたので、ここから皆でそこに向かって行きましょうね。

これからも、よろしくお願いします!

それじゃあ、今やリリースした頃以上にLM.Cにとって凄く大切な曲をやらせてもらいます。

俺たちの志!「PUNKYHEART」!!」

 

煌めく思い出と変わらない想いは 時が過ぎても色褪せることはない〉

 

 10年前に発表された楽曲でありながら、今このタイミングで聴いてもここからに向けたひとつの宣言としてこの曲を聴けるという事実が意味するものは、おそらくLM.Cと彼らを愛する人々にとって相当大きいのではなかろうか。

 

 なお、7月30日にはmayaの降誕祭ライヴ[mayaの王様ナイト]が2年ぶりで渋谷・TSUTAYA O-EASTにて行われるほか、秋からはリリースなどに縛られない自由なスタイルの[LM.C Club Circuit’19 -Autumn-]も控えているというLM.C

mayaAijiのふたりには、これからも眩しいほどに鮮やかで、どこまでも純粋な音たちを、思い切り自由なかたちでとめどなく鳴り響かせ続けていって欲しい。

 

 

Text by 杉江由紀

 

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そんなLM.Cだが、早くも秋の全国ツアーが決定。[LM.C Club Circuit’19 -Autumn-]と題されたツアーで、10月3日の柏PALOOZAからスタートする全10公演となる。

 

ChainDreamers」ミュージックビデオ

LM.CChainDreamersMUSIC VIDEO

 

Door!」ミュージックビデオ

Door!MV -90sec Edit ver.-

 

ニューアルバム「FUTURE SENSATION」全曲試聴動画

 

 

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<配信情報>

 

ニューアルバム「FUTURE SENSATION」は主要ダウンロードサイト、サブスクリプションサービスにて好評配信中!

LM.CFUTURE SENSATION

https://jvcmusic.lnk.to/futuresensation

高音質をお楽しみいただけるハイレゾ音源も配信中!

レコチョク
http://recochoku.jp/album/A1010633173/
mora
http://mora.jp/package/43000005/VICL-65033_F/

e-onkyo music
http://www.e-onkyo.com/sp/album/veahd11941/

 

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<リリース情報>

 

★NEW ALBUM

FUTURE SENSATION

NOW ON SALE

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【通常盤】¥3,000+ / VICL-65033

<CD only> 11 曲収録

01. In Future, New Sensation

02. ChainDreamers

03. Virtual Quest

04. Intersection

05. Hangover

06. Hollow Hotel

07. Door!

08. Nothing

09. Twinkle Star

10. Brainwashing

11. Dystopia

…………………………………………

【完全生産限定盤】 13,500+ / VIZL-1411

2CD+DVD+写真集>アナログLPサイズ豪華BOX仕様

[CD1]

FUTURE SENSATION

通常盤と同内容

[CD2]

FUTURE SENSATION

[Instrumental Tracks]

01. In Future, New Sensation -Instrumental-

02. ChainDreamers -Instrumental-

03. Virtual Quest -Instrumental-

04. Intersection -Instrumental-

05. Hangover -Instrumental-

06. Hollow Hotel -Instrumental-

07. Door! -Instrumental-

08. Nothing -Instrumental-

09. Twinkle Star -Instrumental-

10. Brainwashing -Instrumental-

11. Dystopia -Instrumental-

 

[DVD]

[ChainDreamers] Music Video

Maboroshi The Movie -Ver. Future-

 

[写真集]

PICTURE SENSATION

ライブ情報

 

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■maya バースデイライブ!!

LM.C LIVE mayaの王様ナイト’19

7月30日(火) TSUTAYA O-EAST

 

OPEN 18:15 / START 19:00

チケット:スタンディング¥6,940(税込)

一般発売 6月23日(日)

☆チケットOHP先行受付☆

5月24日(金) 12:00 ~ 6月2日(日) 23:00マデ

申込ページ:http://www.getticket.jp/g?t=q6vkkwy

 

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【LM.C Club Circuit’19 -Autumn-】

10月3日(木) 柏PALOOZA

10月6日(日) 名古屋Electric Lady Land

10月9日(水) HEAVEN’S ROCK さいたま新都心VJ-3

10月12日(土) 金沢AZ

10月13日(日) 新潟GOLDEN PIGS RED STAGE

10月16日(水) 新横浜 NEW SIDE BEACH!!

