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2022年12月17日 (土)

★びじゅなび連載★【ヤミテラ】<ヤミテラルーティーン>第5回:RiNa(Vo)★個性豊かなヤミテラのメンバーが、それぞれのマイブームや趣味、最近感じた事などを文章と写真でお届けする連載企画♪12月24日(土)より<2022→2023 ONEMAN TOUR「狼煙」>開催!

NEWS - 21:00:20

前回、恵比寿LIQUIDROOMワンマン時に楽しい写真やメッセージをたくさん届けてくれたヤミテラ。

そんな個性豊かなヤミテラのメンバーが、それぞれのマイブームや趣味、最近感じた事などを文章と写真でお届けするびじゅなび連載企画「ヤミテラルーティーン」をお届けします♪

マニアックなものもバシバシ載せていきます!!

 

第5回はついにフロントマン、RiNa(Vo)が登場!

RiNaさんのマイブームは果たしてなんでしょう・・・!?

びじゅなびも熱くなっております!!

それではRiNaさん、よろしくおねがいします!!!!

 

★プチ情報★

ちなみに明日12/18 (Sun)、ヤミテラは新宿・自主盤倶楽部にて【クリスマスパーティー】ミニライブ&撮影会開催!

詳細は情報部分に記載しておりますので、チェックしてみてくださいませ♪

 

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●<ヤミテラルーティーン>

第5回:RiNa

 

1_rina 

 

読者の皆様宜しくお願いします!ヤミテラVo.RiNaです。
ヤミテラルーティンということで自分の普段の趣味を紹介したいと思います!
いくつか趣味はあるのですがルーティンとしてだとサウナです!

週に3回は行くくらい好きです!
普段は近所の銭湯に行ってそこのサウナに入るのですがそれを載せてしまうと住みがバレてしまうので笑
今回はお気に入りのサウナを一つ紹介します。

横浜にあるスカイスパです!

画像1

ここはめちゃくちゃ環境が良くて最高なのでこれを見てる人で興味ある人は行ってみて下さい!
自分はボイトレの帰りにここに行くってのが一つのお気に入りのルーティンになってます!

サウナ後のオロポ(オロナミンCとポカリを混ぜたドリンク)がまた最高に美味しくて至福のひとときです!

画像2

サウナに入ると頭がスッキリするのでライブのイメトレやMC中の言葉の言い回し歌詞のイメージ等ボーカリストとしてとても役立ってます!

ツアーに行った際も高確率でじゅんじゅんとサウナに行くのですがそこでその日のライブの反省や改善等話したりして有意義な時間を過ごせてます!
各地にお気に入りのサウナがあるのでツアーに行くのが毎回楽しみになります!
勿論全国の皆にライブを届けるのが1番の楽しみですが笑

各地のお気に入りのサウナの写真が無いのが残念ですが第二回ルーティンがあった際にはそこで紹介させて下さい!笑

 

後はトレーニングも日々のルーティンとしてやってます!
元々は特に筋トレとかやって無かったのですがSASUKEを見てる時に触発されて2年前くらいからトレーニング初めてます!

当初は57キロでガリガリでしたが今は74キロまで成長しました!笑

写真はトレーニング中の自分です。

画像3

画像4

トレーニングは肉体面もですが精神面も鍛えられてステージに立つときのマインドをより高められるのでボーカリストとして凄く必要な要素があるなと感じます!

 

継続する事の大切さとかも凄く実感してます!
皆さんもトレーニング、そしてサウナおすすめなので是非やってみて下さい!!

 

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RiNaさんありがとうございました!!

ボーカリストらしく、今回は「トレーニング」♪

 

そしてなんと・・・びじゅなびはヤミテラととても相性が良いということがよーくわかりました(笑)。

RiNaさんもおっしゃっている「銭湯」。
入りなれないと抵抗がある方もいらしゃるかもしれませんが、びじゅなびも激オススメです!

こちら都内(練馬)となりますが
https://www.hisamatsuyu.jp/

これで料金500円、サウナ550円とは驚愕です。
お湯でマッサージ+サウナも入れば確実に体の中から変わります!
いつもシャワーだけの人、肩こりや疲れてるなーって方、是非お近くの「銭湯」を検索してみてください!
おしゃれで綺麗なところもたくさんできてます!

