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2019年04月06日 (土)


びじゅなび連載【CHOKE】第5回(最終回)★Q&Aインタビュー:Vo.REON◆2019年4月5日(金)2nd Album「CHOKE2」リリース!「一人の空間に連れて行ってくれるイヤホンとメタリックの音楽プレイヤーが俺の拠り所だった」

NEWS - 22:00:32

シーンの中でも異彩を放つ“RAPMETAL BAND”として活動中、そのサウンドは当然のごとく一筋縄ではいかない「CHOKE」。

彼らをピックアップする連載の第5回をお届け! 

 

「曲が複雑過ぎる」という周囲からの意見を受け、「それでは更に複雑な曲を作ろう」として完成させたMV「Fuck it」をYouTubeにて公開したり、“かっこいいバンドしか呼ばない”としてメタルフェスを企画したり──。
とにかく目が離せない彼らだが、前作『CHOKE1』から約2年、去年はリリースを一切せずにこの本作の制作に費やした。
満を持して2019年4月5日(金)、待望の2nd Album『CHOKE2』がリリースされた!

今回の連載では、この入魂の作品について各メンバーの方々に多いに語って頂き+彼らの音楽に関する側面も探って行く。

第5回最終回は、いよいよVo.REONにQ&Aインタビューを行った。
今作『CHOKE2』の聴きどころ、推し曲、音作りのこだわりや初めてCHOKEに触れる人へのメッセージ。

真摯に答えてくれた回答には、彼の一本通った「軸」を感じさせる。

“ありきたり”や“常識”を蹴散らして自らを貫く彼らCHOKE、アルバムとライヴにも触れてみて欲しい。

 

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<Vo.REON:Q&Aインタビュー>

 REON1

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Q:今回のアルバムでまず「ここを聴いて欲しい!」という所とは?

特に初めてCHOKEに接する方にアピールしたい所とはどんなことでしょうか。

 

A:前回の1stアルバムはCHOKEが始動する前の期間で制作したので、試行錯誤と希望的観測の中で作られたものでした。

それと比べると今作はもう少しパーソナルな部分が出た作品だと思います。

具体的にどうパーソナルなのかと言うと、例えば今までシャウトで叫ぶパートを作る時は、まず聴かせたいシャウトの種類を頭の中でイメージしてから実際に声に出してたんですが、今回は先に感情がある中でその感情のまま吐き出した上でニュアンスを微調整するやり方が多かった。

だから本来ならもっと聴こえの良いテイクを録り直すべきと思っていたであろう所でも割と今作では取り入れてます。その方がよっぽどリアルで感情的でカッコいいと思ったし、そういった「荒削りでリアル」な部分をアピールしたいという気持ちが1stアルバム以降の活動の中で個人的には芽生えてきたのかなと。

 

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QREONさんの推し曲を1曲ピックアップして、解説をお願い致します。

 

A:「通天閣」

CHOKEの活動の中で仲良くなった大阪の仲間(マイメン)達とラップのマイクリレーをするという底なしに平和な一曲。

サビの合唱パートは俺が作って皆に歌ってもらったんだけど、語尾のイントネーションが上がる部分は大阪のHIPHOPスタイルをイメージしました。分かる人は分かってくれるハズ。

三者三様それぞれのラップに個性があって、想定してた以上に良い感じに仕上がってテンション上がった。

こんな滅茶苦茶で、下手したら各々のイメージを下げてしまいかねないであろう企画に快く乗ってくれたマイメン達に感謝。

今回、CHOKE2Deluxe Editionにはセルフライナーノーツとして全曲分の解説をしたブックレットが付いてくるので是非そちらもチェックしてみて下さい。

 

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 REON2

Q:「ここだけはゆずれない」という音作りに関するこだわりを教えて下さい。

今回の作品にとどまらず、ライヴや活動全般についてでも構いません。

 

A:ボーカルはマイク1本に自分の感情をぶつけるだけなので、音作りという点に関しては他のパートのような拘りというものは無いです。

自分自身が楽器のようなものなので、良い声を出したいなと思ったら前日は良く寝るくらいですかね。

一時期めっちゃ喉のケア用品にはまってて、蜂蜜とか紅茶とか漢方とか手に入るものは一通り試したんです。

もちろん確かに効くんですけど、そこまで神経質になる事自体が不健康だなと思って今は本当に必要に迫られた時だけ処方箋的なタイミングで取り入れるようにしてます。

毎日のど飴舐めたからといって活舌が良くなるわけでも無いし気持ちの入ったLIVEが出来るわけでもないですからね。

気にするのであれば基本的な技術やメンタル的な所をケアしていく方が良いかなって最近は思ってます。

元気があれば人間って何でも出来るんです。

逆に元気がないと何も出来ない。

 

