2020年12月26日 (土)
【ライヴレポート】 2020.12.26(Sat.) D ロックハート城 無観客公演「Vampire Chronicle 2020」◆壮大な物語を描く、圧巻のステージ。
REPORT - 22:35:10結成17周年を迎えたDが、12/26(土)ロックハート城にて行った無観客公演「Vampire Chronicle 2020」。
タイトルの通り、バンド結成当初から描き続けている“ヴァンパイアストーリー”に焦点を絞ったこの公演は、まさにDの真骨頂とも呼ぶに相応しい濃厚な一夜となった。
2020年を締め括りである、気迫溢れるこの公演をここにレポート。
森に囲まれ、月明かりに照らし出されたかのようなお城と玉座が一際目を惹き、その光景に鼓動が高まる。
SEが鳴り響き、稲光の中で空から降り立つヴァンパイアの王・ドライツェン=Vo.ASAGI。冒頭のその姿から度肝を抜かれた方も多いはずだ。
マントを大きく広げたその王の表情は、これから繰り広げられるヴァンパイアストーリーのシリアスさを物語っているかのよう。
2014年リリースのSingle表題曲「月の杯」から幕を開けたこの公演、メンバーの奏でる音や動きからも、並々ならぬ気合を感じることができた。ここロックハート城はスコットランドから移築・復元された本物のお城であり、Dは「月の杯」のMV・アー写撮影で使用したこともあるという、実に関わりの深い場所となっている。
この場所で実際に音を出し歌を響かせることは初となったわけだが、昨今のコロナ禍を踏まえ、現状、有観客のライブ活動を自粛しているDにとって、ミュージシャンのあるべき姿を表現する場としても最高のロケーションと言えるだろう。
ASAGIの威厳漂う振る舞いと、強い決意の中に儚さも秘めた歌声が響き、Gt.RuizaとGt.HIDE-ZOUによるヘヴィなリフの掛け合い、そしてBa.TsunehitoとDr.HIROKIの大地を揺るがすようなリズムに引き込まれたあとは、「Der König der Dunkelheit」「黒薔薇の騎士」と、ヘヴィなサウンドと歌のメロディアスさの対比が映える楽曲が続く。
今回の公演はヴァンパイアの王・ドライツェン、そして楽器隊4人は水、風、火、大地を司る四騎士としてそれぞれ役を担った姿の装いをしており、役に入り込んだ動きにも目が離せない。
「繭月の棺」ではクラシカルなギターフレーズと緩急あるビート、「Blood Moon」ではストレートな楽曲の中で楽器隊の練られたフレーズが光り、ASAGIの想いのこもった歌唱と共に夜空に響き渡っていく。
そこからピアノと伸びやかな歌声から始まった「Rosenstrauss」。メロディラインの美しさの中に、心が引き裂かれるような切なさも感じることが出来た。
そしてRuizaが妖しげなアルペジオを奏で、ASAGIの『ここで太陽に焼かれよう「Vampire Missa」』というセリフから、D結成初期の代表曲とも呼べる「Vampire Missa」を繰り広げた彼ら。骨太なユニゾンサウンドと共にメンバーが飛び跳ねる姿から、ほとばしる熱気が伝わってくる。
ドイツ語で“黒き盾”を意味する「Schwarzschild」はサウンド面でゴシックメタルなどの激しい要素を含み、歌とメロディが胸に刺さるDらしさ満載のこの楽曲で高ぶった後は、曲終わりの余韻を残し、王は玉座へと向かって行った。
ピアノと弦楽器の寂しげな音色が鳴り、D史上初の組曲「狂王」が始まった。
「第一番 ~灯火(とうか)の雄馬~」では、王・ドライツェンの苦悩が、染み渡るような繊細な歌唱と共に深く心の中に入り込み、一気に組曲という壮大な物語へ引き込まれていく。
玉座へ腰掛けたまま空を見つめ歌う姿に目を奪われていると、張り詰めた緊張感を裂くようなヘヴィサウンドと共にASAGIが立ち上がりマントを翻す。「第二番 ~死の影を運ぶ鳥~」「第三番 ~美醜なる不死の獣~」と立て続けに披露、鬼気迫る狂王の指先一つの動きからも目が離せない。Ruiza、HIDE-ZOU、Tsunehitoも前方へ飛び出し、HIROKIもツーバスを踏み締め気迫を伝える。
地を這う重厚なリフと、D!ドライツェン!という咆哮を交え届けられた「第四番 ~黒羊は忠誠の夢を見る~」は、狂王となったドライツェンの壮絶な様相を表し、突き刺さるような激しい歌唱と、縦横無尽に動き回る姿に息を飲むばかり。
そして、目を閉じ、心臓を押さえた狂王の姿と共にピアノが鳴り響き、組曲の最終章でありこの公演の最終曲である「第五番 ~落陽に哭(な)く蝙蝠~」が始まった。
お城を背に銀テープが夜空を舞い、情景をイメージした音色を楽器隊が奏で、ASAGIがドライツェンの心情を歌い上げる。美しくも悲哀を感じさせるその姿には、物語の登場人物に入り込んで、という言葉では表しきれないものが宿っていた。
素晴らしい余韻を残し幕を閉じた本公演は全13曲、濃厚でありこれぞDと言える圧巻のステージだった。余談だが13という数字はドイツ語で“ドライツェン”といい、ここからも拘りぶりが伺えるだろう。
Dの描くヴァンパイアストーリーの続きを想像しながら余韻に浸り、今後の活動に期待していただきたい。
また、本公演のアーカイブ視聴期間は12月29日(火)21:00までということで、お見逃しの方はぜひ、Dの世界観に触れてほしい。
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【SET LIST】
-SE-
01. 月の杯
02. Der König der Dunkelheit
03. 黒薔薇の騎士
04. 繭月の棺
05. Blood Moon
06. Rosenstrauss
07. Vampire Missa
08. Schwarzschild
09. 組曲「狂王」
第一番 ~灯火(とうか)の雄馬~
第二番 ~死の影を運ぶ鳥~
第三番 ~美醜なる不死の獣~
第四番 ~黒羊は忠誠の夢を見る~
第五番 ~落陽に哭(な)く蝙蝠~
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※本公演の視聴チケットは10パターンあり、公演音源や映像をダウンロードできるチケットや、直筆サイン入り公演写真集付き、直筆サイン入り集合写真付き、公演映像を製品版DVDとして手に入れることが出来るチケットなど、様々なパターンを選ぶことが出来る。
銀テープは、公演本番で使用された特効の銀テープにメンバーが直筆サインを入れたものになり、その日だけの記念品として、参加した証として手元に残せるというのは堪らないだろう。また、銀テープ・公演写真集はPDFという形で受け取ることが出来るパターンもある。アーカイブ視聴期間でチケット購入のお客様はアフタートーク生配信についてもアーカイブ用URLにて視聴となるということで、こちらもチェック。
そして12/27(日)22時~、ロックハート城で撮影されたメンバーチェキの販売を開始!
