2020年11月02日 (月)
【ライヴレポート】mitsu、半年前のリベンジ! 念願のライブ<2020年10月25日(日) mitsu Online Live vol.2「親密~星の音楽隊~」>
REPORT - 19:00:16秋が深まりつつある10月25日、配信ライブ「親密~星の音楽隊~」が開催された。
「親密」はmitsu(ボーカル)と藤原 泰斗(キーボード)、柴 由佳子(バイオリン)の3人によるライブで、今回で6回目を数える。
元々は2020年4月3日に行われる予定だったが、コロナ禍により敢え無く中止となった。
その悔しさを抱えながら半年を経た10月、配信ライブという形式で実現した念願のライブだ。
しかも、セットリストが異なる2部構成という豪華な内容での復活を果たした。
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ステップアップのための挑戦
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パワーアップしてのリベンジが叶ったのには理由がある。
ライブが中止されて以降、それぞれがリモートで収録した動画を合体させて配信するなど、コロナ禍でもできる範囲の音楽活動を続けてきた3人。
手探りで続けてきた配信による音楽活動は、数々の挑戦を経た現在、そのノウハウを習得することができている。
しかし、「親密」チームは現状に満足することなく、さらにステップアップするため、挑戦の道を選んだ。
それは、自分たちの力だけで配信ライブを成功させること。
なおかつ、今までよりもクオリティを高めることを念頭に置いた挑戦だ。
やっとひとつの場に集結することができる今回のライブは、この半年で培った経験を持ち寄って作り上げられた。
配信・音響設備、舞台演出など、配信ライブに必要なことのすべてを「親密」チームとスタッフで整えた、まさに“手作り”による配信ライブ。
「やっと実現できた!」という喜びは、「自分たちだけでここまでやることができた」という感慨を伴ったものになった。
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「星の音楽隊」に込められた想い
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星空を見上げることが多いというmitsu。
嬉しい時も悲しい時も見上げるのだとか。
苦しい時に見上げると、「自分ってちっぽけだな」と思えて、心が軽くなるとも話してくれた。
星空は美しいだけでなく、さまざまなメッセージを投げかけてくる。
幸せも苦しみも、優しい光でそっと照らしてくれる。
どんなときでも心に寄り添ってくれる「星空」は、どんなときでも私たちを包んでくれる「音楽」と似ているのかもしれない。
直接会うことはできなくても、同じ夜空を見上げていれば、みんなと繋がっていられるはず。
そんな思いから生まれたテーマだ。
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星空のように輝くライブ
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この日の「親密」チームはいろいろな星空を見せてくれた。
切ない星空、夢に溢れた星空、愛をかみしめる星空、誰かを想う星空、願いを託す星空、恋心を写すようにきらめく夜空、信じる心を彩る星空、誓いを立てる星空、青春の星空、思い出の星空……
mitsuのピュアで力強い歌声に、キーボードとバイオリンの美しい旋律が融合し、エモーショナルに響き合う。
「親密」ならではのアレンジで演奏される曲はどれも透明感を増し、胸に迫る。
第1部の冒頭、緊張してる? というmitsuの問いかけに「密閉型イヤモニを使っているから、自分の心音が聞こえてきてドキドキした」と話す柴と、「ツーバスみたいな速さの鼓動」という泰斗。
久しぶりの「親密」は喜びと緊張がないまぜになったスタートを切ったが、それも束の間、1曲目『見上げてごらん夜の星を』から3人の息はピタリと合い、3曲目『PRIDE』でmitsuは、キーボードのイントロに聞き惚れてしまい、うっかり歌い出しを逃すぐらいのリラックス感を見せる。
そんな楽しいハプニングが起こるほど、心和むゆったりとした時間をプレゼントしてくれた。
時折、観客のコメントを読みながら進行する配信ライブは、3人にとって観客の反応を感じられる楽しさと、音楽に没頭する快感を思い出させるステージになった。
mitsuは「みんなの明日の活力になるライブを心掛けていたけれど、自分も救われていることに気づく、幸せな時間」と話している。
「想うことがありすぎて、ついつい喋っちゃう」と、限られた時間の中で自制しながらMCを展開していたmitsuだが、その想いのすべては、彼の歌声を聴けば感じることができるはずだ。
無限に広がる宇宙を3人の感性で切り取り作り上げたかのようなライブは、「音楽」が持つあらゆる可能性に満ち、星空のように輝いていた。
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「この星の下、僕らは繋がっている。」
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主観ではあるが、配信ライブの利点のひとつは、人目を気にせず思いっきり泣けることだと思う。
