2023年05月08日 (月)
【ライヴレポート】<Psycho le Cému 24th Anniversary Live RESISTANCE~深触~>2023年5月3日(水)恵比寿LIQUIDROOM◆夢への希望がいっそう光り輝いた、25年目のスタート。
REPORT - 19:00:14結成24周年ともなれば、どんなバンドにとっても感慨深いものだろう。けれどもPsycho le Cémuにとって、その意味はひときわ重いはずだ。
姫路で結成し、上京してメジャーデビュー、怒涛の勢いで知名度も人気も高めながら、夢半ばで活動休止。波乱万丈の歳月を経て、それでも5人のメンバーが変わることなく、結成24周年記念となる2023年5月3日を迎えた。
恵比寿LIQUID ROOMで行われた<Psycho le Cému 24th Anniversary Live RESISTANCE~深触~>の模様から、彼らの魅力を改めて感じてほしい。
記念すべき夜の一曲目を飾ったのは、「もう一度、くちづけを」。ラテン調のリズムが印象的で大人のムード漂う、昨年発表した意欲作とも言える楽曲だ。今年に入って2回目のライヴということもあってか、若干の硬さを感じるも曲が進むに連れてほどけ、心地よくほぐれていく。フロアに輝くメンバーカラーの五色のサイリウムが、あたかも演出のようにステージを彩るのは彼らのライヴならでは。「ブチ上げていくぞ」とseekが叫んで始まった「2020」で振り上げられたこぶしも、それぞれ推しメンバーの色でなんともカラフルだ。会場全体が、彼らの24周年を祝福する華やぎに満ちているようだった。
「抱かれる覚悟で来たか」というDAISHIおなじみの言い回しでオーディエンスを挑発し、「MOON PRISONER」へ。インディーズ時代の楽曲から前回のツアーで披露したばかりの「君がいる世界」まで、長い彼らの歴史を行き来するようなセットリストが続く。次の「Boundless」も、1stアルバム『Doppelganger~もう一人の自分~』収録曲。ミディアムテンポで、音数も少なく、誤魔化しの効かない曲だが、高い演奏力で見事に楽曲の持つ雰囲気を表現していた。長く彼らを応援し続けているファンであれば、その成長ぶりを如実に感じられたのではないだろうか。
存分に聴かせ、酔わせたところで、おなじみAYAのMC。いつもの「オッハー」の挨拶に、観客から大きな声で返事があることが本当に嬉しい。声が出せないコロナ禍に、「オッハー」と呼びかけ続けたAYAの耳にはなおさら特別に響いたことだろう。そこからは、24年経っても深まるメンバーの謎が、秘蔵の過去画像と共にAYAから暴露され、オーディエンスからも笑いが起こる。
そんな若かりし頃の初々しい姿から、一気に現在進行形で成長を続けるPsycho le Cémuを伝えるべく、ここで新曲「MYSTERIOUS STUPID TRAP」を披露。AYAとYURAサマによるダンスが特徴的な、ダークファンタジーっぽい世界感が漂う曲で、ダンスなどのパフォーマンスを用いる表現方法においても、音楽面同様、着実に成長を重ねていることを感じさせた。
seekが吠えて、オーディエンスを煽ったところで「LAST EMOTION」、さらに「Revenger-暗闇の復讐者–」と、会場はますます熱を帯びていく。Lidaとseekが二人で声をあげ、「3、2、1、Go!」の合図で、「one day」が弾ける。高まる興奮と熱気は、「聖~excalibur~剣」で熱狂へと変わり、同じ動きをすることによる一体感を増幅させる。そんな心地よさは本編ラストの「LOVE IS DEAD」まで高まり続け、ヘドバンで振り乱される髪が激しくも生き生きと躍動する。歌からも演奏からも、感情を凝縮したような濃度の高い表現が放たれ、会場の空気を満たした。
新旧織り交ぜたセットリスト、それぞれの曲を表現し尽くす演奏力、そして今日のライヴへ賭ける熱い思いと高い集中力。さまざまな要素が混ざり合い、17曲があっという間に感じられるようなライヴだった。メンバーが去り、オープニング同様、英語のナレーションが流れたときには、ふと我に返ってしまうほど、ステージから放たれるエネルギーに惹きつけられていた。
9月にニューアルバムが発売されるというとびきりのニュース告知の後、その収録曲である新曲「Remember me」がアンコールの一曲目を飾る。スクリーンに映し出されるDAISHIによる歌詞には、日本武道館という夢の途上にいる現在の思いが赤裸々につづられていた。これまでの歴史を踏まえて、いま目にしている未来や希望は、歳月を重ね、さらに力強く輝きを放っている。24周年記念の夜にふさわしい曲、そして演奏だった。
メジャーデビュー曲である「愛の唄」、インディーズ時代から何度となく演奏されてきた「Murderer・Death・Kill」、そしてこの夜の最後を締めくくるのは、彼らが大切にしてきた「REMEMBRANCE」。歌い始めたDAISHIが口を閉ざすと、自然にその続きをファンが口にし、歌声が会場に広がっていく。Psycho le Cémuとファンの絆が歌という形をとったかのよう。ステージでは5人が視線を交わし、この瞬間を噛み締める。幸せに満ちた光景が広がった。