詳細•ご購入はこちら
https://rosenkranz.shop-pro.jp/
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2020年12月26日(土)
D ロックハート城 無観客公演「Vampire Chronicle 2020」
チケット詳細はこちら
ZAIKO
https://godchildrecords.zaiko.io/_item/333146
全13曲
〈視聴料金〉
【1.通常視聴チケット】 ¥2,500
【2.通常視聴+製品版DVD付きチケット】 ¥10,550(チケット代:¥10,000+送料:¥550)
【3.通常視聴+製品版DVD+直筆サイン入り無観客公演写真集付きチケット】 ¥13,550(チケット代:¥13,000+送料:¥550)
【4.公演音源&映像全曲ダウンロード付き視聴チケット】 ¥7,000
【5.公演音源&映像全曲ダウンロード+印刷サイン入り無観客公演写真集(PDF)付き視聴チケット】 ¥10,000
【6.公演音源&映像全曲ダウンロード+直筆サイン入り無観客公演写真集付き視聴チケット】 ¥10,550(チケット代:¥10,000+送料:¥550)
【7.公演音源&映像全曲ダウンロード+印刷サイン入り無観客公演写真集(PDF)+印刷サイン入り銀テープ(PDF)+アフタートーク生配信付き視聴チケット】 ¥13,000
【8.公演音源&映像全曲ダウンロード+直筆サイン入り無観客公演写真集+直筆サイン入り銀テープ+アフタートーク生配信付き視聴チケット】 ¥13,550 (チケット代:¥13,000+送料:¥550)
【9.公演音源&映像全曲ダウンロード+直筆サイン入り無観客公演写真集+直筆サイン入り銀テープ+アフタートーク生配信+製品版DVD付き視聴チケット】 ¥15,550 (チケット代:¥15,000+送料:¥550)
【10.公演音源&映像全曲ダウンロード+直筆サイン入り無観客公演写真集+印刷サイン入り無観客公演写真集(PDF)+直筆サイン入り銀テープ+印刷サイン入り銀テープ(PDF)+アフタートーク生配信+製品版DVD+直筆サイン入り集合生写真(2L版)付き視聴チケット】 ¥17,550 (チケット代:¥17,000+送料:¥550)
※別途各チケット発行手数料がかかります。
※全ての直筆サイン入り特典は全メンバーのサインが入ります。
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〈印刷サイン入り無観客公演写真集、印刷サイン入り銀テープ付きの各視聴チケットについて〉
・【5】【7】のチケットは日本国内海外問わずPDF版写真集・PDF版銀テープをご希望の方にご購入いただけるチケットとなっております。
・【10】のチケットは特典内容に発送物を含みますので日本国内在住の方のみご購入いただけます。
・内容は直筆サイン入り無観客公演写真集・直筆サイン入り銀テープと同じ内容となります。
・配信終了後、準備ができ次第メールにて送付致します。
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〈直筆サイン入り無観客公演写真集、直筆サイン入り銀テープ、製品版DVD付きの視聴チケットについて〉
・【2】【3】【6】【8】【9】【10】のチケットは新型コロナウィルスの感染拡大の影響による、商品到着の遅延等の懸念の為、発送先は国内のみとなります。予めご了承ください。
・発送料金¥550を含んだ料金となっております。
・ご購入時に発送するために必要となるお客様の情報を入れていただく必要がございます。お間違いのない様にご入力ください。
・配信終了後、準備ができ次第の発送となります。
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※海外在住で本公演の購入特典付きチケットをご購入希望の方へ※
新型コロナウィルスの感染拡大の影響による、商品到着の遅延等の懸念の為、発送は日本国内のみとさせていただきますので海外在住で本公演のサイン入り無観客公演写真集、サイン入り銀テープ付きチケットをご希望の方は
【5.公演音源&映像全曲ダウンロード+印刷サイン入り無観客公演写真集(PDF)付き視聴チケット】 ¥10,000
若しくは
【7.公演音源&映像全曲ダウンロード+印刷サイン入り無観客公演写真集(PDF)+印刷サイン入り銀テープ(PDF)+アフタートーク生配信付き視聴チケット】 ¥13,000
をお選びください。
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〈アフタートーク生配信付き視聴チケットについて〉
無観客公演配信後、チケット購入者様にアフタートーク参加用URLをZAIKOアカウント登録メールアドレスへメールを送付致します。12月26日の本公演配信終了後20時30分頃からの開始を予定しております。
本公演配信後アーカイブ視聴期間でチケット購入のお客様はアフタートーク生配信についてもアーカイブ用URLにて視聴となりますので予めご了承ください。準備が出来次第メールにて送付致します。
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〈視聴チケット販売期間〉
11月17日(火)19:00~12月29日(火)21:00
〈お支払い方法〉
各種クレジットカード、コンビニ決済、PayPal、WeChat、Alipay。
※お支払方法により、決済手数料がかかります。
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[その他ご注意事項]
・本公演は収録映像によるインターネットでの配信公演となります。
・チケット購入特典の「銀テープ」につきましては実際に本公演で使用した物に直筆サインが入ります。PDFでの特典をご希望の場合も同様に印刷サイン入りのPDF版となります。
・配信終了後、チケットご購入者は12月29日(火)23:59までアーカイブをご覧頂けます。
・配信内容の録音・録画行為は禁止です。
・チケットのご購入・配信の視聴にはZAIKOアカウント(会員登録無料)が必要となります。
・チケットをご購入後、メールが送信されます。メールに閲覧手順が記載されておりますので、あらかじめご確認ください。
・各種ダウンロード特典付きチケットに関しましてはダウンロード送付の準備ができ次第別途ご送付致します。また、PCでのダウンロード推奨データを送らせていただきます事を予めご了承ください。
※迷惑メールの対策などでドメイン指定を行っている場合、メールが受信できない場合がございます。 「zaiko.io」を受信設定してください。
・配信のURLは購入したZAIKOアカウントのみで閲覧可能です。
※URLの共有、SNSへ投稿をしてもご本人のZAIKOアカウント以外では閲覧いただけません。
・視聴環境について、ご利用いただいておりますインターネット回線の状況に大変影響を受けます。