感涙を誘う今回の「親密」は、配信という方法が活きたライブといえるだろう。
余韻に浸る時間をいくらでも取れることや、アーカイブで何度でも味わえるのも嬉しい。
実際に夜空を見上げながらでも、心に広がる星空を想像しながらでもいい。
アーティストもファンも、繋がっていることを実感できる感動的なライブだ。
今回の2部構成は、バリエーション豊かな楽曲が楽しめることはもちろん、ファンの「もっと聴きたい!」も叶えてくれる。
特典付きプレミア配信チケットには、4月に「親密」チームがリモートで作成・配信を行った思い出の曲『それが大事』(第1部特典)、『TOMORROW』(第2部特典)のライブバージョン映像のダウンロードURLが付く。
特典以外では視聴できない特別な映像は必見。彼らの半年の軌跡を感じることができる。
また、当日のオフショットやリハーサル風景を見ることができるドキュメント映像がYouTubeで公開中だ。
全編に渡りmitsuのインタビュー音声も収録され、今回のライブへの意気込みや、ファンへの想いを本人の言葉で知ることができる。
ぜひ、ライブと併せて視聴してほしい。
Text:板垣可奈子
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【1部】SET LIST
1.見上げてごらん夜の星を(坂本九 Cover)
2.蛍
3.PRIDE(今井美樹 Cover)
4.リバーシブル
5.ホール・ニュー・ワールド(映画「アラジン」主題歌 Cover)
6.言いたいことも言えずに(ν[NEU] Cover)
7.鼓動
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【2部】SET LIST
1.Another Orion(藤井フミヤ Cover)
2.スローペース
3.ホール・ニュー・ワールド(映画「アラジン」主題歌 Cover)
4.Naked
5.銀河鉄道の夜(GOING STEADY Cover)
6.キンモクセイは君と
7.鼓動
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2020年10月25日(日)
「親密~星の音楽隊~」
ボーカル mitsu
キーボード 藤原 泰斗
バイオリン 柴 由佳子(チーナ)
●プレミア配信チケット:3500円
※リハーサル音源のダウンロードURLプレゼントあり!(1部と2部で楽曲は異なります)
●特典付きプレミア配信チケット:4500円
※mitsuが皆さんにお届けしたい1曲を演奏した映像データのダウンロードURLを特典としてお送りします。1部と2部で楽曲は異なります。
今回の公演のセットリストには入っていない楽曲となります。
※リハーサル音源のダウンロードURLプレゼントあり!(1部と2部で楽曲は異なります/プレミア配信チケットと共通の特典となります)
●チケット購入リンク
【1部】https://twitcasting.tv/neu_mitsu/shopcart/30483
【2部】https://twitcasting.tv/neu_mitsu/shopcart/30495
【アーカイブ視聴可能期間】どちらも11月8日(月)23:59まで
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●mitsuオンラインライブ Vol.2「親密~星の音楽隊~」ドキュメント映像
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2020年11月23日(月・祝)
mitsu誕生日記念 オンラインライブ Vol.3
「原点回起」
出演者:mitsu
サポートメンバー:後日解禁
時間:OPEN 18:50 / START 19:00
※生配信の為、多少前後する可能性がございます。
※配信は約60分を予定しております。
プレミア配信チケット:3800円
アーカイブ視聴可能期間:12月7日(月)23:59まで
チケット購入:https://twitcasting.tv/neu_mitsu/shopcart/35618
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【mitsu INFORMATION】
mitsu Official Website★http://mitsu-official.com/
mitsu Official Twitter★https://twitter.com/neu_mitsu
mitsu STAFF Official Twitter★https://twitter.com/mitsu_official
mitsu Official YouTube Channel★https://www.youtube.com/c/mitsuOfficial
mitsu Official SoundCloud★https://soundcloud.com/mitsu-official-882610076
2020年10月31日 (土)
Ricky(DASEIN)が、Birthday Liveを無観客ライブ配信スタイルで実施。「THE☆IWAINA★祭夜」~生まれて翔び出てエイリアーン♡~ライブレポート!
