2021年11月30日 (火)
★びじゅなび独占★【HOWL】真宵(まよい・Vo)ロングインタビュー!~1stシングル「絶景FLAGS」編~◆画像検索では辿り着けない「絶景」。今からだって、掴みに行こう──。
NEWS - 20:00:10びじゅなびでプッシュ継続中のHOWL!
11月24日に1st Single「絶景FLAGS」がリリースされました!!
この「絶景FLAGS」、びじゅなびでもぜひ推したい1曲になっているのですが、今回はびじゅなび独占でVocal.の真宵にインタビューを敢行!
妙に納得する(?)独特な名言も飛び出した、真宵解剖インタビューとなっています!
この作品にはどんな想いが込められているのか、ぜひ読んで改めて曲を聴いて、そしてライヴにも遊びにいらしてみて下さい♪
★真宵(Vo)ロングインタビュー★
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未来に向かっていくパワーを持っていました
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──3曲入りCD「絶景FLAGS」がリリースされました。制作にあたって、どんなテーマがあったのでしょうか?
真宵(Vo):絶景FLAGSは今年頭くらいに曲の原型があって、その時についていたサビのメロディから、歌詞は「あの日からずっと この心離してくれないモノ」以外無いなと思ってました。
曲冒頭の「ゼッケイヲミニイコウ」というフレーズが出てきた時に、この曲は内省的というよりは未来に向かっていくパワーを持っていたし、そこは大事にした方がいいなと思って作っていきました。
おまけにサウンドのスケールも全くこじんまりしなそうだったので(笑)、初披露は絶対に大きめの会場が良いと思っていて。
いいタイミングで3周年ライブが渋谷WWWに決まったので、そこに向けて作っていった感じです。
──渋谷WWWでの初披露では、真宵さんが大きな白い旗を持ってこの曲を歌われていたのが印象的でした。
真宵:あれ、思ったより重いんですよ。あと絡まないように動かしつつ、それがMV撮影のときも大変でした。
この曲を歌うときは旗を華麗に振り回しながら…というイメージがあったんですが、実際はそんな高度なスキルを持っているわけもなく、頭に旗が絡まったり色々ありました。
でもMVではいい感じですよね?
──もちろんMVも拝見しましたが、旗を動かすのが上手だなと思って観ていましたよ!
真宵:そこは、いいところを選んでもらえてよかったです(笑)
Music Videoでは、いつもお願いしてるcrap dollyさん・今回はライティングでNAIFFさんの協力もあって、かなりいい感じに仕上がりました。
今までで1番映像も綺麗ですよね。
●『絶景FLAGS』(MUSIC VIDEO)
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諦めたこともあるし、きちんと折れそうにもなった
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──「絶景FLAGS」というタイトルは、HOWLが“絶景フラグを回収する”ことを意味しているのでしょうか?
真宵:そうです。タイトルも、デモの段階から絶対これだって決めてたんですよ。
──「今からだって 掴みに行かないか」というフレーズが印象的でした。
真宵:ありがとうございます。そこは歌っていても、ちょっと泣きそうになる部分です。
諦めたこともあるし、きちんと折れそうにもなったし、遅れすらとっている。
夢は見るものの、いつのまにか折り合いをつけて素通りしていく人もきっと多いと思うんです。自分もそういうところがあったので。
でも、心を離してくれない「あの日」がそれぞれの心には住みついていて、そう簡単には逃がしてはくれない。
この曲が響くという人は、僕と似たところや似たような境遇の人が多いのかもしれません。
──歌詞中の「サビ ツギハギのダイジェスト」というのは、どういった意味なのでしょうか?
