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2023年04月06日 (木)

【ライヴレポート】<SID 20th Anniversary TOUR 2023 「海辺」>2023年4月1日(土)KT Zeep Yokohama◆3年ぶりに声出しが解禁。愛が満ちたその空間に、シドが最強になって帰ってきた──。

REPORT - 12:00:04

今年1月に開催したオフィシャルメンバーズクラブ“ID-S”会員限定公演<ID-S限定 SID LIVE 2023 Re:Dreamer~>で1年半ぶりにライブ活動を再開したシドが、20223月にリリースしたアルバム『海辺』を引っ提げた全国ツアーSID 20th Anniversary TOUR 2023 「海辺」>を、41日に神奈川・KT Zepp Yokohamaよりスタートさせた。

3年ぶりに声出しが解禁された本公演は、ゆっくりと潮が満ちていくように、愛が満ちていった空間だった。

 

──と、こんなふうにライブレポートというミッションをいただいて会場に入る時には、“しっかりレポートしなければ”という“仕事モード”という服を着て、至って冷静に客観的に観ることが常なのだが、この日集まった観客の大歓声やメンバーの名前を呼ぶ声を聴くにつけ、その大歓声を浴びて嬉しそうな表情を浮かべるメンバーを観るにつけ、結成20周年というキャリアをもちながらも随所で笑顔のアイコンタクトを取り合うメンバーを観るにつけ、“仕事モード”はどこへやら、気がつけば一緒に笑ったり一緒に泣いたりと、ただ無防備に感情をだだ漏れさせている我が身があった。

 

3年ぶりの声出し解禁に始まりはどこか遠慮がちだった歓声も、ライブが進むにつれてどんどん大きくなっていく。

それに対して、「久しぶりに“マオ”って呼ばれたな。気持ちいいね」(マオ)、「みんなと声を出して、そして俺たちの音で思いが伝わって最高の1日になってくれたら嬉しいです」(明希)、「みんなお帰りー!!」(Shinji)、「気持ちいい!これだよね!」(ゆうや)と、喜びを隠しきれないメンバー。

演奏中もコロナ以前のような手応えをつかむと、水を得た魚のようにパフォーマンスにも熱がこもり、その相乗効果で会場のボルテージは徐々に高まっていった。

 

リリースから約1年を経て、“令和歌謡”と謳ったアルバム『海辺』の世界観を具現化することになった彼らは、歌詞の物語をより深めるようなステージ演出と、それに寄り添う歌とアンサンブルで一曲一曲を丁寧に紡いでいく。

たとえば「軽蔑」では変拍子でありながらメロディアスなサウンドとシリアスなヴォーカルが、ゆらりと立ち上る愛憎を感じさせたし、イントロのサックスの音色が印象的な「13月」では、一粒一粒の音の間合いにまでも切なさが感じ取れた。

ツアーが始まったばかりなので詳細は避けるが、スクリーンによるステージ演出の中で、曲終わりに会場が思わずざわついた楽曲も。

アルバム『海辺』のラストナンバーであり、“ID-S”会員限定公演の一曲目を飾った「海辺」は、マオにとって特別思い入れのある曲で、「みんなのことをずっと思っていました。そんな気持ちがたくさん詰まった曲です」と紹介。スケール感のあるこの曲をじっくりと歌い上げた後、「渋公(“ID-S”会員限定公演)では恐怖と戦いながらこの「海辺」を歌いましたが、今日は恐怖心が一つもなく歌えました」と語っていた。

 

「俺たちの20年、最高の年にするのでみんなついてきてください!」(明希)

 

 

「シドって最高だな!お前らも最高だぞ!いいツアーの始まりになりました、ありがとう」(Shinji

 

 

「俺たちのライブってこれよ!改めて再認識させてもらえたからもういいよね。乗り越えて俺らは強くなった!」(ゆうや)

 

 

明希、Shinji、ゆうやがツアーに向けたそれぞれの思いを語ってステージを降りた後、一人残ったマオは「みんなに一つ言いたかったことがあって。今日はみんなに“ただいま”を伝えたくて」と声を詰まらせた。

3年間声出しができなかったりとか、コロナの影響もあったんだけど、個人的にはめちゃくちゃ長かったんですよね。トンネルが長くて。

渋公でスパッとカッコよくそのトンネルを抜けるつもりだったんですけど全然まだダメで、今日のライブもすごく怖かったんですけど、積み上げてきた努力は絶対俺を裏切らないと思っていたので、それだけは信じて頑張ってきたので、みなさんのおかげで最高のライブができました。

本当にありがとう」と感謝を伝えると、「俺ここからまだまだいくから。こんなもんじゃないから。

新しい自分として生まれ変わってどんどんかっこいい俺になってシドを引っ張っていくので、これからもよろしく!」と力強い笑顔を見せた。

 