REPORT - 21:00:3810月20日に誕生日を迎えるRicky(DASEIN)が、今年もBirthday Liveを行った。ただし例年とは異なり、今年はコロナ禍により無観客ライブ配信スタイルで実施。
10月18日(日)に渋谷REXを舞台に行われた「THE☆IWAINA★祭夜」~生まれて翔び出てエイリアーン♡~の模様を、ここにお伝えしたい。
Rickyのライブは、「AGITATOR of A☆my」が始まると同時に、時空を超えた異世界へ観客たちを呼び込みPartyを催すように始まった。
Rickyの歌声が、画面の先の人たちをポップでエレクトロな心地好い空間へ「一緒に遊ぼうよ」と誘い込む。
楽曲は一気に速度を上げて駆けだした。
躍動する「洗脳ビリーヴァー」に乗せ、Rickyは観ている人たちの気持ちをグイグイとアゲてゆく。
画面の先がどんな環境だろうが、Rickyがライブを描き出せば、そこはきらめくダンスフロアに塗り変わる。
続く「キミリテラシー」でも、トリッキーなビートに気持ちが騒げば、次々と転調しながらドラマを描き出す楽曲に触発され、身体の揺れを抑えられない。
Rickyが、ダンサーたちと一緒に、手にしたサイリウムを振りながら舞台上に華やかな彩りを与えだす。
躍動する「HURRY UP!!!」のエレクトロなビートの上で、Rickyはサイリウムの光を用いた華やかな演出も示していた。
「コロナ禍というモノクロの色褪せた僕の世界が色付いてくのは、君がいるからです。」の言葉に続いて披露したのが、雅な音色が心をうっとりと揺らす、「君がいたColors~はじまりの朝~」 。
デジタルなサウンドにピアノの音色が美しい彩りを添えてゆく。
Rickyも言葉のひと言ひと言を大切に、愛しい人への想いを歌いあげていた。心酔いしれる歌声だ。
ときに舞台へ膝をつき、気持ちの内側から沸き上がる想いを、Rickyは麗美な音へ導かれるように朗々と歌っていた。
彼の歌声が、この世界を色鮮やかに染め上げる。
魂を震わせ歌うその声が、観ている側の気持ちを涙色にも震わせる。
幻想的なデジタル音とピアノの音色が優しく寄り添い合う。
哀切さも抱いた音の上で、Rickyは想いを零すように「アオイツキ」を歌いだした。
彼が歌声の先に見据えていた君は誰だろう。
この曲に、心を震わせるように歌うRickyの声に触れている間、同じよう壊れそうな心を必死に支えながら、脳裏に浮かんだ蒼い月を見つめていた。
暗い影が押し寄せる。
激しく、黒い衝動音で浸食するように「BLACK ANT」が流れだす。
迷走する心模様を零しながら、愛しい人を強く求めるように、Rickyは焦燥覚える気持ちをぶつけるように歌っていた。愛しい人へ向けたいたたまれない感情を、想い乱れる気持ちのままに絶唱するRicky。心乱れゆく強烈な様に、視線が、気持ちが痛く惹きつけられた。
続く「覚醒リフレーミング」では、ふたたびRickyとダンサーたちがサイリウムを手に、感情を騒がせる音に合わせ、大きく手を振り、さりげない光の演出も施していった。
歌詞に合わせサイリウムで三角形を作るなど、観ている人たちの感情をカラフルに彩りながら、騒ぎたい衝動を与えるのみならず、視覚面でも楽曲の世界観を彩ってゆく。
タイムラインにも次々とサイリウム(箸?)の絵文字が流れていたのも、配信ライブらしいじゃない。
「どうですか、新体制でのバンドレスのステージは。きっと「いいー!!」となっていると思うけど。画面越しに観てくれていれば、俺の中では無観客ではないので」と語りつつ、なぜか舞台の上で香水を身に振りかけるRickyが、そこにはいた。
ここからはRicky流のアゲアゲナンバーを連発。
届けたのが、ゆったり幻想的に幕開けながらも、ビートが躍動しだすと同時に、次々と熱狂のギアを入れ興奮の域へと連れ出す「人の振り見て我がREFRECTION」。
クールでスリリングなエレクトロチューンのように、Ricky自身も感情を爆発させるというよりは、高ぶる気持ちを楽曲とシンクロしながら心のアクセルを踏み込んでいた。
曲は止まることなく「ヨウコソサヨウナラ」へ。
「さぁ体力使おうぜ!!」の言葉を合図に、Rickyもリズムと重ねあわせ身体を揺らしながら歌いだす。
ファンキーで華やかなダンスポップチューンに身を預け、攻めるように歌うRicky。
スタイリッシュでダンサブルな、でも、沸き立つエナジーを抱かせる楽曲だ。
それだけRicky自身が、気持ちを熱くぶつけるステージングを見せてたということだ。
