NEWS

2021年03月04日 (木)

DEZERT、千秋の誕生日ライヴの模様をレポート!昨年11月LINE CUBE SHIBUYAにて行われたライヴ映像発売決定!

REPORT - 20:00:57

 202132日に渋谷TSUTAYA O-EASTで行われた[一ノ瀬千秋 単独公演~ひとりじゃできないもん!2021~ゲストミュージシャン:DEZERTな皆様]と題されたライヴの模様をリポートする。

 

また、昨年1123日にLINE CUBE SHIBUYAにて行われたライヴ「DEZERT SPECIAL LIVE 2020 The Today”」のBlu-ray,DVD512日に発売決定した。DEZERTとしてはCDの特典としてライヴ映像が発表になったことはあるが、ライヴ映像作品としての発売は今回が初となる。

 

初回盤、通常盤以外にオフィシャルサイト限定盤も発売される。

初回盤には64ページにわたる当日のライヴ写真のブックレットが付く。

さらにオフィシャルサイト限定盤には、彼らの変名バンド「いちご倶楽部。」の初音源も付属。

この音源は、NACK5で不定期放送されているDEZERTの深夜生放送特番にて披露された完全オリジナル音源と、新たにレコーディングされた音源の全6曲。

その他、オリジナルトートバッグなどが付いたスペシャルパッケージ仕様となっている。

このオフィシャルサイト限定盤は、初回盤・通常盤に先立ち本日342000よりDEZERT STOREにて予約受付が開始されている。

詳しくはオフィシャルサイトで要チェック!

 

 

春の嵐が関東に訪れていたこの日。渋谷TSUTAYA O-EASTにて開催されたのは、[一ノ瀬千秋 単独公演~ひとりじゃできないもん!2021~ゲストミュージシャン:DEZERTな皆様]と題されたライヴだ。  

ちなみに、この[一ノ瀬千秋 単独公演~ひとりじゃできないもん!]シリーズは、ここ何年かで定例化しつつある千秋の誕生日ライヴで、その内容はDEZERTとしてのライヴとは明らかに一線を画するものとなる。

 

 DEZERTのフロントマン・千秋が、一ノ瀬千秋としてステージに立ち、DEZERTのメンバーを従えながら

“今その時に最も歌いたい曲を自由に披露していく”という、いわば年に一度の誕生日特権をフルに駆使した、

千秋の千秋による千秋のための特別な単独公演。

当然これは、ファン側にとっても普段とは少し違う貴重な音楽体験が出来る場として機能しているとも言えよう。  

 

 しかも、今宵の公演についてはなんと唐突に聴き覚えのない新曲が歌われるところから始まる、という予想外の展開とあいなることに。

次に続いた「みぎて」と「天使の前頭葉」こそDEZERTの楽曲でたちはあったものの、冒頭から少し面食らってしまったオーディエンスも多かったに違いない。

 

「皆さん、いきなり「1曲目、知らんし」となったと思いますけど(笑)。あれは僕が作った「明日暗い月が出たなら」という曲です。

つまり、DEZERTではない“僕の曲”ですね。作って僕のパソコンの中にしまってあった曲を、今回の単独公演ではやってみようと思いまして。そして、2曲目と3曲目はDEZERTのカバーでしたが、今日はDEZERTの曲も最近のライヴであまりやらなくなってしまったものを中心にやっていうこと思います。

ただ、今日はあくまでも僕のソロコンサートです。どうですか? O-EASTでソロって。成長したよね(笑)」

 

 なお、この日に関しては“DEZERTな皆様”が千秋の誕生日に対する祝意を見事に体現していた点も注意すべきだった点で、SORAは影アナとして開演前の諸注意をウグイス嬢としてキュートかつフェミニンに朗読していたほか、Sacchanは本格的なアフロのウィッグで登場することにより主役の千秋を食うぐらいのインパクト大な存在感を発揮していたことも付記しておこう。

Miyakoは何時にも増しての静かなる微笑み王子ぶりが素敵だった!)

