NEWS

2021年01月01日 (金)


【インタビュー】Chanty 10th Single「色を失くしたこの街で」◆失くした色彩を取り戻せる未来まで、変わらぬ願いを抱いて。「ライヴもそうですけど、実際に触れることって本当に大事だという気持ちを込めました。」

RELEASE - 11:33:59

大きな変化を余儀無くされた世界の中で、誰もが大切なもの・場所・時間を奪われ、見慣れた景色や街並みも色を失って感じた2020年。

その不安と悲しみに優しく力強く寄り添うような作品が、Chantyから届けられた。

失くした色彩を取り戻せる未来まで、変わらぬ願いを抱いて。

Chantyの音楽は、変わらずここで鳴り続けている。

 

====================

「コロナだから仕方ない。」と言っていることって、大体は仕方なくないことだなと思ったんです。

====================

 

 

――画面越しではありますが、久しぶりに皆様のお元気そうな姿を拝見できて安心しました。

一同:おかげさまで!

 

 

――少し振り返って伺います。春の自粛期間は、どのように過ごされていましたか?

野中:白くんと芥さんは曲を作ったりもしてくれていて、それが今回の作品に繋がったんですけど、俺は(曲作りは)全くしていなかったです。自粛期間は考える時間が増えたけれど、そこで物事を良い方向に思考するのは難しいと思いませんか?

 

 

――状況的に、どうしてもマイナス思考が働くものですよね。

野中:メンバーとも会えない、ミーティングもオンライン、スタジオに入ることもできない、となったら・・・たぶん、そこからプラスに考えられる人間は少数だと思う。俺は、多数側の人間でした。でも、自粛によってメンバーとも距離を置かざるを得ない状況になったら、改めてメンバーのことが好きだな。と感じましたね。彼女と別れて離れてみたら、やっぱり好きかも。と思うのに近いかもしれない()

 

 

――どんなきっかけであれ、メンバーの大切さを再確認できたことは良かったです。

野中:一緒に居ることが当たり前になってしまって、大事だと思う気持ちや感謝を見失うパターンも有り得ますからね。そこを改めて感じることができたのは良かったと、今だからこそプラスに思えます。

 

 

――成人さんはいかがです?

成人:ドラマーは自宅で演奏することが難しいので、音楽に関することはなかなかできなかったんですけど。

白:バイクの免許を取ったよね?

成人:そうだね。バンド活動をしているとなかなか時間を作れないので、こういう時だからこそできることや、自分がやりたいと思っていたことが何だったかを考えてみたら、バイク免許取得が思い浮かんだので取りました。

 

 

――有意義な時間の使い方です。

成人:外に出られない分、できることに限りがあったので。実は、どうにかして家でもドラムを叩けないものかと機材を持ち帰ったりもしたんです。結果、普通のマンションでは(防音の問題で)無理ということを思い知って、持ち帰った機材はまた元に戻しました(苦笑)

一同:()

白:僕が一番に意識していたのは、モチベーションの管理ですね。今から曲を作ろう!と思ってすぐ作れるタイプではなくて、色々な刺激・・・他のアーティストのライヴを観たり、新たに好きな音楽を見つけたり、刺激を受けることで曲が生まれるんです。自粛期間中はたくさんのアーティストがライヴ映像を配信していたので、なるべく観るようにしていましたね。あとは、自粛が明けて「さぁ、スタジオに入ろう!」となった時に、あまりにも下手になっていることが無いように、ギターに触るようにはしていました。ただ、当初は夏が明けたあたりには少しずつ世界が戻り始めるんじゃないかと考えていたので。実際は、夏が過ぎてもまだまだ同じような状況が続いて、自分の中でこの先もずっとコロナは存在する。という事実を受け入れることが少し難しかったです。

 

 

――夏どころか、もはや年すら越してしまいますからね・・・。

白:本当に。芥さんとも「今年は2020年のリハーサルで、来年が本番なんじゃないか。」なんて話をしたくらい(苦笑)。今になって振り返ると、自分の中でもうそろそろコロナ禍も終わるだろう。と思ってしまって、自粛中にできることを少し疎かにしていた部分があったなと感じるので、来年はもうコロナは存在するものだという前提で、できることをやっていきたいですね。

芥:どちらかと言うと、俺は前向きに考えている部類の人間だったと思います。コロナ禍になって立ち止まってみたら、自分の未熟な部分や、これまで目を背けてきたバンドの問題点が明確に見えてきて。これはもう、全てを改善するチャンスだと思って動いていましたね。個人的には、メンタル面もフィジカル面も、いつ「明日ライヴですよ!」と言われてもステージに立てるモチベーションに整えていたつもりです。だから、コロナ禍でライヴ活動が全くできていなかった時期、俺は全く(気持ちが)下がっていなかったです。

 

 

