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2019年08月24日 (土)


【ライブレポート】0.1gの誤算、全力でやり遂げた!三度目のZepp Diver City◆2019年8月22日(木)<-改・鬼畜企画-Tour Final『俺達の前に道はない、俺達の後ろに道はできる』~緑川裕宇Birthday~>

REPORT - 12:00:42

0.1gの誤算

改・鬼畜企画-Tour Final

『俺達の前に道はない、俺達の後ろに道はできる』~緑川裕宇Birthday

2019.08.22 @Zepp Diver City

 

 

5月から始まった<改・鬼畜企画『三度目を制する者は、総てを制す』Zepp Diver Cityへの軌跡>と銘打たれたツアーが、本日ファイナルを迎えた。

 

0.1gの誤算(以下、誤算)が、ここZepp Diver Cityにて初めてライヴを行ったのは、一年前の2018818日。

本日同様、ボーカル緑川裕宇のバースデーも兼ねたワンマンだった。

 

“Zeppは俺の人生ではフライヤー配りをしにくる場所だった。

そんな場所に今俺が立ってるっていうのはやっぱり不思議。

夢を掴んだ瞬間って不思議って思っちゃうのかな()

 

これは、初のZepp Diver Cityワンマンを終えた翌日に更新された緑川裕宇のブログに綴られていた言葉だ。

更に、このブログ記事の最後には応援してくれてる奴らへメッセージとして、

 

“Zeppダイバーワンマン最高の景色だった。

しかし後ろまで埋めることはできなかった。

悔しい気持ちもある。

でもそれ以上に楽しかったし誤算史上最高動員を記録したことに間違いはない。

だからこそもう一回この会場と戦いたい。

 

と、次なるステップへ向けた意気込みも書かれていた。

 

その悔しさを糧に挑んだ二度目のライヴは、今年の3月に行われたバンド結成3周年記念ワンマン。

そこでは、これまでに挑んできた大きな会場でのライヴ、様々なライヴでの経験を経てパワーアップした姿を我々に見せ付けると共に、メンバー自身も“100点満点のライヴが出来ていると、胸を張って言える様な景色を創り上げた。

 

そして、三度目となるZepp Diver Cityでのワンマンが、今まさに始まろうとしている。

 

一度目はノリと勢い、二度目はまぐれだと言う人がいるかもしれない。

しかし、三度目は違う。

最高のライヴが出来るのは、誰もが認めざるを得ない確かな実力があるからだ。

 

いつもパワフルなステージ、奇想天外なライヴを行う誤算。

2週間前、渋谷DESEOで行われた1日4公演無料ワンマンの時もそうだ。

そのレポートでは途中までしかお伝えすることが出来なかったが、3回目のライヴのラストに「まだまだパワー有り余ってるから、覚悟しとけよ!」というメンバーの言葉通り、終演後もしばらく鳥肌がおさまらないほど熱いライヴだった。

フロア内は勿論、フロアの外でも終始大勢のファンが暴れ回っている状況で、ラスト曲!と思いきや、もう一曲、更にもう一曲と、時間を忘れて馬鹿騒ぎ出来る空間。

そんな、深く胸に突き刺さる様な衝撃、瞬間を、今日もしっかりと見届けたい。

 

今日のライヴは「男闘魂戦争 燃えよ!誤算光殺法卍」」からエネルギッシュに始まった。

フロアの各エリアは、花道を挟んで、前方が暴れなきゃいけないゾーン、下手後方が暴れないゾーン中央がフリースタイルゾーン、上手後方がマイペースゾーン、その後ろがちびっ子ゾーンとなっている。

フロア前方で激しく暴れるファンに加え、フリースタイルゾーンで早速サークルモッシュが巻き起こったり、キッズゾーンで小さな子供が元気いっぱいに身体を動かしながら楽しんだりしている。

続く「誤算節」、「【S0723【終焉】」でも、緑川裕宇がフロアを走り回るなど、初っ端から容赦ない。

そして「ラスト!」という言葉と共に「21gの感傷」へ。

ラストという言葉が引っ掛かりつつも、全力で応えるオーディエンス。

曲が終わると「ありがとうございました!」と言い、ステージを去るメンバー。

あまりに早過ぎる本編の終了に戸惑う様子も見られたが、少し経つと、自然にアンコールの声が場内に響いた。

 