 

熱いのがダメな方は「チムジルバン」、韓国流低温サウナがオススメ。
なんと大阪にみつけました!
http://www.algo7.jp/spa/
これで900円・・・大阪もお風呂クオリティはんぱないです・・・

ご自身の体調と相談して、無理なくサウナとお風呂でリラックスしてみてください♪
RiNaさんの全国サウナ紀行、やりたいなあ(叫)!

 

 

脱線しました!

 ヤミテラツアーはいよいよ来週12月24日、池袋EDGEより<ヤミテラ 2022→2023 ONEMAN TOUR「狼煙」>がスタートします!

こちらもチェックをお願いします!!

みなさまも是非、ヤミテラのライブの後はサウナとお風呂で「あー今日のライブよかったなあ・・」と思いを馳せてください!

 

それでは次回はいよいよツアー直前!

お楽しみにー!!

 

 

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★明日、自主盤倶楽部にてイベント★

■【クリスマスパーティー】ミニライブ&撮影会

2022年12月18日 (Sun)
自主盤倶楽部 店内

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OPEN 18:45 / START 19:00

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入場(参加券):¥1,000(税込) /他撮り2ショット撮影券(お客様カメラ):¥2,000(税込)

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対象:イベント当日自主盤倶楽部店頭にて参加券ご購入の方

・入場(参加券):¥1,000(税込)

・他撮り2ショット撮影券(お客様カメラ):¥2,000(税込)

…………………………………………

(1会計5枚まで買い直しあり列途切れ次第終了)

物販:予約チェキ、撮影券のみ

備考:撮影会はお客様機器を使用致します。

チェキ撮影会は運営側で用意したチェキを使用致します。

…………………………………………

※新型コロナウイルス感染防止・お客様とアーティスト・スタッフの健康と安全の為、当店インストアイベントにご参加される方は、必ずこちら

http://www.jishubanclub.com/index.php/event-ticket/10.html

をご確認頂き、ご参加頂くようお願い致します。

ご協力・ご理解の程よろしくお願い致します。

 

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<ライヴ>

 

6
■ヤミテラ 2022→2023 ONEMAN TOUR
「狼煙」

2022.12.24(土)EDGE Ikebukuro 〜Xmas Special〜
2022.12.29(木)HOLIDAY NEXT NAGOYA
2022.12.30(金)大阪RUIDO
2023.01.03(火)渋谷近未来会館 -反逆VIPルームonly-
2023.01.05(木)池袋BlackHole 袴de新年会!!
2023.01.10(火)Spotify O-WEST

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OPEN START 17:00/17:30
※演奏終了19:30予定 終演後特典会有

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★チケット:
Aチケット ¥5,000(ドリンク別)
Bチケット ¥600(ドリンク代込)
【当日券】 ¥600(ドリンク代別途要)

各日詳細はこちらへ!

https://yamitera.net/live

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■ヤミテラ2023 ONEMAN TOUR「THE LIVE」

6
2023/03/25(土)札幌Crazy Monkey
2023/03/26(日)札幌Crazy Monkey
2023/04/02(日)西川口Hearts
2023/04/15(土)福岡INSA
2023/04/16(日)福岡INSA
2023/04/22(土)大阪RUIDO
2023/04/23(日)HOLIDAY NEXT NAGOYA
2023/05/20(土)大阪RUIDO
2023/05/21(日)HOLIDAY NEXT NAGOYA
2023/05/28(日)EDGE Ikebukuro
2023/06/03(土)GOLDENPIGS BLACK STAGE
2023/06/10(土)横浜BAYSIS
2023/06/22(木)神戸 太陽と虎
2023/06/24(土)福岡INSA
2023/06/25(日)福岡INSA
2023/07/15(土)HOLIDAY NEXT NAGOYA
2023/07/16(日)大阪RUIDO
2023/07/22(土)Thunder Snake Atsugi – J ‘ω’ ² BIRTHDAY LIVE –
2023/07/29(土)札幌Crazy Monkey
2023/07/30(日)札幌Crazy Monkey

TOUR FINAL
2023/09/16(土)×××××

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★ヤミテラ OFFICIAL SITE★
https://yamitera.net/

★ヤミテラ OFFICIAL Twitter★
https://twitter.com/yamitera_



2022年12月17日 (土)

【V系って知ってる?】 12月27日(火) 日本武道館<V系って知ってる? powered by MAVERICK DC GROUP>第3弾発表として、D’ERLANGER Respect Session、SADISTICAL PUNKERSの出演者を発表!