※出来る限りご利用回線の負荷を少なくした状態でご視聴ください。また、動画配信となりデータ通信量が多くなることが想定されるため、安定したインターネット環境(Wi-Fi等)のご利用を推奨いたします。
・閲覧に関わるインターネット通信費用はお客様のご負担となります。
・お客様のご視聴いただく環境によって視聴がスムーズでない可能性もございます。
ZAIKO
https://godchildrecords.zaiko.io/
告知映像はこちら
https://m.youtube.com/watch?feature=youtu.be&v=DWt9b7IV5YM
先日、オンラインサロン「Sub Rosa」VIP会員限定でGOD CHILD RECORDS自社スタジ オ「Studio Rosarium」から配信された公開生レコーディング。
既存曲にアコースティックアレンジを施し、ライブを感じさせるような熱量のある歌と演奏を届けたDだが、現在、披露されたAcoustic ver.の中から「Mad Tea Party」「月夜の恋歌」「Rosarium」「エトワール~白き異端者~」の4曲の映像を一般公開中。各曲の演奏をスマホで撮影、そこに歌詞や世界観とリンクするこだわりの編集をVo.ASAGIが施している。
この3曲をはじめ、公開生レコーディングで演奏された楽曲達はD初のアコースティックアルバム「Déjà vu et Jamais vu」に収録されており、こちらのアルバムはD Official Fan Club「Ultimate lover」全会員にプレゼントすることが決定している。コロナ禍でもバンドを応援してくれている会員への感謝の気持ちとして贈られ、さらにこのプレゼントはレコーディング風景の写真を多数収めたいわばミニ撮り下ろし写真集とも言えるFC会報と同時に届けられる。
年内は新規の会員へもプレゼントされるという事で、是非この機会にファンクラブに入会してみてはいかがだろう。
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●D「Mad Tea Party」~Acoustic ver.~
●D「月夜の恋歌」~Acoustic ver.~
●D「Rosarium」~Acoustic ver.~
●D「エトワール~白き異端者~」~Acoustic ver.~
※FC会員へのプレゼントアルバム「Déjà vu et Jamais vu」収録
Words & Music:ASAGI
Film Director & Editor & Produced by : ASAGI
Location:Studio Rosarium
また、オンラインサロン「Sub Rosa」VIPでは「Rosenstrauss」「青い果実」のAcoustic ver.もMVに仕上げられており、現在公開中。
こちらのV系ロックバンド初となるDMM.comでのオンラインサロンは、様々なコンテンツでファンと密な関係を築くことが出来る月額会員制のクローズドなコミニュティになっており、メンバー個人が連載するコーナーやコメント動画、生配信でファンとのリアルタイムのやり取り、ゲーム配信等、様々なトピックを展開。「Sub Rosa」VIPではRose TheaterというトピックでDの過去MV全作品を歌詞入りで展開中、その他の映像作品も続々と更新。
公開生レコーディング当日のオフショットムービーを交えたメイキングもアップされており、まさに自宅にいながら楽しめる新時代を捉えた画期的なサービスと言える、まさに「D公式サブスクリプション」である。
オンラインサロンのVIPにはFC会員のみが入会可能となっているので(VIPだけでなく一般の方も入会可能なGAも用意)、参加して楽しんでいただきたい。
現在、D Official YouTube channelでは新型コロナウイルス(COVID-19)と戦うすべての人に捧げる”全世界へ向けてエールを送る新曲”「Hang in there」を歌詞と共に公開中。歌詞を読みながら新曲に触れて、Dの想いを感じ取ってほしい。
以前よりチャリティーライブイベント”Water Aid”への出演や、東日本大震災や熊本地震被災への支援、台風19号被災者支援など、チャリティー活動も積極的に行ってきているDは、昨年発生したオーストラリア森林火災の深刻な事態を受け、チャリティープロジェクト「#あなたの1再生が自然と命を救う」をスタート、音楽配信を通じWWFジャパンへの新たな寄付の形を作った。
こちらのプロジェクトは、オーストラリア森林火災へ向けたチャリティーソングであるDのニューシングル2タイトル「ACACIA~Pray For Australia~」「Hard Koala」(現在配信中)をダウンロードやサブスクで聴くだけで、楽曲収益の70%が自動的にWWFジャパンに寄付されるという、Vo.ASAGI考案の日本では全く新しい仕組みとなっている。
このシステムを活用し『#あなたの1再生が子どもたちを守る』プロジェクトを発足。
自然・生命・愛など、楽曲を通して様々なメッセージを伝え歌詞や楽曲・世界観を創るVo.ASAGIならでは発案で、世界中の子どもたちの命と健康を守るために活動する国連機関である公益財団法人 日本ユニセフ協会へも自動寄付をする。
日本ユニセフ協会へは、2011年に期間限定販売されたシングル「鳥籠御殿 ~L’Oiseau bleu~」に収録されている楽曲(「鳥籠御殿 ~L’Oiseau bleu~」「羽根をひとひら」「伝承されし空の物語」)をダウンロードやサブスクで聴くことにより収益の70%が自動的に寄付される。
「鳥籠御殿 ~L’Oiseau bleu~」
『#あなたの1再生が自然と命を救う』
『#あなたの1再生が子どもたちを守る』
こちらのプロジェクト名・ハッシュタグのように、楽曲を聴き思いを感じ、野生動物や自然保護、そして世界中の子どもたちへのチャリティーに参加してほしい。楽曲を聴けば聴くほどに寄付される仕組みとは、なんとも画期的で感慨深いものがある。
さらにDは全国ライブハウス応援企画( #LiveHouseNeverDie )も行なっており、新型コロナウイルスの影響で深刻な状況にある、音楽を提供するかけがえのない場所である”ライブハウス”のためという事で、音楽に根ざした活動をしているDならではの発案と行動と言えるだろう。
サブスクの場合は再生するほどにたくさん寄付されるということで、Dの音楽を聴き、音楽、バンド、ファンを繋ぐ”ライブハウス”を、応援していただきたい。
●D全国ライブハウス応援企画 特設ページ
https://www.d-gcr.com/livehouseneverdie
*曲名クリックで配信ページが開きます。
*ライブハウスが追加され次第、随時更新致します。
D 全国ライヴハウス応援企画「#LiveHouseNeverDie」始動。
日本初となる音楽配信収益からの全国のライヴハウスへの自動的な分配企画を開始。
Dがこれまで出演した日本各地のライブハウスへ、該当楽曲の配信収益からの10%が自動分配されます。
1ダウンロードにつき、またはサブスクリプションでは聴けば聴くほどサポートできます。
音楽を愛する皆の力でライブハウスを応援しましょう!
