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2020年05月05日 (火)


【David】びじゅなび連載第五回!最新シングル「Gothculture -Nightimage-」が遂にリリース!1年がかりで表現する新たなコンセプトを徹底解剖!!<Davidの六芒世界へ〜Vol.5>

NEWS - 20:00:20

びじゅなび読者の皆様を「David」の六芒世界にいざなう連続企画。
今回、3周年を迎えた「David」が新たに掲げた「Gothculture」というコンセプトのもと、1年がかりで体現する壮大な物語を綴るということでびじゅなびの全面協力で実現した特別企画である。

「Gothculture」の第一弾「Gothculture -Nightimage-」が発売となり、今まで触れることのできなかった「David」の全貌を広く皆様に触れていただこうというものだ。

 

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★連載記事はこちら★

第一回

https://archive.visunavi.com/news/358024/

第二回

https://archive.visunavi.com/news/358580/

第三回

https://archive.visunavi.com/news/359334/

 第四回

https://archive.visunavi.com/news/361019/

 

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ただのインタビューや記事にとどまらず、妥協のないこだわりを貫く世界観や楽曲はもちろんの事、活動への想い、そして楽曲に込められているメッセージ、綴り続ける六芒世界の根底や創造主である「SUI」のパーソナルな部分までも丸裸にしていきます。

昨今のシーンにおいて、ここまでの世界観・楽曲・コンセプト・衣装やアートワークに至るまで、妥協することなく徹底し、こだわり抜いているアーティストは類を見ないと言っても過言ではない。
そんな印象から筆者の主観を元に、プロジェクトの中心人物でもありDavidの掲げる六芒世界の創造主であるSUIと、Davidの楽曲を支えるJointArtistにも協力していただき、深く深くその魅力を掘り下げていく。

 

第5回は1年がかりで表現する新たなコンセプトを徹底解剖する。

 

 

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■いよいよ1年がかりのストーリー「Gothculture」がスタートしましたが、「Gothculture」のコンセプトを教えてください。

SUI:Gothcultureのコンセプトですが、人に根付いたものや、歴史上のものであったり、既に強く定義付けられた物事を別の視点で表現する自由な世界があってもいいのではというところからGothcultureという言葉が生まれました。
これは「Gothic」と「Culture」を組み合わせた造語なのですが、Gothicが持つ「黒」という色は様々な色が混じり合い最終的に「黒」になる。そこに至るまでの感情の移り変わりを6楽章(色)で表現しています。そういった自由な発想も1つの文化として認められたらもっと良い世界が表現出来るのでは、といった想いがテーマとなりました。

 

■ひとつのストーリーを6部作という大ボリュームで表現しようという構想を思いついたきっかけは?

SUI:活動再開をするにあたってのコンセプトは、より自分の中の拘っている物事の定義で歌詞の世界を描きたかったし、ヴィジュアルと共に表現したかったのです。そこで導き出したのが「Gothculture」
新ヴィジュアル、1曲のキーとなる曲を軸として一定期間集中して表現する事がアーティストにとってスタンタードな形だと思うのですが、そこは定義せず、Davidとしてはより長いスパンで表現する必要があったと思ったのがキッカケでした。
シーンに合わせてハイペースで流れるように活動するよりも、自分は自分らしく良い意味でマイペースになろうと。
最終的に結果を出す事へのプロセスとして、持っている拘りをもっと強くしようと、それがSUI単体ではなくDavidとしてより深い認知を得られるのではないかと言うところで決めました。
ならば、今までが内容が薄かったのか?というのは誤解で、今までにやって来なかった事を常に求めていきたいという自分の活動信念にも繋がったところも大きいです。

 

■「Gothculture」を【6】楽章で表現するのは六芒世界の【6】とも関係があるんですか?

SUI:関連性を持たせていますがなぜ関連しているかは、今は差し控えておきます。
楽しみにしていてください。

 

■「Gothculture」を表現するには1曲に凝縮して表現するのではなく、敢えての長編大作での表現にたどり着いたんですね?

SUI:そうですね。もともとがコンスタントにライヴをしていない事であったり、ソロアーティストとしての在り方も考えて1つのテーマを大事に、そして多面的に表現しようと思うのも理由の1つでした。
前作の音源「創生録Ⅱ 〜Fearless Scenario〜」がよりストーリー性を重視した作品になったのですが、制作スケジュールがタイトになったので、その後活動休止も挟んだ事から、再開した今年はもっと腰を据えて表現する事も、ある意味新鮮だなという気持ちですね。

 

■新鮮というかかなり意欲的・挑戦的なアプローチだと思いますよ。
次はどうなるのかという楽しみが一つのコンセプトで続くというのは、小説や漫画みたいに常に楽しみにできるのは斬新です。

SUI:今、Davidとして活動するからこそ表現出来る事の最大限を考えた結果ですね。
同じGothcultureと共通のテーマでも、作品により曲調は異なりますし、ヴィジュアル面でも1つのベースがあった上で変化していきます。
衣装も、楽曲も「Gothculture」なのにこんなにも色があるんだというのを示していきたいですね。
「Gothic」という単語から連想される色って、黒一色だと思うのですが、その定義はこの場ではいらないですし、自分の中では精神世界でそれぞれのGothicを表現している訳ですから、何色でもGothicは成立するんだよっていう新しい定義に共鳴してもらえるのならそれは嬉しいです。

 

■DavidとしてだけでなくGothicにも新しい解釈を生み出してくれそうですね。
ライヴ活動休止期間に何か掴めたものはありましたか?