 

 また、“DEZERTな皆様”はバックミュージシャンとしても素晴らしい活躍ぶりをみせており、SORAは静寂の中にその場を包み込む暖かいビートを刻み、Sacchanは楽曲によりベースだけでなくキーボードも操りつつバンマスとしての才覚を呈示。

さらに、Miyakoは普段遣いのテレキャスに加えアコギも繊細に鳴らしており、全体的に完全なるアコースティックライヴとはいかないまでも、各楽曲をしっとり・じっくりと聴かせる環境を生み出してくれていた。

 

「さて。ちょっと、ここで渋いカバーをしてみようかな。皆からしたら世代的に知らない可能性はありますけど、僕もこうして年齢を重ねてきましてね。やっぱり、ひとりの人間として愛というものについて考えるところに行き着くわけですよ。

っていうことで、リスペクトの気持ちと共に愛の曲を歌います」

 

 ここで千秋が選曲していたのは、斉藤和義の「歌うたいのバラッド」。この場面だけでもそこそこ意外だったのだが、この後にはライヴ中盤にてペンタゴンの眠花をゲストベーシストに迎え(この間、Sacchanにはキーボードに専念にしてもらう意味があったそうだ)、ビリー・ジョエルが1978年に発表したバラード「Honesty」とビートルズが1970年に発表した名曲「Let It Be」を、原曲通りの英語にて千秋が熱唱する一幕も。

 

 なんでも、最近の千秋は「昔だったら聴こうとしなかった」1970年代や1980年代の音楽を好んで聴いているそうで、ビートルズの解散後にジョン・レノンがソロ作品として1971年に発表し、この数十年というもの世界各国で平和を願う歌として親しまれてきた「Imagine」は、この後SORAのキーボードと千秋の歌だけで表現されたのだった。

 

「今日は良い機会なので、今後のDEZERTについても僕の口から話をしたいと思います。

去年から延期になってて今度の5月にやるはずの全国ツアー[DEZERT 2020 TOUR/天使の前頭葉]なんですが、ちょっと厳しくなってきたかもしれなくて。もはや、『black hole』(201911月発売の最新アルバム)が幻と化してるよね。

(中略)もう時間が経ち過ぎてて、今は逆にもう新しいものを作ってるんですよ。

何時までも引きずっててもしょうがないでしょ?多分、あのアルバムはそういう運命だったんだろうね。

だから、あれは“いつか”やろうよ」

 

千秋の単独公演ではありながら、ここで語られた言葉は率直にDEZERTの現在を伝えてくれるものとなっていたはずだ。

 

「俺らもワガママだからさ。コロナのことが出て来てから、基本的には配信ライヴとか全然やって来なかったのね。

(注・昨年1123日に行われた有観客ワンマン[DEZERT SPECIAL LIVE 2020 The Today ]のみが配信も行われていた)

そして、皆さんからもいろんな声をいただきましたよ。「活動の足しになるなら、グッズを出してください」とか。

だけど、そう思わせる時点で俺らはまだダメだなと思ったんです。

だって、ローリングストーンズに対して「コロナで大変そう」とかって心配とかする?

そうはなんないよね。そうか、俺らはまだまだ心配されるレベルなんだなぁってプライドが傷ついたわけ(笑)。

でも、だからって今さら配信ライヴっていうのもねぇ。(中略)

そんなわけで、とても心苦しいとこはあるけど一回ツアーのことは忘れてください」

 

 一応補足しておくと、現状では「完全に春のツアーが中止」となったわけではなく、何らかのかたちでの動きが起こる可能性も無いわけではないとのこと。

ややまどろっこしい書き方にはなってしまったが、詳しい続報は随時オフィシャルサイトやオフィシャルSNSなどでチェックしていただきたい。

 

 さて。いよいよ宴もたけなわとなってきた頃にここぞというタイミングで我々に向け供されたのは、

春の嵐が訪れていたこの夜にこそふさわしいDEZERT流の春の歌としてファンの間で根強く愛されている「さくらの詩」だったのだが。

再び眠花を呼び込み演奏された「Breath」(2005年に出たKinKi Kidsのアルバム『H album -HAND-』に収録されていたシンガーソングライター・河口恭吾氏が提供した堂本剛のソロ曲)や、black hole』に収録されていた「I’m sorry」などが丁寧に歌われていった中で、この一ノ瀬千秋・単独公演を締めくくったのは、昨年5月に千秋がこれまた一ノ瀬千秋の個人名義でYouTubeにアップロードとしていた「steady」にほかならなかった。