終盤には、ダンサーたちと一緒に飛び跳ね、煽るRickyの姿もそこにはあった。
ダンスは止まらない、Partyは終わることを知らない。
アガった気持ちを更に煽るように、Rickyは「Hi-Techno-Boy」を絶唱。
凛々しいRickyの姿に、「きゃー」「はーい」という書き込み人がものすごい勢いで流れていた。
Rickyも、画面の先にいる人たちを激しく煽りたてる。
「踊れー!!」のスクリームに、観ている人たちが指を踊らせ、次々と書き込んでゆく。
「Hi」「Techno-Boy」と歌い踊るRickyの姿が格好いい。
「一日一日生き抜くことがどれだけ大変か実感していると思いますが、今日も生き抜いた喜びを分かち合いましょう」。
ここで想いを交わしあえていることへ喜びと幸せを覚えるように。今、こうやって一緒に心と分かち合えていることを感謝するよう、最後にRickyは「僕は生きるよ ただ生きてるよ」「君は生きるよ まだ生きてるよ」と、優しい声で高らかに「I’m Alive」を熱唱。
今、このときを一緒に過ごしていられることの幸せを噛みしめるように歌っていた。
Rickyの歌が、繋がりあえていることの喜びを改めて教えてくれた。
きっと画面の先でも、Rickyと一緒に歌を口ずさみながら、想いを分かち合っていた人たちも多かったに違いない。
「逢いたい」という書き込みも次々流れていたように、本当なら、この感動を目の前で分かち合いたかった。
でも、距離も環境も関係ない。互いの心が結ばれたのを実感するたびに、嬉し涙が溢れるほど心が熱く揺れ動く。
「目の前に愛する人がいる」なら、心は距離も空間も超えて繋がりあえる。
ますますRickyのライブが愛おしくなった。
Rickyの存在を愛おしく感じていたLadyたちも、多かったに違いない。
アンコールは、おおくぼけいの奏でる物憂げなピアノの音色へ導かれるように始まりを告げた。
幻想的な音を塗り重ねるマニピューレーターの巧。
次第に音色は「闇の世界~Light to Light~」へ。
眩い光を背に受け、歌声をはべらせるRicky。
闇の世界へと広がり出した光、Rickyの歌声が闇から光へと連れ出す道標となり、観ている人たちの気持ちを、先に輝く真白な未来へと連れ出してゆく。
舞台の前には巨大なフラッグが。シルエット姿で着替えるRicky。
着替えを終えたRickyは「ALIEN from TOKYO」を歌い、ふたたびこの空間をSpacyなParty空間へと塗り上げていった。
ダンサーたちを引き連れ、振りを交え、観ている人たちをダンスフロアへと招き入れていった。
「コロナの中でもまたRickyの世界が広がったと思います。一緒にRickyの世界を支えてください」の言葉に続き、Rickyは「R☆MY WORLD」を届けてくれた。
熱唱するRickyの歌声へ導かれるように楽曲も次第に熱を上げだす。
「たった一つの僕の世界 君の存在」と歌いながら、ともにこの空間を分かちあえることをRickyは謳歌していた。
コメント欄にも数多くのサイリウムの絵文字が流れていたように、誰もがRickyと一緒にこの時間を分かち合っていた。
最後にRickyは、「僕はここにいるよ」「ここで歌い続けるよ」と自分の存在意義を示すように、壮大なエレクトロナンバー「My name is・・・」を朗々と歌いながら、素敵なPartyに幕を降ろしていった。
何があっても、ここが、「君が」僕のMy HomeだからとRickyは歌いながらFamilyたちと、互いの心の絆をきつく結びあっていった。
最後に投げた「Happy Birthday To Me」の言葉が、らしいじゃない。
ライブ配信に続き催されたのが、「アフタートーク」のコーナー。
まずは、乾杯の挨拶から。
ここからは、出演者たちどうしで、この日の演奏の面でのマニアックな演出の裏話を繰り広げていた。
ケーキの登場とともに、RickyのBirthdayコーナーへ。
みずから「BIRTHDAY SONG」を歌い、自身を祝福。
メンバーからのプレゼントをいただいた後、最後に「↑UP←SIDE→DOWN↓」を演奏。
トークコーナーでも、まさかのアゲアゲ曲のサプライズ演奏が飛びだすとは。
しかも、フロアに降りて歌うはしゃぎっぷりも披露。最後の最後まで、観ている側がRickyからプレゼントをいただいた気分だった。
PHOTO:折田琢矢
TEXT:長澤智典
<SET LIST>
「AGITATOR of A☆my」
「洗脳ビリーヴァー」
「キミリテラシー」
「HURRY UP!!!」