25年目のスタートを切ったこの夜、夢への希望はいっそう光り輝いた。もちろんここまで見続けていた夢が、今日明日で突然かなうことは難しいだろう。ただ、この5人なら、夢である輝く舞台への歩みを止まることなく進み続けてくれるかもしれない。なんとしてでも進み続けてほしい。そんな願いを胸に、会場を後にした。
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<ライヴ>
■Psycho le Cému TOUR 2023
「RESISTANCE~心蝕~」
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“episode1.炎の薔薇”
05/26(金)盛岡CHANGE WAVE 開場18:00 開演18:30
05/27(土)仙台CLUB JUNK BOX 開場17:00 開演17:30
05/28(日)新潟GOLDEN PIGS RED STAGE 開場17:00 開演17:30
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“episode2.鋼鉄の咎”
06/23(金)KYOTO MUSE 開場18:00 開演18:30
06/24(土)OSAKA MUSE 開場17:00 開演17:30
06/25(日)神戸VARIT. 開場17:00 開演17:30
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“episode3.屍人の烙印”
07/15(土)水戸LIGHT HOUSE 開場17:00 開演17:30
07/16(日)柏PALOOZA 開場17:00 開演17:30
07/17(月、祝)山梨KAZOO HALL 開場17:00 開演17:30
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“episode4.時の回廊”
08/11(金、祝)福岡DRUM Be-1開場17:00 開演17:30
08/12(土)広島SECOND CRUTCH開場17:00 開演17:30
08/13(日)岡山IMAGE開場17:00 開演17:30
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“episode5.雷光の道標”
09/16(土)岐阜ANTS 開場17:00 開演17:30
09/17(日)名古屋Electric Lady Land 開場17:00 開演17:30
09/18(月、祝)浜松窓枠 開場17:00 開演17:30
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“episode6.追憶の報い”
10/13(金)HEAVEN’S ROCKさいたま新都心VJ-3 開場18:00 開演18:30
10/14(土)HEAVEN’S ROCK宇都宮VJ-4 開場17:00 開演17:30
10/15(日)新横浜NEW SIDE BEACH!! 開場17:00 開演17:30
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Psycho le Cému FINAL episode LIVE
「RESISTANCE~新色~」
12/15(金)Zepp Shinjuku(TOKYO)開場17:15 開演18:00
★チケット先行:
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Psycho le Cému TOUR 2023
「RESISTANCE~心蝕~」“episode2.鋼鉄の咎”
6/23(金)KYOTO MUSE
6/24(土)OSAKA MUSE
6/25(日)神戸VARIT.
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《WEB先行受付開始!》
4月29日(土)12:00~5月7日(日)23:59
https://psycholecemu.com/news/30064
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ニューアルバム「RESISTANCE」9月発売!
「もう一度、くちづけを」https://youtu.be/CE5Iy4qGiv0
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★Psycho le Cemu OFFICIAL SITE★
★Psycho le Cemu OFFICIAL Twitter★
