2022年10月07日 (金)
【ライヴレポート】<HOWL 4th Anniv. One ManLive『 共 鳴 震 域 』>2022年10月2日(日)渋谷Ring◆「俺たちはいつだって挑戦して、挑んで、あなたのエネルギーになれるライブを用意して待ってる!」
NEWS - 13:24:31HOWLの結成記念日となる10月2日、渋谷にあるRING(旧Glad)というライブハウスにて結成4周年を記念する「共鳴震域」が開催された。
定刻を過ぎた頃、4周年を記念する特別な金色の衣装に身を包んだメンバーがステージに登場した。会場にはHOWLを祝うべく、“はうるんるん”が大勢駆けつけた。季節外れの残暑を、さらにアツくしたライブの模様をお伝えしたい。
「一寸先の闇を」とアカペラで真宵(ボーカル)が歌い始め、「An inch ahead」からライブは幕を開けた。段がついた会場なのだが、どこのフロアも“はうるんるん”でいっぱい。新しいヴィジュアルでさらにカッコ良くなったメンバーに、会場のボルテージは既に上がりっぱなしである。
続く「PRAYER」。こちらも会場に光るキラキラリングがなんともおめでたい空気をさらに盛り上げている。始まる前に「緊張してきた…」と言っていたメンバー、初めての会場ということもあり、動きにも気合いが入っているように見える。
ライブ定番曲が続き、「先天性君症候群」が披露された。マイクスタンドを使った真宵のパフォーマスも見所の1つだ。「踊ろうか!」とサビ前には真宵が叫び、会場が一つになる。
「ARE YOU READY?!」と真宵が煽り始まった「UNVENUS」。真宵のボーカルが入る前はドラムソロが披露され、結成記念の特別なライブならではのパフォーマンスも見せた。曲中ではよっぴ(ギター)が「おい!おい!」と会場を男らしく煽りまくる。さらに「迷宮ディスコニック」をたたみかけ、メンバーの緊張も徐々に解けてきているのが感じ取れる。
これまで結成記念は大きな会場に挑んできているHOWL。昨年は同じく渋谷のWWWだったが、その頃より、大きな背中になっているメンバーに出会えている気がした。
ここで本日1回目のMCを挟む。「こんばんは、HOWLです!」と安定感のある挨拶から手短くMCをまとめ、「一緒に盛り上げようって言ったけど、次の曲、みんなのためにというよりはメンバーに対して歌いたい曲です。」と「愛情絶対値」へと繋げた。
「どうしようもない僕のことを 選んでくれた君へと全てを捧げよう」「最後の日もほら 肩を組んで歌うような 誰にも壊せやしない そんなかけがえない関係値を」と、真宵から大切なメンバーであるよっぴ(ギター)、ゆうと(ベース)、yuki(ドラム)へのメッセージが詰まった心温まる1曲を、大事な記念日に送り届けた。
続けて、「Mr.Moonlight」。「永遠じゃなくても 夢をまだ見れるなら この世界も 捨てたもんじゃいだろ?」と投げかけるこの楽曲。まだまだHOWLは夢の途中。きっと捨てたもんじゃないに違いない。
ここから会場をヘドバンの嵐に変えていく「ENIGMA」が始まった。「極楽浄土」が続き、会場がさらに熱くなっていく。ゆうとも“はうるんるん”と楽しそうに遊んでいる。
そしてここからは可愛いHOWLへ大変身!
