NEWS

2022年05月07日 (土)


【Ashmaze.】びじゅなび独占インタビュー&撮りおろしライブ写真!最新楽曲と初のワンマンツアーの振り返り。そして「葛藤」をタイトルに込めたバンド史上最大規模のワンマンに臨む彼らの想いを訊いた!!

NEWS - 09:00:39

始動発表から注目を集め本格的に活動を開始!というタイミングで新型コロナウィルスがライブというバンドにとっての日常を奪い去り、モチベーションの維持すらもバンドにとっては難しい情勢の中「Ashmaze.」はその活動を止めることなく突き進んできた。

 

まだコロナ禍は完全に収束してはいないが、その中でできる事に挑戦し続け活動も3年目を迎える。

 

最新シングルとなる「INNOCENCE」と2周年のツアー、ワンマンとなった「Black Jack」を振り返りつつ、本日からチケット発売となるバンド史上最大規模で行われるワンマン「AMBIVALENCE」について話を訊いた。

 

====================

 

◆昨年の初ワンマンツアーファイナルで先行公開されたシングル「INNOCENCE」は今までの作品に比べると、曲の全体像がシンプルかつストレートに感じたのですが、なにか理由がありますか?

 

双真:歌詞に関してですが本来、新約聖書だったりモチーフを更に入れようかと試行錯誤していたんです…(笑)。

詩結から分かりにくすぎるとアドバイスをもらい、無駄を削ぎ落としていった経緯があります。

構成に関しては諒が原案を持ってきて、ワンマンツアー中に相談しつつ構成とメロを決めていきました。

 双真1

諒:まずあんまりゴチャついてなく、シンプルで乗りやすい楽曲を作りたいと思っていました。

そして、コロナ禍が明けた時にみんなで声を出して歌える曲を作りたい。

それが根底にありましたね。

諒1 

詩結:もう少しバランスを模索しようと考え出した時期だったんですよね。

始動時はとにかく“俺はこうだ!”のぶつけ合いだったんですけど、そういうところが全く無くなっても面白くないし。結果的に各メンバーの個性は発揮しつつもストレートなメッセージ性がより際立つようになったんじゃないかな?と思います。

 

 

◆現在のヴィジュアルは「いかにも」な装いながら、今までになかった「白」という色に目がいくのですが、何故白を選んだのでしょうか?

 

双真:邪な考えかも知れませんが、単純に白い衣装で軍服のバンドってあまり観た事がないので、目を引くんじゃないか?というのが最初の理由だった気がします(笑)。

また、「INNOCENCE」のテーマでもある「祈り」と「理不尽に対する怒りが」が白と上手くマッチしていると感じてます。

 

S1TK:白いいっすね〜ってなったのですが白い衣装って汚れやすくてお手入れが大変なのでまじお勧めしません!

S1TK1 

詩結:気づいたらS1TKだけクリーム色になってたりして(笑)。

 

 

◆「INNOCENCE」を制作している時のエピソードがありましたら教えて下さい!

 

双真:実はワンマンツアー中に制作が重なるスケジュールだったのですが…ホテルや移動中ひたすらパソコンと向き合って、メロや歌詞を考えていました。

また、サビの頭の「神よ聞こえるか?」は、生まれ故郷の熊本を散歩している時にふっと湧いてきました。自分の生まれた病院等も見た時に降ってきたのである意味天啓だったのかな、とロマンチックに語ります(笑)。

 

諒:制作期間中にBlack Jackツアーが始まっていたのであまり時間のない中、家で考えてると煮詰まってしまって、深夜に鼻歌を歌いながら近所をグルグル散歩しながらイメージを膨らましていきました。

 

S1TK:中間部分に何か入れたいと双真が言っていたのでノリでドラムソロ入れよーぜーって言ったらいいっすね〜ってなったので入ったという経緯があります。福岡でのワンマンの時だったかな!

ギターソロとかベースソロあって羨ましーと思っていたのでよかったです!

 S1TK2

 

◆2周年とも重なったツアーファイナルのWESTワンマン、そしてまだまだコロナ禍の最中にも関わらず各地で大反響でしたが、ワンマンツアーを終えてみての感触はいかがでしたか?

 

諒:僕は広島生まれ広島育ちの人間なので、コロナ禍ということもあり、なかなか気軽には都内に足を運んで来れないファンの子達の気持ちもすごくわかるので、沢山会いに来てくれた子達、新たにAshmaze.を観てくれた人達はもちろんですが、久しぶりに見てくれた子達が嬉しそうな顔をしていたのが印象的ですね。ファイナル公演もAshmaze.5人だけではなく、その各地方の想いを乗せてO-WESTに立てたような気がしていて。ファイナルのO-WEST公演は個人的にAshmaze.史上最高のライブだったと感じてます。

諒2 

詩結:僕らは始動間もなくコロナ禍で足止め状態だったので、最初期に見てくれたきりの人達や、ライブの無い期間に知ってくれた初めましての人達も実際に目の前で待っててくれたのが嬉しかったですね。

ファイナルでは各地を回って地力を上げたバンドの姿を、いつも応援してくれてるファンにもしっかり見せられたんじゃないかなと。

とはいえ21公演の中にはまだまだ集客的には寂しい場所もあって。

それはそれで個々の熱量をより高く感じて楽しかったりもするんですけど(笑)、そこに甘えずきちんと結果を残せるよう、今後も全国各地、海の外まで攻めて行きたいです。

 詩結1

 

◆2022年は自主企画を含めツーマンイベントが目立っていた様に思えるのですが、バンド的に意図があったのでしょうか?

