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2021年08月02日 (月)

8月25日にニューシングルをリリースするアルルカン。表題曲、「サイレン」のMVティザー映像公開!

NEWS - 21:00:48

8月25日にリリースされるアルルカンの最新作、「世界の終わりと夜明け前/サイレン」。
その表題曲「サイレン」のMV、ティザー映像が公開された。

「サイレン/MV ティザー映像」
https://youtu.be/lmp_1N-NLwU

 

先日、MVフルが公開された「世界の終わりと夜明け前」とは映像の世界観も大きく異なり、今回のMVは実に「エモーショナル」な彼らの姿がうかがえる。
メンバーが激しく、荒々しく、映像の中で躍動する。
その映像のラストでは、暁(Vo)が燃え尽きたかの様に倒れこみ、演奏陣も精魂尽き果てたような動きを見せる。
その映像とシンクするように、どこか儚いメロディーを併せ持つこの楽曲に魅せられるユーザーも多いだろう。
MVフル解禁に期待が高まるところだ。

 

今回のニューシングルはそれぞれの楽曲・MVが収録される【初回限定盤】が2種類発売、2種類の初回限定盤には入っていない限定曲が収録される【complete盤】と、3タイプでの発売となる。
バンドとして新たな一歩を踏み出した今作はコアなファンのみならず、全ての音楽ファンに是非手に取って欲しい作品となっている。

また8月下旬より、「世界の終わりと夜明け前」「サイレン」を携え、8周年を記念する全国ツアーを開催。
全16本、全国を駆け巡る。
10月26日には恵比寿LIQUIDROOMにてツアーファイナルを行い、結成8周年を迎える。
新曲たちと駆け巡るツアーが、アルルカンにどんな変化や進化をもたらすのか、必見である。

コロナという未曾有の危機の中で、自分達が必要とする場所で生きていくための前進を続けるアルルカン。
その姿をしかと目に焼き付けろ。

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<リリース>

★2021.8.25 NEW SINGLE
「世界の終わりと夜明け前」「サイレン」
同時RELEASE!

▼ 「世界の終わりと夜明け前」 MV FULL 
https://youtu.be/uT1ud5xgLSE

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「世界の終わりと夜明け前」
【初回限定盤】
ANMA-012/¥1,800 (tax out)
DISC1.(CD):世界の終わりと夜明け前 / 手の鳴る方へ / 世界の終わりと夜明け前- instrumental-/
DISC2.(DVD):「世界の終わりと夜明け前」MUSIC CLIP + OFF SHOT 収録
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「サイレン」
【初回限定盤】
ANMA-013/¥1,800 (tax out)
DISC1.(CD):サイレン / 美学 / サイレン -instrumental-
DISC2.(DVD):「サイレン」MUSIC CLIP + OFF SHOT 収録
…………………………………………

「世界の終わりと夜明け前 / サイレン」
【complete盤】
ANMA-014/¥2,100 (tax out)
DISC.(CD):Lightning / 美学 / サイレン / 手の鳴る方へ / 世界の終わりと夜明け前

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★LIVE DVD発売
LIVE & DOCUMENT「The laughing man」

2021年3月から始まったワンマンツアー「The laughing man」のドキュメンタリーと、
6月13日に新宿BLAZEで行われたTOUR FINALを収録。
ブックレットには本ツアーでの企画”shooting man”(一般公募カメラマン)が撮影したライブフォトも多数掲載。

2021.08.04 Release
¥6,800(tax out) / ANMA-011
LIVE映像+ツアードキュメント+24Pブックレット
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◇DISC1.(DVD):LIVE
2021.06.13 アルルカン live tour 2021「The laughing man」 TOUR FINAL at 新宿BLAZE
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◇DISC2.(DVD):DOCUMENT(Interview&Live&Offshot)
2021.03~2021.06 アルルカン live tour 2021「The laughing man」

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<ライブ情報>

■アルルカン 8th ANNIVERSARY TOUR
「世界の終わりと夜明け前」

8月28日(土)新宿BLAZE
9月1日(水),2日(木)music zoo KOBE太陽と虎
9月4日(土),5日(日) OSAKA MUSE
9月7日(火)福岡BEAT STATION
9月9日(木)広島SECOND CRUTCH
9月18日(土)HEAVEN’S ROCK さいたま新都心VJ-3
9月20日(月)柏PALOOZA
9月25日(土)高崎 club FLEEZ
10月3日(日)新横浜NEW SIDE BEACH!!
10月7日(木)名古屋Electric Lady Land
10月16日(土)金沢AZ
10月17日(日)長野CLUB JUNK BOX
10月19日(火)仙台Rensa

