2024年01月09日 (火)
★びじゅなび独占対談★【MAMA.presents. VISUAL NEW SPIRIT.】<後編>2024年1月30日(火)新宿BLAZE◆音楽的思考や毛色の異なるバンドが“同世代”、あるいは“SPIRIT”という旗の下に集った理由とは──。
NEWS - 20:00:52
──MAMA.presents<VISUAL NEW SPIRIT.>ヴォーカリスト座談会後半戦となりました。前回は世代間の仲間意識と、異様な不揃い感が生むバチバチした空気が印象的ですが。“仲間論”というところにもなるのかと思いますが、勝負論ももちろんありますよね。下世話な話ですけどよくありがちな動員が~みたいなところには収まってないですよね今回。
命依:そう。そういうことじゃないんですよ。
伐:最近のバンドマンって数字かぞえるのが好きなんですよ。
命依:好きだよね~
伐:算数大好き野郎なんですよ。
命依:キャパシティとか動員数でライバルなんて思わないですからね。くだらない。
大角:もし、相手のお客さんを奪えたとしてそれでOKはあまりに短絡的じゃないですか。今回MAMA.が主催した意義を受け止めるのであれば、一時的にどっちにお客さんが流れた…とかそういう刺激は大歓迎なんですけどそこでおしまいじゃないよね。そういう流動を何度も繰り返せばいいし、やっぱり俺は仲間意識ってこの6組なら絶対に持っていたい側なので、ライバルだから倒しに行くけど倒してそこで満足にはなれない。
──見放したくはない。
大角:もし万が一(対談記事前半参照)命依くんが言うところのプラスに転じたバンドに自分たちがなれたら他のバンドのことも引っ張りあげたい。それがnuriéなのかはわからないですけど、自分が良ければいいだけだとこのイベントの意義に反してるし、結局シーンの停滞を続けるだけかな。男としてダサいことはしたくないんですよ。
命依:そう。潰し合いは前提なんだけどそういうことじゃない。
大角:あとね、今日こうやってみんなで話してて思うんですけど、この中で誰かがプラスに転じたとしても、マイナス側のヤツはもっと気合い入れて自分たちの信じる音楽をやる…そういう男たちなんですよ。そこで腐ったり羨むだけで終わったりしない。だから自分も含めて、誰のことも心配してないです。コイツらなら大丈夫やって思えたから俺は仲間意識を大切にしたい。そしてヴィジュアル系の底上げをしたい。
命依:深く考える必要もない。悔しいけどかっこいいから。
▲命依(MAMA.)
大角:信頼があるよな。
澪:うちはメンバーがどうだか知らないけど、俺は自分が死なないためにだけに歌っているので周りがどうのっていうのはあんまり考えてなくてやるべきことをやるだけ。そういうスタンスの自分たちに、MAMA.が声をかけてくれたんだからそこは力になりたいと思ってますよ。別に俺らが何をしようがしまいが、ここにいるバンド勝手に上がっていきますよ。その中でNAZAREも俺自身もあくまでやるべきことをやるだけ。お客さんを取りに行くつもりもなくて、好きになるヤツは勝手に好きになってくれればいいし、そうじゃないなら“はい、そうですか”と勝手にどうぞって感じですね。
命依:そのスタンスでいるからお客さんに理解力があるというか、尻尾振って一瞬気にいられてもあんまり意味はないので。
澪:うん。お金も時間も無限じゃないからそこに対して見合うものを全力でやる。MAMA.と系統が近いとも別に思っていないので観た人が好きに判断して好きに楽しめば?って。
大角:澪くんが言う通り落ちるヤツって勝手に落ちて行くと思うんですよ。だからダサくなった人に手を差し伸べる義理はないなって。
命依:それはわかる。
伐:いや、俺は友達だったらダセぇって言い続けて目を覚まさせるね。
──アツいですねぇ。
大角:そうやな。それをしたうえでほんまに無理やねんやったら俺はもういいやってなるな。
◆ ◆ ◆
──ここで少し話題を変えて、“ヴィジュアル系を盛り上げるには?”っていうのをこの意見がバラバラな皆さんにお聞きしていきたいんですけど、ヴィジュアル系以外のアーティストとの接地面でいうとHOWLは比較的多いですよね?他ジャンルとの対バンや交流って長い目で見ると一つポイントになるのかなと思うんですけど、実際現場レベルで感じる違いってどうですか?
真宵:刺激はありますよ。他ジャンルの方はヴィジュアル系の自分達とは気を付けてるポイントとか大切にしている部分が違うなって思うので、参考になるというかどっちが良いっていう話じゃないんんですけど新鮮ですね。そこで出会ったお客さんがすぐ次のライヴから観に来てくれるっていうとまた難しいんですけど、長い目で見ているとプラスになると思います。
──余談というか私の話で恐縮なんですけど、自分は俳優業もしていて、いわゆるレッスンって一度も受けたことがないんですよ。
真宵:え?そうなんですか?