多くの人の目に留まるよう、#を付けて拡散のご協力を何卒よろしくお願いいたします。
#D
#LiveHouseNeverDie
#(ライブハウス名)
結成20周年で挑む“最大領域”とは、動員数やキャパも含めた最大を意味しており、20周年という大きな節目でこれに挑むという。前代未聞のこの挑戦に注目し、常に荒波を前進し続け、唯一無二の存在を確立してきたDの航路を、共に突き進んで欲しい。
各音源、チャリティー、楽曲配信情報、ライブスケジュール詳細等についてはこちら
ソロアーティストとして圧倒的な世界観と表現力で独特の存在感を放っているDのヴォーカリスト、浅葱(ASAGI)。
観世能楽堂 無観客公演『疫癘退散祈願 「アマビヱ」』を開催したばかりの浅葱は、創業1792年(寛政4年)、200年以上と長い歴史を誇る福岡の酒蔵「萬代」(株式会社 小林酒造本店)とのコラボレーションによるオリジナル日本酒「アマビヱ酒」(大吟醸)を先日発売。
数量限定生産、豪華仕様となっている蓋身式箱やラベル、アマビヱが現れたと言われている海を彷彿させる青い瓶と世界観に細部まで拘ったデザインとなっている今回のオリジナル日本酒、こちらには、古くからの日本酒の造り方の一つである「船でお酒を運ぶ途中、波でお酒が揺れることで味が良くなる」という熟成方法を踏襲し、疫病を退散させるという話題の妖怪「アマビヱ」に扮する浅葱の、切なくも優しい歌声を存分に聴かせて育てたという。
「アマビヱ酒」購入者対象ウェブストアイベント「アサビヱ様とのオンライン飲み会」の開催も行われたということで、疫癘退散、参加者の健康に一役買ったはずだ。
新曲「アマビヱ」は先日、MVフルを公開、配信中(ダウンロード、サブスクリプション)。
疫病を退散させるという話題の妖怪をコンセプトとし、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響や被害を受けている人々に向けた楽曲となっている。
公開中の芸術家写真(アー写)、芸術作品(ジャケ写)はもちろん、楽曲を最大限に表現する壮大で艶やかなMVをご覧いただければ、その世界観に深く引き込まれるはずだ。アマビヱに扮した浅葱が波打ち際に腰掛け、しなやかな鱗が妖しくも優美に光る。大自然の中で切なくも美しく歌い上げる姿に、心を打たれるだろう。
MVの他に撮影の裏側を楽しめるメイキング等は、D official YouTube channelのプレミア公開アーカイブで観ることができるのでこちらも必見。
9/30(水)に2タイプ発売された「アマビヱ」CD音源の内容にも注目。
豪華数量限定盤(CD+DVD)はオフィシャル通販のみ(SHOP流通未定)での取り扱いとなり、CDにはメインミックス、バージョン2として六弦越列機(6弦エレキギター)のアレンジが加わったもの、バージョン3として歌と海の音と和楽器のみの演奏とで構成されたもの、という3つのバージョンが収録される。
DVDはメインのMVの他、歌詞入り、そしてMVメイキングが収録され、こちらも3つのバージョンを楽しめる内容になっている。サイズはA4、ハードカバージャケット、32ページの美麗な写真集、己書記(セルフライナーノーツ)がついてくるということで、まさに豪華絢爛な仕様。
通常盤(CD)はオフィシャル通販 & SHOP流通有り、トレーディングカード、ジャケットサイズの「アマビヱ」イラストステッカー付き。
今作品は来賓音楽家(ゲストミュージシャン)として、Gt : HIRO (La’cryma Christi)、Ba : 人時 (黒夢)、Dr : Sakura-櫻澤泰徳 (gibkiy gibkiy gibkiy / Rayflower / THE MADCAP LAUGHS / ZIGZO)、箏 : いぶくろ聖志(和楽器バンド / 華風月)、鼓/大鼓/太鼓 : 真矢 (LUNA SEA)という豪華メンバーが参加。素晴らしい雅な音が奏でられている。
唯一無二の和の世界観を表現している”浅葱”を、その目、その耳で、ぜひ堪能していただきたい。
GOD CHILD RECORDS、Dの挑戦と活動、メンバーソロの動きを見逃すな!
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●D Official Fan Club「Ultimate lover」ご入会案内ページはこちら
https://www.d-gcr.com/fan-club
◆D official online salon 「Sub Rosa」 OPEN 入会受付中!
・D official online salon “VIP” Sub Rosa ~Royal castle
https://lounge.dmm.com/detail/1644/
※Very Important Person(FC会員のみ入会可能)
※D official fan club「Ultimate lover」に入会されている方対象
・D official online salon “GA” Sub Rosa ~Secret garden~
https://lounge.dmm.com/detail/1645/
※General Admission(一般の方も入会可能)
ーDMMにてD official online salon、OPENー
Sub Rosa=秘密
オンラインサロンとは月額会員制のクローズド・コミニュティ。
Dとファンを繋ぐ秘密の花園への扉はまもなく開かれる。
鍵を手にした者だけに与えられる新たな世界は、これまでの常識を覆すことでしょう。
夢は現実に変わり、再び新たな夢が動き出す。
この春、我らは森の奥にある古城の中で円卓を囲み、Dという一輪の薔薇の下、永遠を誓い合うのです。
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◆2019.6.8「Studio Rosarium」OPEN!一周年記念キャンペーン実施中・予約受付中!
GOD CHILD RECORDSが運営する撮影スタジオ兼レンタルスペース「Studio Rosarium」オープン。
一周年記念キャンペーン実施中・予約受付中!