2023年05月07日 (日)
【ライヴレポート】<橋本祭2023~Last 30’s~>2023年5月4日(木)渋谷REX◆渋谷REX、店長「橋本裕也」が一番輝いた日。
REPORT - 23:00:135月4日、渋谷REXを舞台に、ひと癖あるイベントが行われた。それが「橋本祭2023~Last 30’s~」。この時期、渋谷REXでは毎年恒例の行事。イベント名に記された“橋本祭“とは、橋本裕也店長の誕生日を祝うお祭りを略してのこと。彼は、もともとヴィジュアル系バンドマンとして活動。今も、渋谷REXをヴィジュアル系バンドの聖地として育み続けている。そんな橋本店長のヴィジュアル系愛が爆発。同時に、「たまには俺も主役にさせてくれよ」と、毎年、1日限定のバンドを結成。その腕前と、ヴィジュアル系愛を披露する場として「橋本祭」を開催している。
今年参加したのは、Yuyaセッション【Ba.Yuya(SHIBUYA-REX) / Vo.mitsu(ν[NEU]) / Dr.輝喜(アンティック–珈琲店-) / Gt.公佑(SPLENDID GOD GIRAFFE) / Gt.未月(アンフィル)】/168/HERO/ZOMBIEの4バンド。さっそく、当日の模様をここにお伝えしたい。
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ZOMBIE
カオスだ、このカオスな空気が、むしろ気持ちをイカせてゆく。
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「僕らはみんな死んでいる」のSEを受け、だらりと両腕を前に出したゾンビポーズのメンバーが舞台から現れた。ライブは、『シン・細菌マン』からスタート。ヘヴィでダークネスなサウンドとデジタル音をミックス。その上で、奏多が生々しくも“生“を感じる歌声を響かせ、フロア中の人たちをZOMBIEが生み出す音の細菌で侵してゆく。背景にはMVも上映。フロアでは、エモくダークでラウドなZOMBIEの音楽に合わせ、跳ねたり、タオルを振りまわす人たちも。冒頭からZOMBiIEは、この空間に黒い熱を沸き立てていた。
「ZOMBIEなりに愛情たっぷりの曲をどうぞ」。奏多の言葉を合図に飛びだしたのが、『四丁目アパート殺害事件』。気持ちをウキウキと掻き立てる演奏に合わせ、フロア中の人たちが両手を広げて踊りだす。サビ歌では、大きく横揺れする様も。楽しい。気持ちが疼くのなら、身体が求めるままに騒げばいい。間奏でも、いい感じで観客たちが沸き上がる。ZOMBIEの演奏は、どんどん熱とエモい歌を重ねながら、この空間に“生々しい衝撃“を描きだしてゆく。
奏多の「手拍子!!」の声を合図に、青井ミドリのベースがノイズにも似た音を轟かせる。楽曲は『腐り姫』へ。墓場の十字架に見立てた特徴的なマイクスタンドを抱えながら、奏多は胸を熱くくすぐるエモくメロい歌を通して、観客たちの身体と気持ちを揺らし続ける。izunaのギタープレイに向けて花咲く場面も色鮮やかだ。重厚な音が響くたびに、フロア中の人たちがヘドバンをすれば、開放的なサビでは、大勢の観客たちが無心に踊り狂い、はしゃいでいた。気持ちが動くままゾンビのように、本能のままに楽しめばいい。それが一番の快楽だ。
腰にガツンッと響く演奏が炸裂。ZOMBIEは『クソったれが』を突きつけ、凄まじい黒い音の銃弾を次々とビートに乗せて撃ち(叩き)続ける。魔境の司祭と化した奏多へ導かれるように、フロア中の人たちが凄まじいリズムとシンクロするように頭を振り乱し、ときに身体を深く折り畳みながら、熱狂へ嬉しくひれ伏していた。
橋本店長への愛と感謝の思いを述べたうえで、ライブは終盤へ。「この渋谷REXに絶望を!!」の声を合図に、超絶激しい楽曲が轟きだした。フロア中の人たちが全力で頭を振り、腕をブンブン振りまわす。ZOMBIEは『午前五時、絶望』を奏で、フロア中に痛い衝撃を降り注ぐ。絶望と言いつつも、体感的な衝撃の強い楽曲だけに、フロア中の人たちが理性を投げ捨て、演奏へ引きずられるように飛び跳ね、拳や手にしたタオルを振りまわしていた。カオスだ、このカオスな空気が、むしろ気持ちをイカせてゆく。
最後にZOMBIEは、「死んじまえ!死んじまえ!」と『死ねばいいのに。』を絶唱。フロア中の人たちがサムズダウンしながら高く掲げた腕を大きく揺らし、踊り腐るゾンビと化していた。サビ歌では嬉しそうに飛び跳ねる景色。転調し、三拍子になったとたん、リズムに合わせてゆったり身体を腐らす…揺らすなど、誰もがZOMBIEの演奏と気持ちをシンクロ。「死んじまえ!!」の歌声を胸に受け止めながらも、この場で”生”を謳歌するように飛び跳ね騒ぎ続けていた。
https://twitter.com/zonbi_official
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HERO
全力で頭を振ったり、横モッシュしたりと大忙しだ。でも、それこそがHEROのライブの楽しさだ。