「渋谷!今日、声出せるんだぜ。」と下手、センター、上手と順に煽る真宵。
「生きてるか??次の曲は欠かさずやってる曲、つまり頑張って生きてる俺らを1番見てくれてる曲だってことだ!」と「生きてるだけで褒められたい。」が始まる。メンバー全員がマイクを取るこの曲。トラブルやアドリブもなんその!!ほんわかしたHOWLの空気感が、会場にも溢れていた。
続けてこちらもライブ定番曲、「honey♡drunker」。「今夜はとことん踊っていこうぜ!」と真宵が煽り、始まった。ここでステージ前方のお立ち台に出でくるよっぴとゆうと。仲が良いのが伝わってくる。ステージをところ狭しと駆け回る。yukiも安定したリズムでメンバーを支えている。4人のバランスが取れていることを感じさせる瞬間である。声出しが可能となり、メンバーコールも繰り広げる。“はうるんるん”も思い思いにメンバーの名前を叫ぶ──ライブならではの楽しい瞬間だ。
続いて「evergreen」。「せめて桜色したその胸の想いが 寄りかかれるような 君にとって色褪せない場所になれたなら」と歌詞にあるのだが、きっとそんな素敵な場所をHOWLは作れているのではないかと、感じられた。
“はうるんるん”からの鳴り止まない声援をバッグに「メルティナイト」が始まった。しっとりとした楽曲を奏る。HOWLの楽曲の幅の広さには、毎回驚かされる。かっこいい表情で楽曲を届ける4人が心強く目に写る。
「どこで知ってくれた、どこが好きかは分かんないけど、好きだからここにいてくれてるんだよね」と真宵が尋ね、「大好き」と客席から声が飛ぶ。
「10月2日、時間を俺たちに委ねてくれたってことで、最後までお付き合いお願いします。今日という365分の1日を捧げてくれたあなたに捧げたい。聴いてください、『1/365 day』。」と、本日誕生日を迎えたHOWLへ、お祝いソングを披露。
もともと、お誕生日が苦手だった真宵。この曲が出来て、今年2月のゆうとの誕生日から披露されているが、きっと誕生日への気持ちが変わってきたのではないかと感じられた。HOWLのお誕生日にこんなにたくさんの“はうるんるん”が駆けつけているのである。きっと素敵な1日だと感じられていることだろう。
「今日イチの声聞かせてくれるか?」とよっぴが問いかける。yukiも立ち上がり、会場を煽る。「今日みんなのこと全肯定できなかったら、化けて出ちゃうぞ!」と真宵が話し「ボクは全肯定霊。」が始まった。ここからは楽しいHOWLゾーンである。サビ前でフロント3人が「お化け」ポーズで格好をつけるのも、見ていて微笑ましい。
「ふぁぼって人生。」が続き、会場は「ふぁぼ」でいっぱいの幸せ空間になっていた。「渋谷!へい、お待ち」とゆうとの掛け声で「今夜はチャーハン♪」へ。真宵のチャーハンへの愛に溢れた楽曲である。会場も思わず笑顔になってしまっているようである。センターのお立ち台によっぴが飛び乗り、「無防備フライデー」が始まった。HOWL最大難易度のフリを難なくなこなす“はうるんるん”から、HOWLへの愛を垣間見た。
ここのMCではメンバーがお喋りする。yukiは“はうるんるん”から名前を呼んでもらっているのだが、「ふざけてるやついるなぁ(笑)」と納得がいっていないご様子。そこから、集まってくれた皆さんに感謝や、思いを伝える。
ここ最近、バンドを楽しいと思える瞬間がいくつかあって、このメンバーでバンドが出来ていて、感謝しているようである。また今日のために用意したドラムセットにも触れる。ギターのよっぴからは「六本木のスイカ」と言われていた。次はゆうと。言うことがまとまっておらず・・・。「今後もご贔屓にお願いします」と思いを伝え、会場を笑顔でいっぱいにした。
次はよっぴ。感謝とこれからについてのことを話した。変わらないものがないことに不安はあるが、かっこいいライブして活動してれば会えるんだなと思ったと伝えた。最後は真宵。まずは感謝を伝えた。今日が終わっても、元気がなくなったらいつでも遊びに来て欲しいと伝えた。
「次の曲は、1番歌ってて心が動く曲です。」との説明で、未発表曲「いきたくない」が披露された。ここまでのゆるかったり、ほんわかした会場の空気を変えた。
「きみのいない明日なんてね いきたくないよ」と、会場に集まった1人1人にまるで伝えるように演奏された。3周年ライブの際に、「いきたくない」がエンドロールで流れていたのが、もう1年前なのかと時の流れの速さを痛感させられた。最後に真宵の声が震えていたのが印象的だった。
「気ままに作品を作るだけも良かったけど、何か目指す場所も決めたことで出会えた人も沢山いた。このライブも、たくさんの人が携わって出来てる。だからこそ、1番近くで見てくれているみんなに夢を見てもらいたくて決めました。2023年5月2日、渋谷O-WEST!!」と「絶景FLAGS」を届ける。
年内もツアーが決まっているが、来年の約束はまだだったHOWL。ここで大きな約束をすることになった。偶然にも3周年から大きなワンマンは渋谷でやってきたわけだが、ついにHOWLがO-WESTに立つことになる。
「今日からまた走り出す!俺たちはいつだって挑戦して、挑んで、あなたのエネルギーになれるライブを用意して待ってるからな!」と、会場にいる人にはもちろんだが、離れてしまった人にも聞いてもらいたいメッセージを届け、「#prologue」へ。
途中、よっぴは座って、まるでフロアの“はうるんるん”と目を合わせながら、演奏しているように見えた。もちろんステージとフロアという違いはある。でもきっとHOWLがかっこいいバンド、大きくなってもらいたいと思っているのは、会場共通の思いなのではないだろうか。
最後のサビでフロント3人がステージのセンターに集まり、真宵がyukiに目くばせをし、素敵な空間を作っていた。ラストは「メロドラマ」。「また笑顔で再会するための約束の曲です!会えないかもしれないけどさ、無責任かもしれないけど、約束して帰るからな!」と真宵が話したが、きっと来年の5月も素敵な空間が繰り広げられると確信できる最後だった。ぜひ、来年、HOWLの挑戦を見届けてほしい。
「4周年、一緒に過ごしてくれてありがとう!次に俺たちが旗を立てに行くのはO-WEST!絶景見にいこうぜ!!共鳴(ハウル)しようぜ!!!」と熱い思いが届けられた。