ヨーロッパの古城や薔薇園をイメージし、世界観を重視した撮影スタジオ、イベントスペース、レンタルスペース。
コンセプトごとに2F(シュバルツバルトの獣)、3F(ヴァイスヴァルトの花嫁)の2フロアで展開。
現実世界とは異なるもう1つの世界。ファンタジーを愛する者らが集う幻想的な空間を演出。
Studio Rosarium
〒192-0903 東京都八王子市万町117番地6 田倉ビル2F/3F
営業時間 9:00~22:00 (時間外相談可) TEL:042-686-1991 (9:00~22:00)
※ご予約に関しましては、HPの予約受付フォームからお願い致します。
※固定電話が繋がりにくい場合は携帯までよろしくお願い致します。080-9573-7874(担当:井上)
詳細はこちら
「Studio Rosarium」HP
https://www.studiorosarium.com/
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●D New Single 2タイトル配信中(ダウンロード & サブスク)
「ACACIA~Pray For Australia~」
「Hard Koala」
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◆2020.5.8(Fri.) D New Single「ACACIA~Pray For Australia~」
■GOD CHILD RECORDS / GCR-197 / ¥1,000 (本体価格)+税 / 2Songs CD / Limited Edition
<収録内容>
数量限定盤(CD)
1. ACACIA~Pray For Australia~
2. ACACIA~Pray For Australia~ (Instrumental)
全2曲収録
※D「ACACIA ~Pray For Australia~」のCD利益の一部をオーストラリアの森林火災によって被害を受けた野生動物や自然保護の為に寄付させていただきます。
※D「ACACIA ~Pray For Australia~」の楽曲配信(ダウンロード、サブスクリプション)収益の70%をWWFジャパンに寄付させていただきます。
※D「ACACIA ~Pray For Australia~」のCDジャケットにはFSC認証紙(森林認証紙)を使用しています。
「ACACIA~Pray For Australia~」はピアノやストリングス、アコースティックギター、そしてメロディーが大自然の景色や尊い命を想起させ、復興への願いを込めたASAGIの美しい歌唱が豊かに響く壮大なバラード。悲しみを受け止めながらも、皆の小さな光を集め、大きな愛で乗り越えて行こうという、温かく、力強いメッセージが込められた楽曲になっている。
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◆2020.5.8(Fri.) D New Single「Hard Koala」
■GOD CHILD RECORDS / GCR-198 / ¥1,000 (本体価格)+税 / 2Songs CD / Limited Edition
<収録内容>
数量限定盤(CD)
1. Hard Koala
2. Hard Koala (Instrumental)
全2曲収録
※D「Hard Koala」のCD利益の一部をオーストラリアの森林火災によって被害を受けた野生動物や自然保護の為に寄付させていただきます。
※D「Hard Koala」の楽曲配信(ダウンロード、サブスクリプション)収益の70%をWWFジャパンに寄付させていただきます。
※D「Hard Koala」のCDジャケットにはFSC認証紙(森林認証紙)を使用しています。
「Hard Koala」はハードコア+コアラという言葉遊びもタイトルに込めながら、オーストラリアの楽器”ディジュリドゥ”を取り入れた、Dにしか出来ない強烈な新感覚ハードコア・メタルサウンドの楽曲。ASAGIの突き抜ける力強いボーカリゼイションと野太く激しい楽器隊の演奏、そして固い決意やパワーを感じる歌詞が合わさり、胸が熱くなる仕上がりになっている。また、この曲からは「Hard Koala」というコアラのオリジナルキャラクターも生まれた。
WWF
●Image Movie SPOT公開
「ACACIA~Pray For Australia~」Image Movie
https://www.youtube.com/watch?v=dhi0KdSejug
☆「Hard Koala」Image Movie
https://www.youtube.com/watch?v=_ojnpz7oDkM
試聴トレーラー公開
URL : https://youtu.be/ixn9Y3FBBak
※こちらは試聴版として音声データを圧縮しております。製品版はさらにハイクオリティーな音質にてご視聴いただけます。
試聴ページ
URL : https://www.d-gcr.com/discography/discography.html
※こちらは試聴版として音声データを圧縮しております。製品版はさらにハイクオリティーな音質にてご視聴いただけます。
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二千二十年八月二十九日(土)
“浅葱”「アマビヱ」配信中
●「アマビヱ」音楽配信
URL:https://linkco.re/sQ8QzNSH
●「アマビヱ」MV FULL公開
URL:https://youtu.be/XCpD-gtSLjY
※こちらは試聴版として映像・音声データを圧縮しております。
製品版はさらにハイクオリティーな音質にてご試聴いただけます。
●D official YouTube channelにて「アマビヱ」MV & メイキングetc…をプレミア公開〔アーカイブ〕
URL:https://www.youtube.com/watch?v=hkqoxp3ZR2w
※こちらは試聴版として映像・音声データを圧縮しております。
製品版はさらにハイクオリティーな音質にてご試聴いただけます。
二千二十年九月三十日(水)発売
“浅葱”「アマビヱ」
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●豪華数量限定盤(CD+DVD)
※オフィシャル通販のみ(SHOP流通未定)
GOD CHILD RECORDS / GCR-203 / ¥5,000(税抜) / CD 1DISC & DVD 1DISC / ハードカバージャケット / 写真集付き豪華仕様(32P) / 己書記(セルフライナーノーツ)付き / A4サイズ
<収録内容>
[Disc-1(CD)]
1.アマビヱ
2.アマビヱ(六弦越列機版)
3.アマビヱ(和楽器版)
[Disc-2(DVD)]
1.アマビヱ(Music Video)
2.アマビヱ(Music Video with lyrics)
3.アマビヱ(Music Video Making)
…………………………………………
●通常盤(CD)
※オフィシャル通販&SHOP流通有り
GOD CHILD RECORDS / GCR-204 / ¥1,000(税抜) / CD 1DISC / ブックレット(8P) / トレーディングカード(全3種中1種ランダム封入) / ジャケットサイズ「アマビヱ」イラストステッカー1枚(1種)封入
<収録内容>
[Disc-1(CD)]
1.アマビヱ
…………………………………………
「アマビヱ」来賓音楽家 (GUEST MUSICIANS)
Gt : HIRO (La’cryma Christi)
Ba: 人時 (黒夢)
Dr : Sakura-櫻澤泰徳 (gibkiy gibkiy gibkiy / Rayflower / THE MADCAP LAUGHS / ZIGZO)
箏 : いぶくろ聖志(和楽器バンド / 華風月)
鼓/大鼓/太鼓 : 真矢 (LUNA SEA)
“浅葱”(ASAGI)は2016年にトリプルA面シングル「Seventh Sense」「屍の王者」「アンプサイ」を携えソロとしてメジャーデビュー、2018年には和の世界観を打ち出し、メジャーファーストフルアルバム「斑」(日本最高峰の豪華ゲストミュージシャン達が多数参加)、「妖狐の嫁入り」、2019年には「もののあはれ」をリリース。
古語を用いた歌詞、それを艶やかに歌い上げる歌唱、鼓や太鼓、琴など雅な音色を取り入れ圧倒的な和の世界観で仕上げられた楽曲達は必聴だ。
各音源情報、通販、配信の詳細などはオフィシャルホームページをチェック。
#浅葱(#ASAGI #D)
#HIRO (#LacrymaChristi)
#人時 (#黒夢)
#Sakura #櫻澤泰徳 (#gibkiygibkiygibkiy / #Rayflower / #THEMADCAPLAUGHS / #ZIGZO)
#いぶくろ聖志(#和楽器バンド / #華風月)
#真矢 (#LUNASEA)
“浅葱”
★「斑(Madara)」音楽配信
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★「妖狐の嫁入り(Youkonoyomeiri)」音楽配信
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浅葱へのこれまでの参加ゲストミュージシャン一覧
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<GUEST MUSICIANS>
aie (the god and death stars / gibkiy gibkiy gibkiy / THE MADCAP LAUGHS / KEEL)
亜季(Sadie / AXESSORY)
天野攸紀
岡野ハジメ
K-A-Z (Sads / DETROX / STEALTH / カイキゲッショク)
奏-kanade-
菊富士純子
沙我 (アリス九號.)