 

〈大事なものを忘れてゆく 卑怯な世界で 誰かの 誰かにもなれたら 生きてゆけるかな〉

というその含蓄ある歌詞と、あたたかな温度感をたたえたアコースティックサウンド…。

この場に響きわたった千秋の歌はどこまでも心地よく、どこまでも愛おしかった。

一ノ瀬千秋という人物がこの世に生まれてきたことに対しての尊さを感じた、春の嵐の夜。

終演後、そんな気持ちの余韻を噛みしめながら外に出ると雨はもう止んでいた。

 

 

写真◎柴田恵理
文◎杉江由紀

 

====================

 

CHIAKI BIRTHDAY LIVE/一ノ瀬千秋単独公演~ひとりじゃできないもん!2021~ゲストミュージシャン:DEZERTな皆様」

202132日 TSUTAYA O-EAST SETLIST

 

1. 明日暗い月が出たなら

2. みぎて

3. 天使の前頭葉

4. 歌うたいのバラッド

5. 異常な階段

6. Ghost

7. Honesty

8. Let It Be

9. Imagine

10. さくらの詩

11. Breath

12. ともだちの詩

13. 春夏秋冬

14. I’ sorry

15. Steady

 

 ====================

 

Release

 

★LIVE Blu-ray & DVD

商品タイトル:「DEZERT SPECIAL LIVE 2020 The Today”」

発売日:2021512

——————————-

<仕様>

オフィシャルサイト限定いちご盤 *Blu-ray DISC1枚

13,000(税別、送料別) 品番:DCXL-1

https://dezert.stores.jp 

34日(木)2000より予約受付開始

 ——————————-

<特典>

*スペシャルパッケージ仕様

*メンバーソロアングル「Your Song」映像収録

*「いちご倶楽部。」6曲入りCD1枚

 収録曲

 1.Go!Go!!いちご倶楽部

 2.夕焼けに来たゴリラ

 3.バレンタインエブリデイ

 4.マグロに賭けた漢たち

 5.マグロに賭けた漢たちに賭けた女達

 6.ストロベリー・デスチョップ

 

64Pブックレット付

*オリジナルトートバッグ付

——————————- 

<収録曲>

01.  Your Song

02. 「君の子宮を触る」

03.  Thirsty?

04.  ラプソディ・イン・マイ・ヘッド

05.  蝶々

06.  Sister

07. 「教育」

08.  白痴

09. 「遭難」

10.  Call of Rescue

11. 「擬死」

12. 「排泄物」

13.  肋骨少女

14.  感染少女

15. 「秘密」

16. 「変態」

17.  True Man

18. 「遺書。」

19. 「ピクトグラムさん。」

20.  TODAY

21. 「殺意」

 

※全国のCDショップ店頭・ECサイトでの販売に関して、

 詳細は追ってオフィシャルサイトにてご案内させていただきます。

 

====================

 

New Single Your Song』各ダウンロード、サブスクリプションサイトにて配信中

https://lnk.to/DEZERT  

 

====================

 

Subscription Service

■現在、入手困難な音源を含む全楽曲を

Apple MusicSpotifyLINE MUSICPrime Musicなどで絶賛配信中

 

 ====================

 

DEZERT オフィシャルサイト http://www.dezert.jp  

DEZERT YouTube URL : https://www.youtube.com/dezert_official 

DEZERT 公式Twitter : https://twitter.com/DEZERT_OFFICIAL  

DEZERT 公式 Instagram : https://www.instagram.com/dezert_official/?hl=ja  

千秋YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCbWWFZ7Px-9sWIyInENfc6g  

SORA YouTubeチャンネル: https://www.youtube.com/channel/UC4DXfy7kAvGfRuA_A4-VATQ 

マーヴェリック公式LINEhttps://line.me/R/ti/p/%40dangercrue  

 







2021年03月02日 (火)

【MUCC】<MUCC TOUR 202X 惡-The brightness world>2021年2月28日(日)初日福岡サンパレス公演が終了、Instagramでの無料視聴も!

