2022年12月02日 (金)
【ライヴレポート】<縁 2ndワンマン「灯焔(ともしび)」>2022年12月1日(木)東高円寺二万電圧◆来年3月には渋谷近未来会館にて追加ワンマンの開催が決定!
NEWS - 22:00:25縁待望の2ndワンマンライブが東高円寺二万電圧にて開催された。
1stワンマンが完売にあと一歩届かなかった為、リベンジの意味もあった今回。
見事完売御礼となり、白熱した空気がホールからも溢れている中本編はスタート。
初披露となったシンフォニックなナンバー「愁」をプレイした後、今日の公演がマスク着用条件のもと声出し可能である事をSUIが告げると
序盤からホールの空気はどんどん上昇していった。
「自らが想う大切なものを引き寄せろ」の声を元に演奏された「命」、新曲の「艶」、繊細な「儚花」とそれぞれ異なる表情を見せる楽曲が続けて披露される。
そこにはスタートから一年の歳月で築かれた縁の世界がしっかりと表現されていることをしっかりと体感出来た。
美沙麗とSyuを中心としたセッションを交えて、ハードなナンバー「影結び」「鴉片」「紋章」を立て続けに披露し、美しい声色と笑みで導くVo.SUI、細やかで華やかに舞うGt.美沙麗、ストレートに感情をぶつけてゆくGt.cero、控えめでありながらも確たる想いを持つBa.リゼ、身体全体でビートを盛り立ててゆくDr.Syuは自らの色でステージを彩り、その表現に応えるオーディエンスとともに空気をヒートアップさせる。
そこにはしっかりと解けない「縁」が結ばれてゆくようだった。
ラスト「華音」の手前、SUIは「人にとって今を生きる一年はとても大切なもの。縁は活動から一年、旬華愁灯というコンセプトを立てて四季(春夏秋冬)を表現し、それぞれの季節の景色を皆と見れた事を嬉しく思います。皆で成し遂げたこの華やかな光景を焼き付けたい。」とまっすぐな想いを伝えた。
きらびやかな楽曲とメンバー、オーディエンスは一体となり濁りもない華やかな光景が広がり本編は終了。
アンコールでメンバーが登場すると、今日のソールドアウトを受け2023年3月31日に渋谷近未来会館での追加ワンマンライブが決まった事が発表される。
来年のスケジュールは未定であった縁だけに、とても嬉しいニュースであろう。
そこから披露された「縁」は、彼らの始まりの曲であるだけに、とても感慨深いものがあった。
この日は、縁にとっての節目でありながらceroの誕生日当日でもあることから、MCに向かうところでサプサイズが。
会場があたたかい雰囲気に包まれると、縁で今夜限り?のCover楽曲「ピンクスパイダー(hide)」が披露される事を告げられると拍手が起こる。
縁らしい和楽器を取り入れたサウンドメイクが施されたカバーは、縁らしさやceroを中心としたリスペクトの想いが音からも溢れているようでとても胸を打つ。
その流れに乗り、ラストを飾る「八咫烏」でSUIやメンバーに導かれるようにフロントギリギリまで身を乗り出し、オーディエンスとの絆を確かめ合うように振り付けを用いた掛け合いが繰り返されるのだった。
熱狂のままステージは終了。
アンコールも全て終了かと思いきや、幕の中からサプライズで演奏がスタート。
こういった遊び心(?)も縁にとっての特徴なのかも知れない。
全12曲とワンマンとしてはまだ少ない楽曲数でありながら、当日限定バンドからしっかりと縁の世界を築き上げた縁。
その展望を待ち遠しく思うばかりである。
Text/Resonance
Photo/Lestat C&M Project
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縁
2ndワンマン「灯焔(ともしび)」
2022年12月1日(木)
東高円寺二万電圧
セットリスト
本編
1.愁
2.命
3.艶(新曲)
4.儚花
セッション
5.影結び
6.鴉片
7.紋章
8.華音
アンコール
9.縁
10.ピンクスパイダー (Cover)
11.八咫烏
アンコール2
12.八咫烏
●会場限定音源発売中
5thCD「灯」完全限定100枚
1.灯焔 2.艶 3.灯焔(インストゥルメンタル) 4.艶(インストゥルメンタル)
発売日/2022.12.01
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4thCD「愁」完全限定100枚 極残少
1.影結び 2.愁 3.影結び(インストゥルメンタル) 4.愁(インストゥルメンタル)
発売日/2022.10.26
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●サブスクリプション配信 アーティストページ
https://www.tunecore.co.jp/artists/ens824
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●ライブスケジュール
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rivabook presents「FINAL CUP 2022」
12/29(木)赤羽ReNY alpha
【開場/開演】16:00/16:30
【チケット券種/料金/発売】
A:チケット ¥10,000(D代別) 11/26 10:00-
B:チケット ¥5,000(D代別) 11/26 12:00-
【出演】 縁 / 他
【チケット購入先リンク】
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02k3nit3w6h21.html
※当日ご入場の際は、受付リサーチのご協力をお願い致します。
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3/31(金)渋谷近未来会館
3rdワンマン開催決定!