 

Яyu:コロナ禍でなかなか対バンができなかった分カッコいいバンドさんをそれぞれメンバーでピックアップしました。もちろん自分達を知ってもらう意図は最初ありました。

 Яyu2

 Яyu1

 

 

詩結:単純にコロナ禍で多数バンドが出演するイベント自体が減ったのもありますけど、

やはり2マンの方がバンドもファンも“今日はこことやるぞ”って感覚が強いと思うんですよ。

あまり数が多いと“たまたま同じ場所に色んなバンドが居るだけ”みたいに感じる時もあって。

“今日、誰が居たっけ?”なんて思ってしまうようでは“対バン”という感覚ではないというか。

最近ではコロナ禍の影響でイベントのチケット代も上がっている上に、混雑回避の為といった兼ね合いもあって目当てのバンドを見たら早めに出るのが半ばマナーになっているような節も感じますし…となると、やはり1バンドごとのライブ時間が長い方がバンドもファンもみんなハッピーかなと。

とはいえ先日久々に5~6バンド出演するツアーに参加させていただいて、他のバンドのメンバーさんとのコミュニケーションだったり、色んなバンドを間近で見て得る気づきだったり、そういったイベントの楽しさもそれはそれで再認識しました。

自分たちにとって意味がある、と思ったら今後もバランスを見つつ参加させていただきたいなと思っています。

 

 

◆今月にはGt.詩結さんのバースデーワンマンがありますが、普段のライブと違う仕掛けはありますか?

 

詩結:長尺のギターソロタイムなんて聴けちゃったりするかもしれません。

新曲制作の合間を使って、実はもう2ヶ月以上前から用意してるんですよ(笑)。

事前にしっかり準備しないと不安なタイプなので…。

全然ロッカーじゃないですね(笑)。

詩結2 

 

◆そして6月にはバンド史上最大規模のワンマン「AMBIVALENCE」が控えていますが、タイトルに込められた意味は?

 

双真:まず「AMBIVALECE」には“二律背反”と言った意味合いがあるのですけど。俺は“葛藤”と解釈をしてます。

このご時世ライブをやる事や行く事はガイドラインを守っているとはいえ、是としない風潮が未だにあるじゃないですか?様々なバンドやファンの方も其々何かしらの葛藤を抱えていると思うんです。

そんな状況だからこそ、相応しいタイトルだと思います。

…実は、色々意味合いを持たせてますが。

一つ分かりやすいものとして、この状況下で最大キャパに挑むAshmaze.の葛藤を乗り越える様を表現したいと考えています。

また、次に出す新曲のテーマにも含まれているモノなので、バンドの世界観の更なる進化にも期待して欲しいです。

最後に全国ネットで“来て下さい”なんて…胸張って言えないですけど、6/11シャングリラで待っています。

双真2 

 

 

文章・インタビュー:神崎 要

写真:Cathy

 

====================

 

【OFFICIAL SITE】https://www.ashmaze.com/

【OFFICIAL Twitter】https://twitter.com/AshmazeOfficial

【Ashmaze. Online Shop】https://ashmaze.buyshop.jp

====================

◆ONEMAN

——————————

Ashmaze. Presents 詩結Birthday ONEMAN「SPACE SEAL」

5.22(日) 池袋EDGE

OPEN18:00 / START18:30

前売¥4,500 / 当日¥5,000

・チケットe+ 4.23(土)10:00~

https://eplus.jp/sf/detail/3517160001-P0030001

——————————

Ashmaze. Presents ONEMAN LIVE 「AMBIVALENCE」

6.11(土) 下北沢シャングリラ

OPEN17:00 / START17:30

前売¥4,000 / 当日¥4,500

・チケットe+ 5.7(土)10:00~

https://eplus.jp/ashmaze0611/

——————————

◆3rd Single

——————————

【発売日】2021年12月22日(水)

【タイトル】「INNOCENCE」

【収録曲】

1.INNOCENCE

2.Q

3.INNOCENCE -Instrumental ver.-

4.Q -Instrumental ver.-

[DVD]

1.INNOCENCE MV FULL

2.INNOCENCE Behind The Scenes

(オフショット映像)

【品番】AMRCD-007 + DVD

【価格】¥2,000+税

——————————