EVENT - 12:00:51

1227()日本武道館にて開催されるVisual Rock に敬意を込めた大型イベントV系って知ってる? powered  by MAVERICK DC GROUP』。

3弾発表として、SNSでは既に話題となっていたVRespect Super Sessionの追加出演として、2つのRespect Super Sessionの内容が明らかとなった。

今回、発表となったのは、D’ERLANGER Respect SessionSADISTICAL PUNKERS2つとなり、そのメンバー構成は、このイベントに華を添えると共に、大きな衝撃を与えることも同時に明らかとなった。

 

D’ERLANGER Respect SessionSADISTICAL PUNKERSのメンバー構成は下記となる。

 

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 D'ERLANGER Respect Session

●D’ERLANGER Respect Session

Vo HYDE(L’Arc-en-Ciel/THE LAST ROCKSTARS)/Gt Die(DIR EN GREY)/Ba テツ(メリー)/Dr ネロ(メリー)

 SADISTICAL PUNKERS

●SADISTICAL PUNKERS

Vo kyo(D’ERLANGER)/Vo HYDE(L’Arc-en-Ciel/THE LAST ROCKSTARS)/Vo逹瑯(ムック)/Vo 千秋(DEZERT)

Gt CIPHER(D’ERLANGER)/Gt Die(DIR EN GREY)/Gt Miyako(DEZERT)

Ba SEELA(D’ERLANGER)/Ba Sacchan(DEZERT)

Dr Tetsu(D’ERLANGER)/Dr SORA(DEZERT)

 

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パンク、ゴス、ビートロック、ヘヴィロック、デジタルミュージックなど、ロックにカテゴライズ可能なあらゆる音楽的要素を一気に楽曲に叩き込み、シーンのみならず、後進のアーティストたちに多大な影響を与え続けたDERLANGER

そんな彼らをリスペクトするアーティストたちが一気に集結したセッションということもあり、当日の日本武道館のステージ上には激震が走ることは想像に難くない。

 

今回の告知の経緯も独特な流れではあった。もともとは、本イベントのオーガナイザーであるSORADEZERT)が、キャスティングの内容を思案し交渉し始めている中で、突然HYDETwitterにてSORAに「D’ERLANGERを歌いたいな」と投げかけを始め、出演交渉が公開で始まるという前代未聞のやり取りが展開。

HYDEから出された課題を、SORAが出演アーティスト、関係各位の協力を得て「チケット完売」までたどり着き、最終ラインナップが固まった次第である。

 

 

今回、発表されたメンバーはD’ERLANGERへの大いなる敬意が溢れる人物がずらりと揃った豪華なキャスティングとなっている。

 

D’ERLANGER Respect SessionにギタリストとしてラインナップされたDie(DIR EN GREY)は、ミュージシャンとしてCIPHER(D’ERLANGER)から多大な影響を受け、かつプライベートでも交流の深い関係性もあり、このセッションでのギタリストして最も相応しい存在と断言できる。

また、バンドのボトムを支えるリズムセクションには、テツ(メリー)、ネロ(メリー)というこれもD’ERLANGERゆかりの深いメンバーがキャスティングされている。

ネロは自他共に認めるTetsu(D’ERLANGER)の「直系の師弟関係」にあり、テツもD’ERLANGERへの敬意は深く、この2人からの細やかな愛情はD’ERLANGERのメンバーも認めるところは大きい。

HYDED’ERLANGERへの敬愛は言わずもがなである。昨年、kyoVo)の肺に腫瘍が見つかり、治療に専念、進行中だったツアーは延期。昨年末の日本武道館イベントへのD’ERLANGERの出演が危ぶまれた際もいち早く駆けつけ参加、その絆は深いものがある。

