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2020年02月10日 (月)

【ライヴレポート】MUCC、全県制覇となったライヴツアー<壊れたピアノとリビングデッド収監シリーズ>恵比寿リキッドルーム公演にて大団円。

REPORT - 14:09:29

20192月にリリースされた14枚目のアルバム『壊れたピアノとリビングデッド』を引っ提げて全国各地をブロック分けし、<収監シリーズ>と題して各地区を集中的に回る怒涛のライヴシリーズを展開していたMUCC

そのシリーズの総本数はアジアツアー(上海、台北)、ミヤの急病による振替公演と追加公演も含めれば、なんと67本。

アルバムリリースから1年を経て、<関東型壊れたピアノとリビングデッド収監11days>と銘打たれたツアーのファイナル公演が、28日&9日に恵比寿リキッドルーム公演にて行われた。

 

Keybordに吉田トオルを迎え、音楽的にも彩り鮮やかなツアーとなったこのライヴシリーズ。

各地区で最新作の『壊れたピアノとリビングデッド』の楽曲に加え、過去のアルバムの楽曲たちをそれぞれの地区で分類して散りばめるツアーを展開した。

吉田トオルは20192月のZEPPシリーズから数えるとこの日が63本目のライヴ参加となり、この一年間でKey入りとしてアレンジされた楽曲数は「壊れたピアノとリビングデッド」収録曲を含めて、実に164曲。

その苦難の道を自ら選択するという姿勢が、彼らの音楽的能力をここまで成長させた所以と断言できるだろう。

 

今回のライヴのオープニングを飾るのは、ミヤ(G)の鋭いギターフレーズから切り込まれる「サイコ」。

CD音源でも伺えた暴力的ともいえる力を兼ね備えたこの楽曲を始め、今回の<関東型収監>でセレクトされた過去アルバム(「是空(2003年リリース)」と「朽木の灯(2004年リリース)」)の楽曲たちも、この2日間で更に殺傷力を増して次々と披露されていく。

(なお、登場SEの「壊れたピアノ」は、アルバム「是空」の一曲目に収録された「心奏」が混ぜこまれる粋なアレンジで生演奏された。)

 

9日公演にてフィーチャーされたのは、2003年にメジャーデビュー第一弾アルバムとして発表された「是空」。

ライヴ序盤では「アメリア」などのアルバムリリース後に発表された最新形の新曲たちも次々に披露され、その合間には「茫然自失」「商業思想狂時代考偲曲(平成版)」という激しさを強調した過去楽曲たちも何の違和感もなくセットリストに織り込まれて披露されていく。

新旧取り混ぜた楽曲を違和感なく披露するバンド力が、前半からフルスロットルで披露されていく様は圧巻である。

 

中盤では「悲観主義者が笑う」や「死して塊」の重苦しいムードから一転、「1979」でYUKKEBs)はアップライトベースに持ち替え、跳ねる様にジャジーなリズムから楽曲はスタートする。

ホーンセクションを含む新たなアレンジも施され、メンバー全員それぞれのソロパートを織り込む展開に大歓声が上がる。

続く「積想」「COBALT」では最新型のMUCCが披露されてゆく。

大胆に鍵盤の旋律を織り交ぜ、メロディアスに仕上げられたこれらの楽曲は、今のMUCCの楽曲構築力の高さを伺わせるには十分と言えた。

 

本編後半は「是空」の時期を象徴するようなエモーショナルな楽曲、「この線と空」からスタート。

My WORLD」「カウントダウン」ではクラウドサーファーがひっきりなしにステージに押し寄せるアッパーな展開であったが、この日最も白眉の出来と言えたのは、SATOちのドラムイントロで悲鳴にも似た歓声が上がった「スイミン」だったのではなかろうか。

Key入りのアレンジでは初披露となったこの楽曲。

元来この楽曲が持つ激しい力にオルガンの音色が鋭く混ぜ込まれ、より殺傷力が増したこのアレンジは圧巻の一語に尽きた。

 

