2021年12月18日 (土)
【ハイダンシークドロシー】「温かい雪」の季節に祝福の歌を。12月22日リリースの最新配信シングル『Neige chaleur』に覚えた幸福と感動。
RELEASE - 18:00:13イントロのギターの旋律に触れた瞬間から、目の前に雪が舞いだした。
その音色へ呼ばれるように「エグリーズ リュタンに手を引かれ」(教会 妖精に手を引かれ)と歌う谷琢磨の澄み渡る優しい声が、まるで聖歌のように響き渡る。
ハイダンシークドロシーが、12月22日に配信リリースするシングル『Neige chaleur』(ネージュシャルール)。
フランス語で「温かい雪」という意味を持つ。
時間にして数分だろう。でも、その短い時間の中、それはそれは至福の時間に包まれてゆく。
サビ歌の背景で響くトレモロ効果のギターの音色や、終盤、楽曲の背景で祝福の音を鳴らすように美しく鳴り響く教会の鐘の音。
何より、触れた人たちの心の内へと手を伸ばし、華奢な細い腕で優しく抱きしめてゆく谷琢磨の美しい歌声に、ずっと心溺れてたい気持ちでいた。
その音が止んでも、すぐにリピートしてしまう。繰り返し聞きながら、幸せなこの時へ永遠に触れていたい。
この歌の世界へ飛び込み、「硝子色の雪に 映る笑顔と笑顔」を見つめながらずっと幸せに浸っていたかった。
作詞を手がけた谷琢磨がフランス語を多用したのも、楽曲の持つ優しさへ寄り添う温かみを持った言葉としてフランス語の持つ響きを選んだから。
「解けない魔法のボノムドゥネージュ」(解けない魔法の雪だるま)、「ブラネージ 舞い煌めくパルピテ」(スノードーム 舞い煌めくドキドキ)など、日本語とフランス語が織りなす歌詞を愛しい人へ向け愛を届けるように谷琢磨が歌うことで、その言葉は音楽という魔法をまとい、触れた人たちに幸福と感動を与えてゆく。
谷琢磨自身も語っていたが、「温かい雪」とは矛盾した表現だ。
でも、なぜ「温かい雪」という言葉が相応しいと思ってしまうのか。それを言葉で伝えきれないのがもどかしい。
「温かい気持ちになる」「優しい思いに包まれる」など在り来りの表現ではすませたくない。
本当に「至福を覚える」とは、この歌に触れている間のこと言うんだなと感動を覚えるからこそ、言葉に言い現しきれない心の喜びを『Neige chaleur』に触れながら感じていただきたい。
最後に一つだけ。
この歌を最後の最後まで聞くと、『Neige chaleur』が何を祝福するために生まれたのかの答えが見えてくる。
フランス語のわかる方なら、その過程でも記された言葉からその意味を察してゆくだろう。
お世辞抜きに、毎年この季節が訪れるごとに触れたくなる、永遠に語り継ぎたい名曲が生まれた。
終わりに、谷琢磨の言葉を記したい。
「とても素敵な冬の歌が完成しました。
今の世界に大事な事って、人と人との気持ちの繋がりや温もり、温度だと思います。
冬の歌ということから、ちょっと矛盾した言い方にはなるけど、「冬の温かみ」を意識して歌詞と歌を録りました。
なので、そこを感じてほしいのが一つ。
これからも気持ちの繋がりという思いを表現の芯に置きながら、いろんな物語を紡いでいこうと思っています」
(谷琢磨)
TEXT:長澤智典
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<リリース>
★5th digital single 「Neige chaleur」
2021.12.22(wed) 配信リリース
デラックスエディションパック ¥500
アットワークスストアのみ
https://at-works-project.stores.jp
ダウンロード¥255~
各種主要DLサイトにて
サブスクリプション配信同時解禁
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