※詳細後日発表
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2022年12月02日 (金)
【ZEILE】無料配布シングル「FAKE」のMVリリースと同時に新メンバー加入!
NEWS - 21:00:06Like an Edison 店舗独占配布を行なった、ZEILEの無料配布シングル「FAKE」。
こちらのMVがリリースされた。
曲調通りの不気味さ・陰湿さを全面に出したMVは、ZEILEの毒々しい世界観をより強調したものへと昇華した。
嘘や偽善に塗り固められたこの世界、嘘や偽善に縋るものへの警笛を聴け。
『FAKE』
また、今回のPVより正式に新メンバー「刹那」加入。
生のバンドサウンドの厚みが増したZEILE、今後のライブにご期待ください。
「FAKE」はZEILE出演のライブ、及びLike an Edisonにて配布中。
在庫につきましてはお問い合わせください。
Like an Edison
https://la-edison.com/
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<ライヴ>
■撃剣霊化
2022年12月5日(月)EDGE Ikebukuro
Open 17:00 / Start 17:30
前売¥4,000-/当日¥4,500(D代別)
出演:リジェーヌ/Lyrica/Pluto/Amarna/ZEILE
チケット
https://tiget.net/events/213751
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■DEEGO Vol.29
2022年12月15日(木)大塚Deepa
Open 18:30 / Start 19:00
前売¥3,800-/当日¥4,300(D代別)
出演:ジルドレ/E.T/ZEILE
チケット
https://t.livepocket.jp/e/deego_29
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■EYENêS 現体制LAST主催公演
2022年12月22日(木)新宿Club SCIENCE
Open 16:25 / Start 16:50
前売¥3,000-/当日¥3,500(D代別)
出演:EYENêS/リジェーヌ/SONS OF LIBERTY/アクロシエラ/Lavitte/ZEILE
チケット
https://eplus.jp/sf/detail/3754900001-P0030001
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■Starwave Records presents 「Dark Ambition Exposed Vol.139~COUNTDOWN Special~」
2022年12月31日(土)上野音横丁
Open 20:30 / Start 21:00
前売¥4,000-/当日¥4,500(D代別)
出演:Zeke Deux(COUNT DOWN)/GERTENA、DEVIANT/薔薇の宮殿-Rose’n Palace-/Lavitte/雲雀セッション(Vo.雲雀 Gt.糸 Ba.勇次 Dr.Tomo Key.RyO)/ZEILE
※当公演は、深夜公演となっております。22時以降は18歳以下お客様のご来場をお断りしております。受付にてIDチェックを行いますので、必ず顔写真付き身分証明証のご呈示をお願いします。18歳以下のお客様は保護者の承諾書が必要となります。
※当公演は、再入場可となっております。但し、再入場の際にはドリンク代が必要となります。
チケット
https://eplus.jp/sf/detail/3751870001-P0030001
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ZEILE
Web:https://www.zeile-official.com/
Shop:https://zeile.official.ec/
Youtube:https://www.youtube.com/channel/UCvx_ndK21urzmfem8vBGpng/featured
