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2010年05月14日 (金)


<<特別ライブレポート>>★★★DaizyStripper★★★ONE-MAN LIVE 「LOVE AFFAIR TOUR」2010年04月21日(水)SHIBUYA O-WEST~5人に魔法をかけられた夜。

NEWS - 18:00:00 ★DaizyStripper★

■DaizyStripper ONE-MAN LIVE 「LOVE AFFAIR TOUR」
2010年04月21日(水)SHIBUYA O-WEST

【5人に魔法をかけられた夜。】

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3月3日に発売した春のSINGLE「春めく僕ら」がオリコンインディーズシングル週間ランキング1位を獲得したDaizyStripper。
この日はその「春めく僕ら」を引っさげてのツアー「LOVE AFFAIR TOUR」の初日。
2階まで埋め尽くされた渋谷O-WESTは、既にはちきれんばかりの期待で満たされていた。

客席のライトが落とされ、おなじみのクラシックのSEが流れると、大きな歓声が上がる。
青いライトに照らし出されたステージが、幻想的にオーディエンスの目の前に浮かび上がる。
各メンバーがゆっくりと登場すると、渋谷O-WESTが既に真っ二つに割れてしまいそうな程の歓声!歓声!歓声!

青いライトが一転、まばゆい光に包まれると始まったのは「Trigger」。
力強いサウンドに支えられたSWEETなメロディは、正にDaizyStripper!
たくさんの手がフロアに揺れるその光景は既に圧巻だ。
それぞれのメンバーの個性が見えて来る衣装も目を引く。
二人のギター隊、まゆとなおの可愛いスニーカー、夕霧の鮮やかなカラーのボトムスなど、着こなしを自分達の私服にもちょっとアレンジして入れられそうだ。
この日は男性ファンも多く見受けられ、純粋にDaizyStripperのロックを、メロディを、存分に楽しむ姿があちらこちらで見受けられた。

序盤はアグレッシヴにフロアの温度を上げてゆく。
オーディエンスとの割れんばかりのコールアンドレスポンス。
全員のジャンプが、渋谷O-WESTをぐらぐらと揺らす。
もうすっかりフル・スロットルの5人、そしてそれに負けじと応えるファンの熱気で、会場の壁にも湿気が張り付く程だ。
やんちゃな少年のような無邪気な笑顔で元気に飛び回るGt.なお。
クールに、それでいてどこかちょっと嬉しそうなBa.のRei(その嬉しい笑みの裏には理由があり、それが後のMCで明かされる)。
男っぽさをより強く感じさせ、最初から全力疾走のGt.まゆ。
この日はオーディエンスを煽りまくり、攻撃的な面も見せているVo.夕霧。
そして繊細でパワフルなその音は、一つ一つが全て彼の音となって発せられている、Dr.風弥。

夕霧の表現力にも更に磨きがかかり続けていて、その全てに圧倒される。
ウェーブのかかった髪を揺らして、艶やかなギターに呼応するように、Sexyな色っぽさを存分に見せつけたかと思うと、透明感のある、その特徴とも言えるVoiceで場内の空気を一気に真っ白に浄化してみせたり。

DaizyStripperの魅力は、気づかないうちにハートを掴まれてしまうそのメロディだ。
油断しているとすっと心の中に入ってくる、そしていつの間にか口ずさんでいる。
歌っている夕霧以外のメンバーも、ファンも、歌を口ずさんでいる光景が本当に多い。
そしてその言葉の数々。優しく、そして息苦しくなる程切なく。
クリスタルのような声と共に、ストレートな言葉達がWESTのフロア内にシャボン玉のように次々と飛ばされてゆく。

夕霧「2階見えてるかー。落ちるなよー(笑)。たくさん入ってるねー!前の方、きつい?(キツイー!)それは特権だろうが(笑)!!」

「初日を迎えて…。みんなも嫌な事とか大変な事とか、きっとあって。それは俺達も一緒で、戦いながら生きてるんだよ…。」
そういってそっと曲が始まった。
風弥の奏でるピアノ、温かい色のスポットライトに照らされた夕霧の伸びやかな声。
夕霧が語りかけるような1曲に、吸い込まれるように聴き入るオーディエンス。
——————『辛い時も、苦しい時も、DaizyStripperが君の側にいるよ。』

そしてもう一つのDaizyStripperの魅力は「熱さ」!
ヘヴィナンバーではフロアがカオス状態になるが、その暴れっぷりはメンバーとファン、正に一体。
この日は特に、5人+オーディエンス600人=605人の大暴れ大会となった。
フロアの最後列まで、ファンも一切手抜き無し!