【TOUR FINAL】
10月26日(火)恵比寿LIQUIDROOM

詳細はアルルカン official websiteをご覧ください。
http://arlequin-web.com/

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★OFFICIAL FAN CLUB
「アバタモエクボ」
絶賛入会受付中

詳しくはこちらをご覧下さい。
https://www.abaeku.jp/

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★OFFICIAL FAN CLUB「アバタモエクボ」会員限定ライブ
「ぼくらの夏やすみ」
8月9日(月)渋谷REX

1部:「夏だ!浴衣だ!!納涼アコースティック!!!」
2部:「全曲ランダム…即興くじ引きワンマン!!!」
ピクチャーチケット付き通しチケットあり!

詳しくはこちらをご覧下さい。
https://www.abaeku.jp/

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◆Twitter

アルルカン official

https://twitter.com/Arlequin_offi

暁 Twitter

https://twitter.com/arlequin_aki

來堵 Twitter

https://twitter.com/arlequin_kuruto

奈緒 Twitter

https://twitter.com/arlequin_nao

祥平 Twitter

https://twitter.com/arlequin_shohei

堕門 Twitter

https://twitter.com/arlequin_tamon


2021年08月02日 (月)

【ライブレポート】<Waive 2Øth Anniversary Again #1 GIGS「The Land of Beginnings -新宿-」>2021年7/31(土),8/1(日)新宿BLAZE◆Waive 始まりの地「新宿」より、結成20周年記念イヤーを再スタート!

REPORT - 12:28:58

解散中のロックヴバンドWaiveが、7/31(土),8/1(日)の2日間に渡り、Waive 2Øth Anniversary Again #1 GIGSThe Land of Beginnings –新宿」 と題し、21年前にバントが初ライブを行った場所「新宿」にて、一度はコロナ禍で失われた20周年記念イヤーの再スタートを熱く飾った。

 

発売即日ソールドアウトで迎えた新宿BLAZE 2Daysは、200010月にリリースされたWaive初のCD音源『PINK DISTORTION』収録のオープニングインストナンバー「FEEL(S)」でメンバーが登場すると、新宿でバンド初ライブが行われた20004月にカセットテープで無料配布された「TRUE×××」で本編がスタート。その後も「FAKE」「PLACE」「spanner」「assorted lovephobi」など、結成初期のナンバーを惜しげもなく散りばめたセットリストを披露し、20年の歴史を振り返るような懐かしさと同時に、解散中にもかかわらず進化を続けるWaiveの現在が凝縮された、見ごたえ、聴きごたえ満載の熱いステージが繰り広げられた。

 

アンコールのMCでは、リーダーでコンポーザーのギター杉本善徳が「この状況下での楽しみ方をみんなが学び、考え、少しずつ新しい楽しみ方が生まれてきて来てるような気がします。これからツアーも回っていくけど、俺たちきっと化けると思います!この先のライブを通じて一皮むけたWaiveを見せられると思う。」と語り、ボーカル田澤孝介は「自分のまわりでも何が正解か見えない中、攻めあぐねているプロジェクトも多いけど、謎に一番攻めているのが解散中のWaive(笑)。まだまだ試行錯誤しながらになるけど、この状況を切り開いて前に進んでいくためにも、これからもみんなの力を貸してほしい」と思いを告げた。

 

そんなWaiveは、7/30に今年2/23LINE CUBE SHIBYAで開催されたライブの模様を収録した最新Blu-ray Waive 20th Anniversary Special GIG
「ライブハウス渋谷公会堂へようこそ。」をリリース!

