2019年10月05日 (土)
【ライヴレポート】<Angelo 13th Anniversary「IGNITION DEVICE」>2019年10月4日(金)TOKYO DOME CITY HALL◆「年数なんて関係ないね。一緒にいられればいいんじゃない?」
REPORT - 11:45:09Angeloの13周年アニバーサリー公演『Angelo 13th Anniversary「IGNITION DEVICE」』が毎年恒例となっている“天使の日”10月4日にTOKYO DOME CITY HALLで開催された。Angeloとしては7月26、27日Zepp DiverCityでの「DOGMATIC PARTY」以来約2ヵ月ぶりのステージであり、年に一度の記念日を祝うべく、今年も多くのオーディエンスが集結した。
満場のハンドクラップと共に〈鳴り渡る祝福の鐘〉というワードから始まる「ACTIVATE RESONATE」が幕開けを飾り、様々な光景を描きながら全24曲が繰り広げられたこの日。前半戦では現時点での最新アルバム『RESONANCE』(2018年11月リリース)の楽曲たちが大半を占め、「CRUELWORLD」をもって、この1年間の一つの区切りを迎えたようだった。蛇足を承知で付け加えるならば、『RESONANCE』の1曲目は「ACTIVATE RESONATE」、そしてラストナンバーは「CRUELWORLD」。さらに言えば、バラードナンバー「ホログラム」から始まったブロックにおいて、「光の記憶」「DEEP VISION」「CRUELWORLD」という流れは、あまりにもドラマティックな展開だった。
当然ながら後半戦も白熱の空間を作り上げたAngeloとオーディエンス。アンコールにおいて、ヘヴィーなバンドサウンドが際立つ「evil」、バンドとファン双方にとって大切な1曲でもある温かなメッセージソング「Crave to you」、そして七色の光が場内を満たす中、〈振り返らずに 新しい物語を 一から始めるだけさ〉と歌う「報いの虹」が展開された場面は、まさにAngeloというバンドの魅力が詰まっていたと同時に、周年というこの日に相応しい選曲だったのではないだろうか。
Angeloというバンドは不思議な生き物だ。常に進化し続ける強靭なバンドサウンドを武器に、誰にも真似ることのできない楽曲を生み出す。そこに不可能を可能にする強さ、常に新鮮な驚きを与えてくれる期待感、そして全てを受け入れてくれる包容力…ともすれば矛盾が生じてもおかしくはないこれらの要素を併せ持つのだ。
そんな彼らが11月6日に待望のニューアルバム『FAUST』をリリース、その新作を引っさげ、11月9日CLUB CITTA’川崎を皮切りに、2020年1月4、5日のマイナビBLITZ 2daysまで、全15公演に渡る全国ツアーを開催する。それは即ち、ツアーでのラインナップも一新されることになるだろう。さらに2月24日、キリトのバースデーライブがLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で行われることも決定した。まずは、タイトル以外一切情報が明かされていない『FAUST』の誕生を心して待ちたい。
最後に、キリトからの言葉を記そう。「年数なんて関係ないね。一緒にいられればいいんじゃない?」
(文・金多賀歩美)
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2019.10.4(金) TOKYO DOME CITY HALL
セットリスト
01. ACTIVATE RESONATE
02. CREVASSE
03. 残響
04. NEW CENTURY BIRTH VOICE
05. The Crime to Cradle
06. 狂人
07. Experiment
08. ホログラム
09. 光の記憶
10. DEEP VISION
11. CRUELWORLD
12. PANDEMIC
13. AI(Artificial Intelligence)
14. SCENARIO
15. THE CROCK OF ULTIMATE
16. ORIGIN OF SPECIES「ALPHA」
17. シナプス
18. Daybreakers
Encore
01. evil
02. Crave to you
03. 報いの虹