いったん幕が閉まり、そこには910日リリース予定の新曲「絶望メンブレガール」のMVが映し出された。

爽やかなイケメンアイドルの格好をしたメンバーが笑顔でダンスをするシーンから始まるのだが、途中で曲が急に変化するのと同時に、ダークな衣装に身を包んだメンバーの演奏シーンへと切り替わる。

その瞬間、会場のあちこちで待ってたという気持ちからくる笑いが湧き起こった。

一曲の中で一気に変化する曲調、イメージシーンと演奏シーンのギャップと、誤算ならではの魅力が凝縮された作品だ。

映像が終わると、SEに合わせ、赤いスポットライトに照らされたステージに、新衣装を纏ったメンバーが一人ずつ登場。

新しい0.1gの誤算の幕開けとして、アンコール一発目に届けられたのは、先程映像で流れた新曲「絶望メンブレガール」だ。

MVと同じく、メンバー全員が横並びで可愛らしいダンスを披露し、そこから、本編よりも力強く荒れ狂う様に音を鳴らすメンバー。

会場も一気に熱を帯びる。

新曲の演奏が終わった後には、「これが「絶望メンブレガール」だ!沢山可愛がってくれよ!」という言葉が贈られた。

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その後も、緑川裕宇のキーボードの演奏で普段よりもムーディーな雰囲気を作り出した「196番地の女」、眞崎大輔の小気味好いベース音から始まる「VITAL」と、安定感のある演奏でファンを魅了した。

「ひねくれ者の俺だから、最初からひねくれたセットリストを組もうと思って。

雑誌の取材で、いつかワンマンで、本編2曲だけで、そこからアンコールにしたいって何度も言ってたんだけど、2曲はさすがにと思って、今日は本編4曲にした()。」

と、緑川裕宇が、本日のサプライズの経緯を語った。

また、メンバー同士で、初めてこの会場でワンマンを行った時と今の気持ちの変化、バンドの成長について語る場面では、今年の53(誤算の日)に行われた日本青年館でのワンマンライヴがターニングポイントになっていることも明かしてくれた。

 

今日は、緑川裕宇のバースデーも兼ねたライヴということで、彼のやりたい事が所々に散りばめられていた。

そんな緑川のテーマソング「絶対プリティ生命体緑川のテーマ」から演奏は再開。

ステージに登場したダンサーの間から、勢い良く花道へ飛び出す緑川裕宇。

フロアではモッシュが巻き起こった。

 

そして、今度はドラムセットがステージへ運ばれる。

ドラム神崎流空と緑川裕宇のツインドラムが実現。

二人で息を合わせて演奏したり、ドラムバトルの様に交互にドラムを叩いたりと、想像以上に濃い内容に驚かされた。

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その後は、スペシャルバージョンで存分に暴れることの出来る「必殺!からくり七変化!」、天井に突き上げられる力強い拳とヘドバンで更なる盛り上がりを見せた「アストライアの入滅」と、暴れ曲を繰り出しつつ、ラストはバラード「この声が届くまで」を披露。

「まだまだ続いていくからね。ずっとずっとついて来て下さい。」という言葉と共に、優しさと強さが歌声、音に込められていた。

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メンバーがステージを去った後、再びアンコールの声が場内に響く。

そんな中、解禁されたのは、メンバーの新アー写と今後のライヴ日程だ。

10月から始まる全国無料ワンマンツアー、12月のツアー、メンバーバースデーワンマン、来年1月から始まる4周年ワンマンツアーと、最新情報が次々と映し出された。

そして、誤算の新たな挑戦として掲げられたのは、来年328日に行われる4周年記念ワンマン。

場所は、日本最大の観客収容数を誇るライヴハウス、豊洲PITだ。

 

二度目のアンコールでは「2008年高田馬場エリア」、「フルニトラゼパム」、「混沌的極悪暴曲ヴィジュアロックパロディウス」という、スパイスの効いた危険なナンバーを畳み掛けることに加え、新旧曲を織り交ぜた彩り豊かな構成で、会場のテンションをどんどん引き上げていった。