 

そして9/12(日)からは、柏パルーザ公演を皮切りに6都市6公演を巡るTOURNEED…?」を敢行し、昨年から先送りとなった20周年イヤーの集大成として開催される来年2022129日(土)渋谷公会堂の再演に向かって、また新たなページを刻み付けて行く。

 

 

写真:田辺佳子

 

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Waive 2Øth Anniversary Again #1 GIGSThe Land of Beginnings –新宿

7/31, 8/1新宿BLAZE 

セットリスト

 

1. TRUE×××

2. FAKE

3. will

4. わがままロミオ

5. PEACE?

6. One

7. PLACE

8. Just like me.

9. spanner

10. そっと

11. HONEY

12. あの花が咲く頃に

13. バニラ

14. ASIANnoirGENERATION7/31/ Baby, I LOVE YOU8/1

15. assorted lovephobia

16. ネガポジ

17. Sad.

18. ガーリッシュマインド

19. いつか

EN.

20. Days.

 

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【最新ライブ情報】

 

Waive 2Øth Anniversary Again #2

TOURNEED…?

912日(日) PALOOZA 開場16:30/開演17:00

918日(土) 大阪 BIGCAT 開場16:30/開演17:00

919日(日) 名古屋 BOTTOM LINE 開場16:30/開演17:00

102日(土) 横浜 BAYHALL 開場16:30/開演17:00

109日(土) HEAVEN’S ROCK 熊谷VJ-1 開場16:30/開演17:00

1123日(火・祝) 渋谷 TSUTAYA O-EAST 開場16:15/開演17:00 (全席指定)

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スタンディング・税込:¥6,800(ドリンク代別) 

渋谷 TSUTAYA O-EAST公演のみ全席指定・税込:¥6,800(ドリンク代別)

現在チケット最速先行受付中!

https://eplus.jp/waive21-official/

受付期間:7/15(木)18:008/2(月)23:59まで

チケット一般発売:8/14(土)~各プレイガイドにて発売開始

【総合問合せ】LIVE EXSAM03-5575-5170(平日 月・火 13:0017:00)

 

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【最新リリース情報】

 Waive2021_20thGIG+waku

LIVE Blu-ray Waive 20th Anniversary Special GIG

「ライブハウス渋谷公会堂へようこそ。」

2021223日(火・祝)
LINE CUBE SHIBUYA

価格:8800円(税込)

7/30(金)よりWaiveオフィシャルショップにて発売中!

Waive Official Shophttp://waive.shop/

 

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Waive 2Øth Anniversary Again

GIG2Ø22 –俺たちの戦い(20周年)はこれからだ

2022129日(土)

LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)

詳細は決定次第オフィシャルサイトにて公開!

 

Official HPhttp://www.waivewaive.com







2021年08月02日 (月)

【ライヴレポート】<SARIGIA「新体制始動公演 悪魔降臨~THE SEVEN DEADLY SINS~」>2021年7月26日(月)赤羽ReNY alpha◆悪魔に魂を捧げてから1年。単独公演を通し、涙声で思いをぶつけた一夜

REPORT - 11:03:39

  今年1月より、「7ヶ月連続MV制作」を続けてきたSARIGIA。すべては、この日に向けての行動だった。3人が悪魔に身を捧げたことを宣言してから、ちょうど1年を迎えた726()SARIGIAは「新体制始動公演 悪魔降臨~THE SEVEN DEADLY SINS~」と題したワンマン公演を赤羽ReNY alphaを舞台に行なった。その日の模様を、ここにお伝えしたい。

 

 悪魔たちのカーニバルが始まる。そんな物語を追いかけたくなる映像も印象的だ。悪魔たちのライブは,訪れた人間(悪魔見習い)たちと魔界で楽しくいや、荒々しく宴を繰り広げようと、轟音渦巻く「Devil Carnival」から幕を開けた。身体を縦に揺さぶる生音と横に揺らすデジタルな旋律が絡みあい、カオスなのにドラマ性を抱いた楽曲を作り出してゆく。気持ちを掻き立てる跳ねた演奏に触発され、観客たちも跳ねだした。ときに大きく手拍子をすれば、身体を激しく折り畳むなど、バンドの演奏と観客たちの感情がシンクロしながら、宴は踊り騒ぐ景色を作り始めてゆく。

 

  続く「憤怒-wrath-」でも、荒れ狂う演奏に負けるものかと、観客たちが大きく頭を振り乱してゆく。メンバーらも攻撃的な演奏と荒ぶる声を張り上げ、観客たちを挑発。時に大らかな演奏の表情も見せながら、振幅大きな曲調を通し、彼らは観客たちの姿も自由に操りだしていた。

 