REPORT - 13:00:50

全10本のライヴツアー「MUCC TOUR 202X 惡-The brightness world」幕開けの公演が2月28日(日)福岡サンパレスにて開催された。

 

会場でのグッズ販売、予約受付によるポスタープレゼントや公演当日の朝に定点でのInstagramライヴ配信を発表し、事情により会場へ来られなかったファンにも初日の模様を届けるなど、幕開けまで告知の目白押しとなったツアー初日となった。

ゲストとして発表されていたガラ(メリー)も出演し、「目眩」「TONIGHT」に参加、長年の絆をしっかりと見せつけた公演となった模様。

 

次回は3月7日(日)に仙台サンプラザホールでの公演となる今ツアー、仙台でのゲストは惜しくも2016年に解散してしまったgirugameshのボーカル左迅が発表されている。

更にその先は3月25日(木)に愛知県芸術劇場で葉月(lynch.)、3月27日(土)には大阪オリックス劇場にてNOBUYA(ROTTENGRAFFTY)の参加が発表されている。

今後の公演でも突然の企画発表があるかもしれないので各SNS等は要チェック。

いよいよ幕を開けたSATOち(Dr)のラストツアー、引き続き見逃せない。

 

 

写真◎Susie

 

====================

 

<LIVE>

 

『MUCC TOUR 202X 惡-The brightness world』

SATOちのラストツアー。2月28日を皮切りに10公演開催!

 

2021年2月28日(日) 福岡サンパレス ゲスト:ガラ(メリー)

2021年3月7日(日)  仙台サンプラザホール ゲスト:左迅(ex.girugamesh) OPEN 16:30 START 17:30

2021年3月25日(木) 愛知県芸術劇場大ホール ゲスト:葉月(lynch.)OPEN 17:00 START 18:00 

2021年3月27日(土) 大阪オリックス劇場 ゲスト:NOBUYA(ROTTENGRAFFTY)OPEN 16:30 START 17:30 

2021年4月3日(土)  新潟テルサ OPEN 16:30 START 17:30 

2021年4月15日(木) LINE CUBE SHIBUYA  OPEN 17:00 START 18:00  ※SOLD OUT 

2021年4月29日(木・祝) 中野サンプラザホール OPEN 16:30 START 17:30  ※SOLD OUT

2021年5月1日(土) よこすか芸術劇場 OPEN 16:30 START 17:30  ※SOLD OUT

2021年5月5日(水・祝)ザ・ヒロサワ・シティ会館 大ホール(茨城県立県民文化センター)OPEN 16:30 START 17:30 ※SOLD

OUT

2021年5月6日(木) ザ・ヒロサワ・シティ会館 大ホール(茨城県立県民文化センター)OPEN 17:00 START 18:00 ※SOLD OUT

 

 

【チケット料金】全席指定 ¥9,600(税込)   ※未就学児入場不可  ※営利目的の転売禁止

【チケット発売中】 イープラス https://bit.ly/3ux5XrF 

ローソンチケット https://bit.ly/3uwjy2m 

チケットぴあ https://bit.ly/3dIkCuh 

【ツアー直前リハーサルムービー】 https://www.youtube.com/watch?v=5k_i5MFRFFQ

<https://www.youtube.com/watch?v=5k_i5MFRFFQ&feature=youtu.be>

&feature=youtu.be  

<諸注意、ツアーグッズ等詳細は、ツアー特設サイトへ>  https://tour202x-brightness-world.55-69.com 

 

====================

 

<RELEASE>

 