04. RIP
05. Script error
06. SCRAP
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【LIVE】
Angelo LIVE at LINE「A CONNECTED FIELD」
2020.2.24(月・祝) LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂) 17:30/18:00
チケット料金:全指定 ¥6,660(税込)
Angelo Tour 2019-2020「THE CONTRACT DEADLINE」
2019.11.09(土) CLUB CITTA’川崎 17:15/18:00
2019.11.16(土) TSUTAYA O-EAST 17:45/18:30
2019.11.21(木) 新宿BLAZE 18:15/19:00
2019.11.22(金) 新宿BLAZE 18:15/19:00
2019.11.30(土) umeda TRAD 17:15/18:00
2019.12.07(土) YOKOHAMA Bay Hall 17:15/18:00
2019.12.08(日) YOKOHAMA Bay Hall 16:15/17:00
2019.12.14(土) 札幌 PENNY LANE 24 17:00/17:30
2019.12.19(木) 名古屋ボトムライン 18:15/19:00
2019.12.20(金) 広島CLUB QUATTRO 18:15/19:00
2019.12.22(日) 福岡DRUM LOGOS 16:15/17:00
2019.12.25(水) TSUTAYA O-EAST(FC限定) 18:00/19:00
2019.12.28(土) 仙台 Rensa 16:45/17:30
2020.01.04(土) マイナビBLITZ赤坂 17:15/18:00
2020.01.05(日) マイナビBLITZ赤坂 16:15/17:00
チケット料金:スタンディング/2F指定席 ¥6,300(税込) ※ドリンク代別
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【New Release】
2019.11.06 Release
New Album「FAUST」
10 Songs Include
2019年09月26日 (木)
【ライヴレポート】<Chanty 6th Anniversary oneman『Chantyの世界へようこそ』>2019年9月16日(月)新宿BLAZE◆「このままずっとずっとそばにいられますように」──。
REPORT - 18:00:326周年を迎えたChantyがChanty 6th Anniversary oneman『Chantyの世界へようこそ』を新宿BLAZEにて開催。
周年記念ライヴは1周年目からTSUTAYA O-WESTでの開催にこだわってきたChantyだったが、今回は別会場での開催。
その理由については以前、メンバーの脱退などバンドに大きな変化があり進むことに迷いが生じた「自分たちの弱さだった。」と語ったVo.芥。
そんな中、新たにGt.白をメンバーとして迎え、再び歩き出すことを決めたChanty。
そんな彼らを見届けようと、会場には多くのファンが集まった。
今か今かと待つフロアの照明が落ちるとともに、重々しいピアノの音色が開演を告げる。
続けて楽器隊が音を合わせ始め、芥の「Chantyの世界へようこそ」の一言で『ららら』からChantyの6周年記念ライヴが幕を開けた。
そのまま「BLAZE、見せてくれ!」と『白光』『ポリシー』『ねえ。』の勢いある3ナンバーを立て続けに披露すれば、フロアも腕を上げ、身体を揺らし、この日が待ち遠しくて仕方なかったと言わんばかりに存分に楽しんでいく。
MCでは「雨止んでました?」と芥。「止んでた!」とフロアから声が上がると「本当に!?」と嬉しそうな表情を見せたのは、これまでChantyの大事な日にはいつも雨が付き物だったからだろう。
「忘れちゃったんですよ、てるてる坊主。
でも賭けてみたんですよ、もしかしたらこの人(白)てるてる坊主みたいなんじゃないかなって。」
そんな芥の期待通り、この日はライヴが始まる前にはすっきり雨が上がっていたのだ。