 感情に熱した火を付けたライブは、観客たちに突き上がる拳を求めてゆく。「傲慢-arrogance-」の演奏に合わせ大きく飛び跳ね、両手を咲かせ、身体を折り畳む観客たち。轟音の中にも胸揺さぶるメロウな歌が生きているからか。身体は熱狂に身をひれ伏しながらも、気持ちはアスカの歌を強く求めていた。

 

  「赤く塗りつぶせ!!」。燃え盛る「嫉妬-envy-」が、思いきり熱狂を求め猛々しい音を響かせる。重厚かつサイコヒステリックな演奏とは裏腹に、耳心地好い歌を届けるところが嬉しい。身体は喧騒に溺れながら、にやつついてしまうのも、愛おしさを示す歌に心が惹かれてゆくからだ。

 

続くブロックは、民俗音楽的な要素も組み込んだエスノサイコティックかつ轟音響き渡る「色欲-lust-」から。跳ねながらも気持ちを重く揺さぶる音に触発され、大勢の人たちがその場で大きく跳ね続けていた。その轟音は、心に黒い翼と赤い角を生やし、見ている人たちの心を漆黒の闇の空へ解き放つ。漆黒の闇広がる空間で踊り騒ぐ宴こそ、SARIGIAらしい姿だ。

 

 意識を歪ませる痛々しいフレーズが飛び出した。激しさを伴いながらも速度を増した演奏を全身に浴びた観客たちは、「Hide&Seek」に合わせ身体を大きく折り畳み続けてゆく。サビ歌で観客たちが飛び跳ねるのも、SARIGIAのライブでは見慣れた光景。「頭を回転させろ!!」の煽りを受けヘドバンに興じる様も、SARIGIAらしい宴の様だ。

 

 「感情と本能の中、ここにあるすべての罪を、俺たちに捧げろ」。人が胸に抱える七つの罪の意識を、轟音のハンマーで叩き壊すような衝撃を「S.D.S」が与えてゆく。舞台最前では頭を振り乱す人たちによる大きな波のウネリのような風景が生まれていた。

 

 「魂の救済を」呪詛を唱える言葉を受けて流れだしたのが、「怠惰-sloth-」。奈落の底を這いずりまわるような痛苦しくも不思議と心地好い感覚を、その歌と演奏は与えてくれた。ヘヴィ&ミドルメロウな楽曲が、妖艶さも加えながら、身体中へ恍惚という意識をたっぷりと塗りたくる。いつの間にか、演奏と重なるように頭を揺らす人たちが、そこには大勢生まれていた。

 

  1年前の今日、3人になって初めてワンマンをしました。そこからこの1年、いろんな葛藤や心折れることを経験。ここに来れなかった仲間もいれば、あきらめそうにもなったこともありました。それでも、この日まで止まることなく3人で歩み続けてこれたことを嬉しく思っています。それも、、ここにいるみんなのおかげだと思っています。そんな1年前に3人になって初めて作った、本当の始まりの曲。それを捧げたいと思います」(アスカ)

 

  新体制となった今のSARIGIAの進むべき道を照らす楽曲として生まれた「終わりと未来」を、演奏。壮大な景観を描いたリリック映像も印象的なこの曲は、重厚さの中へ様々なドラマを描き出している今の音楽性と比べたら、歌を聞かせる楽曲として成り立っている。でも、そういう歌になったのも納得だ。ここには、当時の彼らの心の中へと渦巻いていたいろんな心模様が映し出されている。だからこそ彼らは、想いを何よりも強く届けたくてこの歌を生み出した。その気持ちを改めて確認しようと、新たな旅立ちから1年後の日に、この曲を熱情した気持ちのままに歌い演奏していった。

 

  時代を遡るように、SARIGIAは同じくヘヴィでミドルグルーヴな歌系ナンバーの「ANEMONE」を歌いあげる。この2曲を立て続けに聴くことで、改めてSARIGIAが歌心を持ったバンドであるという姿勢を確認。沸きだす感情のままに歌い奏でる彼らの想いを、観客たちはしっかりと受けとめていた。

 

 

  「突きあげろ!!」、「Deep;er」を合図にふたたび重厚な音が轟いた。でも、そこには胸を揺さぶるメロウな歌も生きている。身体は熱を求めながらも、大勢の人たちが手の花を揺らし、咲かせていたのも、彼らの想いを身体だけではなく心でも受けとめていたからだ。

