2023年07月19日 (水)
【ライヴレポート】<PENICILLIN 30th anniversary tour real final>2023年7月17日(月・祝) LINE CUBE SHIBUYA◆PENICILLINが“渋谷公会堂”で繰り広げた3時間一本勝負──。
REPORT - 12:00:40刺激的でいて美しく、何より格好よろしいのがPENICILLINというバンドである。そんな彼らが、このたび30周年の節目を締めくくるべく開催したのは[30th anniversary tour real final]と題されたライヴで、その舞台に選ばれていたのは渋谷公会堂。
現状での公式名称はLINE CUBE SHIBUYAとなっているものの、そもそも渋谷公会堂といえばPENICILLINにとっては1995年9月に初のホールワンマンを行った場所であると同時に、2013年2月には20周年記念のライヴを行った想い出深い場所でもある。そして、リニューアル後の渋公に初見参することとなった今宵の公演は、長いキャリアを誇るライヴバンド・PENICILLINだからこそ体現することが出来た、ガチもガチの“3時間一本勝負”であったと言っていい。
「今日は[30th anniversary tour real final]ということで、いつものライヴとは違うんですよ。今日のライヴのテーマは“挑戦”です。大体いつもは20曲弱くらいやる感じなんですけど、今日は30周年に掛けて30曲やります!会場の音止め時間が21時なんで、ギリギリまでね。だから、今日は本編とかアンコールとかの区別はありません。MCも巻きでいかないといけない(笑)。あと、30周年ということでちょっと期待されていた方たちもいるかと思いますが、ゲストもありません。とにかく、現在進行形のPENICILLINの音をここで思いっ切りブチかましていきます!!」(HAKUEI)
この潔い公言どおり、このライヴでは今年2月に発表されたベスト盤『30 -thirty- Universe』に収録されていた楽曲たちを中心に、まさにこの30年をかけてPENICILLINが着々と紡ぎ続けてきた珠玉の名曲たちや、久しぶりにライヴで聴けることになったレア曲などが贅沢なくらいの並びでこれでもかと連打されていくことになった。
バキバキのスピードチューンから、繊細なバラードまで自在に叩きこなすドラマー・O-JIRO。Vシェイプのギターやエクスプローラータイプのギターを駆使し、ワイルドなロックギターはもちろん、エモいフレーズもしっかりと堪能させてくれるギタリスト・千聖。絶対的な存在感と圧倒的なパフォーマンス力でPENICILLINを牽引する、フロントマン・HAKUEI。彼らが集結して始動した1992年2月14日以来、彼らは今日まで“一度も活動休止期間をとったことがないバンド”としてもつとに有名で、文字通りにこの30年という月日を駆け抜けてきたという事実はとても尊い。
もちろん、このステージ上ではPENICILLINのキャリアを語るうえで欠かすことの出来ない大ヒットチューン「ロマンス」も披露されたほか、「太陽の国」をはじめとした数曲では千聖の親友にして盟友であった故・KOJI(Lacryma Christi~ALvino~ALICE IN MENSWEAR)の愛用していたミラー仕様のカスタムギターが印象的に使われる一幕もあり、いろいろな意味でこの[30th anniversary tour real final]は、さまざまな時代やここまでの時の流れを感じられるものでもあったのではなかろうか。
「この30年、PENICILLINは常に“ブッこんできた”バンドなんで。その初心は今も忘れてないけど、あらためてしっかりそれを刻みつけて31年目に突入したいと思います。ただ、みなさん気付いてます?[30th anniversary tour real final]とは言うものの、実は既に今年の2月で31周年に入っちゃってるんですよ(笑)。というわけで、最後に31曲目行くぞ!!みんなで暴れようか!!!」(HAKUEI)
30曲目の「螺旋階段」で感動的に終わるのかと思いきや、そこは刺激的でいて美しく、何より格好よろしいPENICILLIN。ダメ押し的な1曲として1994年5月にリリースされたファーストアルバム『Penicillin Shock』の1曲目「God of grind」を容赦なく“ブッこんで”きたうえ、HAKUEIがワイヤレスマイクを持ったまま客席フロアに堂々の降臨をし、歌いながらぐるぐると闊歩するという緊急事態までが勃発。ここでオーディエンスが狂喜乱舞したのは当然のことだったと言えよう。
ちなみに、終演後にもさらなる“ブッこみ”は用意されており、なんと来場者に対する御礼や注意事項などを告げる影アナウンスをつとめていたのは、2007年までベーシストとして在籍していたGISHO氏。冒頭でHAKUEIは「ゲストはいない」と言っていたものの、まさかこのようなサブライズがあるとは…!