早速、白はバンドに新しい風穴を開けたのかもしれない。
「本当に6周年あっという間でした。
始動ライヴから終わりを口にしてたバンドが、よもやここまでやってこれたのは、《中略》僕らというものを認識してくれてる全ての人が僕たちをここまで生かしてくれた結果だと思ってます。
最後まで楽しんでいってください。」(芥)
と、6周年を迎えた今日という日をしっかりと噛み締めるように言葉を紡いだ。
「それじゃあBLAZE、もっと声聞かせてくれますか?」の言葉で始まった『絶対存在証明証』、そして『m.o.b.』とこれまでのChantyのライヴに何度も激しさと熱を添えてきた2曲を披露。
これまで、生のライヴ特有の粗さがフロアを掻きまわしどんどん煽る印象だったが、アグレッシブな楽曲でも白が丁寧に奏でるギターには、聴くものをじりじりと熱狂させる要素がある。
そしてここからは『落ちていきましょう・・夜のセカイへ。』と、ダークに陰気さ満開の『魔がさした』。
反響する音に支配されながら、“夜”に引きずり込まれていく感覚。さらに『今夜未明』へとずるずる落ちていくと、束の間の静寂にフロアからメンバーを呼ぶたくさんの声を「静かに!」と一掃し「ねたましい」へ。
光の見えない底を這いもがくような楽曲たちは、芥の繊細な歌声と相まってよりエグみが際立ってくるのがむしろ心地いい。
そして『揺らめくあの日は万華鏡』や『綺麗事』と、間髪入れずに2曲を披露、疾走感溢れる楽曲に、芥のアコースティックギターのみでしっとりと始まる展開は、夜が明けるというよりは、深い夜のその後みたいな、段々と意識がはっきりしてくるような感覚を覚える。
どんな色の楽曲も、芥は変わらず一心不乱に歌い上げていく。
ヴィジュアル系に限らず、ここまで汗を流し顔を歪め感情的に歌うヴォーカリストはなかなかいないんじゃないだろうか。
“命を削る”そんなことを意識させられる場面がいくつも見られるのが、Chantyのライヴの嬉しいところ。
そして続く『奏色』で一気に夜が明けると、Chantyらしい皮肉さをキャッチ―に展開する『おとなりさん』も披露。
さらに、「汚いもの全部ここに置いていこう!」(芥)と『無限ループ』へ。
“才能もなけりゃ努力も出来ない そんな自分が嫌で仕方ない”
人間なら大半が抱える様な負の感情を清々しいくらいに吐き出せる場所がChantyのライヴにはある。
お決まりの“俺を!”“シバく!!”のコール&レスポンスではフロアから割れんばかりの声が上がった。
「このままずっとずっとそばにいられますように」(芥)、続く『最低』は、雨上がりの青空を見上げるような晴れやかなナンバー。
軽快なDr.成人のリズムに思わず笑みを誘われる。
そして、普段はアグレッシブなベースプレイが印象的なBa.野中が、会場中を優しく包むこむように柔らかく音を紡ぎ始めると、芥が力強く歌を紡いだ。
『淡々と』は決して明るく前だけを向いたような楽曲ではないけれど、その優しいメロディに包まれ、こんな音楽を贈られるファンは本当に幸せなんだろうなと少し羨ましくも思えた。
そして本編の最後は、『犬小屋より愛を込めて』で締めくくられた。
芥の叫びに呼応して熱量を上げるオーディエンス。
そこにあるのは嘆きではなく、繰り返し訪れる迷いや不安もすべてはじき返し、共にどこまでも走っていけそうな強さがあった。
そしてアンコールでは白、成人が先だって登場。
加入から3か月ほどの白が、「まだ3か月しか経ってないんだってくらいすごい濃い3か月を過ごしてきたから、周年をちゃんと喜べるというか。本当にChantyになれた気がして、本当に嬉しいです。」と素直な想いを口にすると、「白くんが加入してくれたことによってこの9月16日を迎えられて、本当に白くんのおかげ。」と成人。
Chantyではずっと末っ子だった成人が、少し大人びて見えたのも微笑ましかった。
芥が登場すると、「白くんってバカでしょ(笑)。」と、白のおかしなところを暴露し会場の笑いを誘う場面も。
こんなに長く1つのバンドを続けたのは初めてという野中。
「10年、20年やるぜ!ってスタンスじゃなくて、1年1年をしっかりやってこうって思います。」の彼の言葉に、Chantyらしさを感じられずにはいられなかったのと共に、これからも変わらず歩みを続けてくれることへの期待が高まった。
そしてここでは芥から今後の展開について発表が。