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橋本店長の親友バンド(!?)HEROの登場だ。「横モッシュだ、しっかり暴れろ」。JINの声を合図にライブは『CRACKER』からスタート。胸を嬉しく騒がせるエモロックチューンが飛びだすのに合わせ、フロア中の人たちが両手を高く上げ、大きく左右に揺らしだす。ヴィジュアル界随一の、観客たちを魔法にかける音楽のコンダクターJINの誘う声に合わせ、フロア中の人たちか右へ左へと横モッシュ。その様は、まさに民族大移動のよう。JINの温かい歌声へ導かれるように、自然と身体が左右に揺れれば、前後へも折り畳みだす。どんなノリをしようと、表情はいつだって笑顔だ。JINの、HEROの誘いに乗っていたら、もう身体が疼いて仕方がない。
「肩組め、肩組め~」「一つになってくれ」。JINの言葉を合図に飛びだしたのが、『to you』。演奏が始まったとたん、両隣の人たちと肩を組んだ観客たちが、その姿のまま無邪気に飛び跳ねれば、身体を前後に深く折り畳む。一瞬だけ肩を組むのではなく、その後も観客たちは、両隣の人たちの腰に両手をまわし、一緒に身体を揺らし、飛び跳ねるなど、HEROの演奏に合わせて。JINの歌声が指揮するまま、「楽しい」の魔法にかかったまま、誰もが無垢で純真だった頃の少女に戻り、くしゃくしゃの笑顔で楽しんでいた。
SARSHIの掻き鳴らすギターの音を合図に演奏したのが、『Shall We Sing』。胸をキュンと騒がせるかわいい??ポップチューンに乗せ、フロア中の人たちが、演奏に合わせて掲げた手を左右に揺らしていた。誰もがJINと一緒に歌の世界へ飛び込み、ともに手を取り合い、ダンスを踊るように、ロマンチックな色に心を染めてはしゃいでいた。いいよね、この空気が。
JINが橋本店長の誕生日を祝いつつも、「俺も同じ5月6日が誕生日なんだよねぇ」と語りだす。これも、JINなりの橋本店長へのお祝いの仕方だ。
「大きな声で」「出てこいや!!」のやりとりを合図に、『超過激愛歌~Super Ultra Lovesong~』の演奏へ。JINの煽りを受け、気持ちを荒々しく揺さぶる演奏に刺激され、フロア中の人たちが全力でヘドバンしだせば、ときに横モッシュをすれば、高く上げた両手を揺らし、バネの壊れた人形のようになって飛び跳ねるなど、気持ちが動くまま無邪気にはしゃいでいた。曲中、何度か出てくる「大きな声で」「出てこいや!!」のやりとり。その様を見るたびに、沸き立つ気持ちを抑えられなくなる。全力で頭を振ったり、横モッシュしたりと大忙しだ。でも、それこそがHEROのライブの楽しさだ。
最後にぶつけた『ソプラノ』では、JINの「また明日会えるかな」の歌声に合わせ「ごめん、予定あるの」とお馴染みの歌声のやりとりを交わしていた。「楽しい」。ほんと、その言葉しか出てこないライブだ。たとえ心に闇を抱えていたとしても、HEROのライブに触れている瞬間だけは、身体中が楽しいという喜びに染まりきれる。自由奔放なJINの姿に触れていると、不思議と無敵で無邪気な自分でいられる。だから、フロア中の人たちが何時の間にかぐちゃぐちゃになりながらモッシュし続けていたのだろう。
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168
葵と橋本店長とはズブズブの関係だと告白。
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168のライブは、跳ねた演奏の上で歌声を踊らせるように葵が歌う『春の餌食』からスタート。ジャジーで妖艶な、大人の香りを醸しだす楽曲だ。妖しさの中へ、演奏陣が重厚な音を塗り重ね、楽曲をどんどん艶めいた妖美な世界へ染めあげる。触れたら心が火傷しそうな。でも、意外と純粋で無垢な恋心を、葵は歌に乗せて告白するように歌っていた。なんて、奥深い大人のラブソングだろう。それをさらりと、色気を持った歌声と演奏で、彼らは見ている人たちに甘い誘いをかけていた。
隠していた野獣のような本能をさらけ出すように、168は『本性』を演奏。先までの妖艶な姿はどこへやら、葵は台の上に乗り、今にもフロアへ飛び込まんばかりの勢いで、観客たちに挑みかかっていた。ときにマイクを両手でがっちりと握り、荒ぶる声を張り上げ、鋭い歌の牙でフロア中の人たちのハートに噛みつけていた。その姿に刺激を受けて飛び跳ねる人たちから、圧倒されるまま棒立ちで見ている人たちも。それくらい熱い衝撃を168はぶつけていた。
1曲ごと、巧みに表情を塗りかえてゆく168。『木犀』でも、軽快に跳ねた演奏に乗せ、葵は甘く優しい声で一人一人のハートに歌の手を伸ばし、心の奥にしまった淡い思い出にそっと触れていた。とても、甘い温もりを持った歌声や演奏だ。いや、演奏はいい感じで攻めた面も見せるが、葵自身が、一人一人の気持ちへ寄り染うように歌を届けていた。だから、彼が舞台の上で綴る思いへ見ている側も優しく寄り添えば、互いに心の中で伸ばした手を結び合っていた。