咲人 (NIGHTMARE / JAKIGAN MEISTER)
Sakura-櫻澤泰徳 (gibkiy gibkiy gibkiy / Rayflower / THE MADCAP LAUGHS / ZIGZO)
SYU (GALNERYUS)
SHUSE (†яi¢к / La’cryma Christi)
真矢 (LUNA SEA)
Shinya (DIR EN GREY / SERAPH)
樹威 (GOTCHAROCKA)
JUN (GOTCHAROCKA)
淳士 (BULL ZEICHEN 88 / 戦国時代-The age of civil wars- / ex. SIAM SHADE)
SUGIZO (LUNA SEA / X JAPAN)
DAITA (BREAKING AROW / BINECKS / ex. SIAM SHADE)
千聖 (PENICILLIN / Crack6)
Tsunehito (D)
TERO (†яi¢к)
十夜 (GOTCHAROCKA)
遠海准司 (己龍)
TOSHI (ex. Gargoyle)
Tomoko (HEAVENESE)
中村佳嗣 (Eins:Vier / alcana / 青天の霹靂 / yohiaco)
Heather Paauwe
HIDE-ZOU (D)
人時 (黒夢)
HIRO (La’cryma Christi)
HIROKI (D)
藤原いくろう
MiA (MEJIBRAY)
都啓一 (SOPHIA / Rayflower)
MOTOKATSU
Motoki (HEAVENESE)
森岡賢 (ex. SOFT BALLET / minus(-))
you
燿 (摩天楼オペラ)
yo-ka (DIAURA)
Ruiza (D)
Leda
LEVIN (La’cryma Christi)
(50音順 / 敬称略)
====================
◆D official website http://www.d-gcr.com
◆GOD CHILD RECORDS website http://www.god-child-records.com
◆ASAGI solo works website http://www.god-child-records.com/asagi/
◆Ruiza solo works website http://www.d-gcr.com/ruiza-solo-works
◆Studio Rosarium website http://www.god-child-records.com/rosarium/
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2020年12月22日 (火)
【ライヴレポート】12月17日(木)、12月18日(金)<AKi 2020 「Live Stream」>“アンプラグド”と“レア曲”の2days配信ライブ!──「こういう状況下でも音楽で培った絆は消えないんだなと教えてくれたのは、ファンの人たちでした。」
REPORT - 19:19:55AKiの無観客配信ライブが12月17日(木)、12月18日(金)の2日間に渡って開催された。
17日開催の<AKi 2020 「Live Stream #04 -Unplugged:Vol.Holy Night-」>はアコースティック編成でのアンプラグド、8日開催の<AKi 2020「Live Stream #05 -Rare Tracks-」>はバンド編成でのレア楽曲を網羅したライブと、編成も内容も異なる2DAYSライブという初の試みに挑んだAKi。
2020年はコロナ禍で生のライブが実現出来ない中、ワンマンに対バンイベントと趣向を凝らした配信ライブでファンを楽しませてきたが、アンプラグドにレア曲ライブと、クリスマスを直前にした希少なライブの贈り物にファンは大興奮。
両日ともに多くのファンが配信ライブを視聴し、熱いメッセージでコメント欄が溢れた。
初日の<AKi 2020 「Live Stream #04 -Unplugged:Vol.Holy Night-」>はステージでなく、フロアを使用してのアンプラグド・ライブ。
薄暗い照明の下、テントの立てられたキャンプ場風のセットが画面に映り、静かに登場したAKiとバンドメンバー。
輪を描くように配置されたそれぞれのポジションに付くと、互いの目を見て呼吸を合わせて「Wait for You」で静かに力強くライブが始まる。
サックスの音色が幻想的に響き、イントロから原曲と異なる印象で始まったこの曲。
アウトドアな雰囲気にピッタリな、ネイティブ柄のジャケットを着てベースを奏でるAKiの優しく温かい歌声が会場を包む。
続く「tonight.」では焚き火の映像が映される中、パーカッションの心地よい響きとアコギの乾いたサウンドに映える伸びやかな歌声を聴かせ、温かみある空間を作り上げたAKi。
「みなさんこんばんは、AKiです」と、普段のライブではあまり見せない穏やかな笑顔を浮かべる。
メンバー紹介から、ピアノの美しい音色で始まった曲は「Path of Light」。
河村隆一のイベント(ニコフェス)出演時にアコースティックで演奏し、「このライブをやろうと思ったキッカケになった」と語った「SCREAM」、「(この編成で演奏して)この曲を作って良かったと思った」と語った「Collapsing」と続けて披露すると、AKiが「こんな新鮮なライブは久しぶりです、本当に楽しい!」と満面の笑みを見せる。
MCでは「バンド以上の熱さが渦巻いているのをすごく感じます。ここにはいないけど、みんなの熱意も感じてます」とライブの手応えを語ったAKi。
しっとりしたアレンジでムーディーに演奏した「Skyfall」、躍動感のある演奏でドラマチックに届けた「Day 1」と続くと、早くも後半戦。
まるで新しい命が宿ったように、構成とアレンジが変わることで全く違った表情を見せる楽曲たちに「どの曲も自分の思い描いて作った曲の全てを越えてくる。
この曲ってこんなにエモく入ってくる曲だっけ? と、どの曲にも感じてます」と感想を述べる。
ファンからも「最高です」「美しい」「想像以上でした」と興奮や感動のコメントが寄せられる中、ポップで軽快なアレンジで披露された「Life is…」は、AKiやメンバーの表情やサウンドから、演奏することの楽しさや喜びがしっかり伝わってきた。
「こういう状況下でも音楽で培った絆は消えないんだなと教えてくれたのは、ファンの人たちでした」と、みんなへの想いを込めて届けた「My Love」を感情込めて歌い上げると、ファンから「ありがとう」のコメントが届き、互いの絆を再確認。
「最後は手拍子なんかもしちゃって、楽しんでください」と披露した本編ラスト「Diminish」は、ツリーチャイムのキラキラした音色で始まるクリスマスを連想させるアレンジで、多幸感溢れるエンディングを演出した。
アンコールではギターの加藤貴之と二人で登場し、アコギのみのシンプルな演奏で「pray」を気持ちいっぱいに歌い上げたAKi。
再びメンバーを呼び込んで披露した「The Inside War」では、宴の終わりを惜しむような丁寧で力強い歌と演奏を見せる。演奏後にベースに軽くキスをすると、満足そうな表情を見せたAKi。名残惜しそうに、いつまでも笑顔で手を振り続ける姿が印象的だった。
2日目<AKi 2020 「Live Stream #05 -Rare Tracks-」>は、青白い照明に照らされたバンドセットが映り、AKiとメンバーがステージに登場。
黒スーツ姿とばっちり施されたAKiのメイクにファンがザワつく中、アコギサウンドに乗せたAKiの力強い歌声から、ヘヴィなバンドサウンドが闇を裂くように響き、「In Vain」でライブが始まる。
さらに間髪入れずに始まった「pulse」の疾走感がライブを加速させ、AKiの煽りで始まった「LIVE TO DARE」がライブの攻撃性を増す。
前日の穏やかな表情とは裏腹に鋭い視線でベースを弾くAKiの姿や、アンプラグドとは真逆のベクトルの盛り上がりを生むライブに、AKiの表現者としての振り幅や多面性が見えるようで、そのステージにはいつも以上の深みや奥行きを感じる。