しかも、これだけの大きな節目が無事終わったにも関わらず、PENICILLINは相変わらず休もうとする気配がない。既に次回ライヴも決定していて、8月6日にはVeats SHIBUYAにて毎夏恒例の[「祭」2023]が行われるとのこと。つまり、引き続き31年目もPENICILLINは容赦なく“ブッこんで”いくに日々を重ねていくことになりそうな予感大。やはり、PENICILLINはどこまでいっても刺激的でいて美しく、何より格好よろしいバンドなのである。
PHOTO:菅沼剛弘
TEXT:杉江由紀
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【全ての情報はこちら】
PENICILLIN Web
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【ファンクラブ入会案内はこちら】
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https://www.penicillin.jp/fanclub/enrollment
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PENICILLIN 30th anniversary tour real final
「渋谷公会堂」
2023年7月17日(月祝) LINE CUBE SHIBUYA
SET LIST
1、パライゾ-30th ver-
2、イナズマ
3、Quarter Doll
4、CRASH
5、花園キネマ
6、冷たい風
7、WILL
8、LOVE DRAGOON
9、JUMP#1
10、99番目の夜
11、SOL
12、白髏の舞
13、ハカナ
14、one star
15、飛翔遊戯
16、make love
17、Japanese Industrial Students
18、腐海の砂
19、Lucifer ~光をもたらす者~
20、WARP
21、Rosetta
22、Desire
23、New Future
24、Time Machine
25、太陽の国
26、Realxxx
27、天使よ目覚めて
28、ロマンス
29、Chaos
30、螺旋階段
31、God of grind
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【視聴券販売中】
Streaming+
料金:¥5,000(税込)
販売期間:2023年7月23日(日)21:00まで
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【Music Video】
「パライゾ」
フルMV 公開中!
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【LIVE情報】
「祭」2023
2023年8月6日(日)
Veats SHIBUYA
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開場16:15/開演17:00
オールスタンディング9,000円(税込/D別)
※未就学児入場不可
・客席を含む会場内の映像・写真が公開される場合がございます
・公演の延期・中止の場合以外でのチケットの払い戻しは行いません
[問]サイレンエンタープライズ03-3447-8822
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=TICKET=
【一般発売(先着)】
7月22日(土)10:00
O-JIRO BIRTHDAY LIVE & 千聖 BIRTHDAY LIVE 開催決定
■O-JIRO BIRTHDAY LIVE
2023年9月16日(土) 新宿ReNY
2023年9月17日(日) 新宿ReNY
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■千聖 BIRTHDAY LIVE
2023年10月7日(土) 恵比寿LIQUID ROOM
2023年10月8日(日) 恵比寿LIQUID ROOM
詳細は後日発表‼️

2023年07月18日 (火)
★びじゅなびPUSH特別連載★【nurié】2023年7月29日(土)新宿BLAZEワンマン<nurié 4th ANNIVERSARY アンチヒーロー – 逸脱した正義か、果たして悪か ->開催記念!Vol.4:nuriéにメンバーの似顔絵(塗り絵用)を書いてもらってみた。<Vo.大角龍太朗編>
NEWS - 21:00:24びじゅなびPUSH特別連載、2023年7月29日(土) 新宿BLAZEにてワンマン<4th ANNIVERSARY アンチヒーロー – 逸脱した正義か、果たして悪か ->を開催するnuriéをピックアップしています。
いよいよ今月は新宿BLAZEワンマン公演BLAZE。
当日は未発表新曲デモ音源無料配布と重大発表もあるとのことなので、チェックは必須です。
チケットは下記からお求めになれますので、当日は是非会場でたっぷりnuriéを感じてください。
★チケット一般発売中
https://eplus.jp/sf/detail/3870220001-P0030001P021001?P1=1221
開催を記念して、このnuriéを一人でも多くの方に知っていただけるようにピックアップ。
第一回:自己紹介編
https://archive.visunavi.com/news/457824/
第二回:Dr.染谷悠太が描くVo.大角龍太朗
https://archive.visunavi.com/news/456757/
第三回:Gt.廣瀬彩人が描くDr.染谷悠太
https://archive.visunavi.com/news/458405/
第三回に続き、今回も「nuriéにメンバーの似顔絵を書いてもらってみた。」編。
メンバーのみなさんにそれぞれ、他メンバーの似顔絵を書いて頂きました。
もちろん色はついていませんので、みなさんで是非、スマホのツールなどを使って色をつけて塗り絵をしてみてください。
今回はVo.大角龍太朗が描くGt.廣瀬彩人。
前回の廣瀬氏作は染谷氏の鼻を見事に描いた力作となりました。
↓
https://archive.visunavi.com/news/456757/
今回は大角氏にこの作画ポイントをお聞きしました。
<大角龍太朗さんコメント>
「誇り高き王子の感じを目指しました」。
↓
いかがでしょうか。誇り高き王子の叫びが力強く胸に響いてくるようですね。
nuriéのみなさんの作画力にびじゅなびも震えています。