MCでは、葵と橋本店長とはズブズブの関係だと告白していた。この日の橋本店長はビューティーボーイでキラキラ輝いていたことも、愛を込めて語っていた。
続く『beauty girl』を、この日は橋本店長へ捧げる思いから『beauty boy』に変えて、演奏。冒頭から葵と観客たちが、激しく駆けだした演奏に合わせて両腕をくるくると回しだす。この曲では、葵の動きに合わせ、フロア中の人たちも同じ動きをしながら、一緒に華やいだパーティーを作りあげていた。 この日は、ギターソロでも、葵と観客たちがずっと拳をくるくると回しながら煽っていた。フロア中の人たちが気持ちを一つに橋本店長の虜に…、いや、熱狂の虜になっていた。終盤でも、一緒に飛び跳ねるなど、まさに一体化した様が、そこには広がっていた
演奏は、さらに勢いを増して『MUSIC』へ。葵はスタンドマイクを手に、台に片足を乗せ、身体を前のめりに歌いだす。葵の攻めた姿勢に刺激を受けた観客たちが、エモいロックナンバーに気持ちのリズムをシンクロしながら無邪気に飛び跳ねていた。葵の圧の強い歌声に向けて手バンしてゆく様や、拳を突きあげる姿など、一緒にこの空間の熱を沸騰させてゆく様が、最高だ。演奏が進むごと、身体が火照る感覚を覚えていたのも嬉しかった。
最後に168は、熱いクラップに乗せて『ニュークラシック』を演奏。葵が左右に動く姿に合わせ、観客たちも身体を左右に向けながら、葵と心をシンクロ。スタイリッシュながらもエモーショナルな楽曲に気持ちを揺さぶられた観客たちが、ときに葵の振りに合わせ、ときに演奏へ触発されるように腕を振り上げ、共に「楽しい」という感覚を味わえば、その楽しさのバトンを、この日のイベントのトリを飾る橋本バンドへ手渡していった。
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橋本バンド a,k,a Yuya Session
これからも、ずっとずっと、この箱を輝かせてほしい、よろしくね、橋本店長。
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【Ba.Yuya(SHIBUYA-REX) / Vo.mitsu(ν[NEU]) / Dr.輝喜(アンティック–珈琲店-) / Gt.公佑(SPLENDID GOD GIRAFFE) / Gt.未月(アンフィル)】と、豪華なメンバーが集結。さすが、開店以来、ずっと渋谷REXをヴィジュアル系バンドの聖地として育てあげてきた橋本店長だからこそ集められたメンバーたちだ。
満面の笑顔で、真紅の貴公子と化したYuyaこと橋本店長が舞台へ登場。ライブは、なんと菅田将暉の『さよならエレジー』からスタート。この日、ヴィジュアル系ナンバーばかりで攻めるのか…と思ったところで、意外性を持った楽曲を持ってきたところが、期待を嬉しく裏切る橋本バンドらしさ?!低音域の声を生かしたmitsuの歌声が、とにかく渋い。いや、大人の色気をまとったこのバンドに、意外と似合う表情と言えようか。mitsuの歌声へ寄り添うように、橋本店長が優しく口ずさみながらベースを弾いていたことも伝えておこう。比較的後ろのポジションで控えめに演奏をする橋本店長。とはいえ、時にぐっと腰を落として演奏するなど、しっかりと見せ場も作っていた。
シドの『妄想日記』では、スリリングかつスカビートに乗せ、少し甘めに。でも、mitsuは、いい感じでしゃがれた歌声を魅力に、誘いかけるよう艶やかに歌っていた。曲が進むにつれ、どんどん妖艶さが増してゆく。背景には『妄想日記』の歌詞が映し出されていた。そういえば、mitsuはこの曲を日本武道館で歌ったこともあった。そんなことも思い出しつつ、mitsuが「今日の主役は」と、アピール。橋本店長も前へと身を乗り出し、観客たちの「Yuya!!」と叫ぶ声を嬉しそうに全身で受け止めていた。
フロア中から響く「Yuya!!」の黄色い声。mitsuの「本日の主役は」の言葉を受け、ふたたびフロア中から響き渡る「Yuya!!」の声・声・声。橋本店長は、めちゃめちゃ甘い笑顔と感動の表情で、その声を受け止めていた。橋本店長は、関西弁で、メンバー一人一人を誘った理由を語っていた。
このメンバーで、しかもmitsuの歌声でν [NEU]の『YES≒NO』を聴けたのも、嬉しいながらも、とても不思議な気分だ。曲が流れだしたとたん、フロア中の人たちが右に左へと横モッシュしだす。mitsuの煽りを受け、嬉しそうに飛び跳ねれば、サビでは、メンバーたちの「YES≒NO YES≒NO」の声に合わせ、フロア中の人たちも、同じように「YES≒NO YES≒NO」と叫び、手で大きく○×を作りながら、満面の笑顔で飛び跳ねていた。いつしか橋本店長も前へと乗り出し、観客たちにベースを突きつけ煽っていた。一体化したこの熱狂が、心を熱く燃えたぎらせる。