――それは相当凄いことだと思います。

芥:今の状況でできることって、他のバンドも含めてみんな同条件じゃないですか?自分を高める場所はここしか無いし、自分を高められたら必ずバンドに還元できる。だから、この状況下で可能な限りのプレイヤーとして成長するための努力はしていたつもりです。ただ、ここから始めても遅いんだなということには気付かされましたね。誰もがここから始めるからこそ、そこで一緒に始めたのではもう遅い。常に一歩前に出て何かをやっていないと、その成果というのはすぐには表れないものだから。それを強く実感したので、今後同じ後悔をしないようにやっていきたいです。思ったことを後回しにしてはいけないと身をもって学べたことは、今年一番の収穫だったんじゃないかな。

 

 

――全てのバンドが同条件の中で活動を止めたり始めたりすることは、通常有り得ないですからね。

芥:だからこそ、この先はわかりやすく差がついていくと思う。商業的な結果の話ではなくても、きっと差がついていきますよ。ファンの人達にも、バンド自体の本性を見破られる時期だと思うし。

 

 

――本性、ですか?

芥:うん、色々な意味での本性ですね。そういうものが伝わる時期だと感じるからこそ、頑張らないといけないなと思う。バンドにとってコロナだから仕方がない。」と言っていることって、大体は仕方なくないことだなと思ったんです。でも、今の時点ではまだ胸を張ってそう言える自分にはなれていないので、頑張りたいなと思っています。

 

====================

世の中はどんどんデジタルになっていくけれど、Chantyというバンド自体はアナログだし、アナログが好き。

====================

 

――そんな自粛期間を経て生まれた『色を失くしたこの街で』、このタイトルも今だからこそ付けられたものだなと感じます。

白:本当にそうですね。どの作品にもその時々のリアルタイムな想いは表れているものですけど、実際にパッケージされてみたら、それが特に色濃く表れた作品になったなと思いました。

芥:今、このコロナ禍で思っていることをきちんと形にできました。他にも2曲、先にリズム隊がレコーディングを終えた楽曲を収録することも可能だったんです。でも、今回はこの2曲だけでパッケージすることに意味があると思った。ライヴでみんなの前で演奏した曲だけで構成したから、ファンの人達と一緒に作ったような気持ちもありますし、それを2020年が終わる前にみんなの元へ届けたかったんです。

 

 

――2曲にしたことで、より明確に想いが伝わりやすくなったと思います。『パレット』は、初めて聴いた時にシングルかリード曲になるんじゃないかと感じたくらい印象深い曲でした。

芥:本当ですか!?今回収録した2曲は、本当にふわっと自然に生まれて形になった感覚が強い曲達なので、自分達としては「リード曲を作ろう!」みたいな意識は無かったんですけど、そう聴こえるものなんだなぁ。

 

 

――頭サビのフレーズが凄く残りましたし、曲の印象が強かったです。

芥:それは嬉しいですね。

 

 

――『パレット』というタイトルどおり、楽器と歌が次々に色を乗せながら紡いでいく感じがして。

白:僕自身も、そういうイメージを持っていますね。表情がたくさんある曲だと思うんです。イントロからサビ~間奏~Aメロ・・・そこまでの流れでも、表情が一定ではなく変化していくのが面白い。『君のいない世界』はそこまで表情が変わっていく曲ではないので、バランスの良い2曲でシングルにできたなと思っています。

成人:リード曲というものに明確な定義は無いですけど、芥さんはこれはリード曲だろうな。と感じるようなメロディーの付け方が上手いんですよね。例えば白くんが曲を作ってきてくれた時、最初の段階でメロディーは入っていないので、その時点では自分の中で楽曲のイメージが明確には固まらないんです。それが、メロディーが入ると輪郭が一気にハッキリする。楽器だけでリード曲らしさを出すのは限界があるし、芥さんがどういう意図で付けたメロディーなのかはまた別として、色付けをするのが上手いなと改めて感じました。

芥:何か、ありがとうございます・・・(照笑)

一同:()

 

 

――リーダーはいかがですか?

野中:これは今回の2曲に限らずの話ですけど・・・Chantyは、誰かが持ってきてくれた原曲を基にみんなでアイディアを出し合いながらスタジオで組み立てて作っていく形がメインなんですね。その作業中、俺はいつも成人くんも白くんも芥さんも凄いな!と思うんです。「ここはこうしたらどうかな?」と提案してもらったり、それぞれが入れてくるフレーズを聴いたりする度に、どうしてこんなアレンジを思い付くんだろう?と驚かされるし、これはChantyだからこそ可能な制作方法なんだろうな。と感じるんです。

白:あぁ、そうかもしれないね。

野中:もしかしたら、自分がこれまでやってきたバンドがそういうやり方ではなかっただけなのかもしれないけれど、Chantyはスタジオワークがとても大事なバンド。スタジオワークが無かったら、今回の2曲もこの形ではパッケージされていなかったですし。

 

 

――きっと、お互いに凄いな!と感じているのでしょう。

野中:そうなんですかね!?

芥・白・成人:うん、思ってる!

