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2015年08月30日 (日)


【ライブレポート】★「COMMUNE Vol.1」大阪公演@なんばHatch★音楽の衝突が生み出すものとは? DANGER CRUEが送る、新しいイベントの幕開け。

REPORT - 19:51:39

MUCCのギタリスト・ミヤが指揮を取ったライヴイベント「COMMUNE Vol.1」の大阪公演がなんばHatchで開催された。

本イベントは44MAGNUMを筆頭にD’ERLANGERやL’Arc~en~Cielなど数多くのロックバンドを送りだしてきた音楽プロダクション・DANGER CRUEが、今年大阪と東京で新しく始動させたもの。

大阪公演の出演バンドはMUCC、D’ERLANGER、ギルガメッシュ、DEZERT、摩天楼オペラの計5組。たんなるV系イベントではない、レーベルの先輩後輩による仲良しイベントでもない。

世代だけでなく、音楽性やライヴスタイルが異なるアーティストたちによる、“音のケンカ”は凄まじい迫力の連続だった。

 

イベントのトップバッターを飾ったのはギルガメッシュ。

“切磋琢磨し、凌ぎを削る! ロックバンドとしてあるべき姿を見てほしい!”と「evolution」でライブスタート。

初っ端から重厚感あるバンドサウンドでオーディエンスを圧倒させる。

 

続く摩天楼オペラは「Psychic Paradise」など、際立つメロに荘厳なサウンドを合わせ美しい音世界を奏でていく。

最若手であるDEZERTは、イベントテーマである「発狂」をまんま音にしたような、ヒリつく音群でオーディエンスに勝負を挑む。

そして、D’ERLANGERは「Angelic Poetry」「CRAZY4YOU」と、圧巻のステージングで他出演者にはない剛毅なサウンドで観客を魅了していった。

 

すべての出演者のステージを観て、どう感じ取ったのか…。

トリであるMUCCのライブはいつも以上に大きな迫力と緊迫感を持ったものだった。

「睡蓮」を皮きりに、「茫然自失」「遺書」など新旧織り交ぜたナンバーを次々に披露。

ステージに立てば、そこに先輩や後輩なんてものは存在しない。ただただ全力で自分たちの持つ力を出し切るだけ。

全8曲、フルスピードで駆け抜け全てのステージが終了した。

 

互いのすべてを出し合い、音で、パフォーマンスで勝負を繰り広げてきた5組の出演者たち。

火花を飛ばし合った先に、何か大きな爆発が生まれるのか…。イベントはまだ始まったばかり、これからの展開に期待したい。

 

また、9/5には「COMMUNE Vol.1」の東京公演として新木場Studio Coastでの開催も予定。

これから始まる「COMMUNE」の幕開け、ぜひとも生で体感してほしい。

 

TEXT:黒田奈保子
PHOTO:小坂和義

 

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COMMUNEオフィシャルサイト http://www.danger-commune.jp
ハッシュタグ #DC_COMMUNE

 

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< COMMUNE Vol.1 > チケット好評発売中!!
◆9月5日(土) 新木場 Studio Coast
OPEN 15:30 START 16:30
【出演】 MUCC、D’ERLANGER、ギルガメッシュ、DEZERT、NOCTURNAL BLOODLUST
【チケット料金】前売¥5,000 当日¥5,500

e+、ローソンチケット(0570-084-005/L:77223)
チケットぴあ(0570-02-9999/P:270-228)
(問)DISK GARAGE 050-5533-0888