2017年05月27日 (土)
【allure idea】14年の時を経て、奇跡の1日復活公演が決定!!
NEWS - 21:11:27「allure idea」は、UNDER CODE PRODUCTIONの前進でもあるMatinaの北海道支部「STORM」に所属し、2000年から約3年間活動していたバンドだ。
古くからのヴィジュアルファンはご存知だとは思うが、筆者は今回の1日復活の情報に心から喜びを覚えた。
現在の様にインターネットやSNSを利用した宣伝などもない時代に、地元北海道を中心に全国規模で精力的なライブ活動を展開。
世界観を感じる音源も1stシングルは即完売、3年の活動中に2枚のアルバムをリリースし、現在Mix Speaker’s,Inc.で活躍するMIKIの在籍していた「SCISSOR」やインディーズ時代の「the GazettE」も参加しているオムニバスアルバム「妖幻鏡」などにも積極的に参加していた。
彼らを知らない方にぜひ知ってもらいたい!という想いから「allure idea」について紹介をしたいと思う。
まずは楽曲面で一番注目して欲しいのは、何よりもボーカル神羽の声。
透明感のある特徴的な声は、「allure idea」の世界観を表現するのに一番必要な要素と言えるだろう。
演奏陣もその透明感を象徴するようなクリーンギターが多用された楽曲が多く、またそれぞれのパートだけでは全く別の楽曲に聴こえてしまうようなフレーズを、一曲の中に詰め込み・絡み合わせドラマティックな楽曲として見事に仕上げている。
インターネット上にも楽曲がいくつか公開されているものがあるのでぜひ聴いてみて欲しい。
そして彼らを語る上で必要不可欠なのはドラムの翔である。
翔は当時のヴィジュアルシーンの中では異端である、女性ヴィジュアル系アーティストであった。
まだ女性がヴィジュアル系で活動することに市民権はなく、誹謗や中傷の的となる要因であったが、性別を隠しライブでは大きな羽根を背負いながらパワフルなドラムを叩く彼女を、彼らは仲間として活動を共にした。
現在、ヴィジュアル系アーティストとして女性の活躍が認知されつつあるのも、彼女の様に異端扱いや非難に負けることなくヴィジュアル系で活動してきたアーティスト、そんなメンバーを仲間として活動してきたバンドによって築かれた一つの文化といっても過言ではない。
そんな彼らが14年の時を経て、地元札幌で一日復活公演を行うとの事で絶対に見逃せないライブになることは必須。
彼らの楽曲の歌詞では雪化粧が記憶を呼び戻したが、彼ら自身の行動でファンの記憶を呼び戻してくれた事は本当に喜ばしいことだ。
このイベントは札幌で1997年から活動を続けるベテランバンド「シックス」の主催イベントで20周年を迎える記念すべき公演となっている。
ゴシック要素の強いバンドでヴィジュアル系という狭義に囚われず札幌アンダーグラウンド界を牽引している。
共演には現在の札幌ヴィジュアルシーンで活躍する「Engage」、東京を中心に活動し初の札幌公演となる「emmuree」、そして「allure idea」のメンバーが現在活動をしているバンド「KAUXS」など、世代・時代・地域さえも越えた素晴らしいイベントだ。
地元札幌の方はもちろん、この日出演するバンドが気になる方はぜひとも足を運んでみてほしい。
文章:熊田 雪
◆公演詳細
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【日時】2017年09月02日(土)
【会場】札幌Crazy Monkey
【タイトル】「続 6番目の憂鬱 」
【料金】前売2,000円(D別500円) 当日2,500(D別500円)
【出演】
◆allure idea(1日復活)
◆KAUXS
・KAUXS official Facebook
https://www.facebook.com/KAUXS.official/
・KAUXS official Twitter
https://twitter.com/kauxs_official
・KAUXS最新シングル
◆シックス
◆emmuree(東京)
◆Engage
◆DEAD BLAZE
https://twitter.com/deadblazeinfo
◆Dieluv
◆dioxin(帯広)
◆Antikythera
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