 

  妖しくジャジーな音色が響き渡る。それまでの風景を塗り替えるように、SARIGIAは重く跳ねたファンキーな「暴食-gluttony-」を演奏。親しみを覚える楽曲にみせかけ、とてもスリリングな狂気を抱いているところがSARIGIAらしさ。激しく攻めるだけがライブではない、テクニカルな演奏を通し、心地好く身体をスウィングさせてゆくのも、SARIGIAが持つ冴えた手腕の一つ。

 

  「悪夢へ案内しよう」。会場へ足を運んだ観客たちを暗黒の世界に生まれたカーニバルの場へと導くように、SARIGIAはデスセンチメンタルでホラームードを満載した「in NIGHTMARE」を演奏。この日のために作り上げた映像が、まるでHALLOWEENの夜、夢魔の世界へ迷い込んだような幻想的かつ幻惑的な内容。フロア中の人たちを大きく上へ上へと跳ね続ける宴の中へと引き込んでゆく。ここはすっかり、闇夜に恋する悪魔たちによる魂を開放する場に塗り変わっていった。

 

  「ここにある空間に全部置いてけ!!」。飛びだしたのが、SARIGIAのライブへ常に熱狂の風景を作りあげてきた「鴉」だ。黒い轟音の洗礼を受けた観客たちが激しく頭を振りながら騒ぎ立てる。サビでは拳を振り上げ、ときに黒い両腕の翼をはためかせ、黒い熱の渦巻く宴へ酔いしれていた。

 

  場内に生まれた熱狂を、さらに熱く焚きつけるよう、最後にSARIGIAは「自己愛的自虐思想の歌」をぶつけ、フロアにいる人たちを踊り騒ぐ黒い祭り人に仕立て上げていった。大きく両手を広げ跳ね続ける観客たちの姿を通し、この日の公演がしっかり悪魔的なカーニバルの場となったことを証明していった。

 

  アンコールは、黒い宴へ華やかな色を塗り重ねるように、カラフルな鍵盤の旋律も耳心地好い「強欲-greed-」からスタート。ヘヴィながらも気持ちを揺らす跳ねた演奏と耳をくすぐるメロディアスな歌が、気持ちを嬉しく騒がせる。騒ぎたいよりも、はしゃぎたい。そんな楽しさを、SARIGIAはアンコールの最初に示していった。

 

  サイレンの音が鳴り響く場内。メンバーらが舞台の上へ横一列に並び、「逆罪行進曲」に合わせ思いきり頭を振りながら歌い演奏。その様に触発され、フロアにも同じ光景が広がる。アスカの絶叫や、Natsuと翔磨の攻めた演奏をエナジーに変えながら、フロア中で大勢の人たちが飛び跳ね、頭を振り乱していった。

 

 「最高だったと言える1日にしようぜ!!」。アスカの言葉を受け、翔磨のスラップベースが火を噴いた。最後にSARIGIAは「クルエル・シンフォニー」を歌い奏で、この会場にアガる意識をたっぷりと注入。心騒ぐ華やかな宴の様へ塗り上げていった。

 

  止まぬ熱狂を受け、三度(みたび)メンバーらが舞台へ登場。

 

  「めちゃくちゃ内容の濃い1年間を過ごしてきました。この1年で作った20曲すべてを披露したワンマンになりました。この1年みんなにも感謝しているけど、2人にもすごく感謝しています。ありがとう」(Natsu)

 

  「ここでやると決めてから、SARIGIA裏チャンネルや7ヶ月連続MVなど、生活をかなり犠牲にしてここまで突っ走りました。いろいろ背伸びしたぶん、いろんな方に迷惑もかけました。昨年7月に3人でふたたび活動を始め、今年1月にみやびくんが入ってくれて出来れば4人でここに立ちたかったなと思っています。心残りもあるし、もっと出来たという気持ちもある。それでも今日ここに立てたのは、みなさんがいたからです。もっともっと先に進んで、またいつかここに立って、これがSARIGIAだという姿を見せたいなと思っています」(翔磨)

 

  「この1年間、本当にいろんなことを考えて、ここを決めたときからずーっと、自分たちのエゴだけでやっているんじゃないかと思ったり、でも違うと葛藤したり。ときには身の丈に合ってないとも言われてきました。でも、今日ここに立って感じたことは、本当に意味のある、やってきて良かったなと感じれた時間でした。それはみなさんのおかげです。ありがとうございます」(アスカ)