10月19日(土) 大阪ESAKA MUSE

10月20日(日) 和歌山 SHELTER

10月26日(土) 静岡 Sunash

10月27日(日) 甲府CONVICTION

 

チケット料金:スタンディング ¥6,000(税込)ドリンク代別

※3歳以上有料

 

■チケットTeam☆LM.C先行受付情報■

Club Circuit’19 -Autumn- チケットTeam☆LM.C先行

抽選受付期間:6月14日(金)18:00~6月23日23:50

 

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<プロフィール>

 

ヴォーカリスト maya とギタリスト Aiji によるロックユニット【LM.C(エルエムシー)】。

ミクスチャー、デジロックなど、簡単にカテゴライズできないPOP でキャッチーなサウンドを展開し、その存在感はヴィジュアル系という枠に留まらない。活動地域は日本にとどまらず、アジア・ヨーロッパ・中南米でワールドツアーを行うほど。特にヨーロッパ圏のJ-ROCK ファンから「最も注目されるJ-ROCK Band」と評され、ワールドワイドに高い評価を得ている。2016年に結成10周年を迎え、アルバム「VEDA」をリリース。2017年は「VEDA」を引っ提げて2回に渡る全国ツアーを開催。2018年にアルバム「FUTURE SENSATION」をリリース。

 

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Official Site

http://www.lovely-mocochang.com/

Label Site

http://jvcmusic.co.jp/lmc/







2019年05月25日 (土)

【ライヴレポート】<defspiral SPRING TOUR 2019 Count down to 9th Anniversary『THE NINTH GATE』>9周年記念日は新たな出発点~Freaksと共に歩む10年目に向けて~◆2019年5月24日@TSUTAYA O-WEST

REPORT - 19:44:29

毎年恒例となっている周年ワンマン“Dear Freaks”。ゲストアーティストを招いたり2days公演を開催したりと、これまで様々な企画をしてきたdefspiralが今回行ったのは、今日に向けたカウントダウンだった。3月中旬より『THE NINTH GATE』と称した春のツアーを敢行。そして524日、そのツアーファイナルと同時にバンド結成9周年記念公演がTSUTAYA O-WESTにて開催された。

 

9年という過去を振り返るより、10年目に向けて一緒に。」― 本編ラストにTAKA(Vo.)が掲げた言葉だ。どんなに月日が流れようと決して変わることのない思い、defspiralがずっと大切にしているのは、常に前を向くこと“Freaksと一緒に歩むこと。今日もまたそのことを証明し、この場所に刻み付けるのだった。

 TAKA_03

 

圧倒的な存在感。一曲目「SILVER ARROW」の演奏が始まった瞬間、迫力満点の音に息をのむ。一瞬でオーディエンスを惹きつける魅力を持つメンバー。その佇まいを目の前にすると、小難しいことは一切なしで、自然と身体が動き出す。「LABYRINTH」、「HYSTERIA」など、爽快なロックナンバーが続けざまに披露される中、飛び跳ねたり頭を振ったりと、思い思いに楽しむFreaks。記念すべき9周年ライヴの前半戦は、会場中に膨大なエネルギーが満ち溢れていた。

 

洗練された技術。登場から一気にヒートアップしていく会場で、勢い任せではなく一曲一曲を丁寧に演奏する様は、さすがの一言。マクロ的に見つつ躍動感も追究されたドラム、胸が弾む小気味良いベースに、胸の奥でこだまする情熱的なギター、ダークな声色から高音域まで変幻自在に響かせるボーカルと、メンバー各々が輝きを放っている。過去よりも未来というのが本日のテーマではあることは承知しているが、今日の輝きを語らせて貰う上で、少しだけこれまでのことにも触れておきたい。defspiralとして9年、前身バンドであるthe UnderneathTRANSTIC NERVEの活動を含めると、20年以上のキャリアを持ち、その間ずっと苦楽を共にしてきた彼らだからこそ成せる技。長年にわたり培われてきた経験は、明白に打ち出されていた。夢を追い掛け上京し、ずっと一緒に走り続けてきた人達が奏でる音には、鳥肌が立つ程の説得力がある。

