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2015年04月18日 (土)


【Sadie】重要なお知らせ

NEWS - 12:12:08

《皆さまへ重要なお知らせ》

 

いつもSadieを応援頂きまして誠にありがとうございます。

 

ここに皆さまへ大変大事なお知らせがございます。

 

この度Sadieは2015年9月21日 「Zepp Tokyo」を持ちまして
活動休止することになりました。

 

Sadieはこの10年間、一度も止まることなく我武者羅に突き進んで来ました。
だからこそ築きあげたものも沢山あります。
その反面、見過ごしてしまったものも沢山あったと思います。

 

10年間という節目に一度、しっかりと立ち止まり、
このタイミングでそれぞれの音楽や人生を見つめ直す機会と捉え、
また新たなSadieへの一歩を踏み出せるまで活動休止という形に
しようと結論に至り、今回の発表とさせていただきました。

 

Sadieはこの10年、本当に多くの方々に支えられて活動してきたバンドです。
何より一番に応援して下さったファンの皆様には
言葉には表せれない程、感謝の気持ちで一杯です。

 

勝手我儘な今回の発表となりますが、
応援下さっているファンの皆様には、
多大なるご迷惑をお掛けしますことを、深くお詫び申し上げるとともに
この悩みに悩んだこの結果をご理解を頂けますと幸いです。

 

突然のご報告ではございますが、
9月21日まで全力で活動させていただきます。
皆さまのご支援のほど何卒宜しくお願い致します。

 

2015年4月18日
Sadieメンバー・スタッフ一同

 

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●レポート

Sadie 10th Anniversary Special GIG 2015
DECADE OF SADNESS
2015.04.11 sat  大阪城野外音楽堂
 

 

“十年一昔”という言葉が示す通り、10年とは非常に長い時間である。口に出して発音すれば2秒に満たずとも、何か一つの物事を10年続けるというのは並大抵のことではない。だからこそ成し遂げたときには大きな喜びと、支えてくれた人たちへの感謝があふれ出すのは当然だろう。2005年3月の結成以来、人間の心の奥底を抉り出すようなハードな音楽/感情表現によりシーンで確たる存在感を放ってきたSadieも、今年ついに10周年を迎え、4月11日に大阪城野外音楽堂でアニバーサリーワンマン“DECADE OF SADNESS”を開催。10年間ずっと活動の拠点としてきた大阪で、10年の間に培ったファンとの絆を、その爆音と大歓声に乗せて天へと掲げてみせた。

 

 雨の予報を裏切って見事な快晴となった空の下、Sadie初の野外ワンマンは彼ら最大の代表曲「迷彩」でスタート。“Welcome to DECADE of SADNESS!”と真緒(Vo)が叫ぶや爆発音と共に火花が散って、煙るスモークの中にオーディエンスの拳とヘッドバンギングが吹き荒れる。瞬時に頂点へと達した場内のテンションをさらに煽るように、5人はその後もライブ定番曲やヒットシングルを立て続けに放出。常以上に“Sadieらしい楽曲”が満載のメニューと、前のめりなパフォーマンスでファンへの感謝を表しながら、爽やかな青空とは対照的な灼熱の一体感を生み出してゆく。そこで見せつけられたSadieの真髄とは、痛々しいほどにアグレッシヴなサウンドと、相反しながらも同居する流麗なメロディに籠められた剥き出しの感情が聴く者の心を揺さぶり、否応なく身体と声帯を動かすのだということ。だから「クライモア」でもジャンプと掛け声が自然発生し、本編ラストの「陽炎」で真緒が声を詰まらせれば、当たり前のように客席から合唱が沸き起こるのだ。

 