後輩バンドや旧友などバラエティに富んだメンツで開催される2マンライヴ企画や、来年のミニアルバムの発売、さらには全国を回るワンマンツアーの開催などが発表され、ファンから大いに歓声が上がった。
そして、アンコール1曲目を飾ったのは『終わりの始まり』。
初期の楽曲は、時間が経つにつれてどうしても意味を持ってきてしまうが、初期衝動を複雑で入り組んだものにしたくないと語った芥。
「ありったけの力で届けるので、ありったけの力で返してくれますか?」の前置きにもまだまだ熱狂を見せしっかりと答えていくオーディエンス。
「この曲も、お前らのおかげでちょっとは前向けるようになったぞ!」と『ダイアリー』へと続くと、『冤罪ブルース』では“冤罪!冤罪!”の掛け声で飛び跳ねさらに右に左にと大きくフロアを揺らす。
“ああ やっぱ気に食わない 世界は嘘だらけだ”
『不機嫌』ではChantyの大きな魅力である“負”の感情を爆発させ、またそれに同調するかのように、1つになる会場。
割れんばかりの声援が続く中、アンコールは終了した。
メンバーがステージを去ってもなお続くアンコールの声に再び応え、登場した4人。
芥は、Chantyを“気持ちを素直に言えない人たち”と評した上で、今までのような受け取った人に判断を委ねるスタンスではなく、“もっと分かりやすく気持ちを伝えよう”とメンバーで話したことを明かした。
そして「口下手ではございますが、これからもずっとそこにいていただけるように、ラヴソングを送ります。」とChantyには珍しく強く相手を求める歌詞が印象的な『貴方だけを壊して飾ってみたい』を贈った。
正真正銘に最後の曲となったのは『フライト』。
青空に駆け出すような爽快なメロディにフロアは一斉に手を挙げ、大きく声援を送る。大事な節目には幾度と届けてきたこの曲には、6年目を迎えたChantyとそれを支えてきたファンがいかに想い合っているかをはっきりと感じることができた。
最後に「今、こういう時間が過ごせてること、本当に奇跡的なことだと思うから、当たり前の言葉になっちゃうんですけど、一緒に作って行ってほしいです。どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。」と芥がシンプルな挨拶で締めくくると、お馴染みカーテンコールへ。
歌舞伎町にちなんで?投げキッスをしながら「愛してる」で締めくくることとなったが、いざやってみたと思えば、誰一人カッコつけられずぎこちない4人を見て、ああ、やっぱり変わらないChantyだなと安心したのは私だけではなかったはず。
新メンバー白を迎え4人体制となり初めてのワンマン公演となったが、演奏される曲たちはどれもが紛れもなくChantyだった。
バンドに起きたことはかなり大きかったし、歩みを止めてしまうのではと不安に感じたファンもいたはず。
それでもなお変わらずにChantyであり続けられるのは積み重ねてきた6年という月日の中にある確かな自信かもしれない。
俺たちについて来い!のような頼もしいそれではないが、何も言わず強く手を握って引っ張ってくれるような、そんな優しい力強さを感じられる1日だったと思う。
何より、良いバンドだな、バンドって良いなと純粋に感じたワンマン公演だった。
演奏的にもChantyの世界にも頼もしい新メンバーも加わったことだし、バシバシと今後の展開が発表されている。
これから新たに4人が見せてくれるChantyを大いに期待したい。
文:糸永織菓子
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★Chanty 新ヴィジュアル公開!★
▲Vocal.芥
https://twitter.com/chanty_akuta
▲Guitar.白
https://twitter.com/chanty_shiro
▲Bass.野中拓
https://twitter.com/chanty_taku
▲Drums.成人
https://twitter.com/chanty_naruto
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★Chanty新情報★
♪6th anniversary oneman「Chantyの世界へようこそ」 ライブDVD発売決定
♪来年春が来る前にミニアルバム発売決定
♪来年春、2年ぶりとなる全国ワンマンツアー決定(全国12か所13公演)
※詳細決定次第HPにて順次解禁予定!
