2018年03月07日 (水)
【Plastic Tree】本日発売アルバム「doorAdore」メンバーによる全曲解説公開!ハイレゾ配信も本日よりスタート!
NEWS - 16:30:58
ロックを基軸に、幅広い音楽性で進化を続けるバンド“Plastic Tree”。
昨年2017年がメジャーデビュー20周年ということで、周年を“樹念”したライブイベントの開催やシングルリリース、そしてトリビュートアルバム「Plastic Tree Tribute~Transparent Branches~」をリリースするなど、各方面で話題となった彼ら。
いよいよ本日3月7日、14枚目となるオリジナルフルアルバム「doorAdore」がリリースとなり、Plastic Treeメンバーによるアルバムの全曲解説が公開となった。
昨年のメジャーデビュー 20 周年を経て制作された今作は、長いキャリアに裏打ちされた円熟味と、長いキャリアを経てもなお攻め続ける瑞々しさが同居した意欲作。「バンドの次の扉 (door) を連想させる」、そして「バンドの音楽への敬慕 (Adore) を体現した」一つの到達点ともいえる作品に仕上がっている。
そんな今作「doorAdore」は、本日よりハイレゾ配信もスタート!ネクストステージへ到達した彼らの最新アルバムを、高解像度の音源でもお楽しみ頂ける。
今作は通常盤の他に完全生産限定盤Aと完全生産限定盤Bの全3形態リリース。
完全生産限定盤には昨年7月にパシフィコ横浜で大盛況のうちに終了した「メジャーデビュー二十周年“樹念”特別公演」のライブDVDが付属。
完全生産限定盤Aにはバンドの前半10年の作品からファンリクエストを募り行われた「第一幕【Plastic】things/1997–2006」が全曲、完全生産限定盤Bには後半10年の作品からファンリクエストを募り行われた「第二幕【Tree】songs/2007–2016」が全曲、それぞれ収録される。
このパシフィコ横浜ライブDVDのトレーラーもYouTubeで公開されているので、周年を記念して衣装含め「完全再現」された完成度の高いライブを見て頂きたい。
ちなみに、限定盤のAとBにはそれぞれ内容の違うスペシャルフォトブックが付属された豪華BOX仕様となる。フォトブックは、写真家・宮澤正明氏による撮り下ろし。
そして早速今週末から、アルバム「doorAdore」を引っ提げての全国ツアーも開催される。
「Plastic Tree Spring Tour 2018『doorAdore』」と題して、3月10日の新潟NIIGATA LOTSから5月9日の中野サンプラザまで、全国19会場で行われる。
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New Album「doorAdore」全曲解説
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■1.遠国 (有村竜太朗)
曲をはじめて聴いたときに一枚のデッサンのような絵が見えて。
そしてバンドで音を積み上げたり、それに言葉をつけていったりすると、空や風や光や湿度やらを感じとれるような具体的な風景画となり。
それはあまりにも自然で理想的な曲の生まれ方で。
結果的に写真撮影のため向かった砂丘にて映像まで撮れたのも。
このアルバムの一曲目になってドアを開ける曲になったことも。
たぶんそれが理由なのかなぁ、って思います。
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■2.恋は灰色 (長谷川正)
このメロディーにはまる言葉選びに少し悩みましたが、うまく世界を描けたと思います。
ちなみに…タイトルと曲調のギャップはちょっと狙いました。
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■3.エクジスタンシアリスム (有村竜太朗)
いつも歌詞書きが〆切寸前までかかる小生なのですが。
この曲のエネルギーといいますか刺激といいますか。なんかすごいものがあり、メンバーとのプリプロ作業の冒頭で歌詞作業が終わってしまい、そしてそれは滅多にない事なのでみんなに驚かれまして、それがなんか妙に嬉しかったです。
そんな歌詞に関しては。
自分においてもそれを取り巻く全てにおいても「本質」って一体何なんでしょう?といろんな場面で考える自分がいるものなのですが、気づくとそういうのどうでも良くなってしまう自分もいるなぁって。
簡潔に言うと、そんなふたつの自分が望んでることはいっつも同じ事だっていう事をやけに正直に書きました。
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■4.雨中遊泳 (佐藤ケンケン)
歌詞やアレンジなど、4人それぞれの個性を凝縮したような作品です。
バラードだけど程よい熱量もあり、演奏してても心地いいです。
聴き終わる頃に雨が上がる様を感じてもらいたいです。
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■5.サイレントノイズ (長谷川正)
「Collar×Malice」とのタイアップ曲ですが、Plastic Treeの個性とゲームの世界観がうまく表現出来たと思います。
楽曲そのものは普遍性をかなり意識しました。
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■6.サーチ アンド デストロイ (ナカヤマアキラ)
寝起きに聞いていただくと”今日学校休んじゃおうかな?””仕事休んじゃおうかな?”とか
すご~く良い事がないかもしれないので、良かったら就寝前とかにどうぞ!