 また、これまで本編では一切MCをしなかった彼らが、初めてライブ中盤にメンバーMCを入れる等、新たな試みが為されたのもアニバーサリー公演ならでは。陽が落ちてからのアンコールでは本領発揮とばかりに、煌びやかな照明とダンサブルなナンバーでサイケな情景を描き出して、なんと「妄想被虐性癖」では亜季(B)がマイクスタンドを真後ろへ投げ飛ばすシーンも。さらに美月(G)は客席に降りて通路を一周し、最後はSadieが“生きる”というメッセージを放つキッカケになった名曲「a holy terrors」の大合唱と、何年ぶりになるかわからない会場全員でのジャンプで、3時間に及ぶステージは締め括られた。

 

「これから先、いろんなことが皆の人生に降り注ぐと思います。でも、一緒に培ってきた10年の軌跡があれば何も怖くない。これから先も、一緒に生きていこうぜ!」

 

 メンバー一人ひとりがファンへの謝意を述べたラスト、そう告げた真緒に贈られた満場の拍手の後に残ったのは、清らかな幸福感だった。これから先もSadieと共に生きていきたい——その場にいた誰もがそう感じたに違いないからこそ、1週間後に公式サイトに発表された衝撃的な報せには、誰もが目を疑ったことだろう。9月21日のZepp Tokyoワンマンを以て、Sadieは活動を休止する。10年間、休むことなくガムシャラに突き進んできた彼らだからこそ、その結論に到るまでどれだけの葛藤があったのかは想像に難くない。ただ、一つ断言できるのは、あの日、どこまでも続く空の下で彼らが告げた言葉にも音楽にも、何一つ偽りは無かったということ。5月27日にリリースされる活動休止前ラストシングルのタイトルは“旅立ち”を意味する「Voyage」、そして6月6日より全国18都市21公演に上るツアーは“Never Ending Voyage-We never say good bye-”との名を掲げている。終わりの無い旅、サヨナラは言わない——その言葉に籠められた真意は、来たるリリースとステージで明らかにされてゆくだろう。彼らの旅も、バンドとしての進化も終わらない。そして9月21日が、これまでの10年でSadieが最も輝く日となることも間違いはないのだ。

 

(取材・文/清水素子 ライブ写真・小坂和義 アーティスト写真・小松陽祐)

 

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Maxi Single
「Voyage」
2015.05.27 Release

 

《初回限定盤A-type》 
CD(2曲収録)+DVD「Voyage」Music Clip 
2枚組  1800円  MRS-0064

 

《初回限定盤B-type》 
「Voyage」+「迷彩」(2015/4/11大阪城野外音楽堂ライブ音源 ) 
2曲収録  1200円  MRS-0065

 

《通常盤》 
3曲収録 1500円  MRS-0066

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Sadie Live Tour 2015
Never Ending Voyage
-We never say good bye- 

 

06月06日(土) 新宿BLAZE
06月07日(日) 新宿BLAZE
06月12日(金) HEAVEN’S ROCK さいたまVJ-3
06月20日(土) 浜松窓枠
06月21日(日) 新横浜NEW SIDE BEACH!!
06月24日(水) 札幌cube garden
06月25日(木) 札幌cube garden
06月27日(土) 仙台darwin
07月02日(木) 名古屋E.L.L
07月03日(金) 名古屋E.L.L
07月05日(日) 滋賀U☆STONE
07月08日(水) KYOTO MUSE
07月09日(木) 神戸VARIT.
07月11日(土) 松山サロンキティ
07月12日(日) 高松DIME
07月17日(金) HEAVEN’S ROCK宇都宮VJ-2
07月18日(土) HEAVEN’S ROCK熊谷VJ-1
07月20日(祝・月) 新潟RED STAGE
07月24日(金) 広島クラブクアトロ
07月25日(土) 福岡DRUM Be-1

 

TOUR FINAL
07月28日(火) Zepp NAMBA

 

上記公演 前売 5400円(税込み・D別)

 

Sadie
forever and ever…
09月21日 (祝・月)  Zepp Tokyo
前売 5960円(税込み・D別)

 

 

★Sadie★

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