芥:野中くんはスタジオで色々と言うタイプではないですけど、家できっちりとカッコよく仕上げてくれるんです。今回のベースもカッコいいじゃないですか?

白・成人:うん!

野中:ありがとうございます!スタジオワークの時は芥さんも少し鼻歌で歌うので、そこである程度のイメージは湧くんです。ただ、俺は家に持ち帰ってやっと形にできるタイプ。スタジオで作っておいた軸を家で形にするから、スタジオでの時間が無いと何もできないんですよね。

芥:確かに。全てを家だけで考えようとしたら辛いです。Chantyはミュージシャンらしくない人間の集まりなので、個人で放っておいて何かが完成することって本当に少ないんですよ()

一同:確かに!()

野中:世の中はどんどんデジタルになっていくけれど、Chantyというバンド自体はアナログだし、アナログが好きなんです。まぁ、アナログしかできないとも言えますけど()

芥:だから、時代に淘汰されていくかも・・・()

 

 

――そこは、貴重な存在として生き残ってください!

芥:そうですね()。これは逃げではなく、そうでないと活動できていないバンドであり、生まれてこない音楽なので。

野中:本当にそうですね。

芥:『パレット』の制作ではスタジオからレコーディングの様子を生配信しましたけど、現場主義のスタイルのバンドだからこそ、自然に実現できた企画だと思うんです。勿論、一長一短ですけど、短所と思われがちな部分を武器にしているところもあるかもしれない。

 

 

――そういう意味でのアナログって、とても素敵なことですよ。大切な長所だと思います。

芥:そうですね。僕らの強みだと思っています。

 

====================

笑いながら楽しんで弾いた結果、それがChantyのグルーヴになっていた。

====================

 

――今お話に出た『パレット』の公開レコーディングは私もリアルタイムで拝見しましたが、1曲丸ごと完成するまでを観られる機会はそう無いですし、本当に楽しかったです。

芥:新鮮ですよね。僕らのジャンルでこの企画をやろうと思うバンドは、あまり居ないかもしれない。そもそも、このご時世に完成までの全工程をスタジオで行うバンドも少ないですし。

 

 

――宅録が主流になって久しいですからね。

芥:うん。だからこそ、この機会に見せられるかも!と思ってやってみました。

 

 

――とにかく、皆さんの作業の速さに驚きました。

芥:それは、物凄く信頼しているスタジオエンジニアの鎌田さんのおかげです。あと、これは言い訳ではなく伝えておきたいことですが、実は成人くんと野中くんはあの配信が始まる前に既に2曲録り終えていたんです。午前中からスタジオに入って、ベースとドラムだけ先に録っておく曲があったので。そこからのスタートだったから、本当はかなりしんどかっただろうなと思う。Chantyの通常の作業工程的には、ギター・ベース・ドラムが一緒にスタジオで録ってヴォーカルが宅録という形ですけど、今回は工程上2人には無理をしてもらいました。

 

 

――そんなハードさは微塵も感じさせないほど、楽器隊の土台の録りが速かったですね!

成人:ライヴで演奏していたことが大きいと思います。

野中:確かに!

成人:メンバー全員、感覚的な部分で曲が身体に入っていたことが、すんなりできた一番の理由だと感じますね。もし曲ができてすぐの状態で録ることになっていたら、もう少しアワアワしていただろうなと思う()。ライヴで演奏した経験によって、楽曲のニュアンスやメンバーとの合わせ方も掴めていたので、良くも悪くもライヴと同じような感覚でレコーディングに挑めました。

 

 

――途中で登場した、芥さんの人間クリック(芥さんもブースに入りパフォーマンスをすることで、ライヴのような状態を作り出す)”が非常に興味深かったです。

白:Chantyのレコーディングでは、わりとよく登場します()

成人:ある意味、名物ですね()

芥:最近は、わりと控えていたんですけど()。通常の人間クリックはいまいちメンバーのグルーヴが出ないなと感じた時にライヴの感覚を呼び起こすために登場するけれど、今回はそういうことではなかったので、演奏的には無くても良かっただろうけど、成人くんが俺の見せ場を作ってくれたんだと思います。

成人:()

芥:3テイク録って結果的に人間クリックが登場したテイクが採用されたのは、おそらく俺が入ってきたことで3人が早く終わらせたい!と思ったからだと思う()

白・野中・成人:(大爆笑)

芥:人間クリックを早く排除しないと、これが続いたらちょっとだるいぞ!という本能が働いたことで、3人が同じ方向を向いて演奏できた。後からREC映像を見返していて、俺自身はそう思いました()。俺が入ってテンションが上がったにしろ、俺を早く排除したいという気持ちが働いたにしろ、みんなの想いがひとつになって良いグルーヴが生まれたのであれば人間クリックとしては本望です()

野中:排除という言葉は語弊があるし、どかしたいという気持ちは全く無かったけれど、今の芥さんの話を聞いていたらそれもあながち間違っていないかも。とも思った()