HOWLは年末まで沢山の予定が立てられているが、会場では新たな約束をした。新春ワンマン、O-WEST、2023年のツアー、最新写真、3rd SINGLE、まだまだHOWLの快進撃は止まらない。
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<セットリスト>
-OPSE–
1.An inch ahead
2.PRAYER
3.先天性君症候群
4.UNVENUS
5.迷宮ディスコニック
-MC–
6.愛情絶対値
7.Mr.Moonlight
8.ENIGMA
9.極楽浄土
10.生きてるだけで褒められたい。
11.honey♡drunker
12.evergreen
13.メルティナイト
-MC–
14.1/365 day
15.ボクは全肯定霊。
16.ふぁぼって人生。
17.今夜はチャーハン♪
18.無防備フライデー
-MC–
19.いきたくない(未発表曲)
20.絶景FLAGS
21.#prologue
22.メロドラマ
Live photo by 千佳 @cka_photo
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<ライヴ>
【ONE MAN LIVE】
■2022年■
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●HOWL HALLOWEEN ONE MAN LIVE「彼と私の秘密の庭」
10月25日(火)渋谷REX
https://howl-official.com/schedules/10692
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●HOWL X’mas TOUR「笑顔に1番近い場所」
12月5日(月) 浜松force【静岡】
12月6日(火) 今池3STAR【愛知】
12月12日(月) 立川BABEL The Rock Tower【東京】
12月15日(木) DOMe柏【千葉】
12月21日(水) BARI-HARI【滋賀】
12月22日(木)心斎橋CLAPPER【大阪】
12月25日(日) 渋谷スターラウンジ【東京】
https://howl-official.com/contents/63800
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●メタナイト LAST ONE MAN LIVE「メッ!!!!」
12月24日(土) 渋谷Star Lounge
https://howl-official.com/schedules/10702
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■2023年
●HOWL新春フリーライブ「酔えば原宿、奏でるは共鳴の宴」at 原宿RUIDO
2023年1月4日(水) 原宿RUIDO
https://howl-official.com/contents/69264
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●HOWL ONE MAN LIVE TOUR 2023 「アンダーテイカー」
2月12日(日) 名古屋 今池3star(ゆうとバースデー)
2月13日(月) 静岡 浜松FORCE
2月15日(水) 広島 SECOND CRUTCH(真宵バースデー)
2月16日(木) 福岡 Live House 秘密-Himitsu-
3月1日(水) 大阪 アメリカ村CLAPPER(よっぴバースデー)
3月2日(木) 京都 MOJO
3月20日(月) 千葉柏DOMe
3月28日(火) 立川 BABEL THE ROCK TOWER
4月4日(火) 北海道 Crazy Monkey
4月18日(火) 新潟 CLUB RIVERST
4月19日(水) 仙台 仙台SpaceZero
https://howl-official.com/contents/69263
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●HOWL ONE MAN LIVE 2023 「ロゼッタ=ストーン」
5月2日(火)渋谷o-west
https://howl-official.com/contents/69263
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<RELEASE>
★3rd Single「ヴィランの仔猫」
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[収録楽曲]
01.ヴィランの仔猫
02.笑顔に1番近い場所
03.-宇宙世界–
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[発売日]2022年11月29日(火)
リリース詳細、インストアイベント詳細はこちら
https://howl-official.com/contents/69162
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リリースに伴い、アーティスト写真も更新!!
▲Vocal.真宵
https://twitter.com/myi_howl
▲Guitar.よっぴ
https://twitter.com/yoppy_howl
▲Bass.ゆうと
https://twitter.com/yuto_howl
▲Drums.yuki
https://twitter.com/yuki_howl
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OFFICIAL WEBSITE
公式 @HOWL_staff
Vo.真宵:@myi_howl
Gt.よっぴ:@yoppy_howl
Ba.ゆうと:@yuto_howl
Dr.yuki:@yuki_howl