次に飛びだしたのが、なんとJanne Da Arcの『ヴァンパイア』。激しくも、心地好く掛けだした演奏の上で、誰もが気持ちをエモく染めあげ、高く拳を振り上げだした。mitsuの煽りに合わせ、フロア中の人たちがヘドバンや折り畳む景色も胸熱だ。スリリングな空気を振りまきながらも、mitsuの熱情した歌声が、ロックンロール特有の熱い衝撃を与えていた。身体を大きく反らしながらベースを演奏する橋本店長の姿も勇ましい。観客たちを煽るように、それこそ首筋に噛みつく勢いで煽るmitsu。その歌声や演奏に刺激を受け、フスア中の人たちが頭を揺さぶり続ける。途中には、mitsuが橋本店長へ噛みつくように妖しく絡み合う場面も登場。まるで恋人どうしのような様を見せてゆくところに、2人の強い絆も感じていた。落ちサビでエモい気持ちに心を染めあげながら。終盤に向け、フロア中がヘドバンする様に包まれていた。この曲でも、橋本店長がさりげなく前へ出てアピールしていたことも伝えておきたい。
最後にYuya Sessionがぶつけたのが、アンティック–珈琲店–の『スマイル一番イイ♀』。彼らの熱く甘い誘いにのって、フロア中の人たちが、きらめくいい女に気持ちを染めあげ、舞台上のメンバーたちへ向かってアピール。いや、フロアにいた女性たちを女神のようなきらめくいい女たちに染めあげていたのも、舞台の上でハートを落とすキラキラのスマイルを見せながら観客たちにアピールしていた橋本店長を筆頭とするこのメンバーたちが、本気で演奏を楽しむ姿を見せていたからだ。フロア中の人たちが演奏に飛び乗り、その場で、キラキラの笑顔で飛び跳ねていた。間奏では、大きく手の花を咲かせる場面も印象的だ。いいよね、誰もが無邪気な笑顔で幸せを感じていけるって。終盤には橋本店長が台の上に上がり、アピール。この楽しさを生み出す橋本店長がいるからこそ、渋谷REXに数多くのヴィジュアル系バンドマンたちが集えば、この箱を神聖化させてゆく。これからも、ずっとずっと、この箱を輝かせてほしい、よろしくね、橋本店長。
最後に、サプライズで出演メンバーたちがバースデーケーキを持って舞台へ登場。ケーキを手にした橋本店長の姿を写真におさめ、この日のライブの幕を閉じていった。
https://ruido.org/rex/
PHOTO:TOMIKE @Tmicamera_NikoN
TEXT:長澤智典
2023年05月04日 (木)
【ライヴレポート】<HOWL ONEMAN LIVE 2023「ロゼッタ=ストーン」>2023年5月2日(火)Spotify O-WEST◆──「あなたが熱くなれるものは見つかりましたか?」
REPORT - 21:00:065月2日、会場にはHOWLの初O-WEST公演を見届けるべく、多くの”はうるんるん”が集まった。 シングル「アンダーテイカー」を提げ、自身最長となる全国11箇所、12会場のツアーを走り抜けてきたHOWL。そのひとまわりも、ふたまわりも大きくなった背中を、この大きな会場で見ることができることは、なんとも嬉しいことである。そんな急成長を遂げているHOWLのO-WEST公演の模様をお届けしたい。
定刻に映像が始まる。映像が終わるとともに、ステージに現れたよっぴ、ゆうと、yuki。“はうるんるん”は声援で彼らを迎える。少し遅れて、真宵も揃い、会場からの声援はより大きくなった。
初めての会場、大きな会場に立っても、落ち着いた様子なのが、今までと違っている。HOWL ONEMAN LIVE2023「ロゼッタ=ストーン」は「An inch ahead」 で幕を開けた。鉄格子などの装飾がされたステージ。そのステージに負けないように、キラキラと輝くメンバーたちの姿があった。「一寸先の闇を照らしていける光なら どんな時もその胸に」の歌詞に合わせて、真宵にのみスポットライトが当たる演出もなんとも憎い。
続けてよっぴのギターから始まる「ふぁぼって人生。」 。照明もキラキラで、とってもHOWLらしくPOPで温かみのあるステージになっている。会場に集まった“はうるんるん”もキラキラした笑顔で、メンバーに応えているようである。歌詞にあるように、きっとHOWLが「笑顔の理由」になっているだろうことが、たやすく予想できる。
真宵の好きなものが詰まった「–宇宙世界–」が続く。ここではアグレッシブでロックなHOWLが届けられる。曲ごとに雰囲気を変えることが自在にできるのがHOWLの面白いところである。
「WEST!最後までよろしく!HOWLです!!」と叫び、曲を締め括る。暗転になると同時に、会場からは鳴り止まない声援が飛んでくる。「こんばんは、HOWLです。WEST、まずは声聞かしてもらっていいか?」「今日がステージ最後だと思って、最後でも後悔しないようにステージに立ってる。」「後悔なんてしてられないよな?」と真宵が熱く語り、「ボクは全肯定霊。」に。可愛いHOWLで、会場に集まった人たちを、これまでにない笑顔へと導いていく。まだまだ笑顔にし足りないと「DARLIN’!!」 が続く。会場はタオルを回したり、ジャンプをしたりと、大盛り上がり!
