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2023年03月20日 (月)

【特設ページ】★びじゅなび密着取材企画★〜DEZERT編〜Vol.2<DEZERT LIVE TOUR 2023 / 天使の前頭葉-零->2023年3月18日(土)金沢AZ

NEWS - 21:00:12

びじゅなび密着取材企画〜DEZERT編〜のVol.2が公開!
<DEZERT LIVE TOUR 2023 / 天使の前頭葉-零->、2023年3月18日(土)金沢AZでの裏側に密着。

 

★特設ページ★
https://archive.visunavi.com/dezert_02_kanazawa/

臨場感あふれるツアーの模様を是非ご覧ください!

 

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★DEZERT INFORMATION★

 

LIVE>

 

DEZERT LIVE TOUR 2023 / 天使の前頭葉 

311() 新横浜NEW SIDE BEACH!!  OPEN 17:30 / START 18:00

312() HEAVEN’S ROCKさいたま新都心VJ-3  OPEN 17:15 / START 18:00

318() 金沢AZ  OPEN 17:30 / START 18:00

321(火・祝) PALOOZA  OPEN 17:15 / START 18:00

325() 水戸ライトハウス  OPEN 17:15 / START 18:00

41() 京都MOJO  OPEN 17:30 / START 18:00

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※全公演チケットSOLD OUT! 

公式リセールについて https://www.dezert.jp/news/detail/9477 

 

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DEZERT LIVE 2023 / 天使の前頭葉結ふ

424() SHIBUYA CLUB QUATTRO OPEN 18:15 / START 19:00

【チケット料金】前売5,500(税込・ドリンク代別) オールスタンディング 

【一般発売】34()

 

 

 

 

DEZERT LIVE TOUR 2023 “きみの脊髄と踊りたいんだっ!!ツアー

617日(土)CLUB CITTA’ OPEN 17:00 / START 18:00

71日(土)新潟NEXS   OPEN 17:30 / START 18:00

79日(日)仙台Rensa  OPEN 17:30 / START 18:00

715日(土)福岡DRUM Be-1  OPEN 17:30 / START 18:00

716日(日)福岡DRUM Be-1  OPEN 17:30 / START 18:00

722日(土)岡山CRAZYMAMA KINGDOM  OPEN 17:30 / START 18:00

723日(日)高松MONSTER  OPEN 17:30 / START 18:00

729日(土)札幌ペニーレーン24  OPEN 17:30 / START 18:00

826日(土)名古屋DIAMOND HALL  OPEN 17:15 / START 18:00

827日(日)なんばHatch  OPEN 17:15 / START 18:00

 

【チケット料金】6,000円(税込・ドリンク代別)

 スタンディング(大阪公演以外の9公演)

 全自由/座席有り(827日大阪公演のみ)

 ※入場整理番号付き

 

【ひまわり会 チケット先行受付(抽選)】 受付期間:32()21:00312()21:00

オフィシャルFC「ひまわり会」会員限定受付ページ https://www.dezert.jp/feature/kiminosekizuito

※各公演お1人様2枚までお申し込みが可能です。同伴者は非会員でも申し込みいただけます。

※受付期間中にご入会が完了した会員様もお申し込みが可能です。

※イープラス抽選受付、スマチケのみ、同行者登録有り

 

【オフィシャルHP先行受付(抽選)】 受付期間:325()12:0043()21:00

受付ページ https://eplus.jp/dezert230608-official/ 

※イープラス抽選受付、各公演12枚、スマチケのみ、同行者登録有り

 

【チケット一般発売】2023429(土・祝)

◎公式リセール実施予定

 

 

LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂) DEZERT SPECIAL LIVE 2023 -DEZERT-

923 () LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)

詳細は後日発表。

 

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<リリース情報>

 

Blu-ray / DVD 「DEZERT SPECIAL LIVE 2022 in 日比谷野外大音楽堂 “The Walkers”」発売中

【通常盤】(Blu-ray) DCXL-7 / 7,700円(税込)

【通常盤】(DVD DCBL-21 / 6,600円(税込)

収録曲・特典等の詳細はこちらhttps://www.dezert.jp/discography/detail/1197/  

 