一同:(爆笑)

野中:やっぱり、録り始めはぎこちなさが残る演奏になるんですよね。人間だから、真剣が故に力んでしまったりもする。でも、そこに芥さんが人間クリックとして入ってきてくれると、気持ちがラフになるんです。ただ、芥さんを見ていると演奏しながら笑ってしまったりもして。笑いながら弾いたベースは、音源としてはダメやろ。と思っている自分も居るわけです。そういう意味でこの場を早く終わらせないと!という気持ちがあったのは事実ですけど、実際にそのテイクが採用されたということは、その時の演奏が良かったということじゃないですか?笑いながら楽しんで弾いた結果、それがChantyのグルーヴになっていたんだなと。

 

 

――やはり、グルーヴを呼び起こす人間クリックでしたね。

野中:うん、ガチガチな状態から少し柔らかくなれる。いくらライヴで演奏したことのある曲でも、音源としてパッケージするものを録るとなると肩に力が入ってしまうので。成人くんも、かなり力が入っていたんじゃないかな?()

成人:そうですねぇ()(緊張を)意識すると本当に叩けなくなってしまうので、逆に意識しないように徹していたところはあります。今回に関しては、スタジオ内に配信のためのカメラもあったので、それも意識しないようにしていましたし。いつもどおりでいることを心掛けていました。

 

 

――言われてみれば、スタジオに配信用のカメラが入っていることも普通ではないですからね。

野中:でも、気になったのは冒頭の10分くらいでしたよ。

一同:確かに。

芥:自分自身も含めて、意外とみんな集中力があるんだなと思いましたね。

野中:リズム隊は配信開始前から録音を始めていたけれど、芥さんと白くんも一緒に午前中からスタジオ入りをして俺と成人くんの録りを見守っていたから、待ち疲れもあったと思うんですよ。言ってしまえば、全員が疲れていたが故に、集中力と疲れが重なり合ってあのテイクが生まれたんじゃないですかね()

白:配信前に食べたカレーに持っていかれたよね()

野中:やっぱり、食べると疲れますよね。

芥:眠くなりますし。

 

 

――実は、眠気と疲れと闘いながらの配信だった、と。それを全く感じさせなかったところがさすがです!

芥・野中:それなら成功です!()

 

====================

ライヴもそうですけど、実際に触れることって本当に大事だという気持ちを込めました。

====================

 

――白さんの上モノのギター録り、楽曲に合った機材や音色を選んで細かいフレーズを入れていく様子が本当に凄いなぁと思いました。

白:確かに、物量的にはギタリスト2人分くらいは弾いていますね()。エンジニアさんと一緒に楽曲に合った音を探す作業が好きなんです。途中で集中力が切れて休憩を挟むことも多いですけど、今回は1曲のみの録りであったことと、全工程をスタジオでレコーディングできるということで、気付いたら終わりまで休憩無しで弾いていましたね。

 

 

――たくさんのフレーズで楽曲が彩られていく工程を観ることができて、とても楽しかったです。芥さんも、スタジオでの歌録りは久々だったそうですね。

芥:普段は家にあるヴォーカル用のブースで録っているので、今回は本当にありがたい限りでしたし、やっぱりみんなと一緒に作っていくのは楽しいものです。

白:芥さん、最後に出てきて速攻で歌録りを終わらせましたよね()。めちゃくちゃ速かった!

 

 

――1時間を切る勢いの驚異的なスピードでした。

芥:俺、結構せっかちなんですよ。今回は夜遅めの開始だったから、長引かせると少しずつ声も擦れてくるし、スピード勝負でいこうと。スタジオで録ると自分でジャッジをしなくて良いから、信頼している人達に全てを任せておけば間違いないだろうと思っていましたし。エンジニアさんが「大丈夫!」と言うなら大丈夫だろうと進めていったら、1時間くらいで録り終わることができました。

 

 

――エンジニアさんとのキャッチボールがとても順調でしたね。

芥:すぐに判断して作業をしてもらえると、良いテンションのままエンジンが切れずに歌えるので助かりましたね。歌っていて気持ちが良かったです。

 

 

――新しいマイクも導入されたとか?

芥:そう、ずっと迷っていたものを遂に購入しました!スタジオによく置いてある世界的にも良いと言われているマイクがあるんですけど、ずっと自分にはあまり合わない気がしていて。これは本当に人によるでしょうが、俺にとっては、家で録る時に使っていたそこまで高価ではないマイクとあまり変わらない感覚だったんですよね。今まで以上に良い形で自分の声を音に乗せられるようにしたくて、エンジニアさんにも相談した結果、思い切っちゃいました()。宅録の環境でも良い形で活用できるように今、色々と試しています。

 

 

――歌詞の中のお気に入りの世界ファボった世界と歌っていることに衝撃を受けました。これは、芥さんしか書けないと思います。

成人:あれは、先にファボったという言葉を決めてからお気に入りのという表記にしたの?