「君がいたColors」
「アオイツキ」
「BLACK ANT」
「覚醒リフレーミング」
「人の振り見て我がREFRECTION」
「ヨウコソサヨウナラ」
「Hi-Techno-Boy」
「I’m Alive」 (オケ+生ピアノ)
-ENCORE-
「闇の世界」
「ALIEN from TOKYO」
「R☆MY WORLD」
「My name is・・・」
ーアフタートークー
「↑UP←SIDE→DOWN↓」
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Ricky Birthday Oneman Live 2020
「THE☆IWAINA★祭夜」
~生まれて翔び出てエイリアーン♡~
<日程>
2020年10月18日(日)
<会場>
渋谷REX
<配信チケット>
3,900円
https://twitcasting.tv/shibuya_rex/shopcart/29324
視聴期限: 2020年10月31日(土) 23:59 まで
Ricky オフィシャルサイト
http://hyperneosoloist.com/ricky/
Ricky BLOG
https://ameblo.jp/ricky-soloist
Ricky twitter
https://twitter.com/Ricky_A_Prmkv
HyperNeoSoloist YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/HYPERNEOSOLOIST
2020年10月28日 (水)
【ライヴレポート】<AKi 2020 「LiveStream #03 -Craze Freaks-」>
REPORT - 19:00:2810月25日(日)GARDEN 三宿BRANCH(仮)にて、AKi主宰による無観客配信ライブ
<AKi 2020 「LiveStream #03 -Craze Freaks-」>が開催された。
8月以来、AKiにとって3度目となった無観客配信ライブ。
5月開催予定だった有村竜太朗、ベッド・インの両組との対バンライブが、新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため公演延期となってしまうも、「どうにかして有村竜太朗さん、ベッド・インさんと同じステージでお互いの音で競演したい」という、AKiの熱望により実現した今回。
本来は別々で開催する予定だったため、このスリーマンライブは想定外。
交わるはずのなかった3組の邂逅、全くタイプの異なるアーティスト同士の異種格闘技戦は果たして、どんな化学反応を生み出したのか?
開演時間となり、バブリーなSEにジュリアナ扇子(ジュリ扇)を振りながら、賑やかに派手やかに登場したのは、トップバッターのベッド・イン。
中尊寺まい(Gt&Vo)がギターを背負い、益子寺かおり(Vo)が「今日は一緒に踊るぜ!」とモニタにおみ足をかけて煽ると、1曲目「♂×♀×ポーカーゲーム」で混沌の夜が幕を開ける。
掛け声や振り付けを合わせたくなるバブリーなダンスナンバーに、「ふわふわ!」の掛け声が飛び交うコメント欄は早くもアゲアゲ。
さらにかおりのパワフルなヴォーカルやちゃんまいのギターソロもカッコいい「LIFE DANCE~人生を踊れ!~」とアッパーな曲が続き、視聴者の心をガッツリ掴む。
「パソコン通信の前のみんな、熱いねぇ~!」「ホントに熱いね、やまだかつてない熱帯夜じゃない!?」と始まったMCでは、「本日はAKiさまにポケベル鳴らしていただきましたぁ。サンクスモニカ!」とバブルジョークを連発。
シモネタもたっぷり混じえたトークで笑わせると「みんな心のジュリ扇、振ってちょんまげよ!」と始まった曲はなんとAKiの楽曲「ミッドナイト/狂騒/DARLING:」のカバー!
色っぽくたくましいヴォーカルで魅せるかおり、豪快にギターを弾き倒すちゃんまい。
ベッド・インによるカバーは新鮮かつ最高にロックで、コメント欄が「カッコイイ!」の声で埋め尽くされる。
バブル期の歌謡アイドルを彷彿とさせる「CO・CO・ROグラデーション」、ジュリ扇上げて踊りたい「Everybody 無敵!」と続き、バブルの香ばしさと女の色気を思い切り振りまいた彼女ら。
「なんか足りないものあると思わない? それはクンピ色!」「ピンクのことでございます」と告げ、さらなる色気とエロ気を演出するために呼び込んだ“便利くん”なるスタッフの正体はAKi!