──レッスンで演技うまくなるならみんなうまくなってるでしょって思って。だから人と違うことをしようってずっと思ってたんですけど、ある時期ラジオパーソナリティーのお仕事をいただくようになってから、何故か演技力がちょっと伸びたんですよ。不思議なことに。自分にない要素のインプットが生む作用ってあるんだなぁと身体で感じましたね。
真宵:へえ。
澪:他ジャンル…俺はぶっちゃけ誰にも興味ないんで参考にならないです。ジャンルとかもどうでもいいというか。もちろん対バン相手のライヴは観たりしますけど、だからって影響を受けることもないし、ジャンルがどう以前にそもそも興味がない。悪口です(笑)
▲澪(NAZARE)
大角:僕は得れるものが大きいと思いますよ。自分たちの武器や闘い方が通用しぃひんってなった時にどうやってそのお客さんの心をこじ開けていくのかっていうのはほんま一個一個フロアにいる人との対話が必要やし、その感覚っていうのはヴィジュアル系のシーンに持ち帰って成長に繋がると思うんです。ほんまに全然違う世界なんで。僕、ジャンルの壁を壊すっていうのは絶対出来ひんって思ってて、そういうことではなくヴィジュアル系をより受け入れてもらうっていうことが大事ですよね。そのための言語表現…アンタはそういう気持ちでその音楽が好きなら、俺はこういう気持ちでヴィジュアル系をやってる、もしアンタが気に入ったらまた来てよっていう気持ちになります。だってヴィジュアル系を知らなかった人が帰り道でnuriéを聴きながら帰ったらもうそれは意味があることじゃないですか。だから広めるっていう側面と、自分達の実力を試せる場でもあります。
▲大角龍太朗(nurié)
──むしろ自らの武器に気付けることもあるわけですよね。通用したということが確認できれば。
大角:僕らはジャンル関係なく勝つ自信があるので、誘われたら出ますっていうスタンスです。
真宵:HOWLもロックバンドやデュオの方や女性ヴォーカルのバンドさんとか色々やりました。でも、楽しい・かっこいい・ワクワクするっていう感情にジャンルって関係ないですよね。だからジャンル混合の時に思ってたリアクションじゃないものが返ってくる喜びはあります。もちろんうまく届かなかった時の見直しもあるし。普段ヴィジュアル系を好きでいてくれるお客さんにも、一辺倒じゃなくて色々な魅せ方でワクワクしてほしいので、その時にバンドとしての引き出しを広げるための経験として好意的に捉えてますよ、ジャンル違いの方と共演することは。
▲真宵(HOWL)
──そういうシチュエーションで初めてこのフィールドに触れた方の率直な感想も訊いてみたいですよね。
真宵:わかりやすく魅力を伝えてあげたいって気持ちもあるし、予備知識がなく観てくれる方へのアプローチは自分の中で筋トレ?みたいな感覚もあります(笑)
伐:ヴィジュアル系が発展するかどうかでいうと…別に変らないと思います。と言うのも、ここにいるバンドとか山内さんとか俺らはこのジャンルがマジでかっこいいもんだってことを知ってるじゃないですか。でも世間のよく知らないヤツからしたらヴィジュアル系はダサいんですよ、特に今の若いヤツら。ヴィジュアル系がダサいからお客さんが来ないって思うんですよ。そこに出ていって良いライヴしても結果は“ダサい”なんですよ。だからまずはヴィジュアル系がかっこいいっていう認識をさせる動きをしないと意味ないと思います。俺は地元の山口時代に周りヴィジュアル系ってそんなにいなかったので、ロックバンド、ハードコア色々なバンドとも対バンしてきましたけど、そこに負けてるとも思わない。でもこのヴィジュアル系はかっこいいっていうのは現状俺たちの…
▲伐(ぶえ)
ANNIE A:幻想だよね。
伐:うん。幻想というかあくまで言い分でしかない。要はかっこいいとは思われてない。その認識をひっくり返した時に初めてヴィジュアル系の壁が壊れるんじゃないかな…っていうか壁じゃないっすね。ヴィジュアル系を好きになってくれる人が増えるんじゃないかなって思いますね。
ANNIE A:もちろん他のジャンルに負けてるなんて思わないし、世の中がまだヴィジュアル系を舐めてるんですよ。それをひっくり返さないといけない。
伐:俺たちはまだ弾薬を抱えているだけの状態なんですよ。
ANNIE A:めっちゃわかる。
命依:俺はヴィジュアル系を中学生とかから好きで、でもやっぱりね…自分だけが知ってるジャンル、音楽だっていう良さもあるような気がしちゃうんですよね。他のジャンルと比べるとしても、まずヴィジュアル系としてっていう前に自分達のバンドはこう!っていうものが大事な段階ですよね。MAMA.はこう!HOWLはこう!nuriéはこう!NAZAREはこう!ぶえはこう!CHAQLA.はこう!っていうものを確立させた時に、“見た目だけだろ”とか“同期バンド”みたいな偏見は消えると思うんですよ。