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DEZERTオフィシャルサイトhttp://www.dezert.jp  

DEZERT YouTubeチャンネルhttps://www.youtube.com/dezert_official  

DEZERT 公式Twitter  https://twitter.com/DEZERT_OFFICIAL  

DEZERT 公式 Instagram  https://www.instagram.com/dezert_official/?hl=ja 

DEZERTオフィシャルファンクラブ「ひまわり会」 詳細はこちらhttps://www.dezert.jp/  

SORA VoicySORAの元気になるハナシ」 https://voicy.jp/channel/1890

 

 


2023年03月20日 (月)

【びじゅなび主催:4/30池袋EDGE★出演者インタビュー(1)】<KAKUMAY:Gt.NERO>「まずはZeppを目指したい。普通にどこにでもいそうなこの5人がそういう場所に立つということ自体が、革命だと思う」◆3月22日(水)Spotify O-WESTワンマン開催、当日無料!

LIVE - 19:00:34

4月30日に池袋EDGEにて開催する<VISUNAVI presents Visual Rock is not “DEAD”>。
今回は、その出演者それぞれに行ったインタビューを順次お届けしていく。

 

第一回は、明後日3月22日(水)にSpotify O-WESTにてワンマンを開催するKAKUMAYより、GuitarのNEROへインタビュー。

韓国から来日、現在ではスムーズに日本語を話し、「自分もそうなりたい」と思わせたV系の世界で今、目を引くパフォーマンスで見る者を魅了するギタリストとなったNERO。

運命の糸によって引き寄せられたKAKUMAYのメンバー達と共に描く未来を、Spotify O-WEST、そして池袋EDGEにて是非見届けてほしい。

 

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──御生まれは韓国?

NERO:そうです。高校を卒後してから日本に来ました。

 

──言葉は勉強して?

NERO:一回大学に落ちたのでそこからちょっと日本語勉強して。日本に来てから日本語学校とかにも通って、そこからだんだん生活しながら覚えていった感じです。

 

──すごいですね。難しくなかったですか?

NERO:漢字がやっぱり難しいですよね。あと、ちょっとした言い方によって意味が変わってくる単語があったり。

 

──「雨」と「飴」とかですね。

NERO:そうですそうです。

 

──日本に来ることになったきっかけは何だったんでしょうか。

NERO:おばあちゃんが日本人っていうのもあったんですが、何より向こうで大学受験で落ちて、その時にちょうど日本に住んでいる友達がいて、リフレッシュじゃないけど親も「海外旅行とか行ってきたら?」とか言ってくれて。
日本は初めて来たんですけど、その友達がV系が好きな子で、「お前、向こうでも音楽やってたし、どうせ大学に落ちたんだったら、好きな日本で音楽やってみたら」って。
確かに、そこでやってみようかなっていう気持ちもあって。

 

──では音楽をやろうと思って日本に来て。その時は言葉もまだ今ほどは…?

NERO:そうですね、電車の切符買うのも大変、みたいな。コンビニでジュース1本買うのにも…もう全てがチャレンジというか。
最初の頃は友達が居てくれたりとかしたんですけど、完全にここに住むようになってからは自分でそれぐらいはしないと、と思って。

 

──お話しててもほとんどネイティヴですね。

NERO:そうですか?いまでもだいぶなまってると思うんですけど。

 

──いえいえ、そんなことないですよ。では音楽をやろう=V系、ということは、好きなバンドや影響を受けたアーティストがいた?

NERO:そうですね。元々は中学校の時に初めてV系っていうジャンルを知ったんですけど。でもその頃はそもそも音楽っていうものは余り聞かずに、アイドルとかダンスやりたいな、とかいう気持ちはあったんですけど(笑)。
その後、「女の子にモテたい」という気持ちで軽音部に入ったんです。その時に先輩でV系を好きな人がいて、そこで色々教えて貰って…そこで聞いたバンドがDIR EN GREYさんで。
めちゃくちゃカッコいいな!と思って、そこからハマりましたね、V系に。

 

──それがきっかけで色々なV系バンドを知っていったと。

NERO:そうです、色んなバンドを自分で探すようになって。

 

──そういった情報はどこから?