 

SADISTICAL PUNKERSは、楽器陣がD’ERLANGERDEZERTのメンバーで固められ、ギタリストにはDie(DIR EN GREY)も参加することとなった。

ヴォーカルにはkyoを筆頭にHYDE、逹瑯、千秋という世代もプロダクションの壁も超越した後輩たちがずらり勢ぞろい。

V系」というジャンルの呼称すら無かった時代から活動を始めたD’ERLANGER

1989年に発売され、刺激的な音楽性と華麗なヴィジュアルで、日本のロックシーンに大きな衝撃を与えた1st AlbumLA VIE EN ROSE」リリース時のキャッチコピーとして使用された「SADISTICAL PUNK」からこのセッションバンドのネーミングが付けられたことは間違いない。

D’ERLANGERに大いなる尊敬と敬意を持った後輩たちが、当の本人たちと共演を果たすこのSADISTICAL PUNKERS。演目の内容にも注目は集まる所だ。

 

また、完売となっていたチケットも追加販売を調整しているとのこと。

こちらは現在販売開始日を絶賛調整中、ここ数日の間に発売は再開される。

しかし、残り枚数は限られており。チケット争奪戦が予想される。早めの確保を心掛けよう。

 

これにてVRespect Super Sessionのラインナップも完全に出揃ったとのこと。

これだけの豪華ラインナップによるセッションバンドが日本武道館に集まる事も前代未聞である。

新しい歴史の最初の目撃者となるべく、万難を排して年末の喧騒を味わいに日本武道館に集結しようではないか。

 

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<イベント情報>

 

V系って知ってる? powered by MAVERICK DC GROUP

20221227() 日本武道館

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OPEN 13:00 / START 14:00

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【出演】

DEZERT https://www.dezert.jp/

キズ  https://ki-zu.com/

アルルカン http://arlequin-web.com/ 

ムック https://55-69.com/ 

D’ERLANGER https://www.derlanger.jp/ 

girugamesh  https://twitter.com/real_girugamesh 

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V Respect Super Session 

V?22_logo_FIXOL 出演者フライヤー2. 

<蜉蝣 Respect Session>  

 Vo 千秋(DEZERT)/Gt 結生(メリー)/Gt (vistlip)/Ba kazu(the god and death stars/gibkiy gibkiy gibkiy)/Dr きょうのすけ(キズ)

 

LUNA SEA Respect Session

 Vo葉月(lynch.)/Gt ミヤ(ムック)/Gt ヒロト(アリス九號.)/Ba 明希(シド)/Dr 堕門(アルルカン)

 

GLAY Respect Session

 Vo maya(LM.C)/Gt 酒井参輝(己龍)/Gt 悠介(lynch.)/Ba YUKKE(ムック)/Dr アレン

 

DIR EN GREY Respect Session

 Vo ガラ(メリー)/Gt reiki(キズ)/Gt 來堵(アルルカン)/Ba ユエ(キズ)/Dr SORA(DEZERT)

 

BUCK-TICK Respect Session

 Vo 逹瑯(ムック)/Gt Shinji(シド)/Gt (NIGHTMARE)/Ba 祥平(アルルカン)/Dr ゆうや(シド)

 

<シド Respect Session

 Vo (アルルカン)/Gt Miyako(DEZERT)/Ba ユエ(キズ)/Dr 影丸(-真天地開闢集団ジグザグ)

 

ZI:KILL Respect Session feat,deadman

 Vo 眞呼(deadman/LOA-ROAR)/Gt ミヤ(ムック)/Gt aie(deadman/the god and death stars/gibkiy gibkiy gibkiy)/Ba kazu(the god and death stars/gibkiy gibkiy gibkiy)/Dr 晁直(lynch.)