──バンドを確立するっていうことに関しては、むしろ極めて確立されている6バンドなんですけどね。ここにいるのは。みんな同じところ見てみんなバラバラなこと言うじゃないですか。確立以外の何物でもないんですけどね本当は。
命依:と思うんですけど、どうしても女の子のお客さんが多いジャンルっていうこともあって相手にされてないフシも感じますしね。かと言って売れてるバンドがヴィジュアル系でトップを取ったからと言ってどこ目指してるかも俺にはわかんないです。ヴィジュアル系を広げるっていうこと誰かやってるのかなって。だから今は世代を作って、わかってもらえないなりに土台を固める。わかってないヤツに届けたって現状では明日には忘れてるじゃないですか。流行りの曲でも、確かに良い曲なんだけど、気がついたら忘れられてるし…
──耳に届く音楽を鳴らさなくてはならないのは命題中の命題であることは理解しつつも、本質としては耳…あるいは心に“残る”存在にならなくてはってことですよね。“届く”だけでは今はまだ弱い。
命依:応援ソングとか俺はクソだと思っちゃうし、消費されるためにやってないから。
──我々が影響を受けてきたジャンルをガチで長期的に見ると目先のことだけに捉われることは危険だと。個人的には様々なアプローチがあって良いと思いますけどね。流行りに乗っかるバンドもいていいし、だけど真剣に流行りに乗ってほしい…なんていうか思想に対する温度感ですかね。ここにいるバンドは自分たちの音楽を強固にすることが一番の攻撃であるというわけですが、
ANNIE A:でも俺たちは自由ですけどね。
命依:認めあえる仲間とこうやって共にステージに立てているので。その点では自由でもありますけどね。今は、ですけど。
ANNIE A:ヴィジュアル系は今チャンスですよ。チャンス。今は、ね。
伐:でも、売れてるバンドには売れているバンドなりの理由は必ずあるからね。それを見つけてそこを含めて認めたうえでぶっ倒さないとこういう世代?の意味がない。
──なるほど。ちょうどこのバンドの世代としてはやるべきことがとにかく多くて、シーンの上にいるバンドを倒して自分達を確立させることで刺激を生む。またかたや他ジャンルへも場合によってはアプローチを模索する必要もある。
伐:いやそれだけじゃないですよ。俺らにも後輩のバンドがいるじゃないですかキャリア的に。“俺、伐さん倒しますよ?”とか言ってくるバンドいるんですけど、全部そういう発言が惰性なんですよ。わかります?
命依:俺らもそういうの後輩バンドから言われるんですけど、覇気を感じないんですよね。ただ言ってるだけでしょって。いいからあっち行ってろよって思う。
──要は上を倒すと息巻いていながらにして下の世代のバンドのことも見える立ち位置であると。上のバンド以上に中心地点でシーン全体が良く見える場所に立っているのかも知れないですね、この6バンド。キャリアが長すぎると目が届かないところもあるし、仕方ないけれどキャリアが浅いと雲の上の景色はまだ見たことがないですし。
命依:僕らがやることっていうのは覚悟とハングリー精神を大切にすることですよ。お客さんに媚びもしないし気にしてないのに上を目指すなんて本来矛盾じゃないですか。だから真剣に音楽をやる。まずはそれ。例えばHOWLだって撮影会をやめたじゃないですか?その真意は知らないけど、やっぱり音楽に自信があるんだなって覚悟が伝わってきてみんな“お!かっこいいじゃん!”ってなったはずなんですよ。
◆ ◆ ◆
──では、VISUAL NEW SPIRIT.でMAMA. CHAQLA. ぶえ NAZARE nurié HOWLを楽しみにしてくれているお客さんにもメッセージをお願いします。
大角:まずワクワクさせたいですよね。命依ちゃんが言ってくれてる<新世代>ってどこかまだ曖昧でもあって、だからこそどんななんやろ?ってワクワクするじゃないですか。世代じゃないけどきっとXが出てきた時も何が起こるんだ?って期待感が熱を生んだと思うので、今回はそういう日になるんじゃないかと。ほんまありそうでなかった動きなんでね。
命依:誰も作ろうとしてこなかったよね、ほんと。
大角:きっかけ与えてくれてありがとう。
ANNIE A:自分達が世代を作っていくことはまず大事だけど、そこから何をやるかってことでしょ。世代が固まったら何が起きる?覇権ですよ。覇権争いが始まる。主導権を誰が握るかなんて決まってないんだから。でも、ここにいるバンドのことは認めているからライバルであり、仲間。そういう人たちが集まる日ですね。30日のBLAZEは。やったもん勝ちだってことは言っておきたいです。
▲ANNIE A(CHAQLA.)