二人にイジられて困惑するAKi、おっと便利くんの掲げるカーテンの中で生着替えを済ませた二人は、ビキニ姿でライブを再開。
強靭なバンド演奏とパワフルな歌声で女性の強さやたくましさを見せた「男はアイツだけじゃない」で、ベッド・インのロックバンドとしての強さとカッコ良さをアピール。
かおりの「ラスト~!」の叫びとちゃんまいのヘヴィなギターから、ラストナンバーとして演奏されたのは「We Are “BED・IN”」。
もっと自由に思いのままにと、まさに裸の叫びと言える野性味溢れるシャウトや爆音を聴かせたこの曲で『Craze Freaks』にしっかり爪痕を残した。演奏後、再びキュートな表情を見せた二人は「サンクスモニカ! またベッドインしようね。ダッダ~ン、ボヨヨンボヨヨン!」と明るく楽しくライブを締めくくった。
続いて、しっとりしたSEの流れるステージの闇にメンバーのシルエットが映る中、1曲目「浮融」乾いたギターサウンドで静かにライブが始まったのは有村竜太朗。
バンド演奏が重なり、有村の美しく感傷的な歌声が響くと、早くも彼の独壇場。
配信ならではの映像演出も手伝って、観る者を幻想的な彼の音楽世界へ心地よく誘う。
音の波に飲み込まれるようなアウトロから、タイトな演奏で始まったのは「猫夢」。
アップテンポな曲調に乗せた、囁くような歌声や切ないファルセットは限りなく近いところから直接的に耳に飛び込んでくるよう。
MCでは「基本的に暗い曲が多いのでテンション低そうに見えるんですけど、気持ちは喜んでるんで」と、久々の対バンライブの喜びを語った有村。
「88888、ありがとうございます」と視聴者のコメントにも返答しながら、マイペースにライブを進めていく。
楽曲世界を彩る、散りゆく花の映像演出も美しかった「くるおし花」、表情豊かなバンドサウンドが感情を揺さぶり、有村の切なく力強い歌声が胸締め付けた「色隷」と続き、有村が生み出す独創的な世界観で染め上げた中盤戦。
夕焼け色のステージで丁寧に言葉を歌い重ねた「日没地区」は、感情をたっぷり込めた歌と演奏に圧倒。
生のライブでしか伝わらないものはもちろんあるが、雑音もなく目や耳が細部まで行き届く配信ライブだからこそ、楽曲世界により深くどっぷり浸ることが出来て嬉しい。
「今日はなんかイベントが懐かしい感じだったので、楽しい一日だったと思います。ありがとうございます」と短いMCを挟み、ギターの弾き語りでゆっくり静かに始まったラストは「恋ト幻」。
まさに幻に包まれるように美しく幻想的な歌と演奏に心地よく浸ってると、スッと消えていくように静かにフィニッシュ。
観る者の心に余韻をたっぷり残して、短いステージを終えた。
そしていよいよ大トリ、本日の主宰者でもあるAKiが登場!
仄暗い照明の下、静かに始まった1曲目は「ジウ」。
重厚な演奏に乗せたエモーショナルな歌声で底なしの愛を届けると、間奏ではファンが画面の向こうから届ける愛や気持ちを両手を広げて受け止める。
沸々と沸き上がる感情を制御しながら、丁寧に力強く届けた「Be Free」に続いて始まった曲は「共犯」。
混沌の夜を共に作り上げる共犯者であるベッド・インと有村竜太朗、そして画面の前のファンに向けて<でたらめに愛し合おう>とメッセージを届ける。
MCでは「初の主宰の対バンライブということで、最高にロックなイベントをやってます」と自信に満ちた表情で語ったAKi。
「ベッド・インちゃんの雰囲気に飲まれないように、有村さんの世界観に食われないように、俺のロックを届けたいと思います」とこの日の意気込みを語る。
MCに続いて「次は2つのアーティストの曲を繋げて、メドレーでお届けしたいと思います」と雰囲気たっぷりに始まった曲は、有村竜太朗「くるおし花」~ベッド・イン「GO TO HELL…!」のカバー・メドレー!