SUI:Davidのライヴ活動休止中は、よりアンダーグラウンドで攻撃的な部分をフィーチャーしたバンド「CULA」や、もっとナチュラルにコンセプトフリーの1からの状態で挑んだ「SUI」名義の作品作りなど、Davidでは得られないものを表現していました。
その2つも継続的に続けていきます。

■Davidのライブ活動休止中も、今まで以上に表現の幅を広げていたんですね。
「Gothculture」はそういった活動から得たものも取り入れられているんですか?

SUI:多数の表現の場があるからこそ、よりそれぞれの特色を意識するようになったので、結果的にすごく良い時間になったと思います。
アーティストの「活動休止」というワードはどうしても後ろ向きなイメージになってしまいます。
実際、決めた時はネガティブな気持ちでした。
ですが、それで終わる事なく間髪なく続きを描く気持ちになったのは新たな仲間との出会いであったり、今まで根強く支えてくれた皆の支持があったからこそ、もっとやれる事があるのではという気持ちになりました。
その新たな活動をきっかけに俺の歌に耳を傾けてくれた皆さんの存在も有難く感じていますし、このままでは終われないなと。

 

■ライヴ活動の休止のきっかけはネガティブな一面があったんですね。

SUI:「創生録Ⅱ 〜Fearless Scenario〜」を制作している時はコンセプチュアルながらも、同時に自分の中のリアルを追求した作品でもありました。正直無理もしていたし、その先の事は敢えて考えないで突っ走っていました。
けれど、当時自ら掲げていた場所へは手が届かなかったので厳しい判断をした訳です。
思い切った決断をする事で、景色や意識も違って見えるのではないかと。
結果、そのまま活動をコンスタントに続けていくより、新たなテーマにも辿り着けたので意味のある時間になったと思います。

 

■落ち着いて客観視してみると、身の回りの環境にもありがたみを感じたりすることもありますよね。

SUI:勿論、改めて3年の間好き勝手に続けて来れるのはサポートしてくれる皆のおかげでありますから改めて感謝しています。ソロだけど、一人ではない時を感じる場面です。
新たな視点や景色を感じた上でまた自分自身がもつ音楽性、意思を高めていく。
常に自分に対して飽きない事と、挑戦が自分には必要不可欠な部分で、且つ伝えたいというパワーに繋がります。
それが時にプロジェクトを止めてでも、ストーリーとリアリティを同時に大切に伝えていきたい。

 

■今までは「Gothculture」の全体像を伺ってきましたが、最後に第一弾-Nightimage-のあらすじを教えてください。

SUI:Gothcultureのコンセプトは、「定義」を壊す事です。今回は世の中で定義された「信じてるもの」例えば神的なものや、「正しい」とされる物を受け入れられずいる主人公が、眠りの中で「別人格」を日々育てていて
いつしか夢で見るその人格が、自らもっとも信じたい存在(偶像)ある事に気付いて、夢の中で生きたいと願い、現実を切り離していく心の描写を描いています。
夢の中には制限や決まりなんてない。
時にすばらしいものも見れるし、最悪なシナリオにも変わります。
次章からは夢の向こうで繋がる世界を描きたいと思っています。
去年の周年に出した「Stigmata」という曲は、どちらかと言うと、自分のストレートな想いや理想を吐露したものだったのですが、今回は「Gothculture」という物語をフィルターにおいて、理想への表現を続けていきます。

 

インタビュー / 文章
神崎 要

 

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◆Release情報
Vocalist SUIのソロプロジェクトDavid(ダヴィデ)が
3rd Anniversaryの節目に提示した「Gothculture」というコンセプトに基づくストーリーを
2020年を通し6つの作品にて表現。

第一弾
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6

 

 

 

【発売日】2020年4月29日(水)
【タイトル】First Act「Gothculture -Nightimage-」(ゴスカルチャー・ナイトイマージュ)
【収録曲】完全新曲含む3曲入り(完全限定盤)
【価格】¥2,200 (TAX IN)
【発売元 / 販売元 / 品番】Resonance / FWD / RDCD-012
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【店舗特典一覧】
● Amazon…特製ステッカー
● Tower Records…アーティストフォトA(-Nightimage-ver)
● HMV…アーティストフォトA(-Nightimage-ver)
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<関連リンク>

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