NERO:今の時代だと、海外だとしてもYouTubeとか色んな情報源があるじゃないですか。
当時、日本とよく行き来してる人が「最近流行ってるバンドでこういうのがあるよ」みたいなのをブログとかで書いてたりして。あとはYouTubeで曲を聞いて情報を手に入れる、みたいな感じでしたね。

 

──DIR EN GREY以外ではどんなバンドを聴いてましたか?

NERO:たくさんあります。当時だったらgirugameshとかNIGHTMARE、the GazettE、サディ…ヴィドールとか、ネオビジュアル系の、2004年〜2008年くらいのコテコテ系のバンドが好きで。
まあ、ライブは行けないので、インタビューやMVを見たり。

 

──インタビュー記事は読めました?

NERO:それがインタビューは、ブログを書いてる人が翻訳してたりするんですよ。
そういう人たちは熱いファンなので日本語も出来るんです。当時の雑誌、「キュア」や「SHOXX」とかを翻訳しているのをネットで見てました。正規ルートで情報を得るのには限界があるので、ネットで情報をシェアするみたいな感じで情報を手に入れてましたね。

 

──それでどんどんハマっていったと。

NERO:とにかくすごくかっこいいなあと思って、そうしたら自分もそうなりたいなって思っちゃって。

 

──NEROさんはギタリストなので、やっぱりギタリストに惹かれました?

NERO:元々はボーカルになりたかったんです。
ボーカルになるために教室(そういうのを教えるところ)に行って、「どうすればボーカルになれるんですか」ってそこの先生に聞いたら「ボーカルになるのはいいけど、まずは楽器ひとつぐらいはできたほうがいいよ」って。それならせっかくだったら、カッコいいなと思っていたギタリストがたくさんいたから、ギターを始めました。

 

──その「カッコいいなと思っていたギタリスト」とは?

NERO:DIR EN GREYの薫さん、NIGHTMAREの柩さん、X JAPANのhideさんですね。hideさんは当時、かなり上の世代の人だったんですけど。X JAPANはV系の元祖、産みの親、だと思っていたのと、やっぱりNIGHTMAREさんとかthe GazettEさんとか当時憧れていたバンドにもX JAPANに影響を受けたっていう方もたくさん居て、「X JAPANって何だろう」って最初に気になって見た時に、hideさんがとてもカッコ良かったんですよ。
そこからですね。

 

──そして日本に来て、いよいよKAKUMAY結成へと向かう訳ですが。

NERO:うちらは全員もともと知り合いじゃなくて、ボーカルとベースが前のバンドで一緒で、そのバンドが解散して。以前そのバンドのギターが一回脱退したことがあって、その時に僕がちょうどそこに入りたいなと思って連絡をしたことがあるんですよ。
でも「うちはもう解散が決まってるので」って言われて断念したんですけど…少ししたらボーカルから直接連絡が来て、「新しいバンドを始めようと思ってるんだけどどう?」って。でも最初断ったんですよ。

 

──え?断ったんですか(笑)?

NERO:当時、僕は別で先輩とバンドを組むのが決まってて。だから断ったんですけど。多分そのままバンド組んでたら、今KAKUMAYじゃなかったかもしれないですね。
結局そこからその先輩のバンドはやらない方向になって、また一人になってしまって。バンドはやりたいけどどうしよう、って。それでまた真虎くんに電話したら返事が返ってこなくて…あとから理由を聞いたら、わざと返さなかった訳じゃなくて、そもそも携帯あんまり見てなかったっていう(笑)。
でも当時、僕はTwitterのDMで連絡して、これでもし返ってこなかったら諦めようと思ってたんですよ。バンドとかもいったん考え直そうって。

 

──行き違いにハラハラします(笑)

NERO:(笑)DMで「以前お誘い断って申し訳ないんですけど、もしまだギターがいないんだったら僕入りたいです」って伝えたら、翌日かな?諦めてたところに電話がかかってきて、急に「今から会える?」って。その日にすぐ「一緒にやろう」ということになって、その翌日にまたベースと3人で会って。

 

──無事KAKUMAYに入れた訳ですね。

NERO:そうですね。ただ最初は別のドラムがいて4人組だったんですけど、そのドラムが家庭の事情で去年4月に辞めてしまって、また3人になったときに「3人でバンドを続けていくのは厳しいかも」ってなって。いろいろなメンバーに声はかけてたんですけど、やっぱりコロナ禍っていうのもあって、「バンドは考えてない」とか引退しちゃってる人とかも多くて。去年の周年前に見つからなかったらもう無理かも、ってなって…一度覚悟してたんですよ。

 

──そんなことが。危機じゃないですか!