本編ラストはアルバムのラストを飾る「Living Dead」。

後半の逹瑯(Vo)の絶唱とも言えるパフォーマンスに、オーディエンスはただただ飲み込まれる。

そして曲のエンディングで逹瑯がステージを降りた後に残った4人がこの日初披露かつ、長尺のアウトロが展開されるという特別なアレンジも披露。

「収監シリーズ」の終わりを飾るにふさわしい幕切れであった。

ミヤの急病で振り替えとなった岡山公演や「収監シリーズ」始まりの地でもある北海道での追加公演もあるが、アンコール時のMCでミヤが「Living Deadのアウトロで、なんかやり切った感じがある」と発言したように、この日の充実したライヴで事実上「壊れたピアノとリビングデッド収監シリーズ」は大団円を迎えたと言えるだろう。

 

ライヴ最中に逹瑯が「今、まさにアルバムレコーディング中なんで」と語ったように、MUCCは次のステップへと向かっている。

春にはニューアルバムのリリースも予定されており詳細の発表が待たれている。

そして次のMUCCが向かうのは、621日(日)にぴあアリーナMMで開催されるワンマン公演「蘇生」であろう。

新たに横浜に建築される1万人収容のアリーナでのワンマン公演は20175月の日本武道館ぶりであり、ニューアルバムと共に新たな息吹と生命力で現れるであろう彼らの姿に期待は集まるところだ。

 

長く続いたライヴハウスツアーシリーズでさらなる進化したMUCC

次はアリーナ公演でどんな彼らの姿が見られるのか。

今から想像を膨らませて楽しみにしておこうではないか。

 

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MUCC 2020 Lock on snipe Tour#10『関東型壊れたピアノとリビングデッド収監11days

202029日(日)恵比寿LIQUIDROOM

Setlist

 

1.    サイコ

2.    アメリア

3.    茫然自失

4.    商業思想狂時代考偲曲(平成版)

5.    アイリス

6.    ヴァンパイア

7.    我、在ルベキ場所

8.    悲観主義者が笑う

9.    死して塊

10.  1979

11.  積想

12.  COBALT

13.  この線と空

14.  My WORLD

15.  スイミン

16.  カウントダウン

17.  Living Dead

 

Encore

1.    青き春

2.    蘭鋳

3.    93日の刻印

 

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MUCC INFORMATION

 

Release

Digital Demo TapeCOBALT DEMO』配信決定

 『COBALT DEMO』 MSHN-067  200+tax

 【配信開始日】210日(月)

 

2020年春、NewAlbum発売決定

 ※詳細後日発表

 

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LIVE

 

■蘇生

621日(日)ぴあアリーナMM (神奈川県横浜市)

OPEN 1700 START 1800

【チケット料金】 VIP席 ¥15,000(税込)/指定席 ¥7,700(税込)

 ※VIP席は朱ゥノ吐VIP会員のみの受付となります

 ※未就学児入場不可

 ※営利目的の転売禁止

 

【朱ゥノ吐 VIP会員1次先行チケット】

 211日(火)1600  迄受付中

 詳細はコチラ https://55-69.com/news/316696  

【虚無僧DU MODE会員先行チケット受付】

 212日(水)1200218日(火)1600 

【一般発売日】2020524日(日)

 

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MUCC 2019 Lock on snipe Tour #5

『中国型壊れたピアノとリビングデッド収監5days』振替公演

215日(土)岡山CRAZYMAMA KINGDOM

 

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■『壊れたピアノとリビングデッド』追加公演

216日(日) 松山W studio RED

223日(日)、24日(月/祝) 小樽GOLD STONE

 

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LOVE CALL

312日(木)恵比寿LIQUIDROOM  OPEN 18:00 / START 19:00 

【出演】 MUCC / Nothing’s Carved In Stone 

【チケット料金】前売¥4,500(税込)/ 当日¥5,000(税込)  

【チケット一般発売日】216日(日)

