2022年07月25日 (月)
KIRITO、自身過去最小編成でのアコースティックライブ終幕。次回公演&フルアルバム『NEOSPIRAL』リリース決定!
NEWS - 12:26:40今年5~6月にバンドスタイルでの全国ツアーを完遂したばかりのKIRITOが、7月23~24日、KANDA SQUARE HALLにて『KIRITO Acoustic live 22’「Phantom」』を開催した。
去る2018年に約10年ぶりにソロ活動を再開して以降、2021年までのアコースティックライブではギター、ピアノ、弦楽カルテットを迎えた大所帯でのステージを重ねてきた“キリト”だが、Angeloが無期限活動休止に入った後の2022年2月、“KIRITO”名義の始動と50歳という節目に行われたアコースティックライブはギター、ドラムとのトリオ編成で行われた。そして今回の公演ではさらにミニマムな形態を取り、先述の全国ツアーや2月公演でもサポートを務めたJOHNと共に、ヴォーカルとギターのみという自身過去最小編成でのステージを実施したのだ。
一般的に、ミュージシャンにとって音の引き算とは勇気を要するものだと耳にする。ことバンド出身のヴォーカリストが最小限の音数の中、歌で勝負するということは、それ相応の力量はもちろん、自信と覚悟がなければ踏み入ることができない領域でもあるはずだ。つまり、ヴォーカリストとして新章に突入した2022年、この「Phantom」公演はKIRITOの未来を切り開く重要なファクターの一つになるに違いない。
「SIGHT」(Angelo)で幕を開け、ラストナンバー「TEAR」に至るまで全17曲が披露された第二夜。編成の大小問わずKIRITOはさすがの表現力で楽曲を届けてくれたわけだが、視覚的にも良い意味でステージの広さを感じさせないのは、舞台セットと照明の効果はあるにせよ(シンプルながら楽曲のストーリーを存分に引き立たせる素晴らしいものだった)、何よりKIRITOというアーティストの存在の大きさが表れた結果だろう。なお、これまでのアコースティックライブとは異なり、本公演では二人編成であることから全曲においてKIRITOがギターを弾きながらの歌唱となったことも付記しておきたい。
また、初日は「ECO=System」(PIERROT)、二日目は「HOME SICK」(PIERROT)が久々に披露されたのもファンには嬉しい場面だったと推測する。セットリストをあえて振り分けるなら、両日ともソロ5曲、PIERROT3曲、Angelo9曲という結果になったが、名義を問わずKIRITOの全キャリアの楽曲の中からセットリストを組み立てるのが彼のアコースティックライブのスタイル。無論それはKIRITOがこれまで描いてきたことに一切のブレがないからこそ可能であり、むしろ年数を重ねることで、より説得力を増していく。
第二夜の本編ラスト「壊れていくこの世界で」(PIERROT)を披露する直前、KIRITOはこう告げた。「これからも色々嫌なことが起こるかもしれませんが、心配するな、俺がいる」――彼はいつだって前を向き、何一つ諦めない姿勢を自ら示すと同時に、楽曲にその思いを込めている。だからこそリアルであり、聴く者の胸を打つ。人としての考え方も、アーティストとしての姿勢も、彼にとって最も大切な部分は何一つ変わっていない。そんなメッセージ性も、このミニマムな編成だからこそ、より鮮明に伝わってくるのだった。
「Phantom」と冠したアコースティックライブは、KIRITOのライフワークとして今後も継続的に行っていくとのこと。その第2弾公演が早くも9月18日、恵比寿ガーデンホールで開催される。さらに、11月9日にはフルアルバム『NEOSPIRAL』のリリースが決定。過去15年間のAngeloの活動の中で、ほぼ毎年アルバムを発表する(フルアルバム13枚、ミニアルバム3枚)という、KIRITO曰く「アスリート」的な曲作りを続けてきたわけだが、バンドが休止してもなお、彼がそのペースを緩めることはなく、最新作には12曲もの楽曲が収録されるという。「意地を貫き通す姿を見ていてください」とはMCでのKIRITOの発言だが、彼のSNSには「意地がある。それ以上に届けたい曲がたくさんある。そして実現できる俺がいる」との言葉も。『NEOSPIRAL』に期待を寄せながら、まずは次回「Phantom」公演を見逃さないでほしい。
(文・金多賀歩美)
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【セットリスト】
KIRITO Acoustic live 22′ 「Phantom」
KANDA SQUARE HALL
2022.7.23(sat)
1.Enter the NEOPHASE
2.METHOD
