2010年12月14日 (火)
——-†——-12012——-†——-THE FANGS OF KILLER 「SEVEN」 SADNESSファイナル公演@ラフォーレミュージアム六本木&メンバーからのメッセージ。
NEWS - 00:00:00毎年12月12日をイチニーの日として特別な活動を行っている12012が、ラフォーレミュージアム六本木でツアーTHE FANGS OF KILLER 「SEVEN」 SADNESSのファイナル公演を行った。
12月12日を以ってGt.の須賀勇介の脱退が発表されており、この日が現メンバーでのラスト・ライブとなる。
結成から7年半の活動の集大成とも言える新旧の楽曲を織り交ぜた構成で、トリプル・アンコールを含めて全21曲を演奏。
Vo.宮脇渉がMCで放った「今日を悲しいライブではなく、新たな出発点のライブにしよう」との言葉通りいつもの12012と変わらない熱いライブが繰り広げられた。
12012のこれからについては、この日のライブを終えてから考えたいとのメンバーの意向からバンド存続の有無については依然未定のままだが、これまでオフィシャルに発表されていなかった
須賀の脱退理由や各メンバーの想いを、終演後に下記のコメントを掲載したフライヤーを配布、発表した。
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この度、私 須賀勇介は 12012 を脱退するに至りました。
私自身からこの言葉を伝えるまでに、長い時間がかかってしまいました事をお詫びします。
この決断の最大の理由を一言だけで表すとすると「音楽性の違い」になってしまいます。
少し前から、「12012の須賀勇介」として自分が何を表現するべきなのかが判らなくなっていました。
それは、自分を取り巻く環境やメンバーの心境の変化など、様々な要素が複雑に重なっての事です。
12012としての活動は、もちろん刺激的で楽しいのですが、
それと同時に私の中で「12012とは違う音楽」への興味が大きくなっていきました。
私は、このメンバーで12012として作ってきた音楽や成し遂げた事に誇りもありますし、
その曲たちが多くの人々の心に届き、愛されている事も理解しています。
ただ、須賀勇介が思う音楽とは、何の制約もない中で私が心の底から思える面白い事、
表現するべきだと思う事を、自分自身の衝動に従い表現する「須賀勇介」で在り続ける事なんです。
決断に迷いはありません。
今回の決断に対して、メンバーが理解を示してくれた事は、とても嬉しい事だと思っています。
12012で過した7年間は私の中でとても大きなものです。
最後になりましたが、
須賀勇介を取り巻く全ての仲間達に感謝と夢を。
2010.12.12. 須賀勇介
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みんなへ
がっちゃん認めてあげてね。
今まで凄く頑張ってくれたから。
俺は今から自分の長い人生の分岐点。
これから自分が何を大切に、どう生きるのか?
一息入れながら考えます。
12012最高!!
宮脇渉
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メンバーの脱退でみんなに心配かけてごめんな。
彼が考え抜いて出した決断だったので受け入れるしかありませんでした。
今までもこれからも5人で見ている先は同じものだと信じて来たので裏切られた気分もします。
でも、見ている方向が変わったメンバーを引き止めることは誰にも出来ないから仕方ないんだよね。
今後の事はまたちゃんと言える日が来ると思うから、みんな待ってて欲しい。
酒井洋明
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答え出せないままこの日を迎えてしまってごめん。
でもこの日が終わらないと答えなんて見つけられなかったんだ。
「SEVEN」というアルバムでバンドの、5人の底力を見せようとする中で、
音楽性の違いと言ってしまえばそれまでやけど、そこに彼の思いは重なることはなかった。
ずっと5人で同じ未来を信じてやってきたからほんまにショックやったし許せないって思いもした。
何度も何度も話し合ったよ。
でも最後は本人の意思を尊重することになりました。
がっちゃん、今まで一緒に居てくれてありがとう。
5人をそして俺たちの音楽を愛してくれたみんなありがとう。
これからそれぞれのメンバーと色々話そうと思います。
今度いつみんなに会えるかわからないなんて悲しすぎるね。
俺はとりあえずそのうちまたどっかでブログでも始めるよ。
きっとまた会いましょう。
塩谷朋之
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5人での活動を応援してくれたファンの皆さん、本当にありがとう。
これからの活動については4人でしっかり話し合っていきたいと思います。
只、今の段階で俺個人としては12012を終わらせるつもりはありません。
また皆さんに会える事を心から願います。
川内亨
いつかまた会える。
その時を、信じて———–。