「昨日とはうって変わって攻め攻めのセトリで、見ての通りヴィジュアル系で行ってみたいと思います。
さぁ、Rare Tracks始めようか!」とAKiが煽り、始まった曲は「Life is…」。
前日はアコースティック編成で披露したこの曲だが、どっしりしたビートと演奏のドライブ感が楽曲に全く違った印象を与えてくれるから不思議。
激しく妖しく艶っぽく魅せた「Missing」、鋭く重厚なサウンドにコメント欄にたくさんの拳が上がった「Fahrenheit」と続き、「久しぶりの曲たちが轟音でうねりを上げてるわけですが。次は本当に久しぶりな曲だと思います」と演奏されたのは1stアルバム『ARISE』収録の「LOOP」。
深青の照明にミラーボールの光が射し、アコギと深いリバーブがかかったギターサウンドが鳴った瞬間、ライブの空気が一変。
AKiの美しい歌声と切ないファルセットが生み出す幻想的な世界を、深海をイメージした映像演出が彩るこの曲に視る者が酔いしれる。
すると「LOOP」の余韻が残るライブの空気を再び一変させるべく、鳴り響いたのはAKiの激しいスラップベース。
披露した曲はドラムのMOTOKATSUとAKiのリズム隊だけによるインスト曲「Fx$k the WORLD!」。Rare Tracksならではの予想も出来ない展開に、ファンの歓喜の声でコメント欄が埋め尽くされる。
「見たことないんじゃない、こんな展開?」といたずらな笑顔でファンに語りかけたAKi。
仲の良さが見えるメンバー紹介を経て始まった後半戦は「Sing it Loud」、「Brave New World」とライブ定番曲が続き、前日のアンプラグドでも演奏された「The Inside War」を披露。無観客配信ライブも5回目となり、配信での楽しみ方や盛り上がりもよく理解したファンがコメントでコーラスや掛け声を合わせ、生のライブさながらの盛り上がりや繋がりを見せる。
視聴者の熱気もしっかり受け止めたAKiは「まだまだ熱くなろうぜ!」とネクタイと胸元のボタンを外し、「ラスト行けるか!?」と始まった曲は本編ラスト「Silly」攻めの姿勢で挑んだライブを締めくくるに相応しい、渾身の歌と演奏で魅せたこの曲はステージの熱気を最高潮まで高め、激しく美しいクライマックスを生んだ。
「Collapsing」で始まったアンコールでは、「最初にライブやった日から、5年経ってるんだよね」とメンバーとの思い出話に花を咲かせたAKi。
アンコールラストは「狂奏夏」でタオル回しを煽り、画面の前で掛け声を上げるファンと声を合わせると「来年は絶対会おうね」と約束を交わして終演。
「本当にありがとう、超楽しかったです」ファンへの感謝を贈ったAKiは、ステージ上のパテーションに“Merry X’mas”とファンへのメッセージを書き、「メリークリスマス!」と言葉を残してステージを後にした。
この2DAYSライブで2020年のライブ納めをしたAKi。2021年は2月にバースデーライブの開催を予定。
さらに今年、延期になってしまった<AKi Tour 2020 『Collapsed Land』>の振替公演が6月よりスタートすることが決定している。
詳細はAKi公式サイトをチェックしよう。
文◎フジジュン
写真◎上原 俊
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■AKi 2020 「Live Stream #04 -Unplugged:Vol.Holy Night-」
12月17日(木) SET LIST
01.Wait for You
02.tonight.
03.Path of Light
04.SCREAM
05.Collapsing
06.Skyfall
07.Day 1
08.Life is…
09.My Love
10.Diminish
En01. pray
En02. The Inside War
——————————-
■AKi 2020 「Live Stream #05 -Rare Tracks-」
12月18日(金)SET LIST
01.In Vain
02.pulse
03.LIVE TO DARE
04.Life is…
05.Missing
06.Fahrenheit
07.LOOP
08.Fx$k the WORLD!
09.Sing it Loud
10.Brave New World
11.Silly
En01. Collapsing
En02. 狂奏夏
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<リリース情報>
★「Collapsed Land」 Out Now!
CD+ダウンロードカード 品番 DCCA-1031 価格 ¥3,800(税込)
<収録曲> 01.Collapsing 02.STORY 03.Diminish 04.共犯 05.SCREAM
06.Silly 07.All Through The Night 08.狂奏夏 09.Monolith 10.My Love
【ダウンロードカード収録内容】
・「Collapsing」Acoustic Version Music Video
・Off shot Video
購入はコチラ http://shopping.deli-a.jp/artist/aki.php?c1=1282
楽曲ダウンロードはコチラ https://AKi.lnk.to/Collapsed_Land
●AKi「Collapsing」Acoustic Version Music Video
https://www.youtube.com/watch?v=mPwbJkfF-wI
====================
★びじゅなびSHOPにてAKi グッズ(2016,2017)販売中★
https://artistmarket.jp/artists/aki/
AKi オフィシャルサイト http://www.dangercrue.com/AKi/
明希 / AKi オフィシャルTwitter https://twitter.com/AKiSID_official
シド オフィシャルサイト http://sid-web.info/
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2020年12月19日 (土)
【ライヴレポート】アクメ、10ヶ月ぶりの有観客ライブで見せた不良少年たちのタフネス◆12/13(日) TSUTAYA O-nest<アクメ 2020 LAST LIVE「オヤスミアクメ」>
REPORT - 17:37:15「明日からしばらくの間、学校はお休みとなります。」
「突然の学級閉鎖」
バンドのコンセプトに「架空の世界の不良少年たち」を掲げるアクメにとって、新型コロナウィルスの世界的な蔓延によるライブ活動の休止が余儀なくされたこの一年はそんな風に映ったのでは無いだろうか。
そして、その不良少年たちの悪ガキっぷりを楽しみにしているファンにとっても同じ気持ちだったはずだ。
長い休み明けに久しぶりにクラスの不良達に会う時のような…私は、そんな複雑な気持ちを抱えながら、バンドにとって実に10ヶ月ぶりとなる有観客ライブにして今年最後となる【アクメ2020 LAST LIVE】「オヤスミアクメ」の会場「TSUTAYA O-nest」に向かった。
開演前のフロアには椅子が並べられ、これまでのアクメのライブには見慣れない光景が広がり、どことなく緊張感が漂っている雰囲気だ。
まさに「ベスト・オブ・アクメ」の内容になった第一部「ウソガオ編」
そんなフロアが暗くなり、アクメのライブにはお馴染みの学校のチャイムをコラージュしたSEが流れて10ヶ月ぶりの有観客ライブ「オヤスミアクメ」の第一部「ウソガオ編」は始まった。
「Are you ready SENKOU? 覚悟しな 爆音で登場」
1曲目はそんな歌い出しの「SENKOU」で幕が開けた。
誰もが苦難に直面したであろうこの2020年、先行きが見えない状況の中でもがき苦しみ、今なお懸命に闘っている人たちも多いはず。
アクメのメンバーとってもそれは同じで、予定していた全国ツアーは全て中止となり、地道に続けてきた海外での活動も止まってしまった一年になった。
そんな状況の中、「覚悟しな 爆音で登場」とはなんとも頼もしい!