 

様々な困難を乗り越えて結成20周年を迎えたシドは、より強靭になっていた。ライブ活動の休止を発表する前、最後の公演となった202110月のZepp Fukuoka公演でマオは約束したのだ。「必ず最強のヴォーカリストとしてまた帰ってくる」と。

その約束どおり最強になって帰ってきたシドが、ファンの歓声というカンフルを再び手に入れたシドが、このツアーを経てどこまでパワーアップしていくのか、その進化の果てを楽しみにしている。

 

 

写真◎今元 秀明
文◎大窪 由香

 

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SID 20th Anniversary Special Site   https://www.sid20th.jp/ 

 

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LIVE

 

SID 20th Anniversary TOUR 2023 「海辺」

202341日(土) KT Zepp Yokohama

202349日(日) Zepp Fukuoka

2023414日(金) Zepp Nagoya

2023416日(日) Zepp Osaka Bayside

202354日(木・祝) Zepp Sapporo

202356日(土) SENDAI GIGS

2023513日(土) Zepp DiverCity TOKYO

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【チケット料金】

1Fスタンディング ¥7,500(税込/ドリンク代別)

2F全席指定 ¥7,500(税込/ドリンク代別)

4才以上有料

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チケット一般発売中 https://sid.tix.to/dgYqfs 

詳細はコチラ https://sid-web.info/event/347116 

 

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SID EVENT TOUR 2023  ※詳細は後日発表

2023723日(日) Zepp DiverCity TOKYO

2023730日(日) Zepp Nagoya

2023812日(土) Zepp Fukuoka

2023813日(日) Zepp Osaka Bayside

2023826日(土) Zepp HanedaTOKYO

202392日(土) SENDAI GIGS

2023918日(月・祝) Zepp Sapporo

 

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RELEASE

 

20周年アニバーサリーBOX

2023.3.29 Release

SID 20th Anniversary BOX

【完全生産限定盤(CD15枚組+Blu-ray+グッズ)】

KSCL 342036 ¥33,000(税込)

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CD 収録内容> 全15枚組

[Disc 1] 憐哀レンアイ

[Disc 2] 星の都

[Disc 3] play

[Disc 4] センチメンタルマキアート

[Disc 5] hikari

[Disc 6] dead stock

[Disc 7] M&W

[Disc 8] OUTSIDER

[Disc 9] NOMAD

[Disc 10] いちばん好きな場所

[Disc 11] 承認欲求

[Disc 12] 海辺

[Disc 13] Side A complete collection

[Disc 14] Side B complete collection e.B 4

[Disc 15] Side B complete collection e.B 5

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Blu-ray 収録内容>

Music Video Collection 全40曲を収録

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<付属物>

・アニバーサリーケーキBOX仕様

SID 歌詞大全集(184P

20thアニバーサリーアクリル写真ホルダー

・メンバーソロ生写真(4名分同梱)

20thアニバーサリースカーフ

 

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20周年アニバーサリーBOX 予約詳細

 

20周年アニバーサリーBOX 予約まとめ https://kmu.lnk.to/fqi7cq

 

▼購入者特典【対象店舗/特典内容】

Amazon.co.jp トートバック

■楽天ブックス アクリルキーホルダー

■セブンネットショッピング アクリルカラビナ

※特典は数量限定・予約優先での先着順配布となり、なくなり次第終了となります。

ご予約ご購入の際は、特典の有無を必ずECサイトでご確認ください

 

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シド オフィシャルサイト  http://sid-web.info/

シド オフィシャルTwitter https://twitter.com/sid_staff

シド オフィシャルInstagram  https://www.instagram.com/sid_official_jp

シド オフィシャルWeibo  https://www.weibo.com/sidofficial

 


2023年04月06日 (木)

解散より10年…NEGA限定復活ワンマンライブ決定

NEWS - 00:00:17

2013年に惜しまれつつも解散したNEGAが、解散より10年、そして始動より18周年を迎える20237月に渋谷REXにて限定復活ワンマンライブが行われることがVomiter.儿のバースデーである46日に発表された。

 

この日はフライヤーにも記載があるように、ネガ、PERESTROIKANEGA時代の楽曲を組み込んだ、ファンには嬉しいセットリストとなるようだ。

 

更に入場者全員に2曲入りシングルが無料配布される。その収録曲はアルバム「VANITAS」収録の珠玉のバラード 「HINDSIGHT」と初期の代表曲「壁」のリアレンジバージョンということで、こちらも是非手に入れて聴いていただきたい。

 

 

 

On April 6, Vomiter.儿’s birthday, it was announced that NEGA, which regrettably disbanded in 2013, will hold a limited revival one-man live concert at Shibuya REX in July 2023, 10 years after its breakup and 18 years after its launch.