Twitter:https://twitter.com/ZeileO02575
Instagram:https://www.instagram.com/zeile_official/
2022年12月02日 (金)
【ライヴレポート】<怪人二十面奏 単独公演巡業二〇二二「素晴らしき哉、人生」千穐楽>2022年11月28日(月)Veats SHIBUYA◆「一分一秒、一曲一曲かみしめながら、一切妥協のないステージができた」──マコト(Vo)
REPORT - 20:00:06怪人二十面奏は、そのバンド名のイメージとは裏腹に、とても一生懸命なバンドだ。コロナ禍でもひたすら前を向いてツアーを行い、ライヴを続けた。そんな期間を経て11月2日に発売された3rdアルバム『人生』。シンプル極めたこの二文字に込められた彼らの命のきらめきを、11月28日にVeats SHIBUYAで目撃した。ツアーファイナル「単独公演巡業二〇二二 素晴らしき哉、人生」の模様をお伝えしよう。
彼らの一生懸命ぶりは、活動スタンスだけでなくそのクリエイティブにいつもあふれている。ファンに驚きを感じてもらおうと腐心するマコトは、いい意味で戦略家だ。そんな姿勢が如実に現れたのが、この日の1曲目のセレクトだった。
ステージにメンバーがそろったところで、一瞬静まり返る中、マコトの歌声だけが広がっていく。アカペラから始まったのは「ヰ書」。ライヴの始まりを前のめりに待ち構えていたオーディエンスは、悲痛に満ちた特攻兵の思いを切々と歌い上げるマコトをただ見つめるしかない。冷たい空気が凍りつくように会場中を支配していた。一転、「ゲエ・ギムギガム・プルルル・ギムゲム」のイントロと同時にマコトが咆哮をあげると、オーディエンスも我に返り、こぶしをあげて応え始める。
各地で熱いライヴを展開してきたツアーの千穐楽である今日のライヴに賭ける思いを口にすると、「偶像破壊黙示録」へ。黒いメガホンを手にオーディエンスをアジテートするマコト。その横でKENは無表情ながら全身を大きく動かし、サウンドに身をまかせている。テンポよく「人間失却」へと流れ、構築されたドラマを紡ぎながらライヴらしい生々しさも全開だ。かと思えば、「しにいたるやまひ」で不可思議な世界へと誘い込み、ソフトな歌声を使ってやわらかく歌った「透明」、主人公である女性になりきった「噫無情」と、息つく暇を与えない。
MCに入るとガラッとリラックスした様子で、ライヴをおおいに楽しんでいることが伝わってくる。会場も温かい空気に包まれ、ほっこりとしたムードに。
けれども、ライヴのクライマックスはこれから。「全員で行きましょう!」と熱く呼びかけて始まった「可不可」で、衣装のケープも白い手袋も脱ぎ捨て、マイクスタンドを派手に操り、ダイナミックなステージングで躍動するマコト。「最高です! やっちゃってくれ!」とKENが満足そうに叫ぶ。
テンポの速い曲を中心に畳みかけるように続け、「アヴストラクト シニシズム」へなだれ込んでも、激しいノリや勢いのあるサウンドと適格なプレイが見事に両立し、見ごたえも聴きごたえもたっぷり。怪人二十面奏は、ヴォーカルのマコトとギターのKENの二人から成り、バンド形態ではない。ただこの日は、ツアーファイナルということもあって、まとまりのあるサウンド面でのカッコよさに特に惹きつけられた。
渋谷での通り魔殺人を告げるアナウンスをマコトが叫ぶ。曲はもちろん「G,Jクローバー連続殺人事件」。フロアにはカラフルな包丁形のペンライトがまたたき、怪人二十面奏おなじみの光景が広がる。推し活が市民権を経た今、応援グッズとしてペンライトも知られているだろうが、包丁型のペンライトはそうは目にしない。バンド名からもわかるエログロナンセンスな世界観と、それをロックバンドとして楽しむ一面。彼らの表現の奥行はここにも現れていた。その後、本編最後を締めくくったのは、「幻創大東亞狂榮圏」。あっという間に過ぎ去ったような本編だったが、深い満足感を残してくれた。