NERO:でも一応声はかけてみよう、やることは全部やってから次を考えよう、ってなった時に、僕が昔に対バンで結構いいなって思ってたのが今の下手ギターのアザミ君で。全然知り合いじゃなかったんですけど、「メンバー探してるんですけどどうですか」って声かけた時に最初全然ノリ気じゃなかったんですよ(笑)。「あぁーー。話聞いてみて気が合えばーー。」みたいな感じで(笑)。

 

──ほんとにノリ気じゃなさそう(笑)。

NERO:それでライブ映像を送ったら、急にレスポンスがくるようになって。そうしたらアザミ君が「一緒にバンドやろうかなって考えてるドラムがいるんですよ」ってなって。

 

──運命の糸が見えてきましたね。

NERO:そうなんですよね。そこで「おやっ?」てなって、誘って5人になって…そこからはもう、なんか全然お互い知らなかったのに、気合だけで5人になっちゃったような。

 

──あまりお互いを知らなかった5人だけど、会ってみたら結構合った、と。

NERO:先輩とやるときはやっぱり口のきき方とかも気をつけなきゃいけないですし、意見を言う時も恐縮したりしてたんですけど、今はみんな年が近いし、そういうところでは楽ですね。
一度断ったり噛み合わなくて、でも戻ってきてもこうやって組めたということは運命だったんじゃないかなって思います。

 

──運命共同体ですね。

NERO:普通にみんなでご飯にいったり飲みにいったりしますし、音楽的にも各々ルーツは違うんですけど、影響を受けたアーティストも共通している部分がありますね。the GazettEやDIR EN GREY、girugameshとか。

 

──NEROさんは以前、ステージでのパフォーマンスはある程度頭で考えたものを具現化しているとおっしゃっていました。様式美や哲学を感じるのですが、何がきっかけでそういったこだわりが生まれたのでしょうか?

NERO:哲学っていうほどのものはないんですけど、自分のキャラクターというか、どういうイメージで見られたいのか、というのは考えています。ライブをやるときは…最近は僕は頭を振らなくなったんです。
激しい曲とかはつい頭を振りたくなったりするんですけど、あえて振らないようにしようと。自分はこのバンドでは「見せるキャラクター」、暴れるよりも「美しく見せたい」と意識しています。本来の自分は暴れるのが好きだと思うんですけどね(笑)。

 

──なるほど。KAKUMAYでは割と感情をダイレクトに表現する下手弦楽器隊と上手ギターの NEROさんのステージングの差異も非常に印象深いところですが、他のメンバーと比べての意識もありますか?

NERO:バンドは5人それぞれが立ち位置というか、そこに合うキャラクターを見せたいと思っているので、下手はそうやって暴れてくれているので、上手は上手で自分の世界を見せなきゃいけないかな、と思ってます。全員暴れたらそれはそれでいいんですけど、キャラクターをしっかり出した方がライブ的にもエンターテイメント的にも良いんじゃないかな、と思ってます。

 

──ヴィジュアル系のような音楽の歴史は30〜40年くらい、ヴィジュアル系という言葉が生まれてからは30年経たないと言われています。また、音楽性を指すものではないとも言われています。難しい質問かもしれませんが、ズバリNEROさんにとってのヴィジュアル系とは?

NERO:音楽だけじゃなくて、視覚的にも自分たちのこだわりを自由に出せるっていうのがV系なんじゃないかなと僕は思います。
カッコいい曲があれば、それに合った見た目も大事かなと思ってますね。視覚でも楽しめるっていうのがV系の強みじゃないかな。
それと、オーディエンスだけじゃなくてプレイヤー側も楽しめる。次はどういうヴィジュアルにしようとか、どういう見せ方をしようとか、ただ演奏するだけじゃなくて、衣装とかメイク、髪型などでも表現することが出来るのがとても魅力的だと思います。

 

──メンバー同士、KAKUMAYは次はこのスタイルで行こう、こういう雰囲気でこういう表現をしよう、とか話し合ったりすることは多いですか?