As stated on the flyer, the setlist for this date will incorporate songs from the Nega, PERESTROIKA, and NEGA eras, which is sure to please the fans.

In addition, a two-song single will be distributed free of charge to everyone who enters the venue. The singles are the ballad “HINDSIGHT” from the album “VANITAS” and a re-arranged version of one of the most popular songs from the early days, “Kabe”.

 

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<公演情報>

 

 

2023.07.31()
渋谷REX

NEGA 18th ANNIVERSARY ONEMAN LIVE
NEGATIVISIONvita brevis, ars longa~」

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OPEN 18:30 / START 19:00

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【入場特典】
入場者全員に2曲入りシングル無料配布!!
1.HINDSIGHT -ars longa-
2.-Я.S.2023-

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TICKET
S TICKET¥9,500-No.120
特典①:ピクチャチケット(当日引換)
特典②:5 shot 撮影会
プレイガイド:イープラス(お一人様2枚まで購入可能)
発売日時:2023.04.22() 10:00
https://eplus.jp/sf/detail/3847760001-P0030001

 

A TICKET¥5,000-No.21~)
プレイガイド:イープラス
発売日時:2023.05.06() 10:00
https://eplus.jp/sf/detail/3847770001-P0030001

 

DAY TICKET(当日券):¥5,500-


2023年04月05日 (水)

【ライヴレポート】<The Benjamin 8th Anniversary ONEMAN TOUR 2023「Bless in the Octave」Final>2023.03.21 浅草花劇場◆「明るい光のほうを向いてしまう、そんな本質が根づいている」

REPORT - 21:09:55

2023年3月21日、観光客の賑わいが戻ってきた浅草で、The Benjaminの8th Anniversary ONEMAN TOUR 2023のファイナル『Bless in the Octave』が行われた。新型コロナウイルスによる影響を受けた一昨年、昨年の周年記念の鬱憤を晴らすかのように、メンバーとバーバラ(The Benjaminのファンの総称)が熱く盛り上がった夜の模様をお届けしよう。

 

会場である浅草花劇場は、日本最古の遊園地といわれる花やしきの一角に位置する。レトロな情緒たっぷりのアトラクションを横目に会場へ向かうという、普段のライヴにはない感覚に少しドキドキ、ワクワクしながらホールへ。そこには、最新シングル「Beelzebub」からのモチーフであるハエのイラストが描かれたバックドロップが観客を待っていた。

 

開演時刻を迎え、けたたましいほどにSEが鳴り響く。メンバー3人が登場、黄色い歓声が沸き起こる。ようやく声出しが解禁になり始め、ライヴにおける観客の声の存在の大きさを改めて感じるこの頃。ジャンルやアーティストによってファンの歓声は異なるものだろうが、The Benjaminのそれは間違いなく黄色い声だ。メンバーの名前を連呼する黄色い声に、会場が一気に華やいだ空気になった。

 

ライヴの開始を告げた「Beelzebub」で、豹変したかのようにファンがこぶしを振り上げ始め、3人の表情にも気合いがみなぎる。そのまま「Bisque Doll Magic」へ、激しくも仄暗い世界観を漂わせつつ、記念すべき特別なライヴは上々の滑り出しとなった。

 

このツアー初日から既にライヴでの声出しを解禁にしていたこともあり、ファンもすっかりライヴの感覚を取り戻している様子。そこへさらに、「全力で来いよ! いい加減な気持ちで来るな!」と、Mineyが強い言葉で煽る。

 

 

「Bumble Bee」ではMashoeのランニングベースがリズミカルに観客の体と会場の空気を揺らし、続いて「ビスケット」「Blurry Senses」では、その声で会場を包み込む。曲によってはMiney以外のメンバーもメインヴォーカルを担当するThe Benjaminだからこそ、Mineyとはタイプの違うMashoeの歌声は大きな魅力のひとつだ。

 

 

8周年記念ライヴだけに、新旧の曲を織り交ぜつつ、ライヴは展開。そしてさらに、汽笛の音から始まったのが新曲「バスタートレイン」。ジャジーなリズムに合わせ、ノビノビと自由にノリを楽しむ3人を前に、ファンも初めて耳にする曲をおおいに楽しんだ様子。

 

「どんどん新しいものをつくっていきたい」というMineyのMCどおり、自分たちの創作意欲に貪欲に、音楽に対して果敢に、ずっと挑戦し続けているのがThe Benjaminというバンドだ。そんな彼らのライヴだからこそ、ファンと一緒にひたすら音楽を楽しむ特別な空間になるのだろう。

 

 