3.Beginning
4.逆光
5.砂丘
6.ホログラム
7.光の記憶
8.ECO=System
9.Cherry trees
10.Voice of the cradle
11.BIRTHDAY
12.壊れていくこの世界で
13.PRAY
14.EXIT
Encore
1.ティアドロップ
2.SIGHT
3.CRUELWORLD
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2022.7.24(sun)
1.SIGHT
2.Enter the NEOPHASE
3.METHOD
4.砂丘
5.ホログラム
6.光の記憶
7.Cherry trees
8.HOME SICK
9.ティアドロップ
10.Voice of the cradle
11.BIRTHDAY
12.CRUELWORLD
13.Beginning
14.壊れていくこの世界で
Encore
1.PRAY
2.EXIT
3.TEAR
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【Release】
NEW ALBUM「NEOSPIRAL」
2022.11.09 Release
詳細は後日発表
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【Live】
KIRITO Acoustic live 22′「Phantom Ⅱ -Cells to be remodeled-」
2022.09.18(日)恵比寿ザ・ガーデンホール 17:00開場/17:30開演 ディスクガレージ050-5533-0888
サポートメンバー:Ag.JOHN
<チケット詳細>
[販売チケット]
全席指定
料金:11,000円(ドリンク代別・税込)
ファンクラブ先行料金:10,000円(ドリンク代別・税込)
ファンクラブ先行受付期間:7月23日(土)20:00~8月7日(日) 23:59
制限枚数:お一人様1公演につき2枚まで ※同行者は非会員可
※3歳以上有料/別途手数料あり
詳細はこちらhttps://kiritoweb.com/info/live/1117/
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【ファンクラブ旅行】
KIRITO FC TOUR 2022 in KOBE
・申込期間: ~ 9月1日(木) 13:00
※先着順ではございません。お申し込み順に関わらず抽選となりますので、予めご了承ください。
・旅行日程/旅行代金
2022.10.15(土)~2022.10.16(日)1泊2日 / 現地集合 ¥74,200
入会のお申込みは、https://account.kiritocells.com/ より。
詳細・お申込はこちら→https://kk-kanko.com/kirito_fctour2022
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【配信リリース情報】
3曲連続配信リリース
・第1弾配信リリース 3月23日(水)「ANTI-MATTER」 https://linkco.re/hUz1AQ5m
・第2弾配信リリース 4月6日(水)「INTO THE MIRROR」https://linkco.re/fcvSY20X
・第3弾配信リリース 4月20日(水)「RAID」 https://linkco.re/UZfdaMuT
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【KIRITOオフィシャルサイト】 https://kiritoweb.com
【KIRITOオフィシャルTwitter】 https://twitter.com/kirito_0fficial
【KIRITOオフィシャルファンクラブ『cells』】
チケット優先予約やFC限定コンテンツ等、あらゆる情報を掲載。 皆様のご入会、心よりお待ちしております。
https://account.kiritocells.com/
【KIRITOオフィシャルYouTubeチャンネル】
https://www.youtube.com/channel/UCROwGYdxNBNeS8Xvdvd-yPQ
【公式ニコニコチャンネル「KIRITO CHANNEL」】
https://ch.nicovideo.jp/kiritoofficial

2022年07月25日 (月)
【我が為】1st mini album「我-ガ-」、2022年9月14日にリリース決定!10月2日には高田馬場CLUB PHASEにてミケBirth Day Eventも開催!