HOWLの活動は一番脂が乗りそうな、美味しいタイミングでコロナがやって来てしまい、なんともいたたまれない状況が続いた。そんなマイナスな要因を跳ね除けているように、ライブを見ていて感じられた。思ったように、思い描いたような順風満帆な道は歩けていないかもしれない。でも「今だからできる最大限」を常に披露し、会場に集まる人をたくさん笑顔にしている。それは、会場に駆けつけた“はうるんるん”だけではない。
会場の空気を一気にしっとりした大人な空気に変えて、披露された「閲覧禁止」。最新シングルの楽曲ではあるが、ツアーの各所で披露されていただけあり、すっかりHOWLの楽曲の一員になっていた。今まで披露されていなかったのが、信じられないくらいである。
楽曲が終わり、暗転になると、自然に湧き上がるメンバーへの声援。このツアーを通じての最大の変化かもしれない。「めちゃめちゃ楽しんでます。みんな、色んな気持ち、持ち寄ってきたでしょ?ライブハウスは、そういう感情を心置きなく発散して良い場所です。お互いの熱い気持ちをぶつけて来たよな!今日こそ最大限の共鳴見せようぜ!」と「honey❤︎drunker」へ。“はうるんるん”もくるくる回りながら、ジャンプしながら、メンバーと一緒に熱い空間を作っている。曲中、お決まりのメンバーコールが繰り広げられる。なんと、ゆうとは投げキッスを投げ続ける。「そんな感じだっけ?」と曲中でもお構いなしに、“はうるんるん”を煽る真宵。きっと全国を駆け巡り、“はうるんるん”が出来ることを知っているから、つい煽ってしまうのだろう。その期待に応え、「かかってこいよ!」の掛け声で折り畳みを繰り広げる“はうるんるん”。HOWLはメンバー4人だけでライブをしているのではなく、会場に集まった全員で幸せな空間を作っているんだなと、再び実感させられる瞬間だった。続く「先天性君症候群」では、ゆうとの掛け声に合わせ、さらに会場を熱くしていく。この曲のサビは可愛いフリがついている。真宵のお手本がなくても、完璧に踊る“はうるんるん”達がなんとも心強い。
「行こうぜWEST!お前らの声、ここまで届けてこいよ!持てる力全部ぶつけようぜ!Are You Ready??」と真宵が雄々しく叫び「UNVENUS」が始まった。ステージをところ狭しと動くメンバー。大きな会場に負けていないパフォーマンスに、全国でいかに鍛えられて来たかが、伝わってくる。きっと大変な会場もあっただろう。でもそのネガティブでさえ、力に変え、こうしてWESTに立っている。そんな姿に勇気をもらえるような気がした。そんな力強いパフォーマンスになっていた。もちろん、これまでのように幸せ溢れる空間であるのは、もちろん。さらにカッコいい一面まで持ち合わせるようになったのだ。 続く「ENIGMA」でも、会場のボルテージをあげていく。ライブアレンジで真宵が歌い上げ、思わず鳥肌が立ちそうになる。ラストはお立ち台下のライトが怪しく緑に光り、妖艶な雰囲気で締め括る。本編終盤は新曲が続く。まずは「隷従エスコート」 。会場の盛り上がりもMAXか!?早いスピードの折り畳み、続くヘドバンもお手の物である。HOWLを盛り上げようとしているのが、伝わってくる。「こんなんじゃ、これまでの12本に失礼だと思いませんか?」「疲れちゃったの??じゃあ、後ろいけ!」とこれまでのHOWLでは見られなかったような、真宵の煽りが続く。ゆうと、よっぴも目を合わせたり、ステージ中央で楽しそうである。
本編ラストに向かう前にMCを挟む。もちろん暗転になると、会場からは声援が鳴り響く。その声をたちきり、「偉そうにしたかいいたんじゃなくて、あなたとの距離を縮めたかった、そんな11曲でした。縮まったよな、WEST?」と語りかける真宵。そして本編最後の「アンダーテイカー」が始まる。まるでこれまで映画を見てきて、そのエンディングのような展開である。そんなグッと観る人の心を掴むような楽曲である。ぜひ会場で、実感していただきたい。
鳴り止まないアンコール。メンバーの登場に合わせて、映像が流れる。「あなたが熱くなれるものは見つかりましたか?」のメッセージ。そして、真宵にピンライトがあたり、アカペラから始まった「アーティスト」 。こんな粋な演出が見れるのは、大きな会場でのワンマンならではある。雄々しく叫ぶ真宵、しっかりと音楽を支えるyuki、妖艶なギターを奏でるよっぴ、リズムを的確に刻むゆうと。そんな4人の個性がしっかりと見られたライブだった。
「アンコール、ありがとう」と真宵の一言でMCが始まる。ここで、メンバーが話をする。 まずはよっぴ。感謝とこれからの抱負を語る。「ありがとう。これからもよろしく」と締め括る。続いてゆうと。フライングではしゃぐ。一人、謎の行動に出て、一同をドン引きさせる。あまりの長いMCに、思わず照明さんもゆうとにピンスポットを当てる。一体感が半端ない。次はyuki。ツアーを振り返る。ツアーを通して自信がついたという、なんとも心強いエピソードを聞くことができた。最後は真宵。いいライブをしているのに、もっと行けると思ってるからこそ、悔しいと話す。「簡単に忘れさせてくれないような、他の誰にも真似できないような共鳴作りたいと思ってる。熱く出来るか??やれるか??」と、心を揺さぶる。