 

  「この1年つらいことばかりだったからこそ、この日を迎えてライブが出来て本当に幸せです。だからこそ、今日一緒に最高の1日にしよう」。アスカの涙声を受け、まだまだ熱狂は終わらないと宣言するように、SARIGIAのライブには欠かすことのない楽曲を立て続けにぶち噛ましてきた。

 

  ザクザクとしたNatsuのギターの旋律を合図に、これまで以上に猛々しい轟音を叩きつけた「Die,Die,DIE」。メンバーらの煽りに合わせ、観客たちも腕を大きく交錯しながら熱したい想いを舞台上へぶつけてゆく。フロア中に生まれた想いが一つに重なり合う。舞台の上とフロアの人たちの気持ちが一つに繋がり、大きく膨れ上がってゆく。そして

 

  最後にSARIGIAは「VENOM」を突きつけた。熱した想いを注ぎ込む感情的な歌と演奏に触発され、頭を激しく振り乱す観客たちの姿がフロア中に広がっていた。これが、彼らが求めていた熱狂。SARIGIAが理想としていた一体化したライブの光景だ。最後の最後にSARIGIAは確かな手応えを感じながら、ここで得た想いを、次の舞台へと繋げていく約束を仲間たちと交わしていった。ライブ中、背景に流れていた映像には、ライブ映像を中心に据えたこの1年間の彼らの日々を投影。その映像と激しいライブが重なりあっていたことも、熱く胸を揺さぶった大きな理由になっていた。この日流れた、幾つかのオリジナル映像も、ぜひYouTubeで公開して欲しい。

 

 

PHOTO:大西基・高橋まりな

TEXT:長澤智典

 

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★インフォメーション★

 

8/16 悪魔的完全無料ワンマン第二弾

東高円寺二万電圧

 

9/3 翔磨生誕祭ミニワンマン

東高円寺二万電圧

 

10/1  2年ぶりのハロウィン主催

HOLIDAY SHINJUKU

 

10/27  ハロウィンワンマン

高田馬場AREA

 

ライブ日程は、以下まで。

https://www.sarigia.com/live

 

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SARIGIA ONLINE SHOPにて

 

7ヶ月連続MV Single 6弾】

New Single「憤怒-wrath-

 

7ヶ月連続MV Single 7弾】

New Single「怠惰-sloth-

同時 Release!!

 

SARIGIA ONLINE SHOP

http://sarigiainformation.stores.jp

 

 

怠惰 – sloth – Music VideoFULL

https://www.youtube.com/watch?v=lO_Rq0KE7jQ

「憤怒 -wrath-Music VideoFULL

https://www.youtube.com/watch?v=_Og_jJKqtrA

暴食 – gluttony – Music VideoFULL

https://www.youtube.com/watch?v=ennJ_a67jUI

傲慢-arrogance- Music VideoFULL

https://www.youtube.com/watch?v=6DW-u8N5Ytc

強欲-greed- Music VideoFULL

https://www.youtube.com/watch?v=xPUhQgthC7w

色欲-lust- Music VideoFULL

https://www.youtube.com/watch?v=iWxp69E7Sf8

嫉妬-envy- Music VideoFULL

https://www.youtube.com/watch?v=AEa-IkE6R2E

 

====================

 

SARIGIA Web

https://www.sarigia.com/

SARIGIA twitter

https://twitter.com/SRGA_Official

SARIGIA 公式YouTubeチャンネル

https://www.youtube.com/channel/UCUOlqJdaraafZu2QEEBHQ5g/videos

SARIGIA ONLINE STORE

https://sarigiainformation.stores.jp

 

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セットリスト―

 

Devil Carnival

「憤怒-wrath-

「傲慢-arrogance-

「嫉妬-envy-

「色欲-lust-

Hide&Seek

S.D.S

「怠惰-sloth-

「終わりと未来」

ANEMONE

Deep;er

「暴食-gluttony-

in NIGHTMARE

「鴉」

「自己愛的自虐思想の歌」

-ENCORE-

「強欲-greed-

「逆罪行進曲」

「クルエル・シンフォニー」

-W ENCORE-

Die,Die,DIE

VENOM