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<ライヴスケジュール>
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□SPEED DISK PRESENTS~森羅万象tour’19 in November
2019年11月04日(月・祝) 名古屋E.L.L
2019年11月05日(火) 大阪RUIDO
2019年11月08日(金) 福岡DRUM Be-1
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■ザアザア × Chanty 2マンライブ「すみっこで待ち合わせ」
2019年11月24日(日) 25日(月)札幌CrazyMonkey
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■白生誕特別公演 自家製生誕祭
2019年09月30日(月) 高田馬場CLUB PHASE
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□the LAHNGS主催『オブセストウィスザロックvol.2』
2019年10月13日(日) 渋谷REX
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□NEVERLAND presents HELLOWEEN
MONSTER PANIC FESTIVAL’19
2019年10月30日(水) 高田馬場AREA
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□レイヴ主催 「ハメ外し大変身2019」
2019年10月31日(木) 高田馬場AREA
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□お月見合戦 ~VS Rides In ReVellion~
2019年11月06日(水) 大阪RUIDO
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□お月見合戦 ~VS ユナイト~
2019年11月12日(火) 高田馬場CLUB PHASE
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□お月見合戦 ~VS ロマン急行~
2019年11月18日(月) 高田馬場CLUB PHASE
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□お月見合戦 ~VS LEZARD~
2019年11月27日(水) 高田馬場CLUB PHASE
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□Autumn Cup Tour~長野~
2019年11月30日(土) 長野JUNK BOX
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□Autumn Cup Tour~FINAL~
2019年12月03日(火) TSUTAYA O-WEST
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★Chanty Official HP★
2019年09月21日 (土)
【ライヴレポート】<THE MICRO HEAD 4N’S TOUR 2019 A BEGINNING FROM THE END. -NIGHT OF REBIRTH->2019年8月25日(日)TSUTAYA-O-WEST◆12月のツアー<TOUR 2019-2020 FACT IS STRANGER THAN FAKE!!!!>明日9月22日(日)10:00〜チケット一般発売スタート!
REPORT - 18:26:39THE MICRO HEAD 4N’Sがメンバーチェンジを経て第三期に入り、初のツアーファイナルを8月25日 TSUTAYA-O-WEST にて開催した。
その時のライブの模様をトレーラー(9/22 10時公開予定)&ライブレポートにてお届け!
また、ニコニコKSPチャンネル https://ch.nicovideo.jp/ksp-e にて、ライブを全編にわたって、期間限定にて再配信いたします!!
ライブトレーラー映像 ▶https://youtu.be/JS9oWhg1Jao (9/22 10時公開予定!)
ライブレポート ▶ https://themicrohead4ns.jp/contents/269660
終演後に発表されたのは自作品のリリース「FACT IS STRANGER THAN FAKE!!!!」、それに伴うツアー「TOUR 2019-2020 FACT IS STRANGER THAN FAKE!!!!」の開催。
また、新メンバーVo.AMENOのbirthday liveも行われることが発表された。
両公演ともに、9月22日(日)10:00〜チケット一般発売がスタートする。
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「AMENO’S Birthday & HALLOWEEN LIVE ~Angel and Demons~」