「絶景を見に行こう」と「絶景FLAGS」 を奏でる。もちろん、ここで終わるようなHOWLではない。MCで真宵が話していた悔しさを胸に、どんどん大きくなっていくことだろう。そんなことを考えさせられるような、重く感じられる1曲だった。今日が「絶景」でないわけではもちろんない。でも今よりももっと素敵な絶景が、この先、たくさん見られるんだろうなと確信出来る、そんな瞬間だった。
オフマイクで真宵が感謝を伝える。そして 「もうワンマンでしかやらない曲。ワンマンで、俺たちのことを愛してくれる、あなたにだったら褒められて嬉しいし、褒め合いたい。」との説明で始まるアンコール3曲目は「生きてるだけで褒められたい。」。メンバーが全員マイクを取るし、飛び道具的な要素を持つ楽曲かもしれないが、そこにはとっても熱い思いが込められている。これまで、キラキラした明るい曲だった印象はあるが、今はそれよりもHOWLからの熱い思いの乗った、パッション溢れる楽曲だと感じられる。曲中のコール&レスポンスの間、よっぴとゆうともセンターに集まっていた姿が印象的だった。
みんなから貰った愛情を、HOWLなりに返す「愛情絶対値」 。真宵が“はうるんるん”のことを仲間だと言って、大事にしていることが伝わってくる。本当にこれまで全力で向き合って来たのが伝わってくる真宵のボーカル。もう声が出ずらそうである。それでも大事に大事に一言に魂を込める姿に、思わず胸が熱くなる。
いよいよ楽しかった時間も終わりである。「ラストいけるか?」と煽り、今日からまた走り出すHOWLと“はうるんるん”の始まりのための歌である「#prologue」を大切に奏でる。きっとHOWLの熱い思いは、会場に集まった一人一人に届いただろう。それぞれの持ち味を存分に披露し、最後を締め括る。ステージが、1曲目より狭く見えるのは気のせいだろうか。「ありがとうございました。」と何度も感謝を言葉にする真宵。そして名残惜しそうに「WEST」と何度も叫ぶ。「ここにいる俺たち4人と、あなたと・・・・今日、本気で生きてるからこそ!今日のライブ、最高の世界線、ここがHOWLのライブだ!」と会場にいる文字通り全員と、目を合わせて話しかける真宵。最後を惜しむように、「アンダーテイカー」が会場に流れる。「また会おうぜ」と真宵が叫び、ステージを後にした。
そして会場では今後の気になるHOWLの動向が発表された。これからもHOWLから目が離せない!!
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<セットリスト>
SE
1 An inch ahead
2 ふぁぼって人生。
3 –宇宙世界–
MC
4 ボクは全肯定霊。
5 DARLIN’!!
6 閲覧禁止
MC
7 honey❤︎drunker
8 先天性君症候群
SE
9 UNVENUS
10 ENIGMA
11 隷従エスコート
MC
12 アンダーテイカー
アンコール
en1 アーティスト
MC
en2 絶景FLAGS
en3 生きてるだけで褒められたい。
en4 愛情絶対値
en5 #prologue
SE
Live photo by 千佳 @cka_photo
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OFFICIAL WEBSITE
公式 @HOWL_staff
▲Vo.真宵:@myi_howl
▲Gt.よっぴ:@yoppy_howl
▲Ba.ゆうと:@yuto_howl
▲Dr.yuki:@yuki_howl
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<ライヴ>
■HOWL yuki BIRTHDAY LIVE 2023「snow drop」
6月2日(金) 渋谷REX
https://howl-official.com/schedules/20949
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■「アイラブユーの後遺症」
6/15(木) 新宿Motion
6/19(月) 心斎橋CLAPPER
6/21(水) 今池CLUB 3STAR
6/26(月) 水戸SONIC
7/3(月) HEAVEN’S ROCK 宇都宮VJ-4
7/4(火) 高崎TRUST55
-Tour Final- 7/11(火) 池袋harevutai
詳細は後日発表になります。今しばらくお待ちください。
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<リリース>
★NEW SINGLE “ロゼッタ=ストーン“
2023年夏発売