TITLEスペルマルガリィタ

3ケ月連続でリリースされている「大日本異端芸者的脳味噌逆回転絶叫音源集」第3弾。初回限定5,000枚、4曲入。
驚く程明るいイントロダクションで始まる「LINDA ?CANDY DIVE PINKY HEAVEN?」。メロディアスで聴き易いフレーズのサビだが、それだけの曲では無く、ハードなリフも聴かせてくる。ちなみに「LINDA」というのは、ファン、お客さんの事を指している。ハードロカビリーの匂いを感じさせる「ブラックスパンコールギャング」は、ガゼットの新境地とも言える音の幅を思い知らせる1曲。今後のガゼットを占う、起点の曲ともなりそうだ。ファンにはもうお馴染みの「別れ道」は、2002年6月、約1年以上前に発売され、あっという間に完売した1st Maxi Singleのタイトルチューンでもあった。「この曲がなければガゼットは無かった」と、進化しつつも原点を忘れない姿勢。この、ライブでも高い人気を誇る1曲は、ガゼットと共に長く歩み続ける楽曲の1つとなるのであろう名曲。締めくくりとなるラストは、高速リズムのイントロから、すんなり耳に入ってくるメロディーと、前向きに勇気付けられる言葉に彩られた「BEST FRIEDS」。リスナー、そして彼等自信にも向けられているその歌詞と、ラップなど多彩に色付けされたこの元気な楽曲で3ケ月連続の3作が全て締めくくられる事となる。
Vo.ルキの唄の幅の広がりも去る事ながら、「ガゼット」というアーティストとしての厚みを、息切れする事無く伝え続けてくれた3ケ月。3枚全てが必聴、聴いたらあとは生の彼等を体験、こちらも必須。

1.LINDA ?CANDY DIVE PINKY HEAVEN?
2.ブラックスパンコールギャング
3.別れ道
4.BEST FRIEDS