NERO:そうですね。次の衣装の形や色や…もちろん曲についても、次はこういう感じの曲が欲しいな、っていうのはよく話しています。ライブをやってみた時のお客さんのノリとかも見て考えてますね。

 

──4/30に池袋EDGEで開催の<VISUNAVI presents Visual Rock is not “DEAD”>では系統もキャリアも個性も違う6バンドが集います。AURORIZE、HOWL、ぶえ。ビバラッシュ、 ヤミテラ。
今回の出演者で仲の良いバンドは?

NERO:実は僕はあまりいなくて…(笑)他のメンバーは仲良い人はいるんじゃないかなと思いますが、僕自身ワイワイできるタイプではないので(笑)
この前の、びじゅなびさん主催の新宿LOFT PLUSONEのトークイベントで、AURORIZEのDr.SeiraさんとヤミテラのBa.湊叶さんと面識ができて話したかなっていうぐらいで。

 

──気になるバンドはいますか?

NERO:それはもう全バンド気になっています。当日、1曲は必ず見たいなっていう気持ちはあって、もちろんもう曲を聴いているバンドさんもいるんですけど、改めてステージを勉強させて頂けたらっていう気持ちです。緊張もするんですけど(笑)、当日はすごく楽しみにしています。

 

──KAKUMAYは節目のライブ(初主催、1stワンマン、1周年ワンマン)はこの池袋EDGEで開催されいますが、思い出はありますか?

NERO:実は僕の人生初のワンマンライブが池袋EDGEで。KAKUMAYの前のバンドなんですけど。KAKUMAYとしても1stワンマンや主催でたくさんお世話になってるので、それ自体が全部思い出ですね。今のバンドも前のバンドも、何か大事な最初のステージがEDGEでしたから。

 

──複数対バンに出るときのKAKUMAYひいてはNEROさんとしての意気込みを。
NERO:バンドとしては僕が他のメンバー代表なんですけど、普段のメンバーの感じから予想すると、多分「うちが勝ちにいく!」とかそういうこと言うと思うんで(笑)負けたくない、全バンドに勝つ、っていうのが他メンバーの意気込みで、僕の意気込みとしては…この池袋EDGEに関しては、そもそも僕はこのイベントに出演するのがすごく嬉しくて。バンドを組む前からヴィジュアル系の情報とかニュースをびじゅなびさんで見てたので、だから自分としてはとても意味があるところに呼んで頂いているので。「僕はヴィジュアル系バンドマンなんだ!」っていう気持ちになっています(笑)
そういうのもあって、良いライブにできたらいいなっていうのと、バンドのメンバーとしては他のメンバーの足を引っ張らないようにと思ってます(笑)

 

──EDGEに来るお客さんにKAKUMAYのどんなところを見てほしいですか?KAKUMAYというバンドの魅力について語って下さい。

NERO:KAKUMAYっていうバンドは、みんなが自分自身に信頼をもって自信を持ってバンドやってるので、それがライブに出てるところを見て欲しいです。自信がある状況でライブをやるのと自信がない状況でやるのとでは、かなり違うと思いますし。
1回でもうちをみて、1曲でもいいし、名前だけでもいいし、顔だけでもなんでもいいので、いったん覚えて貰えたらうちの勝ちだと思ってます。

 

──カッコいい俺たちを見てくれ、と自信を持ってパフォーマンスすると。

NERO:そうですね、そういうところをみてほしいし、お客さんを全部取って帰るぞ!っていう気持ちでみんなライブやってると思うので。
あと、みんなが嫌々やってるライブじゃなくて、楽しんでやっているところも僕としてはKAKUMAYの魅力なんじゃないかなと感じます。

 

──そしてEDGEの予習…KAKUMAYさんにとっては非常に節目になる重要なライブが開催されます。こちらも意気込みをお願いします。

NERO:昨日も渋谷でヤミテラさんと3マンをやったんですけど、メンバーみんなも来週ファイナルか!って今からかなり気合が入ってます。
去年1周年でメンバーが5人になってから11月に赤羽ReNY alphaでワンマンをやってますが、今回はSpotify O-WESTっていうある意味日本で音楽をやっている全てのアーティストにとっては第一の関門でもある場所なので、緊張はしつつも必ず成功させたい気持ちでしかないです。5人全員それしか見てないですね。

 

──「当日無料」という太っ腹な価格設定にしたのは?

