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2016年09月12日 (月)


【ライブレポート】<“Visual Parade” Extra at Summer’16>8月20日(土)21日(日)渋谷 TSUTAYA O-WEST★2日間に渡り満員御礼、スペジャルコラボも連日登場!

REPORT - 21:00:28

 

8月20日(土)と21日(日)の2日間に渡り、渋谷 TSUTAYA O-WESTを舞台に「“Visual Parade” Extra at Summer’16」と題したイベントが行われた。


20日に出演したのが、葵-168- / アンティック-珈琲店- / DIV / HERO / mitsu。


21日には、アンティック-珈琲店- / FEST VAINQUEUR / Black DASEIN / THE MICRO HEAD 4N’S / Mix Speaker’s,Inc.が登場。


両日ともライブ終了後の転換時に「Stuppy」編集長”ぽっくん”による出演アーティストとの、夏の思い出をテーマにしたトークも行われた。

 



20日のステージのトップを飾った葵-168-は『requiem』や『雪月花』など激しい表情から、儚さ抱いたバラードの『蜃気楼』、妖艶さを持った『SCANDAL』、ポップに弾けた『スピカ』など、枠に捕らわれない幅広い音楽性を提示してくれた。


アンティック-珈琲店-は、最新シングル『生きるための3秒ルール』や大黒摩季のカバー曲『熱くなれ』を突きつけ場内に熱気を巻き起こせば、『スマイル一番イイ♀~2016ver.~』ではお馴染みの掛け合いを作り出してゆく。

最後にぶつけた『千年DIVE!!!!!』の頃には、観客たちのブンブン振り回すタオルにより、会場全体に熱気が攪拌されていた。


元ν[NEU]のヴォーカリストだったmitsuが、中盤に登場。透き通る歌声と心地好いメロディーを這わせしっとり『Naked』を歌えば、キラキラとした輝きを与えた『蛍』や疾走感満載な『エトリア』を提示。

最後に届けた『For Myself』に詰め込んだmitsuの想いが、嬉しく胸を揺さぶってくれた。


10月に解散の決まったDIV。彼らのライブは牙を剥いた攻撃ナンバー『ANSWER』からスタート。

一転、DIV流ダンスロック『神様がもしいるなら』を通してフロアをディスコ空間に塗り替えれば、『イケナイKISS』や『ゴールデンキネマ劇場』を通し、場内にモッシュ生まれる大暴れの風景を描き出していた。

 


トリを飾ったHEROのライブは、場内の人たちが肩を組みはしゃぎ続けた『カントリーロード』からスタート。

場内をモッシュ空間に染め上げた『ALIVE』。「大きな声で」「出てこいやー」の掛け合いも楽しい『超過激愛歌~Super Ultra Love song~』など、終始笑顔が生まれ、トリに相応しいステージングをHEROは見せてくれた。


止まぬ熱狂に応えたアンコールでは、葵-168-の葵、アンティック-珈琲店-の輝喜とゆうきも飛び入り参加し、”ヴィジュパレ”のお題でJINがトークで会場を爆笑にさせてから、HEROの楽曲『ソプラノ』を演奏。


世代の近いアーティストが集まった日になり、最後に微笑ましく感じたセッション風景を見れたのも嬉しいサプライズだった。





2日目となった21日のライブは、FEST VAINQUEURからスタート。

いきなり観客たちを熱狂に巻き込んだ『ペルソナ傷女』から幕を開けた。HALの甘くセクシーな歌声と重量感あふれた演奏が重なり、危険な匂いを放った『FANG』。

『現代的疑惑都市`DOUBT!’』ではHALとギターのGAKUがキスを交わしたりと、熱狂のみならず、妖しく過激な面も彼らは見せていた。


THE MICRO HEAD 4N’Sは、切なくもノスタルジックな世界観を描き出した『星に願いを』からライブをスタート。

シンガロングナンバー『NOCTURNE』や無数の拳が突き上がった『Curtain Call』、『MONSTER’S ROAR』では ヴォーカルのNimoがモンスターと化し、観客たちを煽っては、場内へ暴れ奉る空間を導き出していた。

強烈な存在感と迫力には、まさに貫祿という言葉がピッタリだ。


場内に異空間を作りあげたのが、Mix Speaker’s,Inc.。

『Carni=balism』が連れ出したのは絶望渦巻くレストラン。

彼らは、観客たちを闇の宴へと導いてゆく。奇妙なダンスに興じた『ドクロKITCHIN』。

闇と光の交錯する世界に恐怖と好奇心を覚えた『Ghost gate』。

最後に届けた『MONSTIME ~long ver.~』では、ヴォーカルのMIKIとベースのseekがパートを入れ代わる場面も加えながら、場内に狂喜な物語を描きあげていった。


ヴォーカルの力(Ricky?)が黒いバットを振り乱し、厳つい武装した恰好の集団を引き連れ、ステージに乱入。Black DASEINとは、黒とDASEINをこよなく愛し、コピーしているバンド。

舞台上から轟かせたのは、『Yの黙示録』や『黒細胞』など邪悪な匂いを満載した楽曲たち。

『黒細胞』では、「Black細胞!」の連呼で場内を煽り(途中STAP細胞!やSMAP解散と聞こえたような聞こえないような…)、熱狂へと連れてゆく。

中では『I miss you』のような開放的なポップナンバーも披露しつつ、終始邪悪な匂いを放ちながら、イベントに黒い暴風を巻き起こし続けていた。


トリを飾ったのは、連日登場と勢いづいているアンティック-珈琲店-。

この日も『千年DIVE!!!!!』『生きるための3秒ルール』、大黒摩季のカバー曲『熱くなれ』、『スマイル一番イイ♀~2016 ver.~』などお馴染みの楽曲を突きつけ、フロアを開放的な熱狂空間に染め上げていた。

他にもこの日は、あえて季節を逆行するように桜ソング『Cherry咲く勇気!!』や、初期の人気ナンバー『逃避回路~2016ver.~』も演奏。

終始、笑顔の花咲く最高のライブ空間をアンティック-珈琲店-は届けて本編を閉めてくれた。


アンコールでは、アンティック-珈琲店-のメンバーを軸に、出演バンドのヴォーカリスト全員が舞台に登場。

全員で大黒摩季の『熱くなれ』を大セッション。

会場中を祭りの風景に染め上げ、ブチ上がっていった。

そうそう、Black DASEINの力(Ricky)の腕には大黒の文字が。それに気づいたアンティック-珈琲店-のみくがしっかり突っ込みを入れていたことも報告しておこう(笑)。



 

2日間に渡り行われた「”Visual Parade” Extra at Summer’16」。

このシリーズ、次はどんな顔ぶれで、どんな楽しいセッションが飛び出すライブを見せてくれるのか!?

現在絶賛次回の調整中とのこと。

次の開催も楽しみに待っていてほしい。

 

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★出演アーティストの最新情報はこちらから★

葵-168-
http://aoism.com/

 

アンティック-珈琲店-
http://www.ancafe-web.com/

 

DIV
http://www.div-official.com/

 

HERO

http://hero-izm.com/

 

FEST VAINQUEUR
https://www.festvainqueur.com/

 

Black DASEIN
http://hyperneosoloist.com/ricky/

 

THE MICRO HEAD 4N’S
http://themicrohead4ns.jp/

 

mitsu
http://www.mitsu-official.com/home/

 

Mix Speaker’s,Inc.
http://www.mixspeakersinc.com/pc/