AKiのたくましくも感傷的な歌声が原曲と異なる魅力を放つ「くるおし花」、歌謡テイストの曲調にベッド・インにはない男の色気を醸し出した「GO TO HELL…!」と、AKiの理解や表現でアレンジされた両曲からは、愛とリスペクトが溢れる。
ファンもこの夜限りの貴重な演奏に大興奮し、「最高!」「ありがとう!」とコメントが飛び交った。
「もう一曲盛り上がって行こうか?」と投下された「libido」では「配信だからって気ぃ抜くな、飛べ!」と煽りまくり、「SCREAM」は幻想的な演奏が観る者を楽曲世界に引き込み、画面の前で見ていても隔たりを何も感じさせない。
MCでは「みんなの声、確実に届いてます」と、コメントを見ながらファンに語りかけたAKi。
「ここで告知がございます」と、12月17日、18日に配信ライブ2daysの開催を発表。
これもAKiが3回の配信ライブを経て、離れていてもちゃんと心が繋がってる実感や手応えを感じているからこそ、実現した企画だろう。
ライブ終盤、「体温上がってきましたか? もっともっとぶち上がるヤツ用意しました。行けるかい?」と観客が目の前にいるかのように問いかけると「狂奏夏」~「Brave New World」とさらに体温ぶち上げるライブチューンを投下。
ヒートアップするバンド演奏、「ヴォイ!ヴォイ!」と拳上げる視聴者。
畳み込むように投下された「All Through The Night」は、ライブやバンド演奏の楽しさを噛みしめるような演奏やパフォーマンスを見せ、AKiが嬉しそうな笑顔でベースを掲げる。ライブが最高潮の盛り上がりを見せる中、「ラスト行けるかい? 最後ひとつになろうぜ!」と画面の前の君に指差し、息の合った演奏で始まったラストナンバーは「STORY」。
いまこの瞬間を全力で楽しみ、噛みしめるような渾身の歌と演奏で披露したこの曲。
AKiの想いは画面の向こうまでしっかり届き、配信ながら確実にファンとの一体感を生み出していた。
本編終了後は「せっかくなんで、お二方を招きたいと思います!」とベッド・イン、有村竜太朗をステージに呼び込む。
「この3組が並ぶって無いよね!?」と笑うAKiに、有村が「カオスだよね」とひと言。
「どうせなら一曲、僕の曲をみんなに歌ってもらおうと思います」とAKiがベースを背負い、始まった曲は「The Inside War」。
WowWowの吠え声を力強く合せると個性溢れるヴォーカリストたちが歌い繋ぎ、間奏ではパワフルにギターソロを鳴らすちゃんまいが、ギターにマッサージ機を当てて笑わせる。
有村とAKiが顔を見合わせて声を重ねるシーンなど、見どころ満載なセッションはAKiが「どうもありがとう!」と本当に楽しそうな顔で感謝を告げ、お祭り気分のまま楽しく賑やかに幕を閉じた。
この日のMCで発表されたように、12月17日(木)にはアコースティック編成による<AKi 2020 「LiveStream #04 -Unplugged:Vol.Holy Night-」>、12月18日(金)にはバンド編成でレア楽曲を網羅する<AKi 2020 「LiveStream #05 -Rare Tracks-」>と異なる内容で構成された2daysを控えたAKi。
過去2回行われた配信ワンマンとも、今回行われた想定外のスリーマンとも異なる、AKiの違った魅力や表情が見えてくるであろう2daysも今から楽しみだ。
写真◎上原 俊
文◎フジジュン
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AKi 2020 「LiveStream #03 -Craze Freaks-」
10月25日(日)
SET LIST
■ベッド・イン
01.♂×♀×ポーカーゲーム
02.LIFE DANCE~人生を踊れ!~
03.ミッドナイト/狂騒/DARLING:
04.CO・CO・ROグラデーション
05.Everybody 無敵!
06.男はアイツだけじゃない
07. We Are “BED・IN”
■有村竜太朗
01.浮融
02.猫夢
03.くるおし花
04.色隷
05.日没地区
06.恋ト幻
■AKi
01.ジウ
02.Be Free
03.共犯
04.くるおし花~Go TO HELL…!(メドレー)
05.libido
06.SCREAM
07.狂奏夏
08.Brave New World
09.All Through The Night
10.STORY
En01. The Inside War(セッション)
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≪AKi 無観客配信ライブ情報≫
■AKi 2020 「LiveStream #04 -Unplugged:Vol.Holy Night-」
2020年12月17日(木) START 19:00
【チケット料金】
●SPECIAL VIPチケット ¥12,000(税込)
<SPECIAL VIPチケット内容>
・直筆サイン入りTシャツプレゼント(あなたのお名前もAKiが直筆! / サイズ選択可能) ※後日配送
・当日演奏曲の中からAKiがセレクトした1曲をダウンロードプレゼント
・デジタルコメントダウンロードプレゼント
・デジタルARTIST PHOTOダウンロードプレゼント
・終演後、反省会&翌日への展望トークの軽打ち上げ視聴
※特典TシャツとARTIST PHOTOのデザインはAKi 2020 「LiveStream #05 -Rare Tracks-」と異なります。
※SPECIAL VIPチケットはオフィシャルオンラインサロン「Resonants」会員のみの受付となります。
※SPECIAL VIPチケットはニコニコ生放送での視聴になります。
●VIPチケット ¥5,000(税込)
<VIPチケット内容>
・当日演奏曲の中からAKiがセレクトした1曲をダウンロードプレゼント
・デジタルコメントダウンロードプレゼント
・終演後、反省会&翌日への展望トークの軽打ち上げ視聴
※VIPチケットはニコニコ生放送での視聴になります。