真宵:サビを、バンドでいう盛り上がっていた・熱量があった時期だとするなら、そういった時期ほど色んな人が注目してくれたり、活動の年表にまとめられるものだと思うんですけど、それって結局はダイジェスト映像で。
派手に切り取っているので、後でダイジェストを見た人はそれなりに満足するかもしれないです。
でも、僕らは現在進行系でバンドをやってるんだよっていう想いが強いんです。
全て完結してから漫画やアニメ、ドラマを視聴するタイプの方もいるとは思うんですが、「どうなるか分からない、先読みもできない、完結時期も分からない」というのがバンドの素敵なところだと思っているので。
──「君×僕で見れる世界 その場所=絶景」というフレーズについてもお聞きしても宜しいですか?
真宵:僕は思いっきり文系なんですけど、そもそもこのCメロ部分は数学っぽい要素を入れてまして…(笑)。
「何を引いても割り切れない その夢=天命」という部分は、コロナ禍でも普段の生活でも、色んなものを失ったりしても、結果最後まで残るもの。割り切れないもの。それが夢だったということと、「君×僕で見れる世界 その場所=絶景」というのは、僕の「絶景」という言葉に対する考え方です。
昔知ったアフリカの好きな言葉に「はやく行きたいなら一人で行け。遠くまで行きたいならみんなで行け。」というのがあって。
僕がそもそも見たい景色、絶景ってどんなものなんだろうって考えたときに、やっぱり時間はかかっても圧倒的なものを作りに行きたいという気持ちと、僕が一緒に見たい人と見たいという気持ちがありました。
誰かとその道のりを歩いたからこそ、絶景は絶景だと思える。
それに、その絶景はグーグル画像検索では絶対に辿り着けない。そんな想いを書きました。
節目節目でもワンマンのソールドアウト…つまり自分たちが掴みに行きたい「絶景」というものを何度も掲げながら活動していましたし、「絶景」というのは自分たちにとって大切なフレーズなんだと思います。
──4月8日にはバンド初の渋谷club asia公演が開催されます。
真宵:メルヘンオーディション「 /150」というタイトルなんですが、
近年オーディション企画・番組が多いですよね。
どの番組も夢を見るためのオーディションなんですけど、そもそもオーディションを受けられる資格や才能があるのかというところで苦悩する人もいると思うんです。
もちろんHOWLにも重なる部分なので、そこをテーマにライブを作っていく予定です。
初のasiaですし、気合い入ってます。「 /150」も必ず「150/150」にしてみせたいです。
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恋とは揚げ物。揚げ物とは恋です。
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──新作「絶景FLAGS」は、タイトル曲以外の収録曲も充実してますね。
真宵:そうですね。新曲といってもライブではガンガンやってたので、やっと音源として聴いてもらえる喜びがあります。
──2曲目の「無防備フライデー」は、どこか夏らしさも感じるポップな部分、真宵さんの揚げ物への想いが強烈な一曲です。
真宵:まさに!HOWLの夏曲として制作を進めていたので、夏感はあると思います。
何を言ってるんだって言われるかもしれないんですが、レジ前で揚げ物を我慢できない気持ちって好きな人に対する気持ちと似ている気がしたんですよ。
──何を言ってるんでしょうか?詳しく聞いてもいいですか(笑)?