するとなおのアンプが…!?
夕霧「お前らの気合いが凄すぎて、なおちゃんのアンプが壊れたじゃねーか!」
なお「もう、こらぁーーっ(笑)!!」

MCでは一人一人のメンバーのトークも披露された。
ここでReiの笑みの理由が判明。
「New Bassが来ましたっ!!」
ピカピカのベースをオーディエンスに向かって見えるように高々と持ち上げて、ちょっと鼻も高々、誇らしげなRei。
嬉しくて嬉しくて仕方が無い、といった気持ちがどうしても押さえられないようだ。

微笑ましいアットホームなトークの後で、夕霧がファン一人一人の目を見るように言葉を紡ぎ始めた。
「この春、新しいスタートを切った人には、特に噛み締めながら聞いてもらえたらと思います。聞いて下さい。“春めく僕ら”。」

まゆがMCで語っていた。
「みんなが笑顔で帰る事が出来たらいいな。」
そう、辛い事や悲しい事はここへ置いてゆけばいい。
曲達が大切に奏でられ、見る者の胸に刻まれてゆく。
「きっと神様って、人間は笑顔が一番魅力的になるように作ったんだと思うんだよね。もっともっと、みんなの上に幸せを降り注ぎたい、みんなの笑顔が見たい。」
そういって披露されるメロディが、まるでマジックのようにオーディエンスに笑顔の花を咲かせてゆく。

そして体力が残っているのはもったいないぞ、と言わんばかりに再び繰り出される熱いナンバーの数々。
飛んで、跳ねて、頭を振って!全力で最後は一体となった渋谷O-WEST。

アンコールで披露されたのは、新曲の「STAY GOLD」。
「みんなの事を思って書いた曲、みんなへのプロポーズだからね。」
跳ねるリズムがとにかく元気な1曲、笑顔の花が更に咲きまくる。
ファンとメンバーとの愛、「LOVE」も、たくさん咲きほこる。

間違いなくシーン一番だろうと言える、羨ましい程の仲の良さを誇る5人。
最後に5人がステージ上で黙って並んで手を繋ぐと、何も言われずとも自然とファンも手を繋ぐ。そしてその手をみんなで高く掲げてジャンプ!
仲が良いのはメンバー同士だけでは無いようだ。
ファンとメンバー、ファン同士、その関係はまるで605人が大きな家族、そして恋人同士のようにさえ見えた。

公演終了後。
外には冷たい小雨が舞っていた。
でもそんな憂鬱なはずの雨でさえ吹き飛ばすような笑顔が、渋谷O-WESTから続々と輩出されていた。
DaizyStripperにHappyになる魔法をかけられた600人が、渋谷の街へと次々に散っていった。
「みんなが笑顔で帰る事が出来たらいいな。」
そんなまゆの願いが叶った一夜。

秀逸な楽曲と、ハートを掴む歌。
ロックバンドとしての熱さを存分に放出する力強さ。
そして、たくさんの笑顔を作り出す魔法。
DaizyStripperのライブには、笑顔と一緒に作り出された、たくさんの「LOVE」も溢れている。

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——–DaizyStripper LIVE SCHEDULE

■ DaizyStripper ONE-MAN LIVE 「LOVE AFFAIR TOUR」■
5月15日(土)仙台CLUB JUNK BOX

OPEN 17:30/START 18:00
前売券:\3,500(D別)/当日券:
問合せ:キョードー東北 022-296-8888
★チケット一般発売:3月27日(土)~
●チケットぴあ/電話:0570-02-9999 P-code:345-446
●ローソンチケット/電話:0570-084-9999 L-code:25472
●イープラス http://eplus.jp
●little HEARTS※店頭販売

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■DaizyStripper「LOVE AFFAIR TOUR」TOUR FINAL■
5月29日(土)九段会館

OPEN 17:00/START 18:00
前売券:全席指定 \4,000(税込)/当日券:
問合せ:SOGO TOKYO 03-3405-9999
★チケット:4月3日(土)~
チケットぴあ 0570-02-9999(P:347-174)
ローソンチケット 0570-084-003(L:75540)
CNプレイガイド 0570-08-9999
イープラス http://eplus.jp
SOGO TOKYO WEB SITE
http://www.sogopr.co.jp

ツアーも残す所、あと2公演。
是非DaizyStripperの音に、触れにいらして下さい…☆
5人が待っています。