 チケットぴあ  https://bit.ly/39kqoMZ 

e+  https://bit.ly/38fvQAT 

ローソンチケット https://bit.ly/2SD75YS 

 

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■ヨーロッパツアー『MUCC 2020 Lock on snipe Tour #11

 ~Style of EUROPE Broken Piano And Imprisonment of livingdead 8days~』

45日(日)モスクワ Pravda Club

46日(月)ワルシャワ Club Proxima

48日(水)ベルリン Lido

49日(木)ベルリン Columbia Theater

411日(土)ボーフム ZECHE

412日(日)ケルン LUXOR

415日(水)パリ Maroquinerie

416日(木)ロンドン Acad. Islington

 

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Salon del manga y cultura japonesa de Alicante

【日程】ライヴ:418日(土)

    プレスカンファレンス:419日(日)

【会場】IFA Institucion Ferial Alicantina)※アリカンテ(スペイン)

 イベントオフィシャルサイト https://www.smalicante.com/ 

 

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<Official HP> http://www.55-69.com/ 

<Official Twitter> https://twitter.com/muccofficial 

<Official Instagram> https://www.instagram.com/mucc_official/ 

<Official Facebook> https://www.facebook.com/facemucc 

<Official Weibo> https://www.weibo.com/muccofficial 

 



2020年02月01日 (土)

【ライヴレポート】<XANVALA 始動ワンマン公演「WARNING COLOURATION-警告色と下極上-」>2020年1月30日(木)池袋BlackHole◆満員御礼!「ここから階段を駆け上って見せる景色を、必然にしてみせる」

REPORT - 17:37:21

  130()に池袋BlackHoleを舞台に行なった始動ワンマン公演「WARNING COLOURATION-警告色と下極上」を通し、ついにXANVALAが活動の狼煙を上げた。後ろまでぎっしりの観客たちが詰めかけ、XANVALAに対する期待の高さを伺える光景がそこには広がっていた。

 

  メンバーの登場と同時に、フロア中から熱い歓声が沸き上がる。ライブは、YouTube上へ先行で公開した「鮮やかな猛毒」から幕を開けた。触れた人たちのハートを一瞬でつかみとる巽の歌声から楽曲はスタート。感情を昂らせるように重い唸りを上げ疾走するサウンド。胸をつかむ巽の歌声に触れた大勢の観客たちが、舞台上から放たれる彼の想いを大きく手を伸ばしつかもうとしてゆく。互いに求めあう熱い関係が、そこには早くも生まれていた。何かが起きる瞬間に生まれる、胸騒がす心地好い高揚。それをXANVALAは、冒頭からこの空間に描き出していた。

巽 

 「待たせたな、死ぬ気で身体へ刻みつけていけ!」

その言葉を証明するように、XANVALAが「独善」を通し突きつけたのが、身体をゴツゴツとした刃で切り刻むような痛い衝動。歌声もサウンドもかなり挑発的だ。だけど、轟音の中でさえも胸をつかむ巽の歌声を、歌詞を、何時しか心は追いかけていた。その言葉を、想いをしっかりと受け止めたい。そんな嬉しい衝動をXANVALAは与えてゆく。

 

  挑発を止めないどころか、さらに観客たちを轟音の渦の中へ引き込むXANVALAのメンバーたち。「誰が為の幸福論」を通し、巽は「ガタガタうるせぇな!」と歌いながらも、何が本当の幸福なのかを熱く問いかける。70.の煽りが、巽の歌声を嬉しく押し上げてゆく。何時しかフロア中から無数の手が掲げられ、メンバーらの雄々しく挑発する想いをつかもうとしていた。

70. 