また、53番目となる新曲「ライラックアイロニー」も披露。誤算の語呂に合わせた53という数字ということで、試行錯誤しながら作ったというエピソードと共に力強く歌い上げた。

ラストは、当初予定になかった楽曲「溺愛ヤンデレボーイ」を追加で演奏するなど、最初から最後まで全力でやり遂げた3時間半だった。

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こうして、三度目となるZepp Diver Cityワンマンでも最高の景色を創り上げた0.1gの誤算。

新たな挑戦である豊洲PITワンマンに向けて、彼等はここからまた走り続ける。

 

 

文◎藤代冬馬

写真◎堅田ひとみ(nonfix creative)

 

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SET LIST

01. 男闘魂戦争 燃えよ!誤算光殺法卍

02. 誤算節

03. S0723【終焉】

04. 21gの感傷

-encore1-

05. 絶望メンブレガール

06. 敵刺す、テキサス

07. 196番地の女

08. VITAL

09. 絶対プリティ生命体緑川のテーマ

10. 君色トワイライト

11. 希少種達の運命

12. しいたけ人生論

13. 必殺!からくり七変化!

14. アストライアの入滅

15. この声が、届くまで

 

-encore2-

16. 2008年高田馬場エリア

17. フルニトラゼパム

18. 混沌的極悪暴曲ヴィジュアロックパロディウス

19. ライラックアイロニー(新曲)

20. オオカミ男と月兎

21. 獣猛者戦争~轟け!超誤算狩猟!~

22. こんな僕ら、どうですか?

23. アストライアの転生

24. 有害メンヘラドール

25. 溺愛ヤンデレボーイ

 

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<最新情報>

 

4周年記念全国無料ワンマンツアー【有害集団】『無料―いちご増殖化計画』【豊洲PiTヲ襲撃】>

1003日(木)広島SECOND CRUTCH

1004日(金)福岡DRUM SON

1007日(月)愛媛 松山サロンキティ

1008日(火)岡山イマージュ

1010日(木)神戸music zoo KOBE 太陽と虎

1016日(水)金沢VANVAN V4

1017日(木)長野LIVE HOUSE J

1018日(金)新潟GOLDEN PIGS RED STAGE

1023日(水)仙台HOOK

1024日(木)郡山CLUB #9

1027日(日)幕張イオンモール新都心

1103日(日)熊本B.9 V2

1104日(月・祝)鹿児島SR HALL

1106日(水)高松GET HALL

1107日(木)京都MUSE

1113日(水)盛岡the five morioka

1114日(木)青森Quarter

1117日(日)岐阜 柳ヶ瀬ants

1118日(月)浜松Force

『【プレゼント】ゴサンタ、現る【争奪戦】』

1214日(土)福岡DRUM SON

1218日(水)札幌KRAPS HALL

1221日(土)大阪ROCK TOWN

1222日(日)名古屋HOLIDAY NEXT NAGOYA

1224日(火)新宿RUIDO K4

 

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MEMBER BIRTHDAY ONEMAN

 

水田魔梨バースデー

1230日(土)埼玉HEAVEN’S ROCK

 

眞崎大輔バースデー

0201日(土)赤羽ReNY a

 

神崎流空バースデー

0208日(土)赤羽ReNY a

 

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4周年ワンマンツアー【豊洲PiT】『七天を巡る王』【攻略祈願】>

0104日(土)梅田TRAD

0113日(水)渋谷CLUB Asia

0118日(土)名古屋E.L.L

0224日(月・祝)岡山CRAZYAMAM KINGDOM

0301日(日)札幌cube garden

0307日(土)福岡DRUM Be-1

 

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4th Anniversary ONEMAN『挑戦は終わらない、俺達が俺達であるために』>開催決定!!

2020328日(土)豊洲PIT

 

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★ニューシングル「絶望メンブレガール」

2019910日(火)発売決定!

 

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★0.1gの誤算 オフィシャルサイト★

https://gosan.g1-corp.com/