真宵:はい(笑)!!基本的にいつも通りじゃなくなったり、冷静ではいられなくなるのが恋だと思っていて。
レジ前の揚げ物も同じで、買わなくていいはずなのに気付いたら店員さんに「これ下さい」と言ってる気がしたんです。
どう考えても冷静じゃなくなってますよね。
そういう意味で僕らは好きなモノの前で「無防備になる」んです。
恋とは揚げ物。揚げ物とは恋です。
──ありがとうございます!!名言が生まれましたね(笑)。
3曲目の「ボクラノシンフォニー」は、パンキッシュなロックチューンでありながらとても聴きやすいです。
展開の多さも、HOWLらしいなと思います。
真宵:ありがとうございます。今年4月に初披露だったので半年待たせてしまいましたが、ようやく音源化できました。
パンク要素が強いとどうしても暑苦しくなっちゃうイメージがあるんですが、かなりアレンジも秀逸ですよね。
サビが「wow oh woh…」というシンガロングというのも初だったので、作詞中はかなり悩みました。
少ない音数の中で、伝えたいことをできるだけ的確に当てはめられてよかったです。
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他ジャンルの音楽の刺激も、今の僕らに必要なこと
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──「絶景FLAGS」のリリースをきっかけにして、asiaワンマンに向けた動きもさらに大きくなりそうですね。
真宵:毎月無料枠ありのワンマンがあるので、是非遊びに来てほしいです。絶対に退屈も後悔もさせないので。
他には、12月9日には異文化交流として、他ジャンルのバンドさんとの対バンも予定されています。
あまり無い機会なので、この日はもうここぞとばかりにアピールし倒したいと思います。
──対バン相手のお客さんも取り込もうと?
真宵:そうですね。かなり先輩との対バンなんですが、なんとなくファンの方も含めて仲間になれる気がしていて。
それにasiaはロック箱というイメージもあるので、その場所で他ジャンルの音楽の刺激を受けられるのは今の僕らに必要なことだと思ってます。
閉鎖しているわけじゃないんですが、こうやって訪れる縁はV系だからこそ大事にしたいです。
──V系がほかのバンドとの関わりが作れないという課題は、確かに以前からずっと抱えてますよね。
真宵:他ジャンルだけじゃなくて、普段対バンでもよっぽどのきっかけが無い限り挨拶だけして「お疲れ様でした」というのが殆どの世界なんですよね。
それは、どうやらどのジャンルでも似たような事が起こってるらしくて。
じゃあ、そこをぶっ壊すじゃないですけど、同じような考えのバンドマンで集まって共鳴したいなという想いがあります。
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無条件にテンションが上がる言葉
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──1月からワンマンソールド企画「#HOWLしようぜ」が開催されます。
各公演に手売りチケットも用意があるそうで、4月の渋谷club asiaに向けて、大きな意味を持つシーズンですよね。
意気込みをお願いします。
真宵:はい。元々、「HOWLしようぜ」というのは僕がライブ中煽っている時によく言ってた言葉らしくて。
あんまりもう言わなくなってたんですけど、メンバーからすると頭に残る言葉だったみたいで今回のキーワードになりました。
ライブで聞く好きなバンドの「かかってこい」とか「いけるか」って無条件にテンション上がるじゃないですか。
いちいち頭で噛み砕いてから動かないというか。
そうやって頭空っぽにして楽しめる、笑える、遊べる空間をHOWLなりに作っていく、その第一声を「HOWLしようぜ」にしていけたらと思ってます。
僕ら自身もその言葉をきっかけに難しいことは考えず、全力でタガを外して暴れたいと思います!!
──ありがとうございました!!
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<ライヴ>
【ONE MAN LIVE】
<2021年>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
●メタナイト Premium Christmas Live 2021
2021年12月24日(金)渋谷Starlounge
※HOWLの出演はありません。
<2022年>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
●新春初詣ワンマン「共鳴ル初メ。」
2022年1月12日(水)池袋EDGE
●ゆうとBDワンマン「ROCK!!HERO!!」
2022年2月12日(土) 新宿clubSCIENCE
●真宵BDワンマン「一蓮托生」
2022年2月15日(火)渋谷Starlounge
●よっぴBDワンマン「よぴバサウルスTOKYO2022」
2022年3月1日(火) ZircoTokyo
●最大キャパワンマン「メルヘンオーディション『 /150』」
2021年4月8日(金)渋谷club asia
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【RELEASE】
★1st single「絶景FLAGS」
2021年11月24日(水) RELEASE
¥1,200(税抜)
収録内容:
01 絶景FLAGS
02 無防備フライデー
03 ボクラノシンフォニー
★発売記念イベント情報↓
https://howl-official.com/2281/
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