NEWS - 12:00:26「我が為」の1st mini album「我-ガ-」が、2022年9月14日にリリースされることが発表された。
昨日公開されたSPOT映像では、新曲「new tone」のMVの一部を見る事が出来るので、チェックして欲しい。
爽やかで疾走感のあるトラックにミケの突き抜けるボーカルが印象的だ。
また2022年10月2日には<我が為主催・ミケBirth Day Event「みけを祝い隊」>が開催されることも発表された。
本格的に動き始めたミケのソロプロジェクト「我が為」のこれかに期待したい。
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<リリース>
★我が為 1st mini album「我-ガ-」
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<初回生産限定盤>
品番:CACD-001/002(CD+DVD[new tone MV])
価格(税抜):3000円
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<通常盤>
品番:CACD-003
価格(税抜):2500円
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<ライヴ>
■我が為主催 ミケBirth Day Event
「みけを祝い隊」
2022年10月2日(日)高田馬場CLUB PHASE
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-ミケOFFICIAL SITE-
https://mike-solo.com/
-ミケTwitter-
https://twitter.com/HangermanNgaNga
-ミケの知らせTwitter-
https://twitter.com/mikenoshirase
-ミケYouTubeチャンネル「ミケchannel」-
https://youtube.com/channel/UCN5_EwlZ0pD7jj0kjWf3g_w

2022年07月24日 (日)
【ライヴレポート】<mitsu ONEMAN TOUR 2022「SEVEN AS A TRIGGER」>2022年7月22日(金)渋谷REX◆ロックもポップもバラードも!全部乗せ特盛のライブ。
REPORT - 20:00:10…………………………………………
ツアーファイナル&7周年記念!
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2022年7月22日(金)、渋谷REXにてmitsu ONEMAN TOUR 2022「SEVEN AS A TRIGGER」ファイナル公演が開催された。5月11日にスタートした都内ツアーは全7公演、ツアー途中の7月18日にはソロ始動7周年の記念日を迎えるという、7づくしのツアーだ。
前ツアー「ZEAL 4 ROMANCE」から1ヶ月半ほどでスタートした今回のツアーは、mitsuをはじめ、メンバー全員が“前ツアーを一歩進めたもの”というイメージで臨んだという。確かに、メンバーのイメージどおり、激アツだった前ツアーの熱はそのままに4人のグルーヴはさらに高まり、多彩なサウンドを聴かせてくれた。
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ロックもポップもバラードも!全部乗せ特盛のライブ
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ライブは、このツアーを振り返るムービーからスタート。オフショット満載のムービーがファイナルの特別感を演出する。楽しかったツアーも今日で終わり……という感慨とともに、これから始まるライブへの期待感も自ずと高まる。
1曲目は「エトリア」。パチッ!と勢いよくスイッチが入ったかのように、演奏が始まると同時に、フロアはステージに釘付け。爽やかな疾走感にあふれる曲が、彼らが奏でる音の世界へと一気に連れていく。続く「蛍」もこの日は爽やかさに重点を置いたアレンジ。続いて、曲が持つロックな部分を強調した「Live Your Life」は、拳を突き上げるmitsuの姿が印象的だった。
MCでmitsuは「この2ヶ月は、あっという間だったんだけど、長い旅をしているような時間でした。そういう気持ちを話そうとすると長くなりすぎるので、全部、曲で伝えます。耳で、心で、楽しんでいって!」と話す。
MC明けは、すっかり馴染んだ感のある、横揺れで大人っぽいアレンジの「It’s So Easy」。この曲は楽器隊それぞれのソロがあるのも聴きどころだ。続いてはこのツアーでRENAが作曲した新曲。気怠い、ぐるぐるとめまいを起こしているようなイメージの新曲は、ツアー初期とは比べものにならないくらい格好良くなっている。これまでのmitsuの曲にはない雰囲気をまとう新曲は、mitsuの新境地を見せてくれた。ヘヴィーであやしげな格好良さを堪能できるこのパートは「MIDNIGHT LOVER」「蜃気楼」と続く。湿度の高い熱帯夜のような熱さが会場を包んでいたが、次の「じゃないか」で一転。明るくポップな曲で一気に除湿した。この4人に出せない音色はない!と見せつけんばかりのサウンドの違いに高揚する。