2019/10/11(金) 池袋EDGE
OPEN 18:00/ START 18:30
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■TOUR 2019-2020 FACT IS STRANGER THAN FAKE!!!!
12/8(日)山形ミュージック昭和セッション OPEN:17:00/ START 17:30
12/15(日)HEAVEN’S ROCK宇都宮2/3(VJ-4) OPEN:17:00/ START 17:30
12/20(金)西川口Hearts OPEN:18:00/ START 18:30
12/22(日)新横浜NEW SIDE BEACH!! OPEN:17:00/ START 17:30
12/27(金)町田プレイハウス OPEN:18:00/ START 18:30
2020年
1/10(金)阿倍野ROCK TOWN OPEN:18:00/ START 18:30
1/13(祝・月)HOLIDAY NAGOYA OPEN:17:00/ START 17:30
1/18(土)SHIBUYA WWW OPEN:17:00/ START 18:00
チケット:スタンディング 前売 4,500円(税込)
別途DRINK代必要
★チケット:
■e+ (イープラス) https://eplus.jp/sf/detail/0689110001-P0030116P021001?P1=1221
■ ローソンチケット:
・10/11公演 https://l-tike.com/order/?gLcode=71859
・TOUR https://l-tike.com/order/?gLcode=52972
■チケットぴあ:https://t.pia.jp/pia/artist/artists.do?artistsCd=B9220002
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そして『Road to 10th Anniversary』Project と題したチャレンジ企画の1発目として過去最大キャパシティでの会場を選び、2020年8月23日にライブを開催することも発表されている。
THE MICRO HEAD 4N’S オフィシャルサイト https://themicrohead4ns.jp/
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以下ライブレポート
今回の第三期 THE MICRO HEAD 4N’S の初ツアー『TOUR 2019 A BEGINNING FROM THE END. -NIGHT OF REBIRTH-』は、7/13 仙台公演、7/15 大阪公演、7/21横浜公演、7/28熊谷公演 8/17名古屋公演、8/18 岐阜公演、そしてファイナルの8/25 渋谷公演と、7本のツアーとなった。
「再生」からわずか2ヶ月足らずでの進化を手に『TOUR 2019 A BEGINNING FROM THE END. -NIGHT OF REBIRTH-』TSUTAYA O-WESTにてFINALを迎えた。
スクリーンに映し出されたドラマティックな映像を背に、TSUKASAが力強いリズムを刻みZEROがベースを唸らせる。重く音を刻むSHUN.、妖しい旋律を奏でるkazuyaによるインストルメンタルでこの再生の夜の幕はあけた。
「ようこそ NIGHT OF REBIRTHへ」AMENOの妖しげな声に引き込まれ、再生の象徴として生み出された「REBIRTH –the 3rd form–」では映し出された映像によりメンバーのシルエットが浮かびあがる。
ステージは、青く、赤く、紫に染まるダークな世界を彩り、かつてないほどの重く激しいサウンドとともに第一期、第二期とも異なるハード×ダーク×妖艶さを引き出し、間髪入れることもなく続く「GLORIOUS BLAZE」「Deeper Than Black~闇色の翼~」とこのツアー定番の流れはまさに最大風速で巻き起こす新しいTHE MICRO HEAD 4N’Sの風を感じさせる。
「改めて自己紹介をしておこうと思います。第三期THE MICRO HEAD 4N’SのヴォーカルAMENOです。」と丁重な挨拶をする姿は、第三期の幕開けでもあった6/29赤羽ReNY alphaの時のような少し遠慮がちで、どこか客人かの様な雰囲気は微塵もなく、このツアーで確かな手応えを掴み自信を得てきたであろうAMENOがそこにいた。
SHUN.が長い髪を振り乱す「ICARUS」kazuyaとZEROが扇動する「PRISONER」でフロアはヘドバンと拳で激しく波を打つ。
それらとは対照的な「ローレライ(新曲)」では幻想的な楽曲に心地良いメロディ、どことなく切ない歌声が深い海の深淵へと沈め、続く「BABEL」ではダンサブルなリズムに時折みせるTSUKASAのツーバスが激しさを添える。退廃的な世界観のインストルメンタルからピアノ旋律で始まった「イカレタリアル」。
SHUN.のMCから続いた「REINCARNATION」ではTSUKASAの鋭いドラムが煽ればkazuyaとSHUN.の掛け声がさらにオーディエンスを煽った。AMENOが旗を振り回しZEROが縦横無尽にステージを舞い「EARNEST GAME」「VOLCANATION」へとさらにフロアの熱量を上げていく。