  XANVALA始動ライブ、愛しいお前らにとっておきのラブソングを贈りたいんだけどさ、聞いてくれるか!?」

XANVALAが示した“ラブソング”。それは、“ライブソング”と言うに相応しい轟音煽り系ナンバーだった。「CREEPER」を熱い告白の言葉に、XANVALAはもっともっと狂ったように求愛してこい、と満員の観客たちを挑発し続ける。フロア中では、髪の毛を「ざんばら」に振り乱し暴れる観客たちと、圧倒的な存在感を突きつけるステージングに圧倒され、その様をあんぐりと見つめる人たちの二つに分かれていた。好き嫌いをはっきり示す、その様がむしろ格好いいじゃない。

 

  「お前らにも大嫌いな奴がいるよな、そういう奴らを俺たちの言葉でぶっ殺してやろうぜ!」

巽の煽りを受けて飛びだしたのが、重低音の効いたリフビートを刻む「Ratchet」だ。豪快で激烈な演奏を通し観客たちをけしかけながら、XANVALAは怒りや鬱憤というエネルギーを熱狂に変えてゆく。何時しか観客たちも、メンバーらと意識を同調。激しく身体を折り畳み、ざんばらと髪を掻き乱し、鬱々と心の中で渦巻いていたフラストレーションをぶちまけるように絶叫し続けていた。

 

  ヒステリックかつスリリングなギターリフが、もっともっと気持ちを解き放てと挑発。「お前の信じたものを叫べ!」

高揚した感情の熱を抱きながら疾走するサウンド。気持ちを熱く掻きむしるように「DROID」を歌う巽の声が、理性を吹き飛ばそうぜと誘いをかけてきた。フロア中で大きく揺れる無数の手が、その答えを示していた。

yuhma

宗馬 

  しばしの沈黙の中から響いた、70.の「楽しんでいるか!」の声。アクシデントさえも彼らは楽しさに変えてゆく。エレクトロな同期音を巧みに組み込んだサウンドの上で、70.の重厚なベース音が轟きだす。巽の「揺らせ!」の声を合図に飛びだしたのが、XANVALA流のエレクトロ/ラウドロックナンバーの「ヒトリ舞台」だ。豪快に弾むダンスロックに合わせ、フロア中の人たちが心地好く踊りだす。体感的な楽曲とはいえ、巽の歌がしっかり胸に言葉を、メッセージを突きつけてゆく。「虚しくて涙が止まらない」と巽は歌う。その悲しみさえXANVALAは興奮に変えながら、すべてのマイナスを黒いプラスへと塗り替えていた。

 知哉

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 「始動でワンマンをやってさ、ソールドでさ、こんなにもたくさんの人たちの前で歌えて幸せです。これから先、君たちの心の中に何か一つでも刻み込めたら嬉しいです。ここから階段を駆け上って見せる景色を、必然にしてみせるので。」()

             

  ライブも終盤戦へ。「明日死んでもいいくらい、最高の日にしよう!これが俺の辞世。」の言葉を示すように、豪快に「ジセイ」が飛びだした。巽の煽りを受け、左右にモッシュしだす観客たち。間奏では、身体を激しく折り畳む風景も登場。何時しか誰もが、手にしたタオルを振り翳していた。間奏では、巽の歌声に合わせ歌声を掛け合う様も誕生。まさに「ジセイ」は、自制心を破壊する熱狂一体化ナンバーだ。さぁ、手にしたタオルを大きく振り上げろ!

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  「まだやれるよな」「俺はぜんぜんやり足りねぇんだよ、俺と一緒にぶっ壊れてください」「さぁ乱れようか」の煽り声を証明するように、大勢の観客たちが、暴れ狂う「悪辣が君を襲う」に合わせ頭をざんばら振りまわし、拳を突き上げ、理性を彼方へと消し去っていった。煽る70.、強烈なブラストビートの洗礼を浴びて狂ったように騒ぐ観客たち。

 

  「俺たちが少し前を歩くから、どうかついてきてください」。熱狂へさらに熱狂を塗り重ねるよう、最後にXANVALAは「SCALA」をプレゼント。激しく疾走しながらも胸を心地好くはしゃがせるギターリフや、煽りながらも心を騒がせるメロディアスな歌が、意識を、身体を嬉しく挑発。その歌へ、熱した鋼の音に身をしばかれることへ恍惚を覚えるように演奏を求め続ける観客たち。そこには痛く熱々とした強い愛が生まれていた。互いに感情を裸にして抱き合うような愛の抱擁が生まれていた。