 TAKA_05のコピー2

MASATO4

RYO_03

MASAKI_03 

多様な楽曲で彩られたライヴ中盤から、再び激しさ増すナンバーで会場を大きく揺らしていく。TAKA(Vo.)と共にMASATO(Gt.)も煽りを入れ、よりアグレッシヴなステージへ。それに応える様に「Arcoromancer」では、力強い拳と大きな声がフロアから返された。そして本編ラストは、疾走感のある曲に乗せて終わらない旅、始まりのファンファーレを鳴らす「CARNAVAL」を披露。来年の10周年に向けて走り出そうとしている今とリンクしている歌詞に、約束された10年目の景色が自然と浮かんでくる気がした。

2shot_01のコピー2

2shot_02のコピー2 

HALO」、「GALAXY」など、メッセージ性の強い楽曲を届けた一回目のアンコール。そして、「僕らは、ここから再び産声を上げました。」という言葉から「DIVE INTO THE MIRROR」を贈り、会場を大いに沸かせた2度目のアンコール。メンバー同士の仲睦まじい姿やFreaksに贈る感謝の気持ちと共に、また一つ強い絆を作っていた。そして、「忘れられない夜になりました。最高以上の言葉は見つかりません。」という言葉を残し、メンバーはステージを後にした。

TAKA_04のコピー2 

遂に10年目の扉を開いたdefspiral。「瞳はいつでも 明日を映し出す(DIVE INTO THE MIRROR」歌詞一部抜粋)」という言葉通り、自身の夢を追い続け、私達に夢を与えてくれる頼もしいバンドは、今日もまた明日を目指して新たなスタートを切った。

 

なお、defspiralは、7月から始まるALICE IN MENSWERとのカップリングツアー『Down The Rabbit Hole』や、その間にあるRYO(Ba.)のバースデーライヴなど、今年の夏も楽しみな企画が決まっている。

 

写真◎上野 宏幸

文◎藤代 冬馬 

 

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<セットリスト>

 

01. SILVER ARROW

02. READY OR NOT

03. PULSE

04. MASQUERADE

05. LABYRINTH

06. HYSTERIA

07. STARDUST

08. Babylon

09. 花とリビドー

10. COLD SLEEP

11. PHANTOM

12. Arcoromancer

13. RESISTANCE

14. AURORA

15. VOYAGE

16. IRIS

17. CARNAVAL

 

encore1

18. PARADISE

19. AQUA

20. HALO

21. GALAXY

 

encore2

22. DIVE INTO THE MIRROR

23. LOTUS

 

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defspiral presents RYO BIRTHDAY PARTY 2019

[日時]2019721()

[会場]YOKOHAMA O-SITE

[開場/開演]18:00 / 18:30

[チケット]前売 ¥3,800- / 当日 未定(チケット完売の際は当日開演後まで未定)
      全自由席

[一般発売日]2019623() 10:00

defspiral ch.会員先行受付]

公式ニコニコチャンネル「defspiral channel
エントリー期間:61() 12:00 616() 18:00

 

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ALICE IN MENSWEAR COUPLING TOUR 2019
Down The Rabbit Hole with defspiral

[出演]ALICE IN MENSWEARdefspiral

スケジュール
7
07() 西川口Hearts 17:00/17:30
12() 新横浜NEW SIDE BEACH!! 18:00/18:30
27() 大阪MUSE 17:00/17:30
28() 名古屋JAMMIN 17:00/17:30

 

8
04() 仙台HOOK 17:00/17:30
12(月・祝) 赤羽ReNY alpha 17:00/17:30

 

お問合わせ
 西川口/新横浜/赤羽公演  サイレン・エンタープライズ 03-3447-8822
 大阪公演  夢番地大阪 06-6341-3525
 名古屋公演  サンデーフォークプロモーション 052-320-9100
 仙台公演  ニュース・プロモーション022-266-7555

 

チケット スタンディング ¥4,860(税込/D) ※3歳以上チケット必要

チケットぴあ 大阪、仙台

ローソンチケット 西川口、新横浜、大阪、仙台、東京

イープラス 全公演

各プレイガイド、公演により先行受付中!

一般発売日 525() AM10:00

 

詳細はdefspiral official website

http://defspiral.com/