芥:そう。先にファボった世界と歌ったんですけど、ブックレットの歌詞にファボったという言葉を入れるのが嫌だったんです。

一同:わかる!

芥:だから、お気に入りのという表記にしようかなと。コロナ禍で外に出ることや人と会うことが難しくなりましたけど、画面の中でファボった世界より、実際の景色を見たほうがずっと良いじゃないですか。「空は青い!」に勝るものはないよなって、改めて感じたので。ライヴもそうですけど、実際に触れることって本当に大事だなという気持ちを込めました。

 

 

――自粛によって、人や物やその場の空気に触れられないことは、こんなにも不安なんだな。と実感しました。

芥:うん。この歌詞は、まだ若干ネガティヴなんですよね。人と会えないと、不安が募って段々と信用できなくなってきてしまったりするじゃないですか。それで、自分の気持ちも何もかも全て塗りたくってしまいたくなって、先に塗りつぶしてよ。というフレーズが生まれました。で、最初は頭の部分が私の心全部溶かしてではなく私の心全部壊してだったんです。

 

 

――今よりもっと激しい印象。

芥:そうですね。こんなことはもう嫌だから、いっそのこと壊してくれよ!というニュアンスで書き始めたんですけど、進めていくうちにそれは少し違うなと思い始めて、今の形に変化させていきました。

 

 

――粧かしても芥さんならではの非常に美しい表現で、それがまた柔らかさを加えた感じもしますね。

芥:あぁ、確かに。粧かしてって良いなと思ったんですよね。彩るともまた違う・・・ちょっとお粧かしをして大切な人に会いにお出かけするような、ワクワクする感じが出したかった。そういうイメージが伝わったら良いですね。

 

====================

俺の中にあるメンバーやファンの人達と結んだものは、ただ眺めておくためだけにあるものではない。

====================

 

 

――『君のいない世界』の原曲は、白さんによるものだそうですね。

芥:『パレット』よりも先に原曲があがってきたんですけど、白くんが持ってきてくれた時に『奏色』に通じるものを感じたんです。それは、曲が似ているとか、近いから良くないという意味ではなく。で、「この曲、ネオ奏色みたいな感じがするよね。」と言ったら、「そのつもりで作った。」と言われて。『奏色』は無料配布した楽曲なので今は手に入らないし、無配した作品をサブスクにあげるのは違うのではないか。というバンドの考えもあって、Chantyの楽曲の中で唯一サブスクにもあげていないんです。でも『奏色』は今もライヴで演奏しているから、もっと上手くフォーカスを当てられるように、『今だからできる、進化した『奏色』みたいな曲を作って音源にしたい。』と。その言葉を白くんから聞いた時、この子は・・・!と感動したんですけど。

 

 

――お話を伺う度に、白さんはChantyのこれまでの歩みとこれからの未来を上手に繋いで下さる方だなぁと感じます。

白:本当ですか?純粋に『奏色』という曲を好きだったこともあるんですけどね。

 

 

――今のタイミングで聴くと、この数ヶ月の気持ちの変遷を1曲の中で辿ったドラマティックな楽曲だなと。

一同:確かに。

 

 

――3月頃から今に至るまでに誰もが抱いたであろう絶望感や、そこから立ち上がる強さが伝わってきました。

芥:歌詞的には、本当にそれでしかないですね。自分の中でも諦め気味にもなったし、願うことすらできなくなったと感じた時もありましたから。歌詞の中に埃をかぶった 僕らの誓いは 懐かしむために飾ってるわけじゃないというフレーズがありますけど、自分としてはそれがひとつの答えかもしれないと思っています。俺の中にあるメンバーやファンの人達と結んだものは、ただ眺めておくためだけにあるものではないと改めて感じたんですよね。それがこうして自分の中の答えとして歌詞になって生まれてきてくれて良かったなと、ちょっと安心した部分もあります。

 

 

――ただ眺めるだけの過去になんてできないものですよね。9月の7周年配信ワンマンのラストでも演奏されましたが、願いと希望を感じられる余韻が本当に良かったです。

芥:うん、あれは良かったですよね。Chantyがワンマンのラストに新曲を演奏することが珍しかったみたいで、結構色んな人から指摘されたんですよね。大体は、『フライト』、『世界に見捨てられてもきっと音は鳴り止まない』、最近なら『白光』あたりが鉄板の流れという印象だったみたいで。自分達としては、「そういえばそうだねぇ。」くらいの感じでしたけど()

白:新曲ではあったけれど、最後に持ってくることへの不安はあまり無かったよね。

野中・成人:無かったですね。

芥:寧ろ、最後がこの曲だったことに救われた感じすらある。

白:それくらい、Chantyらしく自信を持って作ることができた曲なのかなと思います。

 

 

――レコーディングも順調でしたか?