 

  アンコールでXANVALAは「これが俺たちの愛し方だ」と示すように、ふたたび「CREEPER」を全力でぶつけてきた。観客たちを轟音で挑発するメンバーたち。その想いへ頭を振りながら想いをぶつけ返す観客たち。そこには、互いに剥きだした感情をぶつけあうことでしか理解しあえない、不器用で純粋な連中たちの愛を交わす行為が生まれていた。ざんばら髪を振り乱し、拳を突き上げ、その熱を全身で、全力で奪い合う。そこに生まれる素っ裸の感情こそが、互いに求めあいたい真なる愛の姿。それをXANVALAは、初ステージから作りあげていった。

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  XANVALAは、39日に会場限定シングル「CREEPER」を発売する。4月には、東名阪主催ツアー「侵-erosion-食」を行なえば、428日には新宿club SCIENCEを舞台に、早くも次なる単独公演「開花-FLOS-千幻」が決定している。ここからXANVALAは怒濤の展開を繰り広げる。彼らが勢い激しく駆け上がる階段を、あなたも一緒に後ろから追いかけてくれ。そして、素敵な風景を共に描き出す、そんな大切なXANVALAの絵の具の一つ一つになってもらいたい。

 

TEXT:長澤智典

 

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XANVALA Web

http://xanvala.com/

XANVALA twitter

https://twitter.com/XANVALA

 

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CREEPER」ショートMV

https://twitter.com/XANVALA/status/1222872043093278721

「鮮やかな猛毒」MV

 

「鮮やかな猛毒」Trailer / XANVALA

 

 

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★NEW SINGLE

CREEPER

2020.03.09 RELEASE

 

 

■東名阪主催ツアー

-erosion-

2020.04.10 池袋BlackHole

2020.04.13 名古屋HOLIDAY NEXT

2020.04.14 心斎橋bigtwin Diner SHOVEL

 

■単独公演

開花-FLOS-千幻

2020.04.28 新宿club SCIENCE

 

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セットリスト―

「鮮やかな猛毒」

「独善」

「誰が為の幸福論」

CREEPER

Ratchet

DROID

「ヒトリ舞台」

「ジセイ」

「悪辣が君を襲う」

SCALA

-ENCORE-

CREEPER









2020年01月28日 (火)

【ライヴレポート】<HOLLOWGRAM 6th Anniversary Oneman「Holographic Principle」>2020年1月19日(日)Space odd◆6周年のその先に映るものは「まだ見ぬ世界」

REPORT - 16:20:26

1月19日(日)、HOLLOWGRAMが結成6周年記念ワンマン=HOLLOWGRAM 6th Anniversary Oneman「Holographic Principle」=をSpace oddで行なった。

ALL 

来る2月12日にはフルアルバム「Pale Blue Dot」の発売が控えているが、この日のライブは同作リリース前の配信シングルを織り交ぜた現時点での最新セットリスト・ベストセレクションにあたるもの。

とはいえ12月に行われた前哨戦ツアー「Into Black」でもライブを行ってきた彼らだけに、そのライヴ・パフォーマンスは安定度の高い洗練されたものだった。

 ryo

ryo(1)

KAZUYA

shinya

shinya(1)

LEDスクリーンに映し出され たニューアルバムのメインヴィジュアルや「ラブレターレイン」以降の前中盤ブロックでの映像演出の新しい試みも情景豊かな楽曲を持つHOLLOWGRAMとの親和性が高く、より一層彼らの世界観に引き込まれる。

STAGE

 

ALL(4)

 

ALL(1)

ALL(3)

夢時はこのセクションのために20年振りに新品ギターを買う熱の入りようだ。

YUMEJI(1)

ライブ中盤に披露された「Stand at the devils like」では、公演直前に発表されたスペシャルゲストの愁(Ba/ex girugamesh)とHIZUMI(Vo/NUL,D’espairsRay)がこの日の周年を祝うべく華を添える。