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■7.残影 (佐藤ケンケン)
いろんなアレンジを試した中で、一番シンプルで唄に相性がいい選択をしました。
歌詞も、他の作品より特に竜太朗さんの唄声を意識して書き上げました。
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■8.いろつき (佐藤ケンケン)
遊び心のある、実験的な制作作業でした。
あえて未完成なままのような、余白があるような、でもこれ以上はないような、そんな作品です。
歌詞は、メロディの響きやテーマから浮かんできた言葉から作っていきました。
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■9.念力 (長谷川正)
グルーヴとメロディーという、Plastic Treeが最初に求めた要素を、今の自分達らしく形にした楽曲です。
アレンジの隅々に影響を受けたアーティストのモチーフを取り入れていますので、その辺りも楽しんで頂けたら。
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■10.scenario (ナカヤマアキラ)
寝起きに音源を聞いていただくと、恐らくいい感じで学校や職場に
行く気になるんじゃないかと思います。
今日も一日頑張っちゃおうかな!的な感じで。
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■11.ノクターン (ナカヤマアキラ)
寝起きに聞いていただくと”今日学校休んじゃおうかな?””仕事休んじゃおうかな?”とか
思ってたら”うぉー!学校行くぜ!””仕事行くぜ!”って気分になるかなと。
いい感じのとこでとっとと学校や仕事に行かないと、最後まで聞くと”やっぱこのまま寝ちゃお”ってなるかも。
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■12.静かの海 (有村竜太朗)
先のシングルで発表していた楽曲なのでアルバム制作と並行したライヴでもよく演奏していた曲。
そんなライヴの最中、どうしてもこの曲は「doorAdore」に必要な曲だなぁと思って。
そうメンバーに言い出した俺も実はいまだにそれは何故か?と問われるとはっきりと説明出来る言葉はないのです。
ただこの曲は自分と事とバンドの事とそれを聴いてくれる誰かのことも書いた楽曲なので。
そう思うとドアの向こうにある場所がこんなところだったらいいな、って思った個人的な我儘な感情がきっとこの曲をアルバムの最後に捧げたかったのかなぁ、なんて思ったりもします。
なので、そう思わせてくれたバンドのメンバーと聴いてくれる誰かと一緒にこのアルバムのドアを閉じるような、そんな曲です。
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<トレーラー映像>
Plastic Tree/Album「doorAdore」【全曲試聴Trailer】
Plastic Tree/「遠国」MUSIC VIDEO (from Album「doorAdore」)
Plastic Tree/メジャーデビュー二十周年“樹念”特別公演 於 パシフィコ横浜【LIVE DVD Trailer】
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<リリース情報>
Plastic Tree
New Album「doorAdore」
2018年3月7日発売
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【通常盤】 3,000+税 / VICL-64964
■CD(全12曲収録)
1.遠国
2.恋は灰色
3.エクジスタンシアリスム
4.雨中遊泳
5.サイレントノイズ
6.サーチ アンド デストロイ
7.残映
8.いろつき
9.念力
10.scenario
11.ノクターン
12.静かの海
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【完全生産限定盤A】(CD+DVD+フォトブック)BOX仕様 9,800+税 / VIZL-1335
■CD(通常盤と同内容)
■DVD
メジャーデビュー二十周年“樹念”特別公演 於 パシフィコ横浜 第一幕【Plastic】things/1997–2006
[DVD収録楽曲]
・Intro
・May Day
・リセット
・絶望の丘
・幻燈機械
・「ぬけがら」
・本当の嘘
・monophobia
・クリーム
・3月5日。
・サーカス
・理科室
・グライダー
・ガーベラ
・散リユク僕ラ
・蒼い鳥
■スペシャルフォトブック(TypeA)
■BOX仕様
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【完全生産限定盤B】(CD+DVD+フォトブック)BOX仕様 9,800+税 / VIZL-1336
■CD(通常盤と同内容)
■DVD
メジャーデビュー二十周年“樹念”特別公演 於 パシフィコ横浜 第二幕【Tree】songs/2007–2016
[DVD収録楽曲]
・眠れる森
・不純物
・エレジー
・スピカ
・ザザ降り、ザザ鳴り。
・無人駅
・オレンジ
・Sabbath
・egg
・涙腺回路
・黒い傘
・アンドロメタモルフォーゼ
・うつせみ
・メルト
・真っ赤な糸
・リプレイ
・記憶行き
■スペシャルフォトブック(TypeB)
■BOX仕様
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【配信情報】
iTunes Store、レコチョク、mora主要サイト、定額制音楽ストリーミングサービスにて、3月7日より配信。
Plastic Treeの旧作品はiTunes Store、レコチョク、mora主要サイト他、LINE MUSIC、Apple Music、AWAなど定額制音楽ストリーミングサービスでも一部楽曲配信中
iTunes Store:こちら
レコチョク:こちら
mora:こちら
Apple Music:こちら
LINE MUSIC:こちら
AWA:こちら
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【ハイレゾ配信】
下記サイトにて3月7日より配信
■レコチョク
http://recochoku.jp/album/A1009582691/
■mora
http://mora.jp/package/43000005/VICL-64964_F/
■groovers
http://www.groovers.co.jp/mqs/album/detail/LOT6PVi
■e-onkyo
http://www.e-onkyo.com/music/album/veahd11845/
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<ライブ情報>
【Plastic Tree Spring Tour 2018「doorAdore」】
■2018/3/10(土)新潟 NIIGATA LOTS
■2018/3/11(日)長野 NAGANO CLUB JUNKBOX
■2018/3/17(土)岡山 CRAZYMAMA KINGDOM
■2018/3/18(日)大阪 BIG CAT
■2018/3/21(水・祝)名古屋 ボトムライン
■2018/3/24(土)川崎 CLUB CITTA’
■2018/3/29(木)神戸 VARIT.