★BEST ALBUM「明星」4月21日(水)発売

…………………………………………

【朱ゥノ吐VIP会員限定生産盤】 (CD +Blu-ray) MSHN-090〜91 ¥8,120+tax 

※商品詳細購入ページhttps://55-69.com/store/334037 

【初回限定盤】 (CD +Blu-ray) MSHN-094〜95   ¥5,210(税別) ※特典詳

細 https://55-69.com/music/334086  

【初回限定盤】 (CD +DVD) MSHN-092〜93  ¥4,210(税別) ※特典詳

細 https://55-69.com/music/334085  

【通常盤】MSHN-096  ¥3,101(税別) ※特典詳細 https://55-69.com/music/334081  

…………………………………………

【収録曲 全16曲】

1.家路 -2017 飛翔-       作詞:逹瑯 作曲:SATOち,ミヤ,逹瑯

2.前へ -In its true light-     作詞:逹瑯 作曲:SATOち

3.1979  -殺シノ調べII ver.- 作詞:逹瑯 作曲:SATOち

4.ぬけがら -2020-         作詞:ミヤ 作曲:SATOち,ミヤ

5.茜空   作詞:ミヤ       作曲:SATOち

6.昔子供だった人達へ -2020- 作詞:逹瑯 作曲:SATOち

7.メディアの銃声 -殺シノ調べII ver.- 作詞:逹瑯 作曲:SATOち

8.夕紅 -2020-             作詞:ミヤ 作曲:SATOち

9.謡声(ウタゴエ)         作詞:逹瑯 作曲:ミヤ, SATOち

10.パノラマ               作詞:逹瑯 作曲:SATOち ミヤ

11.フライト -Album ver.-    作詞:逹瑯、ミヤ 作曲:SATOち、ミヤ

12.塗り潰すなら臙脂 -2020- 作詞:逹瑯 作曲:SATOち,ミヤ

13.You & I                  作詞:ミヤ 作曲:SATOち,ミヤ

14.レクイエム              作詞:SATOち,逹瑯 作曲:SATOち

15.My WORLD (惡 MIX)   作詞 : SATOち,ミヤ 作曲 : SATOち,ミヤ

16.明星                   作詞:MUCC 作曲:ミヤ

 

<ツアー会場予約受付特典> B2サイズポスター

 

——————————-

 

 

■STREAMING LIVE Blu-ray/DVD 『FROM THE MOTHERSHIP/FROM THE UNDERGROUND』

2021年5月4日発売

 

【朱ゥノ吐VIP会員限定生産盤】 (Blu-ray) 5枚組 ¥12,000(税別)

※特典・購入方法等詳細 https://55-69.com/music/334558  

【通常盤】 (Blu-ray) 2枚組  ¥6,900(税別)

【通常盤】 (DVD) 2枚組 ¥6,000(税別)

 

<収録曲詳細>  https://55-69.com/news/334433  

<ツアー会場予約受付特典> B2サイズポスター 詳細 https://55-69.com/news/334549 

 

====================

 

<BOOK>

 

「SATOち牛乳」  2021年4月21日発売  タワーレコード独占販売

予約はこちらから→ http://tower.jp/item/5157024  

定価:本体3,000円+税  仕様:四六判・全300ページ予定 発売:(株)音楽と人

https://ongakutohito.com/2021/02/04/mucc-news-2/ 

 

====================

 

<Official HP> http://www.55-69.com/  

<Official Twitter> https://twitter.com/muccofficial  

<Official Instagram> https://www.instagram.com/mucc_official/  

<Official Facebook> https://www.facebook.com/facemucc  

<Official YouTube Channel>

http://www.youtube.com/channel/UCExoaicqsoRZbKdFehPmmEQ?sub_confirmation=1  

<Official Weibo> https://www.weibo.com/muccofficial  









2021年03月02日 (火)

【Kra】景夕のバースデーを祝う2部制公演『景夕からアナタヘこの歌を届けよう』より、“永遠に歩み続けよう”と約束を交わしあった第二部公演の模様をレポート!