NERO:これはさっきKAKUMAYの魅力を語る時、一度でもうちらを見たら勝ちだと思っているっていうのがあったと思うんですけど、見てカッコよくなかったら別に来なくてもいいよっていう気持ちもなんならあって、本当は。
でも逆にいえば当日無料で入って、うちらは全部取る自信があるから来てくださいっていう。
もう来るだけなんで!体だけ、足を運んでくれれば。
バンドとしては試されるというか、テストされる感覚もありますね。

 

──ワンマンには<KILLING IDOL「偶像」>とありますが、このタイトルの意図するところを教えて下さい。

NERO:“アイドル”っていうのは芸能人のアイドルではなくて、“偶像”、“自分が憧れるもの”っていう意味でのアイドルなんです。“KILLING”っていう単語をつけたのは、このツアーで自分の中で作っている偶像っていうのが各々あって、僕はこうでなきゃいけない、とか先入観とか、自分が創り上げた偶像をこのファイナルのWESTで全部ぶっ壊していこうっていうっていう意味で“KILLING IDOL”と名付けています。

 

──KAKUMAYのメンバーだけじゃなくて、みんなで壊そうという意味合いもありますね。

NERO:そうです。V系じゃなくても、オーディエンスの方でも、メンバー各々も、人間として自分が作り上げた偶像をぶっ壊そうという。「こうじゃないとだめでしょ」とか、「こういうのが俺だから」とか、わかりやすくいえば「俺はクールだから笑っている俺なんか考えられない」っていうような、そういう概念を壊していこうっていうような意味です。

 

──「革命」という言葉には社会制度や技術の変革を指す意味がありますが、欠かせないのは「短期間に起こるもの」という意味合いです。これから2〜3年後、KAKUMAYとしてはどんなレボリューションを起こしたいですか?アツい野望を教えて下さい! NERO:具体的にバンドとしていえば、2〜3年の間にZeppという舞台にたつことです。
結成はボーカルが中心になってメンバーを集めたんですけど、その時に「うちらは2〜3年以内にZeppに行こう」っていう思いがあって。 
そもそもZeppっていうのは、どこのジャンルでもメジャーというかオーバーグラウンドに行く時の扉、ドアというか入り口がZeppだと思うんです。

 

──「2〜3年以内にZeppに行く」という思いが、KAKUMAYが起こす「レボリューション」なのですね。

NERO:そうですね。あと、うちらのバンド名の由来でもあるんですけど、「KAKUMAY」というのはいわゆる「なんとか革命」とかの革命じゃないんです。
何の才能も取り柄もない、他の人と比べてすごく優れた才能があるわけではないこのメンバー5人が集まってこのバンドが構成されてるんですけど、その普通にどこにでもいそうなこの5人がZeppという場所に立つっていうところが、それ自体でもうすでに革命ではないかと。「非天才革命」というか。
平凡な人達が集まって大きな事を成し遂げるっていう意味では、うちらの人生の中でZeppに行くというのは、何かを成し遂げたという事にしては結構大きい事じゃないかなと思いますね。
いずれは武道館に行けたらいいな、とは思いますし、ほとんどのアーティストがそうだと思いますけど、果てしなく遠い目標を設定するよりかは、順番に段階を踏んでZeppを目指したいと思っています。

 