■2018/3/31(土)長崎 DRUM Be-7
■2018/4/1(日)福岡 DRUM LOGOS
■2018/4/7(土)横浜 Bay Hall
■2018/4/8(日)高崎 CLUB FLEEZ
■2018/4/14(土)広島 クラブクアトロ
■2018/4/15(日)京都 FAN J
■2018/4/21(土)宇都宮 HEAVEN’S ROCK UTUNOMIYA VJ-2
■2018/4/22(日)埼玉 HEAVEN’S ROCK SHINTOSHIN VJ-3
■2018/4/28(土)水戸 mitoLIGHT HOUSE
■2018/4/29(日)仙台 Rensa
■2018/5/1(火)札幌 ペニーレーン24
■2018/5/9(水)東京 中野サンプラザ
【Plastic Treeパシフィコ横浜国立大ホール“全14アルバムリクエスト”公演2018】
■第一幕【Plastic】things/1997–2006
[公演日]2018年7月7日(土) [開場/開演] 13:30/14:00
[会場]パシフィコ横浜
■第二幕【Tree】songs/2007–2018
[公演日]2018年7月7日(土) [開場/開演] 17:30/18:00
[会場]パシフィコ横浜
[チケット料金] ¥6,800(税込)
※3歳以上有料/3歳未満入場不可
※全席指定
[お問い合わせ] KMミュージック 045-201-9999
昨年、大盛況で幕を閉じた全アルバムリクエスト公演が今年もパシフィコ横浜にて開催決定!
今回も昼、夜の2部構成のライブとなります!
内容はメジャーデビューからの前期1997年~2006年までのアルバム、後期2007年~2018年までのアルバムから皆さまのリクエストを頂き、それぞれトップ1枚のアルバムを完全再現。他、次点のアルバムから楽曲をメンバーがセレクトし、バンド自身のこれまでの歴史を実演致します。
Plastic Treeと皆様で演る”完全再現”ライブ。
リクエストに是非ご参加ください。
[対象作品]
第一幕【Plastic】things/1997–2006
Hide and Seek (1997/07/10)
Puppet Show (1998/08/26)
Parade (2000/08/23)
トロイメライ (2002/09/21)
シロクロニクル (2003/10/22)
cell. (2004/08/25)
シャンデリア (2006/06/28)
第二幕【Tree】songs/2007–2018
ネガとポジ (2007/06/27)
ウツセミ (2008/09/24)
ドナドナ (2009/12/23)
アンモナイト (2011/04/06)
インク (2012/12/12)
剥製 (2015/12/23)
doorAdore (2018/03/07)
[リクエストURL]
http://www.jrock.jp/various/request/
[リクエスト期間]
2018年2月10日(土)~2018年5月9日(水)23:59まで
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<Official Site>
<Label Site>
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Artist/A023907.html
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Plastic Tree・プロフィール
1993年12月、有村 竜太朗と長谷川 正がPlastic Treeを結成。
精力的なLIVE活動で着実にファンを獲得し、1997年6月「割れた窓」でメジャーデビュー。作品は攻撃的なギターロックからポップなものまで多岐にわたり、ボーカル有村の特徴的な歌声とバンドの持つ独特な世界観で、唯一無二の存在として 確固たる地位を確立。その世界観は海を越え海外でも人気を集め、ワールドツアーを敢行するなど世界的にも評価の高いバンドである。
2012年にメジャーデビュー15 周年を迎え、レーベル移籍。その後もコンスタントにリリースを重ね、2015年には初の男子限定公演や主催イベントを開催。同年12月におよそ3年振りとなるニューアルバム「剥製」をリリースし、2016年3 月~5月で春ツアー「剥製」を開催。8月には3年連続で「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」出演するなど精力的にライブ活動を続ける中、8月17日にPlayStation Vita用ゲーム「Collar×Malice」オープニング主題歌「サイレントノイズ」をリリース。9月から全国ツアー「Black Silent/White Noise」を開催し、10月10日に東京国際フォーラムホールAでツアーファイナルを迎えた。2017年にメジャーデビュー20周年を迎え、1月25日にシングル「念力」を、6月21日にはシングル「雨中遊泳」をリリース。7月29日には周年“樹念”で初のパシフィコ横浜公演を開催。
9月6日にはトリビュートアルバム「Plastic Tree Tribute~Transparent Branches~」を発売。2018年3月7日には自身14枚目となるオリジナルフルアルバム「doorAdore」をリリース。