REPORT - 12:05:41

   Kraのヴォーカリスト景夕の誕生日当日に当たる 226()TSUTAYA O-WESTを舞台に景夕のバースデーを祝う2部制公演『景夕からアナタヘこの歌を届けよう~「景夕と結良とメルヘンロック」「景夕と結良とメルヘンポップ」』が有観客/配信ライブとして行なわれた。サポートメンバーに刻(G)と宏崇(Dr)が参加。こちらでは、第二部に当たる「景夕と結良とメルヘンポップ」の模様をお伝えしよう。

 

 Kraの中でもメルヘンかつポップな要素を色濃く出した楽曲を集めたのが、第二部の公演。軽快なマーチング演奏のSEに乗せ、メンバーらが舞台へ姿を現した。ライブは、心弾ませるよう軽やかに歌い奏でる「artman」から幕を開けた。景夕のサビ歌が終わると同時に、楽曲が一気に走り出す。華やかさを持ちながらも、演奏は次第に熱を増してゆく。愛らしさと凛々しさを重ね合わせた歌と楽曲を魅力に、彼らは観ている人たちの心を咲き乱れさす。フロア中のあちこちで大きく揺れながら咲き誇る手の花の光景も、目に鮮やかだ。

 

  演奏は激しさと勢いを増しながら、華やいだ音の花へさらに力強さと華麗な色を濃く塗り重ねてゆく。飛びだしたのが「無拓と無択と」だ。景夕の華やかでメロウな歌声がとても心地好い。未来を見据えた哲学的かつ文学的な歌詞ながら、楽曲自体が躍動性を持っているからだろう。景夕の歌声や言葉の数々に心は惹かれながらも、身体は騒ぎたくてうずうずしっぱなしだ。

 

  景夕の「気持ちを吹っ切って楽しくやっていきたいと思います」の言葉に続いて披露したのが、昨年リリースしたシングルの表題歌「DisWORLD」。新体制になった当時の心境を歌にした楽曲のように、この歌からは、苦悩や弱さも認めたうえで、ここから新たに花開こうとする強い意志が伝わってきた。マイナー系の曲調とネガティブな感情が重なり、気持ちの内側をチクチクと刺激する。でも、力強く躍動したグルーヴと前向きな歌詞を携えた曲でもあるように、景夕の歌にもどんどん希望と力と熱が漲りだしていた。

 

  結良のベースのフレーズをリードに幕開けた楽曲は、情熱を秘めたエスノテイストの旋律や胸華やぐ音色の数々を届け、気持ちを騒がせてゆく。愛しい人へ想いを告げるように、景夕は愛しさたっぷりに「恋歌」を歌っていた。切なさを掻き消すように華やかな音を重ねてゆく演奏陣。でも、壊れそうな気持ちのままに揺れ動く想いをメロウに歌う景夕の声に触発され、胸はキュッと疼き続けていた。最後に見せた、哀切な気持ちのままに歌う景夕のアカペラも心を潤していった。

 

 続く「夢のような日々」でも、Kraは忘れられないし忘れたくない愛しい人への想いや姿を追いかけるように歌っていた。けっして派手な演奏ではない。でも少し華やいだメロウな演奏が、切なさを零すような景夕の歌声へ希望を塗り重ねていた。

 

 ここで、本日2回目となる景夕の誕生日を祝うコーナーへ。ここでは、ギターの刻が景夕への想いを込めた手紙を手渡していた。

 

  次のブロックは、久し振りに披露した「少年と空」から。軽快に弾む楽曲の上で、景夕は心を弾ませながら夢馳せる想いを歌っていた。ここから世界へ向けて羽ばたこうとする夢を抱いた少年の想いへ、気持ちを同化させながら歌う景夕。希望を抱くマーチングナンバーに乗せ、景夕はこの舞台から飛び立とうとしていた。その場で大きく跳ねながら、想像の中に広がる大空に向かって心の翼を羽ばたかせてゆく。フロアでも、大きく腕を振り飛び跳ねる人たちの姿があちこちに広がっていた。

 