鉄板チューンで盛り上がれば「ここであの人を呼びたいと思います!」と呼び込まれた、初代ヴォーカルRickyがTHE MICRO HEAD 4N’S 第三期の旗を掲げ登場。
「マイクローン! お久しぶりっきーです! 今日は久々にマイクローンの暴れっぷりを見せてください!いけるかーい!」と煽り「REBEVERATION」さらに「MONSTER’S ROAR」へと興奮を加速させる。
RickyのいるTHE MICRO HEAD 4N’S の懐かしさと、AMENOのいるTHE MICRO HEAD 4N’Sの新鮮さが混在する一夜限りのレアステージはこのバンドの8年間という長い年月が積み重ねたまさに”軌跡”の産物であった。Rickyがステージを後にし終盤戦に突入。
「馬鹿みたいに盛り上がれる曲、作ってきました!」とSHUN.が叫び披露された新曲「NOW or NEVER(新曲)」では前へ前へと進むこのバンドの変化と進化をうかがわせた。とりわけAMENOとSHUN.が掛け合うツインボーカル的アプローチは印象的。
一変して爽やかなイントロにのせて「僕が初めてTHE MICRO HEAD 4N’Sで作詞をした曲です。」とつなぐ「Replicant」はメロディアスで、果てない空へ溶け込んでいきそうなほど、安心して耳を傾けてしまう。
このツアーの序盤から披露されてきた「FACT IS STARENGER THAN FAKE!!!!(新曲)」 は今までありそうでなかった疾走感のある熱いロックチューン。次回のツアータイトルにもなっており、キラーチューンになりそうな注目の1曲だ。
「THE MICRO HEAD 4N’S 8周年です! バンドの始動発表の記事を見たのをすげえ鮮明に覚えているんですよ。僕はその時思ったことがあって。”立ち止まらないんだ”って思ったんですよ。この人達は絶対諦めない人達なんだなって熱いものを感じたんですよね。8年経ってまさか自分がここに立っているとは思わなかったけどさ。このバンドが作り上げてきた8年以上のものをこれから作っていきたいと思っていますので、皆さんどうぞよろしくお願いします!」と熱く、想いを込めて語れば「皆タオル出そうか!!」とラストへ向け「SCANDALOUS」 でタオルの渦を成す。
ラストは「Labyrinth」だった。もはやそこに抑制はない。自由にステージを駆け回るメンバー、それに応えるオーディエンスが本編ラストを飾った。
盛大なアンコールに応えたメンバーがステージへ登場し、一言ずつメッセージを伝えたあと、「あの方をここで呼ぼうか!名前間違えるなよ?初代だぜ!」と呼ばれ登場したRickyが「(THE MICRO HEAD 4N’Sを)止めた時にはどうなるかと思ったけど、だんだんとヴォーカルがイケメンになっていって(笑) 人類の進化を見ているようで…嬉しいようで、複雑です!」とフロアとステージを爆笑させた。
「皆で8周年祝おうか~!行けるか~マイクローン!」と彼らの歴史の始まり「HELLO MY CLONE」続いて「dance with me!」と発せられ「I surrender」が始まる。不自然さを感じさせないフロアの一体感からは、第一期からの楽曲達がしっかりと第三期へ受け継がれていることが解る。
「俺たちの本気を見たいか!」 AMENOの問いにフロアからは呼応の声が上がり「Curtain Call」のイントロが鳴り響く。会場が一体となる総力戦。大事なクライマックスにはいつもこの曲が存在していた。
「僕が辞めてから今日までマイフォを続けてきてくれてありがとうございます。“この先もずっと”マイフォが続くことを願っています。」とRickyの語りから始まった「この先ずっと…」新旧2人のボーカリストが一つずつ大事に言葉を紡ぐように歌い、TSUKASA、ZERO、SHUN.、kazuyaがそれを音で支えた。
その想いがオーディエンスに存分に伝わったのではないだろうか。最後にはRickyとAMENOが固い握手を交わし、AMENOが「最高の日になった!ありがとう!」とお礼を伝え、Rickyが何度も「マイフォ!」と叫び、フロアを沸かせる。
メンバー6人と、会場中のマイクローンが手を繋ぎ、一斉に「マイフォ」と叫び全員で握った手を、高く挙げ、NIGHT OF REBIRTH「再生の夜」の幕を閉じた。
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TOUR 2019 A BEGINNING FROM THE END. -NIGHT OF REBIRTH- FINAL
SET LIST 2019.8.25
REBIRTH -the 3rd form-
GLORIOUS BLAZE
Deeper Than Black ~闇色の翼~
MC
ICARUS
PRISONER
ローレライ(新曲)
BABEL
Instrumental
イカレタリアル
MC
REINCARNATION
EARNEST GAME
VOLCANATION
REBEVERATION
MONSTER’S ROAR
MC
NOW or NEVER(新曲)
Replicant
FACT IS STARENGER THAN FAKE!!!!(新曲)
MC
SCANDALOUS
Labyrinth
EN MC
HELLO MY CLONE
I surrender
Curtain Call
この先ずっと…