成人:レコーディング自体は順調に進んでいたのですが、個人的に歌物のレコーディングは変に意識してしまいます。『パレット』と違って丁寧に叩こうという気持ちが先行するので緊張していたかもしれません()

野中:確かに『パレット』の時とは意識は全く違っていたんですけど、逆に自分は『パレット』より荒く弾いた感はあります。聞いてくれた人が持つこの曲のイメージと自分が持つイメージって違うと思うんですよね。良い意味で、この曲を汚したい。って思いました。綺麗にちゃんと弾くことは、誰にでも出来るなと、ずっと思っていて。“Chantyの野中 拓だったら、荒く汚く雑に弾くだろ!というイメージがあったので、そのイメージ通りに弾いた感じですね。なので楽でした()

白:ベースとドラムは先にスタジオで録っていたけれど、僕と芥さんは家でレコーディングだったんですよ。スタジオで録る時にはエンジニアさんがやってくださる機材の操作も、宅録では自分でやらなくてはいけないので、うっかり違うボタンを押してしまって1人で「あっ、違う違う!」とかなることはよくありますね(苦笑)

 

 

――演奏以外の部分も担うとなると、一層大変そうです・・・。

白:一番難しいのは、自分1人で採用するテイクを決めなくてはいけないことですね。最初のうちは結構すんなりいくものですけど、やっていくうちにどうしてもハマってしまうところが出てきて、そうなるとリズムは合っているのに何か違うな。と感じたり・・・。

 

 

――そういう時、メンバーがそばに居ると背中を押してもらえそうですが。

白:そう、採用テイクを決めて欲しい時があります()。「あ、それで良いんじゃない?」と軽く言ってもらうだけでも良いんですよね。

芥:でも、実際にずっとメンバーが居たら、段々と鬱陶しくなってくるんじゃないかとも思う・・・()

一同:(爆笑)

野中:その場に居ても、俺は大して意見は言わないと思いますね。

 

 

――もし「どちらのテイクが良いと思う?」と訊かれたらどうします?

野中:おそらく、「どっちでも良い。」と答えると思います()

白:そんな気がします()

野中:明らかに片方が良くないとかであれば、「こっちのほうが良いんじゃない?」とは言うでしょうけど。演奏に関しては、本人にしかわからない部分が絶対にあるじゃないですか?だから、俺はあえて何も言わないようにします。自分自身も含めて、そこはもう個々の自己満足の世界だと思っているので。

白:もしかしたら、「どう思う?」と訊いて「良いんじゃない?」と答えてもらえることを期待しているのかもしれないですね()

芥:(「どうかな?」と)訊くということは、多少は自信があるということだろうし。

野中:確かに!なるほどね!

 

 

――最後の一押しを求めての質問かもしれない。

一同:それはあるかもしれない()

 

====================

色々な人達が、無闇やたらと「生きろ!」と言うじゃないですか?

====================

 

芥:あと、この曲は歌録りを2回しているんです・・・。

一同:そうだ!

芥:せっかちな性格が出てしまって、まだベースとドラムのみのデータしか無い段階で1回目の歌録りをしてしまったんですよ。ギターが入っていない状態でも歌えるんじゃないかと思ったんですけど、エンジニアさんに「これはベースとドラムだけで歌ったでしょ?」と言われてしまって(苦笑)

 

 

――素晴らしいチャレンジ精神でしたが、残念な結果に(苦笑)

芥:やっぱり、歌録りはギターが入った状態でしないとダメでしたね()。結局、白くんがギターを入れたデータをもらってから再度録り直すことに・・・せっかちな人間からすると、もう一度1からというのは本当に辛いものがありました(苦笑)

野中:それは辛いよね・・・レコーディングが1曲終わった時の解放感って、計り知れないものなんですよ。それがまた振り出しに戻るなんて、本当に考えたくない(苦笑)

白・成人:確かに()

白:でも、そのふたつのテイクを聴き比べてみたいよね。

 

 

 

――1回目のテイクはお聴きになっていないんですね。

白:前のテイクは聴いていないんですよ。

野中・成人:俺も聴いてない。

芥:やっぱり、(音程が)少しフラットやシャープしていましたね。提出する前に、自分でもちょっと気付いてはいたんです。でも、こういうインタビューの場で「ベースとドラムのみの状態でも、歌録りができたんですよ!」とドヤってみたい、邪な気持ちが生まれてきてしまったのかもしれない(苦笑)

一同:(大爆笑)

野中:その気持ちが(データ提出の)最後の後押しをしてしまったんやな()

芥:いろんな意味で、邪な気持ちではダメなんだなと知ることができて良かったです。

 

 

――次からは順番をお待ち頂いて・・・。

芥:待ちます!もう二度としません!()

一同:()

 

 

――そして、CDの盤面に書かれていた文章の中の生きろって言葉に 殺される前にというフレーズに、物凄くハッとしたし心に刺さりました。

芥:自分達の生業の中で、ファンの人達と会える、目の前に居てもらえる場が無くなると、毎日が物凄く色褪せて感じるんです。そういう中で、色々な人達が無闇やたらと「生きろ!」と言うじゃないですか?俺自身も「生きてまた会いましょう!」と言ったりしていたんですけど・・・今は、そういうゴールの無い頑張りは、ちょっと違うんじゃないか。と思ったりしていますね。最近、世の中のみんなが同じ方向を向かなくてはいけない感が凄いと思うんです。