  結良の荒々しいスラップ演奏を合図に、Kraは激しく攻めるように「雨の告白」を突きつけた。これまでの柔らかい表情から、一変。ソリッドな演奏で、彼らは観ている人たちの心を騒がせる。でも、不安を乗り越え光をつかもうとする楽曲でもあるように、心地好く揺れ動くサビ歌に心が引き込まれ、華やぐ気持ちも覚えていた。攻める姿勢を軸に据えながらも、甘い笑みを浮かべ歌う景夕の表情を見ていたら、心にどんどん光が差し込んでゆく感覚を覚えていた。躍動する楽曲に刺激を受け身体は揺れながらも、気持ちは華やいでゆく。

 

  「さぁ、もっといこうか!!」。デジタルサウンドと激しく躍動する生の演奏をミックスしたKra流のダンスロック曲の登場だ。ときにデスボイスも交え、煽るように歌う景夕。サビ歌でも、がなるように歌いながら熱を持った感情をぶつける景夕の姿が舞台にはあった。Kraは「LOST NUMBER」を通し、もっともっと騒ぎたいんだろうと観客たちを挑発してゆく。やはりライブは気持ちを躍動させてこそ。終盤に生まれたシンフォニックなフレーズ。その後に続くラウドな演奏など、1曲の中にKraはドラマチックな展開を描き出していった。その様に触発され、身体が揺れ続ける。

 

  騒ぎたい気持ちへさらに熱を注ぐように、Kraは豪快なロックナンバー「ダーリンインザダーク」をぶつけ、激しく挑発してきた。荒々しい姿に身を染めた景夕は、観客たちを凛々しい歌声で挑発してゆく。いくら激しかろうとサビ歌にグッと心をつかまれるのも、この楽曲が…Kraというバンド自体がポップメイカーであるという姿勢を示していた。愛しい人への熱情した想いも、ずっと気持ちを熱く騒がせてくれた。このまま最後まで、Kraの持つ激しくもメルヘンな色に心を染めてくれ。

 

  「ずーっと、みんなとKraを共有しあいながら進んでいきたいと思います」。景夕の言葉に続き、Kraは最後に、自分たちを支えてくれる愛しくて大切な人たちとこれからも一緒に想いを分かち合おうと「2/4」を歌ってくれた。ネガティブな気持ち吹き飛ばすのではなく、負の要素さえすべて受け止め、ここから輝く日々にしていこうという彼らの想いが、「2/4」を通して伝わってきた。どんな環境さえもポジティブに塗り替えてゆく景夕と結良。その想いに少しでも共鳴したのなら、これからもKraと一緒に2/4拍子のビートに乗せ、笑顔ではしゃぎ続けようじゃないか。ともに永遠に歩み続けようという約束を最後にKraと交わせたのが嬉しかった。

 

 

PHOTO: NORI

TEXT:長澤智典

 

====================

 

<セットリスト>

 

artman

「無拓と無択と」

DisWORLD

「恋歌」

「夢のような日々」

「少年と空」

「雨の告白」

LOST NUMBER

「ダーリンインザダーク」

2/4

 

====================

 

★インフォメーション★

 

コロポックルPRESENTS景夕バースデイ企画

『景夕からアナタヘこの歌を届けよう』

 

1部>「景夕と結良とメルヘンロック」

2部>「景夕と結良とメルヘンポップ」

 

2021 226() TSUTAYA O-WEST

[全出演] Kra { サポート:Gt.刻・Dr.宏崇 }

配信サイトURLhttps://www.kips.fun/mall/event/1069

アーカイヴ配信、購入視聴期限:2021 303()まで

 

Märchen ROCKMärchen POP ガチャ

期間限定のオンラインガチャをぜひお楽しみください!!!

購入URLhttps://lotz.tokyo/posts/16

販売期間: 2021 326()12:00まで

 

FC会員限定LIVE PHOTO販売

購入URLhttps://www.photoreco.com/kra2021226

販売期間:2021 312()12:00~2021 331()18:00

入会・継続は、コロポックル:https://fckra.emtg.jp/ よりお手続きください。

 

====================

 

Kra Web

https://kra.tokyo/

Kra twitter

https://twitter.com/kra_staff

景夕 twitter

https://twitter.com/kra_keiyu

結良 twitter

https://twitter.com/yuhra_grooving

PS mobile

https://artist-site.jp/psmobile/