そんな気概に満ちながら「いけるかい?渋谷 !」とCHISA(Vo)のその声は、まだ完全には元に戻ってない世界で「オレ達はオレ達のやり方で前に進むよ。着いてこれるか?」という決意表明となってオーディエンスに迫ってくる。
その決意を後押しするように将吾(Gt)、RIKITO(Ba)、HAL(Dr)の3人もオーディエンスの前で演奏できる喜びを体いっぱいに表現している。声出しが出来なかったりと色々と制約が多いこの状況をむしろ逆手にとって楽しんでいるような表情だ。
間髪入れずに初期のナンバーの「MONSTER」へと続く。アクメ結成当初からの「次にどんな曲が飛び出してくるかわからない」という雰囲気を一気に思い出させる流れで攻める。
「10ケ月ぶりのライブです!久しぶり!」
感染対策上、声援は出せない為、オーディエンスはそれぞれ思い思いの鳴り物でその気持ちを表現していた。
久しぶりの再会をお互いに喜びあう雰囲気の中、バンドが「最強最高」と自負する新曲「RISING SUN」がオーディエンスの前で初披露される。
アクメのサウンドの真骨頂として、クリアトーンとゴリゴリのディストーションサウンドを巧みに操るギターがタイトなリズム隊に絡み、さらにデスボイスからクリーンまでどんな表情も可能な変幻自在のボーカルが加わるというハードでいてキャッチーという要素があると思っているのだが、その魅力が存分に発揮されている新曲だ。フロアも「本当に初披露か?」という熱気とノリでそれに応える。
続いて、不良の思春期の叫びがテーマの「ROTTEN ORANGE」、生まれ変わり君の物言わぬ臓器になりたいと歌う屈折したラブソングの「君の臓器になりたい」、恋をする気持ちを真っ直ぐに歌った「MELODY」
順風満帆とは行かなかったこの3年間を振り返るように、まさに「ベスト・オブ・アクメ」といった内容で1部は進んでいく。 「こんなにもこのバンドの音楽性は幅広かったのか」と改めて驚かされた。
後半は「マグロ解体チェーンソー」「絶唱謳歌」とフロアを沸かす定番人気曲を畳み掛けるように連発していく。「声が出せないなら、体で表現してくれよな!」
まるで「休み中にそっちは衰えてないよね?」とアクメに試されているような流れだ。
そして「重大発表」として結成当初から3年間に渡りこのバンドの公式キャラクターを務めた「エムカ」の卒業が伝えられ、この第一部のタイトルでもある「嘘顔」をラストナンバーとして披露した。
本来ならこの曲と着ている衣装と一緒に全国を回る予定だったメンバーの思いには計り知れないものがあると思うが、キッチリと「自分達なりの落とし前」をつけて第一部の「ウソガオ編」は幕を降ろした。
「ハードサイド・オブ・アクメ」を感じた「RISING SUN編」
そして新たなフェーズへ
続く第2部の「RISING SUN編」は確実にバンドが次のフェーズに入った事を感じさせる内容だった。
つい先ほど初披露した新曲の「RISING SUN」でスタート。彼らのこの曲に対する自信が伺える。
初お披露目となる新しいステージ衣装も学生服ベースの第一部に比べて放課後の私服を思わせるカジュアルな感じで悪ガキ達が次のモードに入った事が一目で分かる。
1部と同じように、数あるレパートリーの中から自分達のレンジの広さを見せつけるようなセットリストになるかと思っていたのだが、続く「モノノケレクイエム」、とんでもないタイトルの「みなさんが静かになるまで3分かかりました」、「放課後の飼育」と彼らの真骨頂であるゴリゴリのラウドロックナンバーを間髪入れずにフロアに叩きつける。
そんな中、演奏するメンバーの顔は、茶目っ気たっぷりの不敵な笑みだ。 1部が「ベスト・オブ・アクメ」なら、こちらはさながら「ハードサイド・オブ・アクメ」もしくは「不謹慎・オブ・アクメ」といった感じだ。
続いてアクメナンバーでは異色であり人気曲である新曲「GIFT」、映画の挿入歌にも選ばれた「CALL MY NAME」そしてメロディアスナンバーの「Once Again」と楽曲の良さが際立つ3曲を披露するとCHISAはMCで
「オーディエンスの前で演奏できる喜び」を純粋に伝える。彼らがライブを大切にしている気持ちが充分に感じられた。
そして「ラストワンショー」「絶唱謳歌」と付け入る隙を与えず、ライブはクライマックスへと向かっていく。
最後はアクメ史上間違い無く「最強最高ナンバー」である「RISING SUN」の再演奏をし、今年のラストライブを締めくくった。
2 部では2つ目の「重大発表」として結成当時から使用していたバンドロゴの「卒業」が発表された。その事からもこの1年の苦難を力に変えてアクメが次なるステージに向かっている事は明らかだ。
1部に見られた楽曲のレンジの広さに対し、2部のアクメサウンド真髄であるラウドロック中心の構成を見終えた時、彼らはヴィジュアル面でも楽曲面でも間違い無く次のフェーズに入った事を強く感じた。
この日のライブは「生配信」で全国に届けられたが、目の前だけでなく、画面の向こう側にいるオーディエンスにも、新曲「RISING SUN」の歌詞にある「明けない夜はない」というメッセージが届く様にアクメが出しうる限りの精いっぱいのライブを体験する事が出来た。
まだまだ続くであろうこの不完全な世界で、これからのアクメの次なる悪だくみが楽しみとなった夜だった。
*取材/文:野中なのか
*写真:豊莉乃(FOTOLORE)
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■アクメ 2020 LAST LIVE「オヤスミアクメ」
2020年12月13日(日)@ TSUTAYA O-nest(東京)
【1部】-ウソガオ編-
01.SENKOU
02.MONSTER
03.Cry Wolf
04.RISING SUN
05.ROTTEN ORANGE
06.ゴールデンタイム
07.GIFT
08.君の臓器になりたい
09.MELODY
10.マグロ解体チェーンソー
11.絶唱謳歌
12.WONDERFUL WORLD
13.嘘顔
【2部】-RISING SUN編-
01.RISING SUN
02.モノノケレクイエム
03.EDGY
04.腐敗蜜柑
05.みなさんが静かになるまで3分かかりました
06.放課後の飼育
07.GIFT
08.CALL MY NAME
09.Once again
10.ラストワンショー
11.嘘顔
12.絶唱謳歌
13.RISING SUN
■アクメ:オフィシャルサイト
https://acme-official.com
■アクメ:オフィシャルツイッター
https://twitter.com/ACMEOFFICIALJP