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Q:この「CHOKE2」制作時、REC時のエピソードがあったら教えて下さい。

面白かったこと、はまったこと、辛かったこと、楽しかったこと、など

 

A:「Fuck it」は元々は「うまい棒」について歌った曲でした。嘘みたいな話だけどマジです。

当時は本気でそのパターンでいく予定だったけど、うまい棒の事は一回忘れて作り直してみようって話になって現在の形になりました。

なので違う世界線では「Fuck it」の曲に乗せてうまい棒の味を叫ぶLIVEがあるのかも知れないと思うと人生の選択肢ってエグいなと感じます。

 

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 REON3

 

 

Qボーカルを始めたきっかけはなんでしょうか?また、尊敬するアーティストとその理由を教えて下さい。

 

A:幼少期、色んな都合で転校が多かったので自分の周りには確かなものがなかったように思います。

その中で漫画、ゲームのような一人で完結出来る娯楽に没頭していました。

音楽もその一つで、誰の事も気にせずに一人の空間に連れて行ってくれるイヤホンとメタリックの音楽プレイヤーが俺の拠り所でした。

居間から流れるテレビの歌番組の音を録音してそれを自分のベッドに持ち込んで聴くのが基本だったので、たまに親が連れてってくれるレンタルビデオ屋で借りたCDはフルコーラスで収録されてるので嬉しかったです。

最初にバンドを組んだ時はギターを担当してました。

ボーカルをやりたい奴が多かったので自分が譲った形なんですが、俺の方が上手いのに、俺の方がもっと出来るのにってずっと思ってました。

そのあたりから俺はボーカルしかないって確信したのかも。

やがて俺がボーカルをやれる環境になってからは闇雲に練習して上達していった。

でもそれは誰かに聞かせたいとかじゃなくて自分自身がイヤホンで音楽を聴いていたあの時の逃避の延長のような気がします。

なので尊敬するアーティストは沢山いるけど自分にとってそれはボーカルをやっている上での行動原理にはなってません。

それに、俺の好きなボーカリストの名前を挙げると「全然そこから影響受けてる感じしないね」って言われることが多くてムカつくんで言わない事にしています。

好きなアーティストがいたらその真似しないと駄目なんでしょうか。

 

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Q:今後CHOKEの音源を聴こうとしていたり、ライヴに来ようかと迷っている方へ背中を押すひとことをお願いします。

 

A:俺たちは核爆弾を作ってます。

音源やライブはその鑑賞です。

工作員募集中です、宜しくおねがいします。

 

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<RELEASE>

★2019年4月5日(金)リリース
「CHOKE2」

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【デラックスエディション】¥6,000(tax in)
CD(11曲入)+セルフライナーノーツ+オリジナルTシャツ+高音質音楽ファイルダウンロードURL
※ご購入はこちらから → https://choke.buyshop.jp/
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【通常版】CD(11曲入) / ¥2,500(tax in) / CHKYK002

収録曲:
01.Introduction of “CHOKE2”
02.Cradles Puppet
03.Fuck It
04.Stay high-DJ YUTO FLIP-(remix)
05.Bloody Hell
06.The Personal Killing
07.VORTEX
08.Smoke In Me
09.illogical(instrumental)
10.通天閣feat.KVYA NONO,B5,MC龍,AZU#,834,シノ,u($”Casper.),REON,TOSSY(bonus track)
11.BOOMIN'(LIVE)”2019.1.27.東高円寺二万電圧”
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販売店舗:
オフィシャル通販ショップ
ライブ会場
専門店(後日発表)

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<LIVE>

■CHOKE presents “BEEF” -Nagoya-
2019年5月13日(月)名古屋ell.size

前売り¥3000(D代別)/当日¥3500(D代別)
OPEN16:30/START17:00

【出演】
・CHOKE
・A Barking Dog Never Bites
・$”Casper.
・DEXCORE
・ZON
※タイムテーブル4月中旬公開

★チケット発売日2月24日(日)10:00~
・e-plus https://eplus.jp/sf/detail/2867040001-P0030001
・バンド予約有り
(問)ell.size TEL:052-201-5004

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■CHOKE presents “BEEF” -Tokyo-

5月26日(日)東高円寺二万電圧

前売り¥3000(D代別)/当日¥3500(D代別)
OPEN17:15/START17:30

【出演】
・CHOKE
・NAZARE
・WORLD END MAN
※タイムテーブル4月中旬公開

★チケット発売日2月24日(日)10:00~
・e-plus https://eplus.jp/sf/detail/2865420001-P0030001
・バンド予約有り
(問)二万電圧:03-6304-9970

 

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★CHOKE Official HP★
http://choke.tokyo/