 

<ムック Respect Session

 Vo 来夢(キズ)/Vo (アルルカン)/Gt 奈緒(アルルカン)/Gt reiki(キズ)/Ba Sacchan(DEZERT)/Dr Яyo(girugamesh)

 

hide Respect Session

 Vo 来夢(キズ)/Gt PATA(X JAPAN)/Gt ミヤ(ムック)/Ba 明希(シド)/Dr SORA(DEZERT)

 

D’ERLANGER Respect Session ★NEW★

Vo HYDE(L’Arc-en-Ciel/THE LAST ROCKSTARS)/Gt Die(DIR EN GREY)/Ba テツ(メリー)/Dr ネロ(メリー)

 

SADISTICAL PUNKERS ★NEW★

Vo kyo(D’ERLANGER)/Vo HYDE(L’Arc-en-Ciel/THE LAST ROCKSTARS)/Vo逹瑯(ムック)/Vo 千秋(DEZERT)

Gt CIPHER(D’ERLANGER)/Gt Die(DIR EN GREY)/Gt Miyako(DEZERT)

Ba SEELA(D’ERLANGER)/Ba Sacchan(DEZERT)

Dr Tetsu(D’ERLANGER)/Dr SORA(DEZERT)

 

※順不同

 

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【チケットSOLD OUTにつき追加席調整中!】

 

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V系って知ってる? 特設サイト https://www.vkei.jp/ 

V系って知ってる? オフィシャルTwitter https://twitter.com/vkei_jp

 



2022年12月16日 (金)

【ライブレポート】<ν[NEU] 13th Anniversary ONEMAN 2022「ファン感謝祭~ヒィロ&タクミbirthday~」>2022年12月3日(土)渋谷REX◆枝分かれした道の先にあった、交わる運命。「ν[NEU]は、希望でなければいけない」

REPORT - 22:00:34

 ν[NEU] 13th Anniversary ONEMAN 2022「ファン感謝祭~ヒィロ&タクミbirthday~」が123日、渋谷REXにて開催された。

 

12月〉というのは、ν[NEU]νフリーク(ファン)にとってたくさんの〈きっかけ〉を生んだ、ある意味運命の月とも言える。昨年1211日、縁のあるライブハウスの閉店を受けて再びメンバーがν[NEU]としてステージに立ち、それを機に1年間限定復活の活動がスタートした。思えば2014年に解散をしたのも、その5年後に現メンバーでの活動開始から10年というタイミングで1年間のみバンド活動を再開することを発表したのも(※この時発表した事柄はコロナ禍で実施を断念)、そしてここでお伝えするライブにて「また、いつか」と再び幕を閉じたのも、12月だ。

 

一度、解散の道を選んだバンドが再び時を動かすことは、容易ではない。現にν[NEU]も、メンバーは〈今の生き方〉としてそれぞれの道を歩いているし、華遊(G)のポジションにギタリスト2人が兄貴と慕う夢時を迎えてステージに立つことを決断した背景があったことを踏まえると、例外ではなかったはずだ。しかし、かねてより〈希望〉をテーマに活動していた彼らが一度は違う道を歩み、時を重ね、それぞれの人生を充実さた上で〈出会って良かった〉と言える仲間としてステージから伝えてきたそれは、当時とは比べ物にならないほど明確な希望のメッセージだった。

それもそのはず。mitsuVo)は音楽の道を究め、タクミ(G),ヒィロ(Ba),ЯeiDr)は音楽以外の道で自分のやるべき事を全うし、ステージで再会することが叶わなかった華遊の気持ちもしっかりとそこにはあった。そんなメンバーがν[NEU]という共通認識の元に再び集結し、言わばアベンジャーズたちが見せるようなライブだ、最強以外の何物でもない。

 

1年間限定復活を締めくくるこの日のライブは、徐々に開いていく幕の向こうに堂々たる板付きの状態でメンバーが登場し、「Lily」から幕を開けた。光に憧れて進んでいく思いは、「The 25th Century Love」で目の前に広がる〈キラリンパ〉の輝かしい景色として具現化され、アグレッシブに「アマオト」へと一気に駆け抜けた。

 