HIZUMI

syu_ryo_HIZUMI

次ブロックの「Sentimental issues」ではDsのShinyaと縁深い悠希(Vo/ 深沢商店、人格ラヂオ)がryoとのツインVoで歌い上げる。

YUKI

HOLLOWGRAMの世界観とは違う悠希のエンターテイナー性も良い意味でアクセントになり喝采を浴びていた。

ryoが

「こ6年の間に色々と波はありましたが、変わらず愛し続けてくれてありがとう。

来月にはInto Black IIがあります。

まだ知らなかった事を経験して、次のステップに進みたい」

とバンドを代表して本公演の感謝を伝える。

 

本編ラストの「Pleasance Liddell」までの全20曲 は、今現在進行形のHOLLOWGRAMを凝縮した紛れもない真実を映し出していた。

ファンのアンコールに応え再びステージに戻ってきた彼らが用意したのは本公演用にスペシャルアレンジされた「Paint in water color」「Peach moon」のアコースティックセクション。

プレイ前には珍しく一也がステージMCを取り本編とは違った温かい空気を作り出す。

KAZUYA(1) 

YUMEJI

壮大な「History」ラスト曲となる「Don’t cry for the knell」を終えステージを降りた彼らに鳴り止まぬ拍手がおこると、急遽この日の演奏予定には無かった「mistletoe」を披露する嬉しいサプライズで6周年の公演を締めくくった。

ALL(2) 

2月12日にはアルバム「Pale Blue Dot」のリリースと2月11日からは全国ツアー「Into black II 」が始まるHOLLOWGRAM。

知り得なかった世界を求めて是非彼らの世界に早く触れてみて欲 しい。

 

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<HOLLOWGRAM 6th Anniversary Oneman「Holographic Principle」@Space oddセットリスト>

 

SE
01.Blind watchmaker 02.DID
03.27,Co
04.Vinyl
SE
05.ラブレターレイン 06.Rufus
07.La nuit étoilée 08.Butterfly in her dreams 09.The deluge
SE
10.Albus
11.誑人
12.Mona lisa
13.KISS RAIN
14.Stand at the devils like -MC-
15.Kalmia
16.Colors of human mind 17.Sentimental issues -MC-
18.gasoline 19.Aime-moi faire 20.Pleasance Liddell

ENCORE
01.Paint in water color (Acoustic) -MC-
02.Peach moon (Acoustic) 03.History
04.Don’t cry for the knell

W ENCORE 05.mistletoe

 

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=第四弾配信シングル= The deluge 【発売日】2020年1月22日(水) 【配信先】iTunes/ Apple Music他各主要音楽 配信サイト

【収録曲】1.Flood of love

 

=5th Album= Pale Blue Dot

【発売日】2020年2月12日(水) 【価格】¥3,000(tax out) 【品番】HLGM-008 【収録曲】

​1. – pale blue dot-
2. パラドクス
3. The deluge
4. Flood of love
5. Blind Watchmaker 6. Paint in water color 7. 柳暗花明

8 .誑人
9. 遠鳴り
10. With you
11. -primitive ocean-

 

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【​HOLLOWGRAM Tour2020 ”Into Black II”】

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■2/11(火/祝)東京/池袋EDGE
イープラス https://eplus.jp/hollowgram2020/
ローチケ ​https://l-tike.com/hollowgram
問)DISKGARAGE 050-5533-0888(平日12:00~19:00) ​http://www.diskgarage.com/

…………………………………………

■2/15(土)神奈川/Music Lab.濱書房
イープラス https://eplus.jp/hollowgram2020/
ローチケ ​https://l-tike.com/hollowgram
問)DISKGARAGE 050-5533-0888(平日12:00~19:00) ​http://www.diskgarage.com/

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■2/16(日)埼玉/浦和ナルシス
イープラス https://eplus.jp/hollowgram2020/
ローチケ ​https://l-tike.com/hollowgram
問)DISKGARAGE 050-5533-0888(平日12:00~19:00) ​http://www.diskgarage.com/

