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2009年11月17日 (火)


——————-kannivalism——————-鬱病を克服した人気ロッカー、初の自伝本を発売!

NEWS - 15:00:00 ●kannivalism●

活動休止から約2年。
新メンバーとしてドラムに“光也”を迎え、11月18日に待望の復活第1弾シングル「life is」をリリースする4人組の人気ロックバンドkannivalism(カニヴァリズム)
シングルのリリースを直前に控えた中、ヴォーカルの怜(りょう)がトーク&サイン会を行なった。

11月11日(水)、タワーレコード渋谷店にて行なわれたトーク&サイン会は、怜が適応障害と闘った2年間を赤裸々につづった自伝本『鬱病ロッカー』発売を記念してのもの。

社会という環境に馴染まないことから発症する精神の病、「適応障害」。
『鬱病ロッカー』はその「適応障害」に侵された怜の、発症から完治に至る壮絶な闘病記となっている。

「心の崩壊」「適応障害」「入院生活」「社会復帰」「生と死」の全5章にはメンバーや関係者の名前も時に実名で登場し、現役のミュージシャンがここまで自身のプライベートや闘病生活を語るのは異例とも言える。
トーク&サイン会当日は定員の150名が来場し、会場の外にも整理券を入手できなかった200名以上のファンが集まった。

「個人的なものでもあるし、より人間的でもあるし、そういう意味では、フルネームでいきたいなって。
『鬱病ロッカー』というタイトルも、もっと音楽的なタイトルも付けられたと思うんですけど、そういうことより直接的なものでもいいのかなって。
初めはイヤだなって思ったけど、今では気に入ってます」
と“兒玉 怜”の名前で書いた初エッセイを紹介。

「ある程度出来上がってきて、初めから読み直した時は涙がいっぱい出ました。
治った治ってないっていったらわからないですけど、良い意味で自分を受け入れるようになった。
暗い部分を隠さず、素直になれた」
と振り返る。

また今後の関しても
「僕はバンドで詞を書いているんですけど、文章においてはまた違うと思うんですよ。
ただ、そういうところでまた言葉で表現してみるっていうのもおもしろいかな」
と執筆活動に意欲をみせた。

トークでは怜の言葉に涙を流すファンの姿も見られたが、サイン会では来場者ひとりひとりと言葉を交わしながら丁寧にサインに応え、怜本人、ファンともに笑顔のこぼれるイベントとなった。

kannivalismは、12月26日(土)に、Zepp Tokyoにて復活後初ライヴとなるワンマン公演「syncretism」(シンクレティズム)を行ない、2010年春にはセカンド・アルバムのリリースも予定している。

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■『鬱病ロッカー』
著:兒玉 怜(こだま りょう)
定価:1300円
発売日:2009年11月11日
装丁:257ページ 四六判ソフトカバー
発行:ランダムハウス講談社

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■kannivalismニュー・シングル「life is」発売(avex trax)
発売日:2009年11月18日

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■kannivalism再始動後初ライブ「syncretism」
日時:12月26日(土)
会場:Zepp Tokyo

開場:17:00
開演:18:00
チケット:1Fスタンディング 3,800(ドリンク代別)発売中
問:フリップサイド 03-3466-1100