ツアーTシャツ姿のマコトと、バースデーグッズ(この日はマコトの誕生日)のフーディに着替えたKENが登場。リラックスした表情ながら、「一分一秒、一曲一曲かみしめながら、一切妥協のないステージができた」というマコトの言葉には、このライヴに賭ける思いの強さと達成感が込められていた。「マコトさんの誕生日をお祝いするのは20回目。親より一緒に過ごしている」と口にするKEN。今年結成7周年を迎えた怪人二十面奏だが、二人はそれ以前のバンドからずっと活動を共にしてきた。歳月を重ねてきたからこそ通じ合う感覚が、現在の彼らの表現を築き上げているのだろう。
たっぷり4曲のアンコールで、計20曲をプレイ。バンド名にちなんでワンマンライヴの曲数は20曲と決めているうえ、曲の多くが3分程度であるため、ライヴ時間は決して長くない。それでも大満足の一夜だった。
12月31日には、彼らにとって初となるワンマンでのカウントダウンライヴが控えている。その夜は、年が明ける0時のカウントダウンから声出しOKにするというスペシャルな試みも。声が出せなかったこれまでの思いをぶつけるには絶好のタイミングになるだろう。ぜひ足を運んで、最高の形で2023年を迎えたい。
文:村山 幸
写真:Lestat C&M Project
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<セットリスト>
怪人二十面奏 単独公演巡業二〇二二
「素晴らしき哉、人生」
2022年11月28日(月)
Veats SHIBUYA
1.ヰ書
2.ゲエ・ギムギガム・プルルル・ギムゲム
3.溺れるパラレル
4.偶像破壊黙示録
5.人間失却
6.しにいたるやまひ
7.近代的極東唱歌
8.透明
9.噫無情
10.可不可
11.信仰アンチミステリー
12.FAUST
13.癈人録
14.アヴストラクト シニシズム
15.G,Jクローバー連続殺人事件
16.幻創大東亞狂榮圏
en.
17.哀しきトリックスター
18.ブラックアウト ヒステリーアワー
19.死せる Cecile セルシン摂氏0度
20.然らば、人生
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<ライブ情報>
大晦日特別単独公演「月兎、秒讀」
日程:2022年12月31日(土)~2023年1月1日(日)
会場:SHIBUYA DESEO
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開場 22:30/開演 23:00/終演予定 25:00
※開演開場時間の変更に関するチケットの払い戻しはございませんので予めご了承ください。
※深夜公演の為、18歳未満の入場禁止。顔写真付き身分証を必ずお持ちください。
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前売¥4,800/当日¥5,300(1DRINK別途)
入場券:TICKET PAY
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12/3(土)10:00~発売
購入URL:https://www.ticketpay.jp/booking/?event_id=41461
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二十圓特別単独公演「関西カルト化洗脳計画」
日程:2023年1月15日(日)
会場:大阪・西九条BRANDNEW
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開場 17:00/開演 17:30
料金:¥20(当日のみ)
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入場方法/入場順
・公演当日、14:00~16:00受付にて整理券配布(番号ランダム配布)番号順に入場。
・開場時間以降ご来場の方は整理券をお持ちの方の後に先着整列入場。
・当日、受付にて¥20をお支払い下さい。1ドリンク代が別途必要となります。
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問い合わせ:BRANDNEW 06-6466-0100
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■怪人二十面奏オフィシャルウェブサイト■
http://k20.jp

