●通常チケット ¥3,000(税込)
【ニコニコ生放送 SPECIAL VIPチケット】
受付期間 2020年11月4日(水)12:00~11月15日(日)23:00
※会員(オフィシャルオンラインサロン「Resonants」)以外の方は、
サロンサイトから入会手続き終了後お申込みください。
入会はコチラ https://lounge.dmm.com/detail/3041/
※アーカイブ放送は2020年12月22日(火)23:59まで
【ニコニコ生放送 VIPチケット】
・コンビニ決済の場合 受付期間 2020年11月16日(月)12:00〜12月13日(日)22:00
・クレジットカード決済の場合 受付期間 2020年11月16日(月)12:00~12月16日(水)12:00
※アーカイブ放送は2020年12月22日(火) 23:59まで
【ニコニコ生放送 通常視聴チケット】
受付期間 2020年11月16日(月)12:00〜12月21日(月)23:59
※ニコニコプレミアム会員は¥2,400(税込)となります。
※アーカイブ放送は2020年12月22日(火) 23:59まで
【ローチケ LIVE STREAMING 通常視聴チケット】
受付期間 2020年11月16日(月)12:00〜12月20日(日)19:00
※アーカイブ放送は2020年12月20日(日) 23:59まで
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■AKi 2020 「LiveStream #05 -Rare Tracks-」
2020年12月18日(金) START 19:00
【チケット料金】
●SPECIAL VIPチケット ¥12,000(税込)
<SPECIAL VIPチケット内容>
・直筆サイン入りTシャツプレゼント(あなたのお名前もAKiが直筆! / サイズ選択可能) ※後日配送
・当日演奏曲の中からAKiがセレクトした1曲をダウンロードプレゼント
・デジタルコメントダウンロードプレゼント
・デジタルARTIST PHOTOダウンロードプレゼント
・終演後、楽屋より2020年総括トーク視聴
※特典TシャツとARTIST PHOTOのデザインはAKi 2020 「LiveStream #04 -Unplugged:Vol.Holy
Night-」と異なります。
※SPECIAL VIPチケットはオフィシャルオンラインサロン「Resonants」会員のみの受付となります。
※SPECIAL VIPチケットはニコニコ生放送での視聴になります。
●VIPチケット ¥5,000(税込)
<VIPチケット内容>
・当日演奏曲の中からAKiがセレクトした1曲をダウンロードプレゼント
・デジタルコメントダウンロードプレゼント
・終演後、楽屋より2020年総括トーク視聴
※VIPチケットはニコニコ生放送での視聴になります。
●通常チケット ¥3,000(税込)
【ニコニコ生放送 SPECIAL VIPチケット】 受付期間 2020年11月4日(水)12:00~11月15日(日)23:00
※会員(オフィシャルオンラインサロン「Resonants」)以外の方は
サロンサイトから入会手続き終了後お申込みください。
入会はコチラ https://lounge.dmm.com/detail/3041/
※アーカイブ放送は2020年12月22日(火) 23:59まで
【ニコニコ生放送 VIPチケット】
・コンビニ決済の場合 受付期間 2020年11月16日(月)12:00~12月14日(月) 22:00
・クレジットカード決済の場合 受付期間 2020年11月16日(月)12:00~12月17日(木) 12:00
※アーカイブ放送は2020年12月23日(水) 23:59まで
【ニコニコ生放送 通常視聴チケット】 受付期間 2020年11月16日(月)12:00〜12月22日(火) 23:59
※ニコニコプレミアム会員は¥2,400(税込)となります。
※アーカイブ放送は2020年12月23日(水) 23:59まで
【ローチケ LIVE STREAMING 通常視聴チケット】 受付期間 2020年11月16日(月)12:00〜12月21日(月) 19:00
※アーカイブ放送は2020年12月21日(月)23:59まで
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≪リリース情報≫
■「Collapsed Land」 Out Now!
CD+ダウンロードカード 品番 DCCA-1031 価格 ¥3,800(税込)
<収録曲> 01.Collapsing 02.STORY 03.Diminish 04.共犯 05.SCREAM
06.Silly 07.All Through The Night 08.狂奏夏 09.Monolith 10.My
Love
【ダウンロードカード収録内容】
・「Collapsing」Acoustic Version Music Video
・Off shot Video
購入はコチラ http://shopping.deli-a.jp/artist/aki.php?c1=1282
楽曲ダウンロードはコチラ https://AKi.lnk.to/Collapsed_Land
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■AKi「Collapsing」Acoustic Version Music Video
https://www.youtube.com/watch?v=mPwbJkfF-wI
AKi オフィシャルサイト http://www.dangercrue.com/AKi/
明希 / AKi オフィシャルTwitter https://twitter.com/AKiSID_official
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