2009年06月30日 (火)
★★★特別ライブレポート!!★★★ムック&ギルガメッシュ@METAL TOWN in スウェーデン!!!!
LIVE - 18:00:00現地時間6/27(土)にスウェーデンのイエテボリで開催された、HR/HMの大型フェス「METAL TOWN」にムックとギルガメッシュが出演しました!!
本年で6回目となったこのイベントには、Marilyn Manson、SlipknotといったBigアーチストも参加、日本からの参加は、今年のムック、ギルガメッシュが初となります。
現地から迫真のライブレポートが届きました!!
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灼熱の太陽のもと、スウェーデン第二の都市イエテボリで開催された Metaltown Festival 。
同フェスティヴァルに日本のバンドとして初登場となったギルガメッシュの出演は、日差しがまだまだ強力に照りつける夕刻6時30分。
約2,500人の観衆を収容するテントステージには、開演前からバンドを待つファンですでにごったがえしていた。
6時半定刻にメンバーがステージに登場すると、大歓声のなか即座にイントロがスタート。
若干の機材トラブルでイントロからオープニング曲 "Break Down" への入りこそ遅れてしまったものの、その後の勢いあるギルガメ節は、真夏の太陽と同様、いやそれ以上の熱さで観客を興奮に誘う。
最前列に陣取った若きスウェーデンのファンは、どの楽曲の歌詞をも間違うことなく歌い切り、左迅の煽りにもより一層力が入る。ステージを所狭しと動き回る弐と愁のダイナミックなパフォーマンスにも、ステージから離れたところで遠巻きにみていた観客もぐいぐい引き込まれていた。
ギルガメッシュのライヴで印象的なのは、なんといっても楽しそうにシンガロングを続けるオーディエンスの笑顔。
その笑顔の原動力となっているのはもちろん Яyo のやんちゃなスマイルと、デジタルサウンドに合わせて的確に刻まれる彼のドラミングだ。
45分にも満たない彼らのステージは、すでにバンドのアンセムと化した名曲 "evolution" で幕を閉じた。
テント内で響く大喝采は、メインステージにも届くほどの音量。
汗だくでステージを去るメンバー達の表情には、まだまだやれる、との意気込みが感じられた。
ショー終了後もアンコールを求め続けるオーディエンスに今日ギルガメッシュが残したもの、それは日本の若手バンドの底力だ、と言い切れるだろう。
ギルガメッシュがテントステージで日本の若手バンドとしての底力を見せた後、まさに同じステージで彼らの先輩格にあたるムックの登場となった。
開演予定時刻は夜8時30分。まだまだ太陽の日射しが肌に痛い。
そして休息を取ることなくステージ前を占拠する数多くの熱狂的なファン達・・・。
ヨーロッパのその他の地域同様、ここスウェーデンでもギルガメッシュおよびムックの魅力にとり憑かれたファンがいかに多く存在しているかを実感する瞬間だ。
夜8時31分。開演時刻から1分遅れでムックがステージに登場。
大音量で流されるイントロの中、妖艶な出で立ちでステージに現れたメンバー達にオーディエンスが大歓声を浴びせる。
ファンからのエネルギーをぎゅっと溜め込みオープニング曲 "Howling" が勢いよくスタート!
ムック特有のメロディセンスを残しつつ、これまでよりパワフルかつヘヴィに仕上がった最新作『球体』からの楽曲を中心としたセットリストにファンは半狂乱状態だ。
6弦と7弦を交互に操りながら独特の音世界を構築するミヤのギターと、それを完璧に支えるYUKKEとSATOち の鉄壁のリズム隊。
湿気に包まれたテント内の空気を切り刻むかのような鋭いヴォーカルを聞かせる逹瑯は、その歌唱力のみならず、まるでステージ上を浮遊するかのようなパフォーマンスでもオーディエンスを一気に引きつける。
YUKKE のウッドベースまで登場したこの日のムックのショーは、ギルガメッシュにも負けず劣らずの大歓声の中で終了。
多様な音楽性を包み込みつつ、さらに進化し続けるムックの職人芸が冴え渡る見事な1時間だった。
=======LINK
METAL TOWNオフィシャルサイト
http://www.metaltown.se/
METAL TOWN (英語のINFO有り)
http://www.metaltown.se/festivalinfo.asp?infoID=15
ムックの紹介
http://www.metaltown.se/artister.asp?section=profile&artistID=75
ギルガメッシュの紹介
http://www.metaltown.se/artister.asp?section=profile&artistID=73