 

 

――ええ、同調圧力は強まるばかりと感じます・・・世界中がゴールの無い頑張りを強要されていて、とても息苦しい。

芥:そうなんですよ。前作でもそういう歌詞を書きましたけど、「生きろ」なんて、そんな当たり前のことはもうわかっているから黙っていろよ!と感じることが多過ぎて。それよりも、素敵な景色を見て、願う気持ちも忘れずに居たい。この2曲の歌詞は、今の願い事という面も含めて書きたい部分を形にできましたね。ニュースサイトを見ていても、息苦しいタイトルばかりが目に付くんですよ。ニュースを伝えることは大事だけど、そんな書き方をしなくても良いのに。と思うような言葉を強調して書かれていたり。どうして、わざわざ読んだ人の気分を下げるような書き方をし続けるんだろう?って思う。

 

 

――報道の切り取り方や言葉のチョイスを、もう少し考えてもらえたら良いのですが。

芥:本当に、物凄く気分が暗くなります。でも、それを突き詰めて考えていくと、自省する部分も出てくるんですよ。俺は、何かと理詰めで「こうしていかなければいけない。」みたいに言いがちなところがあるので、言い方ひとつで相手の気持ちを物凄く下げることに気付かされたし。バンドも、自分という人間も、もう少し自然と歩けるような感じにできたら良いなと思っています。

 

====================

ひとつひとつのアクションを、しっかりとChantyイズムを感じさせられるものにしていきたい。

====================

 

 

――例年であれば「来年はどんな年にしたいですか?」なんて質問をする時期ですが、今年はまだ何とも言えない状況ですよね。

芥:決まっている予定もありますけど、やはり牛歩のごとくな感じにはなってしまいますね。

 

 

――具体的な予定でなくとも、「2021年のChantyはこうありたい」といった目標はありますか?

芥:たぶんみんな思っていることでしょうけど、もう良い曲を書いて良いプレイをすること以外に無いですね。

成人:好きなバンドのメンバーが「コロナのせいでという言葉は嫌い。わざとでもコロナのおかげでと言うようにしている。」と話していて、凄く響いたんです。

 

 

――○○のせいと口にすると、言霊によって更にマイナスに引っ張られてしまいそうですし。

成人:そうですよね。マイナスにばかり考えてしまいがちですけど、その中でもChantyらしく楽しいことを生み出していきたいです。

芥:今回のレコーディングもそうだったんですけど、曲ができる度に、メンバーに対して「本当にありがとう。」と思う瞬間があるんですよ。それは何物にも代え難い幸せだし、そうやってできたものを届けたいと思えることもまた幸せ。それで良いではなくそれが良いだなって感じるんです。あとは、どう届けていくかですね。

白:そこに関しては自分達なりにもう少し考えて、ライヴ以外の方法でも届けていく努力ができたらと思っています。

野中:今のこの状況下だから、物凄くお金をかけて大々的に目に付くことをするのは難しいですけど、今回の公開レコーディングみたいに自分達らしさが少しでも伝わる方法で曲が届くきっかけを作っていけたら良いですね。

 

 

――自粛期間中も、色々な形で発信を続けていらっしゃいましたよね。Twitterでリレー作曲をしたり、個々にツイキャス配信をしたり・・・

成人:ツイキャスに関しては、最近はあまりできていないんですけど。

白:一時は、ツイキャスリレーみたいな感じでメンバー個人が順番に配信してみたりもしたんですけど、如何せん僕らは1人でガッツリ話ができるタイプではないので・・・野中さんは、わりと1人でも話せるんですけど。

野中:いや、全然!1人喋りができないからこそ、あえてやっていた感じです。

白:修行?

野中:うん。やらなかったら、ずっとできないままじゃないですか?MCで話すのも苦手なので、1人喋り強化年ということにして、タイミングを見てできる時には配信するスタイルで。頻繁にはできなかったので、1人喋りもそこまで上達してはいないですけど、始めた頃に比べたら多少は上手くなったのかなぁ()

芥:野中くんのツイキャスを観ていると、「この人はモテる人だな。」と思う。

一同:(大爆笑)

野中:どういうこと!?