もし色が塗れた方は、是非びじゅなびTwitterアカウントへ
タグ付けしてお送りくださいね。
新宿BLAZEに向けて、今回イラストを届けてくれた廣瀬彩人氏のおすすめ曲「瞳に映らない形と性質、それを「」と呼んで」を聞きながらライヴを楽しみに待ちましょう。
この楽曲を、是非生で直接体で感じて下さい。
企画はまだまだ続きます。お楽しみに。
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<PICK UP LIVE>
■nurié 4th ANNIVERSARY
アンチヒーロー – 逸脱した正義か、果たして悪か –
2023年7月29日(土)新宿BLAZE
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★未発表新曲デモ音源無料配布★
★重大発表あり★
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17:00 / 17:30
ADV/DAY ¥4,200- / ¥4,700- (D代別)
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★チケット一般発売中
https://eplus.jp/sf/detail/3870220001-P0030001P021001?P1=1221
INFORMATION BLAZE:03-5155-5990
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<LIVE SCHEDULE>
2023年
8月08日(火)心斎橋soma
8月10日(木)赤羽ReNY alpha
8月29日(火)渋谷近未来会館
9月09日(土)HOLIDAY NEXT NAGOYA
8月10日(火)心斎橋VARON
10月27日(金)高田馬場CLUB PHASE
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<最新リリース>
★2023年4月5日(水)Release
1st Mini Album
「瞳に映らない形と性質、それを「」と呼んで」
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【収録曲】
1.akuma
2.うさちゃんず
3.R.A.M.I
4.瞳に映らない形と性質、それを「」と呼んで
5.あくび
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¥2,000(税抜) / NRNR-007
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●web site
http://nurie-web.jp/
●Online Shop 「ART SUPPLY」
http://nurieshop.theshop.jp/
●Fan Club 「sketch book」
https://fanicon.net/fancommunities/4446
●公式LINE
http://lin.ee/VzsTBDA


2023年07月18日 (火)
【ACME】2023年新譜リリース第二弾、16th Single「ウルフヘズナル・黄昏」リリース決定&ジャケ写解禁!
NEWS - 19:00:16バンド結成6周年を越え、益々精力的に活動するACMEが、今夏に新曲をリリースする。
バンド初となる両A面シングル「ウルフヘズナル / 黄昏」は、ACMEの「陰と陽」を思う存分味わえるであろう作品となった。
その陰を極めた1曲が『ウルフヘズナル』。
光が明るく輝けば影もまた一層その黒さを増す…3年間続いたコロナ禍が、嘘だったかの様に開放に向かう社会のなかで、人々が目を伏せたくなるような「狂気」もリアルに錯綜している新しいこの時代。スナック菓子のように消耗される夢や愛情を模した誰かの「自己嫌悪」…それに塗れ、絶望のなかから怪物が生まれる様を描いた曲が『ウルフヘズナル』。
ウルフヘズナル(自己嫌悪の皮)を破って生まれてきたその狂戦士は善か悪か。スピーディーで超攻撃的なギターリフが炸裂する重厚なサウンドと緊張感あふれる曲展開はまさに「ACME」の真骨頂!本作はACMEの新定番となる事は間違いない。
対する『黄昏』は、決して穏やかでは無い日々の中で「信じる事の大事さ・愛情の深さ」へ、シンプルに感謝を綴る「至極のロックバラード」。見事なまでにACMEの「陽」を表現した作品となっている。優しさがあふれ出すイントロダクションから、ACMEらしい力強いビート、繰り返す印象的なギターサウンド、そして深みあるストリングスの音色は、ACMEのバラード曲でも代表作と言えるだろう。
本作はストリーミング&ダウンロードのみならず全国のCD販売店でパッケージとしても購入可能だ。
またリリースに伴いACME史上初の<ACME FREE LIVE !!!>の開催も決定!
8月25日(金)「TOWER RECORDS 渋谷店・9階屋上野外イベントスペース」にて行われる。
本公演では、New Single『ウルフヘズナル / 黄昏』CDを購入された方が『優先観覧エリア』へのご入場が可能。もちろん「通常観覧エリア」も用意されている。
さらに終演後にはサイン会の開催も決定。当日に会場にて対象商品(CD)をご購入された方が参加が可能!
詳しい情報はACME オフィシャルサイト 特設ページもご確認ください!
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<リリース>
★ACME 15th Single「ウルフヘズナル・黄昏」
2023年08月16日(水)リリース
※全国のCDショップにて購入可
※ストリーミング&ダウンロードにてリリース
ACME-015 / ¥1,650-(in TAX)
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【収録内容】
① ウルフヘズナル
② 黄昏
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<フリーライヴ>
■『ACME FREE LIVE!!!』
2023年08月25日(金)
会場:TOWER RECORDS 渋谷店 9階屋上 野外イベントスペース
*時間:開演18:30(予定)
*入場:FREE!!!
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★ACME OFFICIAL SITE★
★ACME OFFICIAL Twitter★
@ACMEOFFICIALJP