──ありがとうございます。それでは最後に読者の皆さんへもメッセージお願いします。

NERO:3月22日のSpotify O-WESTワンマンについては、「GOAT」っていうちらのファンのみなさんのおかげでこの5人…さっき裏話で最悪無くなりそうだったって言っちゃったんですけど、逆にいえばこの1年で無くなりかけてた俺らが、WESTまで立てるようになった事にはすごく感謝してます。
こだけに満足せず、今後必ず2〜3年のうちにZeppっていう素晴らしい景色を必ず見せます!
あと初めてうちらのことを見に来る方も、またこの記事を見て何だこいつらは、って目を留めてくれた方も、3月22日は当日無料なので是非足を運んで頂けたらと思います!
止まることなく攻める姿勢で行きますので、楽しみにしていて下さい。

そして4月30日の池袋EDGEは、V系を盛り上げようというイベントに呼んで頂いて、僕としては自分がV系の一員として認められるような誇らしい気持ちです。
中途半端なライブをするつもりは絶対に無いので、全部取っていきたいなと思います。
KAKUMAYの魅力、この5人の魅力を目に焼きつけて帰って下さい。
そうなれるように全力でやりますのでよろしくお願いします!

 

取材・文:びじゅなび

 

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https://youtu.be/YiLUg9dZtAc

 

 

■KILLING IDOL TOUR FINAL「偶像」
2023年3月22日(水)Spotify O-WEST

 

開場/開演 18:00/18:30

 

【Sチケット】¥15,000 SOLD OUT
【当日】¥0

 

出演:KAKUMAY

 

Vo.真虎
Gt.NERO
Gt.アザミ
Ba.ゆいと。
Dr.晴

★OFFICIAL HP
https://www.kakumay.com

 


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★びじゅなび主催にも出演します!★

 

■VISUNAVI presents Visual Rock is not “DEAD”
4月30日(日)池袋EDGE
http://xxxrecords.jp/edge/

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OPEN 16:00 / START 16:30

【チケット料金】
前売り4,800円(税込)/オールスタンディング
※入場時ドリンク代別途必要 

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【出演】(A〜&五十音順・敬称略)

AURORIZE
HOWL
KAKUMAY
ビバラッシュ
ぶえ
ヤミテラ

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★チケット:

【一般発売】
2023/3/11(土)10:00〜

https://eplus.jp/sf/detail/3813200001-P0030001

問:池袋EDGE 03-6907-1811


2023年03月20日 (月)

【ライヴレポート】<有村竜太朗 BIRTHDAY LIVE 2023 -ROOM306->2023年3月6日(月)

NEWS - 19:00:15

Plastic Treeのボーカリストとして活躍する傍ら、ソロアーティストとして、活動を続けている有村竜太朗。自身の誕生日である36日は、ソロとしての足跡をかみしめつつ、ファンとともにライブでお祝いを共有する日でもある。

今年もまたその日がやってきた。「有村竜太朗 BIRTHDAY LIVE 2023 -ROOM306-」と銘打った公演は、今年も会場をホテルの特別な部屋に見立て、そこにお客様を招待するというユニークなコンセプト。果たして、今年のおもてなしはいかに……

 

 

場内が暗転し、オープニングにはホテルの館内をイメージした映像が映し出される。その後、おなじみのDEMONSTRATIONsのメンバー(B.鳥石遼太、Dr.高垣良介、ManipulatorKey.野村慶一郎)が登場。

本編前半のゲストギタリスト、悠介(lynch./健康)もスタンバイ。大きな拍手に迎えられ、最後に有村竜太朗がステージへ。ピアノに歩み寄ると、静かなトーンでインスト曲「幻形テープ/genkeitêpu」を弾き始める。おごそかな出だしで会場は幻想的な空気に包まれていく。

 

2曲目の「浮融/ fuyuu」では悠介のギターがジワジワと存在感を発揮。エッジの効いたサウンドに煽られて、場内は熱を帯び始めた。曲が終わると、拍手だけでなく、「竜太朗!」と名前を呼ぶ声が混ざる。最初のMCでも有村は声出し解禁のライブであることに触れ、久々に体験する通常のライブへの期待を滲ませた。

3曲目以降は「くるおし花/kuruoshibana」や「猫夢/nekoyume」など、アッパーなナンバーを連発。声出しアリの影響なのか、観客のノリも明らかに違う。突き上げる手も体の動きも、生き生きとしているのだ。