 

 

――勿論モテるでしょうけども、何故ツイキャスによって改めてそう感じられたのかが気になります()

芥:色々な人の配信を観ましたけど、野中くんは「コメントを絶対に拾わなきゃ!」というタイプではなくて、自然に会話しているような感じになっていて。しかも、ラフ。変に肩肘張らずに野中 拓をしているから良いなと思ったんですよね。ふわっと話しているように見えて、ちゃんと決めるところは用意しているから、安心して観ていられる。

野中:実際はノープランで常に時間と戦っているので、いっぱいいっぱいです・・・もう一度、頑張ります()

芥:配信って難しいですよね。

 

 

――1人喋りで観ている人達を楽しませることは、本当に大変だと思います。

野中:めちゃくちゃ難しいですよ。

芥:トークだけで惹きつける世の中の配信者の方々って、本当に凄いです。まぁ、うちは毎日ツイキャスや配信ができるタイプのバンドではないからこそ、ひとつひとつのアクションをしっかりとChantyイズムを感じさせられるものにしていきたいですね。

 

 

――あとは、1日も早く普通にライヴを観に行ける日常に戻ることを祈っています。それぞれの生活の中にある制約で、今は会場に足を運べないファンの方も多いでしょうし。

芥:そうですよね。今は制約があって然るべきだと思うし、そういう自分に対してあまりジレンマを感じて欲しくない。ライヴが観に行けないことによって、バンドから気持ちが離れてしまうこともあるのかもしれないけれど・・・そこは、良い楽曲を生み出したり何かしらの発信を続けることで僕らが抗っていくので、安心して心の赴くままに・・・と、言いたい強い気持ちと言えない弱い気持ち、正直、その両方があります(苦笑)

一同:()

 

 

――ツアーも可能な限り会場から配信をしたり、Chantyがそれぞれの場所に届けようとしている気持ちはしっかり伝わっていると思います。

芥:そうであったら良いですね。世界がどんな状況であっても、応援してくれている人達が少しでも誇れるような、安心できるような、居心地良く感じてもらえるような、そんな表現をしていきたいと思っています。

 

 

取材・文:富岡 美都(Squeeze Spirits/One’s COSMOS

 

====================

 

 <リリース>

 jk600

★Chanty10th Single
「色を失くしたこの街で」

M1 パレット
M2 君のいない世界
¥1,000 tax out


ライブ会場、通販、にて発売!



2021年1月1日よりlittleHEARTS.全店対象にて限定販売が決定!


オリジナル特典:秘蔵!メンバー別パレットファーストテイクフルバージョンDVD


※芥のみパレットとは違う楽曲での収録となります。


※ランダム配布となります


 

——————————-


Chanty「パレット」LIVEMV


https://youtu.be/T32NARnahY8
【公開REC】おしゃんの音源できるかな ~恥も誉も全部見せちゃうスペシャル~
https://youtu.be/unI6t8X29qs
Chanty「パレット」 メンバー全員で歌ってみましょう Full Ver.
https://youtu.be/Z-uBMfuErY4

 

====================

 

<ライヴ>

2021年01月24日(日)  高田馬場CLUB PHASE (ワンマン)
自家製新年会 ~ハイブリッドエディション~
OPEN 18:30 / START 19:00


前売り 3,500円 / 当日4,000円(D代別)


配信チケット ツイキャスプレミアム

1,740円


※配信チケットは後日発売

[出演]
Chanty

★チケット:2020年12月27日(日)


■購入ページURL
https://eplus.jp/sf/detail/3361630001-P0030001

[問]03-5911-2777

 

——————————-

 

■しゃらりらりららワンマンツアー芥生誕祭

2021年02月11日(木・祝) 長野市芸術館アクトスペース (ワンマン)

※4月29日、12月27日長野JUNK BOXの振替公演となります。

チケットに関しましては振替元チケットにてご入場いただけます。

公演当日まで大切にお持ちください。

OPEN17:00/START17:30


前売り 3,500円 / 当日4,000円(D代別)

[出演]
Chanty

★チケット:イープラス
・一般発売
12月1日~
※振替公演となります。お持ちのチケットはそのままお使い頂けます。

[問]ジャンクボックス 026-267-9120

 

——————————-

 

■「March Cup」-june cupの延期公演-

2021年03月04日(木)  TSUTAYA O-WEST

OPEN 16:15 / START 17:00


前売り 5,000円 / 当日5,500円(D代別)

[出演]
Chanty / KAKUMAY / グラビティ / ヤミテラ / ヴァージュ / Develop One’s Faculties / ミスイ

★チケット:
イープラス
1/23 10:00-


■購入ページURL
https://eplus.jp/marchcup/  

[問]03-5784-7088

 

——————————-

 

■Pierce to MIXROCK

2021年03月30日(火)  池袋EDGE

※6月29日の振替公演となります。

チケットに関しましては振替元チケットにてご入場いただけます。

公演当日まで大切にお持ちください
払い戻し情報に関しては改めて発表致します。

OPEN 18:00 / START 18:30


前売り 3,500円 / 当日4,000円(D代別)

[出演]
Chanty / 零[Hz]

[チケット]
後日発表
[問]EDGE 03-6907-1811

 

====================

 

★びじゅなびSHOPにてCD、DVD販売中♪★

https://artistmarket.jp/artists/chanty/ 

★Chanty OFFICIAL SITE★

http://chanty.jp/

★Chanty OFFICIAL Twitter★

https://twitter.com/chanty_news