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2023年06月05日 (月)


【KIRITO】ツアーファイナルで新たに8月のライブ開催を発表!夏の恒例イベントにしていくという予告も!

NEWS - 13:34:17

51日にスタートした全10公演にわたるKIRITOの全国ツアー『KIRITO Tour 2023REBUILDED NEOSPIRAL」』が、64EX THEATER ROPPONGIにてファイナルを迎えた。

 

 

前ツアーとバースデー公演を経て、今ツアーはある意味『NEOSPIRAL』第3章とも言えるというのは初日のレポートでお伝えした通り。昨年11月に発表した最新アルバム『NEOSPIRAL』を軸に据えていることは共通していながらも、その都度見せ方を変えてきたKIRITOが、今ツアーではキリト名義の既存曲を現在の“KIRITO”サウンドに大幅にリアレンジしたことが大きなトピックスで、『NEOSPIRAL』の全12曲と組み合わせることにより相乗効果を生んできた。

 

 

 

ステージ上手と下手の背面にはLEDビジョン、その中央に配された螺旋状にきらめく巨大なビーズカーテンのバックに、ツアータイトルの幕が下りてくるという印象的なオープニング演出を経て、重厚な「テロメア」でスタートを切ったこの日。ここから繰り広げられた全22曲の展開は、初日と最終日で大きな違いがあった。まず、初日では『NEOSPIRAL』ブロックと既存曲ブロックが、それぞれ大きな塊として交互に組まれた構成だったわけだが、最終日では少しばかり細かな組み合わせ方になっていたのだ。

 

 

 

NEOSPIRAL』の収録順通りに7曲目「MASTERMIND」まで進んだ後、供されたのが「誰もいない丘」。その混沌とした空気感と悲痛さを増した心の叫びのような歌声、スタンドマイクを手にステージ上を移動しながら歌うKIRITOの姿が印象的だった。これに続いたのが『NEOSPIRAL』収録の「雫」「Storyteller」で、「誰もいない丘」とのコントラストが際立つ優しい歌声、そして、いつも信じてくれるあなたがいたから、幾度も道を切り開き、ここに立つことを選んだのだというメッセージの意味合いがより強く響き、この3曲の流れはまさにKIRITOの人生を表しているようだった。また、本編を『NEOSPIRAL』の楽曲ではなく「GARDEN」で締め括ったことも初日とは違う点だが、それはここからまた始まる〈新しい夜明け〉を示唆していたのかもしれない。

 

 

 

なお、全くの別物へと変貌を遂げ、初日の時点で私たちを驚かせた「Awaking bud」「PLOT」をはじめ、攻撃的なハードナンバーたちが抜群の威力を発揮していたことは言わずもがな。随所で見られたメンバー同士の絡み、弦楽器陣がドラム台を囲むように向かい合った場面、さらには「I BLESS YOU」の間奏部分でKIRITOを含む4人がセンターに集結した場面など、パフォーマンスの面でもバンド然とした姿を見せてくれた彼ら。「このツアーは特に良かった」というKIRITOの言葉が示すように、今ツアーを通してサポートメンバーである海(Gvistlip)、JOHNG)、ChiyuB)、AllenDr)との絆を深め、共に一つのバンドとしての“KIRITO”を強化させてきたことが見て取れた一夜だった。

この日のラストナンバー「EXIT」を前に、KIRITOが述べた言葉を記しておきたい。

 

 

 

「『NEOSPIRAL』を究極まで突き詰めて、僕の中で次の世界観が見えたので、それをこれから作っていくにあたって、良い流れができているなと思いました。全国各地一人ひとりの顔を見て、色々な思いが伝わってきたので、そういう大切な思いを作品にしたいと思います。KIRITOとして、またこれから先の大切な約束を。時間が経てば経つほど、振り返った時に『ファンで良かった』と胸を張って言えるような新しい流れをしっかり作りますので、これからもよろしくお願いします」

 

 

 

この後KIRITOは、72223KANDA SQUARE HALLにてアコースティックライブ『KIRITO Acoustic live 23’Phantom Ⅳ -A line of conviction-」』が控えているが、新たに820CLUB CITTA’にて『KIRITOTHE CHEMICAL DESTRUCT」』と題した公演が決定した。過去にはAngeloとして毎年夏の恒例行事となるライブを開催してきたが、今年からはKIRITOとしてそれを実現するという。また、今年はその第1弾としてワンマン公演を行うが、来年からは進化させ夏の恒例イベントにしていくという予告も。「KIRITOはどんどん新しいことを始めていくよ! そして今始めたことが長い年月を経て、『恒例のアレがないと夏を越せませんよね』となりますから」とのこと。20236月の満月の夜、一つの終わりと共に、また新たな始まりが見えた。

 

 

 

(文・金多賀歩美)

 

 

 

SETLIST

KIRITO Tour 2023REBUILDED NEOSPIRAL
2023.6.4(sun) EX THEATER ROPPONGI 
1.テロメア
2.ANTI-MATTER
3.Discord
4.BUTTERFLY IN A PHANTOM
5.VICTIM
6.INTO THE MIRROR
7.MASTERMIND
8.誰もいない丘
9.
10.Storyteller
11.Awaking bud
12.PLOT
13.Clue
14.Aim
15.RAID
16.NEOSPIRAL
17.I BLESS YOU
18.GARDEN

Encore

1.Suicide View
2.カンナビス
3.Ray
4.EXIT

 

 

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Live

 

KIRITOTHE CHEMICAL DESTRUCT
8.20() CLUB CITTA’川崎 

1715開場/1800開演

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サポートメンバー:Gt.(vistlip)Gt.JOHNBa.Masa(NOCTURNAL BLOODLUST)Dr.Hiroki (C-GATE)

…………………………………………
<チケット詳細>
[
販売チケット

一般料金〉

指定席/後方立見:6,500(ドリンク代別・税込)

ファンクラブ先行料金〉

VIP指定席:9,000(ドリンク代別・税込)

指定席:6,000(ドリンク代別・税込)

後方立見:6,000(ドリンク代別・税込)

…………………………………………

VIP特典

・客席前方指定席

・直筆メッセージ入りポストカード

特典のポストカードは公演当日会場配布(発送不可/不良品以外の交換はご対応致しかねます)

ファンクラブ先行受付期間:64()2100618() 2359

制限枚数:お一人様1公演につき2枚まで ※同行者は非会員可

3歳以上有料/別途手数料あり

詳細はこちらhttps://cutt.ly/twwYCaQy

 

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KIRITO Acoustic live 23′Phantom Ⅳ -A line of conviction-

7.22() KANDA SQUARE HALL 1700開場/1730開演 
7.23() KANDA SQUARE HALL 1630開場/1700開演 
サポートメンバー:Ag.JOHN

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<チケット詳細>
[販売チケット] 全席指定
料金:11,000円(ドリンク代別・税込)

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一般発売中
予定枚数に達し次第、受付終了となります。
詳細に関しては、各受付ページにてご確認ください。

受付URL
イープラス https://eplus.jp/kirito23/
ローソンチケット https://l-tike.com/kirito/

 

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【ファンクラブ旅行】

KIRITO FC TOUR 2023 in KARUIZAWA

申込期間: ~ 88() 13:00
先着順ではございません。お申し込み順に関わらず抽選となりますので、予めご了承ください。

旅行日程:2023.9.30()2023.10.1()12

詳細・お申込はこちら→ https://kk-kanko.com/kirito_fctour2023/

 

 

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