「遥か」では透明感に胸がぎゅっとなり、「Naked」では深い想いに心打たれる。そして「キンモクセイは君と」と、誰かを強く想う切ない曲が続き、それぞれにまったく異なる切なさを聴かせてくれた。ラブソングパートの締めは「君がいないなら」。こちらもこのツアーで生まれた新曲で、風弥の作曲だ。希望にあふれた曲で、前向きな気持ちにしてくれる。もしも会場にいる全員でこの曲を一緒に歌うことができたら、半端ない一体感を味わえるだろう。
MCで「人生で一番いい歌が歌えている」と話すmitsu。2本の都内ツアーを通して、音楽の楽しさに改めて気付いていると語る。風弥も「まだライブは終わっていないけど、間違いなく今日が一番いいライブ!」と断言。「今日ここでドラム叩けてよかった」と話す。mitsuも「ファイナルにこんなライブができるなんて、ちょっと出来過ぎ」と笑っていた。
RENAは「7周年に立ち会えて光栄です。mitsuが最後まで気持ちよく歌えるように演奏します。おめでとう!」と隠しきれない真面目さが滲む温かいコメントを贈った。
mitsuのソロ始動以前からの付き合いとなる夢時は「ライブを中心に活動しているミュージシャンは、みんな厳しい状況にある。その中でmitsuが呼んでくれるから、ステージに上がれる。ありがとう」と感慨深げ。「打ち上げの午前5時みたい(笑)」と照れ隠しも忘れない。
感動的な空気に包まれたMCの後は、ラストまで一気に駆け抜けるゴリゴリの激アツパート。前ツアーで誕生し、今回のツアーでさらにブラッシュアップされた「ZEAL 4 ROMANCEのテーマ」から、「Crazy Crazy」「Into DEEP」「ラストヒーロー」と、拳を突き上げ、暴れたくなる曲のオンパレード。何も考えずにリズムに乗り音を浴びる、ライブの楽しさをこれでもかとぶつけられるような、最高の時間だ。実際に、最高に楽しかった。
ラストは「For Myself」。mitsuのソロ活動のスタート飾った曲で、ツアーファイナル兼7周年記念ライブを締めくくった。いつだってエモーショナルな気持ちにしてくれるこの曲だが、この日のこの曲はいつにも増して胸に迫るものがあった。
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mitsuの音楽はますますパワーアップ!
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mitsuはこの2ヶ月、ツアーに加え、イベント出演やν[NEU]のライブなど、この2年間で最も忙しい日々を送っていた。mitsuはこの期間中に起こったさまざまな出来事が刺激となり、音楽の楽しさ、歌うことの楽しさに改めて気付いたと話す。実際に、mitsuの歌唱は今までと変わっている。単に技術が向上したというだけではない。歌詞の内容を超え歌声で想いを伝える、声でメロディーを奏でて曲を表現するといった、聴く者の心を震わせる歌を聞かせてくれるのだ。だから、切ない曲はより切なく、ポップな曲はよりポップに、ヘヴィーな曲はよりヘヴィーに、エモーショナルな曲はより感動的になった。
ファイナル当日、本番前のインタビューで「この4人なら絶対にカッコいい音が出せる!」とメンバー全員が感じていると話してくれた。まさしく、表現できない音はないんじゃないか思うような、ひたすらに格好良いライブを見せてくれた。
ツアーは終わってしまったが、目覚ましい成長を遂げたmitsuは精力的に活動を継続する。ゲストボーカルとしてユナイト 2022 Oneman Live Tour「CONTiNUE?」に参加するほか、夢時と出演する「Unplugged Live #10」、今回のツアーメンバーで出演する対バンイベント「ホントノミリョク」、10月~12月にはν[NEU]のライブと無料ワンマンライブを予定している。
Mitsuの歌を聴くことができるチャンスはまだまだ用意されているので、ぜひ足を運んでほしい。彼の声で奏でられるメロディーを、音楽を、聴きにきてほしい。音楽の素晴らしさを、ライブの楽しさを、実感させてくれるから。
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スケジュール詳細はこちら
mitsu Official Web Site
https://mitsu-official.com/
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【SET LIST】
1. エトリア
2. 蛍
3. Live Your Life
4. It’s So Easy
5. 新曲(タイトル未定)
6. MIDNIGHT LOVER
7. 蜃気楼
8. じゃないか
9. 遥か
10. Naked
11. キンモクセイは君と
12. 君がいないなら
13. ZEAL 4 ROMANCEのテーマ
14. Crazy Crazy
15. Into DEEP
16. ラストヒーロー
17. For Myself
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Text:板垣可奈子
Photo:Intetsu
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2022年7月22日(金) 渋谷REX
mitsu ONEMAN TOUR 2022
「SEVEN AS A TRIGGER」
【出演】
mitsu
【サポートメンバー】
Guitar:夢時(eStrial / HOLLOWGRAM)
Bass : RENA(3470.mon / CRAZY PUNK KID)
Drum:風弥~Kazami~(DaizyStripper)