命依:ここに誘わなかったバンドにはちゃんと理由があって、そうですね…
──言っていいと思いますよ、俺は。
命依:うん。常に●●みたいになりたいとか、既存のものに対する憧れじゃなくてなんて言うんですかね?
──模倣?
命依:うーん。憧れるのは良いんだけど憧れたものになることがゴールになっているようなバンド?は声をかけてないんですよ。
──命依さんが以前主催ライヴで“またCHAQLA.と対バンかよって思われるかも知れないけど、かっこいいヤツとやろうってなると毎回こうなるんだよ!”って吠えてたことがあって、ほら俺もライヴ主催したりするじゃないですか。なんかお客さんには色々な系統のバンドさんや音楽を満喫してほしい気持ちがあるので、お客さんファーストで考えるとブッキングのバランスはすごい気にするんですけど、命依さんのあの言葉聞いて頭殴られた気持ちになったんですよね。それでいいじゃんって。
ANNIE A:あははははは!
命依:そうだよ。それでいいと思いますよ山内さんも。
ANNIE A:イベントは色々あっていいとは思いますけど、定期的にこうやって同じ志持ったアーティストが集まって対バンするっていうのは続けていきましょう。お客さん同士も自分の好きな音楽に対する気持ちがあるから相乗効果で思わぬ熱が生まれるんで。そういうのがいい。
大角:僕らnuriéは音楽的には異質やと思うんですけど、志が同じバンドを観ているお客さん同士も仲良くなってそれが熱を加速させるのもいいですよね。聴いてもわからないかも知れないけど、ライヴ観たら解ることってあるんで。
伐:あと、なんだかんだここにいるヤツらのこと人間として好きなんですよね。バンドマン以前に。ですけど、今回出てるバンドのお客さんがもう2度とぶえは呼ばないでくれって思うようなライヴをします。
大角:良いヒールや。
伐:持たないヤツがこの世で一番強ええってことを判らせてやります。
澪:俺はなんもないです。…マジでなんもない。勝手に楽しめば?って。こっちも勝手に発信してるんでそれをどう受け取ってもらおうが構わないです。でも、ここにいるバンドとぶつかれるのは楽しみだなって今日思いました。
伐:あ、今ちよっと喋っていいですか!
──ダメです。澪さん喋ってるんで。
澪:喋り終わったんで。
伐:2行で終わるんで!
──じゃあどうぞ。
伐:BLAZEの帰りに「麺屋 翔」っていうラーメン屋に行ってみて下さい!めちゃくちゃ美味しいです!!!!!
大角:行列できるで(笑)
──最後にかなり有益な情報でしたね(笑)
真宵:<VISUAL NEW SPIRIT.>の“NEW”っていうのが俺の中ではキーワードで、自分たちが認めあうバンド達が集まって共鳴できるこういう動きって言うのが今のヴィジュアル系の中で“新しい”ものなのかなと思います。みんなも言ってるけど、ワクワクするし、これからお互いに成長して様々な音楽を持ち寄った時にはまた今回と違う新しさであったりワクワクを生める。なので、その新しさの一歩目になる日を是非楽しんで下さい。
命依:今回のイベントタイトルとは別にMAMA.は<VISUAL HYBRID MUSIC.>って名乗ってるんですけど、それはヴィジュアル系を護るとか新しくするっていうよりも…ぶっ壊したいんですよ。
──生まれ変わると。
命依:俺はヴィジュアル系っていう名前も潰したいですね。僕らが憧れたX JAPANとかは何もない世界にヴィジュアル系を創ったわけじゃないですか?僕らも後世に何かを残すんだったら最終的には新しい何かをゼロから作るところまで到達しなきゃいけない。そのきっかけになるのがこの2024年1月30日新宿BLAZEだと思います。だから俺はヴィジュアル系って名前に変わるものも生みたい。あと、ヴィジュアル系だからクソって言ってるお前らが一番クソだって教えてやります。
インタビュー:山内秀一
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■MAMA.presents.「VISUAL NEW SPIRIT.」
2024年1月30日(火)
新宿BLAZE
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OPEN 16:00 / START 17:00
MAMA./CHAQLA./ぶえ/NAZARE/nurié/HOWL
ADV ¥5,000- / DAY ¥5,500-(D代別)
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一般発売中
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