「魔似事/manegoto」「色隷/sikirei」と、曲は進み、前半のラスト曲「19/jukyusai」へ。浮遊感のあるギターから、記憶の奥底をえぐられるような、優しくもノイジーなサウンドが広がっていく。ここに有村の繊細な声が乗ることで、郷愁感が増幅されるのだ。曲が終わり、ギターの残響が響く中、ライブは後半へ。

 

 

背後には時計が映し出され、秒針の音が響く。ライブは再びゆったりと動き始め、「鍵時計/kagidokei」「円劇/engeki」へと続く。優しく沁みていく2曲に、観客はじっと聴き入った。また、後半のゲストギタリストには生熊耕治(cune /BLUEVINE)が参加。キレのあるギターでバンドに切り込んでいく。

 

2回目のMCで有村は「声出しに感動!膝が崩れそう()」と、客席からの声援に表情をゆるませていた。そして、今回の会場であるSpotify O-EASTについては、「昔からお世話になってます。大好きな会場であります。hiro(202111月に急逝した有村の盟友であり、teのギタリスト。DEMONSTRATIONsのメンバーでもあった)と一緒にセッションで出演したこともある。今日、たぶんhiroも来てると思う。絶対来てるね!」と亡き親友に思いを馳せた。その後、ノスタルジックに響く「ザジ待ち/zajimachi」やキャッチーな「憑影と月風/tsukikagetotsukikaze」で、メリハリをつける。こうしてライブは佳境へと進んでいく。

 

 

憂いと儚さが共存する歌詞がグッとくる「また、堕月さま/mata,otsukisama」、毎回エモーショナルな演奏で酔わせる「日没地区/nichibotsuchiku」は、ラスト間近の時間帯を熱く盛り立てた。火照りを落ち着かせるように切ない喪失感を歌った「恋ト幻/rentogen」を熱唱したあとは、クロージング曲の「幻形フィルム/genkeifuirumu」での空気に戻していった。

 

本編が終わると、有村から嬉しい知らせが告げられる。何と、73日にre-arrange ALBUM「≒demo」のリリースと、それに先がけて3/7の「≒nekoyume」から4か月連続で配信リリースを行うと発表したのだ。さらには有村竜太朗 + demons TOUR2023「≒demo」の開催も決定。嬉しい知らせに観客からは歓声が上がった。

その後、観客からは手拍子とともに「アンコール!」の生声援が飛ぶ。このリアルな声に答え、ステージに戻ってきた有村は「アンコールの声、すげ~嬉しいです!」と発言。

やはり生声のパワーには感極まるものがあったようだ。アンコールではリアレンジバージョンの「≒nekoyume」を披露。そして、ダブルアンコールでは、メンバー紹介の流れから有村へのサプライズが用意されていた。

 

前もって座席に用意されていた小さなLEDキャンドルを灯し、ピアノ演奏をキッカケに観客がバースデーソングを合唱というもの。これには「嬉しいです! ありがとう!」と有村も大感激。まさに声出し解禁だからこその感動的なプレゼントとなった。やはり声の持つパワーは最強である。

 

有村は感謝を込めて、「日没地区/nichibotsuchiku」と「鍵時計/kagidokei」のリアレンジバージョンをプレイ。ここでは本日のゲストギタリスト2人が加わり、華やかなギターの競演も楽しめた。コロナ禍を経て、新たな一歩を歩み始めた有村竜太朗。今年はアクティブな年になりそうだ。

 

 

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<リリース>

 

202373()発売

有村竜太朗 re-arrange ALBUM「≒demo

[収録数]全13曲予定

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202373日発売 有村竜太朗 re-arrange ALBUM「≒demo」発売に先駆け、

4ヶ月連続先行配信

 

3/7()「≒nekoyumehttps://linkco.re/x7h8NaGB

4/6()0:00~「×××××

5/6()0:00~「×××××

6/4()0:00~「×××××

 

 

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<ライヴ>

 

■有村竜太朗 + demons TOUR2023「≒demo

7/8() 千葉LOOK (千葉県)

7/15() 大阪TRAD (大阪府)

7/17() 今池CLUB UP SET (愛知県)

8/5() 下北沢シャングリラ (東京都)

 

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