「今日は2人(タクミ・ヒィロ)の誕生日であり、νフリークへの感謝祭でもあり、活動再開し始めてからの最後のライブとなります。どうかどうか、思い残しが無いように僕らもみんなも楽しんでいきましょう」――mitsu

 mitsu

 この「ファン感謝祭」は7月と10月にも行われ、それぞれメンバーの誕生日のタイミングに合わせて行われていた。その理由は、ライブ毎に〈今回が最後かもしれない〉と感傷的になるのを払拭するために、楽しみを交えたかったからだという。合わせて、誕生日のメンバーがセットリストを決めることが恒例となっており、この日はヒィロが担当。〈まだやっていなかった曲〉と「LUNA」をせつなくも上品に聴かせると、「RED EMOTION~希望~」では照明によって赤く染まるステージで優しくも情熱に満ちた想いを届けた。笑える明日が来るからmitsuとヒィロが微笑み合った瞬間に、ふと思い出したことがある。一度目に活動を再開させようとメンバーが集まった時、初めて合わせたのがこの曲だったというエピソードだ。彼らにとってはメジャー・デビュー曲という大切なターニングポイントを担った曲でもあり、時が経っても各々が自分にとってのを掴むために意志を持って生きている強さを物語る大切な曲なのだろう。

 takumi

hiiro

rei

たくさんのハートが掲げられた「恋模様」に続き、〈年を重ねていく中でその時あった事とか思いとか人とか、そういう事をギュッと詰め込んだ作品を作っていたので、今の自分達と重ねながら歌わせてもらいました〉と語ったmitsuの言葉通り、「APOLLON」は今の状況にリンクする部分も感じられた。そして、ヒィロの〈イントロで咲いてください〉という要望に応えた場内の様子も手伝って華やかにベースがイントロを飾った「E.Y.E」がムーディーな空気を醸し出すと、「YESNO」では〇・×をサインしながらジャンプするアップテンポにシフト。そのテンションは、自らケーキを持って登場したヒィロとタクミのバースデーを祝う朗らかな一幕へと続いた。

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 takumi2

hiiro2

ラストスパートは、ν[NEU]王道と言うべき怒涛の展開が待っていた。まずは、ヒィロが強く希望していたという「New World」。バンドを通して抱く不屈な抒情詩は、ν[NEU]というバンドの根源を表すテーマソングのようでもある。それを戦友とも言えるメンバーとファンと分かち合えるという日が来るなんて、誰が想像出来ただろう……。さらに、「妄想する?」で可愛らしく沸かせた「妄想接吻」に続いた「ピンクマーブル」では、言わずもがなフルボルテージへ。このシーンにおいて、キレキレのエンターテイナーとしての金字塔を築いたと言っても過言ではないmitsuが先導する唯一無二のテクノテイストのパワフルさが、「エンドロール」で必ずまた逢えるから 今は笑ってと笑顔でメッセージするのに相応しい空気を生み出していた。そして、たくさんの〈ありがとう〉が詰まった、ミラーボールとキラリンパのまばゆい光の中で届けられた「スプラッシュ!」。メンバーの目には輝くものが覗け、mitsuはこみ上げる思いさえも声に乗せて今の彼だからこそある包容力という強さを持って歌い切った。

mitsu3 

ν[NEU]は、希望でなければいけない」――mitsu

 

ラストを飾った「ひとりじゃない」の演奏前に核心を突いた言葉を添えて、前を向いてこの先を歩んでいく皆が心強い呪文のように〈ひとりじゃない〉という言葉を噛みしめることが出来たエンディング。枝分かれした11人の人生を充実させていたからこそ、今回のようにその道が交わる可能性が生まれた。またいつかそこで起こる奇跡的なドラマを楽しみに、この瞬間からまたそれぞれの道を生きていこう。メンバーがそうであるように、私たちも。

 neu2

 


Photo
AkiLc5
Text:平井綾子

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ν[NEU] 13th Anniversary ONEMAN 2022

「ファン感謝祭~ヒィロ&タクミbirthday~」

2022123() 渋谷REX

 

セットリスト

 

1.Lily

2.The 25th Century Love

3.アマオト

4.LUNA

5.RED EMOTION~希望~

6.恋模様

7.APOLLON

8.E.Y.E

9.YESNO

10.New World

11.妄想接吻

12.ピンクマーブル

13.エンドロール

14.スプラッシュ!

15.ひとりじゃない

 

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