「ベルガモット」では、ひときわプレイに集中しているTackyの存在が光り、ギターソロではギタリストとしてのMineyと二人で背中を合わせてギターを奏でるロックバンドのステージならではのシーンが。終盤に向かって、会場はますます盛り上がりを見せていく。

 

 

荘厳な印象の鐘の音から「Babel」がスタート。Mashoeの咆哮に応えるようにファンのノリも猛々しさを増すと、続く「ベンガルタイガー」から「Bark in the Garden」で激しさはマックスに。この2曲は、コロナ禍真っ最中に試行錯誤で活動を続ける中で生まれ、2022年3月にシングル「Bark in the Garden」とそのカップリングとしてリリースされた曲。ここでThe Benjaminは大きく変貌を遂げ、いわゆるヴィジュアル系と呼ばれるシーンの王道をいくサウンドや曲調を奏で、黒い衣装をまとうようになった。その変化は今なお現在進行中であり、彼らの進化はまだまだとどまることを知らない。

 

次の「BELIEVE」は、2022年7月にリリースされた3rdアルバム『BELIEVE』の最後を飾るタイトル曲。“信じること”をテーマにしたストーリーの最後を飾る曲は、8周年記念のこの日にふさわしく、あふれる喜びと強い決意とともに心に響いた。黒い衣装を身にまとい、退廃的な雰囲気を漂わせ、攻撃的な言葉を口にしていても、やはり彼らの根っこには、明るい光のほうを向いてしまうような、そんな本質が根づいているように思える。

 

本編最後を飾った「SORA-Boeing229-」の伸びやかなMashoeの歌声も会場いっぱいに広がる高揚感も、そして笑顔ではしゃぐMiney、Tacky、Mashoeの姿も、言葉で表現するなら、つまりは“幸せ”ではないだろうか。そんな彼らの本質を実感したところで、本編終了。

 

 

アンコールでは、Mineyが亡き父親への思いをつづった名曲「Because-Love is Here-」、最初の緊急事態宣言を経験して生まれた「ブーツを脱いで」と続け、最後はもちろん「バーバラ」。ファンへの愛情をたっぷり込めた演奏を全身で受け止めるバーバラの姿に、会場は温かな幸福感に包まれていた。

 

最後にMineyが、「もっとカッコよくなります!」と宣言してステージを去ったが、これこそがThe Benjaminの目指すところを言い得ているだろう。さまざまな曲を生み出し、スタイルは変化しつつも、カッコいいロックバンドであることは変わらない。9年目、10年目へと、どれだけカッコよくなるか、期待をふくらませながら追いかけていきたい。

 

 

 

文:村山 幸
写真:米田 光一郎

 

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The Benjamin
8th Anniversary ONEMAN TOUR 2023 「Bless in the Octave」Final 2023.03.21 浅草花劇場

[setlist]

1.Beelzebub
2.Bisque Doll Magic
3.BumbleBee
4.ビスケット
5.Blurry Senses
6.ボードレールに沈む海
7.ブーゲンビリア
8.バスタートレイン
9.ブルータス、オマエもか
10.ベルガモット
11.Babel
12.ベンガルタイガー
13.Bark in the Garden
14.BELIEVE
15.SORA -Boeing229-
encore
16.Because -Love is here-
17.ブーツを脱いで
18.バーバラ

 

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[ライブ情報]

BadeggBox presents「BATTLE FEVER TOUR 2023」
04.08 (Sat) 名古屋MUSIC FARM
04.09 (Sun) 大阪CLAPPER
04.15 (Sat) 横浜Music Lab.濱書房
04.22 (Sat) 上野音横丁

 

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[音源情報]

 

5th Single NOW ON SALE
タイトル:「Beelzebub」
アーティスト:The Benjamin
発売日:2023.2.8
形態:シングル
品番: BDBX-0095
価格: 2,200円(税込) 2,000円(税別)

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収録曲:
1.Beelzebub
作詞/作曲:Minemura Akinori
2.ボードレールに沈む海
作詞/作曲:Minemura Akinori

発売元/販売元:BadeggBox

 

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ライブ会場/バデッグボックスオンラインショップ限定販売
http://badeggbox.shop-pro.jp/?pid=172681253
購入特典詳細(DVD「2022.10.16 渋谷Plesure Pleasureワンマン映像」)
http://thebenjamin.jp/news.php?id=632

 

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[動画情報]
MV「Beelzebub」トレーラー映像
https://youtu.be/2CCnhhszlTI

MV「ボードレールに沈む海」トレーラー映像
https://youtu.be/i3Oa5Li6vBg

LIVE 20221016 SHIBUYA PLEASURE PLEASURE ダイジェスト
https://youtu.be/Xl9YoiI0Z14

[オフィシャルwebサイト]
http://thebenjamin.jp/