…………………………………………

■2/22(土)広島/広島BACKBEAT
イープラス https://eplus.jp/hollowgram19/
ローチケ Lコード:61998 (https://l-tike.com/hollowgram0222-24)
LINE TICKET https://ticket.line.me/sp/hollowgram
チケットぴあ Pコード:166-958 (​https://w.pia.jp/t/hollowgram-ho/​)

問)​キャンディープロモーション広島​ ​082-249-8334(平日11:00~18:30) http://www.candy-p.com/

…………………………………………

■2/23(日)福岡/DRUM SON
イープラス https://eplus.jp/hollowgram0223/
ローチケ Lコード : 81592
チケットぴあ Pコード : 167-063
問)BEA ​092-712-4221(平日11:00~18::00第2・第4土曜11:00~15:00) http://www.bea-net.com/

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■2/24(月/祝)岡山/岡山IMAGE
イープラス https://eplus.jp/hollowgram19/
ローチケ Lコード:61998 (https://l-tike.com/hollowgram0222-24)
LINE TICKET https://ticket.line.me/sp/hollowgram
チケットぴあ Pコード:166-958 (​https://w.pia.jp/t/hollowgram-ho/​)

問)​キャンディープロモーション岡山​​086-221-8151(平日11:00~18:30) http://www.candy-p.com/

…………………………………………

■2/29(土)長野/長野J
イープラス https://eplus.jp/hollowgram20/
ローチケ https://l-tike.com/hollowgram/
LINE TICKET https://ticket.line.me/events/3850/2
チケットぴあ ​https://w.pia.jp/t/hollowgram-n/

問)​FOB新潟​ ​025-229-5000(平日11:00~18:00) http://www.fobkikaku.co.jp/

…………………………………………

■3/01(日)新潟/新潟GOLDEN PIGS BLACK

イープラス https://eplus.jp/hollowgram20/
ローチケ https://l-tike.com/hollowgram/
LINE TICKET https://ticket.line.me/events/3850/2
チケットぴあ ​https://w.pia.jp/t/hollowgram-n/

問)​FOB新潟​ ​025-229-5000(平日11:00~18:00) http://www.fobkikaku.co.jp/

…………………………………………

■3/07(土)大阪/心斎橋BEYOND
イープラス https://eplus.jp/hlgrm-ep/
ローチケ https://l-tike.com/hollowgram/
チケットぴあ ​https://w.pia.jp/t/hollowgram-o/
問)​夢番地大阪 ​ ​06-6341-3525(平日11:00~19:00)​ https://www.yumebanchi.jp/

…………………………………………

■3/08(日)愛知/今池CLUB UP SET
イープラス https://eplus.jp/hollowgram-c/
ローチケ https://l-tike.com/order/?gLcode=43399
チケットぴあ ​https://w.pia.jp/t/hollowgram-a/
問)​ズームエンタープライズ ​ ​052-290-0909(平日 12:00~18:00) ​https://www.zoomep.co.jp/

…………………………………………

■3/15(日)宮城/仙台enn3rd
イープラス ​https://eplus.jp/sf/detail/3112810001-P0030001

問)​LIVE HOUSE enn​ ​022-212-2678 ​http://livehouseenn.com/

…………………………………………

■3/20(金/祝)北海道/札幌CRAZY MONKEY ■3/21(土)北海道/札幌CRAZY MONKEY
イープラス https://eplus.jp/hollowgram/
ローチケ ​https://l-tike.com/hollowgram-sapporo/ 問)​WESS​ ​011-614-9999(平日11:00~18:00) http://www.wess.jp/

…………………………………………

=Tour Final=
■3/28(土)東京/Shibuya Womb
イープラス https://eplus.jp/hollowgram2020/
ローチケ ​https://l-tike.com/hollowgram
問)DISKGARAGE 050-5533-0888(平日12:00~19:00) ​http://www.diskgarage.com/

 

PIX:Hideyuki Nakata